JP3407338B2 - エンジン制御装置 - Google Patents

エンジン制御装置

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JP3407338B2
JP3407338B2 JP14349193A JP14349193A JP3407338B2 JP 3407338 B2 JP3407338 B2 JP 3407338B2 JP 14349193 A JP14349193 A JP 14349193A JP 14349193 A JP14349193 A JP 14349193A JP 3407338 B2 JP3407338 B2 JP 3407338B2
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    • F02DCONTROLLING COMBUSTION ENGINES
    • F02D41/00Electrical control of supply of combustible mixture or its constituents
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    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F02COMBUSTION ENGINES; HOT-GAS OR COMBUSTION-PRODUCT ENGINE PLANTS
    • F02PIGNITION, OTHER THAN COMPRESSION IGNITION, FOR INTERNAL-COMBUSTION ENGINES; TESTING OF IGNITION TIMING IN COMPRESSION-IGNITION ENGINES
    • F02P7/00Arrangements of distributors, circuit-makers or -breakers, e.g. of distributor and circuit-breaker combinations or pick-up devices
    • F02P7/06Arrangements of distributors, circuit-makers or -breakers, e.g. of distributor and circuit-breaker combinations or pick-up devices of circuit-makers or -breakers, or pick-up devices adapted to sense particular points of the timing cycle
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  • General Engineering & Computer Science (AREA)
  • Combined Controls Of Internal Combustion Engines (AREA)
  • Ignition Installations For Internal Combustion Engines (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、エンジンの点火時期や
燃料制御を行うエンジン制御装置に関し、特にエンジン
の気筒判別を行うものである。
【0002】
【従来の技術】従来技術として、複数の出力レベルを発
生する回転センサ(ホールセンサ,光センサ)を用い
て、クランク角センサ信号(以降、クランク信号と記
す)に基づいて基準角度を検出し、このクランク信号と
カム角センサ信号(以降、カム角信号と記す)に基づい
て気筒判別する技術がある(特開平3−172558号
公報等)。この具体的な方法について、2つの例を用い
て説明する。
【0003】まず、第1の例は図4に示すようにクラン
ク信号(a)に信号の出ない角度信号欠落部(c)(欠
歯と記す)を設け、この情報から基準角度を求めるとと
もに、カム角信号(b)に気筒毎に異なる幅(d)を設
け、この(d)間のクランク信号のエッジ数により気筒
判別をする方法である。もう1つの例は、図5に示すよ
うに立ち上がりが基準角度となる、等間隔なクランク信
号と不等間隔なカム角信号とを持ち、クランク信号の立
ち上がりと立ち下がりのカム角信号のH(ハイレベ
ル)、L(ローレベル)の組合せにより図6に示すごと
く気筒判別する方法である。これらの方法は、始動即点
火制御できるというメリットを持つ。
【0004】しかしながら、これらの方法をディストリ
ビュータを使わない点火システム(DLiと記す)に適
用する上で次のような問題点がある。8気筒エンジンへ
の適用が困難である。第1の例では、幅の異なるカム角
信号を8個作り、その中に8気筒分のクランク信号を設
定する必要があるので、クランク信号をかなり小さくし
なければならず、クランクロータ径が大きくならざるを
得ない。第2の例ではH,Lの組合せが4種類しかない
ので、2つの気筒に対して1つの点火コイルを有するD
−DLiならば適用可能であるが、1つの気筒に対して
1つの点火コイルを有するS−DLiには回転センサ追
加が必要となり、回転センサ構成が複雑になるという問
題がある。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、始動即点火
制御できるというメリットを保ったまま、8気筒エンジ
ンまで構成が比較的簡単な回転センサで適用可能にする
ことを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】そのため本発明は図1に
示すごとく、エンジンのクランク角度を示すクランク角
ロータと、このロータの形状からクランク角度を検出す
るクランク角センサとを備えたエンジン制御装置におい
て、前記クランク角ロータ形状は所定の第1レベルの角
度信号欠落部と、この第1レベルの角度信号欠落部とは
異なる第2レベルの角度信号欠落部とを有し、さらに、
エンジンのカム角度を示すカム角ロータと、このロータ
形状からカム角度を検出して少なくとも2つの異なるレ
ベルの信号を出力するカム角センサと、前記各角度信号
欠落部のレベルとそれらの発生タイミングでの前記カム
角センサのレベルとの論理により気筒判別をする気筒判
別手段とを備えることを特徴とするエンジン制御装置を
提供するものである。
【0007】さらに、各角度信号欠落部が同じレベルで
連続するようにクランク角ロータ形状を形成し、連続す
