JP3679977B2 - トリガー作動ポンプ式噴霧器およびその排出弁アセンブリー - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明はトリガー作動ポンプ式噴霧器とその排出弁アセンブリー、詳述すれば液体製品収縮特性を備えて、使用時に排出オリフィスにあって液体製品の滴下の形成を防ぐような弁アセンブリーに関するものである。
【0002】
【従来の技術】
トリガー作動ポンプ式噴霧器は特定の基本特性を備えることで知られている。すなわち、トリガー作動ピストンがポンプシリンダー内で作動することと、弁制御入口がポンプ室に繋がることと、そして弁制御排出が前記ポンプ室からうまく誘導されることである。各々のピストンの帰り行程中、ポンプ室容積が拡大して、それによって液体製品が容器から座に嵌まっていない逆止め弁を経て入口を通りポンプ室に流入されるに従って、内部ポンプ圧は大気以下に降下する。ポンプ室はこのようにして各々の吸込み行程中液体製品で装入(または呼び水)され、そして再装入される。そして、液体製品の誘導中、前記排出逆上め弁はその弁座に接して閉止を促されて、排出を閉鎖すると共にポンプの呼び水を容易にする。おのおのの圧力行程中、液体製品はポンプ室から排出され、それによって入口逆止め弁が該弁座に押し付けられるにつれて入口が封止される一方、圧力を排出逆止め弁に対して加えられて、それを該弁座から移動させることでオリフィスへの排出をその出口端で開放する。周知のポンプ式噴霧器の実施例は:カルマー社 Calmar Inc. )により製造されたモデルNo. TS−800(米国特許第RE33235号、第4527741号、第5234166号と第5509608号)である。
【0003】
出口開口部に繋がる排出通路にある残留液体製品はしばしば排出弁の閉止の後、排出オリフィスに蓄積する傾向があり、それによってオリフィスに滴下(液体製品の流唾)を形成する。
【0004】
前記トリガー作動ポンプ式噴霧器は典型的例としてポンプ室から排出オリフィスにそのノズル端と繋がる比較的長い排出バレルを備えるように構成されている。排出通路が決まるこの排出バレルは成形作業中にポンプ本体と一体成形され、従って成形の容易性を促進できる十分な大きさをとってある。しかしながら、この排出通路の直径と長さは、ポンプ作業中は液体製品で充満させかつ使用中はほぼ充満して残る量を提供する。ポンプ室が呼び水される時、液体製品はポンプ室からおのおのの帰り行程中漸増的にポンプ室に引込まれ、おのおのの圧力行程中にポンプ室から排出オリフィスへの出口の間に伸びる排出流路に排出される。初期の圧力行程中にこの排出流路は徐々に液体製品で充満される。これが「行程対呼び水の比」となり、ポンプの性能を左右する重要なファクターである。
【0005】
またオリフィスからより早く排出をもたらすためには、初期の圧力行程中は、より少い容積が液体製品により占有される必要があることから、前記排出通路の容積縮小が条件を満たす「行程対呼び水の比」に達するファクターであることがわかった。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】
本発明は上記した従来技術の問題を解決するためになされたもので、吸引室が滑り子弁アセンブリーと前記排出バレルのノズル端で固定された回転力学素子の間に画定し、吸引室が排出オリフィスと連絡するとともに、前記排出弁アセンブリーは圧力行程と帰り行程中往復して、液体製品を排出オリフィスの方にバルブで調節するだけでなく前記排出バレルの中で往復して液体製品を排出オリフィスの内側方向に吸引して滴下がそこで形成されないようにした流唾防止特性と、ポンプ室から排出オリフィスに繋がる排出通路容積を縮小することによりポンプの呼び水を容易にする特性を備えるトリガー作動ポンプ式噴霧器およびその排出弁アセンブリーを提供しようとするものである。
【0007】
【課題を解決するための手段】
本発明の第1の実施態様は、ポンプ本体において、液体製品を円筒状排出バレルの下流端の排出オリフィスを通して排出するよう、前記本体のポンプシリンダー内での圧力行程と帰り行程の間で作用する手動往復ピストンにより画定される可変容積ポンプ室と連絡した前記バレル備えるポンプ本体と、前記下流端で固定された回転機構部材と弾性円形弁ディスクをその外周に沿って前記バレルの内壁と、ピストン帰り行程中弁閉止状態で封止係合にして備える排出弁アセンブリと、前記ピストンの圧力行程中、弁の開放状態で前記内壁を係合から解く前記外周の1部からなり、前記弁アセンブリーが前記圧力および帰り行程に対応して前記通路に沿って摺動でき、また前記部材に係合して摺動移動中の可変容積吸引室が画定され、液体製品を前記排出オリフィスの内側方向に収縮させ、そこに生ずる僅かな滴下の形成も防げることができるトリガー作動ポンプ式噴霧器を要旨とし、
