JP3414797B2 - 多気筒形回転圧縮機 - Google Patents
多気筒形回転圧縮機Info
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- F04C18/00—Rotary-piston pumps specially adapted for elastic fluids
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- F04C23/008—Hermetic pumps
Description
【０００１】
【産業上の利用分野】この発明は、能力可変機構を備え
た多気筒形回転圧縮機に関する。
た多気筒形回転圧縮機に関する。
【０００２】
【従来の技術】一般に、多気筒形回転圧縮機にあって
は、吸込ポート及び吐出ポートを有し、圧縮位相のほぼ
１８０度異なる複数のシリンダを備え、吸込ポートから
取入れた冷媒を圧縮し、吐出ポートから吐出するように
なっている。
は、吸込ポート及び吐出ポートを有し、圧縮位相のほぼ
１８０度異なる複数のシリンダを備え、吸込ポートから
取入れた冷媒を圧縮し、吐出ポートから吐出するように
なっている。
【０００３】
【発明が解決しようとする課題】前記した如く多気筒形
回転圧縮機にあっては、圧縮位相のほぼ１８０度異なる
複数のシリンダを備えている所から、単シリンダ形の回
転圧縮機に比較して能力アップを図ることができる。半
面、能力が固定的であって、負荷に応じた能力の可変制
御が難しい面があった。
回転圧縮機にあっては、圧縮位相のほぼ１８０度異なる
複数のシリンダを備えている所から、単シリンダ形の回
転圧縮機に比較して能力アップを図ることができる。半
面、能力が固定的であって、負荷に応じた能力の可変制
御が難しい面があった。
【０００４】そこで、この発明は、効率のよい能力の可
変制御を可能にすると共に可変制御機構の加工性を容易
にした多気筒形回転圧縮機を提供することを目的として
いる。
変制御を可能にすると共に可変制御機構の加工性を容易
にした多気筒形回転圧縮機を提供することを目的として
いる。
【０００５】
【課題を解決するための手段】前記目的を達成するため
に、この発明は、密閉ケース内に配置されると共に吸込
ポート及び吐出ポートを有し、圧縮位相のほぼ１８０度
異なる二つのシリンダと、両シリンダ間に位置する中間
仕切板に設けられ高圧室側となる一方のシリンダと、低
圧室側となる他方のシリンダとを連絡する連絡通路と、
この連絡通路を横切る弁案内孔と、弁案内孔内にスライ
ド自在に設けられ前記連絡通路を開閉するスライド弁と
を有し、弁案内孔は、前記連絡通路を通る中間仕切板の
半径方向の軸線に対し直交し合う一方、連絡通路の断面
形状は、弁案内孔の長手方向に沿う長円とする。
に、この発明は、密閉ケース内に配置されると共に吸込
ポート及び吐出ポートを有し、圧縮位相のほぼ１８０度
異なる二つのシリンダと、両シリンダ間に位置する中間
仕切板に設けられ高圧室側となる一方のシリンダと、低
圧室側となる他方のシリンダとを連絡する連絡通路と、
この連絡通路を横切る弁案内孔と、弁案内孔内にスライ
ド自在に設けられ前記連絡通路を開閉するスライド弁と
を有し、弁案内孔は、前記連絡通路を通る中間仕切板の
半径方向の軸線に対し直交し合う一方、連絡通路の断面
形状は、弁案内孔の長手方向に沿う長円とする。
【０００６】
【０００７】また、弁案内孔内に設けられたスライド弁
は、開閉弁の開の時、スライド弁制御通路を介して送り
込まれるコンプレッサ吐出圧で往動し連絡通路を閉塞す
ると共に、開閉弁の閉の時、スライド弁制御通路からの
コンプレッサ吐出圧が解除され付勢ばねによって元に復
動し、連絡通路を開にする。
は、開閉弁の開の時、スライド弁制御通路を介して送り
込まれるコンプレッサ吐出圧で往動し連絡通路を閉塞す
ると共に、開閉弁の閉の時、スライド弁制御通路からの
コンプレッサ吐出圧が解除され付勢ばねによって元に復
