JP2000067138A - オンデマンド帳票流通・発行システム - Google Patents

オンデマンド帳票流通・発行システム

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JP2000067138A
JP2000067138A JP23734598A JP23734598A JP2000067138A JP 2000067138 A JP2000067138 A JP 2000067138A JP 23734598 A JP23734598 A JP 23734598A JP 23734598 A JP23734598 A JP 23734598A JP 2000067138 A JP2000067138 A JP 2000067138A
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JP23734598A
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Takahisa Michinaka
隆久 道中
Yoshiyuki Nakajima
義之 中島
Miki Numata
幹 沼田
Koichiro Imazaki
浩一郎 今崎
Yutaka Yone
豊 米
Seiichi Tochihara
聖一 栃原
Koyo Ueno
幸洋 上野
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Dai Nippon Printing Co Ltd
Original Assignee
Dai Nippon Printing Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 紙の帳票と、その電子帳票を一括管理するこ
とにより、各種申請手続きの効率向上を図り、且つオン
デマンドで帳票の入手を可能にする。 【解決手段】 帳票データベース16に、各種申請手続
きに使用する帳票と、これら各手続きに関連する帳票
と、それらを互いに関連付ける属性に関するデータが格
納され、ユーザ支援ナビゲーション部14が、ユーザ端
末10からインターネット12を介して入力される要請
に従って、前記帳票データベースから必要とする帳票及
び関連する帳票を検索し、端末の画面上に表示し、帳票
の記入から作成した帳票の提出までの操作を支援する機
能を有し、且つ、発行システム部30がトランザクショ
ンデータベース28から記入データを受け取り、帳票デ
ータベース16から帳票の帳票形態データと記入位置の
情報を受け取って、両者を組み合わせて情報が付与され
た帳票を紙及びデジタルで発行する機能を有している。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明が属する技術分野】本発明は、オンデマンド帳票
流通・発行システム、特にLANやインターネット等の
電子的ネットワーク環境を介して、ユーザが日常生活や
業務上又は様々なライフステージにおいて求められる各
種申請・請求手続きに使用する帳票及び各手続きに関連
する帳票の入手から、各帳票を作成し、申請・請求のた
めに提出するまでの各作業を簡単に行えるようにでき、
しかも紙として準備される帳票と、それを電子的なデジ
タルデータで記録した電子帳票とからなるクロスメディ
ア帳票を集中管理することにより、オンデマンドに帳票
を発行することができるオンデマンド帳票流通・発行シ
ステムに関する。
【0002】
【従来の技術】一般に、ユーザ(生活者)は、日常生活
や業務上、又は様々なライフステージにおいて種々の申
請手続きを行っている。例えば、ライフステージの1つ
として、引越しを行う場合には役所はもとより、電気、
ガスの開始、電話の加入等の各種申請手続きを、必要事
項を書き込んだ所定の書式の書類(帳票)を提出するこ
とにより、速やかに行う必要がある。
【0003】又、企業等により電話料金等の各種料金の
請求書を始めとする各種請求書やその他ダイレクトメー
ル等の帳票は、通常紙として準備され、所定事項を記入
した上で所定の宛て先に郵送することにより各種請求手
続や情報提供等が行われている。このような紙の帳票
は、それに対応する電子的なデジタルデータで記録した
帳票の形態データや記入されるべき宛先や料金等のトラ
ンザクションデータを用意し、これらデータを印刷機や
プリンタに適用することにより作成されている。又、一
方では、電子的なネットワーク(インターネットやLA
N)にて流通するようなデジタルデータとして準備され
る電子帳票を利用して通知等の業務が行われる場合もあ
る。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、従来、
各種申請・請求手続きに必要とされる帳票は、書式、作
成方法、管理等がそれぞれ個別に行われており、それら
の帳票を製造するためのシステムも個々に用意されてい
たため、全く同種の申請手続きを行う際にも、管理部署
が異なれば帳票の書式も異なるといった、非効率的な状
況が多いことから、ユーザの立場からは一括して帳票を
入手し、作成することは不可能であり、又、管理者側の
立場からも一括して帳票を製造し、発行し、管理するこ
とが不可能であった。
【0005】又、それ故に、特にユーザ側の立場から、
1つの申請手続きに関連して必要となる他の手続きが、
必ずしも同一の部署で管理されていないため、目的に応
じた必要な手続きを洩れなく全て把握することが困難で
あり、加えて一連の関連手続きを申請するためには、複
数の部署において帳票の入手、関連手続きの情報の入
手、書類作成、提出を個々に行わなくてはならず、時間
的、効率的にも極めて損失が大きいと言う問題があっ
た。
【0006】又、紙に印刷された状態で準備される帳票
と、電子的ネットワークを介して流通される電子帳票
は、従来個別に管理されており、又紙の帳票を作成する
ための印刷機等のシステムも個別に用意されていたた
め、生活者や製造者等のユーザが必要としたときにオン
デマンドに帳票を準備し、それをネットワーク端末の画
面に表示したり、配信したり、発行したりすることが不
可能であるという問題があった。
【0007】又、帳票にパーソナルな情報を付与する場
合にも、各種のプリンタ装置で利用される印字データ
と、電子帳票に付与されるデータとは一括管理されてい
なかったため、相互に参照して利用状況をチェックする
等の管理がし難いという問題もあった。
【0008】本発明は、前記従来の問題点を解決するべ
くなされたもので、申請・請求手続きを行う管理部署が
異なるために帳票の書式が異なっている場合でも、それ
らを一括して管理できるようにすることにより、各種申
請・請求手続きを効率良く行うことができるようにし、
必要に応じて各種申請・請求手続きに関連した手続きを
も併せて効率良く行うことができるようにすると共に、
紙として準備される帳票と、その電子帳票を一括管理す
ることにより、生活者や製造者等のユーザが必要に応じ
てオンデマンドに帳票を準備し、それをネットワーク端
末の画面に表示したり、配信したり、発行したりできる
技術を提供することを課題とする。
【0009】
【課題を解決するための手段】本発明は、ユーザ端末に
電子的ネットワークを介して接続されたユーザ支援ナビ
ゲーション部と、該ナビゲーション部にデータの送受信
が可能に接続された帳票データベース及びトランザクシ
ョンデータベースと、これらデータベースから入力され
るデータを用いて作成された帳票を発行するクロスメデ
ィア帳票発行システム部とを備えたオンデマンド帳票流
通・発行システムであって、前記帳票データベースに
は、各種申請・請求手続きに使用する帳票と、これら各
手続きに関連する帳票と、これら各帳票を互いに関連付
ける属性に関するデータが格納され、前記トランザクシ
ョンデータベースは、帳票に記入されるべきデータを含
むトランザクションデータが格納され、前記ユーザ支援
ナビゲーション部が、ユーザ端末から入力される要請に
従って、前記帳票データベースから必要とする申請・請
求手続きに使用する帳票及びその手続きに関連する手続
きに使用する帳票を検索し、対応する電子帳票を前記端
末の画面上に表示し、該電子帳票を記入・作成し、完成
した帳票を提出・送信するまでの操作を支援する機能を
有していると共に、前記クロスメディア帳票発行システ
ム部が、前記ユーザ端末から入力される要請に従って、
発行すべき帳票に関係する情報を指示する業務要求指示
部と、前記業務要求指示部からの指示により必要な帳票
を、前記帳票データベースから検索して蓄積する帳票デ
ータ準備部と、前記業務要求指示部からの指示により記
入されるべきデータを、前記トランザクションデータベ
ースから検索して蓄積する出力データ準備部と、前記帳
票データ準備部から帳票を印刷するために必要な帳票形
態データを受け取り、各種の製版・印刷システム用にそ
のデータを加工する印刷用帳票データ作成部とを備えて
いると共に前記出力データ準備部から記入されるべきデ
ータを受け取り、前記帳票データ準備部からその記入位
置の情報を受け取って、バリアブルデータを各種のプリ
ンタ装置から出力するための印字データに加工するバリ
アブル印字データ作成部、及び、前記出力データ準備部
から記入されるべきデータを受け取り、前記帳票データ
準備部から帳票形態データを受け取り、その2つを組み
合わせて表示/印刷するためのバリアブル帳票データを
作成するバリアブル帳票データ作成部の少なくとも一方
を備えた構成とすることにより、前記課題を解決したも
のである。
【0010】即ち、本発明においては、前記構成とする
ことにより、LANやインターネット等の電子的ネット
ワーク環境を介して、電子帳票を流通させ、ユーザ(生
活者)に対して日常生活や業務上あるいは様々なライフ
ステージにおいて生じる各種申請・請求手続きを迅速に
行うことができるようにすると共に、それらに関連して
必要となる申請書類及び申込書類等の各種帳票の入手か
ら、それらを作成し、申請・請求のために提出するまで
の各作業を簡便に行うことができるように支援するサー
ビスを受けることができるようになる。
【0011】又、各種申請手続きに関連する電子帳票を
互いに属性付けし、関連性を待たせて集中管理すること
により、目的別、ライフステージの節目別に必要となる
各種申請手続きの検索・ナビゲーションから、ネットワ
ーク及びパーソナルコンピュータやキオスク情報端末等
のユーザ端末を介して申請書類の入手・作成・提出のた
