JPH09256894A - 4サイクルエンジンを搭載した船外機 - Google Patents

4サイクルエンジンを搭載した船外機

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JPH09256894A
JPH09256894A JP8071715A JP7171596A JPH09256894A JP H09256894 A JPH09256894 A JP H09256894A JP 8071715 A JP8071715 A JP 8071715A JP 7171596 A JP7171596 A JP 7171596A JP H09256894 A JPH09256894 A JP H09256894A
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JP
Japan
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cam
shaft
crank
chain
detecting means
Prior art date
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Pending
Application number
JP8071715A
Other languages
English (en)
Inventor
Masaru Suzuki
勝 鈴木
Masaaki Takahashi
正哲 高橋
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Yamaha Marine Co Ltd
Original Assignee
Sanshin Kogyo KK
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Filing date
Publication date
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Publication of JPH09256894A publication Critical patent/JPH09256894A/ja
Pending legal-status Critical Current

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    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F02COMBUSTION ENGINES; HOT-GAS OR COMBUSTION-PRODUCT ENGINE PLANTS
    • F02BINTERNAL-COMBUSTION PISTON ENGINES; COMBUSTION ENGINES IN GENERAL
    • F02B61/00Adaptations of engines for driving vehicles or for driving propellers; Combinations of engines with gearing
    • F02B61/04Adaptations of engines for driving vehicles or for driving propellers; Combinations of engines with gearing for driving propellers
    • F02B61/045Adaptations of engines for driving vehicles or for driving propellers; Combinations of engines with gearing for driving propellers for marine engines

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  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Ocean & Marine Engineering (AREA)
  • Chemical & Material Sciences (AREA)
  • Combustion & Propulsion (AREA)
  • Mechanical Engineering (AREA)
  • General Engineering & Computer Science (AREA)
  • Electrical Control Of Air Or Fuel Supplied To Internal-Combustion Engine (AREA)
  • Combined Controls Of Internal Combustion Engines (AREA)
  • Electrical Control Of Ignition Timing (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】点火時期制御及び燃料噴射時期の制御を高精度
に行なうことができる。 【解決手段】4サイクルエンジンを搭載した船外機1
は、4サイクルエンジンを搭載し、1サイクル行程間で
エンジンの気筒を判別するためのカム軸の回転から基準
信号を出力するカム角検出手段51と、クランク軸の回
転からクランク角に応じた角度信号をある角度間隔で出
力するクランク角検出手段52と、基準信号に対する角
度信号の出力により各気筒のクランク角度を得ると共
に、角度信号の出力間隔を時間計測してエンジン回転数
を得て、エンジンの気筒を判別し、クランク角度とエン
ジン回転数に基づき点火時期制御及び燃料噴射時期の制
御を行なう制御装置50とを備えている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、4サイクルエン
ジンを搭載した船外機に関する。
【0002】
【従来の技術】船外機には、例えば4サイクルエンジン
