JPH10105357A - 地図上の目的物選択表示制御方法およびプログラム記憶媒体 - Google Patents

地図上の目的物選択表示制御方法およびプログラム記憶媒体

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JPH10105357A
JPH10105357A JP9211692A JP21169297A JPH10105357A JP H10105357 A JPH10105357 A JP H10105357A JP 9211692 A JP9211692 A JP 9211692A JP 21169297 A JP21169297 A JP 21169297A JP H10105357 A JPH10105357 A JP H10105357A
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JP9211692A
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Masahiro Yanagawa
雅裕 柳川
Kosuke Ikegami
浩介 池上
Yoshio Hattori
美穂 服部
Yoshitomo Tanaka
良知 田中
Keisuke Mizuno
恵介 水野
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PFU Ltd
Original Assignee
PFU Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 画面上の地図において、目的物の数や配置が
どのようであっても、任意の目的物を的確に識別し必要
な情報を得て容易に選択できるようにする。 【解決手段】 画面に地図を表示し、該地図上の予め指
定された目的物をマーク等により識別可能に表示すると
ともに、該識別可能に表示された目的物の位置に、所定
の大きさの不可視領域を設定し、マウスカーソルが上記
目的物位置の不可視領域に入った場合には、該目的物位
置の近傍に該目的物に関する情報をバルーン形式で表示
し、マウスカーソルが上記目的物位置の不可視領域から
出た場合には、上記バルーン形式で表示された情報を消
去し、マウスカーソルが上記目的物位置の不可視領域内
にあるときにマウスクリックされた場合には、該目的物
が選択されたものと判断し、選択状態を示す所定の表示
を行うようにする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、画面に表示された
地図上で空港や駅などの所定の目的物を容易に選択出来
るようにするための、目的物選択表示制御方法および該
方法をコンピュータシステム上で実行するためのプログ
ラムを記憶したプログラム記憶媒体に関する。
【0002】時刻表を用いて旅行計画を作成したり、運
賃計算を行うシステムでは、利用する交通機関にしたが
って、出発地点や到着地点あるいは乗換地点の空港や
駅、ターミナルなどを入力指定しなければならない。こ
のような各地点の空港や駅、ターミナルの入力指定は、
地図上で行うのが最も容易な方法である。本発明は、地
図上に予め設定されている複数の目的物の中から、利用
者が必要とする目的物を効率的に見つけられるようにす
る手段を提供する。
【0003】
【従来の技術】従来のシステムでは、画面上の地図に空
港などの目的物を表示する場合、図6に例示するよう
に、目的物の位置に赤丸●などのマークを表示し、その
近傍に目的物の識別名、たとえば空港名、を表示する方
法をとっているのが普通である。しかし、画面上の地図
の表示スペースが小さかったり、全国地図を表示する場
合のように、地方の表示面積が相対的に小さくなった
り、あるいは狭いエリアに多数の目的物が集まっていた
りする場合には、各目的物の位置に識別名を直接表示す
るのは困難になり、引出し線などの手段を用いる必要が
あった。そのため、マウスカーソルなどにより特定の目
的物を選択する場合、必要な目的物を識別するのが困難
になったり、選択ミスが生じやすいという問題があっ
た。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、画面上の地
図において、目的物の数や配置がどのようであっても、
任意の目的物を的確に識別して容易に選択できるように
