JP3407493B2 - チャージポンプ回路およびpll回路 - Google Patents

チャージポンプ回路およびpll回路

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JP3407493B2
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    • H03ELECTRONIC CIRCUITRY
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    • H03L7/06Automatic control of frequency or phase; Synchronisation using a reference signal applied to a frequency- or phase-locked loop
    • H03L7/08Details of the phase-locked loop
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    • G05F3/22Regulating voltage or current wherein the variable is dc using uncontrolled devices with non-linear characteristics being semiconductor devices using diode- transistor combinations wherein the transistors are of the bipolar type only
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明はPLL回路(Phas
e Locked Loop)に用いるチャージポンプ回路およびそ
のチャージポンプ回路を用いたPLL回路に関するもの
である。
【0002】
【従来の技術】チャージポンプ回路はPLL回路の位相
比較器の出力側に内蔵された回路であって、ループフィ
ルタを駆動するための回路である。図12に示すよう
に、PLL回路は、デジタル位相比較器210、チャー
ジポンプ回路220、ローパスフィルタ300及び電圧
制御発振器400から構成される。
【0003】チャージポンプ回路220は、位相比較器
のUP端子、DOWN端子から入力されるアップ信号UP及びダ
ウン信号DOWNに応じてノードN1から電流の引き込みま
たは供給を行う。
【0004】デジタル位相比較器210は入力信号A及
び入力信号Bを受け、入力信号Aと入力信号Bとの位相
差に基づき、アップ信号UP及びダウン信号DOWNをそれぞ
れ活性状態/非活性状態にして、チャージポンプ回路2
20に出力する。
【0005】チャージポンプ回路220は、定電流源2
21、222及びスイッチ手段223、224から構成
される。スイッチ手段223、定電流源221、定電流
源222及びスイッチ手段224は電源Vccと接地間に
挿入される。スイッチ手段223はアップ信号UPの活性
状態時にオンし、出力部であるノードN1に定電流源2
21から定電流Iを供給する。また、スイッチ手段2
24はダウン信号DOWNの活性状態時にオンし、定電流源
222によってノードN1から定電流Iを引き抜く。
【0006】図19は、入力信号A及び入力信号Bに基
づくチャージポンプ回路220の動作の一例を示すタイ
ミングチャートである。図19に示すように、入力信号
Aの立ち上がりに対し、入力信号Bの立ち上がりが遅れ
ている期間は、アップ信号UPが活性状態となってノード
N1に定電流Iを供給し(+I)、入力信号Aの立
ち上がりに対し、入力信号Bの立ち上がりが進んでいる
期間は、ダウン信号DOWNが活性状態となってノードN1
から定電流Iが引き抜かれる(−I)。
【0007】ローパスフィルタ300はキャパシタ31
1、313及び抵抗312を有し、チャージポンプ回路
220のノードN1より得られる電圧を平滑化して制御
電圧SVを電圧制御発振器(VCO)400に出力す
る。電圧制御発振器400は制御電圧SVに比例した周
波数の信号Bを出力し、ディジタル位相比較器210の
1つの入力端子に送出する。
【0008】このような構成のPLL回路においては、
(1)入力信号Aに対し入力信号Bの位相が遅れている
場合は、デジタル位相比較器210から活性状態のアッ
プ信号UPが出力され、それによってローパスフィルタ3
00は制御電圧SVを上昇させて電圧制御発振器(VC
O)400の出力信号Bの周波数を上昇させる。また、
(2)入力信号Aに対し入力信号Bの位相が進んでいる
場合は、デジタル位相比較器210から活性状態のダウ
ン信号DOWNが出力され、それによってローパスフィルタ
300は制御電圧SVを下降させて、電圧制御発振器
(VCO)400の出力信号Bの周波数を下降させる。
その結果、PLL回路は入力信号Aと入力信号Bとの位
相差をなくす方向に作用し、最終的に、入力信号Aに位
相が同期した入力信号Bが得られる。
【0009】図13は、チャージポンプ回路220の具
体的な内部構成を示す回路図である。図13に示すよう
に、PNPバイポーラトランジスタ23及び25はベー
スを共通接続してカレントミラー回路を構成する。PN
Pバイポーラトランジスタ23のエミッタは抵抗22を
介して電源VCCに接続される。PNPバイポーラトラ
ンジスタ25のエミッタは抵抗24を介して電源VCC
に接続され、そのコレクタは出力端子20に接続され
る。
【0010】NPNバイポーラトランジスタ26とNP
Nバイポーラトランジスタ27とは互いに差動対を構成
し、NPNバイポーラトランジスタ26及び27のベー
スはそれぞれダウン信号DOWN及び反転ダウン信号/DOWN
(図中のバー記号は明細書中では/と表記する)を受け
る。NPNバイポーラトランジスタ26のコレクタは出
