JPH0814273B2 - 内燃機関の点火時期制御装置 - Google Patents

内燃機関の点火時期制御装置

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JPH0814273B2
JPH0814273B2 JP1132792A JP13279289A JPH0814273B2 JP H0814273 B2 JPH0814273 B2 JP H0814273B2 JP 1132792 A JP1132792 A JP 1132792A JP 13279289 A JP13279289 A JP 13279289A JP H0814273 B2 JPH0814273 B2 JP H0814273B2
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Description

【発明の詳細な説明】 〈産業上の利用分野〉 本発明は、内燃機関の点火時期制御装置に関する。
〈従来の技術〉 従来、点火時期制御を行うため、例えば、光電方式に
よってクランク角度信号の他に、気筒判別信号の両方を
ロータプレートの内外多重に設けられた多数のシグナル
スリットを夫々ピックアップしてマイクロコンピュータ
に出力している。そして、このマイクロコンピュータ
は、かかる各信号等に基づいて機関運転状態に応じて点
火時期制御を行うようになっている(特公昭47−38658
号公報等参照)。
〈発明が解決しようとする課題〉 しかしながら、上述のような従来の点火時期制御装置
にあっては、クランク角センサのロータプレートに内外
多重のシグナルスリットが形成され、又、特にクランク
角度位置信号用スリットは通常微小に形成されるため、
ロータプレートの構造が複雑となる。従って、その製造
作業が困難になり、コストの高騰を招くという問題点が
あった。
そこで、本発明は以上のような従来の問題点に鑑み、
クランク角センサのロータプレートに形成されるシグナ
ルスリットの形成位置並びにその数の改良を図って、ロ
ータプレート構造の簡略化を図る一方、機関の暖機状態
に応じて最適な点火時期制御を行い、もって冷機時の始
動性を向上し得るようにした内燃機関の点火時期制御装
置を提供することを目的とする。
〈課題を解決するための手段〉 このため、本発明の内燃機関の点火時期制御装置は、
第1図に示すように、クランク軸と同期回転するロータ
プレートに、気筒数に対応する第1シグナルスリットと
該スリットから所定角離れて気筒数に対応する第2シグ
ナルスリットと気筒判別基準信号スリットとを同一円周
上に配置してなるクランク角検出手段と、このクランク
角検出手段から出力されたON,OFFパルス信号間の時間を
計測して機関回転数を算出する手段と、上記パルス信号
の今回のOFF信号時間と前回のON信号時間の比を演算す
る手段と、少なくとも上記機関回転数が所定値以上でか
つ上記時間比が所定値以上のときに気筒判別を行う手段
とを有し、更に気筒判別の不可能な始動時に、機関温度
が所定温度以上の時クランク角検出手段から出力された
パルス信号のフォーリングエッジ2回で固定通電角と点
火時期の制御を実施し、所定温度未満の時前記フォーリ
ングエッジ1回で固定通電角と点火時期の制御を実施す
る手段とを備えた構成とする。
〈作用〉 かかる構成においては、クランク角検出手段のロータ
プレートに設けられる全部のスリットを同一円周上に配
置し、又、そのスリット数を[(2×気筒数)+1]と
したから、ロータプレートの構造の簡略化が図れる。し
かも、気筒判別のできない始動時において、冷機時と暖
機後の進角値を切り換え得る構成であるから、冷機時の
始動性の向上をも効果的に図ることができる。
〈実施例〉 以下、本発明の実施例を図面に基づいて説明する。
第4図は本発明が適用される4サイクル4気筒の電子
制御式内燃機関1における機械的構成を示しており、コ
ントローラたるマイクロコンピュー2には、CPU3,ROM4,
RAM5,I/Oポート6が備えられている。このマイクロコン
ピュータ2は、吸気管7のエアフローメータ8からの吸
