JPH0357896A - 可変容量型ベーン型圧縮機 - Google Patents

可変容量型ベーン型圧縮機

Info

Publication number
JPH0357896A
JPH0357896A JP1195256A JP19525689A JPH0357896A JP H0357896 A JPH0357896 A JP H0357896A JP 1195256 A JP1195256 A JP 1195256A JP 19525689 A JP19525689 A JP 19525689A JP H0357896 A JPH0357896 A JP H0357896A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
pressure
chamber
control member
control
seal
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP1195256A
Other languages
English (en)
Inventor
Nobufumi Nakajima
中島 信文
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Bosch Corp
Original Assignee
Zexel Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Zexel Corp filed Critical Zexel Corp
Priority to JP1195256A priority Critical patent/JPH0357896A/ja
Priority to US07/497,313 priority patent/US5049043A/en
Priority to DE4022677A priority patent/DE4022677A1/de
Publication of JPH0357896A publication Critical patent/JPH0357896A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Classifications

    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F04POSITIVE - DISPLACEMENT MACHINES FOR LIQUIDS; PUMPS FOR LIQUIDS OR ELASTIC FLUIDS
    • F04CROTARY-PISTON, OR OSCILLATING-PISTON, POSITIVE-DISPLACEMENT MACHINES FOR LIQUIDS; ROTARY-PISTON, OR OSCILLATING-PISTON, POSITIVE-DISPLACEMENT PUMPS
    • F04C28/00Control of, monitoring of, or safety arrangements for, pumps or pumping installations specially adapted for elastic fluids
    • F04C28/10Control of, monitoring of, or safety arrangements for, pumps or pumping installations specially adapted for elastic fluids characterised by changing the positions of the inlet or outlet openings with respect to the working chamber
    • F04C28/14Control of, monitoring of, or safety arrangements for, pumps or pumping installations specially adapted for elastic fluids characterised by changing the positions of the inlet or outlet openings with respect to the working chamber using rotating valves