力端子20に接続され、NPNバイポーラトランジスタ
27のコレクタは電源Vccに接続される。そして、NP
Nバイポーラトランジスタ26及び27のエミッタは共
通に接続される。
【0011】また、NPNバイポーラトランジスタ28
とNPNバイポーラトランジスタ29とは互いに差動対
を構成しNPNバイポーラトランジスタ28及び29の
ベースはそれぞれアップ信号UP及び反転アップ信号/UP
を受ける。NPNバイポーラトランジスタ28のコレク
タは電源Vccに接続され、NPNバイポーラトランジス
タ29のコレクタは出力端子20に接続される。そし
て、NPNバイポーラトランジスタ28及び29のエミ
ッタは共通に接続される。
【0012】ベース、コレクタが接続されたNPNバイ
ポーラトランジスタ30のベースに、NPNバイポーラ
トランジスタ32、35及び36のベースが共通接続さ
れることにより、NPNバイポーラトランジスタ32、
35及び36はNPNバイポーラトランジスタ30に対
しカレントミラー接続される。
【0013】NPNバイポーラトランジスタ30のコレ
クタは定電流源13を介して電源Vccに接続され、その
エミッタは抵抗31を介して接地される。NPNバイポ
ーラトランジスタ32のコレクタはNPNバイポーラト
ランジスタ23のコレクタ及びベースに接続され、一
方、エミッタは抵抗33を介して接地される。NPNバ
イポーラトランジスタ35のコレクタはNPNバイポー
ラトランジスタ26及び27の共通エミッタに接続さ
れ、そのエミッタは抵抗34を介して接地される。NP
Nバイポーラトランジスタ36のコレクタは、NPNバ
イポーラトランジスタ28及び29の共通エミッタに接
続され、一方、エミッタは抵抗37を介して接地され
る。
【0014】なお、PNPバイポーラトランジスタ23
及び25のトランジスタサイズは同一であり、NPNバ
イポーラトランジスタ26〜36のトランジスタサイズ
は同一である。
【0015】このような構成のチャージポンプ回路は、
NPNバイポーラトランジスタ30に対し、NPNバイ
ポーラトランジスタ32、35及び36がカレントミラ
ー接続されるため、PNPバイポーラトランジスタ2
5、NPNバイポーラトランジスタ35、36のコレク
タ電流は定電流源13の定電流Iに等しい電流とな
る。
【0016】一方、図19に示すように入力信号Aに対
し入力信号Bが遅れている場合、デジタル位相比較器2
10のアップ信号UPは活性状態(Hレベル)となり、ダ
ウン信号DOWNは非活性状態(Lレベル)となる。
【0017】上記のように構成された回路において、上
述の図19に示すような、入力信号Aに対し、入力信号
Bが進んでいる場合のアップ信号UP(H)およびダウン
信号DOWN(L)がチャージポンプ回路220のアップ端
子14およびダウン端子15に入力すると、NPNバイ
ポーラトランジスタ26,27にはダウン信号DOWN
(L)および反転ダウン信号DOWN(H)が印加され、N
PNバイポーラトランジスタ26、27はそれぞれオ
フ、オンし、一方、NPNバイポーラトランジスタ2
8,29にはUP信号(H)および反転UP信号(L)が印
加され、NPNバイポーラトランジスタ28、29はそ
れぞれオン、オフする。したがって、NPNバイポーラ
トランジスタ26、29のいずれにも電流が流れないの
で、図16に示すように、出力端子20にはPNPバイ
ポーラトランジスタ25のコレクタからのみ定電流I
が供給される。
【0018】また、図19に示すように入力信号Aに対
し、入力信号Bが進んでいる場合のアップ信号UP(L)
およびダウン信号DOWN(H)がチャージポンプ回路22
0のアップ端子14およびダウン端子15に入力する
と、NPNバイポーラトランジスタ26,27にはダウ
ン信号DOWN(H)および反転ダウン信号DOWN(L)が印
加され、NPNバイポーラトランジスタ26、27はそ
れぞれオン、オフし、一方、NPNバイポーラトランジ
スタ28,29にはUP信号(L)および反転UP信号
(H)が印加され、NPNバイポーラトランジスタ2
8、29はそれぞれオフ、オンする。したがって、NP
Nバイポーラトランジスタ26、29のいずれにも電流
が流れるので、図17に示すように、出力端子20には
PNPバイポーラトランジスタ25のコレクタからのみ
定電流Iが供給されるとともに、NPNバイポーラト
ランジスタ26、29から2Iが引き抜かれるので、
全体としてはI−2I=−Iとなり、出力端子2
0から定電流Iが引き抜かれることになる。
【0019】なお、また、入力信号Aにと入力信号Bの
同期がとれているときには、アップ信号UP(L)および
ダウン信号DOWN(L)またはアップ信号UP(H)および
ダウン信号DOWN(H)になるので、詳細説明は省略する
が、図18に示すように、出力端子20にはPNPバイ
ポーラトランジスタ25のコレクタから供給される定電
流IとNPNバイポーラトランジスタ26,27にい
ずれから引き抜かれる定電流Iが同じになり、全体と
してはI−I=0となり、出力端子20からは定電
流が供給されないことになる。
【0020】このように、チャージポンプ回路220
は、デジタル位相比較器210のアップ信号UP及びダウ
ン信号DOWNの各モードに基づき、出力端子20から定電
流Iの供給または引き抜きを行う。以上の様子を、表
にまとめたものが図15である。図15は従来のチャー
ジポンプ回路における各モード時のスイッチと出力電流
との関係を示す。
【0021】図20は、従来のチャージポンプ回路22
0における出力電圧20のダイナミックレンジを求める
ための図である。図20の(a)に示すように、この回
路での出力端子20の出力電圧レンジは、式(1)で求
められる。
【0022】 Vcc−3VBE−2ΔV (1) ここで、ΔV:トランジスタのエミッタ抵抗に発生す
る電圧(=約0.3V)、 VBE:トランジスタのベースエミッタ間電圧(=約0.
