JPS5930756B2 - 粘土グラウト材料の調整方法 - Google Patents

粘土グラウト材料の調整方法

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JPS5930756B2
JPS5930756B2 JP51142217A JP14221776A JPS5930756B2 JP S5930756 B2 JPS5930756 B2 JP S5930756B2 JP 51142217 A JP51142217 A JP 51142217A JP 14221776 A JP14221776 A JP 14221776A JP S5930756 B2 JPS5930756 B2 JP S5930756B2
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JP
Japan
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clay
slurry
grout
water
ball mill
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Expired
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JP51142217A
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English (en)
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JPS5367908A (en
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昂 大須賀
有一郎 杉田
好博 中洞
宗男 吉村
一正 国友
詩郎 木島
英夫 横谷
努 中尾
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Kajima Corp
Original Assignee
Kajima Corp
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Publication date
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Landscapes

  • Consolidation Of Soil By Introduction Of Solidifying Substances Into Soil (AREA)
  • Preparation Of Clay, And Manufacture Of Mixtures Containing Clay Or Cement (AREA)
  • Soil Conditioners And Soil-Stabilizing Materials (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は現地発生の粘性土を地盤注入材料として用いる
際の材料の調整方法に関する。
従来、砂レキ層、砂層を対象として止水あるいは湯気防
止を目的として均一な注入を行なう場合、薬液注入に重
きが置かれていた。
近年、公害の防止および低コストであるという理由から
、現地発生の粘性土を利用した粘土グラウトが用いられ
るようになつたが、この種の粘土グラウトは材料を10
0Cfb利用せずかなりの割合を廃棄しなければならな
いので、廃棄物の処理に手数を要するという難点があつ
た。本発明は上記の難点を除去し、良質な粘土グラウト
を能率的に生産する粘土グラウト材料の調整方法を提供
することを目的とするものであり、粘性土を水と混合し
高速ミキサーによつて解こうして粘土スラリーとし、そ
の粘土スラリーをボールミルによつて充分に撹拌粉砕し
て微粒化し、ボールミルから排出された粘土スラリーに
水とセメントを適量混合して均質な粘土グラウトを生産
することを特徴とする。
以下図面を参照して本発明の一実施例を説明する。
第1図は本発明方法を実施する装置を示す。1はホッパ
、2はベルトコンベア、3はベルトコンベア駆動用モー
タである。
高速ミキサー4に給水管5が臨み、開口付近には電磁弁
6が設けられている。高速ミキサー4の下端には油圧ジ
ャッキ7が固定され、接点付プルトン管8が導線9およ
び10によつてそれぞれベルトコンベア駆動用モータ3
および電磁弁6に接続されている。アジテータタンク1
1内にアジテータ12が設けられ、アジテータ12はア
ジテータ駆動用モータ13によつて駆動される。14は
振動ふるい、15はポンプ、16は吐出管である。
調整タンクITは一定量の粘土スラリーをボールミル2
0へ供給するためのタンクであり、検出器18が液面計
19とポンプ15に接続される。20はボールミルであ
り、第2図はボールミルの好ましき実施例を示す。
ボールミル20のドラム21の内側にはインナーブレー
ド22が設けられており、インナーブレード22は、材
料が出口へ直送されるのを防ぎ、材料をドラム21内に
滞留させて充分に撹拌、粉砕作用を与えるのに役立つ。
23はドラム21内に装入されているステイールボール
である。
24はドラム21を支持回転させるローラである。
ドラム21の中空軸25にはスパイラル26が設けられ
ている。ドラム側板27にステイールボール23の流出
を防止するためのスリツト28が設けられ、材料を排出
するためのベルマウス29が設けられている。ドラム側
板27とベルマウス29との間に排出量を調整するため
のアジアストリング30が入つている。第1図において
、ストツクタンク31にアジテータ32、アジテータ駆
動用モータ33、ポンプ34が設けられる。35はスラ
リー供給管である。
スラリー計量タンク36の下端には油圧ジヤツキ37が
固定され、接点付プルトン管38に接続される。39は
水計量用タンク、40はグラウトミキサー 41はグラ
ウトポンプである。
42はケーソン、43はロームグラウトによつて形成さ
れた止水壁である。
以下本発明方法の実施例について説明する。
粘土Mをホツパ1から供給し、ベルトコンベヤ2によつ
て高速ミキサー4へ供給する。粘土Mは給水管5から供
給された水と混合され、高速ミキサー4によつて解こう
されて粘土スラリーになる。電磁弁6の開閉とベルトコ
ンベア駆動用モータ3の起動・停止は、高速ミキサー4
の下端に固定された油圧ジヤツキ7と接点付プルトン管
8とによつて制御される。高速ミキサー4によつて解こ
うJj フ された粘土スラリーは振動ふるい14によつて2+以上
のレキが除かれ、アジテータタンク11に貯蔵される。
