JP4472086B2 - 散水ノズル - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、散水ノズルに関する。
【0002】
【従来の技術】
従来、散水ノズルには所謂ピストル形状のものがある。この種の散水ノズルは、銃床に相当する給水部と銃身に相当する散水部とからなる本体を備え、給水部の基端に連結したホースから供給される水を散水部の先端側から噴出させる構造のものが一般的である。
【0003】
かかる構造の散水ノズルとしては、例えば特公平4−39388号公報に記載されたものがある。かかる散水ノズルは水の噴出量を調節する調節機構、及び水の噴出形態を異なる形態に変化させるための切換機構を有している。噴出量の調節機構は、前記散水部の通水路に弁座を設け、かつその後方側に、弁座と当接・離間し通水路を開閉する弁部が先端に設けられたシャフトをスプリングで弁座側に付勢した状態で収容するとともに、そのシャフトの基端部を散水部の後部から外部に突出させて前記給水部に設けた操作レバーと連結し、操作レバーの操作によって散水部の先端側への通水量を変化させるものである。また、噴出形態の切換機構は、前記散水部の先端側に複数の部材を交互に嵌合することにより構成されている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、前述した公報に開示された散水ノズルにおいては、前述したシャフト及びスプリングを散水部の先端側から収容する構造であるため、散水ノズルの組立後においてシャフトを取り出す必要が生じた場合には、散水部の先端側に組み付けられている他の部材を分解して取り外さなければならなかった。このため、例えばシャフトの交換や使用途中でのシャフトの収容空間を掃除する際には、そうした作業が極めて煩雑であった。
【0005】
本発明は、かかる従来の課題に鑑みてなされたものであり、噴出量の調節機構を構成するシャフトの取り外し作業を容易に行うことができる散水ノズルを提供することを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】
前記課題を解決するために請求項1の発明にあっては、本体の先端側から噴出する水の噴出量を調節する調節機構を備え、この調節機構が、本体の内部に設けられた弁座に当接、離間する弁部を先端側に有するシャフトと、このシャフトを先端側へ付勢し前記弁部を前記弁座に当接させるスプリングとを含み、前記シャフトを前記スプリングの付勢に抗して移動させるための操作レバーが本体に設けられた散水ノズルにおいて、本体に、後方側に開口するとともに前記シャフトを収容する収容空間を設け、この収容空間の開口部を着脱自在な閉鎖部材により閉鎖し、前記シャフトの後端部を前記収容空間の水密性を確保しつつ前記閉鎖部材を貫通して外部に突出させ、前記シャフトの後端部の周面に、前記シャフトの径方向の両側に対をなして突出する係止凸部を設け、前記操作レバーに、前記閉鎖部材から突出する前記シャフトの後端部を連結する連結部を設けるとともに、この連結部に、前記係止凸部の通過を前記シャフトの相対的な回転により許容及び阻止する長穴状の係止穴を設け、この係止穴を通過した一対の前記係止凸部が係止される前記連結部における係止部を、前記係止穴の長径方向の両端側から中央に向かい前記シャフトの先端方向に湾曲して後退する形状とした。
【0007】
かかる構成においては、本体から閉鎖部材を取り外すだけで、本体からシャフトを取り外すことができる。また、シャフトが操作レバーと連結された構成であっても、シャフトの取り付けたり、取り外したりするときには、シャフトを軸中心に回転させれば操作レバーとの連結作業及び連結状態の解除作業が容易に行い得る。また、シャフトは、操作レバーに連結されて係止凸部が操作レバー側の係止部に係止された状態となると、係止凸部が係止穴の通過を許容される回転位置への自由回転を直ちに阻止される。つまり使用に際して、不用意にシャフトが操作レバーとの連結状態を解除されてしまう事態の発生を、別部材を必要とせずに防止できる。
