JP3406409B2 - 液体噴出ポンプ - Google Patents

液体噴出ポンプ

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JP3406409B2
JP3406409B2 JP33419494A JP33419494A JP3406409B2 JP 3406409 B2 JP3406409 B2 JP 3406409B2 JP 33419494 A JP33419494 A JP 33419494A JP 33419494 A JP33419494 A JP 33419494A JP 3406409 B2 JP3406409 B2 JP 3406409B2
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修三 遠藤
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は液体噴出ポンプに関す
る。
【0002】
【従来の技術】液体噴出ポンプとして、押し下げヘッド
式のポンプがある。例えば図5に示す如く、容器体6Aの
口頚部外周に螺合させた装着キャップ2Aと、該キャップ
により容器体に固定するとともに、容器体内へ垂下させ
た下端内部に吸い込み弁10A を設けてなるシリンダ3A
と、該シリンダ内に嵌合させた環状ピストンを外周下部
に突設してシリンダ内を上方付勢状態で上下動可能に装
着させたステム21A と、該ステム上端に嵌着させたノズ
ル22A 付き押し下げヘッド23A と、ステム内上部に設け
た吐出弁24A とを備えてなり、上記ステム及び押し下げ
ヘッドとからなる上下動部材4Aを上下動させることによ
り容器体内の液体を吸い込み弁10A よりシリンダ3A内へ
吸い上げるとともに、シリンダ内の液をステム21A より
吐出弁24A を介してノズル22A 先端より噴出する如く構
成してなるものが知られている。
【0003】従来のこの種ポンプの吸い込み弁10A 及び
吐出弁24A は弁座18A ,29A と、各弁座上に載置された
玉弁体19A ,30A とからなるものが一般的である。
【0004】また、これら玉弁体は開弁時に液圧で上昇
するが、例えば図5に示す如き、シリンダ3A内の棒状部
材より垂下した棒状突起38A や、押し下げヘッド23A の
頂壁裏面より垂下した棒状突起31A により上昇した玉弁
体を係止する如く構成している。これらの上下動幅はポ
ンプの大きさ等により若干異なるが、一般に1〜4mm
程度の小幅に構成されており、開弁時に弁孔を液が通過
するに充分な最小限度のクリアランスとしている。
【0005】また、一般にノズル22A はヘッド前面より
前方へ水平に伸び、先端が下方へ傾斜下降している。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】従来のこの種ポンプ
は、液噴出後にノズル内に残存する液がその先端より垂
れる等の不都合が生じる場合があり、また、ノズル内先
端部に残存する液が乾燥固化するという不都合を生じる
場合もある。この乾燥固化は特に粘度の高い液の場合に
顕著に現れ(例えば500cps以上の液)、外観上も
好ましくないばかりか液の噴出操作の妨げとなる場合が
あり好ましくない。
【0007】本発明は上記した従来技術の欠点を解消す
るもので、液垂れがなく、しかも液の乾燥固化を防止で
きる優れた液体噴出ポンプを提案するものである。
【0008】また、従来品の極一部の構造を変えること
により製造できるため、製造が容易で安価に製造できる
利点を兼ね備えたポンプを提案するものである。
【0009】
【課題を解決するための手段】本請求項1発明のポンプ
は上記課題を解決するため、容器体口頚部に嵌合させた
装着キャップ2と、該キャップにより容器体に固定させ
るとともに、容器体内へ垂下させた下端部内に、弾性部
