JP3408132B2 - 射出成形用金型 - Google Patents

射出成形用金型

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JP3408132B2 JP698798A JP698798A JP3408132B2 JP 3408132 B2 JP3408132 B2 JP 3408132B2 JP 698798 A JP698798 A JP 698798A JP 698798 A JP698798 A JP 698798A JP 3408132 B2 JP3408132 B2 JP 3408132B2
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Description

【発明の詳細な説明】 【0001】 【発明の属する技術分野】この発明は、スライド駒を備
えた射出成形用金型に係り、特に、スライド駒のスライ
ド機構をコンパクト化することにより、金型構造を簡素
化できるとともに、成形機に加わる負荷を削減し、かつ
金型の加工工数、並びに部品コストを低減できる射出成
形用金型に関する。 【0002】 【従来の技術】図7は、自動車のドアパネルの室内面に
内装される自動車用ドアトリム1を示すもので、自動車
用ドアトリム1の上縁に沿って、ドアウインドウガラス
をシールするドアインナーシール2が装着されるが、そ
のためにドアトリム1のウエスト部裏面には合成樹脂の
射出成形体からなる長尺状のウエストガーニッシュ3が
固着されている。 【0003】図8はウエストガーニッシュ3の斜視図で
あり、ウエストガーニッシュ3はドアトリム1のウエス
ト部裏面に添設固定する湾曲状の取付基部3aと、ドア
インナーシール2を取り付けるためのフラットなインナ
ーシール取付用フランジ3bとから構成され、インナー
シール取付用フランジ3bには適宜間隔毎にインナーシ
ール2を取り付ける取付孔3cが開設されている。 【0004】このウエストガーニッシュ3を成形する成
形用金型としては、図9に示すように、2個取りの成形
用金型4が使用されている。この射出成形用金型4は、
相互に型締め及び型開き可能な固定側型板5と可動側型
板6とで形成されるキャビティ間でウエストガーニッシ
ュ3が成形されるとともに、ウエストガーニッシュ3の
インナーシール取付用フランジ3bに設けられる取付孔
3cはアンダーカット形状となるため、図示するよう
に、取付孔3cに対応してスライド駒7が設置され、こ
のスライド駒7は固定側型板5に嵌め込まれたアンギュ
ラピン(傾斜ピン)8がスライド駒7のノッチ孔7a内
に挿通しており、可動側型板6の接離動作によりスライ
ド駒7は図中矢印で示す方向にスライドして、ウエスト
ガーニッシュ3の成形と同時にアンダーカット部である
取付孔3cを同時に成形している。 【0005】上記スライド駒7は、図10に示すよう
に、スライド駒7の両側フランジ7bが可動側型板6の
アリ溝6a内にスライド自在に支持されており、スライ
ド方向側端面には、取付孔3cを開設するための凸部7
cが突設されている。 【0006】 【発明が解決しようとする課題】このように、ウエスト
ガーニッシュ3を成形する従来の射出成形用金型4にお
いては、ウエストガーニッシュ3に開設する取付孔3c
にそれぞれ対応するスライド駒7を設け、このスライド
駒7に傾斜状のノッチ孔7aを開設し、このノッチ孔7
aにアンギュラピン8を挿入するという構成であるた
め、スライド駒7の寸法がアンギュラピン8を通す分だ
け多く必要となり、固定側型板5並びに可動側型板6の
寸法が大型化し、成形装置に加わる負荷が多大となり、
タクトアップを招くという欠点があった。 【0007】更に、スライド駒7毎にアンギュラピン8
を設けるため、スライド駒7にノッチ孔7aを開設し、
また、固定側型板5に多くのアンギュラピン8を嵌め込
まなければならず、加工費,材料費が嵩み、コストアッ