Landscapes

  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Mechanical Engineering (AREA)
  • General Engineering & Computer Science (AREA)
  • Rotary Pumps (AREA)
  • Applications Or Details Of Rotary Compressors (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本発明は、車両川空調装置の冷媒圧縮機として用いられ
るベーン型圧縮機に関し、特に圧縮開始時期を制御して
吐出容量を変えることができる可変容量型ベーン型圧縮
機に関する。
(従来の技術) 従来、このような可変容隈型ベーン型圧縮機としては、
次のようなものがある(特開昭64−36997号公報
)。
この可変容量型ベーン型圧縮機は、両端がサイドブロッ
クで閉塞されたシリンダと、このシリンダ内で回転する
ローラと、正逆回転して圧縮開始時期を制御する制御部
材とを備えている。
前記制御部材の一側面上の対称な位置に一対の受圧部が
一体に突設してあり、一方の前記サイドブロックのロー
タ側端而部に環状凹部が設けてあり、この環状凹部内に
iii記制御部材が回動自在に嵌装してあり、前記環状
凹部の一部を構成する圧力室に前記受圧部が嵌装されて
前記圧力作動室が高1工室と低圧室とに二分されている
。また、受圧部を含む制御部材には、気密性を保持する
ためのシール部材が装着してある。
このシール部材は、制御部材に直接装着されるクp性シ
ール部材と、タp性シール部材と略同一の形状を有し且
つ各シール而1 00aを弁仕シール部材上に重ねて装
着される樹脂シール部材100とを備えている。樹脂シ
ール部材lOOは、第l6図に示すように、環状の第1
シール部101と、この第lシール部101の外側に位
置する円弧状の第2シール部+02、102と、これら
の第2シール部102、102の一端及び第1シール部
101をそれぞれ連結する逆U字状の第3シール部] 
0 3 ト、mj記各第2シール部102,102の(
I!1端及び第1シール部101をそれぞれ連結する第
4シール部104とからなる。第lシール部101がl
(ll1の環状体であるのに対し、第2シール部102
、102は、2つに分離しており、それぞ円弧状である
。各第2シール部102,102は第1シール部+01
の外側に位置し、第1シルrfll I 0 1 (7
)同心円1 1 0 0’)周方向に180度偏位して
対称的に設けてある。
制御部材は、低圧室内に導入される低圧である1汲入圧
とコイルばねの付勢力の合力と、高圧室内に高圧である
吐出圧がオリフィスを介し導入されて形成される制御圧
との差により、吐出量が最小となる半稼動位置と吐出量
が最大となる全稼動位置との間で、正逆回転する。そし
て、一方の高圧室と吸入室とを連通ずる通路中に介装さ
れた開閉弁機構が、熱負荷に応じた吸入圧の変化に応じ
て開閉して前記制御圧を変化させ、変化する制御圧と前
記合力との差により制御部材が吐出量減方向又は増方向
に回動して吐出量が制御される。
(允明が解決しようとする課題) ところで、一般に上記の如き従来の可変容量型ベーン型
圧縮機では、起動時のショックを軽減するために、吐出
量が最小である半稼動位置で起動するようにしてある。
しかしながら、上記従来技術では、制御部材を半稼動位
置側に付勢するコイルばねを設けてあり、該ばねのブリ
セット力は制御部材の回動低抗に打ち勝つ程度の大きさ
であるので、起動後に吐出量を増加させる場合に、制御
部材の回動低抗とコイルばねの付勢力との和以上の力を
制御部材に与える必要がある。ところが、起動時には圧
縮比が小さくて吐出圧Pdがあまり上昇せず、従って前
記制御圧Pcもあまり上昇しないので、起動時に制御郎
材が吐出量増方向にスムーズに回動しにくく、起動性が
あまり良くないという問題点がある。
また、前述したようにシール部材の形状が複雑な三次元
形状であるので、制御部材に高い精度が要求され、その
ためにコストアップにつながるとともに、シール部材に
よる気密性を高くすればする程シール抵抗が大きくなり
、起動性が悪くなる。
本発明は制御部材の回動動作を円滑にして起動性及び制
御性の向上を図ることができる可変容量型ベーン型圧縮
機を提供することを目的とする。
(it!l題を解決するための手段) 上述の課題を解決するために本発明は、両端がサイドブ
ロックで閉塞されたシリンダと、このシリンダ内で回転
するローラと、正逆回転して圧縮開始時期を制御する制
御部材とを備え、前記制御部材の一側面に受圧部が一体
に突設してあり、方の前記サイドブロックのロータ側端
面部に環状凹部が設けてあり、この環状凹部内に前記制
御部材が回動自在に嵌装してあり、前記環状凹部の一部
を構或する圧力作動室に前記受圧部が嵌装されて前記圧
