JPH09105386A - 圧縮機およびインジェクションサイクル - Google Patents

圧縮機およびインジェクションサイクル

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JPH09105386A
JPH09105386A JP26329795A JP26329795A JPH09105386A JP H09105386 A JPH09105386 A JP H09105386A JP 26329795 A JP26329795 A JP 26329795A JP 26329795 A JP26329795 A JP 26329795A JP H09105386 A JPH09105386 A JP H09105386A
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弘樹 石井
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三起夫 松田
Masami Sanuki
政美 佐貫
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 作動室内に噴射される冷媒の圧力脈動を抑制
することによりインジェクションサイクルの効率向上を
図る。 【構成】 作動室Vc内に噴射される中間圧力流体の圧
力脈動を平滑化する中間圧室73をインジェクションポ
ート66、67と連通して設ける。さらに、インジェク
ションポート66、67が形成されている固定スクロー
ル4の端板部77に逆止弁71、72を設ける。以上の
構成により、安定的に冷媒を作動室Vc内に噴射するこ
とができるとともに、デッドボリュームを小さくしてス
クロール型圧縮機の動力損失の低減を図ることができ
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、インジェクションサイ
クルで使用される圧縮機に関するもので、スクロール型
圧縮機に適用して有効である。
【0002】
【従来の技術】インジェクションサイクルは、周知のよ
うに、凝縮器と蒸発器との間で2段膨張(減圧)させ、
第1減圧器通過後の中間圧力を有する冷媒を、圧縮工程
中の圧縮機の作動室内に噴射することによって、冷凍サ
イクルの効率向上を図ったものである。
【0003】また、圧縮工程中の作動室内への冷媒噴射
は、作動室内圧力と噴射圧力(気液分離器内圧力)との
差圧を利用して作動室に連通するインジェクションポー
トから行われる。したがって、作動室内圧力が噴射圧力
を上回ると、作動室内の冷媒が作動室外(気液分離器
内)に逆流してしまう。そこで、従来から気液分離器と
インジェクションポートとの間に逆止弁を設けて冷媒の
逆流を防止していた。
【0004】逆止弁を有する圧縮機の具体的構造として
は、特開昭58−148290号公報に記載のように、
固定スクロールの端板部とケーシングとの間に形成され
る突出室内に逆止弁を設け、その逆止弁から配管によっ
て端板部に設けられたインジェクションポートに冷媒を
導くように構成したものである。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】ところで、従来から所
定時間インジェションポートが開いて中間圧冷媒が作動
室内に噴射されているにも係わらず、所望のサイクル効
率向上が達成できないという問題を有していた。 1 そこで、発明者等は種々の研究調査したところ、以
下の点が明らかになった。すなわち、圧縮機の吐出圧力
脈動が気液分離器内に伝播し、気液分離器内の冷媒に圧
力脈動が生じていた。これに連動して噴射圧力にも脈動
が生じていたため、噴射時間に対して実際に作動室内に
噴射された冷媒量が所望量を下回っており、その結果、
所望のサイクル効率向上が達成できないという問題を発
生させていた。
【0006】本発明は、上記点に鑑み、作動室内に噴射
される冷媒の圧力脈動を抑制することによりインジェク
ションサイクルの効率向上を図ることを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明は、上記目的を達
成するために、以下の技術的手段を用いる。請求項1に
記載の発明では、作動室(Vc)内に噴射される中間圧
力流体の圧力脈動を平滑化する中間圧室(73)をイン
ジェクションポート(66、67)と連通して設けたこ
とを特徴とする。
