JP3416774B2 - 地盤の混合処理工法及び装置 - Google Patents

地盤の混合処理工法及び装置

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JP3416774B2
JP3416774B2 JP2000196709A JP2000196709A JP3416774B2 JP 3416774 B2 JP3416774 B2 JP 3416774B2 JP 2000196709 A JP2000196709 A JP 2000196709A JP 2000196709 A JP2000196709 A JP 2000196709A JP 3416774 B2 JP3416774 B2 JP 3416774B2
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  • Consolidation Of Soil By Introduction Of Solidifying Substances Into Soil (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、地盤改良工法のう
ち、特に固化系流動物を軟弱地盤中に噴出し、原位置土
と混合する地盤の混合処理工法及び装置に関するもので
ある。
【0002】
【従来の技術】地盤の混合処理工法は、生石灰やセメン
トミルク等の固化系流動物を地盤中の原位置土と混合
し、固化系流動物と粘性土等の原位置土と化学的な結合
作用を利用して、強固な柱状パイルを造成したり、土質
性状を安定化することにより地盤強度を向上するもので
ある。使用装置は、通常、駆動装置により回転される回
転軸及び当該軸下側に設けられた撹拌翼と、回転軸に沿
って設けられた供給管路と、前記供給管路の上流側に固
化系流動物を導入する供給装置等を備えたものである。
固化系流動物は、製造プラント又はアジャスター溜め部
からポンプにより回転軸側の供給管路に圧送され、撹拌
翼の付け根部等に設けられた排出口から撹拌翼の回転に
よって形成される空隙部に排出される。排出された流動
物は、撹拌翼の回転に伴って回転軌跡に散布され、原位
置土と撹拌混合される。
【0003】この種の処理工法では、固化系流動物と原
位置土との混合度合いが地盤改良品質をほぼ決める。こ
のため、品質を確保するには、固化系流動物が原位置土
に均一に混ざるように原位置土をより良好に粉砕したり
細分化して流動性を上げることが必須となる。そのよう
な観点から、従来は、回転軸の回転速度や撹拌時間の設
定等の処理制御面から対処し、同時に、撹拌翼の近傍部
に設けられる各種の共廻り防止手段により撹拌翼の移動
に伴う土の共廻りを阻止したり、撹拌翼や撹拌翼同士の
間に付着した土を除去するという混合機構面からも対処
している。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】上記した従来技術にあ
っては、原位置土の流動性を上げて均一混合をそれなり
に可能にするものの、例えば、原位置土が粘性土やピー
ト層等の粘着力の大きい土質、土塊になり易い硬質粘土
質の場合、排出される固化系流動物の偏りや共廻り等に
起因して今だ充分満足できるものではなかった。
【0005】本出願人はこのような背景から検討を重ね
てきた結果、従来における固化系流動物の排出形態を工
夫することにより、原位置土の流動性を上げて均一混合
をより向上できるようにした工法及び装置を先に開発し
た(特願平11−100202号)。本発明の目的はそ
れを更に改良して、貫入促進等による施工時間の短縮
と、均一混合をより向上すること、それによる固化系流
動物の使用量を減少可能にしたり、逆に、原位置土への
流動物添加量を増大することを可能にすることにある。
他の目的は以下の説明と共に明らかにする。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
本発明工法(請求項1)は、図1から図4等に例示され
る如く、回転軸1及び該回転軸1と一体に回転される撹
拌翼3A,3Bと、回転軸1に沿って設けられた供給管
路2と、前記供給管路2の上流側にセメントミルク等の
固化系流動物を導入する供給装置10とを備え、回転軸
1の地中への貫入や引き抜き過程等で、前記供給管路2