前記噴霧器がさらに前記排出バレル内の容積を十分に縮小させる充填物部材からなり、かつ前記オリフィスと連絡する排出通路を画定して、前記バレル内の液体製品の容積を吸入排出ポンプ操作中に縮小させること、前記弁アセンブリーの前記手段が、前記部材の中のカップ状のくぼみ内を摺動する棒により前記吸引室を画定してなること、前記ばね手段が前記吸引室に配設されて前記棒を前記部材から離して片寄らせること、前記排出弁が前記バレルの上流端に配置されていること、さらに前記排出弁が前記通路の上流端に配置されること、前記弁アセンブリー上の前記手段が棒からなること、前記充填物部材が前記棒を取囲むスリーブからなり、それにより前記排出路が決まること、前記手段が前記棒上に配設されて、前記スリーブを前記弁から離して軸方向に離隔させ弁開放状態における干渉の発生を防ぐこと、前記排出弁が前記バレルの前記下流端に隣接して配置されること、前記排出弁が前記排出通路の前記下流端に隣接して配置され、前記弁アセンブリーの前記手段が棒からなり、前記充填物部材が前記棒を取囲むスリーブからなることを、前記棒が前記通路の上流端に伸びること、前記弁アセンブリーの前記手段が拡大部分を備え、前記バレルを事実上充満させて前記バレル内の液体製品の容積を吸入排出ポンプ操作中縮小させる細長い部材からなること、前記弁が下流方向に傾斜する円錐弁からなること、前記弁が上流方向に面する凹形側面を備えることを特徴とするものである。
【0008】
本発明の第2の実施態様は、液体容器上に取付けられ、排出バレルと、液体製品を前記容器から前記バレルを通し、また前記バレルの下流端の排出オリフィスから排出するポンプを具備するポンプ本体を備えるトリガー作動ポンプ式噴霧器での使用に適応させた排出弁アセンブリーにおいて、前記弁アセンブリーが前記バレルの直径より大きい直径をもち、弁の閉止位置で前記バレルの内壁と弾力的に係合し、また弁の開放位置で前記内壁との係合を解く軟質弁ディスクからなることと、さらに前記アセンブリーが前記下流端で固定された回転機構と、前記回転機構手段と前記弁ディスク用で、前記バレルの上流端と前記下流端の間に伸び、さらに吸入排出ポンプ操作中、排出通路を前記オリフィスに向って維持して前記通路内の液体製品の容積を縮小させる間に前記通路の容積を十分に縮小させる手段を備える支持手段からなる噴霧器用排出弁アセンブリーを要旨とし、 前記弁ディスクが前記上流端に配置されること、前記支持手段が吸入排出ポンプ作業中に加えられた圧力行程と吸引行程に対応して前記通路に沿って移動できる棒からなり、前記回転機構手段にあるキャビティに係合して、前記オリフィスから液体製品を引出す棒の移動中の変容積吸引室が画定されて吸入排出ポンプ作業中に生ずる滴下の形成を防ぐこと、前記容積縮小手段が前記支持手段上で取囲むスリーブ部材からなること、前記支持手段が棒からなり、そして前記容積縮小手段が前記棒を取囲む中空チューブからなること、前記弁ディスクが前記回転機構手段に隣接して配置されること、前記支持手段が円筒状部材からなり、それと前記回転機構手段が一体に成形され、前記容積縮小手段を決定するために前記円筒状部材が前記バレルの直径より僅かに小さい外径を備えること、前記弁ディスクが前記内壁に対して下流方向に傾斜する切頭円錐弁スカートからなること、前記支持手段が前記回転機構手段に繋がる円筒状部材からなり、前記円筒状部材が前記バレルに比例する直径の大きさをもち、前記容積縮小手段がを画定されること、前記弁ディスクが前記円筒状部材と一体成形されていること、前記支持手段が前記回転機構手段に繋がる棒からなり、前記棒は前記容積縮小手段を画定する拡張部分を備えること、前記棒が前記容積縮小手段を決定する拡大部分を備えること、前記弁ディスクが前記上流端と下流端の間に配置されること、前記支持手段が前記回転機構手段と一体に成形された円筒状部材からなること、前記支持手段が前記弁ディスクを前記回転機構手段に隣接して取付けられる円筒状部材と、前記回転機構手段を前記円筒状部部材に繋ぐ延長部からなること、前記円筒状部材が前記容積縮小手段からなるように前記内壁の直径に大きさを合わせた直径を備えること、前記支持手段が前記回転機構手段を前記円筒状部材に繋ぐ円筒状部材と延長部からなり、前記弁ディスクが前記延長部と一体に成形されること、前記支持手段が前記回転機構手段に繋がった円筒状部材と、前記円筒状部材に繋がったポンプ本体上の栓とからなり、前記弁ディスクが前記栓に取付けられていることを特徴とし、