アジテータタンク11の粘土スラリーはポンプ15によ
つて調整タンク17へ送られ、調整タンク17は一定量
の粘土スラリーをボールミル20へ供給する。粘土スラ
リーは中空軸25(第2図)に設けられたスパイラル2
6を経てボールミル20のドラム21内へ投入される。
粘土スラリーは、インナーブレード22に妨げられて出
口へ直送されることなく、ドラム21内に滞留されて充
分に撹拌作用を受け粉砕効果を向上する。粘土スラリー
の排出量はアジアストリング30によつて調整される。
一例として、直径11m1!のステイールボールを用い
、ドラムを23.9rpmで回転したとき、201/M
7!Lの粘土スラリーを排出することができた。ボール
ミル20から排出された粘土スラリーはストツクタンク
31に貯溜される。ストツクタンク31内の粘土スラリ
ーはサイクロン(図示せず)に導か瓢 100μ以下の
スラリーはスラリー計量タンク36へ送られ、100μ
以上のスラリーはストツクタンク31へ戻される。粉砕
が容易な粘土スラリーはサイクロンによる分級を省略す
ることができる。スラリー計量タンク36へ送られた粘
土スラリーはグラウトミキサー40へ導かれ、水計量用
水槽から供給された水とセメントCと混合撹拌される。
グラウトミキサー40内の粘土グラウト材はグラウトポ
ンプ41によつて工事現場へ送られる。42はケーソン
で、グラウトポンプ41から注入された粘土グラウトは
地中に止水壁43を形成する。
第1表はボールミル粉砕試験結果の1例を示す。
試料は関東ローム、直径11m77!のスティールボー
ルを用い、20ノ/關を投入したときの結果である。〜 本発明によると、材料の調整を連続的に能率よく行なう
ことができ、良質の粘土グラウトを得ることができる。
また廃棄するものは粒径2mm1上のレキのみで、それ
以下の粒径の材料は粉砕して使用するので、廃棄の割合
は2〜3%程度にすぎない。以上本発明の実施例をケー
ソン用止水壁工事について述べたが、ケーソンエ事に限
定されることなく、一般的な止水、漏気防止および強化
などを目的とする注入工事のほかトンネルの裏込注入工
事、空隙充填工事等にも利用することができる。
以上の如く、本発明によれば、本来ならば廃棄する粘性
土を粘土スラリーとし、そしてボールミルによつて微粒
化したので、注入に際して地盤中へ吸入特性がよくなり
、かつ品質が均一化しかつ流動性がよくなり、ポンプ輸
送効率が向上する。特にポルトランドセメントの粒径(
約88μ)に近い値の粒径を得ることによつて混合性が
よくなりその効化は一層向上する。したがつてこの種の
粘土グラウトとしては安価で良質なものを得ることがで
きる。また本発明を実施することにより、大きなレキは
他の用途に使用できる。このように本発明によれば廃棄
する粘性土を実質的に全部利用でき、関東ローム層のよ
.うなどこにでも存在する材料から粘土グラウトを無駄
なく作ることができるので極めて好適な発明ということ
ができる。
【図面の簡単な説明】 第1図は本発明方法を実施する装置の一例を示し、第2
図はボールミルの一実施例の拡大図である。 4・・・・・・高速ミキサー、5・・・・・・給水管、
7・・・・・・油圧ジヤツキ、8・・・・・・接点付プ
ルトン管、11・・・・・・アジテータタンク、14・
・・・・・振動ふるい、17・・・・・・調整タン久
20・・・・・・ボールミル、22・・・・・・インナ
ーブレード、23・・・・・・ステイーポール、26・
・・・・・スパイラル、28・・・・・・スリツト、2
9・・・・・・ベルマウス、30・・・・・・アジアス
トリング、31・・・・・・ストツクタンク、36・・
・・・・スラリー計量タンク、37・・・・・・油圧ジ
ヤツキ、38・・・・・・接点付プルトン管、39・・
・・・・水計量用タンク、40・・・・・・グラウトミ
キサー 41・・・・・・グラウトポンプ、42・・・
・・・ケーソン、43・・・・・・止水壁。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 1 現地発生の粘性土を地盤注入材料として用いる際の
    材料の調整方法において、粘性土を水と混合して高速ミ
    キサーなどによつて解こうして粘土スラリーとし、その
    粘土スラリーからレキを除去してからボールミルによつ
    て充分に撹拌粉砕して微粒化し、そしてボールミルから
    排出された粘土スラリーに水とセメントあるいは添加材
    等を適量混合し、以つて均質な粘土グラウトを生産する
    ことを特徴とする粘土グラウト材料の調整方法。
JP51142217A 1976-11-29 1976-11-29 粘土グラウト材料の調整方法 Expired JPS5930756B2 (ja)

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JP51142217A JPS5930756B2 (ja) 1976-11-29 1976-11-29 粘土グラウト材料の調整方法

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JPS5367908A JPS5367908A (en) 1978-06-16
JPS5930756B2 true JPS5930756B2 (ja) 1984-07-28

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ID=15310118

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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS61105260A (ja) * 1984-10-29 1986-05-23 Ikuo Hamada ヘツドランプ等の洗浄装置付車輛
JPS63195953U (ja) * 1987-06-05 1988-12-16
JPH02151827A (ja) * 1988-12-05 1990-06-11 Matsushita Electric Ind Co Ltd 防塵ガラス

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5733613A (en) * 1980-08-07 1982-02-23 Electric Power Dev Co Ltd Grout pouring method
JPS6322913A (ja) * 1986-07-16 1988-01-30 Takenaka Komuten Co Ltd 掘削土の強化方法及びその装置

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