動し、連絡通路を開にする。
【０００８】また、スライド弁にコンプレッサ吐出圧を
作用させるスライド弁制御通路は、密閉ケースの潤滑油
液面下に接続連通している。また、弁案内孔は、吸込ポ
ート領域の圧力を付勢ばね側へ誘導する低圧誘導路を備
えている。
作用させるスライド弁制御通路は、密閉ケースの潤滑油
液面下に接続連通している。また、弁案内孔は、吸込ポ
ート領域の圧力を付勢ばね側へ誘導する低圧誘導路を備
えている。
【０００９】
【作用】かかる多気筒形回転圧縮機によれば、弁案内孔
は、連絡通路を通る中間仕切板の半径方向の軸線に対し
て直交しているため、長くとることができる。このた
め、スライド弁の往復ストロークが十分に確保できるよ
うになり、連絡通路の断面形状を長円によって大きくで
き、レリース時の流路抵抗の低減が図れ効率のよい流れ
が得られる。また、弁案内孔は、貫通した孔とすること
ができるため、加工が容易となり、スライド弁の十分な
往復ストロークが得られる。
は、連絡通路を通る中間仕切板の半径方向の軸線に対し
て直交しているため、長くとることができる。このた
め、スライド弁の往復ストロークが十分に確保できるよ
うになり、連絡通路の断面形状を長円によって大きくで
き、レリース時の流路抵抗の低減が図れ効率のよい流れ
が得られる。また、弁案内孔は、貫通した孔とすること
ができるため、加工が容易となり、スライド弁の十分な
往復ストロークが得られる。
【００１０】また、スライド弁は、高圧の潤滑油が作動
してシール作用が確保されるようになり、スライド弁外
周クリアランスからのガスリークを低減できる。また、
開閉弁の開閉によりスライド弁はコンプレッサ吐出圧と
付勢ばねによるばね圧で閉塞位置と開口位置に円滑に往
復動し、定格運転とレリース運転とに容易に切換えられ
るようになる。
してシール作用が確保されるようになり、スライド弁外
周クリアランスからのガスリークを低減できる。また、
開閉弁の開閉によりスライド弁はコンプレッサ吐出圧と
付勢ばねによるばね圧で閉塞位置と開口位置に円滑に往
復動し、定格運転とレリース運転とに容易に切換えられ
るようになる。
【００１１】
【実施例】以下、図１乃至図６の図面を参照しながらこ
の発明の一実施例を詳細に説明する。
の発明の一実施例を詳細に説明する。
【００１２】図１において、１は多気筒形回転圧縮機２
の密閉ケースを示しており、この密閉ケース１内には、
電動機部５と圧縮機部９がそれぞれ設けられ、電動機部
５は、ステータ７及びロータ８とからなっている。
の密閉ケースを示しており、この密閉ケース１内には、
電動機部５と圧縮機部９がそれぞれ設けられ、電動機部
５は、ステータ７及びロータ８とからなっている。
【００１３】圧縮機部９は第１のシリンダ１１と第２の
シリンダ１３とから構成され、これら両シリンダ１１，
１３間には中間仕切板１５が設けられている。一方、前
記電動機部５を構成するロータ８はシャフト１７に固着
されると共に、このシャフト１７はメインベアリング１
９とサブベアリング２１とによって回転自在に軸支され
ている。そして、このシャフト１７の前記第１のシリン
ダ１１および第２のシリンダ１３に対応する部分には互
いに１８０度位相をずらした偏心軸部２３，２５が設け
られ、これら偏心軸部２３，２５には第１のローラ２７
および第２のローラ２９が嵌合されている。これによ
り、各ローラ２７，２９は、偏心軸部２３，２５の回転
により１８０度位相がずれた偏心回転が与えられるよう
になる。また、第１、第２のシリンダ１１，１３には、
吸込管３１，３３と連通し合う吸込ポート３３と、吐出
管３５と連通し合う吐出ポート３７と、前記ローラ２
７，２９の外周面と背圧又はばね等による付勢手段（図
示していない）によって常時接触し合うブレード３９と
が設けられ、各ローラ２７，２９及びブレード３９とに
より圧縮室４１，４１が作られるようになっている。
シリンダ１３とから構成され、これら両シリンダ１１，
１３間には中間仕切板１５が設けられている。一方、前
