JP2001205141A - 散水ノズル - Google Patents

散水ノズル

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JP2001205141A JP2000019545A JP2000019545A JP2001205141A JP 2001205141 A JP2001205141 A JP 2001205141A JP 2000019545 A JP2000019545 A JP 2000019545A JP 2000019545 A JP2000019545 A JP 2000019545A JP 2001205141 A JP2001205141 A JP 2001205141A
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Kohei Sato
耕平 佐藤
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Iris Ohyama Inc
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 製品の歩留まりを向上させることができる散
水ノズルを提供する。 【解決手段】 散水部2の延在途中に給水部1の一端が
連結された構造の散水ノズルである。給水部1と散水部
2との双方の他端を開口状とし、かつ互いの内部を連通
させて一体形成する。散水部2の他端をエンドキャップ
20により水密性を確保して閉鎖し、給水部1の他端か
ら水を供給する。散水部2内に弁座17を一体形成して
も内部には止水シャフト23を挿入でき、散水部2の延
在途中に別部材を設けなくとも、水の噴出量の調節機構
が形成可能である。本体3の延在途中における外周部へ
の水漏れが生ずることがなく、散水ノズルの製造時にお
いては、そうした水漏れに起因して本体3を破棄するよ
うなことがなくなる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、散水ノズルに関す
る。
【0002】
【従来の技術】従来、散水ノズルには所謂ピストル形状
のものがある。この種の散水ノズルは、銃床に相当する
給水部と銃身に相当する散水部とからなる本体を備え、
給水部の基端に連結したホースから供給される水を散水
部の先端側から噴出させる構造を有している。また、こ
のような散水ノズルにおいて、例えば水の噴出量を調節
する調節機構を設ける場合、前記給水部や前記散水部の
内部に弁座を設けるとともに弁座に当接・離間する弁体
を収容し、それを例えば本体に設けた操作レバーに連結
して、弁座に対する離間量を調整可能としている。ま
た、前記弁座は、給水部や散水部の内部に内嵌させる部
材によって構成したり、給水部や散水部に接合される筒
状の部材に構成していた。また、それらの別部位と給水
部や散水部とは、接着剤を用いて接合されることにより
水密性が確保されていた。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、前述し
た構造の散水ノズルにおいては、本体内の水の通流路に
設ける弁座が、本体と接着剤を用いて接合される他の部
材によって構成されているため、以下のような問題があ
った。すなわち、本体の製造に際しては、双方の部材間
の接合不良に起因した本体の外周部における水漏れを完
全になくすことができず、また、水漏れが存在する本体
については、その時点でそれを破棄せざるを得なかっ
た。つまり、製品の歩留まりの改善する上での妨げとな
っていた。
【0004】本発明は、かかる従来の課題に鑑みてなさ
れたものであり、製品の歩留まりを向上させることがで
きる散水ノズルを提供することを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】前記課題を解決するため
に請求項1の発明にあっては、第1の管状部と、この第
1の管状部の延在途中に一端が連結された第2の管状部
とからなる本体を備え、前記第1の管状部の一端側から
水を噴出させる散水ノズルにおいて、前記第1の管状部
と前記第2の管状部との双方の他端を開口状とするとと
もに互いの内部を連通させて一体形成し、一方側の他端
を閉鎖部材により水密性を確保して閉鎖し、他方側の他
端から水を供給するものとした。
【0006】かかる構成においては、本体内に弁座を一
体形成しても、第1の管状部と第2の管状部との一方側
の内部には、その他端側から、前記弁座に当接・離間す