【0014】
また、請求項の発明にあっては、前記シャフトの後端部に前記係止凸部より後方側に延出する延出部が設けられる一方、前記連結部の後方側の端面に凹部が設けられ、この凹部の底部に前記係止穴が開口するとともに、前記延出部が前記凹部に収容されたものとした。
【0015】
かかる構成においては、後端部が操作レバーの連結部を貫通したシャフトと操作レバーとの連結作業及び連結状態の解除作業が、シャフトの後端部の延出部を掴むことにより容易に行える。しかも、延出部が外部と干渉することがなく、使用時にはそれが邪魔にならず、また外部との干渉による破損の心配がない。
【0016】
また、請求項の発明にあっては、本体の先端側の外周部に、噴出する水の噴出形態を切り換えるための切換機構を構成する部材が組み付けられたものとした。
【0017】
また、請求項の発明にあっては、前記シャフトが合成樹脂製であるものとした。
【0018】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の一実施の形態を図にしたがって説明する。図1は本発明に係る散水ノズルの要部断面図、図2は散水ノズルの分解図である。なお、図2においては組立前に各部材に取り付けるOリングは省略してある。
【0019】
この散水ノズルは従来技術で説明したものと同様に、噴出量の調節機構および噴出形態の切換機構を備えたピストル形状のものであって、銃床に相当する給水部1と銃身に相当する散水部2とからなる本体3を有している。給水部1と散水部2は合成樹脂により一体形成され互いに内部が連通された中空部材であって、給水部1の下端側に給水ホースが連結されるようになっている。給水部1の上方側の背面には、給水ホースから供給された水の噴出量を調整するための操作レバー4が取り付けられている。操作レバー4は給水部1の下端側に延びる操作部5と、散水部2の後端部に接する連結部6とを有する、くの字形に折曲する形状であり、その折曲部が給水部1に突設された取付部7に外嵌した状態で軸支されている。
【0020】
前記散水部2は後端開口状で、かつ先端側に向かい開口径が段階的に減少し先端が閉鎖された筒形状であり、ほぼ均一な肉厚を有している。すなわち散水部2は、給水部1に連設された第1の筒状部11から先端側に向かい外径が段階的に減少する第2〜第6の筒状部12〜16を有している。各筒状部11〜16の内周面には型抜き勾配が確保され、各々の内部形状が円錐台状となっている。第3の筒状部13と第4の筒状部14との連結部分には弁座17が設定されており、弁座17の後方側には弁室である収容空間18が形成されるとともに、第1の筒状部11の後端部の外側にねじ込まれた、閉鎖部材であるエンドキャップ20により閉鎖されている。エンドキャップ20の中央部には収容空間18内部で先端側へ延出する軸受部21が設けられるとともに、軸受部21の内部は穴20aを介して後方に貫通されている。なお、エンドキャップ20と第4の筒状部14との連結部分はOリング22によってシールされている。
【0021】
また、前記収容空間18には止水シャフト23が収容されている。止水シャフト23は合成樹脂製であり、その先端部には、Oリング24が外挿されるとともにそれが弁座17に当接・離間することによって前記第4の筒状部14が形成する通水路を開閉する弁部25が形成されている。弁部25の後方側の周面には板状のバネ受け26が90度おきに突出形成されており、さらに各バネ受け26の先端部分の外周側には、止水シャフト23を散水部2に挿入するとき弁部25を弁座17に案内するためのガイド突起27がそれぞれ設けられている。止水シャフト23の後端側はエンドキャップ20の前記軸受部21に内嵌されるとともに前記穴20aを介して外部に延出しており、軸受部21内に位置する部分には所定の間隔をおきシール用の2本のOリング31,31を保持する鍔部28,28,28が設けられている。
【0022】