の下端側から排出される固化系流動物と原位置土とを混
合する地盤の混合処理工法において、前記供給装置10
は前記流動物用固化系供給手段11と共に圧縮エアー供
給手段12を有し、前記供給管路2は前記固化系供給手
段11に接続された前記流動物用供給管2Aと共に前記
圧縮エアー供給手段12に接続された圧縮エアー用供給
管2Bを有し、前記撹拌翼3B流動物用供給管2Aか
ら導入される流動物を、圧縮エアー用供給管2Bから導
入される圧縮エアーに同伴させる混合エジエクター13
を有し、前記混合エジェクター13は噴出口13cを幅
細で横に長く形成し、かつ前記撹拌翼3Bの混合作動時
の回転方向を向くよう当該撹拌翼に位置決め配置されて
おり、前記混合エジェクター13の噴出口13cから前
記流動物を前記圧縮エアーに同伴させて前記撹拌翼3B
の回転方向である前方へ霧状に噴出し、当該撹拌翼前方
に存在する土の塊等を粉砕することを特徴とする。
た、他の本発明工法(請求項2)は、図5及び図6等に
例示される如く混合エジェクターと共にノズルを有して
いる態様であり、上記工法と次の点が異なる。前記回転
軸1は前記流動物用供給管2Aから導入される流動物
を、前記圧縮エアー用供給管2Bから導入される圧縮エ
アーに同伴させる混合エジエクター21を有し、前記撹
拌翼3Bは前記混合エジェクター21に接続されたノズ
ル20を有し、前記ノズル20は噴出口13cを幅細で
横に長く形成し、かつ前記撹拌翼3Bの混合作動時の回
転方向を向くよう当該撹拌翼に位置決め配置されてお
り、前記ノズル20の噴出口13cから前記流動物を前
記圧縮エアーに同伴させて前記撹拌翼3Bの回転方向で
ある前方へ霧状に噴出し、当該撹拌翼前方に存在する土
の塊等を粉砕することを特徴とする。
【0007】本発明装置は、図1等に例示される如く回
転駆動機構5によって回転される回転軸1と、該回転軸
1と一体に回転される撹拌翼3A,3Bと、回転軸1に
沿って設けられた供給管路2と、前記供給管路2の上流
側にセメントミルク等の固化系流動物を導入する供給装
置10とを備え、前記回転軸1の地中への貫入や引き抜
き過程等で、前記供給管路2の下端側から排出される固
化系流動物と原位置土とを混合する地盤の混合処理装置
において、前記供給装置10は前記流動物用固化系供給
手段11と共に圧縮エアー供給手段12を有し、前記供
給管路2は前記固化系供給手段11に接続される流動物
用供給管2Aと共に前記圧縮エアー供給手段12に接続
される圧縮エアー用供給管2Bを有し、前記撹拌翼3B
側に設けられて、流動物用供給管2Aと圧縮エアー用供
給管2Bに接続される第1の入口13aと第2の入口1
3bを持ち、前記第1の入口13aを介し導入される前
記流動物を、前記第2の入口13bを介し導入される圧
縮エアーに同伴させて噴出口13cから吐出する混合エ
ジェクター13を有していることを特徴としている。ま
た、他の本発明装置は、上記装置と異なる点は混合エジ
ェクターと共にノズルを有する形態を特定したもので、
図5等に示される如く前記回転軸1に設けられて、前記
流動物用供給管2Aと圧縮エアー用供給管2Bに接続さ
れる第1の入口(21a)と第2の入口を持ち、前記第
1の入口(21a)を介し導入される前記流動物を、前
記第2の入口を介し導入される圧縮エアーに同伴させる
混合エジェクター21を有しており、前記混合エジェク
ター21の排出口21bが前記撹拌翼3B側に設けられ
たノズル20に接続されていることを特徴としている。
【0008】以上の本発明は、固化系流動物をポンプの
移送能力により供給管路の下端側(ノズル)から吐出す
る従来方式(以下、これを単独排出態様と称する)に代
えて、流動物を圧縮エアーに同伴させて原位置土へ吐出
する方式(以下、これをエアー同伴噴出態様と称する)
にしたものである。発明の要部は、供給装置10及び供
給管路2として、流動物用の固化系供給手段11及び流
動物用供給管2Aと、圧縮エアー供給手段12及び圧縮
エアー用供給管2Bとを組として備えている。そして、
撹拌翼3B又は回転軸1に設けられた混合エジェクター
13又は21を使用し、セメントミルク等の流動物を、
下流側にて、高速の圧縮エアーに乗せて、混合エジェク
ター13から直に霧状に噴出させたり、混合エジェクタ
ー21に接続された撹拌翼側のノズル20から霧状に噴
出させることにあり、単独排出態様から想像できない次
のような作用が得られる。