ることにより水の噴出量を変化させる弁体を挿入するこ
とができる。したがって、本体の延在途中に別部材を設
けなくとも、水の噴出量を調節する調節機構を設けるこ
とができる。
【0007】また、請求項2の発明にあっては、前記第
1の管状部の内径を、他端側より先端側に向かって段階
的に減少させたものとした。
【0008】かかる構成においては、本体を合成樹脂で
形成する場合、第1の管状部の内壁をその軸方向を型抜
き方向とする単一の金型によって形成することができ
る。したがって、第1の管状部の内部には、パーティン
グライン等の凹凸が存在しない滑らかな面を有する弁座
を形成することができる。
【0009】また、請求項3の発明にあっては、前記第
1の管状部の内部に弁座が形成され、この弁座と前記閉
鎖部材との間に形成された収容空間に、前記弁座に当
接、離間する弁体と、この弁済を弁座に向けて付勢する
スプリングが収容される一方、前記弁体が、前記弁座に
当接、離間する弁部を一端側に有し、かつ他端部が前記
収容空間の水密性を確保しつつ前記閉鎖部材を貫通して
外部に突出するシャフトであって、このシャフトの他端
部が、本体に設けられるとともに当該シャフトを前記ス
プリングの付勢に抗して移動する操作レバーに連結され
たものとした。
【0010】また、請求項4の発明にあっては、前記第
1の管状部の一端側に、噴出する水の噴出形態を切り換
えるための切換機構を構成する部材が組み付けられたも
のとした。
【0011】
【発明の実施の形態】以下、本発明の一実施の形態を図
にしたがって説明する。図1は本発明に係る散水ノズル
の要部断面図、図2は散水ノズルの分解図である。な
お、図2においては組立前に各部材に取り付けるOリン
グは省略してある。
【0012】この散水ノズルは従来技術で説明したもの
と同様に、噴出量の調節機構および噴出形態の切換機構
を備えたピストル形状のものであって、銃床に相当する
給水部1と銃身に相当する散水部2とからなる本体3を
有している。給水部1と散水部2は、左右方向に開閉し
外周形状を成形する外型と、給水部1の軸方向に移動し
給水部1の内周形状を成形する内型と、散水部2の軸方
向に移動し散水部2の内周形状を成形する内型とを用い
て合成樹脂により中空状に一体形成されている。すなわ
ち本実施の形態においては給水部1が本発明の第2の管
状部、散水部2が第1の管状部であって、給水部1の一
端は散水部2の延在途中に連結されている。給水部1は
他端側に向かい開口しており、給水部1の下端側に給水
ホースが連結され、給水部1側から水を供給されるよう
になっている。給水部1の上方側の背面には、給水ホー
スから供給された水の噴出量を調整するための操作レバ
ー4が取り付けられている。操作レバー4は給水部1の
下端側に延びる操作部5と、散水部2の後端部に接する
連結部6とを有する、くの字形に折曲する形状であり、
その折曲部が給水部1に突設された取付部7に外嵌した
状態で軸支されている。
【0013】前記散水部2は給水部1から供給された水
を先端側(一端側)から噴出させる部分であり、後端
(他端)開口状で、かつ先端側に向かい内径が段階的に
減少し先端が閉鎖された筒形状であり、ほぼ均一な肉厚
を有している。すなわち散水部2は、給水部1に連設さ
れた第1の筒状部11から先端側に向かい外径が段階的
に減少する第2〜第6の筒状部12〜16を有してい
る。各筒状部11〜16の内周面には型抜き勾配が確保
され、各々の内部形状が円錐台状となっている。第3の
筒状部13と第4の筒状部14との連結部分には弁座1
7が設定されており、弁座17の後方側には弁室である
収容空間18が形成されるとともに、第1の筒状部11
の後端部の外側にねじ込まれた、閉鎖部材であるエンド
キャップ20により閉鎖されている。エンドキャップ2
0の中央部には収容空間18内部で先端側へ延出する軸
受部21が設けられるとともに、軸受部21の内部は穴
20aを介して後方に貫通されている。なお、エンドキ
ャップ20と第4の筒状部14との連結部分はOリング
22によってシールされている。
【0014】また、前記収容空間18には止水シャフト
23が収容されている。止水シャフト23は合成樹脂製
であり、その先端部には、Oリング24が外挿されると
ともにそれが弁座17に当接・離間することによって前
記第4の筒状部14が形成する通水路を開閉する弁部2
5が形成されている。弁部25の後方側の周面には板状
のバネ受け26が90度おきに突出形成されており、さ
らに各バネ受け26の先端部分の外周側には、止水シャ