止水シャフト23にはコイルスプリング35が外挿されている。コイルスプリング35はエンドキャップ20の軸受部21と前記各バネ受け26との間に縮設されており、コイルスプリング35のばね力によって止水シャフト23が先端側へ付勢されて弁部25が前記弁座17に押圧されている。なおコイルスプリング35は、止水シャフト23を先端方向に付勢するものであれば、これ以外の種類の他のスプリングに代えることができる。また、エンドキャップ20を貫通した止水シャフト23の後端部は、前述した操作レバー4の連結部6に連結されている。止水シャフト23の後端部は断面円形であり、その周面には、直径方向の両側に対をなして一対の係止凸部29,29が突出して形成されている。止水シャフト23の最後端には、一対の係止凸部29,29の後方側に延出する板状の延出部30が形成されている。
【0023】
操作レバー4の前記連結部6は後方側の端面に凹部6aを有する略M字状の断面形状を有している。すなわち連結部6は前述した操作部5に連続する円筒部41と、円筒部41の内側で後端側に開口するとともにその開口縁が円筒部41の後端縁に連続する後退部42とを有している。凹部6aの底部に相当する後退部42の底部43には、前記止水シャフト23の後端部が貫通する係止穴43aが開口している。係止穴43a長穴であって、止水シャフト23の後端部は、図4に示したように、一対の係止凸部29,29が係止穴43aの長径方向に位置した状態で係止穴43aを通過させた後、図1及び図4に示したように、止水シャフト23を約90度回転させ一対の係止凸部29,29を底部43に係止させることによって連結部6と連結されている。つまり、後退部42の底部43が本発明の係止部であるとともに、止水シャフト23の後端部は所謂バヨネット結合により連結部6と連結されている。したがって、操作レバー4を回動操作すれば、止水シャフト23を軸方向に移動して、前記第4の筒状部14が形成する通水路を開閉し、それにより水の噴出量が調節できるようになっている。
【0024】
また、図示したように、前記底部43における操作レバー4の側面と平行する断面の形状は、前記止水シャフト23の先端方向に向かってくの字状に湾曲して後退した形状であり、前記係止穴43aはその長径方向に沿って湾曲している。言い換えると、底部43は、係止穴43aの長径方向の両端側から中央に向かい止水シャフト23の先端方向に後退する形状となっている。これにより、底部43に当接する止水シャフト23の前記一対の係止凸部29,29は、止水シャフト23の軸方向(後端方向)への移動を伴わない回転を阻止されている。また、止水シャフト23の最後端に位置する前述した延出部30は、連結部6の凹部6aに収容されるとともに、その長さが連結部6から突出しない長さに設定されている。
【0025】
一方、散水部2の先端側には、散水部2と共に噴出形態の切換機構を構成する以下に述べる各部材が組み付けられている。すなわち、散水部2の先端側には、先端に向かってラッパ形に大きく開口した回転ヘッド50が外挿されている。回転ヘッド50の基端部は、前述した第3の筒状部13と螺合しており、回転操作を行うことによりその中心軸に沿って進退可能となっている。回転ヘッド50の開口部はシャワーヘッド52によって閉鎖されており、シャワーヘッド52には、その中央部に散水部2の先端部が突出する噴出穴52aが設けられ、かつ他の領域に多数のシャワー孔52bが設けられている。
【0026】
シャワーヘッド52の内側には、その内部が前記噴出穴52aに連続するとともに、散水部2の前記第5の筒状部15の外側に遊嵌する調整筒53が延設されている。調整筒53の延出端部の内側には、第5の筒状部15に外嵌する2本のOリング54,54が収容されている。さらに調整筒53の延出端部には、有底筒状であって、その底部側が第5の筒状部15に外挿され止水キャップ55が外嵌されており、止水キャップ55によって各Oリング54,54が調整筒53からの抜けを防止されている。第5の筒状部15の周面には、第4の筒状部14から流入した水、つまり止水シャフト23によって流量調整された水を流出させる流出穴15aが90度おきに設けられ、第5の筒状部15に連続する第6の筒状部16の閉鎖端部、つまり散水部2の先端部には、前述したシャワーヘッド52の前記噴出穴52aよりもやや小径の調整突起19が設けられている。