めの支援とコンサルティング等をも総合的に提供するこ
とが可能となり、ユーザは自宅あるいは職場、学校、商
業施設等の店頭にいながらにして、煩雑な申請手続きを
一貫して迅速に行うことが可能となる。
【0012】又、紙の帳票と電子帳票を製造する前記ク
ロスメディア帳票発行システム部において、前記帳票デ
ータ準備部と出力データ準備部とを、それぞれの作成シ
ステムの前工程で共通に用いるようにすることにより、
容易に要求指示部においてその製造を集中管理できるよ
うにしたので、利用者に対してオンデマンドに、即ち利
用したいと考えるまさにその時点で帳票を提供すること
ができると共に、前記出力データ準備部を帳票(電子帳
票)製造の前工程に持つことにより、利用者の個人情報
を予め埋め込んだ帳票を、利用者の希望や周辺環境のニ
ーズに応じて臨機応変に準備することができる。
【0013】なお、本発明において、クロスメディアと
は、文字、データ、画像、絵柄等の様々な情報を伝達す
る際に用いる媒体であり、従来個別に作成され、流通形
態も別々に管理されていた「紙に情報が印刷されたメデ
ィア」、「紙に情報を印刷したものに更に個別のデータ
が印字されたメディア」及び「電子的なネットワーク等
を介して流通されるデジタルメディア」等の個別のメデ
ィアを、デジタルデータ化により統合して、作成、製
造、管理し、相互に組合せて目的に合った最適な情報伝
達手段をユーザや顧客に提供する情報伝達媒体である。
【0014】又、本発明において、帳票とは、上記メデ
ィア(媒体)の如何に拘らず、所定の形態(フォーム)
に作成されている申請・請求書類はもとより、ダイレク
トメールや各種チケット、商品クーポン等の日常生活に
おいて必要とされる情報が記載されたもの等も含まれる
ものである。
【0015】
【発明の実施の形態】以下、図面を参照して、本発明の
実施の形態について詳細に説明する。
【0016】図1は、本発明に係る一実施形態のオンデ
マンド帳票流通・発行システムの概略構成を示すブロッ
ク図である。
【0017】本実施形態のオンデマンド帳票流通・発行
システムは、家庭のパーソナルコンピュータ端末、街頭
キオスク端末、企業・団体LAN等を含むユーザ端末1
0にインターネット(電子的ネットワーク)12を介し
て接続されたユーザ支援ナビゲーション部14と、該ナ
ビゲーション部14にデータの送受信が可能に接続され
た帳票データベース16及びトランザクションデータベ
ース28と、これらデータベース16、28から入力さ
れるデータを用いて作成された帳票を発行するクロスメ
ディア帳票発行システム部30とを備えている。
【0018】図2を参照して本実施形態のオンデマンド
帳票流通・発行システムについて詳述する。但し、この
図2にはトランザクションデータベース28は省略して
ある。
【0019】上記帳票データベース16には、各種申請
手続きに使用する帳票と、これら各手続きに関連する帳
票と、それらを互いに関連付ける属性に関するデータが
格納されており、前記ユーザ支援ナビゲーション部14
が、ユーザ端末10から入力される要請に従って、前記
帳票データベース16から必要とする申請手続きに使用
する帳票及びその手続きに関連する手続きに使用する帳
票を検索し、対応する電子帳票を前記端末の画面上に表
示し、該電子帳票を記入・作成し、完成した帳票を提出
・送信するまでの操作を支援する機能を有している。
【0020】上記ユーザ支援ナビゲーション部14は、
具体的には、以下に詳述する検索ナビゲーション機能部
18、帳票記入作成支援機能部20、帳票提出支援機能
部22で構成されている。
【0021】上記検索ナビゲーション機能部18は、ユ
ーザが様々な検索キー(申請目的別、五十音順、業態・
業種別、地域エリア別等)及びその組合せを使用するこ
とにより、前記帳票データベース16を検索して、各種
手続きの明細を入手し、且つ、その手続きに必要とされ
る帳票を個別に入手し、若しくは一連の手続きの流れに
沿って関連する帳票を洩れなく一括して入手するための
支援を行う検索ナビゲーション機能を有している。
【0022】又、前記帳票記入作成支援機能部20は、
上記のようにして検索・入手された個々の申請手続き毎
の帳票をユーザが記入作成するにあたり、要求される記
入書式、記入要領の指導、手続きの解説、申請にあたっ
ての各種注意事項等のガイダンス及びコンサルティング
のための関連情報を、インターネット12の電子的ネッ
トワークに接続されたコンピュータや情報端末10の画
面上で表示・提供することにより、電子帳票の記入作成
を支援する機能を有している。
【0023】又、前記帳票提出支援機能部22は、従来
個別に提出していた、関連する申請手続きの帳票(書
類)を、ネットワークを介して送信することにより、一
括して提出できるようにし、申請手続きを迅速にできる
ようにすることにより電子帳票の提出を支援する機能を
有している。
【0024】前記帳票データベース16は、帳票形態デ
ータベース24と帳票属性インデックスデータベース2
6で構成されている。そして、帳票形態データベース2
4には、各種帳票の形態(フォーム)を記述した帳票形
態データが蓄積され、又、帳票属性インデックスデータ
ベース26には、それぞれ帳票に関する各種の属性デー
タが記述された帳票属性インデックスデータ(以下の説
明では、単に帳票インデックスデータともいう)が蓄積
されるようになっている。なお、この帳票属性インデク
スデータは単一のファイルで用意される必要はなく、複
数のファイル(データベース)の形式で用意されるよう
にしてもよい。
【0025】ここで、帳票形態データ、即ち、帳票フォ
ームデータは、DTP(Desk TopPublishing )シス
テム等のドローイングツールを用いて作成する。格納さ
れている帳票フォームデータには、特定の帳票全体を表
現する完全なフォームと、帳票の部品(例えば、申し込
み者の氏名、住所、電話番号等、一連の関連する情報を
記入する欄で構成する帳票の一部分)が存在する。
【0026】又、各種の属性には、その帳票の所有・管
理者(発行管理・保管部署、得意先等)や作成管理記録
(発注・発行番号、作成日、作成部署、利用できる表示
・印刷・印字システム等)や内容(その帳票の類別、利
用又は必要とされるべき目的・状況、使用条件、関連す
る他の帳票の書式、帳票内の項目名、項目の特性、項目
の位置等)等の静的な属性や、その帳票の現在・過去の
生活者等のユーザからの請求・利用状況、製造工程中の
位置等の動的な属性を含むことができる。
【0027】図3は、前記帳票属性インデックスデータ
の一例を示したものである。最上欄の左から「目的」
は、申請目的別検索の場合の対象を、「処理」は5番目
の対象帳票について行う加入、変更、削除等を、「地
域」は地域エリア別検索の場合の対象を、「業種」は業
種別検索の場合の対象を、「条件」は顧客属性からフィ
ルタをかける際に使用する対象を、「文書名」は実際に
付けられている文書の名称をそれぞれ表わし、文書ID
は、「文書名」を特定する戸籍に相当し、一番右の「重
み」は、画面に表示する際の優先順位を表わし、数字の
大きいほど順位が高いことを意味している。
【0028】又、図4は、図3の「目的」に関連したラ
イフステージ関連データベースの一例を示したものであ
り、これも同様に前記データベース26に格納されてい
る。
【0029】又、図2では省略した前記トランザクショ
ンデータベース28には、ユーザの個人情報や、本シス
テムを利用した利用履歴ログ等が蓄積されるようになっ
ている。ここで、個人情報とは、生活者(ユーザ)自身
の個人属性情報、即ち性別や住所などであり、又生活者
が企業等より提供されるべき情報、即ち料金請求明細な
どであり、又生活者が日常生活をおくる上で個人的に必
要とする情報、即ち通販商品情報(通販カタログ)や学
校案内情報(入学パンフレット)などの各種情報であ
る。
【0030】前記図2に示したように、クロスメディア
帳票発行システム部30は、基本的にはクロスメディア
帳票受付機能部30Aとクロスメディア帳票作成機能部
30Bとで構成されている。図5は、本実施形態におけ
る上記クロスメディア帳票発行システム部30の概略構
成を、処理の流れと共に示す説明図であり、図6は処理
の流れと、それに対応する信号の流れを示したフローチ
ャートである。なお、上記受付機能部30Aは、以下に
説明する業務要求指示部34に含まれ、又、上記作成機
能部30Bは、同指示部34以下の各機能部により構成
されている。
【0031】このクロスメディア帳票発行システム部3
0は、発行すべき帳票に関する情報を指示する業務要求
指示部34を備えている。この業務要求指示部34は、
キーボード等によりデータを直接入力することができる
と共に、電話回線、LANやインターネット等の電子的
ネットワークを介して端末からデータを入力できるよう
になっている。
【0032】上記クロスメディア帳票発行システム部3
0は、又、帳票の形態に関するデータが格納されている
前記帳票データベース16と、帳票に記入されるべきデ
ータが格納されている前記トランザクションデータベー
ス28との間でデータの送受信が可能に接続されてお
り、前記業務要求指示部10からの指示により必要な帳
票を、前記帳票データベース16から検索して蓄積する
帳票データ準備部36と、同じく業務要求指示部34か
らの指示により記入されるべきデータを、前記トランザ
クションデータベース28から検索して蓄積する出力デ
ータ準備部38と、該出力データ準備部38から記入さ
れるべきデータを受け取り、前記帳票データ準備部36
からその記入位置の情報を受け取って、バリアブルデー
タを各種のプリンタ装置から出力するための印字データ
に加工するバリアブル印字データ作成部40と、前記帳
票データ準備部16から帳票を印刷するために必要な帳
票形態データを受け取り、各種の製版・印刷システム用
にそのデータを加工する印刷用帳票データ作成部42
と、前記出力データ準備部38から記入されるべきデー
タを受け取り、前記帳票データ準備部36から帳票形態
データを受け取り、その2つを組合せて表示/印刷する
ためのデータ(バリアブル帳票データ)を作成するバリ
アブル帳票データ作成部44とを備えている。
【0033】又、上記帳票発行システム部30では、前
記業務要求指示部34が、該指示部34に対して入力さ
れた発行すべき帳票に関する情報(特徴や数量等)か
ら、その帳票の最適な最終形態を判断し、その判断内容
に基づいて前記バリアブル印字データ作成部40、印刷
用帳票データ作成部42又はバリアブル帳票データ作成