が搭載され、このエンジンによりプロペラを回転して推
進するものがある。4サイクルエンジンは、例えばカム
軸に対応した位置にパルサコイルを配置し、各気筒の判
別を行ない、さらにクランク角度とエンジン回転数に基
づき点火時期制御している。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】このような4サイクル
エンジンを搭載した船外機において、燃料噴射装置を備
えることがあり、この燃料噴射時期の制御をエンジンの
気筒を判別し、クランク角度とエンジン回転数に基づき
行なう場合には、さらに高精度のクランク角度とエンジ
ン回転数の検出が要求される。
【0004】この発明は、かかる点に鑑みてなされたも
ので、点火時期制御及び燃料噴射時期の制御を高精度に
行なうことができる4サイクルエンジンを搭載した船外
機を提供することを目的としている。
【0005】
【課題を解決するための手段】前記課題を解決し、かつ
目的を達成するために、請求項1記載の発明は、4サイ
クルエンジンを搭載し、1サイクル行程間でエンジンの
気筒を判別するためのカム軸の回転から基準信号を出力
するカム角検出手段と、クランク軸の回転からクランク
角に応じた角度信号をある角度間隔で出力するクランク
角検出手段と、前記基準信号に対する前記角度信号の出
力により各気筒のクランク角度を得ると共に、前記角度
信号の出力間隔を時間計測してエンジン回転数を得て、
エンジンの気筒を判別し、前記クランク角度とエンジン
回転数に基づき点火時期制御及び燃料噴射時期の制御を
行なう制御装置とを備えることを特徴としている。1サ
イクル行程間である基準信号を出力し、これにより正確
に気筒を判別することができる。また、基準信号に対す
るクランク角の角度信号により、各気筒のクランク角度
の検出を行なうとともに、角度信号の出力間隔を時間計
測しエンジン回転数として検出することで、高精度にし
かも確実にクランク角とエンジン回転数を検出すること
ができ、点火時期制御及び燃料噴射時期の制御を高精度
に行なうことができる。
【0006】請求項2記載の発明は、前記カム軸と前記
クランク軸とをチエーンで駆動させ、前記カム軸に設け
た突起と、この突起に対向させてシリンダヘッドまたは
ヘッドカバーに設けたカム角センサとで前記カム角検出
手段を構成したことを特徴としている。カム軸駆動がチ
エーン駆動方式であり、カム軸とシリンダヘッドまたは
ヘッドカバーを利用してカム角検出手段をコンパクトに
配置することができる。
【0007】請求項3記載の発明は、前記カム軸と前記
クランク軸とをチエーンで駆動させ、前記カム軸のチエ
ーンスプロケットに設けた突起と、この突起に対向させ
てチエーンカバーまたはヘッドカバーに設けたカム角セ
ンサとで前記カム角検出手段を構成したことを特徴とし
ている。カム軸駆動がチエーン駆動方式であり、カム軸
のチエーンスプロケットとチエーンカバーまたはヘッド
カバーを利用してカム角検出手段をコンパクトに配置す
ることができる。
【0008】請求項4記載の発明は、前記カム軸と前記
クランク軸とをチエーンで駆動させ、前記カム軸のチエ
ーン側に連結したカム角・クランク角一体型センサのセ
ンサ軸と、チエーンカバーまたはヘッドカバーに設けた
一体型センサ本体とで前記カム角検出手段を構成したこ
とを特徴としている。カム軸駆動がチエーン駆動方式で
あり、カム軸と、チエーンカバーまたはヘッドカバーを
利用しカム角検出手段をコンパクトに配置することがで
き、しかもカム角・クランク角一体型センサを用いるこ
とで取付工数を削減することができる。
【0009】請求項5記載の発明は、前記カム軸と前記
クランク軸とをチエーンで駆動させ、前記カム軸の反チ
エーン側に連結したカム角・クランク角一体型センサの
センサ軸と、シリンダヘッドまたはヘッドカバーに設け
た一体型センサ本体とで前記カム角検出手段を構成した
ことを特徴としている。カム軸駆動がチエーン駆動方式
であり、カム軸と、シリンダヘッドまたはヘッドカバー
を利用しカム角検出手段をコンパクトに配置することが
でき、しかもカム角・クランク角一体型センサを用いる
ことで取付工数を削減することができる。
【0010】請求項6記載の発明は、前記カム軸と前記
クランク軸とをチエーンで駆動させ、前記カム軸の吸気
側と排気側とを連動するチエーンのチエーンスプロケッ
トに設けた突起と、この突起に対向させてシリンダヘッ
ドまたはヘッドカバーに設けたカム角センサとで前記カ
ム角検出手段を構成したことを特徴としている。カム軸
駆動がチエーン駆動方式であり、カム軸の吸気側と排気
側とを連動するチエーンのチエーンスプロケットとシリ
ンダヘッドまたはヘッドカバーを利用してカム角検出手
段をコンパクトに配置することができる。
【0011】請求項7記載の発明は、前記カム軸と前記
クランク軸とをチエーンで駆動させ、前記クランク軸に
設けた円板に設けた突起と、この突起に対向させてチエ
ーンカバーに設けたクランク角センサとで前記クランク
角検出手段を構成したことを特徴としている。カム軸駆
動がチエーン駆動方式であり、クランク軸に設けた円板
とチエーンカバーを利用してクランク角検出手段をコン
パクトに配置することができる。
【0012】請求項8記載の発明は、前記カム軸と前記
クランク軸とをチエーンで駆動させ、前記クランク軸に
設けたオルタネータ駆動プーリと一体化した円板に設け
た突起と、この突起に対向させてチエーンカバーに設け
たクランク角センサとで前記クランク角検出手段を構成
したことを特徴としている。カム軸駆動がチエーン駆動
方式であり、クランク軸に設けたオルタネータ駆動プー
リと、チエーンカバーを利用してクランク角検出手段を
コンパクトに配置することができる。しかも、オルタネ
ータ駆動プーリに円板を一体化することで部品点数が削
減される。
【0013】請求項9記載の発明は、前記カム軸と前記
クランク軸とをチエーンで駆動させ、前記クランク軸に
設けたチエーンスプロケットの歯または突起と、この歯
または突起に対向させてチエーンカバーに設けたクラン
ク角センサとで前記クランク角検出手段を構成したこと
を特徴としている。カム軸駆動がチエーン駆動方式であ