【0009】第1に、本発明では、調合(密度及びフロ
ー値等)されたセメントミルク等の流動物を、圧縮エア
ーに乗せて霧状に噴出するため、圧縮エアーの噴射圧及
び流動物の供給量を制御することにより吐出力を増大可
能となる。この噴出力は、セメントミルク等の流動物が
高速エアーに乗せられて同伴し、分散又は細分化された
状態で原位置土に高速でぶつかり、土の塊等を粉砕した
り、細分化すると同時に、高速エアーの働きで細分化し
た土や土粒子の流動性を効率的に増す。このように、エ
アー同伴噴出態様では、原位置土の粉砕細分化作用及び
優れた流動化作用(エアーによる土粒子間の摩擦を低減
し、上下方向の撹拌を促す)が実現されるため、土の共
廻りも防止され、混合性能等を向上できる。具体的に
は、粉砕細分化作用により施工速度を向上したり、均一
混合の向上により流動物の使用量を低減したり、両作用
により原位置土への流動物の添加量を増大すること、等
が実現できる。なお、従来の単独排出態様では、流動体
をグラウトポンプで圧送する場合、当該ポンプ性能を上
げたとしても、この種の流動体の物性により排出口から
排出される圧(排出圧)を高くすることは難しく、本発
明の如くエアーによる噴出力によって原位置土の粉砕細
分化作用等は、到底期待できない。第2に、本発明のエ
アー同伴吐出態様では、前記混合エジェクタ13又は図
5等のノズル20の噴出口13cが、前記撹拌翼3A,
3Bの混合作動時における回転方向を向いていると、前
記した原位置土の粉砕細分化作用及び流動化作用をより
有効に発揮でき好ましい形態となる。この場合は、噴出
口13cが横方向に扁平な開口に形成されたり、更に噴
出口13cが奥から先端に向けて次第に横幅を増大して
いると、撹拌翼のほぼ全面から噴出できるため前記した
各作用を混合対象領域により均等に与えることができ
る。第3に、本発明のエアー同伴噴出態様では、回転軸
1が円筒形の場合、軸上下方向に突設されて、地盤との
間にエアー回収用隙間を形成するリブ材9を有している
と、地中に噴出された使用済みのエアーを、前記隙間か
ら地表側へ回収し地盤性状等に対する影響の虞を解消で
き、好ましい態様となる。これは、回転軸1が横断面略
角形状のものを用い、該角形状により地盤との間にエア
ー回収用隙間を形成する構成とすることができる。
【0010】第4に、混合エジェクター13としては、
前記第1の入口13aに対応する流動物供給部14a
と、前記第2の入口13bに対応するエアー供給部14
bとの間に弁機構を有し、前記エアー供給部14bに導
入される圧縮エアーが所定圧になったときに前記弁機構
を開状態にし流動物供給部14a側へ導入される構成が
好ましい。これは、例えば、流動物供給部14aに導入
された流動物が弁機構の開状態から常に設計圧の圧縮エ
アーで同伴されるため、初期段階から霧状に噴出でき、
無駄のない施工を実現可能にする。なお、混合エジェク
ター13やノズル20の噴出口13cは、上記したよう
に原位置土の粉砕細分化作用及び流動化作用等を撹拌翼
の長さ方向に等しく得られるよう、幅細で横に長く形成
されていること、奥から先端に向けて次第に横幅を増大
していることが好ましい。
【0011】
【発明の実施の形態】以下、本発明を実施形態である図
面を参照しながら更に説明する。図1は形態例である地
盤の混合処理工法に用いられる装置を模式的に示す全体
構成図、図2は同装置に用いられる回転軸の途中部分を
示す模式図、図3は混合エジェクターの構成例を示す
図、図4はその混合エジェクターの上面図である。
【0012】(装置例)図1の混合処理装置は、回転軸
1を主体とし、撹拌翼3A,3B、回転駆動機構5及び
スイベル管6、供給装置10として固化系供給手段11
及び圧縮エアー供給手段12、供給管路2として流動物
用供給管2A及び圧縮エアー用供給管2B、各供給管2
A,2Bが接続される混合エジェクター13等を備え、
混合エジェクター13から固化系流動物を圧縮エアーに
乗せて噴出可能にしたものである。
【0013】このうち、回転軸1は有底筒状をなし、内
部上下方向に沿って供給管2A,2Bを配置しており、
軸下端側に2段に設けられてそれぞれ2枚構成の撹拌翼
3A、3Bと、撹拌翼3Bに設けられた混合エジェクタ
ー13と、必要に応じて付設される共回り防止板4とを
有し、上端側に設けられる回転駆動機構5により回転さ
