JP2002347192A - 多層延伸フィルム - Google Patents

多層延伸フィルム

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JP2002347192A
JP2002347192A JP2001160517A JP2001160517A JP2002347192A JP 2002347192 A JP2002347192 A JP 2002347192A JP 2001160517 A JP2001160517 A JP 2001160517A JP 2001160517 A JP2001160517 A JP 2001160517A JP 2002347192 A JP2002347192 A JP 2002347192A
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propylene
density polyethylene
ethylene
film
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JP2001160517A
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English (en)
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Tatsuhiko Usui
達彦 薄井
Shoichi Yoshida
章一 吉田
Junichi Mikami
順一 三上
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DIC Corp
Original Assignee
Dainippon Ink and Chemicals Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 生産性とシール強度とに優れ、かつ、高
速対応自動包装用フィルムや、易裂け性・ヒートシール
性が良好なラミネート用シーラントフィルム等に好適な
多層延伸フィルムを提供すること。 【解決手段】 プロピレン系樹脂(a1)を含有してな
る上層(A)と、プロピレン系樹脂(b1)とエチレン
系樹脂(b2)とを含有してなる中間層(B)と、低密
度ポリエチレン(c1)及び/または直鎖状低密度ポリ
エチレン(c2)を含有してなるシール層(C)とが、
(A)/(B)/(C)の順で積層され、少なくとも一
軸方向に延伸されている多層延伸フィルム。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、食品用の包装フィ
ルム、ラミネート用シーラントフィルム等として好適な
多層延伸フィルムに関し、更に詳しくは、延伸加工後も
未延伸ポリプロピレン系フィルムと同等なシール強度を
保持した、高剛性の自動包装用フィルム、易裂け性・ヒ
ートシール性の良好なラミネート用シーラントフィルム
等として好適な多層延伸フィルムに関する。
【0002】
【従来の技術】食品包装用に使用される2軸延伸プロピ
レン系フィルム(OPPフィルム)は、高剛性による自
動包装適性及び触感に優れ、かつ引き裂き性、防湿性等
にも優れることから広く普及している。しかし、未延伸
プロピレン系フィルム(CPPフィルム)に比較して大
幅にシール強度が低下することから、重量物包装や高速
自動包装には適さず、更に包装後の流通状況によっては
内容物の保護性に劣る場合も生ずる。従来のOPPフィ
ルムのシール性付与としては、低融点のオレフィン系樹
脂を積層した多層延伸フィルムや、OPPフィルムにヒ
ートシール剤をコーティングしたもの等があるが、いず
れも満足できるシール強度は得られていない。
【0003】また、シール強度の改善等を目的として、
特開平7−329260号公報、特開平10−7661
8号公報、特開平2000−202958号公報等にプ
ロピレン系積層延伸フィルムが開示されている。しか
し、いずれのフィルムも中間層として、エチレン系変性