り、クランク軸に設けたチエーンスプロケットを利用し
てクランク角検出手段をコンパクトに配置することがで
きる。しかも、クランク軸に設けたチエーンスプロケッ
トを利用することで部品点数が削減される。
【0014】請求項10記載の発明は、前記カム軸と前
記クランク軸とをベルトで駆動させ、前記カム軸に設け
た突起と、この突起に対向させてシリンダヘッドまたは
ヘッドカバーに設けたカム角センサとで前記カム角検出
手段を構成したことを特徴としている。カム軸駆動がベ
ルト駆動方式であり、カム軸と、シリンダヘッドまたは
ヘッドカバーを利用してカム角検出手段をコンパクトに
配置することができる。
【0015】請求項11記載の発明は、前記カム軸と前
記クランク軸とをベルトで駆動させ、前記カム軸のベル
トプーリに設けた突起と、この突起に対向させてシリン
ダヘッドまたはベルトカバーまたはヘッドカバーに設け
たカム角センサとで前記カム角検出手段を構成したこと
を特徴としている。カム軸駆動がベルト駆動方式であ
り、カム軸のベルトプーリと、シリンダヘッドまたはベ
ルトカバーまたはヘッドカバーを利用してカム角検出手
段をコンパクトに配置することができる。
【0016】請求項12記載の発明は、前記カム軸と前
記クランク軸とをベルトで駆動させ、前記カム軸の反ベ
ルト側に連結したカム角・クランク角一体型センサのセ
ンサ軸と、シリンダヘッドまたはヘッドカバーに設けた
一体型センサ本体とで前記カム角検出手段を構成したこ
とを特徴としている。カム軸駆動がベルト駆動方式であ
り、カム軸と、シリンダヘッドまたはヘッドカバーを利
用しカム角検出手段をコンパクトに配置することがで
き、しかもカム角・クランク角一体型センサを用いるこ
とで取付工数を削減することができる。
【0017】請求項13記載の発明は、前記カム軸と前
記クランク軸とをベルトで駆動させ、前記クランク軸に
設けたベルトプーリのガイドプレートと一体化した円板
に設けた突起と、この突起に対向させてクランクケース
またはシリンダボディに設けたクランク角センサとで前
記クランク角検出手段を構成したことを特徴としてい
る。カム軸駆動がベルト駆動方式であり、クランク軸に
設けたベルトプーリのガイドプレートと、クランクケー
スまたはシリンダボディを利用し、クランク角検出手段
をコンパクトに配置することができる。しかも、ベルト
プーリのガイドプレートに円板を一体化することで部品
点数が削減される。
【0018】請求項14記載の発明は、前記カム軸と前
記クランク軸とをベルトで駆動させ、前記クランク軸に
設けたオルタネータ駆動プーリと一体化した円板に設け
た突起と、この突起に対向させてクランクケースまたは
シリンダボディまたはベルトカバーに設けたクランク角
センサとで前記クランク角検出手段を構成したことを特
徴としている。カム軸駆動がベルト駆動方式であり、ク
ランク軸に設けたオルタネータ駆動プーリを利用し、ク
ランク角検出手段をコンパクトに配置することができ
る。
【0019】請求項15記載の発明は、前記カム軸と前
記クランク軸とをベルトで駆動させ、前記クランク軸の
フライホイーリマグネトに設けた突起と、この突起に対
向させてクランクケースまたはシリンダボディまたはベ
ルトカバーまたはフライホイーリマグネトカバーに設け
たクランク角センサとで前記クランク角検出手段を構成
したことを特徴としている。カム軸駆動がベルト駆動方
式であり、クランク軸に設けたフライホイーリマグネ
ト、クランクケースまたはシリンダボディまたはベルト
カバーまたはフライホイーリマグネトカバーを利用し、
クランク角検出手段をコンパクトに配置することができ
る。
【0020】
【発明の実施の形態】以下、この発明の4サイクルエン
ジンを搭載した船外機の実施例を図面に基づいて説明す
る。図1は4サイクルエンジンを搭載した船外機を示す
概略構成図、図2は船外機の制御ブロック図、図3は出
力信号のタイミングチャートである。
【0021】図1において、符号1は船舶で、矢印Fr
は船舶1の進行方向前方を示している。船舶1は船体2
を有し、この船体2の船尾には船外機3が着脱自在に取
り付けられている。この船外機3は、船尾に取り付けら
れるブラケット4と、このブラケット4に対し枢支軸5
(Fr方向に直角水平に配置される)により枢支される
船外機本体6とで構成されている。船外機本体6は動力
伝達装置8を備え、この動力伝達装置8はその外殻を構
成する伝動ケース9と、この伝動ケース9内に収容され
る伝動機構とで構成され、ブラケット4に対し枢支軸5
により枢支されている船外機本体6を構成するスイベル
ブラケット6aに対し、略鉛直方向に配置される不図示
の枢支軸により左右方向に揺動可能な伝動ケ−ス9が枢
支されている。また、船外機本体6は燃料噴射式内燃機
関である4サイクルのエンジン10を有し、このエンジ
ン10は伝動ケース9の上端に着脱自在に取り付けられ
て、下方はカバー11aで、上方はカバー11bで開閉
自在に覆われている。伝動ケース9は、水中に向って下
方に延び、この伝動ケース9の下端に後方に伸びる不図
示のシャフトが支承され、このシャフトにプロペラ14
が取り付けられている。エンジン10の出力部に、動力
伝達装置8の伝動機構を介してプロペラ14が連動する
よう連結されている。なお、13はプロペラに排気を導
く、排気通路である。
【0022】エンジン10は、第1気筒16、第2気筒
17および第3気筒18の複数(3つ)の気筒を有し、
これらは上下に積み重ねられている。エンジン10は、
各気筒16〜18に共通のクランクケース19及びシリ
ンダボディ22を有し、このクランクケース19とシリ
ンダボディ22の合わせ部には軸心がほぼ垂直の縦向き
のクランク軸20が収容され、このクランク軸20はク
ランクケース19及びシリンダボディ22に対しその軸
心まわりに回転自在に支承されている。クランクケース
19の後部に、各気筒16〜18のそれぞれのシリンダ
ボディ22が一体的に取り付けられている。また、これ
ら各シリンダボディ22の突出端にはシリンダヘッド2
3が着脱自在に取り付けられ、シリンダヘッド23には
吸気通路24と、排気通路25が形成され、それぞれ吸