れる。すなわち、施工時には、例えば、回転軸1が図示
を省略しているベースマシン側の支持用リーダー7及び
ウインチ機構等を介して移動可能に支持されて、地盤下
へ貫入されたり引き抜かれる。回転駆動機構5は、回転
軸1を電動モーター及び減速ギア機構等を介して正転・
逆転するもので、全体が回転軸1と共にリーダー7に沿
って昇降される。
【0014】回転軸1の下端には掘削刃8が必要に応じ
て装着される。回転軸1の外周には、図2(a)の如く
エアー回収用リブ材9が対に設けられている。このリブ
材9は、鋼板を溶接したもので、回転軸1の上下方向へ
延びている。リブ材9の突出量は、回転軸1が回転され
るときに軸外周と原位置土との間に隙間を形成し、その
隙間を介して混合エジェクター13から噴出される圧縮
エアーを軸下から地表側へ放出し易くなるよう設定され
る。従って、このリブ材9は、図2(b)に示す如く回
転軸1Aが横断面矩形等の角形状の場合、該回転軸1A
の形状により同様な隙間を形成可能なため省略できる。
【0015】各供給管2A,2Bは、スイベル管6側か
ら回転軸1内に挿入されて、図3の如く撹拌翼3Bに対
応する内下側まで延びており、下端側が接続パイプ等を
介して撹拌翼3Bに対応した回転軸1の壁面を貫通した
状態に設けられている。即ち、各供給管2A,2Bの上
端は、スイベル管6の上蓋6aを貫通しているが、スイ
ベル管6の側面から外へ突出されることもある。この各
上端には、後述する供給装置10を構成している固化系
供給手段11及び圧縮エアー供給手段12の対応供給ホ
ース19A,19Bが不図示の接続具を介し接続されて
いる。各下端は、直に又は接続パイプを介し軸外へ貫通
されて、後述する混合エジクター13の対応入口側に接
続されている。なお、ここでの供給管2A,2Bは、構
成を分かり易くするため2本独立したものを例示した
が、要は圧縮エアーと流動物とを独立して圧送できれば
よいものである。従って、供給管2A,2Bとしては、
例えば、公知の二重管(同心に配置された内管と外管か
らなり、内管内径と、内・外管の間の隙間とを各供給管
2A,2Bとする)構成、回転軸内径とそこに挿入され
た内管内径とで供給管2A,2Bを形成する構成等を当
然に含む。
【0016】供給装置10は固化系供給手段11及び圧
縮エアー供給手段12からなる。圧縮エアー供給手段1
2は、コンプレッサー12A及びレシーバータンク12
B並びにエアー流量計12C等を備え、コンプレッサー
12Aの駆動により生成される圧縮エアーがレシーバー
タンク12Bからエアー流量計12Cを介し設計圧力及
び流量でホース19Bを通って供給管2Bへ供給され
る。これに対し、固化系供給手段11は、セメント等の
固化系原料用サイロ11Aと、該サイロ11Aから導入
される固化系原料と不図示の水槽側から導入される水と
を混合し所定の固化系流動物を製造する製造プラント1
1Bと、低圧ポンプ(グラウトポンプ等)11C及び流
量計11D等を備え、製造プラント11Bで製造された
流動物が低圧ポンプ11C及び流量計11Dを介し設計
添加量を満たすよう所定の流量等でホース19Aを通っ
て供給管2Aへ供給される。なお、目的の流動物は製造
プラント11Bからアジテータ側に移し、そこから供給
することもある。
【0017】混合エジェクター13は、図3と図4に示
す如く、鋼製ハウジングが導入筒部14と、噴出部17
と、取付部18とを形成して、撹拌翼3Bの幅内とほぼ
同じか、若干大きな長さに作製されている。導入筒部1
4内は、後側のエアー供給部14bと前側の流動物供給
部14aとが弁機構等により区画され、又、各供給部1
4a,14bに入口13a,13bが設けられている。
この弁機構は、導入筒部14の内周に固定されて、エア
供給部14bに導入される圧縮エアーを内部に導入可能
な(弁座を形成している)弁ケース15と、弁ケース1
5内と流動物供給部14a側とを開閉する弁部材16と
を有している。そして、入口13aには供給管2Aが、
入口13bには供給管2Bが直に或いはパイプを介し接
続される。弁部材16は、通常、バネ部材16aにより
閉状態になっていて両供給部14a,14bの間を遮断
しており、エアー供給部14b(弁ケース15)内が所
定圧になるとバネ部材16aの付勢圧に抗し開状態に切
り換えられて圧縮エアーを供給部14b側から供給部1
4a側へ導入する。これにより、供給部14a内に導入