る各角度信号欠落部のレベルにより点火グループを判別
する点火グループ判別手段を備えることもできる。ま
た、さらには、内燃機関のクランク軸の回転に対応して
所定角度毎に矩形波の回転角信号を発生する回転角信号
発生手段と、クランク軸回転に対し1/2の比率で回転
する1/2回転軸に応じて各気筒毎の矩形波の気筒識別
信号を発生する気筒識別信号発生手段とを有し、気筒識
別信号の各エッジ毎の回転角信号のレベルと、気筒識別
信号の両エッジ間の回転角信号のエッジ数との組合せに
より気筒判別を行う気筒判別手段を備えるようにするこ
ともできる。
【0008】また、位相ずれが大きくなる領域では、気
筒識別信号の両エッジ間における回転角信号のエッジ数
と回転角信号の基準位置との組合せで気筒判別を行うよ
うにすることもできる。
【0009】
【作用】図2にそのセンサ信号を示す。この方法の着眼
点は、第1,第2レベルの角度信号欠落部で2種類、各
欠落部の立ち上がり、立ち下がりとカム角信号の論理で
4種類、これらを組合せれば2×4=8種類の判別が可
能で8気筒まで対応可能となる。もちろん、従来技術の
第1例のようにカム角信号がHの時のクランク角信号エ
ッジ数でカウントする方法も第1,第2レベルの角度信
号欠落部と組合せで容易に構成することができる。
【0010】図2においてカム角信号が断線すると、グ
ループ判別不可のため退避走行ができない。これを解決
するためには、さらなる工夫が必要となる。そこで、ク
ランク信号を図3のように変えてみる。つまり、欠歯の
順番を、L欠歯−L欠歯−欠歯−H欠歯という具合に同
じ欠歯を並べるのである。例えば、エンジンが始動して
最初に検出されたのがL欠歯だとすると、この時点では
この気筒が#1,8,6,5気筒のいずれかはわからな
いが、次の欠歯がLならば、#8−5気筒グループ、H
ならば#4−7気筒グループという具合にグループ判別
が可能となる。つまり、1番と2番目の欠歯の種類で2
×2=4種類のグループ判別ができるのである。
【0011】
【実施例】
〔第1実施例〕図7に本発明を実施するための構成例を
示す。Aはエンジンのクランク幅に固定されたクランク
角ロータ、Bはクランク角検出用のホールセンサ(クラ
ンク角センサ)、Cはエンジンのクランク軸の1/2で
回転するカム軸に固定されたカム角ロータ、Dはカム角
検出用のホールセンサ(カム角センサ)、Eはホールセ
ンサB,Dからの各信号に基づいて角度信号NE、気筒
判別信号CYSを発生するマイクロコンピュータよりな
る信号処理回路、Fは各種の情報に基づいて点火制御、
燃料制御等のエンジン制御をするエンジン制御マイクロ
コンピュータ(ECM)である。
【0012】図8はクランク軸ロータAの形状を示す。
このクランク軸ロータAには、クランク角度を検出する
ため5℃A毎に歯と溝とが交互に外周に形成され、その
うち各気筒のBTDC(上死点前)30℃Aで基準位置
が検出できるように、連続する2つ分の歯または溝を欠
落させたL欠歯(第1レベルの角度信号欠落部)とH欠
歯(第2レベルの角度信号欠落部)とが、90℃A間隔
で、L欠歯の2連続とH欠歯の2連続という順序で形成
されている。図9はカム軸ロータCの形状を示す。この
カム軸ロータCには、カム角度を検出するため、45゜
の歯H1,45゜の溝L1,45゜の歯H2,22.5
°の溝L2,45゜の歯H3,45゜の溝L3,45゜
の歯H4および67.5゜の溝L4が順次外周に形成さ
れている。
【0013】図10は各センサ信号のタイミングチャー
トを示し、図11中のように気筒判別する。図12は信
号処理回路Eの処理内容をフローチャートで示したもの
である。ステップS1から始まり、まず、ステップS2
で各種パラメータに初期値を代入する。すなわち、エッ
ジ間隔T1へ取り得る最大値、クランク信号フラグN1
へ0、カム信号フラグG1へ0、欠歯検出Cへ0、角度
カウンタNEへ0、タイマTへ0をそれぞれ設定する。
【0014】次のステップS3ではクランク信号の立ち
上がりおよび立ち下がりエッジを検出する。ステップS
4ではエッジ時間T2へ現在(エッジ検出時)のタイマ
値Tをストアし、Tをクリアする。ステップS5では、
エッジ検出時のクランク信号とカム信号とを読み、それ
ぞれHレベルならば1、Lレベルなら0を、各々のフラ
グN2、G2へストアする。
【0015】ステップS6ではT2>K×T1の判定を
し(Kは3程度の定数),YESならば欠歯だと判断し
ステップS7へ進む。ステップS7では、欠歯が検出さ
れたので、Cへ1をストアする。ステップS8では、N
1,G1,G2に基づいて図11のように気筒判別し、
この気筒判別した結果を次のステップS9でCYLポー
トより出力する。
【0016】ステップS10では、NEへ2をストアし
た後ステップS11へ進む。また、ステップS6でNO
ならば欠歯でないと判断して直ちにステップS11へ進
む。ステップS11では、NE=2を判定し、YESな
らばステップS12へ、NOならばステップS16へ進
む。ステップS12では、NEにCを加算する。ステッ
プS13では、NE≧3の判定をし、YESならばステ
ップS14へ、NOならばステップS16へ進む。ステ
ップS14では、NEポートを1にする。ステップS1
5では、NEをクリアする。ステップS16では、NE
ポートを0にする。ステップS17では、T1←T2,
G1←G2,N1←N2の置き換えをして、ステップS
3へ戻る。
【0017】こうすることにより、CYLポートより気
筒判別信号CYLが、またNEポートよりエンジン制御
するための30℃Aタイミング信号がECMへ送信され
ることとなる。以上の実施例により、8気筒エンジンで
も2つの回転センサを用いた簡単な回転センサ構造で、
始動即気筒判別ができる。
【0018】次に、カム角センサ信号が故障した場合の
退避走行時の気筒グループ判別方法について説明する。
図13はそのフローチャートである。ステップS100
からスタートし、ステップS200で欠歯検出する。ス
テップS300では、ステップS200で検出した欠歯
レベルをN1へセットする。この2つのステップは図1
2で説明済みなので、ここでは詳しく述べない。ステッ
プS400で欠歯検出し、ステップS500でそのレベ
ルをN2へセットする。ステップS600で図14に示
すようにN1,N2のレベルに基づいて気筒グループ判
別をする。ステップS700でN2→N1をして、ステ
ップS400へ戻る。
【0019】これにより、2つの回転センサを用いたシ
ステムでカム角信号故障時にも退避走行が可能となる
(始動後1点火分のみは点火制御が遅れ、気筒判別不可