気弁26及び排気弁27により開閉される。吸気弁26
及び排気弁27は、クランク軸20に連動して回転する
カム軸40,41に設けたカム42,43によって作動
する。
【0023】各シリンダボディ22は、その内部にそれ
ぞれ軸心が互いに平行に前後に延びるシリンダ孔28を
有し、これら各シリンダ孔28にピストン29が前後に
摺動自在に嵌入されている。これら各ピストン29は、
それぞれクランク軸20にコンロッド30により連結さ
れている。シリンダ孔28内でシリンダヘッド23とピ
ストン29とで囲まれた空間が「気筒内」に相当し、ピ
ストン29がシリンダヘッド23にある程度接近した状
態の「気筒内」が燃焼室31となる。シリンダヘッド2
3には、各燃焼室31に対応して各1つの点火プラグ3
2が取り付けられ、これら各点火プラグ32の放電部が
燃焼室31に臨んでいる。
【0024】エンジン10の各気筒16〜18の吸気通
路24には、燃料を噴射するインジェクタ33が設けら
れている。各インジェクタ33は電磁式で、これを電気
的にオン(もしくはオフ)すれば、その期間だけ、燃料
が噴射されるようになっている。
【0025】船外機1には、エンジン10を制御するた
めの制御装置50、カム角検出手段51及びクランク角
検出手段52が設けられている。カム角検出手段51
は、1サイクル行程間でエンジンの気筒を判別するため
のカム軸の回転から基準信号を出力し、例えば図3に示
すように例えば基準信号aを720度毎に1パルス出力
する。クランク角検出手段52は、クランク軸の回転か
らクランク角に応じた角度信号bをある角度間隔で出力
し、例えば図3に示すように30度毎に基準信号のパル
スを出力し、この基準パルスからのクランク角信号のパ
ルスにより正確に気筒を判別することができる。
【0026】制御装置50は、基準信号aに対する角度
信号bの出力により各気筒のクランク角度を得ると共
に、角度信号bの出力間隔を時間計測してエンジン回転
数を得て、エンジンの気筒を判別し、クランク角度とエ
ンジン回転数に基づき点火時期制御及び燃料噴射時期の
制御を行なう。このように、カム角検出手段51とクラ
ンク角検出手段52からの検出により、高精度にしかも
確実にクランク角とエンジン回転数を得て、点火時期制
御及び燃料噴射時期の制御を高精度に行なうことができ
る。
【0027】次に、カム角検出手段51及びクランク角
検出手段52の構成及び取付について説明する。
【0028】図4乃至図6は第1実施例を示し、船外機
100には、V型4サイクルエンジン101が搭載され
ている。V型4サイクルエンジン101はクランクケー
ス102、シリンダブロック103、シリンダヘッド1
04及びヘッドカバー105を有し、それぞれのバンク
の気筒106のシリンダ軸線L1,L2が所定角度に設
定されている。
【0029】クランクケース102とシリンダブロック
103との間にクランク軸106が軸支されている。そ
れぞれの気筒900には、シリンダヘッド105に吸気
側のカム軸107と排気側のカム軸108が軸支されて
いる。それぞれのバンクの気筒900では、吸気側のカ
ム軸107と排気側のカム軸108にチエーンスプロケ
ット170,171が設けられ、このチエーンスプロケ
ット170,171にチエーン109が掛け渡されてい
る。それぞれのカム軸107,108の回転でカム10
7a,108aにより吸気弁110及び排気弁111が
所定のタイミングで開閉作動する。
【0030】クランク軸106のチエーンスプロケット
113と、一方のバンクの吸気側のカム軸107に設け
たチエーンスプロケット114と、他方のバンクの排気
側のカム軸108に設けたチエーンスプロケット115
とにチエーン116が掛け渡されており、カム軸駆動が
チエーン駆動方式である。
【0031】また、クランク軸106にはオルタネータ
駆動プーリ140が設けられ、このオルタネータ駆動プ
ーリ140と、クランクケース102に取り付けられた
オルタネータ141の駆動プーリ142とにベルト14
3が掛け渡され、オルタネータ141がクランク軸10
6により駆動される。
【0032】図4及び図5に示すように、排気側のカム
軸108の側面には突起120が設けられ、この突起1
20は、排気側のカム軸108の側面上のカム108a
を避けた位置にある。この突起120に対向させてシリ
ンダヘッド104にカム角センサ121が設けられ、こ
の突起120とカム角センサ121とでカム角検出手段
51が構成されている。また、カム角センサ121は、
突起120に対向させてヘッドカバー105の壁面に設
けてもよい。このように、カム軸108と、シリンダヘ
ッド104またはヘッドカバー105を利用してカム角
検出手段51をコンパクトに配置することができる。な
お、排気側のカム軸108の側面に突起120を設けて
いるが、吸気側のカム軸107に設け、これに対向して
カム角センサ121を配置するようにしてもよい。
【0033】また、吸気側のカム軸107に設けたチエ
ーンスプロケット114の外側面に突起130を設け、
この突起130に対向させてチエーンカバー131にカ
ム角センサ132を設け、突起130とチエーンカバー
131とでカム角検出手段51を構成してもよい。ま
た、カム角センサ132は、ヘッドカバー105の壁面
に設けてもよい。カム軸107のチエーンスプロケット
114と、チエーンカバー131またはシリンダヘッド
104を利用してカム角検出手段51をコンパクトに配
置することができる。
【0034】なお、カム角検出手段51の取り付けを一
方のバンクについて説明したが、他方のバンクについて
も同様に取り付けることができる。
【0035】また、クランク軸106には、円板150
が設けられ、この円板150はチエーンスプロケット1
13とオルタネータ駆動プーリ140の間に位置してい
る。円板150には突起151が設けられ、この突起1
51に対向させてクランク角センサ160がチエーンカ
バー161に設けられている。この突起151とクラン
ク角センサ160とでクランク角検出手段52を構成
し、クランク軸106の円板150と、チエーンカバー
161とを利用してクランク角検出手段52をコンパク