気量信号Qaや、スロットルバルブ9の開度検出センサ10
からの開度量信号TVOや、水温センサ11からの冷却水温
信号Twの他、排気管12に設けられたO2センサ13からの基
準電圧Vsや、ディストリビュータ14に内蔵された光電管
式のクランク角検出手段たるクランク角センサ21からの
機関回転数信号N等を入力して現在の機関運転状態を検
出し、最適な点火時期制御を行ってその信号を点火プラ
グ15に出力している一方、噴射燃料量を制御してその信
号を燃料噴射弁16に出力している。
そして、上記クランク角センサ21は、第2図に示すよ
うにディスシャフト17に連結されたロータプレート22
と、該ロータプレート22の上下にセットされた図外の発
光ダイオード及び受光ダイオードと、信号処理部とを備
えており、上記ロータプレート22には、#1,#2,#3,#
4気筒に対応した4つの第1シグナルスリット23〜26と
該スリット23〜26から所定角離れて同様に#1,#2,#3,
#4気筒に対応した4つの第2シグナルスリット27〜30
と気筒判別基準信号用のスリット31とが同一円周上に設
けられている。
上記第1シグナルスリット23〜26は、夫々周方向へ同
一の長さに設定され、互いにディスシャフト17を中心と
した対称位置つまりディスシャフト角で90゜(クランク
角では180℃A;以下、クランク角は℃Aで表す)の等間
隔位置に配設されている。同様に、第2シグナルスリッ
ト27〜30も、夫々周方向へ同一の長さに設定され、互い
にディスシャフト17を中心とした対称位置に配設されて
いる。第1シグナルスリット23〜26は、そのパルス信号
が第3図のaにも示すようにクランク回転角の圧縮上死
点(TDC)前約75℃A付近から立ち上がり、TDC前約25℃
A付近で立ち下がるようにそのHレベルエッジからLレ
ベルエッジまでの巾長さが設定され、第2シグナルスリ
ット27〜30はTDC前約10℃A付近から立ち上がり、TDC前
約5℃A付近で立ち下がる。
一方、気筒判別基準信号用スリット31は、周方向の長
さが各シグナルスリット23〜30の長さよりも短く設定さ
れ、#1気筒シグナルスリット23の近傍つまり上記TDC
後約30℃A以内に設けられ、Hレベルエッジ(OH)がTD
C後約5℃A位置に設定されている。
そして、上記各スリット23〜31を通過する光によって
第3図のaに示すようなクランク角180℃A信号と気筒
判別基準信号とのON−OFFパルス信号が出力されてい
る。
そして、この各パルス信号を入力したマイクロコンピ
ュータ2は、クランク角180℃A信号間の時間を計測し
てエンジン回転数Nを検出し、このエンジン回転数Nと
エアフローメータ8からの吸気量信号Qaとの関数で求め
られて予め記憶された点火時期値データによって可変点
火時期制御を行っている(第3図c参照)と共に、アイ
ドル時や減速時は上記点火時期値データを用いないエン
ジン回転数Nに応じた固定点火時期制御を行っている
(第3図b,b′参照;bは暖機時、b′は冷機時)。尚、
上記180℃Aパルス信号のHレベル(ON)巾は70℃A、
Lレベル(OFF)巾は110℃Aに設定されており、上記固
定点火時期制御における通電時間は上記180℃Aパルス
巾と同一であり、点火時期はLレベルエッジと同時期に
なっている一方、可変点火時期制御における通電時間は
マイクロコンピュータ2に記憶している通電時間を通電
角に演算して求められ、点火時期は180℃A信号のHレ
ベルを基準とした所定角度の進角時期に設定されてい
る。
また、上記マイクロコンピュータ2は、燃料噴射制御
についても、機関運転状態に応じて例えば始動初期時に
は上記クランク角度位置検出信号に基づいて全気筒同時
噴射を行い、一方所定の条件下ではクランク角度位置検
出信号と気筒判別信号に基づいて各気筒の圧縮上死点前
に順番に噴射する所謂シーケンシャル噴射を行ってい
る。
以下、上記マイクロコンピュータ2の制御作用を第5
図のフローチャートに基づいて説明する。
この基本ルーチンはクランク角センサ21から出力され
たパルス信号の立ち上がり或いは立ち下がりで割り込み
する。
まず、ステップ(以下、図と同様にSと略称する)1