【0009】
本発明の第3の実施態様は、液体容器上に取付けられ、ポンプ本体をその下流端に排出オリフィスを有する排出バレルを囲み入れて備えるポンプ噴霧器を用いてその使用に適応させ、弁閉止位置にあって前記バレルの内壁と封止係合にある外周縁を備える軟質弁ディスクと、前記下流端で固定された回転機構からなる手段と、前記バレルに配置され前記バレルの上流端と前記回転機構手段との間に十分に伸びて、前記ポンプ噴霧器の作動中、前記バレル内の液体製品の容積を縮小させる充填物部材とからなり、前記充填物部材により前記オリフィスから排出されるする液体製品の排出通路が画定されることを特徴とし、前記弁が前記回転機構手段にポンプ作動中前記バレルの全長に沿う移動のため持続されること、前記弁ディスクが軟質材料を素材とすること、前記弁が前記バレルの上流端に隣接して配置されること、前記弁が前記バレルの下流端に隣接して配置されること、前記充填物部材が前記回転機構手段を弁と相互連結させること、前記弁がバレルの上流端に隣接して配置されること、前記弁がバレルの下流端に隣接して配置されること、前記弁が前記上流端と下流端の間に配置されることを特徴とするものである。
【0010】
本発明の第4の実施態様は、液体容器上に取付けられ、ポンプ本体を、その下流端に排出オリフィスを有する排出バレルを囲み入れて備えるポンプ噴霧器を用いての使用に適応させ、弁座を画定する前記バレルの内壁と封止係合にある外周縁を備える軟質弁ディスクと、前記下流端に固定された回転機構からなり、前記円板弁が前記バレルの中心軸に沿って位置し、また前記回転機構手段に係合してそれに対してポンプ式噴霧器の操作中軸方向に摺動させる棒部材上に取付けられた排出弁アセンブリーを要旨とし、前記棒部材が前記回転機構手段に形成されたくぼみに係合し、オリフィスから前記棒部材の摺動中、前記オリフィスから液体製品を引離す前記オリフィスと連絡する吸引室を画定すること、前記弁ディスクが前記バレルの上流端に隣接して配置されること、前記弁ディスクが前記回転機構手段に隣接して配置されること、前記弁ディスクが軟質材料を素材とすること、前記ばね手段が前記吸引室に配置されて前記棒部材を前記オリフィスから離して片寄らせることを特徴とするものである。
【0011】
本発明によれば、他の方法で前記排出弁アセンブリーが前記排出バレル内で静止の状態にすることができ、そして排出通路容量縮小器を配設して製品の通路内蓄積を制限して、ポンプの呼び水に力を貸す。この容量縮小器はスリーブもしくはシリンダーまたはその種の他のものの形をとることができる。前記弁アセンブリーは弾性円形弁ディスクをその周囲に沿って排出バレルの内壁と弁閉止の状態で封止係合にして備わり、この周囲の少くとも1部分が弁の開放状態で、内壁との係合を解くことができ、また前記排出通路容積縮小器も同様に、縦方向に滑りが可能な弁アセンブリーを液体製品の排出オリフィスの内側方向への抜取りのため配設できる。
【0012】
【発明の実施の形態】
図1は本発明に係るトリガー作動ポンプ式噴霧器の一実施例を示す縦断面図、図2〜図11は同上のトリガー作動ポンプ式噴霧器における排出弁アセンブリーの変形例を示す縦断面図である。
【0013】
本発明を具体化する手動ポンプ式ディスペンサーが図1では小出しされることになる液体製品の容器22のネックにめねじ付きのクロージャーキャップ23を用いて取付けられるよう適応させたポンプ本体21から成るものとして総体的に符号20で示されている。スナップクロージャー(図示せず)は別の方法でポンプ本体もしくは容器の取付けに配設できるし、あるいはポンプ本体が容器のネックに差込み形式の付属部品(図示せず)を用いて取付けできるはずである。
【0014】
前記ポンプ本体は容器内の液体製品(図示せず)に在来型浸漬チューブ26をその自由端で沈めて円筒状部材25の内壁と密摩擦係合により吊り下げられたポンプ本体の立上り円筒状部材25により決まる入口通路24を備える。この浸漬チューブは他のどのような周知の方法でも該部材25から吊り下げできる。
【0015】