7V)
【0023】図20の(b)に示すように、ダイナミッ
クレンジの上限VUPは、VUP=VCC−(VBE
ΔV)=5V−(0.7V+0.3V)=4V、ダイ
ナミックレンジの下限VDOWNは、VDOWN=V
CC−(3VBE+2ΔV)=5V−(3×0.7V
+2×0.3V)=1.7Vとなる。したがって、ダイ
ナミックレンジVは、V=ダイナミックレンジの上
限VUP−ダイナミックレンジの下限VDOWN=4V
−1.7V=2.3Vとなっていた。
【0024】
【発明が解決しようとする課題】従って、従来の回路に
おけるダイナミックレンジは、電源と接地間に3段に従
属接続されたトランジスタのベース・エミッタ電圧3V
BEによって影響を受け、ダイナミックレンジは2.3
Vしかなかった。通常PLLとしてVCOが入力周波数
に追従できる範囲をPLLのロックレンジと呼ぶが、出
力端子20の出力ダイナミックレンジが小さいと、この
ロックレンジを狭くしてしまうという問題があった。こ
の現象は、特にPLL回路の減電圧動作時または低電圧
動作において顕著になるという欠点があった。
【0025】本発明においては、上記の問題点を解決す
るために成されたものであり、出力電圧のダイナミック
レンジを広く設定することが可能なチャージポンプ回路
およびロックレンジを広く設定することが可能なPLL
回路を提供することを目的とする。
【0026】
【課題を解決するための手段】本発明に係る請求項1記
載のチャージポンプ回路は、出力端子に第1の定電流を
供給する第1の回路と、出力端子に第2の定電流を供給
する第2の回路と、出力端子に第3の定電流を供給する
第3の回路と、第1の回路とカレントミラー接続されそ
の第1の回路に定電流を供給するトランジスタとそのト
ランジスタに定電流を供給するためのトランジスタを含
む第4の回路と、定電流源と直列に接続されたトランジ
スタとから構成され、このトランジスタは、第4の回路
中のトランジスタ,第2の回路中のトランジスタおよび
第3の回路中のトランジスタとカレントミラー接続さ
れ、第2,第3および第4の回路に定電流を供給する第
5の回路とを有し、第1,第2および第3の回路を構成
するトランジスタの一端は出力端子に接続され、第1の
回路を構成するトランジスタの他端は電源に接続され、
第2の回路を構成するトランジスタの他端は第1のT/
M回路を介して接地され、第3の回路を構成するトラン
ジスタの他端は第2のT/M回路を介して接地され、第
1のT/M回路に反転UP信号を印加し、第2のT/M回
路にDOWN信号を印加することによって、出力端子に電流
を供給しまたは端子から電流を引き抜くように構成され
る。
【0027】本発明に係る請求項2記載のチャージポン
プ回路においては、トランジスタはそれぞれバイポーラ
トランジスタで構成される。
【0028】本発明に係る請求項3記載のチャージポン
プ回路においては、トランジスタはそれぞれMOSトラ
ンジスタで構成される。
【0029】本発明に係る請求項記載のチャージポン
プ回路は、出力端子に第1の定電流を供給する第1の回
路と、出力端子に第2の定電流を供給する第2の回路
と、第1の回路とカレントミラー接続されその第1の回
路に定電流を供給するトランジスタおよびそのトランジ
スタに定電流を供給するための定電流源とを含む第3の
回路と、定電流源と直列接続された第1のT/M回路お
よび定電流源3bと直列接続された第2のT/M回路と
が並列接続されトランジスタに定電流を供給し、このト
ランジスタがカレントミラー接続された第2の回路中の
トランジスタに定電流を供給する第4の回路とを有し、
第1のT/M回路に反転UP信号を印加し、第2のT/M
回路にDOWN信号を印加することによって、出力端子に電
流を供給しまたは端子から電流を引き抜くように構成さ
れる。
【0030】本発明に係る請求項記載のチャージポン
プ回路において、トランジスタはそれぞれバイポーラト
ランジスタで構成される。
【0031】本発明に係る請求項記載のチャージポン
プ回路において、トランジスタはそれぞれMOSトラン
ジスタで構成される。
【0032】本発明に係る請求項記載のチャージポン
プ回路は、第1および第2の入力信号を受け、第1およ
び第2の入力信号の位相差に基づいて制御信号を出力す
る位相比較手段と、その比較信号に基づき制御電圧を出
力するチャージポンプ回路と、出力電圧をフィルタリン
グ処理して制御電圧を得るフィルタリング回路と、その
制御電圧に基づく周波数で発振する第2の入力信号を出
力する発振手段を備えたPLL回路において、チャージ
ポンプ回路は、出力端子に第1の定電流を供給する第1
の回路と、出力端子に第2の定電流を供給する第2の回
路と、出力端子に第3の定電流を供給する第3の回路
と、第1の回路とカレントミラー接続されその第1の回
路に定電流を供給するトランジスタとそのトランジスタ
に定電流を供給するためのトランジスタを含む第4の回
路と、定電流源と直列に接続されたトランジスタとから
構成され、このトランジスタは、第4の回路中のトラン
ジスタ、第2の回路中のトランジスタおよび第3の回路
中のトランジスタとカレントミラー接続され、第2,第
3および第4の回路に定電流を供給する第5の回路とを
有し、第1,第2および第3の回路を構成するトランジ
スタの一端は出力端子に接続され、第1の回路を構成す
るトランジスタの他端は抵抗を介して電源に接続され、
第2の回路を構成するトランジスタの他端は第1のT/
M回路を介して接地され、第3の回路を構成するトラン
ジスタの他端は第2のT/M回路を介して接地され、第
1のT/M回路に反転UP信号を印加し、第2のT/M回
路にDOWN信号を印加することによって、出力端子に電流
を供給しまたは端子から電流を引き抜くように構成され
る。
【0033】
【発明の実施の形態】実施の形態1. 以下、この発明の実施の形態1について説明する。図1
は、本発明のチャージポンプ回路220の具体的な内部
構成を示す回路図である。図1に示すように、PNPバ
