JP3416102B2 - 植物ポリフェノール含有液体組成物 - Google Patents

植物ポリフェノール含有液体組成物

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collagen
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、植物ポリフェノー
ル含有液体組成物に関し、詳しくは植物ポリフェノール
コラーゲンを含む液体にペクチンを配合することによ
って、液体中で植物ポリフェノールとコラーゲンによる
白濁物質および/または沈澱物質が生成することを防止
する技術に関する。
【0002】
【従来の技術】緑茶、紅茶およびウーロン茶などの茶、
さらにはブドウ、リンゴ、カカオなどに含まれる植物ポ
リフェノールは、抗酸化効果、抗アレルギー効果、癌細
胞の増殖抑制効果、血圧上昇抑制効果などのヒトの健康
維持・増進に役立つ様々な機能を有することが明らかに
なり、近年多くの飲料、食品、化粧品等に添加されるよ
うになった。一方、コラーゲンは、胃粘膜保護作用、肌
の保湿性向上、血圧上昇抑制などの有用な機能を有して
いることが知られており、このものも同様に多くの飲
料、食品、化粧品等に添加されている。
【0003】ところで、コラーゲンなどの水溶性タンパ
ク質と植物ポリフェノールは、水中で容易に結合して白
濁物質や沈澱物質を形成する。この特性は、皮なめし、
飲料の濁りや渋味の除去、チューインガムの製造などに
利用されている。これに対して、前記した優れた機能を
有するコラーゲンと植物ポリフェノールを飲料や化粧品
などの液体組成物中で共存させようとすると、白濁物質
や沈澱物質の生成により、製品の外観が著しく害される
という問題を生じる。
【0004】この問題を解決するために有効な手段は、
これまでに殆ど示されていないが、類似の問題を解決す
る手段としては、予めL−アスコルビン酸、クエン酸、
酒石酸、リンゴ酸、フマル酸、乳酸等の有機酸のアルカ
リ金属塩あるいは塩化カリウム、塩化ナトリウム等を添
加したポリフェノール含有液に、ゼラチンを添加しても
沈澱が生じず、清澄なゲル状食品を得る方法(特開平1
0−337158号公報)が提案されている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】本発明の目的は、水を
主な溶媒として用いた飲料や化粧品などの液体中で、コ
ラーゲンなどの水溶性タンパク質と植物ポリフェノール
による白濁物質や沈澱物質の形成を抑制する技術を提供
することである。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明者は、上記の課題
を解決すべく鋭意研究を行った。その結果、植物ポリフ
ェノールを含む溶液にコラーゲンなどの水溶性タンパク
質を添加した場合における白濁物質や沈澱物質の形成
が、ペクチンを添加することにより、顕著に抑制できる
ことを見出し、これらの知見に基づいて本発明に到達し
た。
【0007】請求項1記載の本発明は、植物ポリフェノ
ールとコラーゲンを含む液体にペクチンを添加すること
により、植物ポリフェノールとコラーゲンによる白濁物
質および/または沈澱物質の生成が抑制された液体組成
物である。請求項2記載の本発明は、植物ポリフェノー
ルが、茶、ブドウまたはリンゴのいずれかに由来するも
のもしくはそれらの混合物である請求項1記載の液体組
成物である。請求項3記載の本発明は、植物ポリフェノ
ールが、エピガロカテキン、エピカテキン、エピガロカ
テキンガレート、エピカテキンガレート、ガロカテキン
ガレートおよびカテキンガレートの中から選ばれた少な