材39により常時弁孔閉塞方向へ付勢させた弁体19を有す
る吸い込み弁10a を設けてなるシリンダ3と、該シリン
ダ内に嵌合させた環状ピストン20を外周下部より突設し
て上方付勢状態で上下動可能に設けたステム21と、該ス
テム上端に突設して装着キャップ2上方を上下動可能に
設けたノズル22付き押し下げヘッド23と、上記ステム内
上部に設けた弁座29上に載置させて弁孔を閉塞する弁体
30を有してなる吐出弁24とを備え、上記ステム及び押し
下げヘッドより構成される上下動部材4を上下動させる
ことにより、容器体内の液を吸い込み弁を介してシリン
ダ内へ吸い上げるとともに、シリンダ内の液をステムか
ら吐出弁を介してノズルより噴出する如く構成してなる
液体噴出ポンプに於いて、上記シリンダ内下端に液の流
通が可能に下端部を固定するとともに、上端部をステム
内に突設した棒状部材5を設け、上記上下動部材4の最
上昇位置では棒状部材先端が吐出弁の弁座29下方位置に
あり、上下動部材の押し下げにより棒状部材先端が弁座
29上方へ周囲に隙間をあけて突出し、上下動部材4の上
昇時に吐出弁下流の液が上記隙間を介して吐出弁上流へ
逆流し且つ吐出弁24が閉じるまでの間に吸い込み弁10a
が開かないように構成してなることを特徴とする液体噴
出ポンプとして構成した。
【0010】また、請求項2発明の液体噴出ポンプは、
上記吸い込み弁10a に代えて、吐出弁体30の2倍以上の
重量の吸い込み弁体19b を有する吸い込み弁10b を設け
てなる請求項1記載の液体噴出ポンプとして構成した。
【0011】
【作用】例えば、図1の状態からヘッド23を押し下げる
と、シリンダ3内が加圧されてシリンダ3内の液はステ
ム21内を通り吐出弁24を開いてヘッド23の縦筒26部分か
らノズル22を介して外部へ噴出される。この際、吐出弁
体30はシリンダ3内の液圧及び/又は棒状部材5先端の
押し上げにより係止棒31下面まで押し上げられる。次い
で、ヘッド23の押圧を解除するとコイルスプリング28の
弾発力により上下動部材4が上昇し、シリンダ3内が負
圧化して吐出弁体30が上下動部材4に対して相対的に下
降して弁孔を閉塞するが、棒状部材5先端が弁座29下方
へ引っ込むまでは弁体30は閉じることはなく(図2
(a)参照)、従って、この間縦筒26内の液が確実にシ
リンダ3内に逆流し、それに伴ってノズル22内の液が縦
筒26内に逆流する。
【0012】吐出弁24が閉じるとシリンダ3内の負圧に
より吸い込み弁10が開き、容器体内の液体が吸い込み弁
10を介してシリンダ3内へ導入され(図2(b)参
照)、その後吸い込み弁が閉じる。
【0013】図3に示す実施例における吸い込み弁10a
では、弁体19が弁孔の閉塞方向へ常時付勢されているた
め、上記吐出弁体24が閉じるまでの間に吸い込み弁10が
開くことを確実に防止している。その結果、吐出弁24が
閉じるまでの間は吸い込み弁10が開かず、ヘッド縦筒26
内の液が確実に吐出弁24上流に逆流し、ひいてはノズル
22内の液が縦筒26内に逆流する。
【0014】また、図4に示す実施例に於ける吸い込み
弁10b では、その弁体19b を吐出弁24の弁体30より2倍
以上重く構成して同様に吐出弁24が閉じるまでの間に吸
い込み弁10が開くことを確実に防止している。
【0015】
【実施例】以下、本発明の実施例を図面を参照して説明
する。
【0016】図1及び図2は本発明の実施例を示すもの
で、図中1は液体噴出ポンプを示す。該ポンプ1は、装
着キャップ2と、シリンダ3と、上下動部材4と、棒状
部材5とを備えている。
【0017】装着キャップ2は、シリンダ3を容器体6
に固定するもので、容器体口頚部7外周に螺合させる周
壁8上端縁より内向きフランジ状の頂壁9を延設して構
成している。
【0018】シリンダ3は、上記装着キャップ2により
容器体6に固定させるとともに、容器体内へ垂下させた