された前記流動物は、供給部14bから導入される圧縮
エアーに乗せられて噴出部17側へ導出されることにな
る。
【0018】噴出部17は、後側が供給部14aに接合
一体化されていると共に、前側に行くに従って横幅を増
大している。即ち、噴出部17の噴出口13cは、供給
部14a側から先端に向けて次第に横幅を増大した偏平
な開口となっている。以上の混合エジェクター13は、
撹拌翼3Bの下面側で左右略中間箇所に、噴出口13c
が撹拌翼3Bの混合作動時における回転方向を向くよう
位置決め配置され、取付部18等を溶接等にて固着され
る。
【0019】(装置要部の変形例)図5及び図6は、上
記混合エジェックター13の変形例を示している。この
変形例は、混合エジェックター21と共にノズル20を
用いるようにした構成例であり、上記装置と同じか類似
する部材及び部位に同じ符号を付し、変更点のみを詳述
する。この混合エジェクター21は、先の特願平11−
100202号と基本的に同じくし、回転軸1内に不図
示の保持手段により取り付けられている。本体の一端側
には圧縮エアーを導入する第2の入口が設けられ、他端
側には第1の入口としてパイプ部21aと、多少細く絞
られた噴出口21bを有している。パイプ部21aは、
筒状本体に対し傾きを持って筒内へ貫通配置され、挿入
端側が筒状内の略中央に位置し、噴出口21b側へ折り
曲げられている。そして、前記第2の入口は供給管2B
の下端と接続されて、本体内に圧縮エアーを導入する。
第1の入口であるパイプ部21aは供給管2Aの下端と
接続されて、本体内に固化系流動物を導入する。その導
入された流動物は、上側から導入される圧縮エアーに乗
せられて噴出口21bから接続パイプ21c及びパイプ
20aを通ってノズル20へ導出される。ノズル20
は、上記した混合エジェクター13のうち導入筒部14
を除く、噴出部17及び取付部18を有した構造であ
り、噴出部17の導入側に設けられた前記接続パイプ2
0aを有している。噴出部17の形状は上記したものと
同様になっている。従って、この場合にも、混合エジェ
クター21が撹拌翼3Bに固着されたノズル20と近い
位置に配置されているため、上記した混合エジェクター
13から直に噴出する場合と同じように、圧縮エアーに
乗せられた流動物が圧縮エアーと分離することなくノズ
ル20の噴出口13cから噴出可能になり、本発明の作
用効果を具備できる。なお、この例でも、混合エジェク
ター21が上記した弁機構を有する、即ち上記した混合
エジェクター13の導入筒部14と類似した構成にする
ことが好ましい。
【0020】(工法)次に、以上の混合処理装置の処理
操作について概説する。施工に際しては、混合処理装置
が施工箇所に移動されて位置決めされた後、回転軸1が
回転されながら貫入操作される。回転軸1は回転駆動機
構5により回転されて、所定の深さまで貫入される。そ
して、この貫入過程又は/及び引き抜き過程にて混合操
作が行われる。すなわち、混合処理段階では供給装置1
0が稼動されると、混合プラント11Bで製造された流
動物は、ポンプ11C及び流量計11Dを介しホース1
9A及び供給管2Aから第1の入口13aを通って混合
エジェクター13内(流動物供給部14a)まで圧送さ
れ、同時に、コンプレッサー12Aで生成される圧縮エ
アーは、レシーバータンク12B及びエアー流量計12
Cを介しホース19B及び供給管2Bから第2の入口1
3bを通って混合エジェクター13内(エアー供給部1
4b)まで圧送される。そして、混合エジェクター13
では、上記した如くエアー供給部14bが所定圧になる
とバネ部材16aの付勢圧に抗し弁部材16が開状態に
切り換えられ、圧縮エアーが供給部14b側から供給部
14a側へ導入されて、供給部14aに導入された流動
物がその圧縮エアーに乗せられて噴出部17の噴出口1
3cから、地中の原位置土へ向けて噴出する。この噴出
態様は、流動物が高速の圧縮エアーに同伴して霧状に噴
出され、撹拌翼3Bの回転軌跡において、撹拌翼3Bの
回転方向である前方へ強く噴射している。このようなエ
アー同伴吐出態様では、圧縮エアーの噴射圧及び流動
の供給量を制御することにより設計通りの噴射力により
原位置土に高速でぶつかり、例えば、翼前方に存在する
土の塊等を粉砕したり、細分化すると共に、細分化した
土や土粒子の流動性も効率的に高めることができる。こ