【0008】請求項2に記載の発明では、スクロール型
圧縮機において、インジェクションポート(66、6
7)を可動スクロール(2)の端板部(75)形成し、
作動室(Vc)内に噴射される中間圧力流体の圧力脈動
を平滑化する中間圧室(73)をインジェクションポー
ト(66、67)と連通して設けたことを特徴とする。
請求項3に記載の発明では、請求項2に記載のスクロー
ル型圧縮機において、中間圧室(73)は、固定スクロ
ール(4)の端板部(77)とケーシング(5、4、
7)とによって形成されている。そして、中間圧室(7
3)に中間圧力を有する流体を導く中間ポート(90)
が、ケーシング(5、4、7)に設けられていることを
特徴とする。
【0009】請求項4に記載の発明では、請求項3に記
載のスクロール型圧縮機において、中間ポート(90)
は、中間ポート(90)から中間圧室(73)を経て、
複数個形成されたそれぞれのインジェクションポート
(66、67)まで至る流体流路の流路抵抗が等しくな
るような位置に設けられていることを特徴とする。請求
項5に記載の発明では、請求項2ないし4のいずれか1
つに記載のスクロール型圧縮機において、作動室(V
c)内の流体がインジェクションポート(66、67)
を通過して作動室(Vc)外へ流れ出すことを防止する
逆止弁(71、72)が、固定スクロール(4)の端板
部(77)に設けられていることを特徴とする。
【0010】請求項6に記載の発明では、ガスインジェ
クションサイクルにおいて、請求項1ないし5のいずれ
か1つに記載のスクロール型圧縮機(70)の中間圧室
(73)に、気液分離器(63)で分離された気相また
は液相冷媒が、導かれるように構成れていることを特徴
とする。次に作用効果を述べる。
【0011】請求項1〜5に記載の発明によれば、作動
室(Vc)内に噴射される中間圧力流体の圧力脈動を平
滑化する中間圧室(73)をインジェクションポート
(66、67)と連通して設けられているので、噴射時
間(インジェクションポート(66、67)が開口して
いる時間)内は安定的に作動室(Vc)内に流体が噴射
される。したがって、噴射時間に対応した流体量が噴射
されるので、所望のサイクル効率向上を図ることができ
る。
【0012】請求項4に記載の発明によれば、中間ポー
ト(90)は、中間ポート(90)から中間圧室(7
3)を経てインジェクションポート(66、67)まで
至る冷媒流路の流路抵抗が等しくなるように設けられて
いるので、各インジェクションポート(66、67)か
ら均等に各作動室(Vc)内に流体を噴射することがで
きる。したがって、各作動室(Vc)内の圧力が均等に
上昇するので、両スクロール(2、4)の歯部(74、
76)および軸受(30、31)に不適正が荷重が作用
することを抑制することができる。したがって、それら
の構成部品の損傷およびこれに伴う作動不良を防止する
ことができる。さらに、各作動室(Vc)内に均等に流
体が噴射されるので、各作動室(Vc)内に不均等に冷
媒が噴射された場合に比べて、サイクル効率の向上を図
ることができる。
【0013】また、流体は中間圧室(73)を介してイ
ンジェクションポート(66、67)に導かれるので、
中間流体を導く中間ポート(90)を1つとすることが
できる。したがって、ケーシング(5、4、7)の加工
工数の低減を図ることができるので、スクロール型圧縮
機(70)の製造原価の低減を図ることができる。請求
項5に記載の発明によれば,インジェクションポート
(66、67)が形成されている固定スクロール(4)
の端板部(77)に逆止弁(71、72)が設けられて
いるので、作動室(Vc)から逆止弁(71、72)ま
でのデットボリュームを極めて小さくすることができ
る。したがって、デットボリューム分の冷媒を吐出する
仕事量(デットボリュームと吐出圧力との積)分を小さ
くすることができるので、スクロール型圧縮機(70)
の動力損失の低減を図ることができる。
【0014】
【発明の実施の形態】以下、本発明を図に示す実施の形
態について説明する。 (第1実施形態)最初に本発明に係るスクロール型圧縮
機を用いたインジェクションサイクルのを図1を用いて
説明する。
【0015】70は、本実施形態に係るスクロール型圧
縮機(一点鎖線に囲まれた部分)を簡略して描いたもの
で、このスクロール型圧縮機(以下、単に圧縮機と呼
ぶ。)70で圧縮された気相冷媒は、吐出口69から吐
出されて冷媒の凝縮(液化)手段をなす凝縮器61に圧