能であるが、気筒グループ判別ができることにより、問
題なく走行できる)。 〔第2実施例〕図15は、第2実施例に係る制御装置の
全体構成を示すブロック図である。10は内燃機関のク
ランク軸の回転を直接検出する回転角信号検出器であ
る。回転角信号検出器10は、クランク軸に固定され、
かつ基準位置信号を発生させるために、外周に等角度間
隔で設けた角度情報のうち基準位置の間隔を異ならせた
ロータ11と、このロータ11の角度情報を検出する光
電式やホールIC式の回転角センサ12とよりなる。
【0020】20は気筒識別信号発生器をなすカム角信
号発生器であり、カム軸に固定されており、外周に角度
間隔が異なる気筒識別情報を気筒数設けたロータ21
と、このロータ21の回数に伴ってカム軸1回転毎に気
筒数個の気筒識別信号を発生する光電式やホールIC式
の気筒識別センサ22とよりなる。カム軸は、タイミン
グベルト又は、歯車を介してクランク軸の1/2の速度
で回転され、気筒識別センサ22はクランク軸2回転毎
に気筒数個のパルスを発生する。本実施例は6気筒を例
としてあるので、クランク軸2回転毎に6個のパルス信
号を発生する。
【0021】回転角センサ12、気筒判別センサ22か
らの回転信号は、入力バッファ回路110を経てマイク
ロコンピュータにより構成される基準位置検出回路12
0に入力される。基準位置検出回路120では回転角セ
ンサ12の出力よりその基準位置での間隔の相違を検出
することによって回転角信号(以下NEとする)から基
準位置信号(以下Gdとする)を分離発生させる。又、
基準位置検出後は、気筒識別センサ22よりの気筒識別
信号(以下Gcとする)よりその気筒毎での間隔の相違
をNEに基づいて検出することによって所定気筒信号
(以下Ghとする)を発生させ、各発生信号を中央演算
処理回路(以下CPUとする)150に出力する。
【0022】CPU150はNE,Gd,Gh,Gcに
基づいて、気筒識別、基準位置、回転数等の演算処理を
行う。CPU150はその他にも、始動状態を検出する
スタータスイッチ、アイドル状態を検出するアイドルス
イッチ等の機関の運転状態検出スイッチ31〜33がデ
ジタル入力バッファ130を介して入力される。又、吸
入空気量を検出するエアフロメータ、スロットル操作量
を検出するトロットルセンサ、冷却水温を検出する水温
センサ等(41〜43)の機関の運転状態に関する情報
がA−D変換器140を介してCPU150に入力され
る。
【0023】CPU150は、各運転状態センサ31〜
33,41〜43からの運転状態情報と基準位置検出回
路120からのNE,Gd,Gh,Gc信号に基づいて
最適な点火時期、及び燃料噴射時期を演算する。そして
出力バッファ160を介して点火信号を出力し、イグナ
イタ200を駆動し、所定の気筒の各点火コイル210
〜240に通電し、演算された点火時期に通電を遮断す
ることにより、通電遮断時に発生する高電圧を各気筒の
点火プラグに導き、各気筒の混合気を点火燃焼させる。
【0024】又、CPU150は出力バッファ160を
介して噴射信号を出力し、各気筒の燃料噴射弁310〜
340より燃料を吸気マニホールドに噴射する。CPU
150と出力バッファ160等により制御信号を出力す
る制御回路を構成している。図16は本発明に係る回転
センサ信号波形を示す。回転角センサ12からの矩形波
出力信号である回転角信号(NE)は、5゜クランクア
ングル(CA)の高レベル(Hi)部と25℃Aの低レ
ベル(Lo)部が6回、つまり180℃A間繰り返さ
れ、その後25℃AのHi部と5℃AのLo部が6回、
つまり180℃A間繰り返される信号である。
【0025】気筒識別センサ22からの矩形波信号であ
る気筒識別信号(Gc)は、本実施例が6気筒であるた
め、120℃A毎に出力される信号であり、第1,5,
3気筒が約30℃AのHi部の信号幅を持つ信号であ
り、第6,2気筒は約60℃AのHi部の信号幅を持つ
信号である。また、第4気筒は約90℃AのHi部の信
号幅を持つ信号であり、それぞれ各気筒のNE信号の所
定位置にてGc信号の立ち上がりエッジと立ち下がりエ
ッジが発生する。
【0026】又、基準位置信号(Gd)は、NE信号の
Hi部とLo部のデューティー幅を基準位置検出回路1
20にて検出することにより作成する。特定気筒検出区
間(GE)は、Gd信号をその立ち上がりエッジと立ち
下がりエッジとより、NE信号の立ち上がりエッジと立
ち下がりエッジとを合わせて3個分だけそれぞれ遅らせ
CPU150内で形成される信号である。
【0027】また、NEカウンタ(NEC)は、GE信
号のHi間におけるGc信号Hi間のNE信号の立ち上
がりエッジ数をカウントアップしてGc信号の立ち下が
りで、カウント値をリセットするカウンタで、基準位置
検出回路120内に備えられている。そして、所定気筒
信号(Gh)は、NECのカウント値が3パルス以上と
なったかどうかを第3又は第4気筒の上死点後(ATD
C)30℃Aにてモニターして、NECのカウント値が
3パルスの場合に基準位置検出回路120より出力され
る信号である。
【0028】また、点火信号(IGT)は基準位置検出
回路120、デジタル入力バッファ130およびA−D
変換器140からの各種信号に基づいてCPU150に
より演算されてバッファ160を介してイグナイタ12
0に供給される信号である。図17は、本実施例におけ
る6気筒エンジンでの各気筒毎の気筒判別の組合せ例で
ある。Gc信号の立ち上がりエッジ時のNE信号のレベ
ルと、Gc信号の立ち下がりエッジ時のNE信号のレベ
ル、その間のNE信号の立ち上がりエッジ数の組合わせ
により各気筒を決定する。第4気筒のGc信号のHi部
は他の気筒より幅が長いため、気筒判別タイミングを早
めるためにGc信号の立ち下がりエッジ検出まで待たず
にNE信号の立ち上がりエッジ数のみで気筒判別を行う
ものとした。
【0029】図18は、Ch信号を検出できない機関始
動時にCPU120において実行される6気筒エンジン
での気筒判別用のフローチャートを示す。演算タイミン
グはNE信号の立ち上がりエッジ毎とする。ステップS
1にて、Gc信号の立ち上がりエッジの有無を検出し、
立ち上がりエッジありのときにはステップS2にてGc
信号のHi間のNE信号の立ち上がり数をカウントする
カウンタ(NC)に1をセットする。ステップS3では
Gc信号の立ち上がりエッジ発生時のNE信号のレベル
をフラグNLに記憶しておく。ここでレベルがHiの場
合は、NL=1、Loの場合は、NL=0とする。
【0030】ステップS1にてGc信号の立ち上がりエ
ッジなしのときにはステップS4に進んで、Gc信号の
