JP3668311B2 - 樹脂製ポンプにおける逆止弁構造 - Google Patents
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Description
【発明の属する技術分野】
本発明は樹脂製ポンプの逆止弁の構造に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
シャンプー等を収容した容器にはその上部に手動ポンプを装備したものがある。この種のポンプには一般に樹脂製のポンプが用いられており、ポンプには吸込弁や吐出弁として逆止弁が内蔵されている。
【0003】
この逆止弁には図8に示すような構造のものがある。これについて説明すると、液通路900の内壁から環状の弁座部材901が斜め上流側に延びており、弁座部材901の内側が流路になっていて、弁座部材901の下流側に球状の弁体902が収容され、この弁体902が弁座部材901の弁座901cに着座離反して流路を開閉するようになっている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、従来の逆止弁構造のものを樹脂で射出成形すると、弁座部材901が液通路900の内壁から斜めに突出した構造になっているため、弁座部材901を構成する部分の樹脂が冷却固化する時に「ひけ」が生じ、弁座部材901の弁座901cが所望するテーパー面に形成されず、不均一な面となり、そのため弁体902が着座した時のシール性が悪く、ポンプ性能を低下させるという問題が生じた。
【0005】
前記弁座部材の「ひけ」は、弁座部材901の上流側に突条のリブ903が液通路900の軸線方向に沿って設けられている場合に特に顕著に現れる。
本発明はこのような従来の技術の問題点に鑑みてなされたものであり、シール性がよくポンプ性能を向上せしめる樹脂製ポンプの逆止弁構造を提供することを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】
本発明は前記課題を解決するために、以下の手段を採用した。本発明は、樹脂で形成されたポンプにおける液通路の内壁から環状の弁座部材が内向きに突設され、弁座部材の内側が流路になっていて、この弁座部材の下流側に配した弁体が前記弁座部材の弁座に着座離反して前記流路を開閉する樹脂製ポンプにおける逆止弁構造において、前記弁座部材は液通路の内壁からほぼ垂直に内方へ突き出た水平部と、前記水平部の先端から下流方向へほぼ垂直に屈曲させた垂直部にて構成されており、該垂直部の先端部に弁座を設け、前記液通路の内壁における弁座部材の上流側に、液通路の軸線方向に沿って延び弁座部材の水平部に連なる複数の突条のリブを設けたことを特徴とする樹脂製ポンプにおける逆止弁構造である。前記弁座部材は例えば断面路L字形で環状に形成することができる。
【0007】
液通路の内壁と弁座部材の弁座との間に、液通路の内壁からほぼ垂直に内方へ突出する部分を弁座部材に設けたことによって、弁座部材を射出成形して固化する時点で「ひけ」が生じたとしても、「ひけ」が弁座に与える影響は殆どない。したがって、閉弁時における弁体と弁座のシール性が極めてよく、ポンプ性能が向上する。
【0008】
前記液通路の内壁における弁座部材の上流側には、液通路の軸線方向に沿って延び弁座部材に連なる突条のリブを設けることが可能である。このようにリブを設けた場合にも、「ひけ」が弁座に与える影響は殆どなく、閉弁時に弁座と弁体のシール性が悪化することはない。
【0009】
〈本発明の原材料〉
本発明の逆止弁構造では、弁座部材については液通路と一体に樹脂で形成する必要があるが、弁体については必ずしも樹脂製である必要はなく、金属製やセラミック製であってもよい。
【0010】
弁座部材を構成する具体的な樹脂としては、ポリプロピレン(以下、PPという)や高密度ポリエチレン等を例示することができる。
弁体を樹脂製とする場合には、PPやポリアセタール等を例示することができる。
【0011】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の実施の形態を図1から図7の図面に基いて説明する。
【0012】
〔第1の実施の形態〕
図1及び図2は本発明の逆止弁構造を備えた泡噴出ポンプ付き容器の縦断面図であり、図3から図5はその要部拡大図である。
【0013】
<構成>