フト23を散水部2に挿入するとき弁部25を弁座17
に案内するためのガイド突起27がそれぞれ設けられて
いる。止水シャフト23の後端側はエンドキャップ20
の前記軸受部21に内嵌されるとともに前記穴20aを
介して外部に延出しており、軸受部21内に位置する部
分には所定の間隔をおきシール用の2本のOリング3
1,31を保持する鍔部28,28,28が設けられて
いる。
【0015】止水シャフト23にはコイルスプリング3
5が外挿されている。コイルスプリング35はエンドキ
ャップ20の軸受部21と前記各バネ受け26との間に
縮設されており、コイルスプリング35のばね力によっ
て止水シャフト23が先端側へ付勢されて弁部25が前
記弁座17に押圧されている。なおコイルスプリング3
5は、止水シャフト23を先端方向に付勢するものであ
れば、これ以外の種類の他のスプリングに代えることが
できる。また、エンドキャップ20を貫通した止水シャ
フト23の後端部は、前述した操作レバー4の連結部6
に連結されている。止水シャフト23の後端部は断面円
形であり、その周面には、直径方向の両側に対をなして
一対の係止凸部29,29が突出して形成されている。
止水シャフト23の最後端には、一対の係止凸部29,
29の後方側に延出する板状の延出部30が形成されて
いる。
【0016】操作レバー4の前記連結部6は後方側の端
面に凹部6aを有する略M字状の断面形状を有してい
る。すなわち連結部6は前述した操作部5に連続する円
筒部41と、円筒部41の内側で後端側に開口するとと
もにその開口縁が円筒部41の後端縁に連続する後退部
42とを有している。凹部6aの底部に相当する後退部
42の底部43には、前記止水シャフト23の後端部が
貫通する係止穴43aが開口している。係止穴43a長
穴であって、止水シャフト23の後端部は、図4に示し
たように、一対の係止凸部29,29が係止穴43aの
長径方向に位置した状態で係止穴43aを通過させた
後、図1及び図4に示したように、止水シャフト23を
約90度回転させ一対の係止凸部29,29を底部43
に係止させることによって連結部6と連結されている。
つまり、後退部42の底部43が本発明の係止部である
とともに、止水シャフト23の後端部は所謂バヨネット
結合により連結部6と連結されている。したがって、操
作レバー4を回動操作すれば、止水シャフト23を軸方
向に移動して、前記第4の筒状部14が形成する通水路
を開閉し、それにより水の噴出量が調節できるようにな
っている。
【0017】また、図示したように、前記底部43にお
ける操作レバー4の側面と平行する断面の形状は、前記
止水シャフト23の先端方向に向かってくの字状に湾曲
して後退した形状であり、前記係止穴43aはその長径
方向に沿って湾曲している。言い換えると、底部43
は、係止穴43aの長径方向の両端側から中央に向かい
止水シャフト23の先端方向に後退する形状となってい
る。これにより、底部43に当接する止水シャフト23
の前記一対の係止凸部29,29は、止水シャフト23
の軸方向(後端方向)への移動を伴わない回転を阻止さ
れている。また、止水シャフト23の最後端に位置する
前述した延出部30は、連結部6の凹部6aに収容され
るとともに、その長さが連結部6から突出しない長さに
設定されている。
【0018】一方、散水部2の先端側には、散水部2と
共に噴出形態の切換機構を構成する以下に述べる各部材
が組み付けられている。すなわち、散水部2の先端側に
は、先端に向かってラッパ形に大きく開口した回転ヘッ
ド50が外挿されている。回転ヘッド50の基端部は、
前述した第3の筒状部13と螺合しており、回転操作を
行うことによりその中心軸に沿って進退可能となってい
る。回転ヘッド50の開口部はシャワーヘッド52によ
って閉鎖されており、シャワーヘッド52には、その中
央部に散水部2の先端部が突出する噴出穴52aが設け
られ、かつ他の領域に多数のシャワー孔52bが設けら
れている。
【0019】シャワーヘッド52の内側には、その内部
が前記噴出穴52aに連続するとともに、散水部2の前
記第5の筒状部15の外側に遊嵌する調整筒53が延設
されている。調整筒53の延出端部の内側には、第5の
筒状部15に外嵌する2本のOリング54,54が収容
されている。さらに調整筒53の延出端部には、有底筒
状であって、その底部側が第5の筒状部15に外挿され
止水キャップ55が外嵌されており、止水キャップ55
によって各Oリング54,54が調整筒53からの抜け