することを目的としている。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明は、以下の構成に
より、上記した課題を解決するものである。 (1)地図上の目的物選択表示制御方法において、処理
装置の表示画面に地図を表示し、該地図上の予め指定さ
れた目的物をマーク等により識別可能に表示するととも
に、該識別可能に表示された目的物の位置に、所定の大
きさの不可視領域を設定し、マウスカーソルが上記目的
物位置の不可視領域に入った場合には、該目的物位置の
近傍に該目的物に関する情報をバルーン形式で表示し、
マウスカーソルが上記目的物位置の不可視領域から出た
場合には、上記バルーン形式で表示された情報を消去
し、マウスカーソルが上記目的物位置の不可視領域内に
あるときにマウスクリックされた場合には、該目的物が
選択されたものと判断し、選択状態を示す所定の表示を
行うようにする。 (2)地図上の目的物選択表示制御方法において、処理
装置の表示画面に地図を表示し、該地図上の予め指定さ
れた目的物をマーク等により識別可能に表示するととも
に、該識別可能に表示された目的物の位置に、所定の大
きさの不可視領域を設定し、また予め目的物間の相関情
報を設定しておき、まず第一の目的物を選択したあと、
さらにマウスカーソルが第二の目的物位置の不可視領域
に入った場合には、第一の目的物と第二の目的物の間に
相関があれば両者を結合する表示を行うとともに、両者
の目的物間の相関情報を表示し、マウスカーソルが第二
の目的物位置の不可視領域から出た場合には、上記第一
の目的物と第二の目的物とを結合する表示および両者の
目的物間の相関情報の表示を消去するようにする。 (3)前項(2)において、上記相関情報が第一の目的
物と第二の目的物間に直接の相関がないことを示してい
るとき、上記相関情報により、他の目的物を経由する間
接的な相関関係を探索し、探索結果により、第一の目的
物と経由目的物と第二の目的物間を結合する表示および
間接的な相関関係を示す情報の表示を行うようにする。 (4)地図上の目的物選択表示制御方法において、処理
装置の表示画面に地図を表示し、該地図上の予め指定さ
れた目的物の位置に、所定の大きさの第一の不可視領域
を設定するとともに、上記目的物を複数含む地域に第二
の不可視領域を設定し、マウスカーソルが上記目的物位
置の第一の不可視領域に入った場合には、該目的物位置
の近傍に該目的物に関する情報をバルーン形式で表示
し、マウスカーソルが上記目的物位置の第一の不可視領
域から出た場合には、上記バルーン形式で表示された情
報を消去し、マウスカーソルが、上記第一の不可視領域
外でかつ上記第二の不可視領域内にあるときにクリック
操作された場合には、該第二の不可視領域に含まれる複
数の目的物のリストを近傍に表示し、上記目的物リスト
が表示されている状態で、該リストの一つの項目上でマ
ウスクリックされた場合には、その項目の目的物が選択
されたものと判断し、該リストを消去するとともに、該
目的物の選択状態を示す所定の表示を行うようにする。 (5)前項(4)において、予め目的物間の相関情報を
設定しておき、一つの目的物が選択されたとき上記相関
情報を参照して、該選択された目的物とは相関の無い目
的物に対して該目的物を無効にするフラグを設定し、該
目的物を無効にするフラグを設定された目的物について
は、その表示の識別性を弱めるようにし、マウスカーソ
ルが上記目的物位置の第一の不可視領域に入った場合、
当該目的物のフラグが無効を示していれば、上記目的物
情報のバルーン形式表示は行わず、マウスカーソルが上
記第二の不可視領域内にあってクリック操作され、上記
複数の目的物のリストを表示する場合、該リスト中の目
的物に無効のフラグをもつものがあれば、その目的物の
表示の識別性を弱めるようにするとともに、該リスト中
の無効のフラグをもつ目的物の項目上でクリック操作が
行われた場合には、選択処理を行わず、選択不可能であ
ることを知らせる警告を出力するようにする。 (6)コンピュータ上で実行されるために配付あるいは
インストールされたプログラム記憶媒体であって、画面
に地図を表示し、該地図上の予め指定された目的物をマ
ーク等により識別可能に表示するとともに、該識別可能
に表示された目的物の位置に、所定の大きさの不可視領
域を設定する機能と、マウスカーソルが上記目的物位置
の不可視領域に入った場合には、該目的物位置の近傍に