イポーラトランジスタ23及び25はベースを共通接続
してカレントミラー回路を構成する。PNPバイポーラ
トランジスタ23のエミッタは抵抗22を介して電源V
CCに接続され、PNPバイポーラトランジスタ25の
エミッタは抵抗24を介して電源VCCに接続される。
PNPバイポーラトランジスタ23のベース及びコレク
タはNPNバイポーラトランジスタ32に接続される。
PNPバイポーラトランジスタ25のコレクタは出力端
子20に接続される。
【0034】ベース、コレクタた接続されたNPNバイ
ポーラトランジスタ30のベースに、NPNバイポーラ
トランジスタ32、16及び17のベースが共通接続さ
れることにより、NPNバイポーラトランジスタ32、
16及び17はNPNバイポーラトランジスタ30に対
しカレントミラー接続される。
【0035】NPNバイポーラトランジスタ30のコレ
クタは定電流源Iを介して電源Vccに接続され、エミ
ッタはT/M回路7を介して接地される。NPNバイポ
ーラトランジスタ32のコレクタはNPNバイポーラト
ランジスタ23のコレクタ及びベースに接続され、一
方、エミッタはT/M回路8を介して接地される。NP
Nバイポーラトランジスタ16のコレクタは出力端子2
0に接続され、一方、エミッタはT/M回路9を介して
接地される。NPNバイポーラトランジスタ17のコレ
クタは、出力端子20に接続され、一方、エミッタはT
/M回路10を介して接地される。
【0036】なお、PNPバイポーラトランジスタ23
及び25のトランジスタサイズは同一であり、NPNバ
イポーラトランジスタ30,32,16,17のトラン
ジスタサイズは同一である。
【0037】このような構成のチャージポンプ回路は、
NPNバイポーラトランジスタ30に対し、NPNバイ
ポーラトランジスタ32、16及び17がカレントミラ
ー接続されるため、PNPバイポーラトランジスタ2
5、NPNバイポーラトランジスタ16、17のコレク
タ電流は定電流源13の定電流Iに等しい電流とな
る。
【0038】図2はトランスミッションゲート(tra
nsmission gate)回 路(以下、T/M回
路という)7〜10の回路構成および動作を説明するた
めの図である。図2について説明すると、(a)のよう
にPチャンネルとNチャンネルのCMOSが並列に接続
されたT/M回路においては、入力信号が論理「1」、
すなわち「Hレベル」である場合はスイッチはオンとな
り、一方、入力信号が論理「0」、すなわち「Lレベ
ル」である場合はスイッチはオフとなる。(b)のよう
にPチャンネルのCMOSの前段にインバータが接続さ
れたT/M回路においては、入力信号が論理「1」、す
なわち「Hレベル」である場合はスイッチはオフとな
り、一方、入力信号が論理「0」、すなわち「Lレベ
ル」である場合はスイッチはオンとなる。また、(c)
のようにNチャンネルのCMOSによって構成されるT
/M回路においては、入力信号が論理「1」、すなわち
「Hレベル」である場合はスイッチはオンとなり、一
方、入力信号が論理「0」、すなわち「Lレベル」であ
る場合はスイッチはオフとなる。
【0039】上記のように構成された回路において、図
19に示すように、入力信号Aに対し、入力信号Bが進
んでいる場合のアップ信号UP(H)およびダウン信号DO
WN(L)がチャージポンプ回路220のアップ端子14
およびダウン端子15に入力すると、T/M回路9には
反転UP信号(L)が印加され、T/M回路10にはダウ
ン信号DOWN(L)が印加されT/M回路9,10は共に
オフになる(図16参照)。したがって、T/M回路
9、T/M回路10は共に電流が流れない状態になるの
で、出力端子20にはPNPバイポーラトランジスタ2
5のコレクタ電流Iのみが供給される。
【0040】また、図19に示すように入力信号Aに対
し、入力信号Bが進んでいる場合のアップ信号UP(L)
およびダウン信号DOWN(H)がチャージポンプ回路22
0のアップ端子14およびダウン端子15に入力する
と、T/M回路9には反転UP信号(H)が印加され、T
/M回路10にはダウン信号DOWN(H)が印加されT/
M回路9,10は共にオンになる(図17参照)。した
がって、T/M回路9、T/M回路10は共に電流が流
れる状態になるので、出力端子20にはPNPバイポー
ラトランジスタ25からコレクタ電流Iが供給される
とともに、T/M回路9、T/M回路10から2I
引き抜かれるので、全体としてはI−2I=−I
となり、出力端子20から定電流Iが引き抜かれるこ
とになる。
【0041】このように、チャージポンプ回路220
は、デジタル位相比較器210の比較出力信号であるア
ップ信号UP及びダウン信号DOWNの各モードに基づき、出
力端子20から定電流Iの供給または引き抜きを行
う。
【0042】図3は、本発明の実施の形態1における出
力レンジを求めるための図である。図3の(a)に示す
ように、この回路での出力端子20の出力ダイナミック
レンジは、式(2)で求められる。
【0043】 Vcc−2VBE−(ΔV+ΔV) (2) ここで、ΔV:トランジスタのエミッタ抵抗に発生す
る電圧(=約0.3V)、 ΔV:トランジスタのエミッタ抵抗に接続されている
トランス ミッションゲートのON抵抗により発生する電圧(=約0.
3V)、 (通常、ΔVとΔVはほぼ等しくなるように選ばれ
る。) VBE:トランジスタのベースエミッタ間電圧(=約0.
7V)
【0044】具体的にダイナミックレンジの幅を計算し
てみると、図3の(b)に示すように、ダイナミックレ
ンジの上限VUPは、VCC−(VBE+ΔV)=5
V−(0.7V+0.3V)=3V、ダイナミックレン
ジの下限VDOWNは、VBE+ΔV=0.7V+
0.3V=1Vとなる。したがって、ダイナミックレン
ジVは、ダイナミックレンジの上限VUP−ダイナミ
ックレンジの下限VDOWN=4V−1V=3Vとな
る。従って、従来の回路におけるダイナミックレンジは
2.3Vと比べると、本発明においては、VBE(0.