送される。62は凝縮器61で液化された冷媒を減圧す
る第1絞り弁(第1減圧器)で、63は第1絞り弁で減
圧され気液2相状態となった冷媒を気相冷媒と液相冷媒
とに分離する気液分離器である。
【0016】64は気液2分離器63で分離された液相
冷媒を減圧する第2絞り弁(第2減圧器)であり、この
第2絞り弁で減圧された霧化状態の冷媒は、空気冷却手
段をなす蒸発器65に流れ込み蒸発する。そして、蒸発
(気化)した冷媒は、圧縮機70の吸入口68から吸入
され再び圧縮される。因みに、両絞り弁62、64は固
定絞り型の絞り弁である。
【0017】また、気液分離器63で分離された気相冷
媒は、後述する圧縮機70に設けられた中間圧室73、
逆止弁71、72およびインジェクションポート66、
67を経て圧縮機70に噴射(インジェクション)され
る。なお、この気相冷媒の噴射(ガスインジェクショ
ン)についての詳細は後述する。図2は、上述のインジ
ェクションサイクル(図1)を自動車用空調装置に適用
した場合の圧縮機70の詳細構造を示す断面図である。
【0018】5はフロントハウジングで、このフロント
ハウジング5内に圧入された軸受30によりクランク軸
1が回転可能に支持されている。このクランク軸1は一
端側に連結される図示されていない電磁クラッチを介し
て走行用エンジンにより駆動力を得て回転するように構
成されている。なお、クランク軸1を電磁クラッチを介
さないで直接電動モータ等によって駆動してもよい。
【0019】また、クランク軸1の他端側には、クラン
ク機構を形成するクランク部1aがクランク軸1の回転
中心より所定量偏心した位置に設けられており、このク
ランク部1aには、軸受31を介して渦巻き状の歯部7
4と端板部75とから構成された可動スクロール2が回
転可能に支持されている。したがって、可動スクロール
2は、クランク軸1の回転に伴ってその偏心量を公転半
径としてクランク軸1周りを公転運動する。ここで、ク
ランク部1aは、駆動キーと、この駆動キーが挿入され
るキー溝が形成されたブッシュとからなる周知の可変偏
心機構を有する従動クランク機構としても良い。
【0020】なお、クランク部1aには、可動スクロー
ル2およびクランク部1aの公転に伴う振動を相殺する
バランサ3が一体に形成されている。また、10はクラ
ンク軸1とフロントハウジング5との隙間を密閉して圧
縮機70内の冷媒(および冷媒に混合された潤滑油)が
圧縮機70外に漏れ出すことを閉止する軸封装置で、サ
ークリップ(止め輪)43によってフロントハウジング
5内に固定されている。4は、渦巻き状の歯部76と端
板部77とから構成された固定スクロールで、この固定
スクロール4は、その歯部76が可動スクロール2の歯
部74と噛み合うようにしてフロントハウジング5に図
示されていないボルトにて固定されている。
【0021】そして、両スクロール2、4の歯部74、
76および端板部75、77によって冷媒が吸入圧縮さ
れる複数個の作動室Vcが形成される。11、12は作
動室Vcの密閉性を確保するチップシールで、このチッ
プシール11、12により歯部74、76およびこれら
に接する端板部77、75間をシールする。6は軸受3
1周りの可動スクロール2の自転を防止する自転防止機
構で、この自転防止機構6は、フロントハウジング5お
よび可動スクロール2の端板部75に固定された一対の
リング部材6aと、両リング部材6a間に挟まれたボー
ル6bとから構成されている。
【0022】また、固定スクロール4の端板部77の略
中央部には、圧縮された冷媒を作動室Vcから吐出する
吐出口69が形成されており、この吐出口69の端板部
77側には、作動室Vc内への冷媒の逆流を防止する吐
出弁8および吐出弁8の最大開度を規制する弁ストッパ
9が、ボルト42によって端板部77に固定されてい
る。
【0023】そして、固定スクロール4の端板部77の
所定の位置には、所定の圧縮工程中の作動室Vc内に気
液分離器63で分離された気相冷媒を噴射するインジェ
クションポート66、67が形成されており、両インジ
ェクションポート66、67には、作動室Vc外への冷
媒の逆流を防止する逆止弁71、72が設けられてい
る。なお、図2から明らかなように、逆止弁71、72
は端板部77内に組付けられており、両逆止弁71、7
2は同一構造である。
【0024】さらに、固定スクロール4の端板部77に
は、リアプレート7が図示されていないボルトによって