プを招来するという問題点も指摘されていた。 【0008】この発明は、このような事情に鑑みてなさ
れたもので、スライド駒のスライド機構を備えた射出成
形用金型において、スライド駒のスライド機構の構成を
コンパクト化することにより、成形用金型の小型化を図
り、成形機に加わる負荷を軽減するとともに、スライド
機構に要する材料費、並びに加工工数を低減させること
によりコストダウンを招来することができる射出成形用
金型を提供することを目的とする。 【0009】 【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本発明は、相互に型締め、並びに型開き可能で、か
つアンダーカット部を有する一対の成形品を成形する固
定側型板並びに可動側型板と、上記アンダーカット部に
対応するスライド駒とを備えた射出成形用金型におい
て、前記スライド駒はスライドホルダ上にガイドレール
機構を介して摺動可能に保持されるとともに、上記スラ
イドホルダは、固定側型板に嵌め込まれたアンギュラピ
ンにより可動側型板内で一定方向にスライド動作し、か
つスライド駒は上記ガイドレール機構によりスライドホ
ルダの摺動方向と直交する方向に摺動することを特徴と
する。 【0010】ここで、射出成形用金型は、狭義の射出成
形は勿論、広義において射出圧が低い圧縮射出成形方法
も含む。また、成形用金型としては、一対の成形品を2
個取りする成形用金型であって、アンダーカット部を含
むため、スライド駒のスライド機構を備えた射出成形用
金型である。 【0011】そして、スライド駒は、スライドホルダの
両側に一対のスライド駒が互いに接離する方向に摺動す
るように支持されており、スライドホルダは、固定側型
板に嵌め込まれたアンギュラピンがスライドホルダのノ
ッチ孔に傾斜状に嵌め入れられ、可動側型板の接離動作
によりスライドホルダは一定方向に可動側型板内を摺動
するとともに、ガイドレール機構を介してスライド駒は
スライドホルダの摺動方向と直交する方向に摺動可能に
構成されている。 【0012】上記ガイドレール機構としては、スライド
ホルダの表面にスライドホルダの摺動方向と所定角度傾
斜させたレールを左右方向に条設するとともに、このレ
ール上にスライド駒裏面に設けたガイド溝を嵌め入れ
て、スライドホルダの摺動動作により、一対のスライド
駒をスライドホルダの摺動方向と直交する方向に接離動
作させる。 【0013】また、スライドホルダの摺動方向に対して
所定角度傾斜させたガイド溝を設け、このガイド溝内に
スライド駒の裏面に突設したレールを嵌め入れてガイド
レール機構を構成しても良い。 【0014】以上の構成から明らかなように、可動側型
板の接離動作に伴ない、固定側型板に嵌め込まれたアン
ギュラピンがスライドホルダのノッチ孔に入り込み、可
動側型板内でスライドホルダが一定方向に摺動する。 【0015】そして、スライドホルダの上面に設けられ
た左右一対のスライド駒は、ガイドレール機構を介して
互いに離間するようにスライドホルダの摺動方向と直交
する方向に摺動し、型締め時にはスライド駒の一部が固
定側型板と可動側型板との間のキャビティ内に侵入しア
ンダーカット部を含む射出成形を行なう。 【0016】射出成形後、可動側型板が可動するのに伴
ない、固定側型板に嵌め込まれたアンギュラピンがノッ
チ孔を後退することにより、スライドホルダは元位置に
戻り、スライド駒はガイドレール機構を介して相互に接
近するようにスライドホルダの摺動方向と直交する方向
に沿って摺動する。 【0017】従って、従来のようにアンギュラピンをス
ライド駒に設ける構成ではなく、一対のスライド駒を支
持するスライドホルダにアンギュラピンを設けるという
構成であるため、スライド駒、並びにスライド駒のスラ
イド機構をコンパクト化することができる。 【0018】更に、一対のスライド駒に1本のアンギュ
ラピンを設置するため、スライド機構も簡素化でき、ア