を防止されている。第5の筒状部15の周面には、第4
の筒状部14から流入した水、つまり止水シャフト23
によって流量調整された水を流出させる流出穴15aが
90度おきに設けられ、第5の筒状部15に連続する第
6の筒状部16の閉鎖端部、つまり散水部2の先端部に
は、前述したシャワーヘッド52の前記噴出穴52aよ
りもやや小径の調整突起19が設けられている。
【0020】これにより、前述したシャワーヘッド52
を適宜回転させることにより、水の噴出形態が変化でき
る。すなわち、前記流出穴15aがOリング54,54
よりも先端側に位置し、前記噴出穴52aから水が噴出
する範囲内では、前記噴出穴52aの開口形状の変化に
応じて水が直線状に噴出する状態から霧状に噴出する状
態へ変化させ、また前記流出穴15aがOリング54,
54の後方側に位置し、多数のシャワー孔52aから水
が噴出する範囲内では、前記流出穴15aの開口量に応
じてシャワー状に噴出する水の勢いを変化させることが
できるようになっている。
【0021】以上の構成からなる本実施の形態において
は、散水部2内に弁座17が一体形成されていても、前
述したように散水部2の内部には後端側から止水シャフ
ト23を挿入することができる。したがって、散水部2
の延在途中に別部材を設けなくとも、水の噴出量を調節
する調節機構が形成されている。よって、本体3の延在
途中における外周部への水漏れが生ずることがなく、散
水ノズルの製造時においては、そうした水漏れに起因し
て本体3を破棄するようなことがなく、製品の歩留まり
を向上させることが可能となる。
【0022】また、前述したように散水部2が、先端側
に向かい内径が段階的に減少し先端が閉鎖された筒形状
であるため、本体3が合成樹脂製であっても、散水部2
の内壁をその軸方向を型抜き方向とする単一の金型によ
って形成することができる。したがって、弁座17にパ
ーティングライン等の凹凸が存在しない滑らかな面をか
くほすることができる。よって、本体3を合成樹脂で形
成する場合であっても、噴出量の調節機構(水の通流路
の内部)における水漏れを生じさせることがなく、これ
によっても製品の歩留まりを向上させることが可能とな
る。
【0023】なお、本実施の形態においては、散水部2
側に弁座17を設け、かつ止水シャフト23を収容する
ものについて説明したが、給水部1側に弁座17を設
け、かつ止水シャフト23を収容したり、散水部2側に
弁座17を設け、給水部1側に止水シャフト23を収容
したり、逆に給水部1側に弁座17を設け、散水部2側
に止水シャフト23を収容したりする構成としても良
い。それらの場合であっても、前述した効果を奏するこ
とができる。
【0024】また、本実施の形態においては、散水ノズ
ルの組立時等には、止水シャフト23を後端方向へ引っ
張りながら軸中心に回転させ、操作レバー4の連結部6
(凹部6a)に収容されている一対の係止凸部29の回
転位置を係止穴43aに合致させて(図4参照)、止水
シャフト23と操作レバー4との連結状態を解除した
後、本体3から操作レバー4及びエンドキャップ20を
取り外すことにより、止水シャフト23の取り外しが可
能である。よって、散水ノズルの組立後に止水シャフト
23を取り出す必要が生じた場合であっても、その取り
外し作業を容易に行うことができる。その結果、止水シ
ャフト23の交換や使用途中での止水シャフト23の収
容空間18の掃除が楽に行える。特に、本実施の形態の
ように、散水部2の先端側に噴出形態の切換機構を構成
する他の複数の部材が組み付けられたものでは、それら
の部材を何も取り外す必要がないため、上記の効果が極
めて大きい。
【0025】また、止水シャフト23と操作レバー4と
の連結状態の解除作業、及び両者の連結作業は、止水シ
ャフト23を後端方向へ引っ張りながら軸中心に回転さ
せるだけであることから、その作業が簡単であり、作業
性が極めて良好である。なお、この点に関しては、止水
シャフト23と操作レバー4とを前述したものと異なる
構成を有するバヨネット結合により連結した場合であっ
ても得ることができる。また 止水シャフト23と操作
レバー4とが連結状態にあるとき、前述したように止水
シャフト23の一対の係止凸部29,29が、止水シャ
フト23の後端方向への移動を伴わない回転を阻止され
るため、止水シャフト23は、一対の係止凸部29,2
9が係止穴43aの通過を許容される回転位置への自由
回転することがない。つまり使用に際して、不用意に止
