JP3410219B2 - ラミネート用多層シーラントフィルム - Google Patents

ラミネート用多層シーラントフィルム

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JP3410219B2 JP16344294A JP16344294A JP3410219B2 JP 3410219 B2 JP3410219 B2 JP 3410219B2 JP 16344294 A JP16344294 A JP 16344294A JP 16344294 A JP16344294 A JP 16344294A JP 3410219 B2 JP3410219 B2 JP 3410219B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、120℃におけるレト
ルト処理が可能なラミネート用の多層シーラントフィル
ムに関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来からレトルト食品の包装にはポリエ
ステル樹脂フィルム、ポリアミド樹脂フィルム、エチレ
ン・ビニールアルコール共重合体フイルム、アルミニウ
ム箔等の基材フィルムにポリオレフィン樹脂系のシーラ
ントフィルムを積層したラミネートフィルムが広く用い
られている。特に、レトルト処理条件が通常120℃前
後であることから、このような目的に使用するラミネー
トフィルムに使用するシーラントフィルムも120℃以
上の耐熱性を有している必要がある。したがって、従来
シーラントフィルムとしては耐熱性とシール性に優れて
いるポリプロピレン系樹脂や高密度ポリエチレン樹脂等
が用いられていた。
【0003】ところが、レトルト食品包装用ラミネート
フィルムにおいては、シール強度をある程度以上にする
ためにラミネートフィルム全体の厚みに占めるシーラン
ト層の厚みの割合を大きくしている関係上、シーラント
層の性質がラミネートフィルム全体の性質に大きく影響
を及ぼす。例えば、ポリプロピレン系樹脂や高密度ポリ
エチレン樹脂のように低温時の耐衝撃強度が弱い樹脂を
シーラントフィルムとして用いた場合には低温輸送時等
に包装袋が破袋するという問題点があった。
【0004】更に、ポリプロピレン系樹脂として、プロ
ピレン・エチレンランダム共重合体樹脂をシーラントフ
ィルムとして用いた場合は、レトルト処理時の熱により
シーラント層同士が熱融着して開口性が低下し内容物が
取り出しにくくなるという欠点があり、プロピレン・エ
チレンブロック共重合体樹脂や高密度ポリエチレン樹脂
をシーラント層として用いた場合は、これらの樹脂の融
点が高いことから、安定したヒートシールが困難であ
り、シール抜けによる破袋トラブル等が発生しやすいと
いう欠点があった。
【0005】一方、直鎖状低密度ポリエチレンは透明
性、低温時の衝撃強度、シール性に優れており、従来か
ら100℃位までのボイル殺菌用途のシーラントフィル
ムとしては使用されている。しかしながら直鎖状低密度
ポリエチレンは融点が125℃前後と低いので120℃
でのレトルト処理によって、プロピレン・エチレンラン
ダム共重合体の場合に比べて更にシーラント層同士が熱
融着しやすいため、レトルト食品包装用ラミネートフィ
ルムのシーラント層としては使用できなかった。
【0006】このような問題点を解決するものとして、
本出願人は先にアンチブロッキング剤を添加した密度が
0.930〜0.945g/cm3 の直鎖状低密度ポリエチ
レンからなるシーラント層を有するレトルト食品包装用
ラミネートフィルム(特開平5−261871号公報)
を提案した。しかしながら、このフィルムを用いて12
0℃以上のレトルト処理を行った場合、熱融着の問題は
解決できるが、レトルト処理後にフィルムが白化すると
いう問題があった。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】本発明の目的とすると
ころは、耐衝撃性、耐熱融着性、安定したシール性およ
び透明性の優れた、即ち、従来の技術の問題点をカバー
することのできるレトルト用途に適したラミネート用多
層シーラントフィルムを提供することにある。
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明によれば、内層側
をシール面としたポリエチレン系樹脂からなる三層構成
のラミネート用多層シーラントフィルムにおいて、 (A)内層がアンチブロッキング剤を0.4〜5重量%
含有した、密度が0.945g/cm3以上の高密度ポリエ
チレンと軟質ポリマーの樹脂組成物からなり、該軟質ポ