ポンプ本体は同様にポンプシリンダー27を備え、該ポンプシリンダーと一緒に可変容積ポンプ室31が決まる内向きの環状ピストン封止装置29を備える手動往復ポンプピストン28を収容する。入口逆止め玉弁30または同種の他のものが配設され入口をどのような周知の方法ででもバルブで調節する。円筒状部材25の側壁にはピストン戻しばね32が配設され、このばねは図示されているようにポンプ室の内側に入れるか、あるいはポンプ室(図示せず)の外側にも配設でき、おのおのの帰り行程の後、ピストンをその図1(A)の位置に戻す。トリガー作動器33はポンプ本体に軸ピンの回りを旋回自在に取付けられる一方、前記トリガーはピストンの外縁に係合する突起34を備えて、戻りばね32に対しトリガーを引張るたびにピストンを往復させる。前記ピストンは外向き環状ガス抜き封止装置35を前記内壁上の単数もしくは複数の縦方向リブ36の外向きにあるポンプシリンダーの内壁と封止係合にして備え、ピストン往復中に前記シールを開放してガス抜き口37を大気に開放し、それにより容器の内部のガス抜きをする(前述のトリガー作動ポンプ式噴霧器の詳細な開示をする前記米国特許第RE33235号を参照)。
【0016】
円筒状部材25は入口38を備え、それを介して液体製品がポンプ室を通って流入および流出するが、この入口は開口部39を経てほぼ水平な排出バレル41と連通し、それを通って液体製品がノズル42を画定するバレル41の終端を通過する。
【0017】
ノズルキャップ43はその前壁45に配設された排出オリフィス44を備えてスナップ嵌め46の位置でノズル42にスナップ嵌合され、オンとオフの位置の間の軸方向移動なしに回転させる。前記キャップは内部通路をもつ内部円筒状スリーブ47を備えるが、このスリーブはノズル42内に取付けられた回転機構素子48を取囲み、またこの素子48は円周方向に離隔する内寄せ49を備え、その1つが戻り止め51に係合して、回転に対し前記素子を適所でスナップ嵌めする。停止用肩50その他同種のものがバレルの内部に配設されて、前記回転機構素子を軸方向移動に接して取付ける。
【0018】
前記素子48の前壁により複数の接線方向と半径方向溝を回転室52と、前記素子48の外壁上に設けられた縦方向溝の間に伸びて備える。米国特許第4706888号において詳細に述べられている通り、ノズルキャップ43の回転で、スリーブ47内の内部溝と素子48上の外部溝が合うかあるいは合わないかで、排出オリフィスを開閉させる。ポンプ本体は、スナップ嵌めもしくは他のいくつかの方法でそれに取付けられた隅に隔板53で蔽うことができる。
【0019】
排出弁アセンブリー54はバレル41内に配置されるが、該アセンブリーは弾性円形弁ディスク55をその外周に沿ってこのバレル41の内壁56と封止係合に備える。図示のように截頭円錐でも差支えない弁は壁56の内径よりも僅かに大きい外径を備え、弁の壁56に対し一方に片寄せる作用を本質的に提供する。
【0020】
アセンブリー54が排出バレル41内に配列されて、それに沿って縦方向の移動をさせるが、このアセンブリーは弾性円形弁ディスク55が弁と細長い円筒形棒57と一体成形できる形をとることが可能な前記回転機構部材の支持手段をさらに備える。
【0021】
回転機構素子48は中心、円筒状くぼみ58(図1B)を備え、それは棒57の直径の大きさに対し僅かに大きくすることもできるし、あるいはその内壁に形成された1つ以上の縦方向の溝を備えることもできる。棒57の下流端はくぼみ58に伸入して、それとともに可変容積吸引室59をオリフィス44とノズルキャップの排出の開放回転位置で開放連通の状態にする。
【0022】
中空スリーブ61は棒57を取囲んで差支えないが、このスリーブの内径は棒57の直径より僅かに大きい。それにより環状排出通路62が決まる。中空スリーブ61は、以下さらに詳述する目的のため、排出バレル41の容量を縮小する手段として機能する。そして、複数の細長い縦リブ63またはその種の他のものが弾性円形弁ディスク55に隣接する棒57上に中空スリーブ61の間座(スペーサー)として作用し、スリーブを弁から軸方向に離間させて弁の開放中僅かな干渉の発生を防ぐために配設できる。
【0023】