下端部内に吸い込み弁10を設けている。
【0019】本実施例に於いてシリンダ3は、円筒状周
壁11外周上部より外向きのフランジ12を突設し、底壁13
中央に開口した窓孔周縁部より下方へ嵌合筒部14を突設
している。この嵌合筒部14には吸い上げパイプ15の上端
を嵌着させ、その下部を容器体内下端部へ垂下させる。
また、周壁11上端部には上下動部材4を押し下げ状態で
係止するための係止部材16を嵌着固定させている。該係
止部材16は、シリンダ3上端外周に凹凸係合手段を介し
て嵌合させた嵌合筒部をドーナツ板状の頂板裏面より垂
設し、該頂板内周縁部よりシリンダ3内上部に嵌合させ
た内筒16a を垂設して構成している。また、内筒16a 内
周に上下動部材を螺着させるための螺条を周設してい
る。
【0020】そして、容器体口頚部7上面にパッキン17
を介して上記外向きのフランジ12を載置させるととも
に、装着キャップ2の頂壁9と容器体口頚部7上面とで
フランジ12を挟持する如く構成している。
【0021】吸い込み弁10は、上記嵌合筒部14内上端部
に突設した内方へ傾斜下降するフランジ状の弁座18上に
玉状の弁体19を載置させて構成している。
【0022】上下動部材4は、上記シリンダ内に嵌合さ
せた環状ピストン20を外周下部より突設してシリンダ3
内を上方付勢状態で上下動可能に設けたステム21と、該
ステム21上端に嵌着させたノズル22付き押し下げヘッド
23とを備えており、ステム21内上部には吐出弁24を設け
ている。
【0023】本実施例に於いて押し下げヘッド23は、頂
壁周縁より周壁を垂設した下端面開口の円筒状をなすケ
ーシング25を有し、該ケーシング25の頂壁下面中央より
垂設した縦筒26下端をステム21外周上端に嵌合させてス
テム21に固定している。また、縦筒26上部前面に基端部
を開口した横筒27をケーシング周壁を貫通してその前方
へ突出させ、この横筒27をノズル22として構成してい
る。ノズル22は基端部を前方へ傾斜上昇する如く構成
し、先端が下方へ傾斜下降している。この様に構成する
ことにより、液ダレの防止をより図ることができる。
【0024】また、ケーシング25より下方へ突出した部
分の縦筒26外周には螺条を周設し、上下動部材4を押し
下げた際に上記係止部材16の螺条と螺合して上下動部材
4を押し下げた状態で係止可能に構成している。
【0025】また、上記環状ピストン20の取り付け基部
下面と、棒状部材5の後述するフランジ上面との間にコ
イルスプリング28を介在させ、上下動部材を常時上方へ
付勢させている。
【0026】吐出弁24はステム21内上部に内方へ傾斜下
降するフランジ状の弁座29を突設することによりその中
心に弁孔を形成し、弁座29上に玉状の弁体30を載置させ
て弁孔を閉塞させて構成している。また、上記ケーシン
グ25の頂壁より垂設した係止棒31下面に当接する位置ま
での間を上下動可能に構成している。
【0027】棒状部材5は、シリンダ3内下端部に液の
流通が可能に下端部を固定するとともに、上端部をステ
ム21内に突設してシリンダ3及びステム21内の流路を狭
くし、液の円滑な噴出を行うために設けている。
【0028】また、本発明では、上下動部材4の最上昇
位置では棒状部材5先端が吐出弁の弁座29下方位置にあ
り、上下動部材4の押し下げにより棒状部材5先端が弁
座29上方へ周囲に隙間をあけて突出し、上下動部材4の
上昇時に上記隙間を介して吐出弁24下流の液が吐出弁上
流へ逆流する如く構成している。
【0029】本実施例に於いて棒状部材5は、シリンダ
3内下部に収納した下端面開口の円筒状をなす取り付け
基部32を有し、該基部32外周下端縁より突設したフラン
ジ33をシリンダ周壁内面下端部に嵌着固定させ、また、
基部32の頂板上面から上方へステム21内に至る棒状部34
を立設している。棒状部34の先端部を縮径部34a に形成