部44において、その帳票を製造するためのデータを作
成するようになっている。
【0034】そして、上記帳票発行システム部30で
は、前記バリアブル印字データ作成部40から作成され
た印字データがプリンタ管理サーバ46を介して各種プ
リンタ(プリンタシステム)48に、又、前記印刷用帳
票データ作成部22からは作成された印刷用データが製
版/印刷システム50に、それぞれ入力されるようにな
っている。又、前記バリアブル帳票データ作成部44か
らは、作成されたバリアブル帳票データがデジタル印刷
機52に入力されると共に、電子フォーム(電子帳票)
格納部54に格納されるようになっている。更に、この
電子フォーム格納部54からは、同データが配信サーバ
56に出力され、該サーバ56から電話回線、LAN、
又はインターネットを介して各接続端末へ出力されるよ
うになっている。
【0035】又、前記製版/印刷システム50やデジタ
ル印刷機52により印刷(印字)して作成された紙の帳
票Bは、そのまま出荷されたり、そのまま又はプリンタ
システム48で所定の印字がなされた後に、封入封緘機
等の後加工機58で処理された後に発送されたりするよ
うになっている。
【0036】本実施形態における前記帳票発行システム
部30について更に詳述すると、前記業務要求指示部3
4に入力される情報は、その帳票の利用者(記入者)が
その帳票を利用したいと考える、まさにその時点で、前
記図5に示したようなLANやインターネット等の電気
的ネットワークにて、その利用を申請した際に準備され
る情報で、利用者の個人情報の埋め込みの有無や、準備
されるべき帳票の最終形態等の内容を含むことができ
る。
【0037】又、その帳票の製造者がその帳票を製造
(印刷)しようとする際に、キーボード等から直接入力
されたり、帳票製造のための生産管理システムからの出
力により準備される情報で、配布先の個人情報の埋め込
みの有無や準備されるべき帳票の最終形態等の内容を含
むことができる。
【0038】前記帳票データ準備部36は、業務要求指
示部34からの情報を基に、帳票データベース16を検
索し完全に一致する帳票が存在すれば、それを選択す
る。又、完全に一致しない場合は、構成要素の一致度合
いが高いフォームデータを選択した上で、異なる部分を
帳票データベース16に格納されている帳票の部品を組
み合わせて差し替え、業務要求指示部34の要求に合致
したフォームデータを生成する機能を有する。生成され
た新たなフォームデータは帳票インデクスデータにより
管理される。このように、帳票データベース16は業務
要求指示部34の情報により動的に変化していく。
【0039】又、帳票データベース16には適当なDT
Pシステムでアクセスすることができ、必要に応じてフ
ォーム(形態)データの修正・編集を人手で行なうこと
ができるようになっている。
【0040】又、前記帳票データ準備部36において必
要な帳票を検索・蓄積する際には、帳票インデクスデー
タを参照することにより、必要な帳票を選択することが
でき、選択された後も帳票作成において、直接的に必要
な帳票形態データと共に帳票インデクスデータを同時に
蓄積管理し、後の工程に受け渡すことができるようにな
っている。
【0041】又、前記出力データ準備部38において記
入されるべきデータを検索して蓄積する際には、帳票イ
ンデクスデータとして蓄積されるデータのうち「帳票内
の項目名」を参照することにより、トランザクションデ
ータ中からその帳票に対して記入するために必要な項目
のみ選択し、該出力データ準備部38にて蓄積管理する
ことができるようになっている。ここで、「帳票内の項
目名」には、後述する図22に示す、姓、名、性別、郵
便番号、住所、電話番号等が含まれる。
【0042】又、前記バリアブル帳票データ作成部44
において作成されるバリアブル帳票データは、その帳票
の形態と記入されるべきデータとを同時に印刷するよう
なデジタル印刷機やカラープリンタ等にて利用できる形
式とすることができると共に、電子帳票としてLANや
インターネットのような電子的なネットワーク内で流通
できるような形式とすることができる。
【0043】又、このバリアブル帳票データ作成部44
は出力データ準備部38から送られるトランザクション
データの内容に応じて帳票データ準備部36に対して指
示を送り、個別のバリアブルデータに併せて帳票形態デ
ータ(フォームデータ)を部分的に変更したり、帳票の
部品を組み合わせて、当該のバリアブルデータに適合し
た帳票データを生成する機能を有する。この機能によ
り、デジタル印刷機52で1枚1枚異なった帳票を印刷
する場合に対応することができる。
【0044】図7は、本実施形態のシステムにおいて、
前記ユーザ支援ナビゲーション部14を使用する際の基
本的な処理の流れを概念的に示したフローチャートであ
る。このシステムは、Web上の他のサイトでも利用で
きるようになっている。
【0045】次に、上記図7の基本的な処理の流れを踏
まえた上で、図8のフローチャートに従って本実施形態
の作用を具体的に説明する。この図8に示した個人属性
データベースは前記トランザクションデータベース28
に当る。又、図9には、その際の処理の流れに対応させ
てデータ(情報)の流れを示した。
【0046】まず、Webサイトへアクセスする(ステ
ップ1、図中S1と表記)。即ち、本実施形態の帳票流
通・発行システムによるサービスを受けようとするユー
ザは、ネットワークに接続されたパソコン端末又は街頭
・店頭のキオスク端末等のユーザ端末10をインターネ
ット12に接続し、該端末10から本実施形態のサービ
スシステムのWebサイトのトップページにアクセスす
る。
【0047】次いで、上記トップページに用意されたナ
ビゲーション用のボタン(図示せず)からナビゲーショ
ン画面に飛び、申請目的別、ライフステージ別、業界
(業種)別、地域エリア別にそれぞれ用意されたメニュ
ーの中から、必要とするものを選択する(ステップ
2)。
【0048】次いで、検索結果表示画面に切り換えて、
申請手続き・申請書類・関連情報の検索を行う(ステッ
プ3)。
【0049】検索方法には、「転出・転入届」、「婚姻
届」等、申請しようとする目的が明確な場合、申請事項
毎に用意されたメニューのリストから選択する方法と、
「引越し」、「結婚」、「入学」、「出産」等、ライフ
ステージ上の出来事のキーワードから関連項目を検索す
る方法等の他、銀行関連、保険関連の手続き等、業種別
に検索したり、ユーザが指定する地域エリア毎に検索で
きる方法等との組合せで検索できるよう、ユーザの利便
性に応える方式が画面上でも用意されている。
【0050】便宜上、ここでは、理解を容易にするため
に、初めにライフステージ上の出来事から「引越し」と
いう出来事のキーワードで検索した場合を例にとって説
明する。
【0051】ユーザは、フリーキーワード若しくは図1
0に示すような画面上のプルダウンメニューでチェック
ボックスを選択する等により、「引越し」というキーワ
ードを入力する。
【0052】次に、個々の手続きの必要に応じて、ユー
ザの顧客属性等を入力するための画面が表示される。こ
こでは、ユーザの氏名、住所、電話番号、家族構成等の
基本属性情報と、図11に示す画面で引越し先の地域等
の個々の手続きに特有な条件設定を入力させる。
【0053】なお、ここで入力された基本属性情報は、
前記個人属性データベース(トランザクションデータベ
ース)28に蓄積され、後に申請・請求書類を作成しよ
うとするときに再入力の手間を省くために自動入力され
る等、データとして連携される。又、引越し先の地域エ
リア等の入力がなされていれば、同種の手続きであって
も、例えば地域の行政機関によって違う書式や手続き方
法が存在する場合は、前記図3の帳票属性インデックス
データを利用することにより、予め表中の「条件」にあ
ったものだけを絞り込んで(フィルタをかけて)検索
し、表示させることによりユーザの利便性を向上させる
ことができるようになっている。
【0054】目的のキーワードとユーザ情報の入力によ
り、「引越し」に該当する申請手続きの詳細項目と必要
な帳票、関連する手続きの流れが洩れなく一覧できる、
図12に示すようなチェックリストが表示される。
【0055】このチェックリストには、「引越し」に関
連する「転出届」「転入届」という行政関連の必須手続
きから、付随して必要となる可能性の高い「印鑑登録
書」「国民健康保険被保険者証」「在学証明書」等の手
続き項目や、「ガス」「電気」「上下水道」「電話」
「郵便」等の転居に伴い必須となる各公共関連の住所変
更手続き等や「運転免許証」の変更手続き、及び「銀
行」「保険」「クレジックカード」等、転居によって住
所変更等の手続きが必要な可能性のある民間業種毎の各
種手続きまでを重要度・優先度の順に一覧表示できるも
のとする。
【0056】上記チェックリストは、手続きに必要とな
る申請書類の電子フォーム(電子帳票)と、その提出窓
口の説明や、添付する必要のある関連書類等、手続きの
流れをガイダンスする情報等の関連情報を帳票表示・出
力画面上で表示する際に利用でき、ユーザはチェックリ
ストの個別項目を選択することにより、個々の手続き毎
に必要な書類と、その関連情報を洩れなく、画面上に呼
び出して入手することができる(ステップ4)。図13
〜図17は、このような引越しの関連情報を表示した画
面の一例を示したものである。
【0057】その際、前述した地域エリア等の情報が入
力されていれば、現在の居住地及び転居先の条件に合致
する申請書類・手続き情報が表示される。又、チェック
リスト一覧の中で必須項目については、その項目の帳票
作成等の処理を行わないと、次のステップに進めない等
のエラー回避の仕組みを付加することもできる。
【0058】以上の検索に際しては、前記図2に示した
各種申請手続き関連情報及び帳票の書式・フォームの形
態データが格納されている前記帳票形態データベース2
4と、ライフステージ上の関連項目から各帳票を関連し
て検索するための前記帳票属性インデックスデータベー
ス26を使用する。
【0059】帳票属性インデックスデータは、前記図3
に示したように、それぞれの帳票の持つ属性データ(帳
票が使用される目的、処理種別、地域、業種、対象、条
件、文書名、文書ID、文書所有・管理者等の情報と、
表示・出力の優先順位付けのために使用する重みデータ
等の数値情報)が帳票毎に管理されている。
【0060】このデータベース26に格納・管理されて
いるインデックスデータの各項目を使用することによ