立ち下がりエッジの有無を検出して、立ち下がりエッジ
ありのときにはステップS5にてGc信号の立ち下がり
エッジ発生時のNE信号のレベルにてステップS6、S
10にわかれる。本実施例ではGc信号の立ち下がりエ
ッジ発生時にNE信号が、Hi部となる気筒は、第2,
5気筒しかないため、ステップS6にて、NCの値にて
気筒判別を行ない、NC=1の場合は、ステップS9に
てそのNEの割り込みタイミングが第5気筒の上死点前
(BTDC)30℃Aと決定し、NC=1でない場合に
はステップS7へ進んでNC=2か判別し、NC=2の
場合は、ステップS8にてそのNEの割り込みタイミン
グが2気筒のBTDC30℃Aと決定する。NEがそれ
以外の場合は、気筒判別を行わなずステップS20に進
む。
【0031】ステップS5でGc信号の立ち下がりエッ
ジ発生時のNE信号のレベルがHi部でないと判別する
とステップS10へ進む。ここで、Gc信号の立ち下が
りエッジ時のNE信号のレベルがLo部となる場合は、
第1,3,4,6気筒であるため、Gc信号の立ち上が
りエッジ時のNE信号のレベルを記憶しているNLが1
か否かをステップS10により判別し、NL=1の場合
はステップS11に進んでNC=1かを判別し、NC=
1の場合はステップS12へ進んで、NE信号の割り込
みタイミングが第3気筒のBTDC30℃Aと決定し、
それ以外の場合は第4気筒のTDCとなるが、気筒判別
を早く行うため、本タイミングでは、気筒判別を行わ
ず、別の方法で気筒判別を行う。
【0032】また、ステップS10にてGc信号の立ち
上がりエッジ発生時のNE信号のレベルがLo部であっ
た場合には、第1,6気筒なので、ステップS13にて
NC=1かを判別し、NC=1の場合にはステップS1
5にてNEの割り込みタイミングが、第1気筒のBTD
C30℃Aと決定し、それ以外の場合はステップS14
にて第6気筒のBTDC30℃Aと決定する。このよう
にしてGc信号の立ち下がりエッジで気筒判別した後は
ステップS20にてNCのカウント値をリセットする。
【0033】次にステップS4にて、Gc信号の立ち下
がりエッジなしのときにはステップS16に進んで、G
c信号がHiかLoかを検出して、Hiの場合はステッ
プS17にて、Gc信号Hi間のNE信号の立ち上がり
エッジカウンタである、NCに1つ足し込む。ステップ
S16にてLoの場合は、そのまま処理を終了する。ス
テップS18ではNCの計数値が3かどうかを検出し、
NC=3の場合はステップS19にてそのNEの割り込
みタイミングを第4気筒のBTDC30℃Aと決定し、
第4気筒のGc信号の立ち下がりエッジを待たずに、他
の気筒と同様のBTDC30℃Aのタイミングにて第4
気筒の気筒判別が可能となる。NC=3以外の場合は、
そのまま処理を終了する。
【0034】なお、機関始動後においては、カム軸をク
ランク軸との間の位相ずれにより、Gc信号をNE信号
との間に位相ずれが生じやすい。そして、Gc信号とN
E信号との間の位相ずれが大きな領域では、Gc信号が
Hi間のNE信号の立ち上がりエッジ数を計数すること
により特定気筒を検出するようにすると、第6気筒のG
c信号は約60℃Aであるために、位相ずれ時にはNE
信号の立ち上がりエッジ数が、3パルスとなり、又4気
筒のGc信号パルス幅も約90℃Aであるため、NE信
号の立ち上がりエッジは3パルスとなり、単純にパルス
数だけでは、特定気筒判別ができない。また、位相がず
れるため基準位置もずれる。
【0035】そこで、NE信号の基準位置信号Gdより
特定区間信号GEを作成して特定区間だけ、Gc信号H
i間のNE信号の立ち上がりエッジをNEカウンタによ
り計数し、所定気筒信号Ghを作成して気筒判別を行
う。まず、図19においてGd信号の作成方法について
説明する。この処理はNE信号の立ち上がり及び立ち下
がり毎に基準位置検出回路120により実行されるもの
である。ステップS101にてNE信号割り込みエッジ
が立ち上がりか立ち下がりかを検出する。立ち上がりエ
ッジの場合、ステップS102でNE信号の立ち上がり
立ち下がりエッジ間の計測をするタイマーがオーバーフ
ローしているか否かをモニターする。オーバーフローし
ている場合は、ステップS103にてGd信号をLoと
する、又オーバーフローしてない場合は、ステップS1
04にてGd信号をHiとする。
【0036】つまり、NE信号の立ち上がりエッジから
立ち上がりエッジ間で、NE信号のHi部が25℃Aと
Lo部の5℃Aより長い場合は、Gd信号はHi、NE
信号のLo部が25℃AとHi部の5℃Aより長い場合
は、Gd信号はLoとなる。ステップS105にて、タ
イマーをリセットし、ステップS106にてタイマーの
カウントアップをはじめる。また、ステップS101に
てNE信号の立ち下がりエッジを検出した場合、ステッ
プS107にてステップS106でカウントアップした
タイマーを終了し、そのタイマー値からステップS10
8にてタイマーのカウントダウンをNEの立ち上がりエ
ッジまで行う。
【0037】次に、特定気筒検出区間(GE)の作成方
法を図20により説明する。この図20の処理は、NE
信号の立ち上がりエッジ毎の割り込みにより基準位置検
出回路120によって実行される。まず、ステップS3
1にてGd信号の反転を検出する。ステップS32でG
d信号の反転が立ち上がりエッジか立ち下がりエッジか
を判別し、立ち上がりエッジの場合はステップS33に
進み、NE信号の立ち上がりエッジと立ち下がりエッジ
とを合わせて3回分計数した所定角度だけディレイを持
たせた後、ステップS34へ進んで、GEをHiとす
る。又ステップS32にて立ち下がりエッジの場合は、
ステップS35にて、NE信号の立ち上がりエッジと立
ち下がりエッジとを合わせて3回分計数した所定角度だ
けディレイを持たせた後、ステップS36へ進んで、G
EをLoとする。
【0038】次いで、所定気筒信号(Gh)の検出方法
を図21により説明する。この図21の処理はNE信号
の立ち上がりエッジ毎の割り込みによって基準位置検出
回路120により実行される。まず、ステップS41に
て、特定気筒検出区間信号(GE)がHiかを検出し、
Hiの場合はステップS42で気筒識別信号Gcの立ち
下がりエッジの有無を検出する。Gc信号の立ち下がり
エッジを検出した場合はステップS43でNEカウンタ
ー(NEC)をリセットする。このロジックがないと
(Gc信号にてリセットをしないと)、多気筒まで気筒
判別を行った場合に、30℃A間にGc信号の立ち上が
りエッジと立ち下がりエッジが入った場合に、Gc信号
が連続した信号と判断してしまい、NECの計数を誤
り、気筒を誤判定する。