ンギュラピンを嵌め入れるノッチ孔加工等も簡素化でき
る。 【0019】 【発明の実施の形態】以下、本発明に係る射出成形用金
型の実施形態について、添付図面を参照しながら詳細に
説明する。 【0020】図1,図2はドアトリムのウエストガーニ
ッシュを成形する射出成形用金型の全体構成を示す型開
放状態,型閉鎖状態をそれぞれ示す説明図、図3は同射
出成形用金型におけるスライド駒とスライドホルダを示
す分解斜視図、図4は同射出成形用金型の断面図、図5
は同射出成形用金型におけるスライド駒とスライドホル
ダとの関係を示す平面図、図6は同射出成形用金型の変
形態様を示す平面図である。 【0021】本発明に係る射出成形用金型は、従来例で
説明したドアトリムのウエストガーニッシュ3の成形に
適用したものである。すなわち、図1,図2に示すよう
に、射出成形用金型10は、固定側型板20と、油圧ラ
ム等の駆動機構(図示せず)と連結して、所定ストロー
ク可動する可動側型板30と、ウエストガーニッシュ3
の取付孔3cのようにアンダーカット部分の成形するた
めのスライド駒40、並びにスライド駒40のスライド
機構であるスライドホルダ50とから大略構成されてい
る。 【0022】更に詳しくは、射出成形用金型10は、左
右対称形の成形品を2個取りできるように、固定側型板
20と可動側型板30との間で形成されるキャビティC
が左右2箇所に形成されるように型面の形状が設定され
ているとともに、成形品であるウエストガーニッシュ3
の取付孔3cがアンダーカット形状であるため、スライ
ド駒40は、一対のスライド駒40のそれぞれのスライ
ド方向側端面に突片41(取付孔3cの容積に相当す
る)が形成されている。また、このスライド駒40のス
ライド機構としてのスライドホルダ50は、図3,図4
に示すように、固定側型板20に嵌め込まれたアンギュ
ラピン60が傾斜状に入り込むノッチ孔51が開設され
ているとともに、ノッチ孔51の設置箇所と反対側に
は、左右一対のスライド駒40を支持し、かつスライド
させるためにスライドホルダ50の摺動方向に対して所
定角度θ傾斜させたガイドレール52が左右側にそれぞ
れ条設されており、このスライドホルダ50は可動側型
板30内にスライド可能に収容されている。尚、可動側
型板30に植設されたガイドロッド31がスライドホル
ダ50のガイド孔53に挿通され、ブレることなく精密
なスライド動作が可能である。 【0023】一方、スライド駒40は、スライドホルダ
50のスライド方向と直交する方向にスライド可能なよ
うに、可動側型板30のアリ溝32内にスライド駒40
のフランジ42がスライド自在に支持されており、ま
た、フランジ42の下面には、上記スライドホルダ50
のガイドレール52と遊嵌するガイド溝43が凹設され
ている。 【0024】従って、このように構成されているため、
型締め、並びに型開きに伴ない、固定側型板20に嵌め
込まれたアンギュラピン60がスライドホルダ50のノ
ッチ孔51内を上下方向に侵入、あるいは後退する。例
えば、型締めにより、スライドホルダ50は、図5中矢
印A方向に動作することになり、それに伴ないスライド
ホルダ50の両側に支持されているスライド駒40はガ
イドレール52、ガイド溝43のガイドレール機構によ
り、スライドホルダ50の摺動方向と直交する図5中矢
印B方向、すなわち、左右一対のスライド駒40が相互
に離反する方向に摺動する。 【0025】図5は射出成形時の状態を示しており、こ
の状態では、アンギュラピン60はスライドホルダ50
のノッチ孔51内に充分に入り込んでおり、そのため、
スライドホルダ50の表面に支持されているスライド駒
40は相互に最大限離間しており、それぞれのスライド
駒40の突片41によりウエストガーニッシュ3の取付
孔3cに位置しており、成形完了後、可動側型板30の
駆動に伴ない、アンギュラピン60がスライドホルダ5
0のノッチ孔51から後退することにより、スライドホ