力作動室が第l圧ノノ室と第2圧力室とに二分されてい
る可変容量型ベーン型圧縮機において、前記第1圧力室
に高圧を導入する高圧導入路と前記第2圧力室に高圧を
導入するオリフィスとが前記サイドブロックに設けてあ
り、前記高圧導入路の開口而稙は前記オリフイスの開口
而稙よりも大きくしてあり、前記圧力作動室の内壁と前
記受圧部とのすき間面稍が前記オリフイスの開口面積よ
りも小さくしてあり、前記第l圧ノノ室は連通路を介し
て低圧側に連通しており、吸入圧が所定値に達したとき
開き、前記吸入圧が前記所定値に達しないときに閉じる
開閉弁機構が前記連通路の途中に設けてあり、前記圧力
作動室の開口縁に沿う第Iのシール溝と011記制御部
材の内周に沿う第2のシール溝とががI記サイドブロッ
クに設けてあり、前記両シール溝は前記環状凹部に連通
しており、前記両シール溝にシール部材が嵌装してある
(作川) 上述のようにシール部材を平面形状として簡素化し、か
つそのシール部材をサイドブロックに装着し、制御部材
の受圧部にシール部材を装着しないことにより受圧部と
圧力作動室内壁とのすき問からの冷媒ガスの漏れをff
l 極的に利用し、シール部材のシール抵抗を小さくす
るとともにコイルばねを不要とした。その結果、制御部
材の回動動作が円滑になる。
(実施例) 以下、本発明の一実施例を添{;J図面に基づき説明す
る。
第1図乃至第10図は本発明の一実施例に係る可変容量
型ベーン型圧縮機を示し、第1図はこのベーン型圧縮機
の縦断面図である。
第1図に示すように、可変容量型ベーン型圧縮機は、略
楕円形の内周面1aを有するカムリング1と、該カムリ
ングl内に回転自在に収納された「『l筒状のロータ2
と、カムリング1の両側端を閉塞する如く該両側端に夫
々固定されたフロントサイドブロック3及びリャサイド
ブロック4と、該両サイドブロック3、4の外側端に夫
々固定されたフロントヘッド5、リャヘッド6と、ロー
タ2の回転軸7とを主要構成要素としており、回転11
1+l+7は前記両サイドブロック3、4に夫々設けた
軸受8、9に回転可能に支持されている。
フロントヘッド5の上面には熱媒体である冷媒ガスの吐
出口5aが、リャヘッド6の上面には冷媒ガスの吸入口
6aが夫々形成されている。吐出口5aはフロン1・ヘ
ッド5とフロントサイドブロック3とにより画威される
吐出室10に、吸入口6aはリャヘッド6とリャサイド
ブロック4とにより画威される吸入室l1に夫々連通し
ている。
カムリングlの内周面1aとロータ2の外周面との間に
、周方向に180度偏位した略対称な位置に2つの圧縮
室l2が画威されている。ロータlOにはその径方向に
沿うベーン溝l3が周方向に等間隔を存して複数設けら
れており、これらのベーン溝I3内にベーン14がそれ
ぞれ放射方向に沿って出没自在に1%装されている。
リャサイドブロック4には、第l図及び第9図に示すよ
うに、周方向に180度偏位した路対称な位置に吸入ボ
ート15、l5が設けられている(第l図では片方の吸
入ポート15のみが見えている)。各吸入ボートl5は
リャサイドブロック4の厚さ方向に貫通しており、各吸
入ボートl5を介して吸入室11と圧縮室12とが夫々
連通されている。
カムリングlの外周壁には、周方向に180度偏位した
略対称な位置に2個ずつ吐出ボート16、l6が穿設さ
れている(第1図では片方の吐出ボート16のみが見え
ている)。該吐出ボートl6のあるカムリングlの外周
壁には、ブF止め部1 7 a +17aを有する吐出
弁カバーl7がボルト(図示せず)により固定されてい
る。カムリング1の外周壁と弁止め部17aとの間には
、吐出弁カバー17側に保持された吐出弁l9、19が
介装され、該各吐出弁l9は吐出圧を受けたときに開弁
じて各吐出ボートl6を夫々開口するようになっている
。さらに,カムリングlには吐出弁l9の開ブp時に吐
出ボートl6と連通ずる連通路20が、フロントサイド
ブロック3には該連通路20と連通した連通路21が夫
々形成され,各吐出弁19が開弁して各吐出ボートl6
を開1コしたとき、圧縮室l2内の圧縮された冷媒ガス
が吐出ボートl6、連通路20、2l、吐出室10及び
吐出口5aを類次介して吐出されるようになっている。
第1図及び第2図に示すように、リャサイドブロック4
には、そのロータ側端而に環状凹部40が設けられてお
り、該環状凹部40内には第9図に示すリング状の制御
部材50が回動自在に嵌装されている。
環状凹m40は圧力作動室43を有しており、この圧力
作動室43は吸入ボート15、l5に挟まれた位置にあ
る(第9図)。
環状凹部40内には第9図に示すように、圧ノJ作動室
43の開口縁に沿う環状のシール溝60が設けてあり、
制御部材50の内周に対応する円弧状のシール溝6lが
設けてある。各シール溝60、6lは互いに連通してい
る。シール溝60、61には第8図に示すゴム等からな
る外性シール部材62が嵌装され、その上から更に第6