【0039】次にステップS44では、Gc信号がHi
か否かを検出し、Hiの場合はステップS45にてNE
Cを1つインクリメントする。そして、ステップS46
にてNECが3かどうか検出し、3である場合には特定
気筒と判定し、ステップS47で所定気筒信号(Gh)
をHiとする。次に、ステップS41にてGEがLoで
あった場合には、ステップS48にて、特定気筒検出区
間の終了タイミングであるかをGE信号の立ち下がりを
検出した否かで検出し、360℃A毎の特定位置を確定
する。以下のステップはGh信号のリセットタイミング
を第1気筒のBTDC60℃Aとするための処理を示す
ものである。NTCカウンタは、Gh信号のOFFのタ
イミングを決定するカウンタである。
【0040】まず、ステップS48にてGE信号の立ち
下がりを検出するとステップS49にてNTCのカウン
ト値が0かどうかモニターし、NTCが1以上であれ
ば、ステップS50にてNTCを1つインクリメント
し、次のステップS51でNTCが3かどうか検出す
る。ここで、NTCが3となれば、つまり1又は6気筒
のBTDC60℃AのタイミングであればステップS5
2にてGh信号をLoとし、ステップS53にて、NT
Cをリセットする。又、ステップS48にてGE信号の
立ち下がりを検出後はステップS54にてNTCに1を
セットする。
【0041】ここで、図16に示すように第4気筒のG
c信号の幅が他の気筒より広いのは位相ずれが発生した
場合でも、確実にNECを3カウント以上とするためで
ある。次いで、始動時と始動後との気筒判別の切り換え
処理及び始動後の気筒判別処理を図22により説明す
る。この図22の処理はNE信号の立ち上がりエッジ毎
の割り込みによりCPU150により実行される。ま
ず、ステップS81でキースイッチ投入後、Gh信号を
検出したかを判別し、まだ一度もGh信号を検出してい
ない場合には、ステップS82へ進んで図18の始動時
の気筒判別処理を実行する。ステップS81でキースイ
ッチ投入後、Gh信号を一度でも検出している場合には
ステップS83へ進んで始動後の気筒判別処理を実行す
る。この始動後の気筒判別処理はGE信号の立ち下がり
エッジのタイミングを基準として、第1気筒または第6
気筒のBTDC90°CAのタイミングにてGh信号の
レベルをモニターし、Gh信号のレベルがHiの場合に
はそのタイミングが第1気筒のBTDC90°CA、L
oの場合は第6気筒のBTDC90°CAと判断するも
のである。
【0042】まず、ステップS83でGE信号の立ち下
がりがあるか否かを判断し、GE信号の立ち下がりがあ
る場合にはステップS84へ進んで、Gh信号がHiか
否かを判断し、Gh信号がHiの場合にはステップS8
5へ進んで第1気筒のBTDC90°CA、と決定す
る。また、ステップS84でGh信号がLoの場合はス
テップS84へ進んで第6気筒のBTDC90°CAと
決定する。
【0043】なお、図22においては、ステップS81
でキースイッチ投入後、Gh信号を検出したか否を判別
して始動時と始動後との気筒判別を切り換えるようにし
たが、Gh信号の代わりに機関回転速度が所定値以下か
否かを判別して始動時と始動後との気筒判別を切り換え
るようにしてもよい。すなわち、機関回転速度が所定値
以下の時には始動時と判別し、機関回転速度が所定値以
上の時には始動後と判別するようにしてもよい。
【0044】以上述べた第2実施例によれば、回転角信
号のパルス数が少ない場合においても、多気筒の気筒判
別が可能となる。また、回転角信号と気筒識別信号間の
位相ずれが大きくなる領域においても、確実に気筒判別
が可能となる。 〔第3実施例〕この実施例は前述した第2実施例の図1
5の全体構成に対し、基準位置検出回路120を省略
し、エンジンのクランク軸の回転を検出する回転角信号
検出器10のロータ11を図23の(A)に示す構成に
すると共に、エンジンのカム角の回転を検出するカム角
信号発生器20のロータ21を図23の(B)に示す構
成にし、それに伴って、CPU150が後述する制御処
理を実行するようにしたものである。
【0045】ここで、図23の(A)において、ロータ
11の外周には5°の角度幅を持つ角度信号用の歯と溝
とが交互に形成され、そのうち、各気筒の上死点直前に
25°の角度幅を持つ凸状欠歯と凹状欠歯との組み合わ
せが形成されている。また、図23の(B)において、
ロータ21の外周には45°の角度幅をおいて45°の
角度幅を持つ2つのみの歯が形成されている。
【0046】すなわち、カム角G信号のパルス数を少な
くするためには、NE信号により多くの情報を持たせる
必要がある。そこで、本実施例では、TDC及びその前
に欠歯を形成し、その欠歯のH,Lの論理により、4種
類のパターンを判別することとした。すなわち、L−
L,L−H,H−L,H−Hである。これにG信号パル
ス有無の2種類を組合せることにより8種類の気筒判別
が可能となる。
【0047】図24,25に8気筒でのセンサ信号波形
及び気筒判別例を示す。NE信号中の欠歯はNE信号の
立ち上がりから次の立ち上がりまでの一周期間でH,L
いずれが長いかで判別する。これにより、8気筒でもG
信号のパルス数2個で構成できる。以下、いくつかの点
について詳細説明する。 NE信号中に欠歯を連続して形成している。これは、
本来欠歯でない部分を欠歯と誤検出としても、それが1
回ならば無視することにより欠歯誤検出を防せするもの
である。つまり、2回連続して欠歯を検出しなけれは有
効にならないようにしている。
【0048】前述のセンサ信号波形はディストリビュ
ータを介さない点火システム(以下、DLiと記す)
で、しかも、気筒毎に点火コイルを有するシステム(以
下、S−DLiと記す)を想定したものであるが、複数
の点火グループ毎に点火コイルを有するシステム(以
下、D−Diと記す)では、G信号のパルス数が1パル
スで構成できる。つまり、G信号の立ち下がりは図24
においてa,bいずれか1つにあれば良い。なぜなら
ば、NEの信号のみで点火グループ判別できるからであ
る。また、パルスG断線時もNE信号のみで走行可能で
ある。さらに、点火グループ判別のみで可なら、NE信
号のみで対応できる。
【0049】図24はG信号もH,L出力ができるホ
ール素子等を用いたセンサ構成したが、電磁ピックアッ
プ(以下、MPuと記す)でも構成可能である。D−D
Liならば、G信号として図24の破線で示すCのよう
にパルスを入れれば良い。 G信号はパルスのエッジ有無を判別したが、図24の
dのようにレベルを判別しても良い。
【0050】同様に、6気筒,4気筒の場合のセンサ信