り、「目的別」「地域別」「業種別」等様々な切り口か
らの帳票・申請手続きの検索が可能となり、ユーザはそ
れぞれの状況に合わせて、最も適している検索方法で帳
票を入手することができる。
【0061】又、上記帳票属性インデックスデータは、
前述したように、「引越し」「結婚」「就職」等、ユー
ザのライフステージ上のキーワードから関連する申請手
続き・目的を検索する、前記図4に示したようなライフ
ステージ関連データベースと関連付けられており、必要
申請手続き等がはっきりとわからないユーザに対して
も、キーワードを入力するだけで、該当する帳票・手続
き情報等を洩れなく一括して検索することができる。
【0062】又、この帳票属性インデックスデータの
「文書ID」「文書名」「文書所有・管理者」等の項目
データは、帳票製造者・当サービスの実施者等がそれぞ
れの電子帳票を作成・発行・管理する際の工程管理、帳
票発行管理のためのデータとして使用することができ
る。従って、従来それぞれ個々に製造・管理されていた
紙の帳票フォームとこれに対応するデジタルデータから
なる電子帳票フォーム等、メディアの異なる帳票を、
「目的別」「業種別」「機能別」等の項目で一括集中
(クロスメディア)管理することが可能となり、利用者
・ユーザの希望や周辺環境のニーズに応じて臨機応変に
準備、発行し、タイムリーに提供するという利用もでき
る。
【0063】次いで、帳票記入・作成画面に切り換え
て、申請手続き、申請書類の作成を行う(ステップ
5)。ユーザが前記図12のチェックリストから選択し
た個々の手続きの書類・帳票は、画面上に帳票フォーム
イメージそのままに表示され、ユーザはその画面から必
要項目の入力を直接行うことができる。
【0064】その際に、ユーザの氏名・住所等の個人属
性情報が入力されていれば、個々の書類・帳票フォーム
の該当するフィールドにも自動的にそのデータが入力さ
れるようになる。各フィールドの入力に際しては、入力
する文字の種類(カタカナ、ひらがな等)や記入方法や
注意点(必須記入内容、印鑑捺印の位置等)等、申請書
類作成のためのガイダンスが、入力フィールドにマウス
によりカーソルを合わせる等の操作で画面上に表示さ
れ、ユーザのスムースな入力・書類作成の作業を支援す
る。
【0065】以上のステップ3〜5の操作を必要に応じ
て繰り返し、全て終了したら記入内容確認画面に切り換
え、記入・入力・作成された帳票を画面上で、自動チェ
ック機能により誤記入をチェックし、ユーザがその内容
を確認し(ステップ6)、その後インターネット12を
介して作成完了した帳票データを一括送信して申請書類
・帳票の提出を行う(ステップ7)。
【0066】即ち、画面上に用意されている送信ボタン
等のクリック操作により、ネットワークを介してそれぞ
れの帳票(書類)の提出先に、個人情報が付与された帳
票フォームの形で送信、提出することができる。その
際、前記図3に示した帳票属性インデックスデータの文
書所有・管理者の情報項目等を利用することにより、ユ
ーザは個々の帳票毎に内容を確認して送信操作を行うだ
けで、複数の帳票であっても一括して送信、提出するこ
とが可能となる。そのため、従来のように書類提出のた
めに複数の提出窓口に足を運んだり、個々に郵送しなく
てはならなかった手間を大幅に低減することができる。
【0067】又、これら電子上で処理された帳票は、個
人毎に発行・記入・提出履歴が前記個人属性データベー
ス28にトランザクションデータ(その都度記録される
動的データ)として蓄積できるようになっているため、
提出・受付管理、個人認証等のためにも安全で、且つ効
率的に管理することが可能となる。
【0068】又、次に、図18のフローチャートに従っ
て、「コンサート等のチケット申込、請求書発行、チケ
ット発行」をWebサイトから行う場合を例にとって、
ナビゲーション部14とクロスメディア帳票発行システ
ム部30とが有機的に結びつき、効果を発揮する作用を
説明する。但し、表示画面のイメージ図は省略する。
【0069】まず、インターネット12に接続し、We
bサイトにアクセスしたユーザは、トップページに用意
されたナビゲーション用のボタンからナビゲーション画
面に飛び、用意された選択メニューの中から「目的・ジ
ャンル別検索」を選択する(ステップ11、12)。
【0070】次いで、画面に一覧表示された「目的・ジ
ャンル別検索結果」から、目的とする「コンサートチケ
ット申込」の項目を選択し、Webでその時点において
申込を受け付けている「コンサートタイトル名・アーテ
ィスト演奏家名」等の検索結果項目一覧を画面表示させ
る(ステップ13、14)。
【0071】ユーザは、画面に表示された選択項目一覧
から、チケット申込を希望するコンサートタイトル名を
選択し、画面上に用意されている「申込ボタン」をクリ
ックする等して、チケット購入を申し込む(ステップ1
5)。Webサイトでは、ユーザ側からのリクエストを
受けて、該当するタイトル名の申込書電子フォームを
「帳票インデックス」から検索し、帳票データベース1
6からその申込書電子フォームを呼び出し、ユーザの端
末画面上に送信・表示させる(ステップ16)。
【0072】ユーザは、画面上に表示・準備された申込
書フォームに、ユーザの氏名、住所、電話番号等の申込
手続きに必要な情報項目を画面上から入力する(ステッ
プ17)。Webサイトでは、このステップ17で送信
された申込書フォームの内容をもとに、電子フォームの
「振込票付きチケット料金請求書」を作成し、画面表示
し、送信する(ステップ18)。
【0073】なお、ステップ17で入力された情報は、
前記個人属性データベース(トランザクションデータベ
ース)28に「○○のコンサートチケット申込者データ
ベース」として作成・登録・蓄積される(ステップ1
9)。
【0074】又、この情報は個人属性データベース28
に登録されると同時に、上記ステップ18で電子フォー
ムの「振込票付きチケット料金請求書」を作成するため
にも使用される。この「振込票付きチケット料金請求
書」は、ユーザが希望するチケットの購入申込を行った
時点で画面表示された、前記申込書電子フォームと帳票
インデックスにより関連付けられて、自動的にユーザの
氏名・住所等の個人情報やチケット料金等が入力された
上で作成され、Webサイトからユーザに画面表示・送
信される電子フォームである。
【0075】次いで、ユーザは、画面表示された「振込
票付きチケット料金請求書」の内容を閲覧・確認し、間
違いがなければダウンロード等の手順を経て、端末に接
続されたプリンタからプリントアウトする(ステップ2
0)。ここまででユーザ側のWeb画面上ナビゲーショ
ン部での処理は完了する。
【0076】ユーザは、プリントアウトされた振込票
を、郵便局・銀行等、最寄りの金融機関の振込窓口にチ
ケット料金と共に持参し、振込手続きを行う(ステップ
21)。
【0077】一方、クロスメディア帳票発行システム部
30では、通信等の手段により、上記ステップ21で振
り込んだユーザのチケット料金振込済みの情報を受け取
り、前記トランザクションデータベース28内の「○○
のコンサートチケット申込者データベース」に登録され
ているデータの中から、料金振込済みのユーザのデータ
を抜き取り、そのデータをもとにチケット本体、領収
書、及びチケット等を封入し、送付するための封筒等の
印刷用データを作成する(ステップ22)。
【0078】この印刷用データは、チケット本体、領収
書、及びチケット等の封入・送付用封筒のフォーム形態
データを帳票インデックスの検索により帳票データベー
ス16から呼び出し、更にフォーム形態データの所定の
フィールドに、前記個人情報(ユーザの氏名・住所・電
話番号等)及びチケット料金領収済みの情報等を埋め込
んだものである。これらの処理は、ユーザからのリクエ
ストによってオンデマンドに実施すること、又、該当す
る各コンサートチケット種別毎に処理日時を決めて、バ
ッチ処理で一括して行うこともできる。
【0079】次いで、上記で処理された個人情報が埋め
込まれたフォーム印刷用データをもとに、チケット本
体、領収書、及びチケット等の封入・送付用封筒等を、
それぞれの帳票・フォームの形態と埋め込まれている個
人毎のデータとを同時に印刷できるようなデジタル印刷
機や、カラープリンタ等にて印刷・作成し、チケット本
体、領収書等をユーザの宛名入りの封筒に封入した後、
ユーザ宛てに発送する(ステップ23)。
【0080】ユーザは、Web画面で申込を行い、料金
を最寄りの金融機関で支払うことにより、簡便に複数の
手続きを自動的に完了することができ、確実にチケット
の申込から受取りまでを行うことができる(ステップ2
4)。
【0081】次に、前記帳票発行システム部30が有す
る機能について詳述する。本実施形態では、個々の帳票
や情報を集中管理しているので、生活者の求める状況に
応じて最も適した形態を選択して作成し、発行すること
ができる。そして、“記入前の”紙の帳票、“記入前
の”電子帳票、“必要な情報が事前に付与された”紙の
帳票、“必要な情報が事前に付与された”電子帳票、の
それぞれを単独に、又は、同時に作成することが可能で
ある。以下に、図5に基づいてそれぞれの作成の際の流
れ(フロー)を詳しく説明する。
【0082】(1)記入前の紙の帳票を作成(いわゆる
印刷)する場合 帳票発行システム外部からの入力(例えば、オペレータ
によるキーボード入力)により、どの帳票(例えば、こ
こでは伝票番号「001」の帳票)を何部印刷するか
(例えば、ここでは100部)を業務要求指示部34に
入力する。
【0083】業務要求指示部34では、外部からの入力
に基づいて、伝票番号「001」の帳票を紙の帳票とし
て100部準備する旨の情報を蓄積し、その情報を帳票
データ準備部36に送信する。
【0084】帳票データ準備部36では、業務要求指示
部34からの情報に基づき、帳票データベース16中に
ある帳票インデクスデータを検索し、伝票番号「00
1」の紙の帳票用の帳票インデクスデータを特定する。
更に、特定された帳票インデクスデータを基にして帳票
形態データを特定し、当該の帳票インデクスデータ及び
帳票形態データを蓄積する。
【0085】帳票インデクスデータと帳票形態データが
準備された段階で、帳票データ準備部36は、業務要求
指示情報と帳票インデクスデータと帳票形態データを印
刷用帳票データ作成部42に送信する。
【0086】印刷用帳票データ作成部42では、帳票デ
ータ準備部36からの業務要求指示情報と帳票インデク
スデータに基づき、適切な製版システムを選択し、その