図に示すテフロン等からなる樹脂シール部材63が嵌装
してある。外性シール部材62と樹脂シール部材63と
からなるシール部材64により圧力作動室43が完全に
シールされる(第1図及び第2図)。シール部材64の
うち、仰姓シール部材62は第8図(b)に示すように
断面は円形であり、樹脂シール部材63の一部は第6図
(b)に示すように、断面がL字形をしている。
第4図に示すように、制御部材50の外周縁には、その
周方向に180度偏位した略対称な位置に切欠部51、
52が設けられている。また、制御部材50の反ロータ
側側面には、第1図に示すように前記圧力作動室43、
44内にスライド可能に嵌装される受圧部53が設けら
れている(第5図)。
i1′ij記圧力作動室43内は、第3図に示すように
、受圧部53によりその一側にある第1圧力室43+と
その他側にある第2圧力室432とに2分されている。
第1圧力室431内には高圧導入路7oを介して高圧で
ある吐出圧Pdが導入されて制御圧Pc+が形成され、
第2圧力室432にはオリフィス7lを介して高圧であ
る吐出圧Pdが絞られて導入されて制御圧PC2が形成
される。高圧導入路70の開口面積はオリフィス71の
開口面積よりもかなり大きい。
第1圧力室43+は連通路72を介して低圧側である吸
入室1’lに連通している。連通路72の途中には開閉
弁機摺30が設けてあり、開閉弁機+fl30は熱負荷
の変化に応じた吸入圧Psの変化に応動して開閉作動し
、連通路72を開閉して第1圧力室431内の制御圧P
c+を制御する。連通路72の開口面積は、高圧導入路
70の開口面積S1の8〜10倍である。ただし、受圧
部53にはシール部材64が装着されていないので,第
1圧力室431と第2圧力室432との間のガス漏れ爪
はシール部材64を装着した場合に較べて増加する。受
圧部53と圧力作動室43内壁とのすき1iJ] 7 
3の而積S3はオリフィス7lの開口而積S2よりも小
さく、Sl,S2,S3の関係は、Sl>32>33 である。また、高圧導入路70を通じて第1圧力室43
+に導入される吐出圧Pdの流量Q+は、すき間73か
らの漏れ流量Q3よりもかなり多く、漏れ流量Q3は第
2圧力室に導入される吐出圧Pdの流mQzよ+)も少
なく、Ql, Q2, Q3ノflJl係は、Q 1>
 Q 2 > Q 3 である。
次に、上述した実施例の可変容量型ベーン型圧縮機の作
動を述べる。
熱負荷の変化により吸入室1lの吸入圧Psが所定値以
上になると、ベローズ31aが縮少してボール弁3lb
が閉じ、開閉弁機構31は閉弁状態となる(第10図(
a))。
高圧導入路70の開口而積S1はオリフィス71の開口
面IJ′lS2よりもかなり大きいので、第l圧ノノ室
431へのガス流入量Q1は第2圧力室432へのガス
流入量Q2よりもかなり大きい。その結果、制御圧Pc
+は制御圧PC2よりもかなり高くなり、制御部材50
は第lO図(a)の右方向に素早く回転する。受圧部5
3と圧力作動室43の内壁とのすき問73から制御圧P
c+が第2圧力室432側に漏れるので、時間が経過す
るにつれて制御圧Pc+と制御圧PC2とが等しくなり
、制御部材50はハンチング等を起こさずに全稼動位置
で止まる。
また、ボール弁3 l bがベローズ31aにより放出
ガスを調量している状態においては、受圧部53は左右
に浦れ、ある位置で安定する。例えば放出ガスが増える
と、制御圧Pc+は下がり、第10図(a)の左方向に
回転する。このときすき間73から制御圧Pc2が第1
圧力室43!側に漏れ、制御圧PC2と制御圧Pc+と
が等しくなったとき制御a15材50は止まる。これが
左右連続的に行なわれる。
吸入圧Psが所定イ直以下になると、ベローズ31aが
伸長してボール弁3lbが開き、開閉弁機構31は開弁
状態となる(第10図(b)).オリフィス71から第
l圧力室431に導入された冷媒ガスは連通路72を通
じて逃げ、すき間73から制御圧PC2が第1圧力室4
31側に漏れ、制御圧Pc+が制御圧PC2よりも小さ
くなり、制御部材50はハンチングを起こさずに第10
図(b)の左方向に回転し、半稼動位置で止まる。
本実施例によれば、シール部材64を受圧部53には装
着しないので、シール抵抗が大幅に小さくなり、また各
圧力室431,432にそれぞれ高圧を導入し、受圧部
53と圧力作動室43の内壁とのすき間73からの冷媒
ガスの漏れを積極的に利用して制御部材50を回動制御
する方式を採用したので、制御部材50を半稼動位置側
に付努しておくコイルばねが不要になり、制御部材50
の動作が円滑になり、起動性及び制御性が向上した。
上述の実施例においては制御部材50の受圧部53が1
つで、リャサイドブロック4の圧力作動室43が1つの
場合について述べたが、これに代え、第11図〜第15
図に示すように、受圧1’ll 5 3及び圧力作動室
43をそれぞれ対称位置に2つ設けるようにしても、上