7V)だけダイナミックレンジが改善されていることが
分かる。
【0045】その結果、図19で示すPLL回路におい
て、チャージポンプ回路220として実施の様態1のチ
ャージポンプ回路を用いることにより、電圧制御発振器
400の制御電圧SVの電圧レンジは広がり、電圧制御
発振器400の出力である入力信号Bの発振周波数の幅
も広がるため、PLL回路のロックレンジを従来より広
く設定することができる効果を奏する。この効果はPL
L回路を減圧動作あるいは低電圧動作させる場合に特に
有効となる。
【0046】実施の形態2. 図4は、実施の形態1のチャージポンプ回路220にお
けるPNPバイポーラトランジスタ23、25をそれぞ
れCMOSトランジスタ23,25で置き換え、さら
に、NPNバイポーラトランジスタ30,32,16,
17をそれぞれCMOSトランジスタ30,32,1
6,17で置き換えた回路である。この実施の形態2の
回路の動作は実施の形態1の回路の動作と同じであるの
で、詳細な説明は省略する。実施の形態2においては、
全ての回路をCMOSで構成したので、実施の形態1と
比べて製造が容易になる効果がある。
【0047】実施の形態3. 従来の技術では位相誤差信号がない時、出力はハイイン
ピーダンス状態でないため、多少のリーク電流が発生す
る可能性があり、位相オフセットを生じる可能性があっ
たが、本実施の形態3では出力をハイインピーダンスに
することが可能であり、精度の良いPLLを構成出来
る。
【0048】図5は、OUT端子20のインピーダンス
をハイインピーダンスにできる実施の形態3を示す図で
ある。図5は、実施の形態3のチャージポンプ回路22
0の具体的な内部構成を示す回路図であり、図1におけ
る抵抗22,24をそれぞれT/M回路38、39で置
き換え、さらに、NPNバイポーラトランジスタ16お
よびT/M回路9を取り去った回路である。以下、この
発明の実施の形態3について説明する。
【0049】図5に示すように、PNPバイポーラトラ
ンジスタ23及び25はベースを共通接続してカレント
ミラー回路を構成する。PNPバイポーラトランジスタ
23のエミッタはT/M38回路を介して電源VCC
接続され、PNPバイポーラトランジスタ25のエミッ
タはT/M回路39を介して電源VCCに接続され、P
NPバイポーラトランジスタ23のベース及びコレクタ
はNPNバイポーラトランジスタ32のコレクタに接続
され、PNPバイポーラトランジスタ25のコレクタは
出力端子20に接続される。
【0050】ベース、コレクタ共通のNPNバイポーラ
トランジスタ30のベースに、NPNバイポーラトラン
ジスタ32および17のベースが共通接続されることに
より、NPNバイポーラトランジスタ32および17は
NPNバイポーラトランジスタ30に対しカレントミラ
ー接続される。
【0051】NPNバイポーラトランジスタ30のコレ
クタは定電流源Iを介して電源Vccに接続され、コレ
クタはT/M回路7を介して接地される。NPNバイポ
ーラトランジスタ32のコレクタはNPNバイポーラト
ランジスタ23のコレクタ及びベースに接続され、一
方、エミッタはT/M回路8を介して接地される。NP
Nバイポーラトランジスタ17のコレクタは、出力端子
20に接続され、一方、エミッタはT/M回路10を介
して接地される。
【0052】なお、PNPバイポーラトランジスタ23
及び25のトランジスタサイズは同一であり、NPNバ
イポーラトランジスタ30,32,17のトランジスタ
サイズは同一である。
【0053】このような構成のチャージポンプ回路は、
NPNバイポーラトランジスタ30に対し、NPNバイ
ポーラトランジスタ32及び17がカレントミラー接続
されるため、PNPバイポーラトランジスタ25、NP
Nバイポーラトランジスタ17のコレクタ電流は定電流
源13の定電流Iに等しい電流となる。
【0054】上記のように構成された回路において、図
19に示すように、入力信号Aに対し、入力信号Bが進
んでいる場合のアップ信号UP(H)およびダウン信号DO
WN(L)がチャージポンプ回路220のアップ端子14
およびダウン端子15に入力すると、T/M回路39に
はUP信号(H)が印加され、T/M回路10にはダウン
信号DOWN(L)が印加され、T/M回路9はオン、T/
M回路10はオフになる。したがって、T/M回路39
のみに電流が流れ、T/M回路10は電流が流れない状
態になるので、出力端子20にはPNPバイポーラトラ
ンジスタ25のコレクタ電流Iのみが供給される。
【0055】また、図19に示すように入力信号Aに対
し、入力信号Bが進んでいる場合のアップ信号UP(L)
およびダウン信号DOWN(H)がチャージポンプ回路22
0のアップ端子14およびダウン端子15に入力する
と、T/M回路39にはUP信号(L)が印加され、T/
M回路10にはダウン信号DOWN(H)が印加され、T/
M回路9はオフ、T/M回路10はオンになる。したが
って、T/M回路10のみに電流が流れ、T/M回路3
9は電流が流れない状態になるので、出力端子20には
NPNバイポーラトランジスタ17のコレクタ電流I
によって、出力端子20からは定電流Iが引き抜かれ
ることになる。
【0056】このように、チャージポンプ回路220
は、デジタル位相比較器210のアップ信号UP及びダウ
ン信号DOWNのモードに基づき、出力端子20への定電流
の供給または出力端子20からの定電流Iの引き
抜きを行う。
【0057】図7は、本発明の実施の形態3における出
力レンジを求めるための図である。図7の(a)に示す
ように、この回路での出力端子20の出力ダイナミック
レンジは、式(3)で求められる。
【0058】 Vcc−(2VBE+2ΔV) (3) ここで、ΔV:トランジスタのエミッタ抵抗に接続さ
れているトランス ミッションゲートのON抵抗により発生する電圧(=約0.
3V)、 VBE:トランジスタのベースエミッタ間電圧(=約0.