製版システムに帳票形態データを送信し、帳票を製版す
る。
【0087】又、この時、製版/印刷システム50中の
生産管理システムに対して、業務要求指示情報や帳票イ
ンデクスデータのもつ情報(例えば伝票番号「001」
や生産番号や製造日など)を送信し、生産進行してい
く。
【0088】製版/印刷システム50中の生産管理シス
テムに基づいて、製版された当該の帳票の製版フィルム
を刷版し、更に印刷し、伝票番号「001」の紙の帳票
を100部準備する。
【0089】又、この時、必要に応じて納品先などの情
報(これも業務要求指示部34における情報のひとつと
する)を付与した納品札などを生産管理システムにて作
成し、添付しても良い。
【0090】(2)記入前の電子帳票を作成する場合 帳票発行システム外部からの入力(例えば、インターネ
ットのWebサーバーからの帳票作成の要求)により、
どの帳票(ここでは伝票番号「002」の帳票)をどの
電子帳票(電子フォーム)システム用(ここでは電子帳
票システム「A」用)の電子帳票(白紙)とするかを業
務要求指示部34に入力する。
【0091】業務要求指示部34では、外部からの入力
に基づいて、伝票番号「002」の電子帳票システム
「A」用の電子帳票として準備する旨の情報を蓄積し、
その情報を帳票データ準備部36に送信する。
【0092】帳票データ準備部36では、業務要求指示
部34からの情報に基づき、帳票データベース中にある
帳票インデクスデータを検索し、伝票番号「002」の
電子帳票システム「A」用の帳票インデクスデータを特
定する。更に、特定された帳票インデクスデータを基に
して帳票形態データを特定し、当該の帳票インデクスデ
ータ及び帳票形態データを蓄積する。
【0093】なお、ここでは、電子帳票における記入枠
の設定情報(電子帳票のフィールド設定情報、・・・例
えば記入されるべきデータの属性や選択項目のバリエー
ションや数値範囲など)も帳票形態データ中に含んでい
るものとする。又、その電子帳票がどのような項目の記
入枠(フィールド)を持つか、という情報を帳票インデ
クスデータが保持していることとする。
【0094】帳票インデクスデータと帳票形態データが
準備された段階で、帳票データ準備部36は、業務要求
指示情報と帳票インデクスデータと帳票形態データをバ
リアブル帳票データ作成部44に送信する。
【0095】バリアブル帳票データ作成部44では、帳
票データ準備部36からの業務要求指示情報と帳票イン
デクスデータに基づき、適切な電子帳票システム(ここ
では電子帳票システム「A」)を選択する。
【0096】選択された電子帳票システム「A」の準備
する電子フォーム格納部54に対し、帳票形態データを
送信する。又、選択された電子帳票システムの要求条件
により、その電子帳票システムで必要となる各種の管理
/条件ファイル(例えば、データ出力用のDB(データ
ベース)ファイルの指示などの条件)も準備し、その電
子フォーム格納部54などへ送信しても良い。
【0097】なお、記入前の(白紙)電子帳票を準備す
るという状況であるため、今回はその電子帳票に埋め込
まれる出力データは存在しないので、出力データの埋込
み処理も発生しない。
【0098】電子帳票システム「A」によって当該の電
子帳票は管理され、利用される。例えば、インターネッ
ト上にあるユーザ端末からの要求指示に基づいて、配信
サーバからユーザ端末に電子帳票を送信し、ユーザ端末
にて電子帳票を利用するなどの行為がなされる。
【0099】(3)情報加工済みの(必要な情報が事前
に付与された)紙の帳票を多量に作成する場合(固定情
報部分は印刷し、可変印刷部分はプリンタ印字する場
合) 帳票発行システム外部からの入力(例えば、情報加工製
品の生産管理システムからのデータの作成の要求)によ
り、どの帳票(例えば、ここでは伝票番号「003」の
帳票)に対し、どのトランザクションデータを埋め込ん
で発行するか(ここでは発行条件「B」に該当するトラ
ンザクションデータ)を業務要求指示部34に入力す
る。
【0100】業務要求指示部34では、外部からの入力
に基づいて、伝票番号「003」の帳票を、発行条件
「B」のトランザクションデータを付与した情報加工済
みの紙の帳票として準備する旨の情報を蓄積し、その情
報を帳票データ準備部36と出力データ準備部38に送
信する。
【0101】帳票データ準備部36では、業務要求指示
部34からの情報に基づき、帳票データベース16中に
ある帳票インデクスデータを検索し、伝票番号「00
3」の情報加工用の紙の帳票用の帳票インデクスデータ
を特定する。更に、特定された帳票インデクスデータを
基にして帳票形態データを特定し、当該の帳票インデク
スデータ及び帳票形態データを蓄積する。
【0102】帳票インデクスデータと帳票形態データが
準備された段階で、帳票データ準備部36は、業務要求
指示情報と帳票インデクスデータと帳票形態データのう
ち出力データを印字する位置情報をバリアブル印字デー
タ作成部40へ、業務要求指示情報と帳票インデクスデ
ータと帳票形態データを印刷用帳票データ作成部42
へ、それぞれ送信する。
【0103】出力データ準備部38では、業務要求指示
部34からの情報に基づき、トランザクションデータベ
ース28中に保有するトランザクションデータから発行
条件「B」に該当するトランザクションデータを抽出
し、蓄積する。又、トランザクションデータを抽出する
際に、抽出数量をカウントする。
【0104】発行条件「B」に該当するトランザクショ
ンデータを抽出し、抽出数量をカウントした段階で、出
力データ準備部38は、業務要求指示情報と発行条件
「B」に該当するトランザクションデータをバリアブル
印字データ作成部40へ、業務要求指示情報と抽出数量
を印刷用帳票データ作成部42へ、それぞれ送信する。
【0105】印刷用帳票データ作成部42では、帳票デ
ータ準備部36からの業務要求指示情報と出力データ準
備部38からの業務要求情報が揃い、両者が同じ物であ
ることを確認した上で、帳票データ準備部36からの業
務要求指示情報と帳票インデクスデータに基づき、適切
な製版システムを選択し、その製版システムに帳票形態
データを送信し、帳票を製版する。
【0106】又、この時、製版/印刷システム50中の
生産管理システムに対して、業務要求指示情報や帳票イ
ンデクスデータのもつ情報(例えば、伝票番号「00
3」や生産番号や製造日等)及び出力データ準備部から
のトランザクションデータ抽出数量を基に算出された印
刷数量(印刷/印字工程中での予備も含む)を送信し、
生産進行していく。
【0107】製版/印刷システム50中の生産管理シス
テムに基づいて、製版された当該帳票の製版フィルムを
刷版し、更に必要な印刷数量分を印刷し、伝票番号「0
03」の白紙の紙の帳票を準備する。
【0108】又、この時、必要に応じて納品先や次工程
先等の情報(これも業務要求指示部34における情報の
一つとする)を付与した納品札等を生産管理システムに
て作成し、添付しても良い。
【0109】バリアブル印字データ作成部40では、帳
票データ準備部36からの業務要求指示情報と出力デー
タ準備部38からの業務要求情報が揃い、両者が同じ物
であることを確認した上で、帳票データ準備部36から
の帳票インデクスデータ及び帳票形態データに基づき、
トランザクションデータが印字されるべき項目の名称と
その位置や桁数等の記入枠(フィールド)の設定情報を
準備する。
【0110】そして、出力データ準備部38からの発行
条件「B」に該当するトランザクションデータを、印字
されるべき項目やその記入枠の設定情報を利用して、業
務要求指示情報で指示される印字処理システム(ここで
は印字処理システム「C」)に準拠したプリントイメー
ジファイル(プリント処理用のデータファイル)に加工
していく。
【0111】加工されたプリントイメージファイルは印
字処理システムに「C」の準備するプリンタ管理サーバ
46中のデータ格納部へ送信される。又、この時、プリ
ンタシステム中の生産管理システムに対して、業務要求
指示情報等の情報を送信し、生産進行していく。
【0112】プリンタシステム中の生産管理システムか
らの指示に基づいて、伝票番号「003」の白紙の紙の
帳票Bを準備し、印字処理システム「C」のプリンタ4
8にセットし、その上で当該業務のプリントイメージフ
ァイルをプリンタ印字処理していく。
【0113】又、必要に応じて(業務要求指示情報中に
作業の必要の有無を含めても良い)封入封緘機やメール
加工機等の後加工機58にて、プリンタ印字処理された
情報加工済みの帳票を後加工しても良い。
【0114】(4)必要な情報が事前に付与された紙の
帳票を少量だけ作成する場合(固定情報部分も可変印刷
部分もデジタル印刷機にてプリンタ印字する場合) 帳票発行システム外部からの入力(例えば、情報加工製
品の生産管理システムからのデータ作成の要求)によ
り、どの帳票(例えば、ここでは伝票番号「004」の
帳票)に対し、どのトランザクションデータを埋め込ん
で発行するか(ここでは発行条件「D」に該当するトラ
ンザクションデータ)を業務要求指示部34に入力す
る。
【0115】業務要求指示部34では、外部からの入力
に基づいて、伝票番号「004」の帳票を、発行条件
「D」のトランザクションデータを付与した情報加工済
みの紙の帳票として準備する旨の情報を蓄積し、その情
報を帳票データ準備部36と出力データ準備部38に送
信する。
【0116】帳票データ準備部36では、業務要求指示
部34からの情報に基づき、帳票データベース16中に
ある帳票インデクスデータを検索し、伝票番号「00
4」の情報加工用の紙の帳票用の帳票インデクスデータ
を特定する。更に、特定された帳票インデクスデータを
基にして帳票形態データを特定し、当該の帳票インデク
スデータ及び帳票形態データを蓄積する。
【0117】なお、ここでは、帳票における記入枠の設
定情報(帳票のフィールド設定情報、・・・例えば、記
入されるべきデータの属性や選択項目のバリエーション
や数値範囲等)も帳票形態データ中に含んでいるものと
する。又、その帳票がどのような項目の記入枠(フィー
ルド)を持つか、という情報を帳票インデクスデータが
保持していることとする。
【0118】帳票インデクスデータと帳票形態データが
準備された段階で、帳票データ準備部36は、業務要求
指示情報と帳票インデクスデータと帳票形態データ(及
びそのうちの出力データを印字する位置等の記入枠の設
定情報)をバリアブル帳票データ作成部44へ送信す