号波形および気筒判別例を図26,図27(6気筒)及
び図28,図29(4気筒)に示す。図30を用いて、
CPU150にて実行される気筒判別のフローを説明す
る。機関始動時、ステップS120から本ルーチンが始
まると、ステップ121ではNE信号の立ち上がりエッ
ジを所定回数(例えば、6回)検出する。その後、ステ
ップS121へ進みNE信号中の欠歯を判別する。
【0051】この欠歯判別は、例えば、図31のよう
に、NE信号の立ち上がりからタイマをインクリメン
ト、立ち下がりからデクリメントし、次の立ち上がりで
タイマの値を読み、第1の所定値H1以上ならH欠歯、
第2の所定値L2以下ならばL欠歯と判別する。ステッ
プS123ではステップS122の結果から欠歯か否か
を検出し、YESならステップS124へ、NOならス
テップS122へ戻る。このステップS122はNE信
号の立ち上がりエッジ毎に実行される。ステップS12
4では、第1の欠歯のレベル(HまたはL)を記憶す
る。
【0052】ステップS125,S126,S127で
はステップS122,S123,S124と同様な処理
を実行する。ただし、ステップS127では第2の欠歯
のレベルを記憶すると共に、連続する欠歯間におけるG
信号エッジ有無も記憶する。次のステップS128で
は、ステップS124,S127で記憶した第1,第2
の欠歯のレベルパターンとG信号のパルス有無により図
25(8気筒),図27(6気筒)または図29(4気
筒)のように気筒判別する。また、次のステップS12
9ではG信号エッジの記憶内容をクリアした後、ステッ
プS122に戻る。
【0053】次にマグネットピックアップ(MPu)の
ようなH,Lを持たない回転センサを用いた場合の実施
例を示す。ここでは、欠歯レベルの組合せが使えないの
で、何でパターンを作るかがポイントである。本実施例
は、NE信号の欠歯位置所定角度内のG信号パルスパタ
ーンに着目した。図32は、8気筒のセンサ信号波形例
であり、2個のカム角センサが用いてある。まず、図3
3に示すごとくNE信号毎に左側へシフトされる4ビッ
トシフトレジスタ151を用意し、NE信号毎にG信号
パルス有無をチェックし、パルス有の場合1、無の場合
0を前記レジスタ151のLSBへ記憶する。そして、
NE信号の欠歯検出時に、ビット3〜1のORとビット
0と組合せにより図34のごとく気筒判別をする。
【0054】また、図32のDで示すように各TPC後
にG信号パルスを形成しているが、これはG信号断線時
に本来とは異なる気筒へ点火することを防止するための
ものである。例えば、G信号断線時に図32のaからエ
ンジンを始動して、NE信号の第1気筒の欠歯を検出す
ること、G信号断線のためG信号のパターンは00なの
で、第1気筒TDCと間違えて第1気筒に点火してしま
うこととなる。この時点で第1気筒はBTDC90°C
Aであり、最悪エンジンの逆転の恐れもでる。これを防
ぐために、気筒判別に使われないダミーのG信号パルス
を形成し(図32Dの部分)、Gパルス検出以降に気筒
判別するようにしている。
【0055】6,4気筒エンジンでのセンサ信号波形お
よび気筒判別例を図35,図36(6気筒),及び図3
7,図38(4気筒)に示す。基本的な考え方は8気筒
の場合と同じであるが、カム角センサを1個で構成する
例が示してある。図39〜43を用いてCPU150に
より実行される気筒判別フローを説明する。図39はイ
ニシャルルーチンであり、キースイッチの投入時にステ
ップS210からこのルーチンが始まり、ステップS2
20で各パラメータを初期化し、エッジ割込みを許可す
る。
【0056】ここで、FNEはNEパルスを所定回数以
上検出したか否かを示すフラグ、FGはGパルスを検出
したか否かを示すフラグ,CNEはNEパルス数を数え
るカウンタ,CMRKは欠歯のNEパルス数を計測する
カウンタ,SREGはGパルス有無を記憶するシフトレ
ジスタ,CYLは気筒を示すRAM値,FMRKは欠歯
を検出したか否かを示すフラグ,FGRPは点火グルー
プ判別できたことを示すフラグである。そして、ステッ
プS230で本ルーチンが終了する。図40はNEエッ
ジの割込みタイミングで処理を開始する気筒判別リーチ
ンである。ステップS240から本ルーチンが始まり、
ステップS250でGパルスのチェック,ステップS2
60でNEパルスのチェック,ステップS270で気筒
判別,ステップS280で本ルーチンが終了する。以
下、各ステップについて詳細に説明する。
【0057】図41はGパルスチェックステップS25
0のフローであり、ステップS250から本ルーチンが
始まると、ステップS251でSREGを1ビット左へ
シフトする。ステップS252でGパルス有りかを判別
し、YESならばステップS253へ進み、FGに1を
セットすると共に、SREGのビット0に1をセットす
る。そして、ステップS256で本ルーチンが終了す
る。
【0058】図42はNEパルスチェックステップS2
60を示すルーチンであり、ステップS261でCNE
が所定値(例えば4)以上かを判断し、YESならばス
テップS262へ、NOならばステップS263へ進
む。ステップS62では、FNEに1をセットすると共
に、CMRKをインクルメントする。ステップS263
では、CNEをインクリメントする。そして、ステップ
S264で本ルーチンが終了する。
【0059】図43は気筒判別ステップS270であ
り、ステップS271でFNE=1かを判断し、YES
ならばステップS272へ進む。ステップS272で
は、NE信号が今回欠歯であたかを判断し(例えばNE
エッジの時間間隔が前回より今回の方が2.5倍以上長
かった場合に欠歯と判断する)、YESならばステップ
S273へ進む。ステップS273では、FG=1かを
判断し、YESならばステップS274へ、NOならば
ステップS275へ進む。
【0060】ステップS274では、図34,図36,
図38に示されるテーブルに基づいてCYLをセットす
る(例えば、第1気筒を1とし、点火順序に従って第8
気筒は2、第4気筒は3という具合に気筒数をセットす
る)。ステップS275では、FMRK=1かを判断
し、YESならばステップS276へ進む。ステップS
276では、CMRK=4かを判断し、YESならばス
テップS277へ、NOならばステップS278へ進
む。
【0061】ステップS277ではCYL,FGRPを
1にセットする。ステップS278では、FGRP=1
を判断し、YESならばステップS279へ進む。ステ
ップS279では、CYLをインクリメントする。続く
ステップS27A、S27BでCYLが所定値を越えた