樹脂、例えば無水マレイン酸変性直鎖状低密度ポリエチ
レンや、スチレン系エラストマーを使用、または使用す
ることを例示している。しかし、これらの変性樹脂やス
チレン系エラストマーは、非常に高価であり、押出成形
性も悪いことからフィルム外観に悪影響を及ぼす場合が
ある。なおかつ、押出成形時の耐熱安定性や基材層とし
てのプロピレン系樹脂との相溶性も悪いことから、リサ
イクルすることでゲル、フィッシュアイの発生原因とな
る。従って、中間層として上記樹脂を使用することは、
大幅な生産性の低下をまねくこととなる。
【0004】また、特開平7−329260号公報にお
いては、接着層として融点150℃以下のオレフィン系
樹脂を使用するが、接着層にプロピレン系共重合体を単
独で使用した場合、上記条件を満たしていてもフィルム
に容易に裂けが発生し一般的なCPPフィルムの1/2
以下程度のシール強度しか得られず、また各種エチレン
系樹脂の配合によっても、配合量によっては同様な結果
となる。さらにエチレン系樹脂の配合量を増加していっ
た場合、或いはエチレン系樹脂単独で用いた場合、適当
な中間層を設けないと接着層と基材層の間で簡単に剥離
が発生するため、やはり十分なシール強度が得られない
が、変性系樹脂を使用すると上記理由で生産性の低下を
まねく結果となる。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】本発明の課題は、生産
性とシール強度とに優れ、かつ、高速対応自動包装用フ
ィルムや、易裂け性・ヒートシール性が良好なラミネー
ト用シーラントフィルム等に好適な多層延伸フィルムを
提供することにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明は、かかる課題を
解決すべく鋭意研究した結果、プロピレン系樹脂を含有
してなる上層と、低密度ポリエチレン及び/または直鎖
状低密度ポリエチレンを含有してなるシール層の間に、
プロピレン系樹脂とエチレン系樹脂とを含有してなる中
間層を設けることで、生産性とシール強度とに優れ、か
つ、高速対応自動包装用フィルムや、易裂け性・ヒート
シール性が良好なラミネート用シーラントフィルム等に
好適な多層延伸フィルムを提供できることを見い出し、
本発明を完成するに至った。
【0007】すなわち、本発明は、プロピレン系樹脂
(a1)を含有してなる上層(A)と、プロピレン系樹
脂(b1)とエチレン系樹脂(b2)とを含有してなる
中間層(B)と、低密度ポリエチレン(c1)及び/ま
たは直鎖状低密度ポリエチレン(c2)を含有してなる
シール層(C)とが、(A)/(B)/(C)の順で積
層され、少なくとも一軸方向に延伸されていることを特
徴とする、多層延伸フィルムを提供するものである。
【0008】
【発明の実施の形態】以下、構成の各部分について詳述
する。上層(A)は、プロピレン系樹脂(a1)を含有
してなる樹脂層であればよく、なかでもプロピレン系樹
脂(a1)を90重量%以上含有してなる樹脂層である
ことが好ましい。プロピレン系樹脂(a1)としては、
各種のプロピレン系樹脂が使用でき、例えば、プロピレ
ン単独重合体、プロピレンとエチレン、ブテン、ペンテ
ン、ヘキセン、オクテン等のような他のα−オレフィン
との共重合体等が挙げられる。これらプロピレン系樹脂
(a1)のなかでも、剛性や耐熱性に優れ、自動包装等
に好適な多層延伸フィルムが得られることから、プロピ
レン由来成分含有率95重量%以上のプロピレン系重合
体(a11)がより好ましく、プロピレンとエチレン及
び/またはブテンとの共重合体であって、プロピレン由
来成分含有率95重量%以上の共重合体がより好まし
い。さらに、延伸加工適性に優れる多層延伸フィルムが
得られることから、エチレン由来成分含有率0.05〜
2重量%のプロピレン−エチレン共重合体が最も好まし
い。なお、プロピレン系樹脂(a1)として、プロピレ
ン系重合体(a11)、プロピレンとエチレン及び/ま
たはブテンとの共重合体であって、プロピレン由来成分
含有率95重量%以上の共重合体、エチレン由来成分含