リマーの含有量が5〜30重量%であり、(B)中間層
が造核剤を0.1〜0.5重量%含有した密度が0.9
35g/cm3以上の直鎖状低密度ポリエチレンを主成分と
する樹脂組成物からなり、(C)外層が、密度が0.9
35g/cm 3 以上の直鎖状低密度ポリエチレン又は高密度
ポリエチレンからなるラミネート用多層シーラントフィ
ルムが提供され、更に、中間層の厚みが全体厚みの40
〜90%である前記ラミネート用多層シーラントフィル
ムが提供され、更に、中間層の厚みが全体厚みの60〜
90%である前記ラミネート用多層シーラントフィルム
が提供され、更に、軟質ポリマーが密度が0.900g/
cm3以下のエチレンとα−オレフィンの共重合体である
前記ラミネート用多層シーラントフィルムが提供され、
更にまた、造核剤がソルビトール系誘導体又はその核置
換体である前記ラミネート用多層シーラントフィルムが
提供される。
【0009】すなわち、直鎖状低密度ポリエチレンに造
核剤を添加すれば、レトルト処理後の白化が防止でき、
しかも造核剤を含有する中間層の両側に造核剤を含有し
ていない外層及び内層を配することにより造核剤がブリ
ードアウトすることが防止できること、更にシール面で
ある内層に高密度ポリエチレンと軟質ポリマーの混合物
に、更にアンチブロッキング剤を配合することにより熱
融着が防止でき、低温ヒートシール性も付与できること
を見いだし本発明に到達した。
【0010】以下、本発明を図面に基づいて具体的に説
明する。本発明のラミネート用多層シーラントフィルム
1の内層(A)は高密度ポリエチレン、軟質ポリマー及
びアンチブロッキング剤からなる樹脂組成物で形成され
ている。高密度ポリエチレンは内層(A)に耐熱性を付
与する作用があり、軟質ポリマーは耐衝撃性とシール
性、アンチブロッキング剤は熱融着性を防止する作用を
有している。したがって、高密度ポリエチレンとしては
密度が0.945g/cm3 以上、特に、0.950〜0.
960g/cm3 が好ましい。密度が0.945g/cm3 未満
の場合は耐熱性が不足し、0.965g/cm3 を超えると
低温時の耐衝撃性やシール性が悪くなる。
【0012】また、軟質ポリマーとしては、通常、ポリ
オレフィン系樹脂の耐衝撃性やシール性の改良に使用さ
れているものが使用でき、例えば、密度が0.900g/
cm3以下のエチレン−プロピレン共重合体、エチレン−
ブテン共重合体等のエチレン・α−オレフィン共重合
体、スチレン・ブタジエン共重合体又はその水素添加
物、あるいはオレフィン系の各種ゴム状ポリマー等が挙
げられる。本発明においては、特に、エチレン・α−オ
レフィン共重合体が好ましい。本発明においては内層
(A)における高密度ポリエチレンの密度及び軟質ポリ
マーの配合割合が特に重要であり、軟質ポリマーの使用
量は5〜30重量%の範囲とすることが好ましい。使用
量が5重量%未満であると衝撃強度とシール性の改良効
果が十分ではなく、30重量%を越えるとシーラントフ
ィルム1の耐熱性が不足して、特に、レトルト時のフィ
ルム同士の内面が融着するので好ましくない。
【0013】更に、内面の熱融着を防止する目的で使用
するアンチブロッキング剤としては、シリカ系、シリコ
ーン系、ゼオライト系等の通常のアンチブロッキング剤
が特に制限なく使用できる。アンチブロッキング剤の含
有量は0.4〜5重量%、好ましくは1.0〜3重量%
であり、0.4重量%未満の場合は熱融着の防止効果が
不十分であり、5重量%を越えて用いると透明性が悪化
するので好ましくない。
【0014】中間層(B)は造核剤を含有する密度が
0.935g/cm3 以上、好ましくは0.940〜0.9
45g/cm3 の直鎖状低密度ポリエチレンを主成分とする
樹脂組成物から形成される。直鎖状低密度ポリエチレン
の密度が0.935g/cm2 未満の場合はシーラントフィ
ルム全体の耐熱性が低下して変形しやすくなるので好ま
しくない。また、密度が0.945g/cm3 を超える場合
は耐衝撃強度が低下するので好ましくない。なお、本発
明においては全体の耐衝撃性を向上させるために必要に
応じて前記軟質ポリマーを0〜30重量%の範囲で混合
したり、特性を代えない程度で高密度ポリエチレン等の
他の熱可塑性樹脂を混合することも可能である。
【0015】本発明に使用する造核剤としては、特に、
制限はないが、通常、ソルビトール系誘導体もしくはそ
の核置換体が好ましく使用できる。特に、臭気等を考慮
すればジベンジリデンソルビトールを使用することが好
ましい。その中間層(B)における含有量は0.1〜
0.5重量%、好ましくは0.15〜0.5重量%であ
る。含有量が0.1重量%未満であると造核剤の白化防