トに配置することができる。
【0036】図7乃至図9は第2実施例を示し、船外機
100には、V型4サイクルエンジン101が搭載さ
れ、図4乃至図6と同様に構成されるから同じ符号を付
して説明を省略し、カム角検出手段51及びクランク角
検出手段52の構成及び取付について説明する。
【0037】排気側のカム軸108のチエーン側端部1
08bに連結したカム角・クランク角一体型センサ20
0のセンサ軸201と、チエーンカバー131に設けた
一体型センサ本体202とでカム角検出手段51を構成
している。また、一体型センサ本体202はヘッドカバ
ー105に設けてもよい。カム軸108と、チエーンカ
バー131またはヘッドカバー105を利用しカム角検
出手段51をコンパクトに配置することができる。しか
も、カム角・クランク角一体型センサ200を用いるこ
とで取付工数を削減することができる。
【0038】なお、カム角検出手段51の取り付けを一
方のバンクについて説明したが、他方のバンクについて
も同様に取り付けることができる。
【0039】クランク軸106に設けたオルタネータ駆
動プーリ140と円板210を一体化して形成し、この
円板210に突起211を設けている。この突起211
に対向させてクランク角センサ212がチエーンカバー
161に設けられ、突起211とクランク角センサ21
2とでクランク角検出手段52を構成している。クラン
ク軸106に設けたオルタネータ駆動プーリ140の円
板210とチエーンカバー161を利用してクランク角
検出手段52をコンパクトに配置することができ、しか
もオルタネータ駆動プーリ140に円板210を一体化
することで部品点数が削減される。
【0040】図10乃至図12は第3実施例を示し、船
外機100には、V型4サイクルエンジン101が搭載
され、図4乃至図6と同様に構成されるから同じ符号を
付して説明を省略し、前記と同様にカム角検出手段51
及びクランク角検出手段52の構成及び取付について説
明する。
【0041】カム軸108の反チエーン側端部108c
に連結したカム角・クランク角一体型センサ250のセ
ンサ軸251と、シリンダヘッド104に設けた一体型
センサ本体252とでカム角検出手段51を構成してい
る。また、一体型センサ本体252はヘッドカバー10
5に設けてもよい。カム軸108と、シリンダヘッド1
04またはヘッドカバー105を利用しカム角検出手段
51をコンパクトに配置することができる。また、カム
軸108の反チエーン側端部108cの空きスペース2
53を利用してカム角・クランク角一体型センサ250
が配置でき、エンジンの小型化が可能である。しかも、
カム角・クランク角一体型センサ250を用いることで
取付工数を削減することができる。
【0042】排気側のカム軸108のチエーンスプロケ
ット171に突起260を設け、この突起260に対向
させてカム角センサ261をシリンダヘッド104に設
け、突起260とカム角センサ261とでカム角検出手
段51を構成している。また、カム角センサ261は、
ヘッドカバー105に設けてもよい。さらに、チエーン
109のチエーンスプロケット171とシリンダヘッド
104またはヘッドカバー105を利用してカム角検出
手段51をコンパクトに配置することができる。
【0043】なお、カム角検出手段51の取り付けを一
方のバンクについて説明したが、他方のバンクについて
も同様に取り付けることができる。
【0044】クランク軸106に設けたチエーンスプロ
ケット113の歯280と、この歯280に対向させて
クランク角センサ281をチエーンカバー161に形成
した凹部161aに設け、歯280とクランク角センサ
281とでクランク角検出手段52を構成している。ま
た、チエーンスプロケット113の外周上に突起を設
け、クランク角センサ281を対向させて設けてもよ
い。クランク軸106に設けたチエーンスプロケット1
13と、チエーンカバー161を利用してクランク角検
出手段52をコンパクトに配置することができる。しか
も、クランク軸106に設けたチエーンスプロケット1
13を利用して歯280または外周上に突起を設けるこ
とで部品点数が削減される。
【0045】図13及び図14は第4実施例を示し、船
外機300には、直列4気筒4サイクルエンジン301
が搭載されている。直列4気筒4サイクルエンジン30
1はクランクケース302、シリンダブロック303、
シリンダヘッド304及びヘッドカバー305を有して
いる。
【0046】クランクケース302とシリンダブロック
303との間にクランク軸306が軸支されている。シ
リンダヘッド304に吸気側のカム軸307と排気側の
カム軸308が軸支され、それぞれにベルトプーリ37
0,371が設けられている。このベルトプーリ37
0,371とクランク軸306のベルトプーリ373に
チエーン309が掛け渡され、カム軸駆動がベルト駆動
方式である。それぞれのカム軸307,308がクラン
ク軸306により回転し、カム307a,308aによ
り吸気弁310及び排気弁311が所定のタイミングで
開閉作動する。
【0047】また、クランク軸306にはオルタネータ
駆動プーリ340が設けられ、このオルタネータ駆動プ
ーリ340と、クランクケース302に取り付けられた
オルタネータ341の駆動プーリ342とにベルト34
3が掛け渡され、オルタネータ341がクランク軸30
6により駆動される。
【0048】排気側のカム軸308の側面には突起32
0が設けられ、この突起320は、カム軸308の側面
上のカム308aを避けた位置にある。この突起320
に対向させてヘッドカバー305にカム角センサ321
が設けられ、この突起320とカム角センサ321とで
カム角検出手段51が構成されている。また、カム角セ
ンサ321は、突起320に対向させてシリンダヘッド
304に設けてもよい。このように、カム軸駆動がベル
ト駆動方式であり、カム軸308と、シリンダヘッド3
04またはヘッドカバー305を利用してカム角検出手
段51をコンパクトに配置することができる。なお、排
気側のカム軸308の側面に突起320を設けている