有率0.05〜2重量%のプロピレン−エチレン共重合
体を用いる場合も、上層(A)中での含有率は90重量
%以上であることが好ましい。
【0009】また、上層(A)には、中間層(B)との
接着力向上やカール防止等を目的として、プロピレン系
樹脂以外の各種のオレフィン系樹脂、オレフィン系熱可
塑性エラストマー等を適宜配合してもよい。その配合量
は、上層(A)中における含有率が10重量%以下とな
る範囲が好ましい。
【0010】ここで用いるオレフィン系樹脂としては、
例えば、低密度ポリエチレン(LDPE)、中密度ポリ
エチレン(MDPE)、高密度ポリエチレン(HDP
E)、直鎖状低密度ポリエチレン(LLDPE)等のエ
チレン系樹脂、及びこれら各種エチレン系樹脂にフマル
酸、イタコン酸、マレイン酸、アクリル酸、メタクリル
酸、エタクリル酸等の不飽和カルボン酸またはそれらの
酸無水物、エステル等の誘導体から選ばれる少なくとも
1種をグラフト重合させてなるエチレン系酸コポリマー
等が挙げられる。オレフィン系熱可塑性エラストマーと
しては、例えば、エチレン−プロピレン−ジエン共重合
体、スチレン−エチレン−ブチレン−スチレンブロック
共重合体(SEBS)、水素添加スチレン−ブタジエン
ラバー(HSBR)等のスチレン系熱可塑性エラストマ
ー;ポリエチレンまたはポリプロピレンをハードセグメ
ントとし、エチレン−プロピレンラバー(EPR)やエ
チレン−プロピレン−ジエンターポリマー(EPDM)
等のオレフィン系ゴムをソフトセグメントとしたエラス
トマー;分子構造中の立体規則性を制御した軟質ポリプ
ロピレン系樹脂等が挙げられる。
【0011】中間層(B)は、プロピレン系樹脂(b
1)とエチレン系樹脂(b2)とを含有してなる樹脂層
であり、プロピレン系樹脂(b1)とエチレン系樹脂
(b2)とが配合されていることで、相互密着力が不十
分なプロピレン系樹脂からなる上層(A)と特定のエチ
レン系樹脂からなるシール層(C)とを、延伸加工後に
おいても強固に接着せしめることができる。しかも、こ
の中間層(B)は、プロピレン系樹脂(b1)とエチレ
ン系樹脂(b2)とを主成分として用いているため、押
出成形性が良好で、リサイクルによるゲル・フィッシュ
アイ等の発生が極めて少なく、生産性に優れるという利
点がある。
【0012】上記中間層(B)としては、上層(A)と
シール層(C)の両層との間で十分な接着力が得られる
ことから、プロピレン系樹脂(b1)とエチレン系樹脂
(b2)とを、中間層(B)中での合計の含有率が80
重量%以上となる範囲で、かつ、重量比(b1/b2)
が5/95〜85/15となる範囲で含有させることが
好ましく、なかでも、中間層(B)中での合計の含有率
が90重量%以上となる範囲で、重量比(b1/b2)
が5/95〜60/40となる範囲で含有させることが
特に好ましい。
【0013】中間層(B)に含有されるプロピレン系樹
脂(b1)としては、上記プロピレン系樹脂(a1)と
同様の樹脂がいずれも使用できるが、なかでも、プロピ
レン由来成分含有率92重量%以上のプロピレン−エチ
レン系共重合体(b11)が好ましく、延伸加工適性に
優れる多層延伸フィルムが得られることから、エチレン
由来成分含有率0.05〜2重量%のプロピレン−エチ
レン共重合体が最も好ましい。
【0014】また、中間層(B)に含有されるエチレン
系樹脂(b2)としては、各種のエチレン系樹脂が使用
でき、例えば、低密度ポリエチレン(LDPE)、中密
度ポリエチレン(MDPE)、高密度ポリエチレン(H
DPE)、直鎖状低密度ポリエチレン(LLDPE)、
エチレンとプロピレン、ブテン、ペンテン、ヘキセン、
オクテン等のような他のα−オレフィンとの共重合体等
が挙げられる。これらのなかでも、上層(A)との強固
な接着力が保持でき、フィルム外観の良好な多層延伸フ
ィルムが得られることから、直鎖状低密度ポリエチレン
が好ましく、密度0.920g/cm以下の直鎖状低
密度ポリエチレン(b21)がより好ましい。この直鎖
状低密度ポリエチレン(b21)のメルトフローレート
(MFR)は、好ましくは0.1〜50g/10min