することにより、周囲に液の流通が可能な隙間をあけて
弁孔内を挿通可能に構成している。そして、上下動部材
4がコイルスプリング28の上方付勢力により最上昇位置
にある場合には、その先端が弁座29下方に位置して吐出
弁24が閉じた状態を維持出来、上下動部材4を押し下げ
た際には、その縮径部34a が周囲に隙間をあけて弁座29
上方へ突出する如く構成している。
【0030】また、その際、弁体30は棒状部材5の突出
部分が存在する限り閉弁することがなく、従って、上下
動部材4が上昇してシリンダ3内が負圧化しても棒状部
材先端が弁座29下方へ移動するまでは閉弁しない様に構
成している。この間縦筒26内の液がステム21内へ逆流
し、ひいてはノズル22内の液が縦筒26内に逆流する如く
構成している。
【0031】縮径部34a の弁座29上方への突出幅は適宜
選定すれば良いが、ノズルの長さ、内径、ステム及びヘ
ッド縦筒の内径及び吐出弁体の体積等が従来品と同様で
ある場合に吐出弁体30の上下動幅が従来品と比較して大
幅に広くなる如く選定すると良い。特に、吐出弁体30が
上下動する吐出弁下流の流路内の容積から、弁体30の体
積及び弁座29上方へ突出した縮径部34a の体積を引いた
量が、ノズル22内の容積と同じか或いはそれ以上となる
如き突出幅を設けると、ノズル内の液は略縦筒内に逆流
して、良好な液ダレ防止を図れる。具体的な突出幅とし
ては、ノズルの長さ及び内径、ステムの内径等により異
なるが、5mm〜30mm程度の範囲から選択する。
【0032】また、ステム21内下端部に周設した環状突
部35内周面を棒状部34外周に摺動可能に嵌合させて上下
動部材4の横ブレのない安定した上下動を可能に構成
し、一方、縮径部34a 以外の棒状部34外周には、周方向
複数の縦凹溝36を穿設し、シリンダ3内とステム21内と
を上記各凹溝36を介して連通する如く構成している。
【0033】また、上記取り付け基部32の周壁には周方
向複数の窓孔37を穿設して基部32内外を連通させ、基部
32の頂板下面中央からは吸い込み弁10の弁体19の上下動
を規制するための係止棒38を垂設している。
【0034】図3は本発明の他の実施例を示すもので、
弾性部材により常時弁孔閉塞方向へ付勢させた弁体19を
有する吸い込み弁10a を備えたものである。
【0035】本実施例では、上記係止棒38外周に上端部
を嵌合させた弾性部材としての弾発力の弱いコイルスプ
リング39下端を弁体19上面に圧接させている。その他の
構造は上記実施例と同様である。
【0036】図4は本発明の更に他の実施例を示すもの
で、吐出弁体30の2倍以上の重量の吸い込み弁体19a を
有する吸い込み弁10b を備えたものである。その他の構
造は上記図1の実施例と同様である。
【0037】尚、上記各部材は主として合成樹脂を使用
し、必要に応じて金属、特に弾性を有するものにあって
はエラストマー等を適宜選択使用して形成する。
【0038】
【発明の効果】以上説明した如く本発明ポンプは、シリ
ンダ内下端に液の流通が可能に下端部を固定するととも
に、上端部をステム内に突設した棒状部材を設け、上下
動部材の最上昇位置では棒状部材先端が吐出弁の弁座下
方位置にあり、上下動部材の押し下げにより棒状部材先
端が弁座上方へ周囲に隙間をあけて突出し、上下動部材
の上昇時に上記隙間を介して吐出弁下流の液が吐出弁上
流へ逆流する如く構成しているため、上下動部材を押し
下げて液を噴出する際には棒状部材先端により確実に吐
出弁体を所定位置迄押し上げることが出来、また、押し
下げられた上下動部材が上昇してシリンダ内が負圧化す
る際には、吐出弁体が即時に弁孔を塞ぐことはなく、少
なくとも棒状部材先端が弁座下方へ引っ込むまで閉弁し
ないため、吐出弁下流の液は確実に吐出弁上流のステム
内へ逆流し、それに伴ってノズル内の液がヘッドの縦筒