くとも1種のものである請求項1記載の液体組成物であ
る。請求項4記載の本発明は、ペクチンの添加量が、植
物ポリフェノールとの重量比でペクチン:植物ポリフェ
ノール=1:1〜10:1である請求項1〜のいずれ
かに記載の液体組成物である。請求項5記載の本発明
は、液体組成物が、飲料または化粧品である請求項1〜
のいずれかに記載の液体組成物である。
【0008】請求項6記載の本発明は、植物ポリフェノ
ールとコラーゲンを含む液体にペクチンを添加すること
を特徴とする植物ポリフェノールとコラーゲンによる液
体中での白濁物質および/または沈澱物質の生成を防止
する方法である。請求項7記載の本発明は、植物ポリフ
ェノールが、茶、ブドウまたはリンゴのいずれかに由来
するものもしくはそれらの混合物である請求項記載の
方法である。請求項8記載の本発明は、植物ポリフェノ
ールが、エピガロカテキン、エピカテキン、エピガロカ
テキンガレート、エピカテキンガレート、ガロカテキン
ガレートおよびカテキンガレートの中から選ばれた少な
くとも1種のものである請求項6記載の方法である。請
求項9記載の本発明は、ペクチンの添加量が、植物ポリ
フェノールとの重量比でペクチン:植物ポリフェノール
=1:1〜10:1である請求項6〜8のいずれかに記
載の方法である。請求項10記載の本発明は、液体組成
物が、飲料または化粧品である請求項6〜9のいずれか
に記載の方法である。
【0009】
【発明の実施の形態】以下に、本発明について詳しく説
明する。一般に、ペクチンとは、D−ガラクツロン酸残
基がα−1,4結合で結合しているポリガラクツロン酸
で、その一部のカルボキシル基が種々の割合にメチルエ
ステル化している多糖類の一群を指す(化学大辞典、
(株)東京化学同人発行)。ペクチンは、メチルエステ
ル化度の割合によって高メトキシペクチンおよび低メト
キシペクチンに分類され、カルボキシル基がメチルエス
テル化されていないものはペクチン酸と呼ばれる。本発
明におけるペクチンは、上記の高メトキシペクチンおよ
び低メトキシペクチンの他に、ペクチン酸も包含する。
【0010】次に、本発明においてコラーゲンは、飲料
や化粧品などの溶液に添加することが可能で、かつ水に
可溶性のものを意味する。水に対する溶解度の大小は問
わない。通常、タンパク質は分子量が5000以上のも
のを指し、それ以下のものをペプチドと呼んで区別する
ことが多い(化学大辞典、(株)東京化学同人発行)
が、本発明におけるタンパク質であるコラーゲンには、
上記のペプチドも含む
【0011】コラーゲンは、ヒトや動物の皮膚、骨、軟
骨、腱、血管壁などに大量に存在するタンパク質であ
る。これら天然コラーゲンの大半は、分子間の架橋によ
り規則正しく会合し、水に不溶性の繊維状あるいは膜状
の構造体を形成している。このコラーゲン繊維は、酢酸
やクエン酸などによって抽出することができるが、溶液
を中性条件下で加温すると、再び繊維を形成し不溶化す
る。現在、このような水不溶性の天然コラーゲンは、食
品や化粧品の原料としてはあまり利用されていない。
【0012】本発明において、コラーゲンとは、水溶性
コラーゲンを意味し、このものは幼獣の真皮等から天然
物として僅かに得ることができるが、通常は水不溶性の
天然コラーゲンを以下に示す方法などにより処理するこ
とによって得られる。 1)酵素可溶化コラーゲン:コラーゲン分子の両端に存
在し、コラーゲン分子間の架橋に関与するテロペプチド
と呼ばれる部分をペプシンやプロクターゼ等の酵素で切
断することにより得られる水溶性コラーゲンである。こ
れは、アテロコラーゲンとも呼ばれる。下記のサクシニ
ル化を行った後、化粧品などに使用されている。 2)アルカリ可溶化コラーゲン:製造工程中でアルカリ