で、始動スイッチがONであるか否かを判定し、ONとなっ
たならば、S2に進んで水温を読み込む。S3では、この読
み込んだ水温を始動時水温として設定する。
次に、S4で各パルス間(第3図DT1〜DTn)の時間を読
み取り、S5で時間比(DDT)をDTn-1/DTnの式で求める。
次に、S6で始動スイッチをONした後に入力パルスは所定
の回数以上か否かを判断する。ここで、NO、つまり始動
初期時のようにクランク軸2回転以上で例えば5パルス
発生以下であれば、気筒判別しないためS7に進む。ここ
では、第7図のaに示すように燃料噴射をHレベル信号
の2回に1回の割合で行い、点火をHレベル信号で通
電、Lレベルで放電する制御フラグ(FLG)を立てて後
述のルーチン(FLGA=0)に進む。一方、上記S6でYES
であれば、S8でパルス信号はHレベルか否かを判別し、
Hレベルではない場合は立ち上がりエッジによる割り込
みにより次のルーチンへ進む。
このS8でHレベルであると判別した場合は、S9に進
み、ここでは上記S5で計算した時間比が所定値以上か否
かを判別する。即ち、ここでは、パルス信号の今回のL
レベル角度θOFFと前回のHレベル角度θONの比θON
OFF(第3図参照)が例えば3よりも大きいか否かを判
別する。ここで、「3以上」としたのはパルス巾の分解
能が発揮できる範囲でかつ点火時期の固定進角範囲(5
℃A〜10℃A)が得られる値とするためである。
ここで、3以上と判断した場合(5回に1回の気筒判
別基準信号のOHの場合)は、S10で気筒認識信号であるF
LGBで1を立てて、単に気筒を認識する。
次に、S11で後述の180℃A間の計測時間T180からN=
60/2×T180の式により通常の機関回転数Nを演算する。
次に、S12で始動スイッチがOFFか否かを判別し、OFFで
あればS13で上記機関回転数Nが例えば400r.p.m以上か
否かを判別し、400r.p.m以上であればS14でFLGCが1に
なっているか否かを判別する。つまり、ここでは、上記
始動スイッチや機関回転数等の全ての条件がシーケンシ
ャル制御の可能条件を満たしているか否かを判別し、YE
SであればS15で第7図のcに示すようにシーケンシャル
噴射,点火進角を実施するフラグを立てて(FLGA=2)
後述のルーチンに移行する。
一方、上記S12,13,14のいずれか1つがNOであればS16
に進み、ここでは始動時水温が所定水温Twsより大であ
るか否か、つまり機関暖機時か、冷機時かを判定し、始
動時水温が所定水温Twsより大である(暖機時)では、S
17に進んで、第7図のbに示すようにクランク軸1回転
2回の同時燃料噴射とフォーリングエッジ2回で固定の
通電角,点火時期を実施するフラグを立てて(FLGA=
1)後述のルーチンに移行する。始動時水温が所定水温
Tws未満である(冷機時)では、S18に進んで、クランク
軸1回転2回の同時燃料噴射とフォーリングエッジ1回
で固定の通電角,点火時期を実施するフラグを立てて
(FLGA=1)後述のルーチンに移行する。一方、上記S9
でNOと判別した場合(気筒判別基準信号のOHの場合以
外)は、S19でFLGAが1になっているか否かを判別し、
つまり気筒認識信号が立っているか否かを判別して、YE
SであればS20でMシリンダ(CYL)を0にして基準を置
く。ここで、MCMLとは、0,1,2,3を用いる変数で、点火
及び燃料噴射の順番に対応しており、4気筒エンジンで
は、例えば0の時は第1気筒、1の時は第3気筒、2の
時は第4気筒、3の時は第2気筒の夫々爆発下死点前72
℃A〜爆発下死点後105℃Aに対応している。そして、
上記FLGB=1ではMCYLを0にセットしている。続いて、
S21でFLGCを1に立てて、S22で上記のように機関回転数
Nを求める要素として180℃Aの間の時間T180によって計測する。
つまり、ここではS20でMCYL=0となっているため、D
T2+DT3+DT4+DT5の4つの時間を加算して計測してい
る。次に、S23では、点火時期の基準となるLレベル間
(110℃A)の時間DTBを計測するものであって、この場
合は気筒判別基準信号27があるため、この信号を含めた によって計測する。