該目的物に関する情報をバルーン形式で表示する機能
と、マウスカーソルが上記目的物位置の不可視領域から
出た場合には、上記バルーン形式で表示された情報を消
去する機能と、マウスカーソルが上記目的物位置の不可
視領域内にあるときにマウスクリックされた場合には、
該目的物が選択されたものと判断し、選択状態を示す所
定の表示を行う機能とをもつ目的物選択表示制御プログ
ラムを記憶したプログラム記憶媒体。 (7)コンピュータ上で実行されるために配付あるいは
インストールされたプログラム記憶媒体であって、画面
に地図を表示し、該地図上の予め指定された目的物をマ
ーク等により識別可能に表示するとともに、該識別可能
に表示された目的物の位置に、所定の大きさの不可視領
域を設定する機能と、目的物間の相関情報を設定する機
能と、マウスカーソルにより第一の目的物が選択された
あと、さらにマウスカーソルが第二の目的物位置の不可
視領域に入った場合には上記相関情報を参照し、第一の
目的物と第二の目的物の間の相関があれば両者を結合す
る表示を行うとともに、両者の目的物間の相関情報を表
示する機能と、マウスカーソルが第二の目的物位置の不
可視領域から出た場合には、上記第一の目的物と第二の
目的物とを結合する表示および両者の目的物間の相関情
報の表示を消去する機能とをもつ目的物選択表示制御プ
ログラムを記憶したプログラム記憶媒体。 (8)コンピュータ上で実行されるために配付あるいは
インストールされたプログラム記憶媒体であって、画面
に地図を表示し、該地図上の予め指定された目的物の位
置に所定の大きさの第一の不可視領域を設定するととも
に、上記目的物を複数含む地域に第二の不可視領域を設
定する機能と、マウスカーソルが上記目的物位置の第一
の不可視領域に入った場合には、該目的物位置の近傍に
該目的物に関する情報をバルーン形式で表示する機能
と、マウスカーソルが上記目的物位置の第一の不可視領
域から出た場合には、上記バルーン形式で表示された情
報を消去する機能と、マウスカーソルが、上記第一の不
可視領域外でかつ上記第二の不可視領域内にあるときに
クリック操作された場合には、該第二の不可視領域に含
まれる複数の目的物のリストを近傍に表示する機能と、
上記目的物リストが表示されている状態で、該リストの
一つの項目上でマウスクリックされた場合には、その項
目の目的物が選択されたものと判断し、該リストを消去
するとともに、該目的物の選択状態を示す所定の表示を
行う機能とをもつ目的物選択表示制御プログラムを記憶
したプログラム記憶媒体。
【0006】図1の作用説明図により、本発明の基本的
な機能を具体的に説明する。なおここでは、説明をわか
りやすくするため、目的物として空港の例をとってお
り、たとえば、旅行計画作成システムや、座席予約シス
テムなどに利用できる。
【0007】図1の(a)は、北海道地方の主要空港の
位置を示す。図下方から函館、千歳、丘珠、帯広、釧
路、中標津、旭川、女満別、稚内の各空港である。本発
明の場合、初め、これらの空港は図1の(b)に示すよ
うに、画面の地図上の対応位置に、マーク(●)のみで
示される。各マークの位置には、図1の(b)中に点線
のブロックで示される所定の大きさの第一の不可視領域
が設定され、マウスカーソルによるポインティングを容
易にする。マウスカーソルがこの不可視領域に入ると、
図1の(c)に示されるように、空港名と、必要に応じ
てさらにその空港に路線でつながっている相手空港名や
発着時刻などの関連情報がバルーン形式で表示される。
この不可視領域内でクリックすれば、その空港の選択が
実行されたことになる。空港が選択されると、マークや
空港名の表示の輝度や色を変更する。なおマウスカーソ
ルが不可視領域から出た場合には、空港名や関連情報の
表示は、消去される。
【0008】またこのように空港個々の情報を表示する
のではなく、一定の地域内にある全空港の情報をまとめ
て表示させるようにすることも可能である。このために
は、図1の(d)に示されるように、複数の空港を含む
地域に第二の不可視領域が設定される。この第二の不可
視領域には個々の空港の第一の不可視領域が含まれてい
るが、第一の不可視領域を除いた第二の不可視領域内に
マウスカーソルがあるとき、図示のように空港のリスト
が表示される。このリスト内の特定空港をクリックすれ
ば、その空港の選択が行われる。なお、マウスカーソル