処理されることによりテロペプチドが除去されて水可溶
化したコラーゲンである。 3)ゼラチン:天然コラーゲンを熱処理して変性させ、
水可溶化したもの。天然コラーゲンは、3本のポリペプ
チド鎖が複合3重螺旋構造を形成しているのに対して、
ゼラチンは、3本のポリペプチド鎖が不可逆的に解か
れ、それぞれが糸毬状になっている。
【0013】4)加水分解コラーゲン:コラーゲンを酵
素等により分子量3千から2万に加水分解したもので、
コラーゲンペプチドと称されている。現在、食品原料と
して使用されているコラーゲンは、このタイプが多い。 5)加水分解ゼラチン:上記のゼラチンを酵素等により
分子量3千から2万に加水分解したもので、ゼラチンペ
プチドと称されている。 6)化学修飾コラーゲン:上記のアテロコラーゲンの構
造アミノ酸であるリジンの側鎖アミノ基をサクシニル化
するなどして化学修飾されたものである。
【0014】一方、本発明における植物ポリフェノール
とは、植物もしくはその加工物由来のポリフェノールを
意味する。ここで、ポリフェノールは、一般に多価フェ
ノールとも呼ばれ、広義には同一ベンゼン環上に2個以
上の水酸基を持つ化合物の総称(化学大辞典、(株)東
京化学同人発行)と定義されている。上記植物ポリフェ
ノールを構成する代表的な化合物群としては、フラボ
ン、イソフラボン、フラボノール、フラバノン、フラバ
ノノール、フラバン−3,4−ジオール、フラバン−3
−オール、アントシアニジン、オーロン、カルコン、ジ
ヒドロカルコンなどのフラボノイドおよびそれらの関連
化合物を挙げることができる。
【0015】本発明では、植物ポリフェノールとして、
前記植物ポリフェノールを含有する植物もしくはその加
工物を使用することもできるが、好ましくはこれらの抽
出物や乾留物、さらに好ましくは該抽出物や乾留物から
植物ポリフェノールを所望の程度に精製したものを使用
する。
【0016】植物ポリフェノールを含有する植物もしく
はその加工物の例としては、茶(ツバキ科)、その加工
物として緑茶、紅茶、ウーロン茶、ほうじ茶、プアール
茶等;ブドウ(ブドウ科)、その加工物としてワイン;
カカオ(アオギリ科)、その加工物としてチョコレー
ト、ココア;黄杞(クルミ科)、その加工物として黄杞
茶;その他にコーヒー(アカネ科)、リンゴ(バラ
科)、ホップ(クワ科)、カンキツ(ミカン科)、ロー
ズマリー(シソ科)、ダイズ(マメ科)、ブルーベリー
(ツツジ科)等の植物あるいはそれらの加工物を挙げる
ことができる。
【0017】これらの中では、茶、ブドウ、リンゴ並び
にそれらの加工物が好ましく、茶およびその加工物が最
も好ましい。また、茶およびその加工物に含まれている
植物ポリフェノールの具体例としては、フラバン−3−
オール類およびその関連化合物としてエピカテキン、エ
ピカテキンガレート、エピガロカテキン、エピガロカテ
キンガレート、ガロカテキンガレート、カテキンガレー
ト、テアフラビン、テアフラビンガレートA、テアフラ
ビンガレートB、テアフラビンジガレートなどを挙げる
ことができる。これらは、精製品の他、粗製品であって
もよく、またこれらを含有する市販品も使用できる。
【0018】本発明の特徴は、コラーゲンと植物ポリフ
ェノールによる白濁物質や沈澱物質の生成を、ペクチン
の添加によって抑制することにあるが、その効果は上記
コラーゲンと植物ポリフェノールとを混合する前に、こ
れらのいずれか一方、あるいは両方に必要量のペクチン
を作用させることによって発揮される。すなわち、例え
ば植物ポリフェノールの水溶液に必要量のペクチンまた
はその水溶液を添加し、十分に攪拌した後、コラーゲン
またはその水溶液を混合するか、あるいはコラーゲン