である。直鎖状低密度ポリエチレンの密度は、低いほど
プロピレン系樹脂との相溶性が良好であり、配合される
プロピレン系樹脂(b1)との屈折率の差が小さくなる
ため外観の低下も少なくなる。更に、上層(A)との強
固な接着力保持とフィルム外観の向上から、直鎖状低密
度ポリエチレン(b21)としては、密度が0.905
g/cm以下で、MFRが1.0〜30g/10mi
nの直鎖状低密度ポリエチレンであることが最も好まし
い。直鎖状低密度ポリエチレンとしては、例えば、エチ
レンとブテン−1、4−メチルペンテン−1、ヘキセン
−1、オクテン−1、その他のα−オレフィンとの共重
合体等が挙げられ、製造方法等により限定されるもので
はない。
【0015】従って、プロピレン由来成分含有率92重
量%以上のプロピレン−エチレン系樹脂(b11)と、
密度0.920g/cm以下の直鎖状低密度ポリエチ
レン(b21)とを、合計の含有率が80重量%以上と
なる範囲で、好ましくはその重量比(b11/b21)
が5/95〜85/15となる範囲で用いて、中間層
(B)とすることで、前記した上層(A)と後記するシ
ール層(C)の両層に対して、延伸後においても強固に
接着してシール強度の低下を防止でき、しかも、生産性
も良好となる。さらに、延伸加工性、高剛性化等考慮す
ると、中間層(B)としてより好ましくは、エチレン由
来成分0.05〜2重量%のプロピレン−エチレン共重
合体と密度0.905g/cm以下、MFR1〜30
g/10minの直鎖状低密度ポリエチレンとを、合計
の含有率が90重量%以上で、かつ、プロピレン−エチ
レン共重合体/直鎖状低密度ポリエチレンの重量比が5
/95〜60/40となる範囲で用いることである。
【0016】尚、中間層(C)は1層に限らず複層の構
成としてもよい。例えば、上層(A)に隣接する中間層
においてプロピレン系樹脂成分量を多く配合し、シール
層(C)に隣接する中間層においてはエチレン系樹脂成
分を多く配合するように段階的に配合量を変化させても
よい。
【0017】シール層(C)は、低密度ポリエチレン
(c1)及び/または直鎖状低密度ポリエチレン(c
2)を含有してなる樹脂層であり、これらポリエチレン
(c1)及び/または(c2)を含有することで、延伸
後においてもCPPフィルムと同等のシール強度が発現
する。特にシール層(C)として低密度ポリエチレン
(c1)を使用した場合、CPPと同等のシール強度と
共に、温度依存性の小さい安定した剥離性が得られる。
また、直鎖状低密度ポリエチレン(c2)を使用した場
合、CPPフィルムと同等以上のより強いシール強度が
得られる。これらポリエチレン(c1)、(c2)は、
要求特性に応じて、適宜配合することでシール強度を制
御することも可能である。
【0018】シール層(C)に含有される低密度ポリエ
チレン(c1)及び直鎖状低密度ポリエチレン(c2)
としては、いずれも、密度0.960g/cm以下、
メルトフローレート(MFR)0.1〜50g/10m
inのものを通常用いる。直鎖状低密度ポリエチレンと
しては、エチレンとブテン−1、ヘキセンー1、4−メ
チルペンテン−1、オクテンー1、その他のα−オレフ
ィンとの共重合体等が挙げられる。
【0019】本発明の多層延伸フィルムのシール強度や
シール開始温度等を一般的なCPPフィルムにおけるシ
ール特性により近づけるためには、低密度ポリエチレン
(c1)として密度0.935g/cm以下の低密度
ポリエチレン(c11)を、及び/または、直鎖状低密
度ポリエチレン(c2)として密度0.935g/cm
以下の直鎖状低密度ポリエチレン(c21)を、用い
ることが好ましい。また、これらポリエチレン(c1
1)、(c21)のメルトフローレート(MFR)とし
ては、0.1〜30g/10minであることが好まし
い。
【0020】シール層(C)における低密度ポリエチレ
ン(c1)及び/または直鎖状低密度ポリエチレン(c
2)、好ましくは低密度ポリエチレン(c11)及び/
または直鎖状低密度ポリエチレン(c21)の含有率と
しては、60重量%以上であることが好ましく、80重