ルダ50は可動側型板30内を図5中矢印A方向と反対
方向にスライドするとともに、スライド駒40は相互に
接近する方向に動作し、ウエストガーニッシュ3のアン
ダーカット部分である取付孔3cの成形が完了する。 【0026】このように、本発明に係る射出成形用金型
10は、スライド駒40のスライド機構としてアンギュ
ラピン60を設けたスライドホルダ50に一対のスライ
ド駒40を設け、スライドホルダ50の摺動方向と直交
する方向にガイドレール機構を介してスライド駒40を
摺動可能に支持するという構成であるため、スライド駒
40、並びにスライド駒40のスライドスペースを縮小
でき、金型構造をコンパクト化できることから、成形装
置にかかる負荷を大幅に低減でき、省力化に貢献できる
という利点がある。 【0027】また、従来のようにスライド駒毎にノッチ
孔を開設し、それぞれアンギュラピンを設置するという
構成に比べ、アンギュラピン60の設置個数を削減で
き、かつノッチ孔加工等の加工工数も低減できることか
ら、材料費、並びに加工費を削減でき、コストダウンに
大きく貢献できるという利点がある。 【0028】更に、従来の構成では、アンギュラピンの
傾斜角度により、スライド駒のストローク調整を行なっ
ていたが、本発明においては、アンギュラピン60の傾
斜角度によりスライドホルダ50の摺動ストロークを調
整するとともに、スライド駒40の摺動ストロークは、
ガイドレール52、並びにガイド溝43によるガイドレ
ール機構の傾斜角度θの双方で行なうことができ、例え
ば、アンギュラピン60の操作スペースが確保できない
場合、すなわち、スライドホルダ50のストローク量が
小さい場合には、ガイドレール機構の傾斜角度θを大き
く取れば良く、また、逆にアンギュラピン60の操作ス
ペースが充分確保できる場合には、アンギュラピン60
の傾斜角度を大きくとり、スライドホルダ50のストロ
ーク量を多く設定し、スライド駒40のガイドレール機
構の傾斜角度θを小さくすれば良く、後者のほうがスラ
イドホルダ50とスライド駒40との抵抗が少なく実用
的である。 【0029】また、図6に示すように、スライドホルダ
50に設けるガイドレール52の傾斜方向を逆方向に設
定したときには、ノッチ孔51の傾斜方向、すなわち、
アンギュラピン60の傾斜角度も逆方向に設定すれば良
い。 【0030】この構造では、可動側型板30が可動すれ
ば、スライドホルダ50は図6中矢印A方向にスライド
するとともに、スライド駒40は矢印B方向にスライド
し、同様の機能が得られる。 【0031】尚、上述した実施形態は、スライド駒4
0、並びにスライドホルダ50のガイドレール機構とし
てスライドホルダ50にガイドレール52を設け、スラ
イド駒40にガイド溝42を凹設した構成であるが、図
示はしないが、スライド駒40に傾斜状のガイドレール
を条設し、それと対応するようにスライドホルダ50の
上面に傾斜状のガイド溝を設けても良いが、その場合に
は、スライドホルダ50の厚みが肉厚になる恐れがあ
る。 【0032】尚、上述したウエストガーニッシュ3の他
に、アンダーカット部を有する一対の成形品であれば、
成形品を限定する必要はなく、また、狭義の射出成形工
法の他に、プレスインジェクション工法など、低圧のプ
レス射出成形工法に使用する成形用金型に適用すること
もできる。 【0033】 【発明の効果】以上説明した通り、本発明は、以下に記
載する格別の作用効果を有する。 【0034】(1)本発明に係る射出成形用金型は、ア
ンダーカット部分を有する一対の成形品を成形する射出
成形用金型において、アンギュラピンにより可動側型板
内を摺動するスライドホルダ上に一対のスライド駒をガ
イドレール機構を介してスライドホルダの摺動方向と直
交する方向に摺動させるという構成であるため、アンギ
ュラピンを設ける必要がないため、スライド駒を小型化
できるとともに、スライド駒の操作スペースも節約でき