水溶液に必要量のペクチンまたはその水溶液を添加し、
十分に攪拌した後、植物ポリフェノールまたはその水溶
液を混合すれば、植物ポリフェノールとコラーゲンによ
る白濁物質や沈澱物質の生成を完全に抑制することがで
きる。
【0019】また、植物ポリフェノールとペクチンのそ
れぞれの乾燥物を予めよく混合した後、これを水に溶解
し、該溶液にコラーゲンまたはその水溶液を混合する
か、あるいはコラーゲンとペクチンのそれぞれの乾燥物
を予めよく混合した後、これを水に溶解し、該溶液に植
物ポリフェノールまたはその水溶液を混合しても同様の
効果が得られる。一方、植物ポリフェノールとコラーゲ
により白濁物質や沈澱物質を形成した後、ペクチンま
たはその水溶液を添加しても、白濁物質や沈澱物質が溶
解し、混合液が清澄化することはない。
【0020】飲料や液状化粧品に添加する植物ポリフェ
ノール、コラーゲンおよびペクチンの量並びにそれらの
比率は、原料の種類、製品の用途、使用目的等に応じて
随意決定することができる。ただし、ペクチンは濃度依
存的に植物ポリフェノールとコラーゲンによる白濁物質
や沈澱物質の生成を抑制するので、特にペクチンの添加
量については、目的とする効果が得られるように適宜調
節する。本発明におけるペクチンの望ましい添加量は、
植物ポリフェノールとの重量比でペクチン:植物ポリフ
ェノール=1:1〜10:1である。ペクチンの添加量
が下限未満であると、目的とする効果が得られない。一
方、ペクチンの添加量が上限を越えると、目的とする効
果は得られるものの、ペクチンの濃度が高くなるに伴
い、溶液の粘性が増し、次第にゲル化するので、好まし
くない。
【0021】また、多くの場合、植物ポリフェノールは
その有用な生理活性を期待して飲料や化粧品に添加され
ること、植物ポリフェノールは濃度が低ければコラーゲ
との間で白濁物質や沈澱物質を形成し難いこと等を勘
案すると、本発明を実施する場合、植物ポリフェノール
を0.05g/L以上(酒石酸鉄法で測定されるタンニ
ンとして)含有することが好ましく、0.1g/L以上
(酒石酸鉄法で測定されるタンニンとして)含有するこ
とがさらに好ましい。しかし、植物ポリフェノールが
5.0g/Lを越えると、製品の味や外観に悪影響を及
ぼすようになり、製品化が困難になる。
【0022】次に、本発明における飲料とは、アルコー
ル飲料および各種清涼飲料全般を指す。清涼飲料は、炭
酸ガスを含有する飲料、果汁を含有する飲料、乳酸を含
有する飲料、あるいは酸性飲料(pH4.6未満)と低
酸性飲料(pH4.6以上)など、その成分や特性によ
り多くの分類が可能であるが、本発明にはいずれの飲料
にも適用することができる。とりわけ、本発明は果汁を
含有しない清涼飲料に好適であり、果汁を含有しない低
酸性清涼飲料(pH4.6以上)に特に好適である。な
お、上記飲料には、甘味料、酸味料、香料、保存料など
の成分を必要に応じて適宜添加することができる。
【0023】ところで、多くの果汁は、ペクチンと植物
ポリフェノールのいずれも含有している。しかし、その
ような果汁も、植物ポリフェノール含量が高いと、コラ
ーゲン等の水溶性タンパク質を共存させた場合に、白濁
物質や沈澱物質を生じる。このような場合も、果汁ある
いはコラーゲンに予め必要量のペクチンを作用させるこ
とにより、果汁中の植物ポリフェノールとコラーゲン
よる白濁物質や沈澱物質の生成を抑制することができ
る。また、植物ポリフェノール含量が高い果汁とゼラチ
ンを使用したゲル状食品(例えばゼリー等)などで白濁
物質や沈澱物質を生じる場合にも、果汁あるいはゼラチ
ンに予め必要量のペクチンを作用させることにより、本
発明の効果を発揮させることが可能である。