操作中、ポンプ室31が液体製品で呼び水されるものと仮定して、トリガーが引張るたびにピストンに加えられる内向き(圧力)行程が弾性円形弁ディスク55の上流側で液体の圧力を増大させ、弁外面の少くとも一部が内壁との係合を解き、それによって排出を開放して加圧された液体がノズルキャップ43の手動設定により噴霧もしくは流れとして環状排出通路62を通り流入し、オリフィス44を介して流出する。弾性円形弁ディスク55の上流面に接して作用するポンプ室からの加圧された液体製品は、同様に排出弁アセンブリー54を下流方向かつ縦方向に移動させ、その上棒57がくぼみ58内で往復し、それによって僅かな流体が入っている室59の排気を行う。手動によりトリガーに対して加えられた力を暖和すると、ポンプピストンはそのシリンダー内腔の外側方向に戻しばね32の力の影響を標準的方法で受けて移動し、それによってポンプ室31が拡張して、液体製品を浸漬チューブまで吸上げて座に嵌っていない弁の逆止め玉30と入口38を経てポンプ室に流入させる。拡張ポンプ室により起こされた減圧は、同様に弾性円形弁ディスク55を内壁56に対して、該ディスクの対向側に差圧があるために密封止させる。排出弁の閉止は前記のようにポンプ室に呼び水させる。そして、弾性円形弁ディスク55の上流側で起こされた減圧は棒57を室59の外側の方向の上流で往復させ、それによってその中に減圧状態をつくるので僅かな残留液体製品もオリフィス44から吸引し、滴下がそこに形成されることを防ぐことになる。
【0024】
ピストンの各圧力行程中、液体製品は排出バレル部分41に流入通過のあと、前記オリフィスから排出ノズルの設定如何で噴霧もしくは流水の形で排出する。スリーブ61を備えない場合、前記バレル41の容量は著しく大きくなり、各初期の圧力行程中、この容積が最初空気で充満させられた後、該液体製品がこの空気を徐々に排除する。初期の呼び水中、容積縮小装置の配設なしに経験した「行程対呼び水比」は、容認できる以上のものであることがわかった。
【0025】
棒57を取囲むスリーブの配設は排出バレル41の容積を著しく縮小させ、それにより前記棒と共に、細い環状排出通路62が決まる。従って、中空スリーブ61は、バレル内の空気を排除するに従って呼び水の補助手段として機能し、初期の圧力行程中に排出部を通り抜けるため縮小された空気の容積が液体製品により先ず排除される。容積縮小装置を配設することで前記「行程対呼び水比」は、一層容認できる水準に下がる。
【0026】
前記したごとく、各ピストン帰り行程中、排出弁アセンブリーはそれが上流方向にかつ僅かに後方方向に移動するにつれて収縮するので、それにより吸引室59が拡張する。排出オリフィス44と開放連通している前記拡張する室は液体製品をオリフィスの中とその後ろに引込め、オリフィスの外側で液体製品の滴下という形で収集するので、流唾防止効果を提供する。
【0027】
図1Aにあるようなある種の軽ばね64が、吸引室59の底壁と棒57の前壁との間に配設され排出弁アセンブリーの収縮を受けて、それを各ピストン帰り行程中に前記吸引室59の外側方向に移動させる。前記ばね64はコイルばね、板ばねもしくはどのような形の同等の本発明から逸脱しない軽ばねでも差支えない。
【0028】
図2乃至図11は本発明による排出弁アセンブリーの様々の変更態様を示す。たとえば、図2の排出弁アセンブリー65と図1の弁アセンブリー54とは同等であり、双方とも一体成形の弾性円形弁ディスク55を有し、それ自体の弾性にかけてバレル41の内壁56に接して支えるその外面に沿ってばねのように片寄らせて備えるものとして棒57を備える点で同様である。そして、排出弁アセンブリー65は回転機構素子48の円筒状くぼみ58内を縦方向に移動でき、それにより図1に関し詳細に説明したように可変容積吸引室が決まる。
【0029】
中空スリーブ61は棒57を取囲み、それにより環状排出通路62が決まり、それを通して吸入排出中加圧された液体製品が通過して弾性円形弁ディスク55の上流側に対して圧力を加えて、弁を開放位置にひずませ、また排出弁アセンブリーを下流に移動させて、前記棒の先端を室59内で往復させる。排出弁アセンブリー65と容積縮小装置61は図1に関して説明したのと同じ方法で機能する。図2に示したように、弁アセンブリー54と弁アセンブリー65との主なる相異点は、後者の弁ディスクが図1のディスク55の上流位置と比較して、バレル41のさらなる下流に配置される点である。
【0030】
図3の実施例の排出弁アセンブリー66は、他の点で図1に関し説明したものと同一である回転機構素子48と一体になったチューブ状部分67の形をとった組合せ炉過器からなる。排出弁アセンブリー66はその内寄せ49の1つが前記戻り止め51にスナップ嵌めされるにつれて、排出バレル41内に固定される。そして、該アセンブリーは別の弁素子68を備え、その上に円錐弁55が形成されることになり、前記弁が内壁56に接するその外周に沿って嵌座され、前記チューブ状部分67と排出バレル41の内径との間に形成された排出通路62を閉止させる。弁素子68は、部分67の開放端内に前記壁とその内径で摩擦係合して、単純に入れ子式に嵌まり込ませる。