の構造では、特に、撹拌翼3Bに設けられた混合エジェ
クター13で固化系流動物を圧縮エアー上に乗せて噴出
口13cから直に噴出することから、圧縮エアーの流動
物同伴態様が維持され、上記した先の発明よりも原位置
土に対する粉砕細分化作用や流動化作用等を安定・確実
に得ることができる。
【0021】ここで、以上の混合処理工法において、流
動物の噴出時期は、回転軸1の貫入過程、貫入及び引き
抜き過程、引き抜き過程に大別され、何れであってもよ
い。重要なことは、上記撹拌翼が上下に複数段設けられ
る場合、混合エジェクター13や図5のノズル20を何
処に設けるか等について必要に応じ設計されることであ
る。即ち、混合エジェクター13やノズル20は、図1
のような上下複数の撹拌翼構成であれば、例えば、下段
の撹拌翼3Bだけではなく、上下の各撹拌翼3A,3B
に設けて、引き抜き過程では上段の撹拌翼3A側に設け
られた混合エジェクター13や図5のノズル20から流
動物を吐出する方が好ましい態様となる。地盤性状等に
よっては、上段の撹拌翼3Aだけに混合エジェクター1
3やノズル20を設けることも考えられる。また、以上
の混合処理工法において、固化系流動物としては、固化
系改良材が生石灰やセメント等の如く粉体系であれば、
その粉体自体(即ち、本発明の固化系流動物は広義のも
のであり、固化系改良材が粉体であり、該粉体が湿気等
の水分を含有して粘性を持った態様も含む)を圧縮エア
ーに同伴させて吐出することも可能であり、その場合に
も上記した利点を具備できる。本発明の展開例としては
固化系改良材の中に砂粒子等を混入させて適用すること
も考えられ、その場合は上記粉砕細分化作用や貫入促進
作用がより期待できる。
【0022】(実施例)図7は以上の本発明を屋外試験
したときの例を模式的に示し、図8は該試験結果例を示
している。対象地盤は、地表から下へ、深さ約1m迄が
盛土(N値=3)、約1m〜2.8m迄がローム層(N
値=1〜3)、約2.8m〜4.2m迄が凝灰質粘土
(N値=3)、4.2mより下が細砂(N値=7〜1
3)であった。試験では、図1に類似する装置を用い、
地表から1mに達した段階から上記した本発明のエアー
同伴噴出態様(従来工法では単独排出態様)を適用し
て、回転軸1を設計深さ(地表から下4m)まで低速正
転させつつ貫入した。回転軸1の引き抜き過程ではセメ
ントミルクを噴出せず、高速逆転しつつ引き抜くように
した。評価は打設後(7日後)にサンプルコアを同図の
位置(地表から下2mまで掘削した位置)で採取し、図
8の如く流動物の添加量C(kg/m3)に対する一軸
圧縮強さqu(kgf/cm2)を計測した。本発明工
法では、従来工法に対し流動物の添加量を増大するほど
一軸圧縮強さを数倍向上できた。本発明工法の均一細分
化や均一混合が優れていることは各サンプルコアの外観
対比からも明らかであった。
【0023】(他の変形例)図9(a),(b)は本発
明を2軸構成の混合処理装置に適用した例を示してい
る。つまり、本発明は、図1の如く回転軸1が単軸構成
の場合に限られず、図9の如く2軸構成でも同様に適用
できる。この説明では、上記形態に対し同じか作用的に
類似する部材及び部位に同じ符号を付し、重複した説明
を極力省く。
【0024】図9(a)の装置特徴は、上側に設置され
る回転駆動機構により回転される2本の回転軸1と、各
回転軸1の下端側にあって上下各2段に取り付けられた
撹拌翼3A,3Bと、各回転軸1の下端に装着された掘
削刃8と、両回転軸1の間に組み込まれた共廻り防止板
22とを有し、各回転軸1の撹拌翼3A,3B同士が互
いの回転軌跡の一部を重複(ラップ)する状態に配置さ
れると共に、上記した供給管路2である供給管2A,2
Bを両回転軸1内に配管し、それに対応して設けられた
上記混合エジェクター16又は不図示の混合エジェクタ
ー21に接続されたノズル20を有している。なお、共
廻り防止板22は、各回転軸1の外周に嵌合している取
付部23同士を防止板24により連結した構成であり、
回転軸1同士の間隔を維持し、撹拌翼3A,3Bの回転
に伴う土の移動を阻止する。これに対し、図9(b)の
装置特徴は、上側に設置される回転駆動機構により回転
される2本の回転軸1と、各回転軸1の下端側にあって
上下各2段に取り付けられた撹拌翼3A,3Bと、両回
転軸1の間に設けられて固化系流動物の使用量に応じ原