7V)
【0059】具体的にダイナミックレンジの幅を計算し
てみると、図7の(b)に示すように、ダイナミックレ
ンジの上限VUPは、VUP=VCC−(VBE+ΔV
)=5V−(0.7V+0.3V)=3V、ダイナミ
ックレンジの下限VDOWNは、VDOWN=VBE
ΔV=0.7V+0.3V=1Vとなる。したがっ
て、ダイナミックレンジVは、V=ダイナミックレ
ンジの上限VUP−ダイナミックレンジの下限V
DOWN=4V−1V=3Vとなり、実施に形態1と同
じ値になる。従って、従来の回路におけるダイナミック
レンジは2.3Vと比べると、本発明においては、V
BE(0.7V)だけダイナミックレンジが改善されて
いることが分かる。
【0060】この実施に形態3の回路でもダイナミック
レンジを広くとる効果があり、また、T/M回路39、
T/M回路10をオフにすることにより出力端子のイン
ピーダンスをハイインピーダンス状態に出来る効果があ
る。
【0061】実施の形態4. 図6は、実施の形態3のチャージポンプ回路220にお
けるPNPバイポーラトランジスタ23、25をそれぞ
れCMOSトランジスタ23,25で置き換え、さら
に、NPNバイポーラトランジスタ30,32,17を
それぞれCMOSトランジスタ30,32,17で置き
換えた回路である。この実施の形態4の回路の動作は実
施の形態3の回路の動作と同じであるので、詳細な説明
は省略する。実施の形態4においては、全ての回路をC
MOSで構成したので、実施の形態3と比べて製造が容
易になる効果がある。また、実施の形態3と同様に、2
つのT/M回路をオフにすることにより出力端子のイン
ピーダンスをハイインピーダンス状態に出来る効果があ
る。
【0062】実施の形態5. 図8は実施の形態5を示す図である。以下、この発明の
実施の形態5について説明する。図8は、実施の形態5
のチャージポンプ回路220の具体的な内部構成を示す
回路図である。図8に示すように、PNPバイポーラト
ランジスタ23及び25はベースを共通接続してカレン
トミラー回路を構成する。PNPバイポーラトランジス
タ23のエミッタは抵抗22を介して電源VCCに接続
され、PNPバイポーラトランジスタ25のエミッタは
抵抗24を介して電源VCCに接続され、PNPバイポ
ーラトランジスタ23のベース及びコレクタは定電流源
13に接続され、その定電流源13の他端は接地され、
PNPバイポーラトランジスタ25のコレクタは出力端
子20に接続される。
【0063】ベース、コレクタ共通のNPNバイポーラ
トランジスタ30のベースに、NPNバイポーラトラン
ジスタ17のベースが共通接続されることにより、NP
Nバイポーラトランジスタ17はNPNバイポーラトラ
ンジスタ30に対しカレントミラー接続される。
【0064】NPNバイポーラトランジスタ30のコレ
クタは定電流源Iを介して電源Vccに接続され、エミ
ッタは抵抗40を介して接地される。NPNバイポーラ
トランジスタ17のコレクタは出力端子20に接続さ
れ、一方、エミッタは抵抗41を介して接地される。
【0065】このような構成のチャージポンプ回路は、
NPNバイポーラトランジスタ30に対し、NPNバイ
ポーラトランジスタ17がカレントミラー接続されるた
め、PNPバイポーラトランジスタ25、NPNバイポ
ーラトランジスタ17のコレクタ電流は定電流源13a
と13bの定電流Iのから得られる電流、すなわち、
、2Iまたは0のいずれかの値をとる電流とな
る。
【0066】上記のように構成された回路において、図
19に示すように、入力信号Aに対し、入力信号Bが進
んでいる場合のアップ信号UP(H)およびダウン信号DO
WN(L)がチャージポンプ回路220のアップ端子14
およびダウン端子15に入力すると、T/M回路42に
は反転アップ信号/UP(L)が印加され、T/M回路4
3にはダウン信号DOWN(L)が印加されるので、T/M
回路42,43共にオフになる。したがって、NPNバ
イポーラトランジスタ30,17には電流が流れない状
態になるので、出力端子20にはPNPバイポーラトラ
ンジスタ25のコレクタ電流Iのみが供給される。
【0067】一方、図19に示すように入力信号Aに対
し、入力信号Bが進んでいる場合のアップ信号UP(L)
およびダウン信号DOWN(H)がチャージポンプ回路22
0のアップ端子14およびダウン端子15に入力する
と、T/M回路42には反転アップ信号/UP(H)が印
加され、T/M回路43にはダウン信号DOWN(H)が印
加されるので、T/M回路42,43共にオンになる。
この状態を図10に示す。したがって、NPNバイポー
ラトランジスタ17には2Iが流れる。このために、
出力端子20にはPNPバイポーラトランジスタ25か
らコレクタ電流Iが供給されるとともに、NPNバイ
ポーラトランジスタ17から2Iが引き抜かれるの
で、全体としてはI−2I=−Iとなり、出力端
子20から定電流Iが引き抜かれることになる。な
お、図10から理解できるように、入力信号Aと入力信
号Bの同期がとれている状態では、アップ信号UPおよび
ダウン信号DOWNの双方とも(L)または(H)になるの
で、出力端子20からのIOUTは0となる。
【0068】図11は、本発明の実施の形態5における
出力レンジを求めるための図である。図11の(a)に
示すように、この回路での出力端子20の出力ダイナミ
ックレンジは、式(3)で求められる。
【0069】 Vcc−(2VBE+2ΔV) (3) ここで、ΔV:トランジスタのエミッタ抵抗に発生す
る電圧(=約0.3V)、 VBE:トランジスタのベースエミッタ間電圧(=約0.