組付けられており、このリアプレート7と端板部77と
によって密閉空間が形成されている。この密閉空間は、
図2、3に示すように、吐出口69から吐出した冷媒の
脈動の平滑化を行う吐出室Vdと、両インジェクション
ポート66、67に中間圧冷媒を分配するとともに中間
圧冷媒の圧力脈動を平滑化する中間圧室73とに分割さ
れている。なお、吐出室Vdはリアプレート7に設けら
れた図示されていない吐出ポートを通過して凝縮器61
と連通している。
【0025】また、中間圧室73の平面形状は、図3の
斜線部に示すように円弧状に形成されており、気液分離
器63で分離された気相冷媒をこの中間圧室73に導入
する中間ポート90がリアプレート7に設けられてい
る。この中間ポート90は、中間ポート90から中間圧
室73を経て両インジェクションポート66、67まで
至る冷媒流路の流路抵抗が等しくなるように、平面円弧
状の中間圧室73の円弧中央部に設けられている。
【0026】ところで、図4は逆止弁71、72の詳細
構造を示しており、80はインジェクションポート66
より大きい内径で、インジェクションポート66と同軸
に形成された円柱状の逆止弁ポートであり、この逆止弁
ポート80は端板部77の中間圧室73側から所定の深
さを有して形成されている。85は冷媒が流れるインジ
ェクション流路85aを有するストッパで、このストッ
パ85は、その円周側面に形成されたおねじ部によって
端板部77にねじ固定されている。84はインジェクシ
ョン流路85aの開閉を行うボールで、コイルスプリン
グ86によってストッパ85側方向に押しつけられてい
る。なお、図5は中間圧冷媒が噴射された(インジェク
ション流路85aが開いた)時を示しており、その作動
については後述する。
【0027】次に、本実施形態の作動について述べる。
先ず、上述のインジェクションサイクル(図1)を図3
に示されるモリエル線図に則してインジェクションサイ
クルの作動を説明する。図3の横軸は比エンタルピを示
しており、縦軸は圧力を示している。圧縮機70で圧縮
され高温高圧になった気相冷媒が凝縮器61を通過する
際に冷却されて液化し、第1絞り弁62によって中間圧
力まで減圧されて霧状冷媒となる。この状態で気液分離
器63に導かれた冷媒は蒸発と凝縮とによる熱の授受を
行って気液2相に分かれた状態となる。
【0028】そして、気相冷媒は中間圧室73にて、そ
の圧力脈動を平滑された後、逆止弁71、72を通過し
て圧縮機70のインジェクションポート66、67より
作動室Vc内に噴射される。一方、液相冷媒は第2絞り
弁64によってさらに減圧され、蒸発器65を通過する
際に、その蒸発潜熱により空気を冷却する。その後、蒸
発(気化)した気相冷媒は圧縮機70よに吸入され、イ
ンジェクションポート66、67より作動室Vc内に噴
射された中間圧冷媒とともに再び圧縮される。
【0029】次に、圧縮機70の作動について述べる。
図7〜図10は固定スクロール4に対する可動スクロー
ル2の相対位置を、吸入完了状態から公転角度約90度
毎に示している。図7に示されているように、圧縮機7
0は、同圧(同体積)の作動室Vc(図7の状態a1)
が同時に2つ形成される。そして、可動スクロール2の
公転にとともに作動室Vcは、状態b1(図8)、状態
c1(図9)、状態d1(図10)の順に、その体積を
縮小させて作動室Vc内圧力を高めながら中央部に移動
していく。そして、作動室Vc内の圧力が凝縮器61内
の圧力を上回ったとき、吐出弁8を押し開き、作動室V
c内の冷媒は吐出口69より吐出室Vd内に吐出され
る。
【0030】また、図11〜図14は、インジェクショ
ンポート66、67が閉じた状態から公転角度約90度
毎に再びインジェクションポート66、67が閉じるま
でを示しており、図11はインジェクションポート6
6、67が閉じた状態を示している。そして、可動スク
ロール2の公転が進むとインジェクションポート66、
67は図12、13、14に示されるように開く。
【0031】このとき、インジェクションポート66、
67が連通している作動室Vcに着目すれば、状態a2
(図11)、状態b2(図12)、状態c2(図1
3)、状態d2(図14)にの順に示されるように、次
第にその体積を縮小させて作動室Vc内圧力を高めてい
る。したがって、インジェクションポート66、67が
開いた後、作動室Vc内圧力が中間圧室73内圧力(気
液分離器63内圧力)より低いときは、図5に示すよう