るため、金型構造を小型化することができ、成形装置の
負荷も少なくて済み、省力化に貢献することができると
いう効果を有する。 【0035】(2)本発明に係る射出成形用金型は、ア
ンダーカット部分を有する一対の成形品を成形する射出
成形用金型において、アンギュラピンにより可動側型板
内を摺動するスライドホルダ上に一対のスライド駒をガ
イドレール機構を介してスライドホルダの摺動方向と直
交する方向に摺動させるという構成であるため、1本の
アンギュラピンで一対のスライド駒をスライド操作させ
ることができ、アンギュラピンの設置個数を削減できる
とともに、スライド駒個々にノッチ孔を開設する必要が
なく、部品点数の削減、並びに加工工数の低減に伴なう
大幅なコストダウンを招来できるという効果を有する。 【0036】(3)本発明に係る射出成形用金型は、ア
ンダーカット部分を有する一対の成形品を成形する射出
成形用金型において、アンギュラピンにより可動側型板
内を摺動するスライドホルダ上に一対のスライド駒をガ
イドレール機構を介してスライドホルダの摺動方向と直
交する方向に摺動させるという構成であるため、アンギ
ュラピンの傾斜角度によりスライドホルダのストローク
量を調整することができるとともに、ガイドレール機構
の傾斜角度によりスライドホルダに対するスライド駒の
ストローク量を調整するというものであるから、従来の
ようにアンギュラピンの傾斜角度によりスライド駒のス
トローク量を一元的に決定するというものではなく、ア
ンギュラピンの傾斜角度及びガイドレール機構の傾斜角
度を調整することにより、二元的にスライド駒のストロ
ーク量を調整できるため、操作スペース等を考慮した成
形金型における加工自由度が向上するという効果を有す
る。
【図面の簡単な説明】 【図1】本発明に係る射出成形用金型の型開放時の状態
を示す断面図。 【図2】本発明に係る射出成形用金型の型閉鎖時の状態
を示す断面図。 【図3】本発明に係る射出成形用金型におけるスライド
駒とスライドホルダを示す分解斜視図。 【図4】本発明に係る射出成形用金型におけるスライド
駒とスライドホルダを示す要部断面図。 【図5】本発明に係る射出成形用金型におけるスライド
駒とスライドホルダを示す平面図。 【図6】本発明に係る射出成形用金型におけるスライド
駒とスライドホルダとの変形態様を示す平面図。 【図7】自動車用ドアトリムの構成を示す断面図。 【図8】ドアトリムに設置するウエストガーニッシュを
示す斜視図。 【図9】従来の射出成形用金型を示す断面図。 【図10】従来の射出成形用金型におけるスライド駒の
取付構造を示す説明図。 【符号の説明】 10 射出成形用金型 20 固定側型板 30 可動側型板 31 ガイドロッド 32 アリ溝 40 スライド駒 41 突片 42 フランジ 43 ガイド溝 50 スライドホルダ 51 ノッチ孔 52 ガイドレール 53 ガイド孔 60 アンギュラピン

Claims (1)

  1. (57)【特許請求の範囲】 【請求項1】 相互に型締め、並びに型開き可能で、か
    つアンダーカット部を有する一対の成形品(3)を成形
    する固定側型板(20)並びに可動側型板(30)と、
    上記アンダーカット部に対応するスライド駒(40)と
    を備えた射出成形用金型において、 前記スライド駒(40)はスライドホルダ(50)上に
    ガイドレール機構を介して摺動可能に保持されるととも
    に、上記スライドホルダ(50)は、固定側型板(2
    0)に嵌め込まれたアンギュラピン(60)により可動
    側型板(30)内で一定方向にスライド動作し、かつス
    ライド駒(40)は上記ガイドレール機構によりスライ
    ドホルダ(50)の摺動方向と直交する方向に摺動する
    ことを特徴とする射出成形用金型。
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