がいずれかの第一の不可視領域に入った場合には、前述
した表示が行われる。
【0009】さらに各空港間には、路線で結ばれている
ものと結ばれていないものなどの相関関係の有無があ
り、たとえば出発空港を選択したあと次に着陸空港を探
す場合には、マウスカーソルが不可視領域に入ったとき
その空港と出発空港との相関を調べ、相関があれば図1
(e)に例示されるように、両者間に結合線を表示した
り関連情報を表示する。他方、出発空港に相関関係の無
い空港であれば、それらの表示は輝度を下げるなどして
区別できるようにし、また選択も禁止する。そのために
予め各空港間の相関情報を設定しておき、一つの空港が
選択されたとき相関情報を参照して、相関の無い空港に
は自動的に無効のフラグが設定されるようにする。
【0010】さらに二つの空港間に直接の路線が無い場
合でも、他の空港を経由して行ける場合がある。このよ
うな迂回路線を自動的に探索して表示させることも可能
である。この場合は、第一の空港を選択したあと、マウ
スカーソルが他の空港の不可視領域に入った場合、両者
の相関を調べて、相関がないときは迂回路線を探索し図
1の(f)に例示されるように、路線や関連情報を表示
する。迂回路線の探索は、所要時間の短いもの、運賃の
安いもの、指定した空港を経由するもの、などの条件を
満たすものを優先させて行う。迂回路線が複数あれば、
それぞれを同時にあるいは順次に表示する。
【0011】
【発明の実施の形態】図2は、本発明実施システムの基
本構成図である。ここでは、本発明を旅行計画作成シス
テムに適用した場合について説明するが、本発明はこれ
に限定されるものではない。
【0012】図2において、1はコンピュータ上に構築
された旅行計画作成システム、2は利用者端末、3は表
示画面、4はマウス、5はプログラムにより機能を実現
される目的物選択表示制御部、6は時刻表テーブル、7
は目的物情報テーブル、8は相関情報テーブル、9は地
域情報テーブルである。
【0013】旅行計画作成システム1は、利用者端末2
にネットワーク結合されているホスト装置内に構築さ
れ、利用者端末2と連係して動作するが、利用者端末2
内に構築されることも可能である。目的物選択表示制御
部5の機能はプログラムによって実現され、利用者との
対話により、目的物の選択画面を作成し、選択指示され
た目的物の選択処理を実行する。
【0014】時刻表テーブル6は、全国の各空港におけ
る航空機発着の時刻データを管理している。目的物情報
テーブル7は、各空港の画面表示位置の座標データ
(X,Y)を管理している。図3は、目的物情報テーブ
ル7の具体例を示す。図3のテーブルは、目的物の存在
地を識別するための目的地ID、空港名、空港の表示位
置を指示する座標、画面の空港表示位置周辺に設定する
不可視領域のデータ、先に選択された一つの空港との相
関の有無を設定するフラグの各領域からなる。
【0015】図2の相関情報テーブル8は、各空港間に
おける相関の有無を示し、図4にその具体例を示す。図
4のテーブルは、空港間の相関の代わりに目的地間の相
関を示している。図示のテーブルには、相関のある、つ
まり目的地間に路線が開設されているもの同士だけが登
録されている。
【0016】図2の地域情報テーブル9は、日本全国を
複数の地域ブロックに分割して空港を管理するためのも
のである。図5は、地域情報テーブルの具体例を示した
もので、それぞれが関東、北陸、北海道などの中規模の
地域ブロックをおおまかに包含する複数の方形エリアか
らなり、地域単位で空港情報を知りたい場合に有用であ
る。このテーブルは、地域名と、図4の目的地ID、方
形エリアの座標と大きさ、不可視領域の座標と大きさの
各領域からなっている。なお図示のテーブルの例では、
方形エリアと不可視領域とは、位置および大きさ共に一
致させられている。
【0017】次に図7および図8のフローを用いて図2
のシステムの動作を説明する。目的物選択表示制御部5
の基本的な目的物選択の制御態様は図7のフローに示さ
れている。目的物選択表示制御部5は、利用者端末2か
らの処理要求に応答して、目的物情報テーブル7と地域
情報テーブル9を参照し、空港単位と地域単位の2種類
の不可視領域を設定した地図を、利用者端末2の表示画
面3に表示する(S1)。
【0018】目的物選択表示制御部5は、マウスカーソ
ル位置を監視し、マウスカーソルがどの不可視領域に入