に、中間圧室73内圧力によりボール84を押し開く。
そして、冷媒がインジェクション流路85aからコイル
スプリング86と逆止弁ポート80との隙間を経て、イ
ンジェクションポート66、67より作動室Vc内に気
液分離器63で分離された気相冷媒が噴射される。な
お、噴射される気相冷媒は、図1、2に示すように、中
間圧室73内にてその圧力脈動を平滑化された後、作動
室Vc内に噴射される。
【0032】そして、作動室Vc内圧力が気液分離器6
3内圧力を上回ると、図4に示すように、圧力差により
ボール84がインジェクション流路85aを閉じ、作動
室Vc内への気相冷媒の噴射が終了する。ここで、仮に
逆止弁71、72が設けられていない場合には、作動室
Vc内圧力が気液分離器63内圧力より高いので、作動
室Vc内の高圧冷媒が中間圧室73を経て気液分離器6
3内に逆流するという不具合が発生する。
【0033】なお、気液分離器63内圧力は、インジェ
クションサイクルの負荷条件によって変動するので、作
動室Vc内への噴射時間も負荷条件によって変動する。
次に本実施形態の特徴を述べる。気相冷媒は中間圧室7
3にて、その圧力脈動を平滑された後、インジェクショ
ンポート66、67より作動室Vc内に噴射されるの
で、噴射時間(インジェクションポート66、67が開
口している時間)内は安定的に作動室内に冷媒が噴射さ
れる。したがって、噴射時間に対応した冷媒量が噴射さ
れるので、所望のサイクル効率向上を図ることができ
る。
【0034】また、中間圧室73は圧縮機70の内部
(リアプレート7と固定スクロール4の端板部77との
間の空間)に形成されているので、気液分離器63と圧
縮機70との間に新たに圧力脈動を平滑化するチャンバ
ー(部屋)を設けなくても良い。したがって、配管ジョ
イント等の構成部品の増加、製造原価の上昇等を抑制し
てサイクル効率の向上を図ることができる。
【0035】また、中間ポート90は、中間ポート90
から中間圧室73を経て両インジェクションポート6
6、67まで至る冷媒流路の流路抵抗が等しくなるよう
に中間圧室73の円弧状平面の中央部に設けられている
ので、両インジェクションポート66、67から均等に
2つの作動室Vc内に冷媒を噴射することができる。し
たがって、2つの作動室Vc内の圧力が均等に上昇する
ので、両スクロール2、4の歯部74、76および軸受
30、31に不適正が荷重が作用することを抑制するこ
とができる。したがって、それらの構成部品の損傷およ
びこれに伴う作動不良を防止することができる。さら
に、2つの作動室Vc内に均等に冷媒が噴射されるの
で、2つの作動室Vc内に不均等に冷媒が噴射された場
合に比べて、サイクル効率の向上を図ることができる。
【0036】また、インジェクションポート66、67
が形成されている固定スクロール4の端板部77に逆止
弁71、72が設けられているので、作動室Vcから逆
止弁71、72(厳密には、ボール84)までのデット
ボリュームを極めて小さくすることができる。したがっ
て、デットボリューム分の冷媒を吐出する仕事量(デッ
トボリュームと吐出圧力との積)分を減らすことができ
るので、圧縮機70の動力損失の低減を図ることができ
る。
【0037】また、冷媒は中間圧室73を介してインジ
ェクションポート66、67に導かれるので、圧縮機7
0に中間圧冷媒を導く中間ポート90を1つとすること
ができる。したがって、圧縮機70の加工工数の低減を
図ることができるので、圧縮機70の製造原価の低減を
図ることができる。 (第2実施形態)本実施形態は、逆止弁71、72の構
造を変更したもので、以下にその構造を説明する。
【0038】図15、16に示すように、第1実施例に
おけるボール84をスプール弁体91に置き換えたもの
である。図17はスプール弁体91の拡大図であり、円
柱状のスプール弁体91にインジェクション流路を形成
する穴91a、91bが形成されている。穴91bはス
プール弁体91を径方向に貫通しており、穴91aと穴
91bとはスプール弁体91の内部でT字状に交差して
いる。また、スプール弁体91の円柱側面のうち、穴9
1bが形成されている両部位は、円柱状の溝91cが形
成されている。
【0039】次に、本実施形態に係る逆止弁の作動を述
べる。図15は逆止弁が閉じている状態を示しており、
第1実施形態と同様に、作動室Vc内圧力が中間圧室7
3内圧力を上回っている状態である。図16は逆止弁が
開いている状態を示しており、中間圧室73内圧力が作