水シャフト23が操作レバー4との連結状態を解除され
てしまう事態の発生が、別部材を必要とせずに防止でき
る。よって、部品点数の削減による散水ノズルの低コス
ト化が可能である。なお、かかる効果は、本実施の形態
で示した構成以外にも、例えば一対の係止凸部29,2
9が当接する前述した底部43aに一対の係止凸部2
9,29が内嵌する溝を設け、それにより、止水シャフ
ト23の後端方向への移動を伴わない一対の係止凸部2
9,29の回転を阻止する構成であっても得ることがで
きる。
【0026】さらに、止水シャフト23と操作レバー4
との連結状態の解除作業、及び両者の連結作業に際して
は、連結部6の凹部6aに延出している延出部30をペ
ンチ等の工具によって掴むことにより止水シャフト23
を容易に回転させることができる。しかも、延出部30
が外部と干渉することがなく、使用時にはそれが邪魔に
ないため使い勝手がよい。また、延出部30が凹部6a
に収容されており、外部との干渉が防止できるため、延
出部30が破損する心配がない。したがって、使用時に
特別な注意を払う必要がなく、これによっても使い勝手
がよい。向上する。殊に、本実施の形態のように、止水
シャフト23が合成樹脂製の場合には、かかる効果が大
きい。
【0027】
【発明の効果】以上説明したように本発明においては、
本体の延在途中に別部材を設けなくとも、水の噴出量を
調節する調節機構を設けることができるようにした。よ
って、本体の延在途中における外周部への水漏れが生ず
ることがなく、製品の歩留まりを向上させることが可能
となる。
【0028】また、本体を合成樹脂で形成する場合で
も、第1の管状部の内部には、パーティングライン等の
凹凸が存在しない滑らかな面を有する弁座を形成するこ
とができるようにした。よって、本体を合成樹脂で形成
する場合であっても、噴出量の調節機構(水の通流路の
内部)における水漏れを生じさせることがなく、これに
よっても製品の歩留まりを向上させることが可能とな
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施の形態を示す散水ノズルの要部
断面図である。
【図2】散水ノズルの分解図である。
【図3】止水シャフトとハンドルとの連結状態を示す説
明図である。
【図4】止水シャフトとハンドルとの連結が解除された
状態を示す説明図である。
【符号の説明】
1 給水部(第2の管状部) 2 散水部(第1の管状部) 3 本体 4 操作レバー 17 弁座 18 収容空間 20 エンドキャップ(閉鎖部材) 23 止水シャフト(シャフト) 25 弁部 35 コイルスプリング

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 第1の管状部と、この第1の管状部の延
    在途中に一端が連結された第2の管状部とからなる本体
    を備え、前記第1の管状部の一端側から水を噴出させる
    散水ノズルにおいて、 前記第1の管状部と前記第2の管状部との双方の他端を
    開口状とするとともに互いの内部を連通させて一体形成
    し、一方側の他端を閉鎖部材により水密性を確保して閉
    鎖し、他方側の他端から水を供給することを特徴とする
    散水ノズル。
  2. 【請求項2】 前記第1の管状部の内径を、他端側より
    先端側に向かって段階的に減少させたことを特徴とする
    請求項1記載の散水ノズル。
  3. 【請求項3】 前記第1の管状部の内部に弁座が形成さ
    れ、この弁座と前記閉鎖部材との間に形成された収容空
    間に、前記弁座に当接、離間する弁体と、この弁済を弁
    座に向けて付勢するスプリングが収容される一方、前記
    弁体が、前記弁座に当接、離間する弁部を一端側に有
    し、かつ他端部が前記収容空間の水密性を確保しつつ前
    記閉鎖部材を貫通して外部に突出するシャフトであっ
    て、このシャフトの他端部が、本体に設けられるととも
    に当該シャフトを前記スプリングの付勢に抗して移動す
    る操作レバーに連結されたことを特徴とする請求項1,
    2又は3記載の散水ノズル。
  4. 【請求項4】 前記第1の管状部の一端側に、噴出する
    水の噴出形態を切り換えるための切換機構を構成する部
    材が組み付けられたことを特徴とする請求項1から3の
    いずれか1項に記載の散水ノズル。
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