る。
【0119】出力データ準備部38では、業務要求指示
部34からの情報に基づき、トランザクションデータベ
ース中に保有するトランザクションデータから発行条件
「D」に該当するトランザクションデータを抽出し、蓄
積する。
【0120】発行条件「D」に該当するトランザクショ
ンデータを抽出した段階で、出力データ準備部38は、
業務要求指示情報と発行条件「D」に該当するとトラン
ザクションデータをバリアブル帳票データ作成部44へ
送信する。
【0121】バリアブル帳票データ作成部44では、帳
票データ準備部36からの業務要求指示情報と出力デー
タ準備部38からの業務要求情報が揃い、両者が同じ物
であることを確認した上で、帳票データ準備部36から
の業務要求指示情報に基づき、適切なデジタル印刷シス
テム(ここではデジタル印刷システム「E」)を選択す
る。
【0122】帳票インデクスデータ及び帳票形態データ
に基づき、トランザクションデータが埋め込みされるべ
き項目の名称とその位置や桁数等の記入枠(フィール
ド)の設定情報を準備し、発行条件「D」に該当するト
ランザクションデータをそのフィールド設定情報等を基
に帳票形態データに埋め込んで、デジタル印刷システム
「E」用のバリアブル帳票データに加工していく。
【0123】加工されたバリアブル帳票データはデジタ
ル印刷システム「E」の準備するデータ管理サーバ中の
データ格納部へ送信される。又、この時、デジタル印刷
システム中の生産管理システムに対して、業務要求指示
情報や帳票インデクスデータのもつ情報(例えば、伝票
番号「004」や生産番号や製造日等)及び出力データ
準備部38からのトランザクションデータ抽出数量を基
に算出された印刷数量(デジタル印刷工程中の予備も含
む)を送信し、生産進行していく。
【0124】デジタル印刷システム「E」中の生産管理
システムからの指示に基づいて、デジタル印刷システム
「E」のデジタル印刷機52に用紙をセットし、当該の
バリアブル帳票データをプリンタ印字処理していく。
【0125】又、必要に応じて(業務要求指示情報中に
作業の必要の有無を含めても良い)封入封緘機やメール
加工機等の後加工機58にて、デジタル印刷機52で処
理された情報加工済みの帳票Bを後加工しても良い。
【0126】(5)必要な情報が事前に付与された電子
帳票を作成する場合 帳票発行システム外部からの入力(例えば、インターネ
ット上にあるユーザ端末10からのデータ作成の要求)
により、どの帳票(例えばここでは伝票番号「005」
の電子帳票)に対し、どのトランザクションデータを埋
め込んで発行し(ここでは発行条件「F」に該当するト
ランザクションデータ)、どの電子帳票システム(ここ
では電子帳票システム「G」)で利用するかを業務要求
指示部34に入力する。
【0127】業務要求指示部34では、外部からの入力
に基づいて、伝票番号「005」の電子帳票を、発行条
件「F」のトランザクションデータを付与した情報加工
済みの、電子帳票システム「G」用の電子帳票として準
備する旨の情報を蓄積し、その情報を帳票データ準備部
36と出力データ準備部38に送信する。
【0128】帳票データ準備部36は、業務要求指示部
34からの情報に基づき、帳票データベース16中にあ
る帳票インデクスデータを検索し、伝票番号「005」
の電子帳票システム「G」用の帳票インデクスデータを
特定する。更に、特定された帳票インデクスデータを基
にして帳票形態データを特定し、当該の帳票インデクス
データ及び帳票形態データを蓄積する。
【0129】なお、ここでは、電子帳票における記入枠
の設定情報(電子帳票のフィールド設定情報・・・例え
ば、記入されるべきデータの属性や選択項目のバリエー
ションや数値範囲等)も帳票形態データ中に含んでいる
ものとする。又、その電子帳票がどのような項目の記入
枠(印字フィールド)を持つか、という情報を帳票イン
デクスデータが保持しているものとする。
【0130】帳票インデクスデータと帳票形態データが
準備された段階で、帳票データ準備部36は、業務要求
指示情報と帳票インデクスデータと帳票形態データ(及
びそのうちの出力データを印字する位置等の記入枠の設
定情報)をバリアブル帳票データ作成部44へ送信す
る。
【0131】出力データ準備部38では、業務要求指示
部34からの情報に基づき、トランザクションデータベ
ース28中に保有するトランザクションデータから発行
条件「F」に該当するトランザクションデータを抽出
し、蓄積する。
【0132】発行条件「F」に該当するトランザクショ
ンデータを抽出した段階で、出力データ準備部38は、
業務要求指示情報と発行条件「F」に該当するトランザ
クションデータをバリアブル帳票データ作成部36へ送
信する。
【0133】バリアブル帳票データ作成部44では、帳
票データ準備部36からの業務要求指示情報と出力デー
タ準備部38からの業務要求情報が揃い、両者が同じ物
であることを確認した上で、帳票データ準備部36から
の業務要求指示情報に基づき、適切な電子帳票システム
(ここでは電子帳票システム「G」)を選択する。
【0134】帳票インデクスデータ及び帳票形態データ
に基づき、トランザクションデータが埋め込みされるべ
き項目の名称とその位置や桁数等の記入枠(フィール
ド)の設定情報を準備し、発行条件「F」に該当するト
ランザクションデータをそのフィールド設定情報等を基
に帳票形態データに埋め込んで、電子帳票(電子フォー
ム)システム「G」用のバリアブル帳票データに加工し
ていく。
【0135】加工されたバリアブル帳票データは電子フ
ォームシステム「G」の準備する電子フォーム格納部5
4へ送信される。又、選択された電子帳票システムの要
求条件により、その電子帳票システムで必要となる各種
の管理/条件ファイル(例えば、データ出力用のDBフ
ァイルの指示等の条件)も準備し、その電子フォーム格
納部54等へ送信しても良い。
【0136】電子帳票システム「G」によって当該の電
子帳票は管理され、利用される。例えば、インターネッ
ト上にあるユーザ端末からの要求指示に基づいて、配信
サーバからユーザ端末に電子帳票を送信し、ユーザ端末
にて電子帳票を利用する等の行為がなされる。
【0137】ここで、本実施形態のクロスメディア帳票
発行システム部30における処理に用いられる前記帳票
データベース16に蓄積されている帳票の形態を電子的
に記述した帳票形態データと、その帳票の各種の属性を
記述した帳票インデクスデータを具体的に示す。
【0138】この帳票インデクスデータは、それぞれ一
例である3種類のファイル、即ち図19に示した帳票名
や帳票IDと帳票形態データとの対応を記述した帳票形
態データ対応テーブルと、図20に示した帳票形態デー
タの製造管理情報を記述した帳票形態データ管理テーブ
ルと、図21に示した帳票形態データ毎に帳票のフィー
ルド設定情報を記述した項目情報ファイルとからできて
いる。この図20で、Tは縦を、Yは横を´´はインチ
をそれぞれ意味する。又、図22には、前記トランザク
ションデータベース28に格納されている帳票に記入さ
れるべきトランザクションデータの一例を示した。
【0139】次に、前記図5から要部を抽出した図23
を参照しながら、前記帳票発行システム部30を利用し
てユーザがネットワークを介して要求した目的別の帳票
を、ユーザの個別の情報を付与して作成し、発行する、
前記(5)で説明した処理の具体例である第1実施例に
ついて説明する。図24は、その際の目的別の検索の処
理に対応させてデータの流れを概念的に示した、前記図
9に相当するものである。
【0140】ここでは、ユーザがスポーツクラブ等の入
会申込書をインターネットを介して取り寄せる場合を取
り上げる。
【0141】まず、ユーザはネットワークに接続された
パソコン端末や街頭・店頭のキオスク端末等のユーザ端
末10からインターネット12に接続し、当サービスW
ebサイトのトップページにアクセスする。
【0142】上記端末10において、目的別(又は業界
別)の帳票検索画面から目的とする入会申込書の請求画
面(図25)を呼び出す共に、トランザクションデータ
ベース28を検索するための情報(氏名等)を入力し、
入会申込書を取り寄せる手段(ネットワークによる帳票
の配信又は郵送等)を選択する。
【0143】ここで、電子帳票システム「C」にて氏名
「今崎浩一郎」が入会申込書を取り寄せる旨の指示をし
た場合、本システムの業務要求指示部34に対して、
「○×クラブの入会申込書」を「電子帳票システム」
「C」用の電子帳票」として「今崎浩一郎」の情報を埋
め込んで発行する旨の入力がインターネット運用システ
ムからなされる。但し、前記図19では「電子帳票シス
テム」は、「電子フォームシステム」と表示してある。
【0144】業務要求指示部34は、業務要求指示情報
として、「○×クラブの入会申込書」を「電子帳票シス
テム「C」用の電子帳票」として「今崎浩一郎」の情報
を埋め込む旨の情報を蓄積し、その情報を帳票データ準
備部36と出力データ準備部38に送信する。
【0145】帳票データ準備部36では、「○×クラブ
の入会申込書」と「電子帳票システム「C」用の電子帳
票」の情報を基に、帳票データベース16中の帳票イン
デクスデータ「帳票形態データ対応テーブル」を検索す
る。そして、その条件に該当する帳票形態データのファ
イル名として「Aa001−c」が選択される。更に、
その帳票形態データファイル名より、帳票インデクスデ
ータ「帳票形態データ管理テーブル」を検索し、条件に
該当するレコードを抽出し、そのレコード中にある項目
情報ファイル名「Aa001−ck」が選択される。こ
こで、選択された項目情報ファイル「Aa001−c
k」の内容も帳票インデクスデータの1つとして蓄積さ
れる。
【0146】帳票インデクスデータの検索が終了した時
点で、帳票形態データ「Aa001−c」の内容も帳票
データ準備部36に蓄積される。
【0147】一方、出力データ準備部38では、トラン
ザクションデータ中から「今崎浩一郎」のデータレコー
ドを検索し、該当するデータを蓄積する。
【0148】帳票データ準備部36及び出力データ準備
部38での処理が終了次第、それぞれからバリアブル帳
票データ作成部44へ帳票形態データ「Aa001−
c」、項目情報ファイル「Aa001−ck」、「今崎
浩一郎」のデータが業務要求指示情報と共に送信され
る。
【0149】上記バリアブル帳票データ作成部44で
は、まず帳票形態データを基に電子帳票を作成する。こ
の時点では、図26に示すように白紙の電子帳票であ