動室Vc内圧力を上回っている状態である。なお、冷媒
流れは、溝91c、穴91bそして穴91bと至る流れ
である。
【0040】(第3実施形態)本実施形態は、インジェ
クションポートを4つとしたものである。図18は本実
施形態に係る圧縮機70の概略図であり、逆止弁ポート
80の内径内に2つのインジェクションポートを形成し
たものである。本実施形態では、インジェクションポー
ト数が上述の実施形態に比べて増加しているので、冷媒
がインジェクションポートを通過する際の圧力損失を小
さくすることができる。したがって、気液分離後の中間
圧冷媒の有する圧力エネルギーを有効に圧縮機70の圧
縮仕事に利用することができるので、サイクル効率の向
上をさらに図ることができる。
【0041】(第4実施形態)本実施形態は、上述の実
施形態に係る圧縮機70を、液相冷媒を作動室Vc内に
噴射するリキッドインジェクションサイクルに適用した
ものである。図19は本実施形態に係るリキッドインジ
ェクションサイクルの概略図を示しており、気液分離器
63で分離された液相冷媒を作動室Vc内に噴射するこ
とを特徴としており、その他の構成は図1に示すインジ
ェクションサイクルと同じである。したがって、気液分
離器63の冷媒取り出し口位置の変更によってリキッド
インジェクションサイクルを構成することができる。
【0042】すなわち、小規模変更によってリキッドイ
ンジェクションサイクルにおいても上述のインジェクシ
ョンサイクルと同様な効果を得ることができる。ところ
で、本発明に係る圧縮機は、スクロール型圧縮機に限定
されるものではなく、ベーンロータ式、クランク式等の
他の圧縮機においても実施することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】第1実施形態に係るガスインジェクションサイ
クルの概略構成図である。
【図2】本実施形態に係るスクロール型圧縮機の断面図
である。
【図3】中間ポート室の形状を示す説明図である。
【図4】逆止弁の拡大図である(閉状態)。
【図5】逆止弁の拡大図である(開状態)。
【図6】インジェクションサイクルの説明用モリエル線
図である。
【図7】冷媒吸入完了時の可動スクロールおよび固定ス
クロールの状態を示す状態図である。
【図8】図7の状態から公転角度90度進んだ可動スク
ロールおよび固定スクロールの状態を示す状態図であ
る。
【図9】図8の状態から公転角度90度進んだ可動スク
ロールおよび固定スクロールの状態を示す状態図であ
る。
【図10】図9の状態から公転角度90度進んだ可動ス
クロールおよび固定スクロールの状態を示す状態図であ
る。
【図11】インジェクションポートが閉じた時の可動ス
クロールおよび固定スクロールの状態を示す状態図であ
る。
【図12】図11の状態から公転角度90度進んだ可動
スクロールおよび固定スクロールの状態を示す状態図で
ある。
【図13】図12の状態から公転角度90度進んだ可動
スクロールおよび固定スクロールの状態を示す状態図で
ある。
【図14】図13の状態から公転角度90度進んだ可動
スクロールおよび固定スクロールの状態を示す状態図で
ある。
【図15】第2実施形態に係る逆止弁の拡大図である
(閉状態)。
【図16】第2実施形態に係る逆止弁の拡大図である
(開状態)。
【図17】第2実施形態に係る逆止弁のスプール弁体の
拡大図である。
【図18】第3実施形態に係る圧縮機の概略構成図であ
る。
【図19】第3実施形態に係るリキッドインジェクショ
ンサイクルの概略構成図である。
【符号の説明】
61…凝縮器、62…第1絞り弁(第1減圧器)、63
…気液分離器、64…第2絞り弁(第2減圧器)、65
…蒸発器、66、67…インジェクションポート、68
…吸入口、69…吐出口、70…スクロール型圧縮機、
71、72…逆止弁、73…中間圧室、90…中間ポー
ト。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 佐貫 政美 愛知県刈谷市昭和町1丁目1番地 日本電 装株式会社内

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 空間を仕切るケーシング(4)と、 前記ケーシング(4)内に設けられ、前記ケーシング
    (4)で仕切られた作動室(Vc)の体積を縮小させる
    ことにより、その作動室(Vc)内に吸入された流体を