7V)
【0070】具体的にダイナミックレンジの幅を計算し
てみると、図11の(b)に示すように、ダイナミック
レンジの上限VUPは、VUP=VCC−(VBE+Δ
)=5V−(0.7V+0.3V)=4V、ダイナ
ミックレンジの下限VDOWNは、VDOWN=VBE
+ΔV=0.7V+0.3V=1Vとなる。したがっ
て、ダイナミックレンジVは、V=ダイナミックレ
ンジの上限VUP−ダイナミックレンジの下限V
DOWN=4V−1V=3Vとなる。従って、従来の回
路におけるダイナミックレンジは2.3Vと比べると、
BE(0.7V)だけダイナミックレンジが改善され
ていることが分かる。
【0071】その結果、図19で示すPLL回路におい
て、チャージポンプ回路220として実施の様態1のチ
ャージポンプ回路を用いることにより、電圧制御発振器
400の制御電圧SVの電圧レンジは広がり、電圧制御
発振器400の出力である入力信号Bの発振周波数の幅
も広がるため、PLL回路のロックレンジを従来より広
く設定することができる効果を奏する。この効果はPL
L回路を減圧動作あるいは低電圧動作させる場合に特に
有効となる。
【0072】実施の形態6. 図9は、実施の形態5のチャージポンプ回路220にお
けるPNPバイポーラトランジスタ23、25をそれぞ
れCMOSトランジスタ23,25で置き換え、さら
に、NPNバイポーラトランジスタ30,17をそれぞ
れCMOSトランジスタ30,17で置き換えた回路で
ある。この実施の形態6の回路の動作は実施の形態5の
回路の動作と同じであるので、詳細な説明は省略する。
実施の形態6においては、全ての回路をCMOSで構成
したので、実施の形態5と比べて製造が容易になる効果
がある。
【0073】
【発明の効果】本発明に係る請求項1記載のチャージポ
ンプ回路は、定電流を供給する第1の回路と定電流を引
き抜く第2オン第3の回路が出力端子に直接接続され、
第1の回路はトランジスタと抵抗との直列回路で構成さ
れ、第2の回路オン第3の回路はトランジスタとT/M
回路の直列回路で構成されるので、電圧制御発振器への
制御入力電圧のダイナミックレンジが広がる。従って、
電圧制御発振器の出力の発振周波数の幅も広がるため、
PLL回路のロックレンジを従来より広く設定すること
ができる効果を奏する。この効果はPLL回路を減圧動
作あるいは低電圧動作させる場合に特に有効となる。
【0074】本発明に係る請求項2記載のチャージポン
プ回路においては、トランジスタはバイポーラトランジ
スタで構成されるので、電圧制御発振器への制御入力電
圧のダイナミックレンジが広がると共に、動作速度が速
くなる効果がある。
【0075】本発明に係る請求項3記載のチャージポン
プ回路においては、トランジスタはMOSトランジスタ
で構成されるので、電圧制御発振器への制御入力電圧の
ダイナミックレンジが広がると共に、製造が容易になる
効果がある。
【0076】本発明に係る請求項記載のチャージポン
プ回路は、定電流を供給する第1の回路と定電流を引き
抜く第2の回路が出力端子に直接接続され、第1の回路
はトランジスタと抵抗との直列回路で構成され、同様に
第2の回路もトランジスタと抵抗との直列回路で構成さ
れるので、電圧制御発振器への制御入力電圧のダイナミ
ックレンジが広がる。従って、電圧制御発振器の出力の
発振周波数の幅も広がり、PLL回路のロックレンジを
従来より広く設定することができる効果を奏する。この
効果はPLL回路を減圧動作あるいは低電圧動作させる
場合に特に有効となる。
【0077】本発明に係る請求項記載のチャージポン
プ回路においては、トランジスタはバイポーラトランジ
スタで構成されるので、電圧制御発振器への制御入力電
圧のダイナミックレンジが広がると共に、動作速度が速
くなる効果がある。
【0078】本発明に係る請求項記載のチャージポン
プ回路においては、トランジスタはMOSトランジスタ
で構成されるので、電圧制御発振器への制御入力電圧の
ダイナミックレンジが広がると共に、製造が容易になる
効果がある。
【0079】本発明に係る請求項記載のPLL回路に
おけるチャージポンプ回路は、定電流を供給する第1の
回路と定電流を引き抜く第2オン第3の回路が出力端子
に直接接続され、第1の回路はトランジスタと抵抗との
直列回路で構成され、第2の回路オン第3の回路はトラ
ンジスタとT/M回路の直列回路で構成されるので、電
圧制御発振器への制御入力電圧のダイナミックレンジが
広がる。従って、電圧制御発振器の出力の発振周波数の
幅も広がるため、PLL回路のロックレンジを従来より
広く設定することができる効果を奏する。この効果はP
LL回路を減圧動作あるいは低電圧動作させる場合に特
に有効となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の実施の形態1のチャージポンプ回路
の具体的な内部構成を示す図である。
【図2】 T/M回路の回路構成および動作を説明する
ための図である。
【図3】 本発明の実施の形態1,2における出力ダイ
ナミックレンジを求めるための図である。
【図4】 本発明の実施の形態2のチャージポンプ回路
の具体的な内部構成を示す図である。
【図5】 本発明の実施の形態3のチャージポンプ回路
の具体的な内部構成を示す図である。
【図6】 本発明の実施の形態4のチャージポンプ回路
の具体的な内部構成を示す図である。
【図7】 本発明の実施の形態3,4における出力ダイ
ナミックレンジを求めるための図である。
【図8】 実施の形態5のチャージポンプ回路の具体的
な内部構成を示す図である。
【図9】 本発明の実施の形態6のチャージポンプ回路
の具体的な内部構成を示す図である。
【図10】 本発明の実施の形態5,6のチャージポン
プ回路における各モード時のT/M回路と出力電流との
関係を示す図である。
【図11】 本発明の実施の形態5,6における出力ダ
イナミックレンジを求めるための図である。
【図12】 デジタル位相比較器、チャージポンプ回
路、ローパスフィルタ及び電圧制御発振器から構成され
る従来のPLL回路の実施の一形態を示す図である。
【図13】 従来のチャージポンプ回路の具体的な内部
構成を示す図である。
【図14】 従来のチャージポンプ回路における定電流
源とスイッチと出力電流との接続制御関係を示す図であ
る。
【図15】 従来のチャージポンプ回路における各モー
ド時のスイッチと出力電流との関係を示す図である。
【図16】 従来のチャージポンプ回路におけるUPモ
ード時のスイッチと出力電流との関係を示す図である。
【図17】 従来のチャージポンプ回路におけるDOW
Nモード時のスイッチと出力電流との関係を示す図であ
る。
【図18】 従来のチャージポンプ回路における同期モ
ード時のスイッチと出力電流との関係を示す図である。
【図19】 入力信号A及び入力信号Bに基づくチャー
ジポンプ回路の動作の一例を示すタイミングチャートで
ある。
【図20】 従来のチャージポンプ回路における出力電
圧のダイナミックレンジを求めるための図である。