が、吸気側のカム軸307に設け、これに対向してカム
角センサ321を配置するようにしてもよい。
【0049】クランク軸306に設けたオルタネータ駆
動プーリ340と円板410を一体化して形成し、この
円板410に突起411を設けている。この突起411
に対向させてクランク角センサ412がベルトカバー4
61に設けられ、突起411とクランク角センサ412
とでクランク角検出手段52を構成している。
【0050】また、クランク角センサ412は、図15
及び図16に示すように、ベルトカバー461に設け、
あるいはクランクケース302またはシリンダブロック
303に設けてもよい。クランク軸306に設けたオル
タネータ駆動プーリ340の円板410とベルトカバー
461、あるいはクランクケース302またはシリンダ
ブロック303を利用してクランク角検出手段52をコ
ンパクトに配置することができ、しかもオルタネータ駆
動プーリ340に円板410を一体化することで部品点
数が削減される。
【0051】図17及び図18は第5実施例を示し、船
外機300には、直列4気筒4サイクルエンジン301
が搭載され、図13及び図14と同様に構成されるから
同じ符号を付して説明を省略し、前記と同様にカム角検
出手段51及びクランク角検出手段52の構成及び取付
について説明する。
【0052】排気側のカム軸308のベルトプーリ37
1に突起500を設け、この突起500に対向させてカ
ム角センサ501をヘッドカバー305に設け、突起5
00とカム角センサ501とでカム角検出手段51を構
成している。また、カム角センサ501は、シリンダヘ
ッド304に設け、また図19及び図20に示すように
ベルトカバー461に設け、さらに図21及び図22に
示すようにベルトカバー461に設けることができる。
カム軸308のベルトプーリ371と、ヘッドカバー3
05またはシリンダヘッド304またはベルトカバー4
61を利用してカム角検出手段51をコンパクトに配置
することができる。
【0053】クランク軸306に設けたベルトプーリ3
73のガイドプレート520と一体化した円板521に
突起522を設け、この突起522に対向させてクラン
ク角センサ523をクランクケース302に設け、突起
522とクランク角センサ523とでクランク角検出手
段52を構成している。また、クランク角センサ523
はシリンダブロック303に設けることができる。クラ
ンク軸306に設けたベルトプーリ373のガイドプレ
ート520と、クランクケース302またはシリンダブ
ロック303を利用し、クランク角検出手段52をコン
パクトに配置することができる。しかも、ベルトプーリ
373のガイドプレート520に円板521を一体化す
ることで部品点数が削減される。
【0054】図23及び図24は第6実施例を示し、船
外機300には、直列4気筒4サイクルエンジン301
が搭載され、図13及び図14と同様に構成されるから
同じ符号を付して説明を省略し、前記と同様にカム角検
出手段51及びクランク角検出手段52の構成及び取付
について説明する。
【0055】カム軸308の反ベルト側端部308c
に、カム角・クランク角一体型センサ530のセンサ軸
531を連結し、一体型センサ本体532をシリンダヘ
ッド304に設け、カム角検出手段51を構成してい
る。また、一体型センサ本体532は、ヘッドカバー3
05に設けることができる。カム軸308と、シリンダ
ヘッド304またはヘッドカバー305を利用しカム角
検出手段51をコンパクトに配置することができ、しか
もカム角・クランク角一体型センサ520を用いること
で取付工数を削減することができる。
【0056】図25及び図26は第7実施例を示し、船
外機300には、直列4気筒4サイクルエンジン301
が搭載され、図13及び図14と同様に構成されるから
同じ符号を付して説明を省略し、前記と同様にカム角検
出手段51及びクランク角検出手段52の構成及び取付
について説明する。
【0057】クランク軸306にフライホイールマグネ
ト550を設け、このフライホイールマグネト550に
突起551設け、この突起551に対向させてクランク
角センサ552をクランクケース302に設け、突起5
51とクランク角センサ552とでクランク角検出手段
52を構成している。また、クランク角センサ552
は、シリンダブロック303に設け、または図26に示
すようにベルトカバー560またはフライホイールマグ
ネトカバーに設けることができる。クランク軸に設けた
フライホイールマグネト550、クランクケース302
またはシリンダブロック303またはベルトカバー56
0またはフライホイーリマグネトカバーを利用し、クラ
ンク角検出手段52をコンパクトに配置することができ
る。
【0058】
【発明の効果】前記したように、請求項1記載の発明
は、1サイクル行程間である基準信号を出力し、これに
より正確に気筒を判別することができる。また、基準信
号に対するクランク角の角度信号により、各気筒のクラ
ンク角度の検出を行なうとともに、角度信号の出力間隔
を時間計測しエンジン回転数として検出することで、高
精度にしかも確実にクランク角とエンジン回転数を検出
することができ、点火時期制御及び燃料噴射時期の制御
を高精度に行なうことができる。
【0059】請求項2記載の発明は、カム軸駆動がチエ
ーン駆動方式であり、カム軸とシリンダヘッドまたはヘ
ッドカバーを利用してカム角検出手段をコンパクトに配
置することができる。
【0060】請求項3記載の発明は、カム軸駆動がチエ
ーン駆動方式であり、カム軸のチエーンスプロケットと
チエーンカバーまたはヘッドカバーを利用してカム角検
出手段をコンパクトに配置することができる。
【0061】請求項4記載の発明は、カム軸駆動がチエ
ーン駆動方式であり、カム軸と、チエーンカバーまたは
ヘッドカバーを利用しカム角検出手段をコンパクトに配
置することができ、しかもカム角・クランク角一体型セ
ンサを用いることで取付工数を削減することができる。
【0062】請求項5記載の発明は、カム軸駆動がチエ
ーン駆動方式であり、カム軸と、シリンダヘッドまたは
ヘッドカバーを利用しカム角検出手段をコンパクトに配