    圧縮する圧縮機構(2)と、 前記作動室(Vc)内に流体を吸入する吸入口(68)
    と、 前記圧縮機構(2)で圧縮された流体を突出する吐出口
    (69)と、 前記吸入口(68)から吸入される流体の圧力と前記吐
    出口(69)から吐出される流体の圧力との中間圧力を
    有する流体を前記作動室(Vc)内に噴射するインジェ
    クションポート(66、67)と、 前記インジェクションポート(66、67)に連通して
    設けられ、前記作動室(Vc)内に噴射される流体の圧
    力脈動を平滑化する中間圧室(73)とを有することを
    特徴とする圧縮機。
  2. 【請求項2】 動力源から動力を得て回転し、端部に所
    定量偏心したクランク部(1a)を有する回転軸(1)
    と、 前記回転軸(1)を軸受(30)を介して回転可能に支
    持するケーシング(5、4、7)と、 前記クランク部(1a)に軸受(31)を介して回転可
    能に組付けられ、前記回転軸(1)の回転に伴い公転運
    動を行い、渦巻き状の歯部(74)と端板部(75)と
    からなる可動スクロール(2)と、 前記可動スクロール(2)の歯部(74)と噛み合うよ
    うに形成された渦巻き状の歯部(76)と、端板部(7
    7)とからなる固定スクロール(4)と、 前記両スクロール(2、4)の歯部(74、76)およ
    び端板部(75、77)によって形成される作動室(V
    c)内に流体を吸入する吸入口(68)と、 前記可動スクロール(2)の公転運動により圧縮された
    流体を吐出する吐出口(69)と、 前記固定スクロール(4)の端板部(77)に形成さ
    れ、前記吸入口(68)から吸入される流体の圧力と前
    記吐出口(69)から吐出される流体の圧力との中間圧
    力を有する流体を前記作動室(Vc)内に噴射するイン
    ジェクションポート(66、67)と、 前記インジェクションポート(66、67)に連通して
    設けられ、前記作動室(Vc)内に噴射される流体の圧
    力脈動を平滑化する中間圧室(73)とを有することを
    特徴とするスクロール型圧縮機。
  3. 【請求項3】 前記中間圧室(73)は、前記固定スク
    ロール(4)の端板部(77)と前記ケーシング(5、
    4、7)とによって形成されており、 前記中間圧室(73)に中間圧力を有する流体を導く中
    間ポート(90)が、前記ケーシング(5、4、7)に
    設けられていることを特徴とする請求項2に記載のスク
    ロール型圧縮機。
  4. 【請求項4】 前記作動室(Vc)および前記インジェ
    クションポート(66、67)は、それぞれ複数個形成
    されており、 前記中間ポート(90)は、前記中間ポート(90)か
    ら前記中間圧室(73)を経て各インジェクションポー
    ト(66、67)まで至る流体流路の流路抵抗が等しく
    なるような位置に設けられていることを特徴とする請求
    項3に記載のスクロール型圧縮機。
  5. 【請求項5】 前記作動室(Vc)内の流体が前記イン
    ジェクションポート(66、67)を通過して前記作動
    室(Vc)外へ流れ出すことを防止する逆止弁(71、
    72)が、前記固定スクロール(4)の端板部(77)
    に設けられていることを特徴とする請求項2ないし4の
    いずれか1つに記載のスクロール型圧縮機。
  6. 【請求項6】 請求項1ないし5のいずれか1つに記載
    のスクロール型圧縮機(70)と、 前記スクロール型圧縮機(70)で圧縮された気相冷媒
    を凝縮する凝縮器(61)と、 前記凝縮器(61)で凝縮された冷媒を減圧する第1減
    圧器(62)と、 前記第1減圧器(62)で減圧された気液2相状態の冷
    媒を気液分離する気液分離器(63)と、 前記気液分離器(63)で分離された気相冷媒を減圧す
    る第2減圧器(64)と、 前記第2減圧器(64)で減圧された冷媒を蒸発させて
    空気を冷却する蒸発器(65)と、を有し、 前記気液分離器(63)で分離された気相または液相冷
    媒が、前記圧縮機(70)の中間圧室(73)に導かれ
    るように構成れていることを特徴とするインジェクショ
    ンサイクル。
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