記電動機部５を構成するロータ８はシャフト１７に固着
されると共に、このシャフト１７はメインベアリング１
９とサブベアリング２１とによって回転自在に軸支され
ている。そして、このシャフト１７の前記第１のシリン
ダ１１および第２のシリンダ１３に対応する部分には互
いに１８０度位相をずらした偏心軸部２３，２５が設け
られ、これら偏心軸部２３，２５には第１のローラ２７
および第２のローラ２９が嵌合されている。これによ
り、各ローラ２７，２９は、偏心軸部２３，２５の回転
により１８０度位相がずれた偏心回転が与えられるよう
になる。また、第１、第２のシリンダ１１，１３には、
吸込管３１，３３と連通し合う吸込ポート３３と、吐出
管３５と連通し合う吐出ポート３７と、前記ローラ２
７，２９の外周面と背圧又はばね等による付勢手段（図
示していない）によって常時接触し合うブレード３９と
が設けられ、各ローラ２７，２９及びブレード３９とに
より圧縮室４１，４１が作られるようになっている。
【００１４】中間仕切板１５には、高圧室側となる一方
の例えば第１シリンダ１１と、低圧室側となる他方の第
２シリンダ１３とを連絡する連絡通路４３と、連絡通路
４３を横切る弁案内孔４５とがそれぞれ設けられてい
る。連絡通路４３の断面形状は図２に示すように弁案内
孔４５に沿う長円の形状となっていて大きな断面積が確
保されている。
の例えば第１シリンダ１１と、低圧室側となる他方の第
２シリンダ１３とを連絡する連絡通路４３と、連絡通路
４３を横切る弁案内孔４５とがそれぞれ設けられてい
る。連絡通路４３の断面形状は図２に示すように弁案内
孔４５に沿う長円の形状となっていて大きな断面積が確
保されている。
【００１５】弁案内孔４５は、前記連絡通路４３を通る
中間仕切板１５の半径方向の軸線Ｗに対し直交して設け
られており、孔を貫通させることで形成され。加工精度
の確保及び加工性の容易化を図ったレイアウト構造とな
っている。
中間仕切板１５の半径方向の軸線Ｗに対し直交して設け
られており、孔を貫通させることで形成され。加工精度
の確保及び加工性の容易化を図ったレイアウト構造とな
っている。
【００１６】弁案内孔４５内には、図３，図４に示すよ
うに前記連絡通路４３を開閉するスライド可能なスライ
ド弁４７と、連絡通路４３を「開」とする開口位置ａ
と、連絡通路４３を「閉」とする閉塞位置ｂにスライド
弁４７を位置決めする第１スットパ４９及び第２ストッ
パ５１がそれぞれ設けられている。
うに前記連絡通路４３を開閉するスライド可能なスライ
ド弁４７と、連絡通路４３を「開」とする開口位置ａ
と、連絡通路４３を「閉」とする閉塞位置ｂにスライド
弁４７を位置決めする第１スットパ４９及び第２ストッ
パ５１がそれぞれ設けられている。
【００１７】第１ストッパ４９は、スライド弁４７を閉
塞位置ｂに位置決めする閉塞位置用となっていて弁案内
孔４５の一方から強制的に挿入することで組付けセット
されている。第１ストッパ４９には、スライド弁４７を
開口位置ａへ付勢する付勢ばね５３が設けられている。
塞位置ｂに位置決めする閉塞位置用となっていて弁案内
孔４５の一方から強制的に挿入することで組付けセット
されている。第１ストッパ４９には、スライド弁４７を
開口位置ａへ付勢する付勢ばね５３が設けられている。
【００１８】第２ストッパ５１は、スライド弁４７を開
口位置ａに位置決めする開口位置用となっていて弁案内
孔４５の他方から強制的に挿入することで組付けセット
されている。第２ストッパ５１には、図１に示すように
弁案内孔４５内と連通し合うスライド弁制御通路となる
キャピラリチューブ５５の一端が接続連通し、他端は、
密閉ケース１の潤滑油液面下Ｇに接続連通している。
口位置ａに位置決めする開口位置用となっていて弁案内
孔４５の他方から強制的に挿入することで組付けセット
されている。第２ストッパ５１には、図１に示すように
弁案内孔４５内と連通し合うスライド弁制御通路となる
キャピラリチューブ５５の一端が接続連通し、他端は、