置することができ、しかもカム角・クランク角一体型セ
ンサを用いることで取付工数を削減することができる。
【0063】請求項6記載の発明は、カム軸駆動がチエ
ーン駆動方式であり、カム軸の吸気側と排気側とを連動
するチエーンのチエーンスプロケットとシリンダヘッド
またはヘッドカバーを利用してカム角検出手段をコンパ
クトに配置することができる。
【0064】請求項7記載の発明は、カム軸駆動がチエ
ーン駆動方式であり、クランク軸に設けた円板とチエー
ンカバーを利用してクランク角検出手段をコンパクトに
配置することができる。
【0065】請求項8記載の発明は、カム軸駆動がチエ
ーン駆動方式であり、クランク軸に設けたオルタネータ
駆動プーリと、チエーンカバーを利用してクランク角検
出手段をコンパクトに配置することができる。しかも、
オルタネータ駆動プーリに円板を一体化することで部品
点数が削減される。
【0066】請求項9記載の発明は、カム軸駆動がチエ
ーン駆動方式であり、クランク軸に設けたチエーンスプ
ロケットを利用してクランク角検出手段をコンパクトに
配置することができる。しかも、クランク軸に設けたチ
エーンスプロケットを利用することで部品点数が削減さ
れる。
【0067】請求項10記載の発明は、カム軸駆動がベ
ルト駆動方式であり、カム軸と、シリンダヘッドまたは
ヘッドカバーを利用してカム角検出手段をコンパクトに
配置することができる。
【0068】請求項11記載の発明は、カム軸駆動がベ
ルト駆動方式であり、カム軸のベルトプーリと、シリン
ダヘッドまたはベルトカバーまたはヘッドカバーを利用
してカム角検出手段をコンパクトに配置することができ
る。
【0069】請求項12記載の発明は、カム軸駆動がベ
ルト駆動方式であり、カム軸と、シリンダヘッドまたは
ヘッドカバーを利用しカム角検出手段をコンパクトに配
置することができ、しかもカム角・クランク角一体型セ
ンサを用いることで取付工数を削減することができる。
【0070】請求項13記載の発明は、カム軸駆動がベ
ルト駆動方式であり、クランク軸に設けたベルトプーリ
のガイドプレートと、クランクケースまたはシリンダボ
ディを利用し、クランク角検出手段をコンパクトに配置
することができる。しかも、ベルトプーリのガイドプレ
ートに円板を一体化することで部品点数が削減される。
【0071】請求項14記載の発明は、カム軸駆動がベ
ルト駆動方式であり、クランク軸に設けたオルタネータ
駆動プーリを利用し、クランク角検出手段をコンパクト
に配置することができる。
【0072】請求項15記載の発明は、カム軸駆動がベ
ルト駆動方式であり、クランク軸に設けたフライホイー
リマグネト、クランクケースまたはシリンダボディまた
はベルトカバーまたはフライホイーリマグネトカバーを
利用し、クランク角検出手段をコンパクトに配置するこ
とができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】4サイクルエンジンを搭載した船外機を示す概
略構成図である。
【図2】船外機の制御ブロック図である。
【図3】出力信号のタイミングチャートである。
【図4】第1実施例の船外機のV型4サイクルエンジン
の平面図である。
【図5】第1実施例の船外機のV型4サイクルエンジン
のカム軸部の平面図である。
【図6】図4のVI−VI線に沿う断面図である。
【図7】第2実施例の船外機のV型4サイクルエンジン
の平面図である。
【図8】第2実施例の船外機のV型4サイクルエンジン
のカム軸部の平面図である。
【図9】図7のIX−IX線に沿う断面図である。
【図10】第3実施例の船外機のV型4サイクルエンジ
ンの平面図である。
【図11】第3実施例の船外機のV型4サイクルエンジ
ンのカム軸部の平面図である。
【図12】図10のXII−XII線に沿う断面図であ
る。
【図13】第4実施例の船外機の直列4気筒4サイクル
エンジンの平面図である。
【図14】第4実施例の船外機の直列4気筒4サイクル
エンジンの断面図である。
【図15】第4実施例の船外機の直列4気筒4サイクル
エンジンの他の平面図である。
【図16】第4実施例の船外機の直列4気筒4サイクル
エンジンの他の断面図である。
【図17】第5実施例の船外機の直列4気筒4サイクル
エンジンの平面図である。
【図18】第5実施例の船外機の直列4気筒4サイクル
エンジンの断面図である。
【図19】第5実施例の船外機の直列4気筒4サイクル
エンジンの他の平面図である。
【図20】第5実施例の船外機の直列4気筒4サイクル
エンジンの他の断面図である。
【図21】第5実施例の船外機の直列4気筒4サイクル
エンジンの他の平面図である。
【図22】第5実施例の船外機の直列4気筒4サイクル
エンジンの他の断面図である。
【図23】第6実施例の船外機の直列4気筒4サイクル
エンジンの平面図である。
【図24】第6実施例の船外機の直列4気筒4サイクル
エンジンの断面図である。
【図25】第7実施例の船外機の直列4気筒4サイクル
エンジンの断面図である。
【図26】第7実施例の船外機の直列4気筒4サイクル
エンジンの他の断面図である。
【符号の説明】
1 船外機 50 制御装置 51 カム角検出手段 52 クランク角検出手段
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 F02D 43/00 301 F02D 43/00 301B 301J 45/00 362 45/00 362E F02P 5/15 F02P 5/15 C

Claims (15)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】4サイクルエンジンを搭載し、1サイクル
    行程間でエンジンの気筒を判別するためのカム軸の回転
    から基準信号を出力するカム角検出手段と、クランク軸
    の回転からクランク角に応じた角度信号をある角度間隔
    で出力するクランク角検出手段と、前記基準信号に対す
    る前記角度信号の出力により各気筒のクランク角度を得
    ると共に、前記角度信号の出力間隔を時間計測してエン