量%以上であることが特に好ましい。また、シール層
(C)に配合することができる他の樹脂としては、透明
性、押出成形性、リサイクル性、及び隣接する中間層と
の接着性等を損なわなければ、特に限定されないが、オ
レフィン系樹脂が好ましく、なかでも、CPPフィルム
と同等なシール特性が得られ、押出成形性、リサイクル
性に優れ、剛性の向上に有効であることから、プロピレ
ンとエチレン及び/またはブテンとの共重合体であっ
て、エチレン及び/またはブテン由来成分含有率が2〜
12重量%のプロピレン系共重合体(c31)が特に好
ましい。
【0021】上記プロピレン系共重合体(c31)は、
低密度ポリエチレン(c11)及び/または直鎖状低密
度ポリエチレン(c21)と組み合わせて用いることが
好ましく、プロピレン系共重合体(c31)のシール層
(C)への配合は、低密度ポリエチレン(c11)及び
/または直鎖状低密度ポリエチレン(c21)とプロピ
レン系共重合体(c31)の重量比〔(c11)及び/
または(c21)〕/(c31)が99/1〜60/4
0となる範囲であるが、なかでも95/5〜80/20
となる範囲であることが好ましい。
【0022】本発明の多層延伸フィルムの製法は、特に
限定されないが、共押出法により多層フィルムを製造し
た後、得られた多層フィルムを延伸する方法が好まし
い。共押出法としては、T−ダイ法、インフレーション
法いずれでもかまわない。延伸方法としては、縦或いは
横一軸延伸、逐次2軸延伸、同時2軸延伸、チューブラ
ー法2軸延伸等公知の方法を採ればよい。また、延伸工
程はインラインでもよいし、可能であればオフラインで
あってもかまわない。さらに1軸延伸としては近接ロー
ル延伸法でもよいし、圧延法でもよい。
【0023】1軸延伸の場合の延伸倍率としては、縦或
いは横方向に1.1〜80倍が好ましく、なかでも3〜
30倍が特に好ましい。2軸延伸の場合の延伸倍率とし
ては、面積比で1.2〜70倍が好ましく、なかでも縦
4〜6倍、横5〜9倍、すなわち面積比20〜54倍が
特に好ましい。
【0024】また、縦或いは横方向の延伸工程として
は、必ずしも1工程に限らず、多段延伸であってもよ
い。縦1軸ロール延伸、縦1軸圧延延伸、逐次2軸延伸
における縦1軸延伸部等においては、厚み、物性の均一
性等の点で多段延伸とすることが好ましい。さらに近接
ロール延伸においては、フラット法、クロス法等いずれ
でもかまわないが、幅縮みの低減等から多段の近接クロ
ス延伸がより好ましい。延伸温度は、1軸延伸の場合、
いずれの延伸方法においても80〜150℃が好まし
く、なかでも110〜145℃が特に好ましい。また、
1軸延伸でテンター延伸を使用する場合、90〜160
℃が好ましく、なかでも120〜155℃が特に好まし
い。2軸延伸の場合、いずれの方法においても各部の温
度は上記同様な範囲が好ましい。また、延伸工程の前に
予熱部、後に熱固定部を適宜設けてもよい。この時、予
熱部は60〜140℃、熱固定部は90〜160℃が好
ましい。
【0025】本発明の多層延伸フィルムの厚みは、特に
限定するものではないが、延伸後で全厚10〜100μ
mが好ましい。また、シール強度が高く、延伸による剛
性の向上効果が大きい多層延伸フィルムが得られること
から、シール層(C)の厚みは1〜15μmであること
が好ましく、3〜10μmであることが時に好ましい。
更に、上層(A)とシール層(C)との接着力が十分
で、延伸による剛性の向上効果が大きい多層延伸フィル
ムが得られることから、中間層(B)の厚みも1〜15
μmであることが好ましく、3〜10μmであることが
特に好ましい。
【0026】本発明の多層延伸フィルムは、生産性、接
着性に優れ、高剛性で、高速自動包装用多層延伸フィル
ムとして好適であり、例えば、パン類、麺類、野菜・果
物類、菓子類等のピロー包装用フィルムとして好適に使
用できる。
【0027】また、本発明の多層延伸フィルムは、その
優れた接着性により、高剛性、防湿性、易裂け性等のシ
ーラントフィルムとしても好適であり、例えば、スープ