密閉ケース１の潤滑油液面下Ｇに接続連通している。
【００１９】キャピラリチューブ５５には二方弁となる
開閉弁５７が設けられ、開又は閉の操作が可能となって
いる。
開閉弁５７が設けられ、開又は閉の操作が可能となって
いる。
【００２０】一方、図５に示すように付勢ばね５３が設
けられた領域の弁案内孔４５内には、低圧誘導路５７の
一端が接続連通すると共に、低圧誘導路５７の他端が吸
込ポート３３領域に臨んでいる。
けられた領域の弁案内孔４５内には、低圧誘導路５７の
一端が接続連通すると共に、低圧誘導路５７の他端が吸
込ポート３３領域に臨んでいる。
【００２１】低圧誘導路５７の断面形状は丸孔で、中間
仕切板１５に設けられている。
仕切板１５に設けられている。
【００２２】この場合、低圧誘導路５７は図６に示すよ
うに、各シリンダ１１，１３との接合端面となる中央仕
切板１５側に設けられた断面Ｕ字状の形状であってもよ
い。あるいは、各シリンダ１１，１３の接合端面側であ
ってもよい。
うに、各シリンダ１１，１３との接合端面となる中央仕
切板１５側に設けられた断面Ｕ字状の形状であってもよ
い。あるいは、各シリンダ１１，１３の接合端面側であ
ってもよい。
【００２３】このように構成された多気筒形回転圧縮機
によれば、開閉弁５７を開にすると、吐出圧力をもった
潤滑油が弁案内孔４５内に導かれ、付勢ばね５３のばね
圧に打ち勝ってスライド弁４７を第１ストッパ４９側に
往動させる。これによりスライド弁４７は連絡通路４３
を遮断する閉塞位置ｂとなり、各シリンダ１１，１３に
よる定格運転状態となる。この定格運転時において、第
１ストッパ４９側の空間には、各シリンダ１１，１３か
ら圧縮途中のガスが多少リークしてくるが、この時、低
圧導入路５７によって第１ストッパ４９側の空間を吸込
圧側とすることができるため、スライド弁４７を押圧す
る力が安定して圧力脈動によるスライド弁４７の振動が
解消され、信頼性の高い安定した弁機構が得られるよう
になる。
によれば、開閉弁５７を開にすると、吐出圧力をもった
潤滑油が弁案内孔４５内に導かれ、付勢ばね５３のばね
圧に打ち勝ってスライド弁４７を第１ストッパ４９側に
往動させる。これによりスライド弁４７は連絡通路４３
を遮断する閉塞位置ｂとなり、各シリンダ１１，１３に
よる定格運転状態となる。この定格運転時において、第
１ストッパ４９側の空間には、各シリンダ１１，１３か
ら圧縮途中のガスが多少リークしてくるが、この時、低
圧導入路５７によって第１ストッパ４９側の空間を吸込
圧側とすることができるため、スライド弁４７を押圧す
る力が安定して圧力脈動によるスライド弁４７の振動が
解消され、信頼性の高い安定した弁機構が得られるよう
になる。
【００２４】次に、開閉弁５７を閉にすると潤滑油はス
ライド弁４７の外周クリアランスからリークして圧力が
低下すると同時に付勢ばね５３のばね圧によってスライ
ド弁４７を第２ストッパ５１側に押圧し連絡通路４３を
開口する開口位置ａとなる。これにより、レリース運転
状態が得られるようになる。このレリース運転時におい
て、連絡通路４３の断面積が大きく確保されているた
め、レリース時の流路抵抗が小さく抑えられる結果、効
率のよいレリース運転が可能となり、定格運転からレリ
ース運転まで巾広い運転制御が得られるようになる。
ライド弁４７の外周クリアランスからリークして圧力が
低下すると同時に付勢ばね５３のばね圧によってスライ
ド弁４７を第２ストッパ５１側に押圧し連絡通路４３を
開口する開口位置ａとなる。これにより、レリース運転
状態が得られるようになる。このレリース運転時におい
て、連絡通路４３の断面積が大きく確保されているた
め、レリース時の流路抵抗が小さく抑えられる結果、効
率のよいレリース運転が可能となり、定格運転からレリ
ース運転まで巾広い運転制御が得られるようになる。
【００２５】
【発明の効果】以上、説明したようにこの発明によれ
ば、次のような効果を奏する。
ば、次のような効果を奏する。
【００２６】(1) 定格運転からレリース運転まで幅広い