つまり、DT3+DT4+DT5の3つの時間を加算して計測
する。
続いて、S24では、上記110℃A間の時間DTBを順次更
新して新しい基準値を計測して記憶する。これは角加速
度分を計算するために用いられるものである。次にS25
でFLGBを0にする。つまり、FLGBが0の時は気筒判別基
準信号27の立っていないところの状態であって、このと
きはS20でMCYL=0になっているので、次は0+1で第
3気筒、次は第4気筒・・・と認識されて、上記S11に
移行し、以後上述のような判断,処理がなされる。
又、上記S19でFLGBに1が立っていない場合は、気筒
認識信号27が出されておらず、従って、S26でMCYLを1
気筒づつ加算する処理を行い、次にS27で の式で180℃Aの時間計測をする。続いてS28で110℃A
の時間DTBをDTnから計測し、上述のS24に移行して以後
の処理を行う。
以下、上述のFLGA=0,FLGA=1,FLGA=2のルーチンに
ついて説明する。まず、気筒識別ができていないS7から
FLGA=0のルーチンは、第6図に示すようにS30で再び
パルス信号がHレベルか否かを判別し、YESであればS31
において圧縮上死点前約75℃A付近でイグニッション1
次コイルに通電し、S32で前回のパルスHレベル信号で
点火を行ったか否かを判断し、YESであれば何の処理も
せずにそのままリターンする。S32でNOと判断した場合
は、S33で全気筒同時噴射を行う。
即ち、このS33では、第7図に示すようにHレベル信
号の2回に1回の割合で全気筒噴射を行い、従って、ク
ランク軸4回転に5回の割合で同時噴射が行われること
になる。これはLレベル信号の2回に1回の割合で全気
筒同時噴射を行っても同じ効果が得られる。
依って、始動性が向上すると共に、機関回転の安定化
が図れる。又、上記S30でパルス信号がLレベルである
と判断した場合は、S34でイグニッション1次コイルの
電流を遮断する。即ち、圧縮上死点前約5℃A付近で点
火してリターンする。
尚、かかる気筒判別が行われない状態では、上記クラ
ンク角度位置信号の他に気筒判別信号時にも点火される
が、気筒判別基準信号は圧縮上死点後約5℃Aで発生
し、圧縮行程直後の点火になるため、機関燃焼作用に何
らの悪影響がなくなって良好な燃焼作用が得られる。
次に、S13に続くFLGA=1のルーチンにおいては、既
に気筒識別がなされており、始動時等の運転条件下であ
るため、第8図に示すような制御となる。まず、S40で
パルス信号がHレベルか否かを判断し、Hレベルである
場合はS41で上記時間比が所定値以上つまり「3」以上
か否かを判別する。ここで3以上と判断するとS42で気
筒識別のフラグを立ててそのままリターンする。又、上
記S40でNOつまりLレベルと判断した場合は、S43に進
み、ここでは気筒識別フラグが立っているか否かを判断
し、立っている場合はそのままリターンするが、立って
いなければS44でイグニッション1次コイルの電流を遮
断して上記固定点火時期制御に基づき点火を開始する。
一方、上記S41で時間比が「3」以下であると判断した
場合、つまり気筒判別基準信号以外のパルス信号Hレベ
ルにきたときには、S45で1次コイルに通電し、続い
て、S46で前回のHレベルで噴射したか否かを判断す
る。ここで、YESであれば、S48に進み、NOであればS47
でクランク軸1回転で2回の全気筒同時噴射を行い、S4
8に進む。このS48では、気筒判別フラグを降ろす処理を
行い、そのままリターンする。
次に、S12から続くFLGA=2のルーチンは、第9図に
示すようにS50でパルス信号がHレベルか否かを判断
し、NOであればそのままリターンするが、YESであればS
51で時間比が「3」以上か否かを判断する。ここで、YE
Sでれば信号をクリアするが、NOであればS52でシーケン
シャル制御に基づきMCYLに対応する各気筒での可変点火
時期制御による点火・通電を行うと共に、各気筒毎の燃
料噴射を行い、そのままリターンする。
かかる構成の点火時期制御装置によると、ロータプレ
ート22に形成される各スリット23〜31を同一円周上に配