類等の水物、野菜・果物等の重量物、お茶、コーヒー
豆、または菓子類等の包装袋用シーラントフィルムとし
て好適に使用できる。従って、本発明の多層延伸フィル
ムの上層(A)の表面には、ラミネート適性、或いは印
刷適性の向上を目的とした、コロナ処理、オゾン処理等
の表面処理を施してもよいが、コロナ処理がより好まし
い。各種の2次加工方法は公知の方法を採ればよい。例
えば、ラミネートにおいては、ドライラミネート、押出
ラミネート、熱ラミネート等が好ましい。また、この
時、必要に応じてアンカーコート等の前処理を施しても
よい。積層される基材としては、目的や要求特性に応じ
て適宜選択されればよいが、通常のOPPフィルム、2
軸延伸ポリエステルフィルム、2軸延伸ナイロンフィル
ム、及びそれらの透明蒸着フィルム、アルミ蒸着フィル
ム、ポリ塩化ビニリデン(PVDC)コートフィルム等
が挙げられる。印刷方法としては、グラビア印刷、シル
クスクリーン印刷、オフセット印刷等が挙げられるが、
グラビア印刷がより好ましい。印刷インキとしては、例
えば、アクリル系、ポリエステル系、ポリウレタン系、
塩ビ−酢ビ共重合体系、塩素化ポリオレフィン系等のベ
ース樹脂に顔料、染料をはじめ種々の添加剤を配合した
ものが例示できる。
【0028】また、本発明の多層延伸フィルムには、必
要に応じて、紫外線吸収剤、光安定剤、帯電防止剤、ブ
ロッキング防止剤、スリップ剤、酸化防止剤、可塑剤、
染料、顔料等を適宜添加してもよい。
【0029】
【実施例】以下に、実施例及び比較例を示して、本発明
を更に具体的に説明する。なお、例中において、部及び
%はすべて重量基準である。
【0030】実施例1〜4 直鎖状低密度ポリエチレン−1(LLDPE−1、エチ
レン−ブテン−1共重合体、MFR=2.0g/10m
in、密度=0.920g/cm )、直鎖状低密度
ポリエチレン−2(LLDPE−2、エチレン−ヘキセ
ン−1共重合体、MFR=3.5g/10min、密度
=0.905g/cm)、直鎖状低密度ポリエチレン
−3(LLDPE−3、エチレン−ヘキセン−1共重合
体、MFR=2.0g/10min、密度=0.895
g/cm)、直鎖状低密度ポリエチレン−4(LLD
PE−4、エチレン−ヘキセン−1共重合体、MFR=
4.0g/10min、密度=0.918g/c
)、低密度ポリエチレン(LDPE、MFR=3.
5g/10min、密度=0.922g/cm)、プ
ロピレン−エチレン−ブテン共重合体(COPP−1、
MFR=9.0g/10min、エチレン由来成分含有
率2.5%、ブテン由来成分含有率6.5%)、プロピ
レン−エチレン共重合体(COPP−2、MFR=11
g/10min、エチレン由来成分含有率0.4%)の
各樹脂を、下記第1表の実施例1〜4に示す各層の構成
で、2種以上の樹脂を併用の場合はそれぞれを第1表に
示す配合率でドライブレンドした後、上層(A)用押出
機(口径50mm)と、中間層(B)用押出機(口径5
0mm)と、シール層(C)用押出機(口径50mm)
のそれぞれに供給し、共押出法により押出温度250℃
でTダイから、40℃の水冷金属冷却ロール上へ、延伸
後の各層の厚みが第1表に示す全厚、シール層厚み及び
中間層厚みになるように押出した。
【0031】次いで、実施例1〜3では、近接ロール延
伸法により140℃で縦4倍延伸した後、145℃で熱
固定して、第1表実施例1〜3で示される構成の縦4倍
延伸の多層延伸フィルム(全厚30μm)を得た。実施
例4では、実施例1〜3と同様に縦5倍延伸した後、温
度150℃のテンターにおいて横8倍延伸して、第1表
実施例4で示される面積40倍延伸の多層延伸フィルム
(全厚30μm)を得た。
【0032】得られた多層延伸フィルムのヒートシール
強度、自動包装適性(トップシール強度及びセンターシ
ール強度を含む)、リサイクル性の測定または評価の結
果を第3表、第4表に示す。
【0033】
【表1】
【0034】比較例1〜4 直鎖状低密度ポリエチレン−5(LLDPE−5、エチ
レン−ブテン−1共重合体、MFR=2.0g/10m
in、密度=0.920g/cm、融点=120