【0027】
これにより、前述したシャワーヘッド52を適宜回転させることにより、水の噴出形態が変化できる。すなわち、前記流出穴15aがOリング54,54よりも先端側に位置し、前記噴出穴52aから水が噴出する範囲内では、前記噴出穴52aの開口形状の変化に応じて水が直線状に噴出する状態から霧状に噴出する状態へ変化させ、また前記流出穴15aがOリング54,54の後方側に位置し、多数のシャワー孔52aから水が噴出する範囲内では、前記流出穴15aの開口量に応じてシャワー状に噴出する水の勢いを変化させることができるようになっている。
【0028】
以上の構成からなる本実施の形態においては、止水シャフト23を後端方向へ引っ張りながら軸中心に回転させ、操作レバー4の連結部6(凹部6a)に収容されている一対の係止凸部29の回転位置を係止穴43aに合致させて(図4参照)、止水シャフト23と操作レバー4との連結状態を解除した後、本体3から操作レバー4及びエンドキャップ20を取り外すことにより、止水シャフト23の取り外しが可能である。よって、散水ノズルの組立後に止水シャフト23を取り出す必要が生じた場合であっても、その取り外し作業を容易に行うことができる。その結果、止水シャフト23の交換や使用途中での止水シャフト23の収容空間18の掃除が楽に行える。特に、本実施の形態のように、散水部2の先端側に噴出形態の切換機構を構成する他の複数の部材が組み付けられたものでは、それらの部材を何も取り外す必要がないため、上記の効果が極めて大きい。
【0029】
また、止水シャフト23と操作レバー4との連結状態の解除作業、及び両者の連結作業は、止水シャフト23を後端方向へ引っ張りながら軸中心に回転させるだけであることから、その作業が簡単であり、作業性が極めて良好である。なお、この点に関しては、止水シャフト23と操作レバー4とを前述したものと異なる構成を有するバヨネット結合により連結した場合であっても得ることができる。また 止水シャフト23と操作レバー4とが連結状態にあるとき、前述したように止水シャフト23の一対の係止凸部29,29が、止水シャフト23の後端方向への移動を伴わない回転を阻止されるため、止水シャフト23は、一対の係止凸部29,29が係止穴43aの通過を許容される回転位置への自由回転することがない。つまり使用に際して、不用意に止水シャフト23が操作レバー4との連結状態を解除されてしまう事態の発生が、別部材を必要とせずに防止できる。よって、部品点数の削減による散水ノズルの低コスト化が可能である。なお、かかる効果は、本実施の形態で示した構成以外にも、例えば一対の係止凸部29,29が当接する前述した底部43aに一対の係止凸部29,29が内嵌する溝を設け、それにより、止水シャフト23の後端方向への移動を伴わない一対の係止凸部29,29の回転を阻止する構成であっても得ることができる。
【0030】
さらに、止水シャフト23と操作レバー4との連結状態の解除作業、及び両者の連結作業に際しては、連結部6の凹部6aに延出している延出部30をペンチ等の工具によって掴むことにより止水シャフト23を容易に回転させることができる。しかも、延出部30が外部と干渉することがなく、使用時にはそれが邪魔にないため使い勝手がよい。また、延出部30が凹部6aに収容されており、外部との干渉が防止できるため、延出部30が破損する心配がない。したがって、使用時に特別な注意を払う必要がなく、これによっても使い勝手がよい。向上する。殊に、本実施の形態のように、止水シャフト23が合成樹脂製の場合には、かかる効果が大きい。
【0031】
【発明の効果】