【0031】
図4に示す排出弁アセンブリー69は、排出バレル41内にたとえばポンプ本体21上に配設された栓72との摩擦係合の様に固定された中空チューブ状部分71からなり、さらに該排出弁アセンブリーは、別の回転機構素子48にそのくぼみ58の壁との摩擦係合した上で固定された一体棒部材73を備える。弾性円形弁ディスク55はその外面が排出バレル41の内壁56に接して封止するように適所に嵌座されて示された棒部材73と一体成形できる。排出通路62は、中空チューブ状部材71の外径と排出バレル41の内径との間に、そこを通り加圧された液体製品が弾性円形弁ディスク55の上流側に接して支え、それを変形させ、また少なくともその一部分をその弁座から離して移動させ、それによって排出を排出オリフィスに開放させる。
【0032】
図5に示す排出弁アセンブリー74は、図1と図2の排出弁アセンブリーのように排出バレル41内に取付けられ同様の流唾防止特性を提供するように縦移動させる。該アセンブリーは回転機構48の円筒状くぼみ58の壁と係合できる棒57を備え、それにより可変容積吸引室59が決まって、図1に関して説明したような方法と目的のため排出オリフィスでの製品収縮を引き起こさせる。棒57はその上流端で1体円錐弁55を備え、前述の実施例におけるように、その外周縁を排出バレル41の内壁56と封止係合に備え、排出通路62を閉止させる。さらにこの排出弁アセンブリー74はその棒57の全長に沿って複数の離隔一体円形ディスク75または排出バレル41内の容積を縮小させる充填物として機能するその他同種のものを備え、それによって前記のように充填物素子61、71と61と同一もしくは同様の機能をする。排出弁アセンブリー74は液体製品を弁ディスク55の上流側に対し加圧された液体製品を供給する各圧力行程中に下流方向に移動し、それにより前記ディスクの少くとも一部を変形させて排出通路を開放させ、また同様にアセンブリーの排出バレル41内の縦移動を行わせ、それによって滴下防止特性を提供する。前記弁アセンブリーは弁ディスク55の上流側の圧力がその下流側の圧力に対して大気以下になるにつれてピストンの各吸引行程中収縮し、それにより棒57を円筒状くぼみ58から引込ます。図1の実施例にあるように、ある種の選ばれた軽ばね64が弁アセンブリーの収縮工程での補助手段として配設できる。
【0033】
図6の実施例の排出弁アセンブリー76は、中空チューブ状部材77を回転機構部材48と摩擦係合にして備え、それにより排出バレル41内に固定させるためである。軟質、弾性材料の排出弁ディスク78がバレル47内に、図示のように凹形をなし、排出バレル41の内壁に接してその外周縁が封止的に係合し、排出通路62を弁で調節するにつれて、固有の片寄せ能力をもつようになる。前記弁ディスクはその中に中心開口部79を配設することで適所に取付けが可能で、それを通してポンプ本体上のピン81が伸びる。中空チューブ状部材77は図示のように前記ピンに係合するか、あるいは前記ピンが該中空チューブ状部材77上に配設され弁ディスクの中心開口部79を通って伸長して、排出バレル41内でそれを安定させることができる。
【0034】
図7の実施例の排出弁アセンブリー82はバレル41内に回転機構部材48上の内寄せ49が戻り止め51に係合するにつれて固定される。該アセンブリーは前記素子48と一体成形された下流チューブ状部材83と、栓72との摩擦係合により適所に固定された上流スリーブ84を備える。弾性円形弁ディスク55を支える弁部材85は前記部材83とスリーブ84を図示のようにその内部中空端に係合するにつれて相互連結される。排出通路部材62は排出バレル41の内径と、スリーブ84とチューブ状部材83それぞれの直径の間に決められる。図示のように、弾性円形弁ディスク55は前記の実施例の排出弁の位置と比較して、排出バレル41の上流端と下流端のほぼ中間にある。弁85は前記と同様に機能して液体製品の排出弁を介して弁による調節をし、また排出弁の下流チューブ状部材83、上流スリーブ84が充填物部材として機能して、図1に関して説明した目的のため、また方法で前記バレル41の容積を縮小させる。
【0035】