止効果が少なくなり、0.5重量%以上添加しても効果
は変わらない。
【0016】外層(C)は、中間層(B)に使用した造
核剤のブリードアウトを防止する役割を有する層であっ
、密度が0.935g/cm3以上、好ましくは0.94
0〜0.945g/cm3の直鎖状低密度ポリエチレンもし
くは高密度ポリエチレンである。
【0017】本発明のラミネート用多層シーラントフィ
ルム1は上述した樹脂構成とするのであるが、製膜性を
考慮した場合、更に各層の樹脂のメルトフローレートを
内層(A):MFRi、中間層(B):MFRm、外層
(C):MFRoとした場合、MFRo/MFRmが
0.1以上、好ましくは0.5以上、MFRi/MFR
mが0.1以上好ましくは0.5以上となるよう選定す
るのが望ましい。MFRo/MFRmあるいはMFRi
/MFRmが0.1未満の場合は厚み構成比によっても
異なるが、製膜時に外層(C)と中間層(B)あるいは
内層(A)と中間層(B)との間に流れむらが生じて、
均一な層厚みのフィルムが得られず、極端な場合は製膜
困難となるので好ましくない。
【0018】また、本発明のラミネート用多層シーラン
トフィルム1の中間層(B)には前述したように造核剤
が添加されているので、この中間層(B)の全体厚みに
占める割合を大きくすることが全体の白化防止につなが
る。したがって、中間層(B)の厚みを全体厚みの40
〜90%、特に60〜90%とすることが好ましい。な
お、造核剤を各層に添加して白化防止効果を大きくする
ことも可能であるが、製膜時に造核剤がフィルム表面に
ブリードアウトして商品価値を損なうため好ましくな
い。
【0019】本発明のラミネート用多層シーラントフィ
ルム1の成形方法については特に制限はなく、通常の多
層インフレーション法、キャスト法が用いられ、本発明
の目的を損なわない範囲で、滑剤、酸化防止剤等の通常
ポリオレフィン系フィルムに使用される添加剤を添加し
ても良い。
【0020】
【作用】本発明によれば、ラミネート用多層シーラント
フィルムの全体厚みの大部分を占める中間層に造核剤が
添加されているので、フィルム成形時に結晶が微細化し
て透明性が向上するのと同様に、レトルト処理において
もポリオレフィン系樹脂の一部分に再結晶化が起こり、
その際造核剤により結晶が微細化されるため白化防止効
果が得られるものと考えられる。また、外層と内層には
造核剤を添加していないのでフイルム成形時の造核剤の
ブリードアウトを防止することも可能となった。また、
シール面となる内層には融点の高い高密度ポリエチレン
と柔軟性とシール性に優れた軟質ポリマーがそれぞれ相
乗効果を発揮し、更にアンチブロッキング剤の効果によ
って熱融着の防止とヒートシール性の向上という二律背
反する作用を付与することが可能となった。
【0021】
【実施例】以下の実施例にて、本発明を更に詳しく説明
するが、本発明はその要旨を越えない限り、これらの例
に何等制約されるものではない。
【0022】以下の実施例および比較例における評価方
法を説明する。 <レトルト後外観>ラミネートフィルムから製造された
袋に内容物を充填せずに真空密封して得られたサンプル
(14cm×20cm)を、120℃で30分間レトルト処
理を行い、以下評価を行った。 1)白 化 フィルムの透明性の悪化(白化状態)を目視にて評価を
行った。 評価基準 ○:白化現象無し。 △:僅かに白化現象あり。 ×:白化現象有り。 2)耐融着性 内面融着の有無で評価を行った。 評価基準 ○:融着無し。 ×:融着有り。 3)変 形 フィルムの変形(皺、歪み等)の有無で評価を行った。 評価基準 ○:変形無し ×:変形有り <耐衝撃性>ラミネートフィルムから製造された袋に飽
和食塩水800ccを充填密封して得られたサンプル(2
0cm×25cm)を120℃で30分間レトルト処理を行
った後、−10℃雰囲気下で3.4kgの重りを22cmの
高さから落下させ各サンプルが破袋するまでの平均落下
回数を求めた。
【0023】なお、本発明の実施例および比較例で使用
する原材料は以下の記号で示した。 LL :直鎖状低密度ポリエチレン(メルトフローレート
2.0g/10min、密度0.940g/cm3) HD :高密度ポリエチレン(メルトフローレート1.0
g/10min、密度0.954g/cm3) EPR :エチレン・プロピレン共重合体(メルトフローレ
ート2.9g/10min、密度0.870g/cm3) DBS :造核剤(ジベンジリデンソルビトール) ABA :アンチブロッキング剤(シリカ) PP1 :プロピレン・エチレンランダム共重合体 PP2 :プロピレン・エチレンブロック共重合体