る。
【0150】その上で、項目情報ファイルの内容を基に
電子帳票上の印字フィールドに対し、図27に示すよう
に「今崎浩一郎」の情報を埋め込んでいく。この処理に
より、個人情報が付与された電子帳票が準備される。
【0151】このように準備された電子帳票は電子フォ
ーム格納部54に格納され、インターネット12と接続
されているユーザ端末10からの要求指示に基づいて、
配信サーバ56からネットワーク12を介して該ユーザ
端末10に送信され、ユーザは同端末10上で当該電子
帳票を利用して、○×クラブへインターネット12を介
して直接送信したり、印刷して郵送したりすることがで
きる。
【0152】次に、図23に相当する図28を参照しな
がら、個人情報等が事前に付与された紙の帳票を印刷
し、発行する、前記(3)で説明された処理の具体例で
ある第2実施例について説明する。ここでは、個人情報
がプリンタ印字されたスポーツクラブの会費請求書等を
要求された対象の会員(東京都在住の会員等)に発行す
る場合を取り上げる。
【0153】該当する印刷工場の製造担当者は、ユーザ
ー(生活者もしくは得意先)からインターネット等のネ
ットワークを介して要求された条件(「○×スポーツク
ラブの会費請求書」を「東京都在住の会員」に個別に送
付)を、本システムのクロスメディア帳票発行システム
部30の業務要求指示部34に対して、社内LANを介
して指示を行う。
【0154】この業務要求指示部34は、業務要求指示
情報として「○×スポーツクラブの会費請求書」を、
「東京都在住の会員」に印字処理システム「A」による
「印字処理された情報加工済みの個別帳票」として発行
する旨の情報を蓄積し、その情報を帳票データ準備部3
6と出力データ準備部38に送信する。
【0155】上記帳票データ準備部36では、「○×ス
ポーツクラブの会費請求書」と「印字処理された情報加
工済みの個別帳票」との情報を基に、帳票データベース
16中の帳票インデクスデータを検索する。ここで、そ
の条件に該当する帳票形態データのファイル名として
「Aa003−a」が選択される。更に、その帳票形態
データファイル名より、帳票データベース12において
帳票インデクスデータ「帳票形態データ管理テーブル」
を検索し、条件に該当するレコードを抽出し、そのレコ
ード中にある項目情報ファイル名「Aa003−ak」
が選択される。ここで、選択された項目情報ファイル
「Aa003−ak」の内容も帳票インデクスデータの
1つとして蓄積される。
【0156】一方、出力データ準備部38では、トラン
ザクションデータ28中から「東京都の会員」のデータ
レコードを検索し、該当するデータを蓄積する。
【0157】帳票データ準備部36及び出力データ準備
部38での処理が終了次第、それぞれからバリアブル印
字データ作成部40及び印刷用帳票データ作成部42
へ、帳票形態データ、「Aa003−a」及び項目情報
ファイル「Aa003−ak」、該当する「東京都の会
員」データが業務要求指示情報と共に送信される。
【0158】上記印刷用帳票データ作成部42では、帳
票形態データを基に製版データを作成する。この製版デ
ータ及び業務要求指示情報を製版/印刷の製造システム
50や生産管理システムに送信することにより、製版/
印刷の処理を行い、「○×スポーツクラブの会費請求
書」(帳票)Bを「東京都在住の会員」データの件数分
製造する。
【0159】バリアブル印字データ作成部40では、項
目情報ファイル「Aa003−ak」内容を基に、帳票
形態データ「Aa003−a」の帳票上の空間に対して
印字フィールドを準備し、「東京都在住の会員」のデー
タを埋め込んでプリントイメージファイルを作成してい
く。準備されたプリントイメージファイルは印字処理用
のプリント管理サーバ46に蓄積される。
【0160】上記請求書Bの件数分製造作業と、上記プ
リントイメージファイルの蓄積作業とが終了した段階
で、クロスメディア帳票発行システム部30は各種プリ
ンタ48にプリント作業の指示を送信し、情報加工の生
産管理等のシステム(図示せず)が、製版印刷システム
50により準備された紙の帳票用紙Bをプリンタにセッ
トし、その上でバリアブル印字データ作成部40で準備
されたプリントイメージファイルを処理していく。
【0161】このようにすることにより、「○×スポー
ツクラブの会費請求書」(図示せず)を「東京都在住の
会員」に対して発行し、郵送等の手段で対象となる会員
に発行することができる。
【0162】以上詳述した本実施形態によれば、帳票形
態データと、その帳票属性インデックスデータをデータ
ベース化することにより、利用者(ユーザ)は各種申請
・手続きに関する帳票とその関連情報を検索し、必要な
場面で必要な情報を一括入手することができる(検索ナ
ビゲーション機能)。
【0163】又、ネットワークを介して電子帳票を配信
し、パーソナルコンピュータ端末等から取り出すことに
より、帳票流通の簡略化、迅速化を果たすことができる
(電子帳票配信機能)。
【0164】又、帳票と個人情報をデータベースによっ
て管理することにより、ユーザ(生活者)の個人情報を
埋め込んだ形の電子帳票を自動的に生成できるようにす
ることにより、帳票記入の簡略化を図ることができる
(電子帳票生成・自動記入機能)。
【0165】又、端末上で帳票記入する際に注意事項・
解説等のガイダンスの表示・提供を受けることができる
(記入指導機能)。
【0166】又、従来個別に行っていた申請手続きの帳
票・書類の提出をネットワークを介して送信することに
より、迅速に且つ一括して提出して申請手続きを行うこ
とができる。
【0167】又、本実施形態によれば、帳票(記入
前)、情報付与済み(記入後)の帳票、電子的な帳票
(いわゆる電子帳票)を、それぞれ個別に作成するので
はなく、集中管理して作成(発行)するようにしたの
で、求められる状況に応じて、その状況においてより適
切な形態の選択若しくは加工をした帳票類を提供するこ
とが可能となる(クロスメディア機能)。
【0168】又、帳票等の製造者は、紙に印刷される帳
票と対応する電子帳票の製造において、帳票データ準備
部36と出力データ準備部38とをそれぞれの作成シス
テムの前工程で共通に持つことで、業務要求指示部34
にてその製造を集中管理することができ、これにより、
ユーザ(生活者)に対して、それぞれ必要とする状況や
条件に応じて臨機応変にオンデマンドに帳票を準備し、
提供することができる。
【0169】又、生活者が様々な状況に応じて求める情
報や、各種申請手続きに関連する帳票等を属性づけし、
互いに関連性を持たせてデジタルデータとして集中管理
することで、個々の生活者が求める情報等が記載された
帳票や、個々の生活者の情報(パーソナル情報)が付与
された帳票等を一括作成し、求められる形態と発行方法
(紙への印刷物を個別に作成して郵送、電子帳票データ
のダウンロード、電子帳票のネットワーク配信等)を選
択してオンデマンド(生活者が求める状況に対応して)
に生活者に対して、例えばダイレクトメールを発行する
ことが可能となる。
【0170】以上、本発明について具体的に説明した
が、本発明は、前記実施形態に示したものに限られるも
のでなく、その要旨を逸脱しない範囲で種々変更可能で
ある。
【0171】例えば、前記ユーザ支援ナビゲーション部
14による検索対象の具体例は、前記実施形態に示した
ライフステージに限定されず、目的別や企業別等の検索
モードから任意の対象を検索することができる。又、ラ
イフステージとしても、引越に限定されず、結婚、出
産、入学等であってもよい。
【0172】又、前記実施形態では、クロスメディア帳
票発行システム部30が前記バリアブル帳票データ作成
部42及びバリアブル印字データ作成部40の2つのデ
ジタルメディア作成部を備えている場合を示したが、い
ずれか一方であっても良い。
【0173】又、上記帳票発行システム部30からオン
デマンドに発行する帳票の具体例として、入会申込書、
会費請求書を示したが、これに限定されないことは言う
までもない。
【0174】又、具体的に説明しなかったが、ユーザ端
末10からオンデマンドに入会申込書や会費請求書を発
行する際にも、その操作をガイドするナビゲーション情
報が前記ナビゲーション部14からの画面上に提供され
ることは言うまでもない。
【0175】
【発明の効果】以上説明したとおり、本発明によれば、
申請手続きを行う管理部署が異なるために帳票の書式が
異なっている場合でも、それらを一括して管理できるよ
うにすることにより、各種申請・請求手続きを効率良く
行うことができと共に、必要に応じてこれら各手続きに
関連した手続きをも併わせて効率良く行うことができ
る。
【0176】又、本発明によれば、紙として準備される
帳票と、それをデジタルデータで記述した電子帳票を一
括管理することにより、オンデマンドで帳票を配信し、
発行し、入手することができるようにすると共に、必要
に応じて帳票にパーソナルな情報を容易に印字すること
ができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る一実施携帯のシステムの概略構成
を示すブロック図
【図2】本実施形態のナビゲーション部を中心とする要
部を示すブロック図
【図3】帳票属性インデックスデータの一例を示す図表
【図4】ライフステージ関連データベースの一例を示す
図表
【図5】本実施形態の帳票発行システム部を中心とする
要部を示す説明図
【図6】本実施形態による処理の流れと、それに対応す
る信号の流れを示したフローチャート
【図7】本実施形態のナビゲーション部における基本的
な処理と信号の流れを示すフローチャート
【図8】本実施形態のナビゲーション部による作用を示
すフローチャート
【図9】本実施形態のナビゲーション部による具体的な
処理の流れと、それに対応する信号の流れを示したフロ
ーチャート
【図10】ナビゲーション部によりライフステージを選
択したときの表示画面の一例を示す説明図
【図11】ナビゲーション部による記入画面の一例を示
す説明図
【図12】引越しに関連するチェックリストを示す図表
【図13】引越しの関連情報を表示した画面の例を示す
説明図
【図14】引越しの関連情報を表示した画面の他の例を
示す説明図
【図15】引越しの関連情報を表示した画面の更に他の
例を示す説明図
【図16】引越しの関連情報を表示した画面の更に他の
例を示す説明図
【図17】引越しの関連情報を表示した画面の更に他の
例を示す説明図
【図18】ネットワークによるチケットの申込・請求書