図8の実施例では、排出弁アセンブリー86はチューブ状部材87の形をとり、それが栓と摩擦係合するに従って排出バレル41内に固定される充填物部材を備える。排出弁ディスク78は図6に関して説明した同一もしくは同様の形式のものであって差支えないが、その中心開口部を介して部材87の下流端に取付けられる。また、前記弁アセンブリーはピン81と回転機構部材の円筒状くぼみ58に係合する中空チューブ状延長部材88を備える。
【0036】
図9の排出弁アセンブリー89は、栓72に固定され充填物部材として機能する中空スリーブ91を備えるが、このスリーブにより排出バレル41の内壁と共に、排出通路62が決まる。弁部材92は回転機構部材48をスリーブ91と図示のように摩擦係合により相互連結させる。弾性円形弁ディスク55は部材92上に形成され、液体製品を別の実施例に関して説明したと同様に排出通路を通す弁による調節の機能をする。
【0037】
図10の排出弁アセンブリー93は排出バレル41内に固定され、また回転機構部材48に図示のように摩擦係合により連結されたチューブ状部材94から成る。該アセンブリーはさらに弾性円形弁ディスク55が一体成形される弁部材95を備え、この弁素子はチューブ状部材94に摩擦係合で固定される。チューブ状部材94により内壁56と合わせて環状排出通路62が画定され、弾性円形弁ディスク55は壁56の外縁の辺りを座面とする。チューブ状部材94は、図1に関して説明した方法で排出バレル41の容積縮小の目的のためフィルター機能をなす。
【0038】
最後に図11の排出弁アセンブリー96は、栓72にその上流端で固定された成形シリンダー97として形成され、また回転機構部材48との摩擦係合に伸入する弁部材98に接して支えられる充填物部材を備える排出弁アセンブリー96を備える。該弁部材はすべての他の実施例のように、その外周に沿って内壁に接して嵌座させて、シリンダー97と壁56の間に決まる排出通路の弁調節する弾性円形弁ディスク55を備える。
【0039】
上記のごとく、様々の排出弁アセンブリーは、各々が充填物を排出バレルの容積の縮小のため、可成りの空気の量を排除して液体製品が排出バレルを通してさらに急速に初期のポンプ圧力行程中排出オリフィスの方に排出されるようなトリガー作動ポンプ噴霧器用に提供されてきたことがわかる。従ってポンプの行程対呼び水比は、別のスリーブ様充填物もしくは広汎な種類の形をとる排出弁アセンブリーの円筒状部分を必要としても差支えない単純な方法によって改善される。排出弁は円形弁もしくは、組立てると凹面に付形された円錐弁あるいは円板弁の形をとることもでき、どちらもそれにより排出バレルの対向する内壁に接してその外周に沿って嵌座する。弁はバレルの全長に沿って様々の位置に配置できる。
【0040】
【本発明の効果】
以上説明したごとく、行程対呼び水比の改良の他に、本発明のいくつかの実施例による排出弁アセンブリーは、排出バレルの全長に沿う軸方向に移動でき、そのため排出弁アセンブリーの部品として棒もしくは棒部分が回転機構部材のカップ状となったくぼみの中を摺動して、それにより可変容積吸引室が画定される。該室は排出オリフィスと流体連通していて、それにより液体製品を排出オリフィスから並びにその回りで引抜いたり収縮させて、そこでの液体製品滴下の形式の発生を防ぐ。このような流唾防止特性はなんら特別の部品を必要とせず、単純でしかも排出オリフィスでの僅かの液体製品滴下の形成の発生も防げる極めて有効な手段である。もちろん、流唾防止特性は排出容積縮小装置とは関係なく本発明から逸脱することもなく配設できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係るトリガー作動ポンプ式噴霧器の一実施例を示す縦断面図で、(A)は全体構成図、(B)は一部の拡大図である。
【図2】同上のトリガー作動ポンプ式噴霧器における排出弁アセンブリーの第1の実施例を示す縦断面図である。
【図3】同上のトリガー作動ポンプ式噴霧器における排出弁アセンブリーの第2の実施例を示す縦断面図である。
【図4】同上のトリガー作動ポンプ式噴霧器における排出弁アセンブリーの第3の実施例を示す縦断面図である。
【図5】同上のトリガー作動ポンプ式噴霧器における排出弁アセンブリーの第4の実施例を示す縦断面図である。
【図6】同上のトリガー作動ポンプ式噴霧器における排出弁アセンブリーの第5の実施例を示す縦断面図である。
【図7】同上のトリガー作動ポンプ式噴霧器における排出弁アセンブリーの第6の実施例を示す縦断面図である。
【図8】同上のトリガー作動ポンプ式噴霧器における排出弁アセンブリーの第7の実施例を示す縦断面図である。