置したため、ロータプレート22の構造が簡素化され、そ
の製造作業が容易になり、コストの低廉化を図ることが
できる。
又、気筒判別できない始動時において、冷機時と暖機
後の進角値を切り換えるようにしたから、冷機時の始動
性の向上を図ることができる。
尚、本実施例によると、気筒判別基準信号スリット31
を圧縮上死点後30℃A以内に形成したため、始動初期時
のように気筒判別が不可能な場合において、クランク角
度位置信号の他、気筒判別信号に基づいて点火したとし
ても必ず圧縮上死点前と直後に点火されることになる。
従って、吸入行程時等に点火するような事態が確実に回
避されるという利点がある。
尚、上記実施例では、4気筒機関に適用したものを示
しているが、本発明はこれに限定されず、6気筒,8気筒
等の機関にも適用できる。
又、機関温度を検出する手段としては、水温センサの
他に潤滑油温センサ、シリンダヘッド温度センサ等を用
いることができる。
〈発明の効果〉 以上説明したように、本発明に内燃機関の点火時期制
御装置によると、クランク角検出手段のロータプレート
構造の簡略化を図れ、制御装置全体の製造作業性の向上
を図れ、コストの低減を図れる一方、気筒判別のできな
い始動時には、機関の暖機状態に応じて点火時期を最適
に制御できるので、冷機時の始動性を向上することがで
き、始動後の機関回転の安定化が図れるという利点を有
する。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明に係る点火時期制御装置のクレーム対応
図、第2図は本発明の一実施例に供されるクランク角セ
ンサの要部拡大図、第3図はこのクランク角センサの出
力パルス信号の特性図、第4図は本実施例が適用される
内燃機関の制御要素を示す全体構成図、第5図は本実施
例の基本制御を示すフローチャート図、第6図は第5図
に示すFLGA=0のフローチャート図、第7図は噴射時期
を示す特性図で、aは気筒判別不可能時の噴射時期、b
は気筒判別は一応行えるが、機関回転速度が低いため、
判別確度が高くない時の噴射時期、cは気筒判別可能
で、判別確度が高い時の噴射時期、を夫々示し、第8図
は第5図に示すFLGA=1のフローチャート図、第9図は
第5図に示すFLGA=2のフローチャート図である。 1……内燃機関、2……マイクロコンピュー、11……水
温センサ、15……点火プラグ、21……クランク角セン
サ、22……ロータプレート、23…26……第1シグナルス
リット、27〜30……第2シグナルスリット、31……気筒
判別基準信号用スリット

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】クランク軸と同期回転するロータプレート
    に、気筒数に対応する第1シグナルスリットと該スリッ
    トから所定角離れて気筒数に対応する第2シグナルスリ
    ットと気筒判別基準信号スリットとを同一円周上に配置
    してなるクランク角検出手段と、このクランク角検出手
    段から出力されたON,OFFパルス信号間の時間を計測して
    機関回転数を算出する手段と、上記パルス信号の今回の
    OFF信号時間と前回のON信号時間の比を演算する手段
    と、少なくとも上記機関回転数が所定値以上でかつ上記
    時間比が所定値以上のときに気筒判別を行う手段とを有
    し、更に気筒判別の不可能な機関始動時に、機関温度が
    所定温度以上の時クランク角検出手段から出力されたパ
    ルス信号のフォーリングエッジ2回で固定通電角と点火
    時期の制御を実施し、所定温度未満の時前記フォーリン
    グエッジ1回で固定通電角と点火時期の制御を実施する
    手段とを備えたことを特徴とする内燃機関の点火時期制
    御装置。
JP1132792A 1989-05-29 1989-05-29 内燃機関の点火時期制御装置 Expired - Fee Related JPH0814273B2 (ja)

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