【0024】本発明において化粧品とは、石鹸、シャン
プー、リンス、化粧水、整髪料、染毛剤、浴用剤、日焼
け止め剤、制汗剤などを意味し、化粧品用液体組成物と
は、水を主な溶媒とする液体状の化粧品並びに水を主な
溶媒とする液体状の組成物であって、上記化粧品の原料
となるものを指す。また、上記化粧品と同じ使用目的あ
るいは同じ使用態様で医薬品もしくは医薬部外品に分類
されるものも、本発明における化粧品に包含される。本
発明では、上記化粧品用液体組成物に保湿剤、界面活性
剤、色素、香料、防腐・殺菌剤、酸化防止剤などを必要
に応じて適宜添加することができる。
【0025】
【実施例】以下に、実施例を示して本発明をさらに詳し
く説明するが、本発明はこれらに限定されるものではな
い。 実施例1 緑茶ポリフェノール製剤(商品名:ポリフェノン70
S、三井農林(株)製、組成を第1表に示した)0.4
gに対して、ペクチン(商品名:GENU pectin Type X-7
137 、コペンハーゲンペクチン社製)0.8gを混合
し、沸騰したイオン交換水100mLに溶解した後、水
道水にて十分に冷却した。また、ペクチンと同様に食品
用増粘多糖類として使用されるアルギン酸ナトリウム
(商品名:ソルギン、(株)カイゲン製)、大豆食物繊
維(商品名:SM−700、三栄源F.F.I.(株)製)、
キサンタンガム(商品名:ピストップD−3000−
、三栄源F.F.I.(株)製)およびカラギナン(商品
名:カラギニンCSL−1、三栄源F.F.I.(株)製)
を、ペクチンの代わりにそれぞれ0.8g用いた区を対
照として設けた。
【0026】
【表1】第1表
【0027】これらの水溶液に、コラーゲン(商品名:
コラーゲンST、三栄源F.F.I.(株)製)0.4gを1
00mLのイオン交換水に溶解したコラーゲン水溶液を
1:1(体積比)で混合し、白濁物質や沈澱物質の生成
有無を目視で観察した。結果を第2表に示した。表中
の数値は、各製剤の終濃度(g/L)を示す。また、評
価欄の○は白濁および沈澱が観察されないことを示し、
×は白濁または沈澱が観察されたことを示す。
【0028】
【表2】第2表
【0029】第2表から明らかなように、ペクチンを添
加することにより、緑茶ポリフェノールとコラーゲンに
よる白濁物質や沈澱物質の生成が抑制されることが分か
った(処理区2)。一方、アルギン酸ナトリウム、大豆
食物繊維、キサンタンガムおよびカラギナンの添加は、
いずれも緑茶ポリフェノールとコラーゲンによる白濁物
質や沈澱物質の生成を抑制することができなかった。
【0030】実施例2 エピガロカテキンガレート(三井農林(株)製、純度9
5%)0.2gに対して、ペクチン(商品名:GENU pec
tin Type X-7137 、コペンハーゲンペクチン社製)0.
8gを混合し、沸騰したイオン交換水100mLに溶解
した後、水道水にて十分に冷却した。この水溶液に、コ
ラーゲン(商品名:コラーゲンST、三栄源F.F.I.
(株)製)0.4gを100mLのイオン交換水に溶解
したコラーゲン水溶液を1:1(体積比)で混合した
後、白濁物質や沈澱物質の生成の有無を目視で観察し
た。その結果、白濁物質および沈澱物質の生成は認めら
れず、ペクチンの添加により、エピガロカテキンガレー
トとコラーゲンによる白濁物質および沈澱物質の生成が
抑制されることが明らかとなった。なお、エピガロカテ
キンガレートの代わりにエピカテキンガレート(三井農
林(株)製、純度95%)を使用して同様に実施したと
ころ、この場合もペクチンの添加によって、エピカテキ
ンガレートとコラーゲンによる白濁物質および沈澱物質
の生成が抑制された。
【0031】実施例3 緑茶ポリフェノール(実施例1記載のものと同じ)0.