述の実施例の場合と同様の効果を得ることができるとと
もに、制御部材50の片寄りを防ぐことができるという
特府の効果をも期待することができる。本実施例の場合
、樹脂シール部材64は第7図に示すように断面が矩形
になっている。
(発明の効果) 以上説明したように本発明の可変容量型ベーン型圧縮機
によれば、前記第1圧力室に高圧を導入する高圧導入路
と前記第2圧力室に高圧を導入するオリフイスとが前記
サイドブロックに設けてあり、前記高圧導入路の開口面
積は前記オリフイスの開口面積よりも大きくしてあり、
前記圧力作動室の内壁と前記受圧部とのすき間面積が前
記オリフィスの開口面積よりも小さくしてあり、前記第
1圧力室は連通路を介して低圧側に連通しており、吸入
圧が所定{直に達したとき開き、前記吸入圧が前記所定
値に達しないときに閉じる開閉弁機構が前記連通路の途
中に設けてあり、前記圧力作動室の開口縁に沿う第1の
シール溝と前記制御部材の内周に沿う第2のシール溝と
が前記サイドブロックに設けてあり、前記両シール溝は
前記環状凹部に連通しており、前記両シール溝にシール
部材が嵌装してあるので、シール部材の簡素化とシール
4. 抵抗の減少とを図ることができ、しかも制御部材を半稼
動位置側に{;J勢しておくコイルばねも不要になる。
したがって、制御部材の回動動作が円滑になり、起動性
及び制御性が大幅に向上し、コストダウンを図ることも
できる。
【図面の簡単な説明】
第l図乃至第10図は本発明の一実施例の可変容量型ベ
ーン型圧縮機を示し、第1図はその縦断面図、第2図は
主要部を示す拡大断面図、第3図は吐出量制御機構部を
示す概略構成図、第4図は制御部材を示す平面図、第5
図は第4図のA−A線矢視断而図、第6図は樹脂シール
部材を示し、同図(a)はその平面図、同図(b)は同
図(a)のB−B線矢視断而図、第7図は他の樹脂シー
ル部材を示す断面図、第8図はりn性シール部材を示し
、同図(a)はその平面図、同図(b)は同図(a)の
C−C線矢視断而図、第9図はりャサイドブロックをロ
ー夕側から見た平面図、第10図は制御部材の動作を説
明するための概略図であり、同11(a)は全稼動状熊
を示す図、同図(b)は半稼動状態を示す図、第11図
乃至第l5図は本発明の他の実施例に係る可変容量型ベ
ーン型圧縮機を示し、第11図はその縦断面図、第12
図はりャサイドブロックをロー夕側から見た平面図、第
l3図は制御部材を示す平面図、第14図は第13図の
D−D線矢視断百図、第l5図は吐出量制御機構部を示
す概略構成図、第16図は従来のシール部材の樹脂シー
ル部材を示す斜視図である。 2・・・ローラ、3、4・・・サイドブロック、3l・
・・開閉ブr機構、40・・・環状凹部、43・・・圧
力作動室、43+・・・第1圧力室、432・・・第2
圧力室、50・・・lIIl al1部材、53・・・
受圧部、60・・・シール溝(第1のシール溝)、6l
・・・シール溝(第2のシール溝)、64・・・シール
部材、70・・・高圧導入路、7l・・・オリフィス、
73・・・圧力作動室と受圧部とのすき間。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 1、両端がサイドブロックで閉塞されたシリンダと、こ
    のシリンダ内で回転するローラと、正逆回転して圧縮開
    始時期を制御する制御部材とを備え、前記制御部材の一
    側面に受圧部が一体に突設してあり、一方の前記サイド
    ブロックのロータ側端面部に環状凹部が設けてあり、こ
    の環状凹部内に前記制御部材が回動自在に嵌装してあり
    、前記環状凹部の一部を構成する圧力作動室に前記受圧
    部が嵌装されて前記圧力作動室が第1圧力室と第2圧力
    室とに二分されている可変容量型ベーン型圧縮機におい
    て、前記第1圧力室に高圧を導入する高圧導入路と前記
    第2圧力室に高圧を導入するオリフィスとが前記サイド
    ブロックに設けてあり、前記高圧導入路の開口面積は前
    記オリフィスの開口面積よりも大きくしてあり、前記圧
    力作動室の内壁と前記受圧部とのすき間面積が前記オリ
    フィスの開口面積よりも小さくしてあり、前記第1圧力
    室は連通路を介して低圧側に連通しており、吸入圧が所
    定値に達したとき開き、前記吸入圧が前記所定値に達し
    ないときに閉じる開閉弁機構が前記連通路の途中に設け
    てあり、前記圧力作動室の開口縁に沿う第1のシール溝
    と前記制御部材の内周に沿う第2のシール溝とが前記サ
    イドブロックに設けてあり、前記両シール溝は前記環状
    凹部に連通しており、前記両シール溝にシール部材が嵌
    装してあることを特徴とする可変容量型ベーン型圧縮機
JP1195256A 1989-07-26 1989-07-26 可変容量型ベーン型圧縮機 Pending JPH0357896A (ja)