【0024】実施例1、2および比較例1、2 表1に示す樹脂組成物をダイス径300mm、ダイスリッ
プクリアランス3.0mmの多層ダイスを備えたインフレ
ーション多層成形機にて加工温度200℃、ブローアッ
プレシオ1.7で厚み60μのラミネート用多層シーラ
ントフィルムを得、表面張力が約48dyne/cm となる様
にラミネート時に接着面となる面(外層側)にコロナ放
電処理を施した。次いで、このシーラントフィルムを厚
み15μの2軸延伸ポリアミドフィルムとエステル系接
着剤を用いてドライラミネート加工後、40℃雰囲気下
で2日間エージングを行うことによりラミネートフィル
ムを得た。評価結果を表1に示す。
【0025】比較例3 プロピレン・エチレンランダム共重合体を主成分とする
厚み60μの無延伸ポリプロピレンシーラントフィルム
を実施例1と同様の方法でドライラミネート加工を行
い、ラミネートフィルムを得た。評価結果を表1に示
す。
【0026】比較例4 プロピレン・エチレンブロック共重合体を主成分とする
厚み60μの無延伸ポリプロピレンシーラントフィルム
を実施例1と同様の方法でドライラミネート加工を行
い、ラミネートフィルムを得た。評価結果を表1に示
す。
【0027】
【表1】
【0028】表1の結果から、レトルト食品包装用ラミ
ネートフィルムのシーラント層に従来から使用されてい
るポリプロピレン系樹脂を使用した場合(比較例3、
4)は耐衝撃性が悪い。また、造核剤及びアンチブロッ
キング剤を添加していない場合(比較例1)はレトルト
後の白化現象及び融着現象が認められ、内層に軟質ポリ
マーであるエチレン・α−オレフィン共重合体を添加し
ていない場合(比較例2)は十分な耐衝撃性が得られな
いことが分かる。また、造核剤を含有している中間層
(B)の構成厚みが60%以上(実施例1)にした場
合、構成厚みが43%(実施例2)のものよりも白化防
止効果が大きいことが分かる。
【0029】
【発明の効果】以上説明したように、本発明のラミネー
ト用多層シーラントフィルムを用いることにより、耐衝
撃性、耐熱融着性、シール性および透明性に優れた、即
ち、従来の技術の問題点をカバーしたレトルト食品包装
用ラミネートフィルムを得ることが可能であり、120
℃までのレトルト食品包装用として好適に使用すること
ができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明のラミネート用多層シーラントフィルム
を説明する断面図である。
【符号の説明】
1 ラミネート用多層シーラントフィルム A 内層 B 中間層 C 外層
フロントページの続き (56)参考文献 特開 昭63−62730(JP,A) 特開 平3−297645(JP,A) 特開 平5−261871(JP,A) 特開 平1−216839(JP,A) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) B32B 1/00 - 35/00

Claims (5)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】内層側をシール面としたポリエチレン系樹
    脂からなる三層構成のラミネート用多層シーラントフィ
    ルムにおいて、 (A)内層がアンチブロッキング剤を0.4〜5重量%
    含有した、密度が0.945g/cm3以上の高密度ポリエ
    チレンと軟質ポリマーの樹脂組成物からなり、該軟質ポ
    リマーの含有量が5〜30重量%であり、 (B)中間層が造核剤を0.1〜0.5重量%含有した
    密度が0.935g/cm3以上の直鎖状低密度ポリエチレ
    ンを主成分とする樹脂組成物からなり、 (C)外層が、密度が0.935g/cm 3 以上の直鎖状低
    密度ポリエチレン又は高密度ポリエチレンからなるラミ
    ネート用多層シーラントフィルム。
  2. 【請求項2】中間層の厚みが全体厚みの40〜90%で
    ある請求項1記載のラミネート用多層シーラントフィル
    ム。
  3. 【請求項3】中間層の厚みが全体厚みの60〜90%で
    ある請求項1記載のラミネート用多層シーラントフィル
    ム。
  4. 【請求項4】軟質ポリマーが密度が0.900g/cm 3
    下のエチレンとα−オレフィンの共重合体である請求項
    1記載のラミネート用多層シーラントフィルム。
  5. 【請求項5】造核剤がソルビトール系誘導体又はその核
    置換体である請求項1記載のラミネート用多層シーラン
    トフィルム。
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