以上説明したように本発明においては、本体から閉鎖部材を取り外すだけで、本体からシャフトを取り外すことができるようにした。よって、散水ノズルの組立後にシャフトを取り出す必要が生じた場合であっても、その取り外し作業を容易に行うことができる。その結果、シャフトの交換や使用途中でのシャフトの収容空間の掃除が楽に行える。特に、本体の先端側の外周部に、噴出する水の噴出形態を切り換えるための切換機構を構成する部材が組み付けられたものでは上記の効果が極めて大きい。
【0032】
また、シャフトが操作レバーと連結された構成であっても、シャフトを軸回りに回転させれば操作レバーとの連結及び連結状態の解除が容易に行い得るようにしたことから、上記構成を有する散水ノズルにおけるシャフトの取り外し作業性を向上させることができる。
【0033】
また、使用に際して、不用意にシャフトが操作レバーとの連結状態を解除されてしまう事態の発生を、別部材を必要とせずに防止できるようにしたことから、部品点数の削減により低コスト化が可能となる。
【0034】
また、シャフトと操作レバーとの連結作業及び連結状態の解除作業が、シャフトの後端部の延出部を掴むことにより容易に行えるようにしたことから、シャフトの取り外し作業が一層容易になる。しかも、使用時には延出部が邪魔にならないため使い勝手が向上する。しかも外部との干渉によって延出部が破損する心配がなく、使用時に特別な注意を払う必要がなく、これによっても使い勝手が向上する。殊に、シャフトが合成樹脂製の場合にはかかる効果が大きい。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施の形態を示す散水ノズルの要部断面図である。
【図2】散水ノズルの分解図である。
【図3】止水シャフトとハンドルとの連結状態を示す説明図である。
【図4】止水シャフトとハンドルとの連結が解除された状態を示す説明図である。
【符号の説明】
1 給水部
2 散水部
3 本体
4 操作レバー
6 連結部
6a 凹部
11〜16 第1〜第6の筒状部
17 弁座
18 収容空間
20 エンドキャップ(閉鎖部材)
23 止水シャフト(シャフト)
25 弁部
29 係止凸部
35 コイルスプリング
42 後退部
43 底部(係止部)
43a 係止穴

Claims (4)

  1. 本体の先端側から噴出する水の噴出量を調節する調節機構を備え、この調節機構が、本体の内部に設けられた弁座に当接、離間する弁部を先端側に有するシャフトと、このシャフトを先端側へ付勢し前記弁部を前記弁座に当接させるスプリングとを含み、前記シャフトを前記スプリングの付勢に抗して移動させるための操作レバーが本体に設けられた散水ノズルにおいて、
    本体に、後方側に開口するとともに前記シャフトを収容する収容空間を設け、この収容空間の開口部を着脱自在な閉鎖部材により閉鎖し、前記シャフトの後端部を前記収容空間の水密性を確保しつつ前記閉鎖部材を貫通して外部に突出させ
    前記シャフトの後端部の周面に、前記シャフトの径方向の両側に対をなして突出する係止凸部を設け、
    前記操作レバーに、前記閉鎖部材から突出する前記シャフトの後端部を連結する連結部を設けるとともに、この連結部に、前記係止凸部の通過を前記シャフトの相対的な回転により許容及び阻止する長穴状の係止穴を設け、
    この係止穴を通過した一対の前記係止凸部が係止される前記連結部における係止部を、前記係止穴の長径方向の両端側から中央に向かい前記シャフトの先端方向に湾曲して後退する形状とした
    ことを特徴とする散水ノズル。
  2. 前記シャフトの後端部に前記係止凸部より後方側に延出する延出部が設けられる一方、前記連結部の後方側の端面に凹部が設けられ、この凹部の底部に前記係止穴が開口するとともに、前記延出部が前記凹部に収容されたことを特徴とする請求項1記載の散水ノズル。
  3. 本体の先端側の外周部に、噴出する水の噴出形態を切り換えるための切換機構を構成する部材が組み付けられたことを特徴とする請求項1又は2記載の散水ノズル。
  4. 前記シャフトが合成樹脂製であることを特徴とすることを請求項1又は2,3記載の散水ノズル。
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