場合にCYLに1をプリセットする。次のステップS2
7CではFMRKに1を、CMRKに0をセットする。
そしてステップS280で本ルーチンが終了する。
【0062】以下、これらの処理について補足説明す
る。ステップS271で、FNEを判断するのは、NE
が所定回以上検出された時に気筒をセットするためであ
る。ステップS273でFGを判断するのは、G信号が
断線した場合、常にSREG=0となり、第1気筒と判
断してしまうのを防ぐためである。ここでFG=0の時
は、G断線の恐れがあるので、通常とは別のステップS
275へ進む。ステップS275〜27Bで欠歯間のN
Eパルスで点火グループを判断する。欠歯間のNEが4
パルスの時は、第1あるいは第6気筒である。これよ
り、G断線時の退避走行が可能になる。
【0063】以上の述べたように、始動即点火すること
による未燃燃料排出防止、始動性向上を実現しつつ、少
ないGパルス数で構成し、カムー体式ロータのコストを
低く押えることができる。また精度の良いかつ、取付け
自由度の高いMPuで回転センサを構成することもでき
る。
【0064】さらに、NE信号から欠歯を検出するもの
において、その誤検出防止することができるという効果
を生み出す。 〔第4実施例〕本実施例では、Gのパルス数を大幅に減
らした例を説明する。8気筒エンジンを例にとると、セ
ンサ信号形態を図44のようにして、欠歯間のNEパル
ス数が気筒毎に異なるように配置する。そして、このパ
ルス数とGパルスの有無により図45のように気筒判別
をする。
【0065】図46は気筒判別のフローチャートであ
る。イニシャル時等の動作は前述した第3実施例と同様
で良いので、第3実施例と異なる図43の代わりに実行
される気筒判別のみを示してある。ステップS330か
ら本ルーチンが始まると、ステップS331でNEが欠
歯か否かを検出し、YESならばステップS332へ、
NOならばステップS334へ進む。ステップS332
で前述の図45の表のように気筒判別する(欠歯間NE
パルス数がCNEで示される)。ステップS333では
NEパルスのカウンタCNEクリアする。ステップS3
34では、CNEをインクリメントする。
【0066】本実施例は、S−DLiまで対応できるよ
うにGパルスを4つ入れたが、D−DLiならばGパル
スは1つ(例えば、第2と第1気筒TDC間)でも良い
(なぜならば、D−DLiでは第1と第6気筒同時に点
火するため、その識別は不要)。こうすれば、Gを最小
の1パルスに押えることができる。また当然ながら、こ
の考え方は8気筒に限らず、6気筒エンジンにも使える
ものである。
【0067】
【発明の効果】以上説明したように本発明によれば、始
動即点火制御できるとともに、8気筒エンジンまで構成
が比較的簡単な回転センサで適用可能にすることができ
るという優れた効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1実施例の概要を示す図である。
【図2】図1の作用説明に供する信号波形図である。
【図3】図1の作用説明に供する信号波形図である。
【図4】従来技術の説明に供する信号波形図である。
【図5】従来技術の説明に供する信号波形図である。
【図6】図5の波形における気筒判別のための図であ
る。
【図7】本発明の第1実施例を示すブロック図である。
【図8】第1実施例のクランク軸ロータのを示す図であ
る。
【図9】第1実施例のカム軸ロータを示す図である。
【図10】第1実施例の作動説明に供する信号波形図で
ある。
【図11】第1実施例における気筒判別のための図であ
る。
【図12】第1実施例の作動説明に供するフローチャー
トである。
【図13】第1実施例の作動説明に供するフローチャー
トである。
【図14】第1実施例におけるグループ判別のための図
である。
【図15】本発明の第2実施例を示すブロック図であ
る。
【図16】第2実施例の作動説明に供する各部波形図で
ある。
【図17】第2実施例における気筒判別図である。
【図18】第2実施例における始動時気筒判別ルーチン
を示すフローチャートである。
【図19】第2実施例における基準位置信号作成ルーチ
ンを示すフローチャートである。
【図20】第2実施例における特定気筒検出区間作成ル
ーチンを示すフローチャートである。
【図21】第2実施例における所定気筒信号作成ルーチ
ンを示すフローチャートである。
【図22】第2実施例における始動後気筒判別ルーチン
を示すフローチャートである。
【図23】(A)は本発明の第3実施例におけるクラン
ク角ロータを示す図、(B)は第3実施例におけるカム
角ロータを示す図である。
【図24】第3実施例における8気筒エンジンでの作動
説明に供する各部波形図である。
【図25】第3実施例における8気筒エンジンでの気筒
判別図である。
【図26】第3実施例における6気筒エンジンでの作動
説明に供する各部波形図である。
【図27】第3実施例における6気筒エンジンでの気筒
判別図である。
【図28】第3実施例における4気筒エンジンでの作動
説明に供する各部波形図である。
【図29】第3実施例における4気筒エンジンでの気筒
判別図である。
【図30】第3実施例における気筒判別ルーチンを示す
フローチャートである。
【図31】第3実施例における欠歯判定の作用説明に供
する各部波形図である。
【図32】第3実施例における8気筒エンジンでの他の
作動説明に供する各部波形図である。
【図33】図32で用いられるレジスタの作用説明に供
する図である。
【図34】図32で用いられる気筒判別図である。
【図35】第3実施例における6気筒エンジンでの他の
作動説明に供する各部波形図である。
【図36】図35で用いられる気筒判別図である。
【図37】第3実施例における4気筒エンジンでの他の
作動説明に供する各部波形図である。
【図38】図37で用いられる気筒判別図である。
【図39】第3実施例におけるイニシャルルーチンを示
すフローチャートである。
【図40】第3実施例における他の気筒判別ルーチンを
示すフローチャートである。
【図41】第3実施例におけるカム角パルスチェックル
ーチンを示すフローチャートである。
【図42】第3実施例における角度パルスチェックルー
チンを示すフローチャートである。
【図43】図40中の気筒判別ステップをより詳細に示
すフローチャートである。
【図44】本発明の第4実施例の作動説明に供する各部
波形図である。
【図45】図44で用いられる気筒判別図である。
【図46】第4実施例における気筒判別ルーチンを示す
フローチャートである。
【符号の説明】