4g、ブドウ種子ポリフェノール製剤(商品名:KPA
−15、キッコーマン(株)製、ポリフェノール含有
率:15%)1.87g、リンゴポリフェノール製剤
(商品名:アップルフェノン、ニッカウイスキー(株)
製、ポリフェノール含有率:30%)0.93gに対し
て、ペクチン(商品名:GENU pectin Type X-7137、コ
ペンハーゲンペクチン社製)0.8gを混合し、沸騰し
たイオン交換水100mLに溶解した後、水道水にて十
分に冷却した。これらの水溶液に、コラーゲン(商品
名:コラーゲンST、三栄源F.F.I.(株)製)0.4g
を100mLのイオン交換水に溶解したコラーゲン水溶
液を1:1(体積比)で混合し、白濁物質や沈澱物質の
生成の有無を目視で観察した。なお、いずれの処理区
も、植物ポリフェノールを1.4g/L(酒石酸鉄法に
よるタンニンとして)含んでいる。結果を第3表に示し
た。表中の数値は各製剤の終濃度(g/L)を示す。ま
た、評価欄の○は白濁および沈澱が観察されないことを
示し、×は白濁または沈澱が観察されたことを示す。
【0032】
【表3】第3表
【0033】第3表から明らかなように、ペクチンを添
加することにより、各植物ポリフェノールとコラーゲン
による白濁物質および沈澱物質の生成が抑制されること
が分かった(処理区2、4および6)。処理区2、4お
よび6の溶液は、そのままで、もしくは適当に希釈し
て、または必要に応じて各種成分を添加することによ
り、飲料および化粧品並びにそれらの原料として使用す
ることができる。
【0034】実施例4 緑茶ポリフェノール(実施例1記載のものと同じ)0.
4gに対して、ペクチン(商品名:GENU pectin Type X
-7137、コペンハーゲンペクチン社製)0.8gを混合
し、沸騰したイオン交換水100mLに溶解した後、水
道水にて十分に冷却した。この水溶液に、ゼラチン(諸
品名:ゼラチンG粉末、新田ゼラチン(株)製)0.4
gを100mLのイオン交換水に溶解したコラーゲン水
溶液を1:1(体積比)で混合し、白濁物質や沈澱物質
の生成の有無を目視で観察した。結果を第4表に示す。
表中の数値は各製剤の終濃度(g/L)を示す。また、
評価欄の○は白濁および沈澱が観察されないことを示
し、×は白濁または沈澱が観察されたことを示す。
【0035】
【表4】第4表
【0036】第4表から明らかなように、ペクチンを添
加することにより、緑茶ポリフェノールとゼラチンによ
る白濁物質および沈澱物質の生成が抑制された。
【0037】実施例5 緑茶ポリフェノール(実施例1記載のものと同じ)0.
4gに対して、ペクチン(商品名:GENU pectin Type X
-7137、コペンハーゲンペクチン社製)をそれぞれ0.
2g、0.4g、0.8g、2.0g、4.0g、6.