    ジン回転数を得て、エンジンの気筒を判別し、前記クラ
    ンク角度とエンジン回転数に基づき点火時期制御及び燃
    料噴射時期の制御を行なう制御装置とを備えることを特
    徴とする4サイクルエンジンを搭載した船外機。
  2. 【請求項2】前記カム軸と前記クランク軸とをチエーン
    で駆動させ、前記カム軸に設けた突起と、この突起に対
    向させてシリンダヘッドまたはヘッドカバーに設けたカ
    ム角センサとで前記カム角検出手段を構成したことを特
    徴とする請求項1記載の4サイクルエンジンを搭載した
    船外機。
  3. 【請求項3】前記カム軸と前記クランク軸とをチエーン
    で駆動させ、前記カム軸のチエーンスプロケットに設け
    た突起と、この突起に対向させてチエーンカバーまたは
    ヘッドカバーに設けたカム角センサとで前記カム角検出
    手段を構成したことを特徴とする請求項1記載の4サイ
    クルエンジンを搭載した船外機。
  4. 【請求項4】前記カム軸と前記クランク軸とをチエーン
    で駆動させ、前記カム軸のチエーン側に連結したカム角
    ・クランク角一体型センサのセンサ軸と、チエーンカバ
    ーまたはヘッドカバーに設けた一体型センサ本体とで前
    記カム角検出手段を構成したことを特徴とする請求項1
    記載の4サイクルエンジンを搭載した船外機。
  5. 【請求項5】前記カム軸と前記クランク軸とをチエーン
    で駆動させ、前記カム軸の反チエーン側に連結したカム
    角・クランク角一体型センサのセンサ軸と、シリンダヘ
    ッドまたはヘッドカバーに設けた一体型センサ本体とで
    前記カム角検出手段を構成したことを特徴とする請求項
    1記載の4サイクルエンジンを搭載した船外機。
  6. 【請求項6】前記カム軸と前記クランク軸とをチエーン
    で駆動させ、前記カム軸の吸気側と排気側とを連動する
    チエーンのチエーンスプロケットに設けた突起と、この
    突起に対向させてシリンダヘッドまたはヘッドカバーに
    設けたカム角センサとで前記カム角検出手段を構成した
    ことを特徴とする請求項1記載の4サイクルエンジンを
    搭載した船外機。
  7. 【請求項7】前記カム軸と前記クランク軸とをチエーン
    で駆動させ、前記クランク軸に設けた円板に設けた突起
    と、この突起に対向させてチエーンカバーに設けたクラ
    ンク角センサとで前記クランク角検出手段を構成したこ
    とを特徴とする請求項1記載の4サイクルエンジンを搭
    載した船外機。
  8. 【請求項8】前記カム軸と前記クランク軸とをチエーン
    で駆動させ、前記クランク軸に設けたオルタネータ駆動
    プーリと一体化した円板に設けた突起と、この突起に対
    向させてチエーンカバーに設けたクランク角センサとで
    前記クランク角検出手段を構成したことを特徴とする請
    求項1記載の4サイクルエンジンを搭載した船外機。
  9. 【請求項9】前記カム軸と前記クランク軸とをチエーン
    で駆動させ、前記クランク軸に設けたチエーンスプロケ
    ットの歯または突起と、この歯または突起に対向させて
    チエーンカバーに設けたクランク角センサとで前記クラ
    ンク角検出手段を構成したことを特徴とする請求項1記
    載の4サイクルエンジンを搭載した船外機。
  10. 【請求項10】前記カム軸と前記クランク軸とをベルト
    で駆動させ、前記カム軸に設けた突起と、この突起に対
    向させてシリンダヘッドまたはヘッドカバーに設けたカ
    ム角センサとで前記カム角検出手段を構成したことを特
    徴とする請求項1記載の4サイクルエンジンを搭載した
    船外機。
  11. 【請求項11】前記カム軸と前記クランク軸とをベルト
    で駆動させ、前記カム軸のベルトプーリに設けた突起
    と、この突起に対向させてシリンダヘッドまたはベルト
    カバーまたはヘッドカバーに設けたカム角センサとで前
    記カム角検出手段を構成したことを特徴とする請求項1
    記載の4サイクルエンジンを搭載した船外機。
  12. 【請求項12】前記カム軸と前記クランク軸とをベルト
    で駆動させ、前記カム軸の反ベルト側に連結したカム角
    ・クランク角一体型センサのセンサ軸と、シリンダヘッ
    ドまたはヘッドカバーに設けた一体型センサ本体とで前
    記カム角検出手段を構成したことを特徴とする請求項1
    記載の4サイクルエンジンを搭載した船外機。
  13. 【請求項13】前記カム軸と前記クランク軸とをベルト
    で駆動させ、前記クランク軸に設けたベルトプーリのガ
    イドプレートと一体化した円板に設けた突起と、この突
    起に対向させてクランクケースまたはシリンダボディに
    設けたクランク角センサとで前記クランク角検出手段を
    構成したことを特徴とする請求項1記載の4サイクルエ
    ンジンを搭載した船外機。
  14. 【請求項14】前記カム軸と前記クランク軸とをベルト
    で駆動させ、前記クランク軸に設けたオルタネータ駆動
    プーリと一体化した円板に設けた突起と、この突起に対
    向させてクランクケースまたはシリンダボディまたはベ
    ルトカバーに設けたクランク角センサとで前記クランク
    角検出手段を構成したことを特徴とする請求項1記載の
    4サイクルエンジンを搭載した船外機。
  15. 【請求項15】前記カム軸と前記クランク軸とをベルト
    で駆動させ、前記クランク軸のフライホイーリマグネト
    に設けた突起と、この突起に対向させてクランクケース
    またはシリンダボディまたはベルトカバーまたはフライ
    ホイーリマグネトカバーに設けたクランク角センサとで
    前記クランク角検出手段を構成したことを特徴とする請
    求項1記載の4サイクルエンジンを搭載した船外機。
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