℃)、変性直鎖状低密度ポリエチレン(変性LLDP
E、無水マレイン酸変性エチレン−ヘキセン−1共重合
体、MFR=4.5g/10min、密度=0.920
g/cm)、低密度ポリエチレン(LDPE、MFR
=3.5g/10min、密度=0.922g/c
)、プロピレン−エチレン−ブテン共重合体(CO
PP−1、MFR=9.0g/10min、エチレン由
来成分含有率2.5%、ブテン由来成分含有率6.5重
量%)、プロピレン−エチレン共重合体−2(COPP
−3、MFR=9g/10min、融点140℃)、プ
ロピレン単独重合体(HOPP、MFR=9g/10m
in、融点160℃)の各樹脂を、下記第2表の比較例
1〜4に示す各層の構成で、2種以上の樹脂を併用の場
合はそれぞれを第2表に示す配合率でドライブレンドし
た後、比較例1〜3では上層(A)用押出機(口径50
mm)とシール層(C)用押出機(口径50mm)のそ
れぞれに、比較例4では上層(A)用押出機(口径50
mm)と、中間層(B)用押出機(口径50mm)と、
シール層(C)用押出機(口径50mm)のそれぞれに
供給し、共押出法により押出温度250℃でTダイか
ら、40℃の水冷金属冷却ロール上へ、比較例1では各
層の厚みが第2表に示す全厚及びシール層厚みになるよ
うに、比較例2〜4では延伸後の各層の厚みが第2表に
示す全厚、シール層厚み及び中間層厚みになるように押
出した。
【0035】次いで、比較例1ではそのまま巻き取って
CPPフィルムを得た。比較例2〜3では、近接ロール
延伸法により140℃で縦4倍延伸した後、145℃で
熱固定して、第2表比較例2〜3で示される構成の縦4
倍延伸の多層延伸フィルム(全厚30μm)を得た。比
較例例4では、比較例2〜3と同様に縦5倍延伸した
後、温度150℃のテンターにおいて横8倍延伸して、
第2表比較例4で示される面積40倍延伸の多層延伸フ
ィルム(全厚30μm)を得た。
【0036】得られた多層延伸フィルムのヒートシール
強度、自動包装適性(トップシール強度及びセンターシ
ール強度を含む)、リサイクル性の測定または評価の結
果を第5表、第6表に示す。
【0037】
【表2】
【0038】ヒートシール強度、自動包装適性及びリサ
イクル性の測定、評価方法 (1)ヒートシール試験 テスター産業製ヒートシール試験機を使用し、シール温
度110℃、120℃、130℃、140℃、150
℃、シール圧力0.2MPa、シール時間1秒間の各条
件で、各フィルムのシール層どうしを重ねてヒートシー
ルした後、15mm幅の試験片を作製し、(株)オリエ
ンテック製引張試験機を用いて、得られた試験片の18
0°ピール強度を測定した。 (2)自動包装適性 フジ機械興業製の横ピロー包装機を使用し、200個/
分の速度で菓子を包装し、包装体の状況を目視観察し
て、下記評価基準で自動包装適性を評価した。また、併
せて包装体のトップシール部及びセンターシール部から
15mm幅の試験片を切り出し、上記と同様にして18
0°ピール強度を測定した。 ○:通常に包装でき、9.8N/15mm以上のシール
強度があるもの。 ×:包装体にシワ等が混入したもの、通常に包装できて
も9.8N/15mm未満のシール強度しか得られない
もの、またはフィルムの巻き付き、フィルム詰まり等で
包装できないもの。 (3)リサイクル試験 T−ダイ法により第1表、第2表で示された構成のフィ
ルムを製造する際、成膜したフィルムのトリムを粉砕
し、上層(A)用押出機中へバージン原料とともに該粉
砕物をその割合が20%となるように強制フィードし
た。この時、得られたフィルムの外観を下記評価基準で
評価した。 ○:外観に異常が見られないもの。 ×:即座に或いは経時的にゲル・フィッシュアイの増加
が確認されたもの。
【0039】
【表3】
【0040】
【表4】
【表5】
【0041】
【表6】
【0042】
【発明の効果】本発明の多層延伸フィルムは、CPPフ
ィルム同等のシール強度を発現するとともにゲル・フィ
ッシュアイの発生が極めて少ない生産性に優れたフィル
ムであり、高剛性で自動包装適性に優れるフィルムであ