0g、8.0g混合し、沸騰したイオン交換水100m
Lに溶解した後、水道水にて十分に冷却した。これらの
水溶液に、コラーゲン(商品名:コラーゲンST、三栄
源F.F.I.(株)製)0.4gを100mLのイオン交換
水に溶解したコラーゲン水溶液を1:1(体積比)で混
合し、白濁物質や沈澱物質の生成の有無を目視で観察し
た。結果を第5表に示した。表中の数値は各製剤の終濃
度(g/L)を示す。また、評価欄の○は白濁および沈
澱が観察されないことを示し、×は白濁または沈澱が観
察されたことを示す。ペクチンを緑茶ポリフェノールと
の重量比で1:1以上添加した場合(表中の処理区3〜
7)、緑茶ポリフェノールとコラーゲンによる白濁物質
や沈澱物質の生成を完全に抑制した。しかし、ペクチン
の添加量が増すに従い、溶液の粘性は徐々に増加し、処
理区7と8では混合液がゲル化した。
【0038】
【表5】第5表 *:ゲル化
【0039】実施例6 茶ポリフェノールとコラーゲン入り清涼飲料水の製造 緑茶ポリフェノール製剤(商品名:ポリフェノン70
S、三井農林(株)製)およびコラーゲン(商品名:コ
ラーゲンST、三栄源F.F.I.(株)製)を含む清涼飲料
水を製造した。なお、処方は第6表に示した。
【0040】第6表
【0041】清涼飲料水の製造は、以下の方法により行
った。まず所定量の緑茶ポリフェノール製剤とペクチン
を混合し、これに約100倍量の熱水を加えて攪拌しな
がら溶解した。これをポリフェノール−ペクチン液とし
て処方に供した。一方、その他の成分は、予め10倍量
程度のイオン交換水に溶解した。これらを混合したの
ち、十分に攪拌して清涼飲料水を製造した。得られた清
涼飲料水には、白濁物質や沈澱物質が全く認められなか
った。
【0042】
【発明の効果】本発明によれば、植物ポリフェノールと
コラーゲンを含む液体、例えば飲料や液状化粧品などに
ペクチンを配合した液体組成物が提供される。これら飲
料や化粧品は、植物ポリフェノールとコラーゲンによる
白濁物質や沈澱物質の生成が抑制され、清澄な外観を呈
している。
【0043】そのため、植物ポリフェノールやコラーゲ
が有する優れた機能を、製品の外観を害することな
く、これら飲料や化粧品に賦与することができる。さら
に、本発明を応用すれば、ゼラチンとポリフェノール含
量の高い果汁を用いた飲料や食品において、白濁物質や
沈澱物質の生成を防止することができる。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI A61K 7/00 A61K 7/00 K A23L 2/00 K (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) A23L 2/00 - 2/68 A23C 9/13 - 9/16 A61K 7/00

Claims (10)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 植物ポリフェノールとコラーゲンを含む
    液体にペクチンを添加することにより、植物ポリフェノ
    ールとコラーゲンによる白濁物質および/または沈澱物
    質の生成が抑制された液体組成物。
  2. 【請求項2】 植物ポリフェノールが、茶、ブドウまた
    はリンゴのいずれかに由来するものもしくはそれらの混
    合物である請求項1記載の液体組成物。
  3. 【請求項3】 植物ポリフェノールが、エピガロカテキ
    ン、エピカテキン、エピガロカテキンガレート、エピカ
    テキンガレート、ガロカテキンガレートおよびカテキン
    ガレートの中から選ばれた少なくとも1種のものである
    請求項1記載の液体組成物。
  4. 【請求項4】 ペクチンの添加量が、植物ポリフェノー
    ルとの重量比でペクチン:植物ポリフェノール=1:1
    〜10:1である請求項1〜のいずれかに記載の液体
    組成物。
  5. 【請求項5】 液体組成物が、飲料または化粧品である
    請求項1〜4のいずれかに記載の液体組成物。
  6. 【請求項6】 植物ポリフェノールとコラーゲンを含む
    液体にペクチンを添加することを特徴とする植物ポリフ
    ェノールとコラーゲンによる液体中での白濁物質および
    /または沈澱物質の生成を防止する方法。
  7. 【請求項7】 植物ポリフェノールが、茶、ブドウまた
    はリンゴのいずれかに由来するものもしくはそれらの混
    合物である請求項記載の方法。
  8. 【請求項8】 植物ポリフェノールが、エピガロカテキ
    ン、エピカテキン、エピガロカテキンガレート、エピカ
    テキンガレート、ガロカテキンガレートおよびカテキン
    ガレートの中から選ばれた少なくとも1種のものである
    請求項記載の方法。
  9. 【請求項9】 ペクチンの添加量が、植物ポリフェノー
    ルとの重量比でペクチン:植物ポリフェノール=1:1
    〜10:1である請求項6〜8のいずれかに記載の方
    法。
  10. 【請求項10】 液体組成物が、飲料または化粧品であ
    る請求項6〜9のいずれかに記載の方法。
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