地盤土壌を排土するスクリューオーガー26を内設した
排土管25とを備えたタイプであり、上記した供給管路
2である供給管2A,2Bを両方の回転軸1内に配管
し、それに対応して設けられた上記混合エジェクター1
6又は不図示の混合エジェクター21に接続されたノズ
ル20を撹拌翼3Bに有している。このタイプは、スク
リューオーガー26の排土作用によって原地盤土壌の設
計量を地上側へ排除し、原位置土に噴出される流動物を
増大する場合にも地盤の盛り上がり等を防止できる。こ
のように、本発明は、混合処理装置のタイプに制約され
ることなく、他の公知のものにも必要に応じて適用可能
であり、要は請求項に記載の技術要件を具備すればよい
ものである。
【0025】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
セメントミルク等の固化系流動物を、圧縮エアーに乗せ
て霧状に噴出することから、撹拌翼の混合作用に加え、
原位置土の粉砕細分化及び優れた流動化作用が実現され
ると共に、土の共廻りも防止して混合性能を向上でき
る。そして、このように、均一混合をより向上できるこ
とから、より高速な施工を可能にしたり、造成パイル径
を大きくしたり、品質を維持して原料である流動物の使
用量を多少なりとも節減可能にしたり、逆に原位置土へ
の流動物添加量を増大可能にして、工費の低減を達成で
きると共に工法の適用範囲を拡大できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明例の地盤混合処理装置及び工法を示す模
式構成図である。
【図2】上記装置の回転軸部分の構成例及び変形例を示
す図である。
【図3】上記装置の混合エジェクターの取付状態を示す
図である。
【図4】上記混合エジェクターの構成を示す図である。
【図5】上記混合エジェクターの変形例を示す図であ
る。
【図6】図5の混合エジェクターとノズルの関係を示す
図である。
【図7】本発明実施試験の模式図である。
【図8】上記試験での評価例を示した図である。
【図9】本発明の全体構成の変形例を示す模式図であ
る。
【符号の説明】
1,1Aは回転軸 2は供給管路 2Aは流動物用供給管 2Bは圧縮エアー用供給管 3A,3Bは撹拌翼 10は供給装置 11は固化系供給手段 12は圧縮エアー供給手段 13,21は混合エジェクター 13a,13bは第1と第2の入口 13cは噴出口 14aは流動物供給部 14bはエアー供給部 15は弁ケース(弁機構) 16は弁部材(弁機構) 16aはバネ部材(弁機構) 17は噴出部 20はノズル 21はパイプ部(第1の入口)
フロントページの続き (56)参考文献 特開 平7−11627(JP,A) 特開 平5−202514(JP,A) 特開2000−96552(JP,A) 特開 平6−88329(JP,A) 実開 昭57−137649(JP,U) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) E02D 3/12 102

Claims (5)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 回転軸及び該回転軸と一体に回転される
    撹拌翼と、前記回転軸に沿って設けられた供給管路と、
    前記供給管路の上流側にセメントミルク等の固化系流動
    物を導入する供給装置とを備え、前記回転軸の地中への
    貫入や引き抜き過程等で、前記供給管路の下端側から排
    出される固化系流動物と原位置土とを混合する地盤の混
    合処理工法において、 前記供給装置は前記流動物用固化系供給手段と共に圧縮
    エアー供給手段を有し、 前記供給管路は前記固化系供
    給手段に接続された前記流動物用供給管と共に前記圧縮
    エアー供給手段に接続された圧縮エアー用供給管を有
    し、 前記撹拌翼前記流動物用供給管から導入される流動物
    を、前記圧縮エアー用供給管から導入される圧縮エアー
    に同伴させる混合エジエクターを有し、前記混合エジェクターは噴出口を幅細で横に長く形成
    し、かつ前記撹拌翼の混合作動時の回転方向を向くよう
    当該撹拌翼に位置決め配置されており、 前記 混合エジェクターの噴出口から前記流動物を前記圧
    縮エアーに同伴させて前記撹拌翼の回転方向である前方