ったかを検出し(S2)、マウスカーソルの位置に応じ
た空港単位あるいは地域単位での空港名等の関連情報を
バルーン形式で表示する(S3)。空港名は図3の目的
物情報テーブル7に格納されており、マウスカーソルが
空港単位の不可視領域に入った場合にはテーブル7から
直ちに読みだすことが出来、またマウスカーソルが地域
単位の不可視領域に入った場合には、図5の地域情報テ
ーブル9の対応する地域の目的地情報をキーとしてテー
ブル7を検索し、該当する空港名を読みだすことが出来
る。たとえば、テーブル9の北海道地域の場合は、目的
地C、Dが含まれるので、テーブル7のC、Dの各エン
トリからそれぞれ札幌空港と千歳空港を読みだし、リス
トにして出力する。
【0019】またマウスクリックが行われると(S
4)、目的物選択表示制御部5は、そのときのマウスカ
ーソル位置から、選択指示された空港を識別し、その空
港名をメモリの所定のアドレスに格納する選択処理を実
行する(S5)。
【0020】他方、マウスクリックが行われずにマウス
カーソルが不可視領域から出てしまったときには(S
6)、先にバルーン表示していた空港名等の関連情報を
画面から消去する(S7)。
【0021】次に相関のある複数の目的物選択の場合の
制御態様を図8のフローに示す。目的物選択表示制御部
5は、一つの空港が選択されると(S8)、図4の相関
情報テーブル8を参照し、その選択した空港の目的地に
相関のある目的地を識別して、図3の目的物情報テーブ
ル7中の相関のある目的地以外の全ての目的地のフラグ
に無効を設定する(S9)。目的物選択表示制御部5
は、以後、無効のフラグを持つ空港名の表示を行うとき
は輝度を下げ、またその空港名に対してマウスクリック
があっても選択処理は行わず、代わりに警告音を発す
る。また無効のフラグを持たない空港の不可視領域にマ
ウスカーソルが入った場合には、先に選択された空港と
の間に結合線を表示し、相関のあることを知らせる(S
11)。また相関のない空港の場合(無効のフラグをも
つ)でも(S12)、要求により迂回路線の探索処理を
行うことができる(S13)。この探索処理では、経由
空港を指定させたり、最短時間、最低運賃などの条件を
指定させ、あるいはデフォルトとして自動的に考慮する
ことができる。
【0022】さらに空港名以外の関連情報を表示する要
求が有る場合には、時刻表テーブル6から必要な情報を
抽出し、出力する。図9に、ネットワーク上に構築され
た旅行計画作成システムの構成例と配付用プログラム記
憶媒体を示す。図9において、10はネットワーク、1
1はホストコンピュータ12−1〜12−Nは端末、1
3はホストコンピュータ内部のメモリ、14はファイル
記憶装置、15−1〜15−Nは各端末内部のメモリ、
16は配付用プログラム記憶媒体である。
【0023】ネットワーク10はイントラネットあるい
はインターネットであり、図2、の目的物選択表示制御
部5を実現するプログラムはたとえばファイル記憶装置
14に格納されており、端末12−1〜12−Nからの
要求によりホストコンピュータ11のメモリ13にロー
ディングされて実行される。しかし端末自身がプログラ
ムをホストコンピュータ11からメモリ15−1〜15
−Nへダウンロードして実行することも可能である。ま
たプログラムは、FDD、MO、CD−ROM、DV
D、MDなどの可搬の記憶媒体に記憶して各端末12−
1〜12−Nへ配付し、インストールして実行させるこ
とも可能である。
【0024】
【発明の効果】本発明によれば、画面上の表示スペース
や目的物の表示密度などに関係なく、容易に目的物の情
報を知ることが出来、また関連する目的物を選択する場
合には、関連の無い目的物の表示を弱め、逆に関連のあ
る目的物の表示を強調できるため、選択対象を的確に認
識することが出来、選択操作の効率化、迅速化を図るこ
とが出来る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の作用説明図である。
【図2】本発明実施システムの基本構成図である。
【図3】目的物情報テーブルの具体例を示す説明図であ
る。
【図4】相関情報テーブルの具体例を示す説明図であ
る。
【図5】地域情報テーブルの具体例を示す説明図であ
る。
【図6】従来システムにおける目的物表示例を示す説明
図である。
【図7】目的物選択表示制御部の基本制御フローであ
る。
【図8】相関のある複数の目的物を選択する制御フロー