能力の可変制御が得られると共に、断面積の大きな連絡
通路によって、レリース運転時の流路抵抗を小さく押え
ることができる。したがって、効率のよいレリース運転
状態が得られる。
能力の可変制御が得られると共に、断面積の大きな連絡
通路によって、レリース運転時の流路抵抗を小さく押え
ることができる。したがって、効率のよいレリース運転
状態が得られる。
【００２７】(2) 定格運転からレリース運転まで、安価
な開閉弁の開閉操作で制御できるため、構造が簡単とな
り、コスト面でも大変好ましいものとなる。
な開閉弁の開閉操作で制御できるため、構造が簡単とな
り、コスト面でも大変好ましいものとなる。
【００２８】(3) 弁案内孔の加工が容易になると共に高
い加工精度が得られる。
い加工精度が得られる。
【００２９】(4) 低圧導入路によってガスリークによる
スライド弁の圧力脈動を防ぎ、安定した信頼性の高い弁
機構が得られる。
スライド弁の圧力脈動を防ぎ、安定した信頼性の高い弁
機構が得られる。
【図１】この発明にかかる多気筒形回転圧縮機の概要切
断面図。
断面図。
【図２】この発明にかかる中間仕切板の切断面図。
【図３】定格運転時の弁案内孔の切断面図。
【図４】レリース運転時の弁案内孔の切断面図。
【図５】中間仕切板に低圧導入路を設けた説明図。
【図６】中間仕切板の接合端面側に断面Ｕ字状の低圧導
入路を設けた説明図。
入路を設けた説明図。
１ 密閉ケース
１１，１３ シリンダ
３３ 吸込ポート
３９ 吐出ポート
４３ 連絡通路
４５ 弁案内孔
４７ スライド弁
５３ キャピラリチューブ（スライド弁制御通路）
５５ 付勢ばね
５７ 低圧誘導路
Ｗ 軸線
フロントページの続き
(58)調査した分野(Int.Cl.7，ＤＢ名)
F04C 23/00
F04C 11/00
F04C 29/08 - 29/10
Claims (4)
- 【請求項１】 密閉ケース内に配置されると共に吸込ポ
ート及び吐出ポートを有し、圧縮位相のほぼ１８０度異
なる二つのシリンダと、両シリンダ間に位置する中間仕
切板に設けられ高圧室側となる一方のシリンダと、低圧
室側となる他方のシリンダとを連絡する連絡通路と、こ
の連絡通路を横切る弁案内孔と、弁案内孔内にスライド
自在に設けられ前記連絡通路を開閉するスライド弁とを
有し、弁案内孔は、前記連絡通路を通る中間仕切板の半
径方向の軸線に対し直交し合う一方、連絡通路の断面形
状は、弁案内孔の長手方向に沿う長円であること特徴と
する多気筒形回転圧縮機。 - 【請求項２】 弁案内孔内に設けられたスライド弁は、
開閉弁の開の時、スライド弁制御通路を介して送り込ま
れるコンプレッサ吐出圧で往動し連絡通路を閉塞すると
共に、開閉弁の閉の時、スライド弁制御通路からのコン
プレッサ吐出圧が解除され付勢ばねによって元に復動
し、連絡通路を開にすることを特徴とする請求項１記載
の多気筒形回転圧縮機。 - 【請求項３】 スライド弁にコンプレッサ吐出圧を作用
させるスライド弁制御通路は、密閉ケースの潤滑油液面
下に接続連通していることを特徴とする請求項２記載の
多気筒形回転圧縮機。 - 【請求項４】 弁案内孔は、吸込ポート領域の圧力を付
勢ばね側へ誘導する低圧誘導路を備えていることを特徴
とする請求項２記載の多気筒形回転圧縮機。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP20083393A JP3414797B2 (ja) | 1993-08-12 | 1993-08-12 | 多気筒形回転圧縮機 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP20083393A JP3414797B2 (ja) | 1993-08-12 | 1993-08-12 | 多気筒形回転圧縮機 |
Publications (2)
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