    霧状に噴出し、当該撹拌翼前方に存在する土の塊等を
    粉砕することを特徴とする地盤の混合処理工法。
  2. 【請求項2】 回転軸及び該回転軸と一体に回転される
    撹拌翼と、前記回転軸に沿って設けられた供給管路と、
    前記供給管路の上流側にセメントミルク等の固化系流動
    物を導入する供給装置とを備え、前記回転軸の地中への
    貫入や引き抜き過程等で、前記供給管路の下端側から排
    出される固化系流動物と原位置土とを混合する地盤の混
    合処理工法において、 前記供給装置は前記流動物用固化系供給手段と共に圧縮
    エアー供給手段を有し、 前記供給管路は前記固化系供
    給手段に接続された前記流動物用供給管と共に前記圧縮
    エアー供給手段に接続された圧縮エアー用供給管を有
    し、 前記回転軸前記流動物用供給管から導入される流動物
    を、前記圧縮エアー用供給管から導入される圧縮エアー
    に同伴させる混合エジエクターを有し、 前記撹拌翼は前記混合エジェクターに接続されたノズル
    を有し、 前記ノズルは噴出口を幅細で横に長く形成し、かつ前記
    撹拌翼の混合作動時の回転方向を向くよう当該撹拌翼に
    位置決め配置されており、 前記ノズルの噴出口から前記流動物を前記圧縮エアーに
    同伴させて前記撹拌翼の回転方向である前方へ霧状に噴
    し、当該撹拌翼前方に存在する土の塊等を粉砕する
    とを特徴とする地盤の混合処理工法。
  3. 【請求項3】 回転駆動機構により回転される回転軸
    と、該回転軸と一体に回転される撹拌翼と、前記回転軸
    に沿って設けられた供給管路と、前記供給管路の上流側
    にセメントミルク等の固化系流動物を導入する供給装置
    とを備え、前記回転軸の地中への貫入や引き抜き過程等
    で、前記供給管路の下端側から排出される固化系流動物
    と原位置土とを混合する地盤の混合処理装置において、 前記供給装置は前記流動物用固化系供給手段と共に圧縮
    エアー供給手段を有し、 前記供給管路は前記固化系供
    給手段に接続される流動物用供給管と共に前記圧縮エア
    ー供給手段に接続される圧縮エアー用供給管を有し、 前記撹拌翼側に設けられて、前記流動物用供給管と圧縮
    エアー用供給管に接続される第1の入口と第2の入口を
    持ち、前記第1の入口を介し導入される前記流動物を、
    前記第2の入口を介し導入される圧縮エアーに同伴させ
    て噴出口から噴出する混合エジェクターを有しているこ
    とを特徴とする地盤の混合処理装置。
  4. 【請求項4】 回転駆動機構により回転される回転軸
    と、該回転軸と一体に回転される撹拌翼と、前記回転軸
    に沿って設けられた供給管路と、前記供給管路の上流側
    にセメントミルク等の固化系流動物を導入する供給装置
    とを備え、前記回転軸の地中への貫入や引き抜き過程等
    で、前記供給管路の下端側から排出される固化系流動物
    と原位置土とを混合する地盤の混合処理装置において、 前記供給装置は前記流動物用固化系供給手段と共に圧縮
    エアー供給手段を有し、 前記供給管路は前記固化系供
    給手段に接続される流動物用供給管と共に前記圧縮エア
    ー供給手段に接続される圧縮エアー用供給管を有し、 前記回転軸に設けられて、前記流動物用供給管と圧縮エ
    アー用供給管に接続される第1の入口と第2の入口を持
    ち、前記第1の入口を介し導入される前記流動物を、前
    記第2の入口を介し導入される圧縮エアーに同伴させる
    混合エジェクターを有していると共に、前記混合エジェ
    クターが前記撹拌翼側に設けられたノズルに接続されて
    いることを特徴とする地盤の混合処理装置。
  5. 【請求項5】 前記混合エジェクターは、前記第1の入
    口に対応する流動物供給部と、前記第2の入口に対応す
    るエアー供給部との間に弁機構を有し、前記エアー供給
    部の圧縮エアーが所定圧になったときに前記弁機構を開
    状態にして前記流動物供給部側へ導入される請求項
    に記載の地盤の混合処理装置。
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