である。
【図9】ネットワーク上に構築された旅行計画作成シス
テムの構成とプログラム記憶媒体の説明図である。
【符号の説明】
1:旅行計画作成システム 2:利用者端末 3:表示画面 4:マウス 5:目的物選択表示制御部 6:時刻表テーブル 7:目的物情報テーブル 8:相関情報テーブル 9:地域情報テーブル
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 FI G06F 15/62 335 (72)発明者 服部 美穂 石川県河北郡宇ノ気町字宇野気ヌ98番地の 2 株式会社ピーエフユーソフトウェアラ ボラトリ内 (72)発明者 田中 良知 石川県河北郡宇ノ気町字宇野気ヌ98番地の 2 株式会社ピーエフユーソフトウェアラ ボラトリ内 (72)発明者 水野 恵介 石川県河北郡宇ノ気町字宇野気ヌ98番地の 2 株式会社ピーエフユー内

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 地図上の目的物選択表示制御方法におい
    て、 処理装置の表示画面に地図を表示し、該地図上の予め指
    定された目的物をマーク等により識別可能に表示すると
    ともに、該識別可能に表示された目的物の位置に、所定
    の大きさの不可視領域を設定し、 マウスカーソルが上記目的物位置の不可視領域に入った
    場合には、該目的物位置の近傍に該目的物に関する情報
    をバルーン形式で表示し、 マウスカーソルが上記目的物位置の不可視領域から出た
    場合には、上記バルーン形式で表示された情報を消去
    し、 マウスカーソルが上記目的物位置の不可視領域内にある
    ときにマウスクリックされた場合には、該目的物が選択
    されたものと判断し、選択状態を示す所定の表示を行う
    ことを特徴とする目的物選択表示制御方法。
  2. 【請求項2】 地図上の目的物選択表示制御方法におい
    て、 処理装置の表示画面に地図を表示し、該地図上の予め指
    定された目的物をマーク等により識別可能に表示すると
    ともに、該識別可能に表示された目的物の位置に、所定
    の大きさの不可視領域を設定し、 また予め目的物間の相関情報を設定しておき、 まず第一の目的物を選択したあと、さらにマウスカーソ
    ルが第二の目的物位置の不可視領域に入った場合には、
    第一の目的物と第二の目的物の間に相関があれば両者を
    結合する表示を行うとともに、両者の目的物間の相関情
    報を表示し、 マウスカーソルが第二の目的物位置の不可視領域から出
    た場合には、上記第一の目的物と第二の目的物とを結合
    する表示および両者の目的物間の相関情報の表示を消去
    することを特徴とする目的物選択表示制御方法。
  3. 【請求項3】 請求項2において、上記相関情報が第一
    の目的物と第二の目的物間に直接の相関がないことを示
    しているとき、上記相関情報により、他の目的物を経由
    する間接的な相関関係を探索し、探索結果により、第一
    の目的物と経由目的物と第二の目的物間を結合する表示
    および間接的な相関関係を示す情報の表示を行うことを
    特徴とする目的物選択表示制御方法。
  4. 【請求項4】 地図上の目的物選択表示制御方法におい
    て、 処理装置の表示画面に地図を表示し、該地図上の予め指
    定された目的物の位置に、所定の大きさの第一の不可視
    領域を設定するとともに、上記目的物を複数含む地域に
    第二の不可視領域を設定し、 マウスカーソルが上記目的物位置の第一の不可視領域に
    入った場合には、該目的物位置の近傍に該目的物に関す
    る情報をバルーン形式で表示し、 マウスカーソルが上記目的物位置の第一の不可視領域か
    ら出た場合には、上記バルーン形式で表示された情報を
    消去し、 マウスカーソルが、上記第一の不可視領域外でかつ上記
    第二の不可視領域内にあるときにクリック操作された場
    合には、該第二の不可視領域に含まれる複数の目的物の
    リストを近傍に表示し、 上記目的物リストが表示されている状態で、該リストの
    一つの項目上でマウスクリックされた場合には、その項
    目の目的物が選択されたものと判断し、該リストを消去