【図9】同上のトリガー作動ポンプ式噴霧器における排出弁アセンブリーの第8の実施例を示す縦断面図である。
【図10】同上のトリガー作動ポンプ式噴霧器における排出弁アセンブリーの第9の実施例を示す縦断面図である。
【図11】同上のトリガー作動ポンプ式噴霧器における排出弁アセンブリーの第10の実施例を示す縦断面図である。
【符号の説明】
20 手動ポンプ式ディスペンサー
21 ポンプ本体
22 容器
23 クロージャーキャップ
24 入口通路
25 円筒状部材
26 在来型浸漬チューブ
27 ポンプシリンダー
28 手動往復ポンプピストン
29 環状ピストン封止装置
30 入口逆止め玉弁
31 可変容積ポンプ室
32 ピストン戻しばね
33 トリガー作動器
34 突起
35 外向き環状ガス抜き封止装置
36 縦方向リブ
37 ガス抜き口
38 入口
39 開口部
41 排出バレル
42 ノズル
43 ノズルキャップ
44 排出オリフィス
45 前壁
46 スナップ嵌め
47 内部円筒状スリーブ
48 回転機構素子
49 内寄せ
50 停止用肩
51 戻り止め
52 回転室
53 隔板
54、65、66、69、74、76、82、86、89、93、96 排出弁アセンブリー
55 弾性円形弁ディスク
56 弁の壁
57 細長い円筒形棒
58 円筒状くぼみ
59 可変容積吸引室(排気室)
61 中空スリーブ
62 環状排出通路
63 縦リブ
64 軽ばね
67 チューブ状部分
68 弁素子
71、77 中空チューブ状部材
72 栓
73 棒部材
75 一体円形ディスク
78 排出弁ディスク
79 中心開口部
81 ピン
83 下流チューブ状部材
84 上流スリーブ
85 弁部材
87 部材
88 中空チューブ状延長部材
91 中空スリーブ
92 弁部材
94 チューブ状部材
95 弁部材
97 成形シリンダー
98 弁部材

Claims (9)

  1. ポンプ本体において、液体製品を円筒状排出バレルの下流端の排出オリフィスを通して排出するよう、前記本体のポンプシリンダー内での圧力行程と帰り行程の間で作用する手動往復ピストンにより画定される可変容積ポンプ室と連絡した前記バレル備えるポンプ本体と、前記下流端で固定された回転機構部材と弾性円形弁ディスクをその外周に沿って前記バレルの内壁と、ピストン帰り行程中弁閉止状態で封止係合にして備える排出弁アセンブリと、前記ピストンの圧力行程中、弁の開放状態で前記内壁を係合から解く前記外周の1部からなり、前記弁アセンブリーが前記圧力および帰り行程に対応して前記通路に沿って摺動でき、また前記回転機構部材のカップ状のくぼみ内側を摺動できる棒を有して摺動移動中の可変容積吸引室が画定され、液体製品を前記排出オリフィスの内側方向に収縮させ、そこに生ずる僅かな滴下の形成も防げることを特徴とするトリガー作動ポンプ式噴霧器。
  2. 前記噴霧器がさらに前記排出バレル内の容積を十分に縮小させる充填物部材からなり、かつ前記オリフィスと連絡する排出通路を画定して、前記バレル内の液体製品の容積を吸入排出ポンプ操作中に縮小させることを特徴とする請求項1記載のトリガー作動ポンプ式噴霧器。
  3. 前記ばね手段が前記吸引室に配設されて前記棒を前記部材から離して片寄らせることを特徴とする請求項1記載のトリガー作動ポンプ式噴霧器。
  4. 前記排出弁が前記バレルの上流端に配置されていることを特徴とする請求項1記載のトリガー作動ポンプ式噴霧器。
  5. 前記排出弁が前記通路の上流端に配置されることと、前記弁アセンブリー上の前記手段が棒からなることと、そして前記充填物部材が前記棒を取囲むスリーブからなり、それにより前記排出路が決まることを特徴とする請求項2記載のトリガー作動ポンプ式噴霧器。
  6. 前記手段が前記棒上に配設されて、前記スリーブを前記弁から離して軸方向に離隔させ弁開放状態における干渉の発生を防ぐことを特徴とする請求項5記載のトリガー作動ポンプ式噴霧器。
  7. 前記排出弁が前記バレルの前記下流端に隣接して配置されることを特徴とする請求項1記載のトリガー作動ポンプ式噴霧器。
  8. 前記排出弁が前記排出通路の前記下流端に隣接して配置され、前記弁アセンブリーの前記手段が棒からなり、前記充填物部材が前記棒を取囲むスリーブからなることを特徴とする請求項2記載のトリガー作動ポンプ式噴霧器。
  9. 前記棒が前記通路の上流端に伸びることを特徴とする請求項8記載のトリガー作動ポンプ式噴霧器。
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