初めに、泡噴出ポンプ付き容器の構成を説明する。泡噴出ポンプ付き容器は、容器体1の口筒部2に樹脂製の泡噴出ポンプ10を取り付けて構成されている。容器体1には洗顔液のように発泡性を有する液体が収容されている。
【0014】
泡噴出ポンプ10は、シリンダ部材20と、液吸入弁30と、ステム40と、第1ピストン50と、第2ピストン60と、液吐出弁(逆止弁)70と、第1空気吸入弁80と、第2空気吸入弁90と、ポンプヘッド100と、発泡ユニット130と、装着筒150とを備えている。
【0015】
シリンダ部材20は上端に環状のフランジ部21を有し、内部を空気室とする円筒状の大径シリンダ部22がフランジ部21から下方に延び、内部を液室とする円筒状の小径シリンダ部24が大径シリンダ部22の底板部23から同心状に下方に延び、小径シリンダ部24の下端から接続筒25が下方に延びて構成されている。
【0016】
このシリンダ部材20は、口筒部2から大径シリンダ部22と小径シリンダ部24と接続筒25を容器体1内に挿入させ、口筒部2の上面にパッキン200とフランジ部21とを載置して、口筒部2に螺合する装着筒150によって容器体1に固定されている。フランジ部21には口筒部2よりも内側に位置する部位に空気孔27が複数設けられている。
【0017】
シリンダ部材20の接続筒25には吸い上げパイプ201が連結されており、この吸い上げパイプ201の下端は容器体1の底部まで延びている。
装着筒150の中央には中央筒部151が設けられていて、この中央筒部151からポンプヘッド100が上下動可能に突出している。ポンプヘッド100の内部には発泡ユニット130が装着されており、ポンプヘッド100の下部にはシリンダ部材20内を上下動するステム40が連結固定されている。ステム40の内部には液吐出弁70が設けられており、ステム40の外周部には大径シリンダ部22の内周面を気密に摺動する第2ピストン60が取り付けられている。第2ピストン60には第2空気吸入弁90が取り付けられている。ステム40の下部には小径シリンダ部24の内周面を液密に摺動する第1ピストン50が連結されており、第1ピストン50の下側には、ステム40及び第1ピストン50に連繋して動作し接続筒25を開閉する液吸入弁30が配されている。
【0018】
各構成について以下に詳述する。シリンダ部材20の小径シリンダ部24内には、液吸入弁30とコイルスプリング39と第1ピストン50が収納されている。液吸入弁30の下端は、小径シリンダ部24の下端に形成されたテーパー面からなる弁座24aに着座及び離反可能な下部弁体31に形成されていて、接続筒25を開閉する。
【0019】
液吸入弁30において下部弁体31の上方には外方に突出する複数の係合ピン32が設けられており、この係合ピン32は、小径シリンダ部24の下端に設けられた複数の縦リブ26の間に上下動可能に挿入されている。
【0020】
液吸入弁30において係合ピン32よりも上部は大径部33になっていて、大径部33の上部に小径部34が連なっている。大径部33の外周面及び小径部34の外周面にはそれぞれ上下方向に延びる縦溝33a,34aが形成されている。小径部34に連なる液吸入弁30の上端は上方に進むに従って大径となるテーパー筒状の上部弁体35になっている。
【0021】
第1ピストン50は上下を開口させた中空筒状をなし、その下部は小径シリンダ部24の内周面を液密に摺動するシール部51になっており、第1ピストン50の上部開口周縁は弁座52になっている。
【0022】
液吸入弁30の上部弁体35は第1ピストン50の上部開口から上方に突出し、第1ピストン50の弁座52に着座及び離反可能になっていて、第1ピストン50の上部開口を開閉する。
【0023】
第1ピストン50内には、通常は図1に示すように液吸入弁30の小径部34が第1ピストン50の内周面との間に十分な隙間を有して挿入されており、図2に示すようにポンプヘッド100を押し下げてステム40を下降せしめた時には、液吸入弁30の大径部33が第1ピストン50の内周面との間に僅かな隙間を有して進入可能になっていて、その際には縦溝33aが液流路を確保する。
【0024】
コイルスプリング39は、シリンダ部材20における縦リブ26の上端と第1ピストン50との間に設けられ、第1ピストン50を上方に付勢している。一方、液吸入弁30の係合ピン32はコイルスプリング39の下端に下方から掛止可能になっていて、これにより液吸入弁30の上方移動時の上限を規制している。
【0025】