【符号の説明】
7,8,9,10,38,39,42,43 トランス
ミッションゲート回路(T/M回路 13,13a,13b,13c 定電流源 20 出力端子 22,24,31,33,34,37,40,41 抵
抗 23,25 PNPバイポーラトランジスタ 30,32,35,16,17 NPNバイポーラトラ
ンジスタ 30,32,35,16,17 CMOSトランジスタ 210 デジタル位相比較器 220 チャージポンプ回路 221、222 定電流源 223、224 スイッチ 300 ローパスフィルタ 400 電圧制御発振器

Claims (7)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 出力端子(20)に第1の定電流を供給
    する第1の回路と、 出力端子(20)に第2の定電流を供給する第2の回
    、 出力端子(20)に第3の定電流を供給する第3の回路
    と、 前記第1の回路とカレントミラー接続されその第1の回
    路に定電流を供給するトランジスタ(23)とそのトラ
    ンジスタ(23)に定電流を供給するためのトランジス
    タ(32)を含む第4の回路と、 定電流源(13)と直列に接続されたトランジスタ(3
    0)とから構成され、このトランジスタ(30)は、第
    4の回路中のトランジスタ(32),第2の回路中のト
    ランジスタ(16)および第3の回路中のトランジスタ
    (17)とカレントミラー接続され、前記第2,第3お
    よび第4の回路に定電流を供給する第5の回路(13,
    30)とを有し、 前記第1,第2および第3の回路を構成するトランジス
    タ(25,16,17)の一端は出力端子(20)に接続
    され、前記第1の回路を構成するトランジスタ(25)
    の他端は電源に接続され、前記第2の回路を構成するト
    ランジスタ(16)の他端は第1のT/M回路(9)を
    介して接地され、前記第3の回路を構成するトランジス
    タ(17)の他端は第2のT/M回路(10)を介して
    接地され、前記第1のT/M回路(9)に反転UP信号を
    印加し、前記第2のT/M回路(10)にDOWN信号を印
    加することによって、前記出力端子(20)に電流を供
    給しまたは前記端子から電流を引き抜くことを特徴とす
    るチャージポンプ回路。
  2. 【請求項2】 請求項1記載のチャージポンプ回路にお
    いて、 前記トランジスタ(23,25,30,32,16,1
    7)はそれぞれバイポーラトランジスタ(23,25,
    30,32,16,17)で構成されることを特徴とす
    るチャージポンプ回路。
  3. 【請求項3】 請求項1記載のチャージポンプ回路にお
    いて、 前記トランジスタ(23,25,30,32,16,1
    7)はそれぞれMOSトランジスタ(23,25,3
    0,32,16,17)で構成されることを特徴とする
    チャージポンプ回路。
  4. 【請求項4】 出力端子(20)に第1の定電流を供給
    する第1の回路と、 出力端子(20)に第2の定電流を供給する第2の回路
    と(17)、 前記第1の回路とカレントミラー接続されその第1の回
    路に定電流を供給するトランジスタ(23)およびその
    トランジスタ(23)に定電流を供給するための定電流
    源(13c)とを含む第3の回路と、 定電流源(13a)と直列接続された第1のT/M回路
    (42)および定電流源(13b)と直列接続された第
    2のT/M回路(43)とが並列接続されトランジスタ
    (30)に定電流を供給し、このトランジスタ(30)
    がカレントミラー接続される前記第2の回路中のトラン
    ジスタ(17)に定電流を供給する第3の回路とを有
    し、 前記第1のT/M回路に反転UP信号を印加し、前記第2
    のT/M回路にDOWN信号を印加することによって、前記
    出力端子に電流を供給しまたは前記端子から電流を引き
    抜くことを特徴とするチャージポンプ回路。
  5. 【請求項5】 請求項7記載のチャージポンプ回路にお
    いて、 前記トランジスタ(23,25,30,17)はそれぞ
    れバイポーラトランジスタ(23,25,30,17)
    で構成されることを特徴とするチャージポンプ回路。
  6. 【請求項6】 請求項7記載のチャージポンプ回路にお
    いて、 前記トランジスタ(23,25,30,17)はそれぞ
    れMOSトランジスタ(23,25,30,17)で構
    成されることを特徴とするチャージポンプ回路。
  7. 【請求項7】 第1および第2の入力信号を受け、前記
    第1および第2の入力信号の位相差に基づいて比較信号
    を出力する位相比較手段と、 前記比較信号に基づき電圧を出力するチャージポンプ回
    路と、 前記出力電圧をフィルタリング処理して制御電圧を得る
    フィルタリング回路と、 前記制御電圧に基づく周波数で発振する前記第2の入力
    信号を出力する発振手段を備えたPLL回路において、 前記チャージポンプ回路は、 出力端子(20)に第1の定電流を供給する第1の回路
    と、 出力端子(20)に第2の定電流を供給する第2の回路
    (16)と、 出力端子(20)に第3の定電流を供給する第3の回路
    と(17)、 前記第1の回路とカレントミラー接続されその第1の回
    路に定電流を供給するトランジスタ(23)とそのトラ
    ンジスタ(23)に定電流を供給するためのトランジス
    タ(32)を含む第4の回路と、 定電流源(13)と直列に接続されたトランジスタ(3
    0)とから構成され、このトランジスタ(30)は、第
    4の回路中のトランジスタ(32),第2の回路中のト
    ランジスタ(16)および第3の回路中のトランジスタ
    (17)とカレントミラー接続され、前記第2,第3お
    よび第4の回路に定電流を供給する第5の回路(13,
    30)とを有し、 前記第1,第2および第3の回路を構成するトランジス
    タの一端は出力端子(20)に接続され、前記第1の回
    路を構成するトランジスタの他端は抵抗(24)を介し
    て電源に接続され、前記第2の回路を構成するトランジ
    スタの他端は第1のT/M回路(9)を介して接地さ
    れ、前記第3の回路を構成するトランジスタの他端は第
    2のT/M回路(10)を介して接地され、前記第1の
    T/M回路に反転UP信号を印加し、前記第2のT/M回
    路にDOWN信号を印加することによって、前記出力端子に
    電流を供給しまたは前記端子から電流を引き抜くことを
    特徴とするPLL回路。
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