    するとともに、該目的物の選択状態を示す所定の表示を
    行うことを特徴とする目的物選択表示制御方法。
  5. 【請求項5】 請求項4において、予め目的物間の相関
    情報を設定しておき、一つの目的物が選択されたとき上
    記相関情報を参照して、該選択された目的物とは相関の
    無い目的物に対して該目的物を無効にするフラグを設定
    し、 該目的物を無効にするフラグを設定された目的物につい
    ては、その表示の識別性を弱めるようにし、 マウスカーソルが上記目的物位置の第一の不可視領域に
    入った場合、当該目的物のフラグが無効を示していれ
    ば、上記目的物情報のバルーン形式表示は行わず、 マウスカーソルが上記第二の不可視領域内にあってクリ
    ック操作され、上記複数の目的物のリストを表示する場
    合、該リスト中の目的物に無効のフラグをもつものがあ
    れば、その目的物の表示の識別性を弱めるようにすると
    ともに、該リスト中の無効のフラグをもつ目的物の項目
    上でクリック操作が行われた場合には、選択処理を行わ
    ず、選択不可能であることを知らせる警告を出力するこ
    とを特徴とする目的物選択表示制御方法。
  6. 【請求項6】 画面に地図を表示し、該地図上の予め指
    定された目的物をマーク等により識別可能に表示すると
    ともに、該識別可能に表示された目的物の位置に、所定
    の大きさの不可視領域を設定する機能と、 マウスカーソルが上記目的物位置の不可視領域に入った
    場合には、該目的物位置の近傍に該目的物に関する情報
    をバルーン形式で表示する機能と、 マウスカーソルが上記目的物位置の不可視領域から出た
    場合には、上記バルーン形式で表示された情報を消去す
    る機能と、 マウスカーソルが上記目的物位置の不可視領域内にある
    ときにマウスクリックされた場合には、該目的物が選択
    されたものと判断し、選択状態を示す所定の表示を行う
    機能とをもつ目的物選択表示制御プログラムを記憶した
    プログラム記憶媒体。
  7. 【請求項7】 画面に地図を表示し、該地図上の予め指
    定された目的物をマーク等により識別可能に表示すると
    ともに、該識別可能に表示された目的物の位置に、所定
    の大きさの不可視領域を設定する機能と、 目的物間の相関情報を設定する機能と、 マウスカーソルにより第一の目的物が選択されたあと、
    さらにマウスカーソルが第二の目的物位置の不可視領域
    に入った場合には上記相関情報を参照し、第一の目的物
    と第二の目的物の間の相関があれば両者を結合する表示
    を行うとともに、両者の目的物間の相関情報を表示する
    機能と、 マウスカーソルが第二の目的物位置の不可視領域から出
    た場合には、上記第一の目的物と第二の目的物とを結合
    する表示および両者の目的物間の相関情報の表示を消去
    する機能とをもつ目的物選択表示制御プログラムを記憶
    したプログラム記憶媒体。
  8. 【請求項8】 画面に地図を表示し、該地図上の予め指
    定された目的物の位置に所定の大きさの第一の不可視領
    域を設定するとともに、上記目的物を複数含む地域に第
    二の不可視領域を設定する機能と、 マウスカーソルが上記目的物位置の第一の不可視領域に
    入った場合には、該目的物位置の近傍に該目的物に関す
    る情報をバルーン形式で表示する機能と、 マウスカーソルが上記目的物位置の第一の不可視領域か
    ら出た場合には、上記バルーン形式で表示された情報を
    消去する機能と、 マウスカーソルが、上記第一の不可視領域外でかつ上記
    第二の不可視領域内にあるときにクリック操作された場
    合には、該第二の不可視領域に含まれる複数の目的物の
    リストを近傍に表示する機能と、 上記目的物リストが表示されている状態で、該リストの
    一つの項目上でマウスクリックされた場合には、その項
    目の目的物が選択されたものと判断し、該リストを消去
    するとともに、該目的物の選択状態を示す所定の表示を
    行う機能とをもつ目的物選択表示制御プログラムを記憶
    したプログラム記憶媒体。
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