Priority Applications (3)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1195256A JPH0357896A (ja) 1989-07-26 1989-07-26 可変容量型ベーン型圧縮機
US07/497,313 US5049043A (en) 1989-07-26 1990-03-22 Variable capacity vane compressor
DE4022677A DE4022677A1 (de) 1989-07-26 1990-07-17 Fluegelzellenverdichter mit variabler foerdermenge

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1195256A JPH0357896A (ja) 1989-07-26 1989-07-26 可変容量型ベーン型圧縮機

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH0357896A true JPH0357896A (ja) 1991-03-13

Family

ID=16338111

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP1195256A Pending JPH0357896A (ja) 1989-07-26 1989-07-26 可変容量型ベーン型圧縮機

Country Status (3)

Country Link
US (1) US5049043A (ja)
JP (1) JPH0357896A (ja)
DE (1) DE4022677A1 (ja)

Families Citing this family (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
GB0816783D0 (en) * 2008-09-15 2008-10-22 Carmeda Ab Immobilised biological entities
USD738933S1 (en) * 2013-05-08 2015-09-15 GCS. Inc., Ltd Front head for automobiles

Family Cites Families (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS63292981A (ja) * 1987-05-27 1988-11-30 日本鋼管株式会社 造波プ−ル
JPS6436997A (en) * 1987-07-31 1989-02-07 Diesel Kiki Co Vane type compressor
JPH01121595A (ja) * 1987-11-05 1989-05-15 Diesel Kiki Co Ltd 可変容量圧縮機
JPH065075B2 (ja) * 1988-04-15 1994-01-19 株式会社ゼクセル 可変容量型圧縮機

Also Published As

Publication number Publication date
DE4022677C2 (ja) 1992-10-15
DE4022677A1 (de) 1991-02-07
US5049043A (en) 1991-09-17

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US4642034A (en) Scroll type compressor with displacement adjusting mechanism
KR890001685B1 (ko) 가변용량식 베인형 압축기
JPH0329994B2 (ja)
JPH0419395B2 (ja)
JPH1113664A (ja) ロータリ圧縮機
US4744731A (en) Variable capacity vane compressor
JPH0357896A (ja) 可変容量型ベーン型圧縮機
JPH10159768A (ja) 冷媒圧縮機の吸入弁装置
KR910000173B1 (ko) 베인형 압축기
JPS63186982A (ja) ベ−ン型圧縮機
KR930006368B1 (ko) 가변용량형 압축기
JPH024796B2 (ja)
JPS59108896A (ja) スクロ−ル型圧縮機における容量制御機構
JPH01267387A (ja) 可変容量型圧縮機
JP2023119329A (ja) ベーン型圧縮機
JPH03194188A (ja) 容量可変スクロール型圧縮機
JPS6316187A (ja) ベ−ン型圧縮機
JP2754400B2 (ja) 可変容量型圧縮機
JPS61129495A (ja) ロ−タリ−式圧縮機
JPS6176782A (ja) スクロ−ル型圧縮機における容量制御機構
JPH0996285A (ja) 可変容量ベーン型圧縮機
JPH07717Y2 (ja) ベ−ン型圧縮機
JPH0425440B2 (ja)
JPH02227590A (ja) 可変容量圧縮機
JPS61294183A (ja) ベ−ン型圧縮機