発行・チケット配送等の処理の流れを示すフローチャー
【図19】クロスメディア帳票発行システム部で用いら
れる帳票インデクスデータを構成する帳票形態データ対
応テーブルの一例を示す図表
【図20】クロスメディア帳票発行システム部で用いら
れる帳票インデクスデータを構成する帳票形態データ管
理テーブルの一例を示す図表
【図21】クロスメディア帳票発行システム部で用いら
れる帳票インデクスデータを構成する項目情報ファイル
の一例を示す図表
【図22】トランザクションデータの一例を示す図表
【図23】インターネット上で入会申込書を取り寄せる
場合の処理の流れを示す説明図
【図24】本実施形態の帳票発行システム部を機能させ
る場合の処理の流れと、それに対応する信号の流れを示
したフローチャート
【図25】入会申込書を取り寄せるブラウザ画面を示す
説明図
【図26】入会申込書の電子帳票が表示された画面を示
す説明図
【図27】上記電子帳票に情報が埋め込まれた状態の画
面を示す説明図
【図28】入会申込書の印刷を指示する画面を示す説明
【符号の説明】
10…ユーザ端末 12…インターネット 14…ユーザ支援ナビゲーション部 16…帳票データベース 18…検索ナビゲーション機能部 20…帳票記入作成支援機能部 22…帳票提出支援機能部 24…帳票形態データベース 26…帳票属性インデックスデータベース 28…トランザクションデータベース 30…クロスメディア帳票発行システム部 34…業務要求指示部 36…帳票データ準備部 38…出力データ準備部 40…バリアブル帳票データ作成部 42…印刷用帳票データ作成部 44…バリアブル帳票データ作成部
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 沼田 幹 東京都新宿区市谷加賀町一丁目1番1号 大日本印刷株式会社内 (72)発明者 今崎 浩一郎 東京都新宿区市谷加賀町一丁目1番1号 大日本印刷株式会社内 (72)発明者 米 豊 東京都新宿区市谷加賀町一丁目1番1号 大日本印刷株式会社内 (72)発明者 栃原 聖一 東京都新宿区市谷加賀町一丁目1番1号 大日本印刷株式会社内 (72)発明者 上野 幸洋 東京都新宿区市谷加賀町一丁目1番1号 大日本印刷株式会社内 Fターム(参考) 5B021 AA01 AA16 BB04 DD17 EE01

Claims (14)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】ユーザ端末に電子的ネットワークを介して
    接続されたユーザ支援ナビゲーション部と、該ナビゲー
    ション部にデータの送受信が可能に接続された帳票デー
    タベース及びトランザクションデータベースと、これら
    データベースから入力されるデータを用いて作成された
    帳票を発行するクロスメディア帳票発行システム部とを
    備えたオンデマンド帳票流通・発行システムであって、 前記帳票データベースには、各種申請・請求手続きに使
    用する帳票と、これら各手続きに関連する帳票と、これ
    ら各帳票を互いに関連付ける属性に関するデータが格納
    され、 前記トランザクションデータベースは、帳票に記入され
    るべきデータを含むトランザクションデータが格納さ
    れ、 前記ユーザ支援ナビゲーション部が、ユーザ端末から入
    力される要請に従って、前記帳票データベースから必要
    とする申請・請求手続きに使用する帳票及びその手続き
    に関連する手続きに使用する帳票を検索し、対応する電
    子帳票を前記端末の画面上に表示し、該電子帳票を記入
    ・作成し、完成した帳票を提出・送信するまでの操作を
    支援する機能を有していると共に、 前記クロスメディア帳票発行システム部が、前記ユーザ
    端末から入力される要請に従って、発行すべき帳票に関
    係する情報を指示する業務要求指示部と、 前記業務要求指示部からの指示により必要な帳票を、前
    記帳票データベースから検索して蓄積する帳票データ準
    備部と、 前記業務要求指示部からの指示により記入されるべきデ
    ータを、前記トランザクションデータベースから検索し
    て蓄積する出力データ準備部と、 前記帳票データ準備部から帳票を印刷するために必要な
    帳票形態データを受け取り、各種の製版・印刷システム
    用にそのデータを加工する印刷用帳票データ作成部とを
    備えていると共に、 前記出力データ準備部から記入されるべきデータを受け
    取り、前記帳票データ準備部からその記入位置の情報を
    受け取って、バリアブルデータを各種のプリンタ装置か
    ら出力するための印字データに加工するバリアブル印字
    データ作成部、及び、 前記出力データ準備部から記入されるべきデータを受け
    取り、前記帳票データ準備部から帳票形態データを受け
    取り、その2つを組み合わせて表示/印刷するためのバ
    リアブル帳票データを作成するバリアブル帳票データ作
    成部の少なくとも一方を備えていることを特徴とするオ
    ンデマンド帳票流通・発行システム。
  2. 【請求項2】請求項1において、 前記ユーザ支援ナビゲーション部が、各種申請・請求手
    続きの明細、各手続きに使用する個別の帳票、又は一連
    の手続きの流れに沿って関連する帳票を検索し、入手す
    る操作を支援する検索ナビゲーション機能部と、 入手された帳票に対応する電子帳票と共に、該帳票を記
    入・作成する操作を支援する情報を、前記電子的ネット
    ワークを介して前記ユーザ端末の画面に表示する帳票記
    入・作成支援機能部とを有していることを特徴とするオ
    ンデマンド帳票流通・発行システム。
  3. 【請求項3】請求項2において、 前記ユーザ支援ナビゲーション部が、更に前記ユーザ端
    末上で作成された特定の申請手続きに使用する帳票を、
    前記電子的ネットワークを介して、それぞれ該当する提
    出先へ提出する帳票提出支援機能部を有していることを
    特徴とするオンデマンド帳票流通・発行システム。
  4. 【請求項4】請求項1において、 前記業務要求指示部が、該指示部に対して入力された発
    行すべき帳票に関する情報から、その帳票の最適な最終
    形態を判断し、その判断内容に基づいて印刷用帳票デー
    タ作成部、若しくは、バリアブル印字データ作成部及び
    バリアブル帳票データ作成部の少なくとも一方を選択
    し、その帳票を製造するためのデータを作成することを
    特徴とするオンデマンド帳票流通・発行システム。
  5. 【請求項5】請求項1において、 前記帳票データベースに、各種申請・請求手続きに使用
    する帳票の形態が記述された帳票形態データと、各帳票
    の属性が記述された帳票属性インデックスデータとが蓄
    積されていることを特徴とするオンデマンド帳票流通・
    発行システム。
  6. 【請求項6】請求項5において、 前記帳票属性インデックスデータに記述されている帳票
    の属性に、その帳票の所有・管理者、作成管理記録及び
    内容である静的属性の少なくとも1つが含まれているこ
    とを特徴とするオンデマンド帳票流通・発行システム。
  7. 【請求項7】請求項6において、 前記帳票の属性に、更に、その帳票の現在、過去の請求
    ・利用状況や製造工程中の位置である動的属性が含まれ
    ていることを特徴とするオンデマンド帳票流通・発行シ
    ステム。
  8. 【請求項8】請求項1において、 更に前記トランザクションデータベースに、ユーザの個
    人属性情報及び利用履歴ログが記録されていることを特
    徴とするオンデマンド帳票流通・発行システム。
  9. 【請求項9】請求項5において、 前記帳票データ準備部において必要な帳票を検索して蓄
    積する際に、帳票属性インデクスデータを参照すること
    により必要な帳票を選択することができ、選択された後
    も帳票作成において直接的に必要な帳票形態データと共
    に帳票属性インデクスデータを同時に蓄積管理し、後の
    工程に受け渡すことを特徴とするオンデマンド帳票流通
    ・発行システム。
  10. 【請求項10】請求項6において、 前記出力データ準備部において記入されるべきデータを
    検索して蓄積する際に、帳票属性インデクスデータとし
    て蓄積されるデータのうち帳票内の項目名を参照するこ
    とにより、トランザクションデータ中からその帳票に必
    要な項目のみ選択し、出力データ準備部にて蓄積管理す
    ることを特徴とするオンデマンド帳票流通・発行システ
    ム。
  11. 【請求項11】請求項1において、 前記バリアブル帳票データ作成部において作成されるバ
    リアブル帳票データを、帳票の形態と記入されるべきデ
    ータとを同時に印刷するようなデジタル印刷機やプリン
    タ等にて利用できる形式とすることを特徴とするオンデ
    マンド帳票流通・発行システム。
  12. 【請求項12】請求項1において、 前記バリアブル帳票データ作成部において作成されるバ
    リアブル帳票データを、電子帳票として電子的ネットワ
    ーク内で流通できるような形式とすることを特徴とする
    オンデマンド帳票流通・発行システム。
  13. 【請求項13】請求項1において、 前記業務要求指示部に入力される情報が、帳票の利用者
    がその帳票を利用したいと考えるまさにその時点で、前
    記ユーザ端末から電子的ネットワークを介してその利用
    を申請した際に準備される情報で、利用者の個人情報の
    埋め込みの有無や準備されるべき帳票の最終形態等の内
    容を含むことを特徴とするオンデマンド帳票流通・発行
    システム。
  14. 【請求項14】請求項1において、 前記業務要求指示部に入力される情報が、帳票の製造者
    がその帳票を製造しようとする際に、入力装置からの直
    接入力により、又は帳票製造のための生産管理システム
    からの出力により準備される情報で、配布先の個人情報
    の埋め込みの有無や準備されるべき帳票の最終形態等の
    内容を含むことを特徴とするオンデマンド帳票流通・発
    行システム。
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