内に逆流するためノズル先端からの液ダレを解消できる
ものである。
【0039】また、ノズル内の液がヘッド縦筒内へ逆流
するため、粘性の高い液の噴出に用いても液の乾燥固化
が生じるという不都合を生じることもない。
【0040】また、上記した如く、吐出弁体を棒状部材
先端によりその上下動の時間をコントロールすることが
できるため、液の粘性の有無に係わらず液ダレを防止で
きるものである。
【0041】また、従来品の極一部の構造を変えること
により製造できるため、製造が容易で安価に製造できる
利点を兼ね備えている。
【0042】また、吐出弁の弁孔から所定量の液が吐出
弁上流のステム内に逆流した後吐出弁が閉じる迄の間に
吸い込み弁が開くことを確実に防止できるため、ノズル
内の液のヘッド縦筒内への逆流をより確実に行うことが
でき、その結果、液ダレの防止、液の乾燥固化の防止を
更に良好に行えるものである。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の一実施例を示す断面図である。
【図2】 同実施例の液の噴出を説明する説明図であ
る。
【図3】 本発明の他の実施例を示す縦断面図である。
【図4】 本発明の更に他の実施例を示す縦断面図であ
る。
【図5】 従来のポンプの一例を示す縦断面図である。
【符号の説明】
2…装着キャップ,3…シリンダ,4…上下動部材,5
…棒状部材,10…吸い込み弁,20…環状ピストン,21…
ステム,22…ノズル,23…押し下げヘッド,24…吐出
弁,39…コイルスプリング
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) B65D 47/34 B05B 11/00 101 B65D 47/40

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】容器体口頚部に嵌合させた装着キャップ2
    と、該キャップにより容器体に固定させるとともに、容
    器体内へ垂下させた下端部内に、弾性部材39により常時
    弁孔閉塞方向へ付勢させた弁体19を有する吸い込み弁10
    a を設けてなるシリンダ3と、該シリンダ内に嵌合させ
    た環状ピストン20を外周下部より突設して上方付勢状態
    で上下動可能に設けたステム21と、該ステム上端に突設
    して装着キャップ2上方を上下動可能に設けたノズル22
    付き押し下げヘッド23と、上記ステム内上部に設けた弁
    座29上に載置させて弁孔を閉塞する弁体30を有してなる
    吐出弁24とを備え、上記ステム及び押し下げヘッドより
    構成される上下動部材4を上下動させることにより、容
    器体内の液を吸い込み弁を介してシリンダ内へ吸い上げ
    るとともに、シリンダ内の液をステムから吐出弁を介し
    てノズルより噴出する如く構成してなる液体噴出ポンプ
    に於いて、上記シリンダ内下端に液の流通が可能に下端
    部を固定するとともに、上端部をステム内に突設した棒
    状部材5を設け、上記上下動部材4の最上昇位置では棒
    状部材先端が吐出弁の弁座29下方位置にあり、上下動部
    材の押し下げにより棒状部材先端が弁座29上方へ周囲に
    隙間をあけて突出し、上下動部材4の上昇時に吐出弁下
    流の液が上記隙間を介して吐出弁上流へ逆流し且つ吐出
    弁24が閉じるまでの間に吸い込み弁10a が開かないよう
    構成してなることを特徴とする液体噴出ポンプ。
  2. 【請求項2】上記吸い込み弁10a に代えて、吐出弁体30
    の2倍以上の重量の吸い込み弁体19b を有する吸い込み
    弁10b を設けてなる請求項1記載の液体噴出ポンプ。
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