ステム40は上下を開口させた筒状をなし、大径シリンダ部22及び小径シリンダ部24内に上下動可能に収容されている。ステム40の下部には第1ピストン50の上部が挿入固定されており、ステム40の下部からシール部51を突出させている。
【0026】
ステム40の内側上部には本発明の逆止弁で構成された液吐出弁70が設けられている。液吐出弁70はステム40の内部を液通路とし、ステム40の内壁から突設された弁座部材41と、弁座部材41の上方(下流側)に配された弁体71を備えている。
【0027】
図5に示すように、弁座部材41は、ステム40の上部内壁からほぼ垂直に内方へ突き出た水平部41aと、水平部41aの先端からほぼ直角上方(下流側)に屈曲して延びる垂直部41bにより断面略L字形の環状体で構成されており、垂直部41bの先端内周面がテーパー面状の弁座41cに形成されている。
【0028】
ステム40の内部であって弁座部材41の上側は気液混合室46になっていて、弁座部材41の内側は気液混合室46への流路となっている。
弁体71は樹脂製で球状をなし、気液混合室46内に移動可能に収納されていて、弁座41cに着座及び離反可能になっている。弁体71は弁座41に着座して液体及び空気が弁座41よりも下方に逆流するのを阻止し、弁座41から離反して液体が弁座部材41の下側から気液混合室46内に流入するのを許容する。
【0029】
ステム40の内側であって、第1ピストン30を固定した部位よりも上から弁座部材41の水平部41aに至る部分には上下方向に延びる複数の突条の縦リブ42が周方向に分散して設けられている。この縦リブ42の内側には、図2に示すようにポンプヘッド100を押し下げてステム40を下降せしめた時に、液吸入弁30の上部弁体35及び小径部34が進入可能になっており、その際、縦リブ42間と、液吸入弁30の小径部34における縦溝34aは液通路となる。
【0030】
ステム40の上部に連結されるポンプヘッド100は、外側筒部101と内側筒部102と天板部103とが一体に形成された有頂筒状をなしている。外側筒部101の上部一側には噴出口104が開口し、噴出口104はポンプヘッド100の上部内側に形成された泡通路105を介して内側筒部102に連なっている。内側筒部102の内部には、その上部に発泡ユニット130が収納固定され、発泡ユニット130の下側にステム40の上部が挿入固定されている。
【0031】
内側筒部102の内周面であってステム40が内嵌する部位には、上下方向に延びる複数の縦溝102aが周方向に分散して設けられている。この縦溝102aの上端はステム40の上端よりも若干上方まで延びており、縦溝102aは空気流路として機能する。内側筒部102の下端部は薄肉に形成されていて筒状弁体102bになっている。
【0032】
発泡ユニット130は、上下を開口させた中空円筒状のケーシング131と、ケーシング131に装着された2つの発泡エレメント132とで構成されている。ケーシング131は上側が大径部131a、下側が小径部131bになっていて、大径部131aは内側筒部102の内側に挿入固定され、小径部131bはステム40内に径方向に隙間を有して挿入されている。又、大径部131aの底部とステム40の上端との間にも隙間が設けられており、これら隙間は空気流路として機能する。
【0033】
発泡エレメント132は上下を開口させた筒体の一端開口に網133を取り付けて構成されており、ケーシング131内において下側に配された発泡エレメント132では筒体の下側開口に網133が取り付けられており、ケーシング131内において上側に配された発泡エレメント132では筒体132aの上側開口に網133が取り付けられている。
【0034】
ケーシング131の小径部131bの下部内周面にはその下端面から上方に延びる複数の縦溝が形成されており、液吐出弁70の弁体71が小径部131bの下端に突き当たった時にも液及び空気の流路を確保できるようになっている。
【0035】
ステム40の外周であって上下方向のほぼ中間には外方に張り出す環状のフランジ部43が形成されており、フランジ部43の上面には環状の起立壁44が上向きに突設されている。起立壁44の内周面は上方に進むにしたがって拡径するテーパ面に形成されている。
【0036】
ステム40には、フランジ部43とポンプヘッド100との間に第2ピストン60が僅かに上下動可能に外嵌している。第2ピストン60は上下を開口させた中空筒状をなし、最外部はシリンダ部材20の大径シリンダ部22の内周面を気密に摺動するシール筒部61に形成されており、最内部はステム40を外嵌する基筒部62に形成されていて、シール筒部61と基筒部62は断面が階段状に屈曲してなる段付き筒部63によって接続されている。