A クランク角ロータ B ホールセンサ C カム角ロータ D ホールセンサ E 信号処理回路 F エンジン制御マイクロコンピュータ 10 回転角信号検出器 20 カム角信号発生器 120 基準位置検出回路 150 中央処理演算回路
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 平3−242448(JP,A) 特開 昭61−234252(JP,A) 特開 平5−288112(JP,A) 特開 平3−229953(JP,A) 特開 昭60−67749(JP,A) 特開 昭63−198740(JP,A) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) F02D 45/00 F02D 35/00

Claims (11)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 エンジンのクランク角度を示すクランク
    角ロータと、このロータの形状からクランク角度を検出
    するクランク角センサとを備えたエンジン制御装置にお
    いて、 前記クランク角ロータ形状は所定の第1レベルの角度信
    号欠落部と、この第1レベルの角度信号欠落部とは異な
    る第2レベルの角度信号欠落部とを有し、 さらに、エンジンのカム角度を示すカム角ロータと、 このロータ形状からカム角度を検出して少なくとも2つ
    の異なるレベルの信号を出力するカム角センサと、 前記各角度信号欠落部のレベルとそれらの発生タイミン
    グでの前記カム角センサのレベルとの論理により気筒判
    別をする気筒判別手段とを備えることを特徴とするエン
    ジン制御装置。
  2. 【請求項2】 前記クランク角センサ信号の各角度信号
    欠落部が同じレベルで連続するように前記クランク角ロ
    ータ形状を形成し、連続する前記各信号欠落部のレベル
    により点火グループを判別する点火グループ判別手段を
    備えることを特徴とする請求項1記載のエンジン制御装
    置。
  3. 【請求項3】 内燃機関のクランク軸の回転に対応して
    所定角度毎に矩形波の回転角信号を発生する回転角信号
    発生手段と、 前記クランク軸の回転に対し1/2の比率で回転する1
    /2回転軸の回転に応じて各気筒毎に矩形波の気筒識別
    信号を発生する気筒識別信号発生手段と、 前記気筒識別信号の各エッジ毎の前記回転角信号のレベ
    ルと前記気筒識別信号の両エッジ間における前記回転角
    信号のエッジ数との組合せにより気筒判別を行う気筒判
    別手段とを備えることを特徴とするエンジン制御装置。
  4. 【請求項4】 前記気筒識別信号の両エッジ間における
    前記回転角信号のエッジ数を特定気筒のみ他と異ならせ
    たことを特徴とする請求項3に記載のエンジン制御装
    置。
  5. 【請求項5】 始動後は前記気筒識別信号の両エッジ間
    の回転角信号間のエッジ数を計数することにより、特定
    気筒を検出し気筒判別を行う始動後気筒判別手段をさら
    に備えることを特徴とする請求項4に記載のエンジン制
    御装置。
  6. 【請求項6】 前記回転角信号発生手段は、前記クラン
    ク軸の回転に対応して、所定のクランク角基準位置信号
    を発生する基準位置発生手段を有する請求項4に記載の
    エンジン制御装置。
  7. 【請求項7】 前記エッジ計数を行う区間を限定する手
    段を備える請求項6に記載のエンジン制御装置。
  8. 【請求項8】 エンジンのクランク角度を検出してハイ
    レベルとローレベルとの複数のレベルの角度信号を等間
    隔で出力すると共に、これら角度信号のうち一部にハイ
    レベルとローレベルとの不等間隔部分を有するクランク
    角センサと、 エンジンのカム角度を検出して所定の回転角度範囲が欠
    落したカム角信号を出力するカム角センサと、 前記クランク角センサの角度信号の不等間隔部分を検出
    する不等間隔部検出手段と、 前記不等間隔部分がハイレベルとローレベルとのどちら
    であるかを判別する判別手段と、この判別手段の判別結
    果を複数回記憶するレベル記憶手段と、 前記カム角センサのカム角信号の有無を記憶するカム角
    信号記憶手段と、 エンジンの続いて燃焼する各気筒の上死点間における、
    前記レベル記憶手段に記憶された複数の不等間隔部分の
    ハイレベル、ローレベルの組み合わせと前記カム角セン
    サ記憶手段に記憶されたカム角信号の有無とに基づいて
    気筒を判別する気筒判別手段とを備えるエンジンの制御
    装置。
  9. 【請求項9】 エンジンのクランク角度を検出して角度
    信号を等間隔で出力すると共に、これら角度信号のうち
    一部に不等間隔部分とを有するクランク角センサと、 エンジンのカム角度を検出して所定の回転角度範囲が欠
    落したカム角信号を出力するカム角センサと、 前記クランク角センサの角度信号の不等間隔部分を検出
    する不等間隔部検出手段と、 前記カム角センサのカム角信号の有無を複数個記憶し、
    前記角度信号毎に内容を更新するカム角信号記憶手段
    と、 このカム角信号記憶手段の記憶結果に基づき、前記不等
    間隔部検出手段により検出された前記不等間隔部分位置
    における所定角度間の前記カム角信号のパターンにより
    気筒を判別する気筒判別手段とを備えるエンジンの制御
    装置。
  10. 【請求項10】 エンジンの始動から所定クランク角度
    内は前記不等間隔検出手段による前記不等間隔部分の検
    出を禁止する手段をさらに備える請求項9記載のエンジ
    ン制御装置。
  11. 【請求項11】 エンジンのクランク角度を検出して角
    度信号を等間隔で出力すると共に、これら角度信号のう
    ち一部を、気筒毎に異なる数で欠落させたクランク角セ
    ンサと、 エンジンのカム角度を検出して所定の回転角度範囲が欠
    落したカム角信号を出力するカム角センサと、 前記カム角センサのカム角信号の有無を記憶するカム角
    信号記憶手段と、 前記クランク角センサの角度信号の前記欠落間の数を計
    数する角度信号計数手段と、 この角度信号計数手段により計数された値と前記カム角
    信号記憶手段に記憶された前記カム角信号の有無との組
    み合わせにより気筒を判別する気筒判別手段とを備える
    エンジンの制御装置。
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