る。また、易裂け性も従来のOPPフィルム同等であ
り、接着性の高い易裂け性シーラントフィルムとしても
有効である。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) B29L 9:00 B29L 9:00 Fターム(参考) 4F100 AK04B AK04C AK04J AK06C AK07A AK07B AK07J AK09C AK09J AK63B AK63C AL01B AL01C AL05B AL05C BA03 BA07 BA10A EJ37 GB15 JA15C JL01 JL02 JL12 JL12C YY00B YY00C 4F210 AA04 AA07 AA08 AA11 AG01 AG03 AH54 QA02 QA03 QC02 QC06 QG01 QG15 QG18 4J002 BB03X BB05X BB15W BB15X GF00

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 プロピレン系樹脂(a1)を含有してな
    る上層(A)と、プロピレン系樹脂(b1)とエチレン
    系樹脂(b2)とを含有してなる中間層(B)と、低密
    度ポリエチレン(c1)及び/または直鎖状低密度ポリ
    エチレン(c2)を含有してなるシール層(C)とが、
    (A)/(B)/(C)の順で積層され、少なくとも一
    軸方向に延伸されていることを特徴とする、多層延伸フ
    ィルム。
  2. 【請求項2】 上層(A)がプロピレン由来成分含有率
    95重量%以上のプロピレン系重合体(a11)を90
    重量%以上含有してなる樹脂層、中間層(B)がプロピ
    レン由来成分含有率92重量%以上のプロピレン−エチ
    レン系共重合体(b11)と密度0.920g/cm
    以下の直鎖状低密度ポリエチレン(b21)とを合計で
    80重量%以上含有してなる樹脂層、かつ、シール層
    (C)が密度0.935g/cm以下の低密度ポリエ
    チレン(c11)及び/または密度0.935g/cm
    以下の直鎖状低密度ポリエチレン(c21)を60重
    量%以上含有してなる樹脂層である、請求項1記載の多
    層延伸フィルム。
  3. 【請求項3】 プロピレン系重合体(b11)と直鎖状
    低密度ポリエチレン(b21)の重量比(b11)/
    (b21)が5/95〜85/15である、請求項2に
    記載の多層延伸フィルム。
  4. 【請求項4】 中間層(B)が、エチレン由来成分含有
    率0.05〜2重量%のプロピレン−エチレン共重合体
    と、密度0.905g/cm以下の直鎖状低密度ポリ
    エチレンとを、合計の含有率が90重量%以上で、か
    つ、プロピレン−エチレン共重合体/直鎖状低密度ポリ
    エチレンの重量比が5/95〜60/40である、請求
    項2記載の多層延伸フィルム。
  5. 【請求項5】 シール層(C)が低密度ポリエチレン
    (c11)及び/または直鎖状低密度ポリエチレン(c
    21)と共に、エチレン及び/またはブテン由来成分含
    有率が2〜12重量%のプロピレン系共重合体(c3
    1)を含有してなる樹脂層である、請求項2、3または
    4記載の多層延伸フィルム。
  6. 【請求項6】 低密度ポリエチレン(c11)及び/ま
    たは直鎖状低密度ポリエチレン(c21)とプロピレン
    系共重合体(c31)の重量比〔(c11)及び/また
    は(c21)〕/(c31)が99/1〜60/40で
    ある、請求項5記載の多層延伸フィルム。
  7. 【請求項7】 全厚が10〜100μmで、シール層
    (C)の厚みが1〜15μmであり、かつ中間層(B)
    の厚みが1〜15μmである、請求項1〜6のいずれか
    1項記載の多層延伸フィルム。
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