【0037】
基筒部62の上部はポンプヘッド100の筒状弁体102bの内周面に気密に摺動可能に圧接している。基筒部62と段付き筒部63との連結部分には空気孔64が周方向に分散して設けられており、この空気孔64はポンプヘッド100と第2ピストン60との相対上下動によって開閉する。即ち、ポンプヘッド100と第2ピストン60が相対的に上下動して、ポンプヘッド100の筒状弁体102bが基筒部62と段付き筒部63との連結部分に突き当たると空気孔64は閉塞せしめられ、筒状弁体102bが前記連結部分から離間すると空気孔64は開放せしめられる。
【0038】
基筒部62の下端は、ステム40と第2ピストン60との相対上下動によってステム40の起立壁44の内周面に当接離反する。ステム40の外周面であって基筒部62が外嵌する部位には、上下方向に延びる複数の縦溝45が周方向に分散して設けられている。この縦溝45は基筒部62の下端がステム40の起立壁44から離間した時に大径シリンダ部22の内部に連通し、基筒部62の下端が起立壁44に当接した時に大径シリンダ部22の内部から遮断される。
【0039】
基筒部62の下部には第2空気吸入弁90が固定されている。第2空気吸入弁90はその下端から径方向外方に広がる上向きテーパーの環状のダイアフラム91を備えている。このダイアフラム91は弾性を有していて、通常はダイアフラム91の外周縁部が第2ピストン60の段付き筒部63の下面に圧接してシールし、大径シリンダ部22内の負圧化によりダイアフラム91の外周縁は下方に引っ張られて段付き筒部63から離間するように動作する。
【0040】
ところで、装着筒150は中央筒部151の外側に筒状リブ152を有しており、この筒状リブ152の下端には、装着筒150と大径シリンダ部22の内周面との間をシールする第1空気吸入弁80が固定されている。大径シリンダ部22に当接する第1吸入弁80のシール筒部81はテーパー筒状をなし斜め上向きに延びていて弾性を有しており、容器体1内の負圧化によりシール筒部81の上端部は径方向内方に引っ張られて大径シリンダ部22の内周面から離間するように動作する。
【0041】
尚、この泡噴出ポンプ10は、金属製のコイルスプリング39を除く総ての部材が合成樹脂で形成されている。
【0042】
<作用>
次に、この泡噴出ポンプ付き容器の動作を説明する。
図1及び図3はポンプヘッド100を押し下げる前の状態であり、つまりポンプヘッド100が上限に位置している状態である。泡を噴出する場合には、まず、装着筒150に被せてある透明カバー202を外す。
【0043】
ポンプヘッド100を押し下げる前の状態では、液吸入弁30は第1ピストン50を介しコイルスプリング39によって押し上げられており、下部弁体31はシリンダ部材20の弁座24aから離間しており、小径シリンダ部24内は吸い上げパイプ201を介して容器体1内と連通した状態にある。液吸入弁30の上部弁体35は第1ピストン50の弁座52に着座し第1ピストン50の上部開口を閉塞している。第2ピストン60の基筒部62の下端はステム40の起立壁44に当接し、第1空気吸入弁80は第2ピストン60の段付き筒部63とシリンダ部材20の大径シリンダ部22に圧接し、ポンプヘッド100の筒状弁体102bの下端は第2ピストン60の段付き筒部63から離間し、空気孔64を開放している。
【0044】
この状態からポンプヘッド100を押し下げていくと、ステム40と第1ピストン50がポンプヘッド100と一体となって下降し、その結果、図4に示すように第1ピストン50の弁座52から液吸入弁30の上部弁体35が離間し、第1ピストン50の上部開口を開放する。これとほぼ同時に第1ピストン50の下降により小径シリンダ部24内が加圧され、小径シリンダ部24内の液圧によって液吸入弁30が下降せしめられ、下部弁体31が弁座24aに着座して、小径シリンダ部24の下部開口を閉塞する。一方、第2ピストン60は、ポンプヘッド100の押し下げ開始直後はシール筒部61と大径シリンダ部22との摩擦力によって停止しており、その状態でステム40が下降する結果、第2ピストン60の基筒部62の下端はステム40の起立突起44から離間し、ポンプヘッド100の筒状弁体102bの下端が第2ピストン60の段付き筒部63に突き当たって空気孔64を閉ざす。
【0045】
ポンプヘッド100の筒状弁体102bの下端が第2ピストン60の段付き筒部63に突き当たった以後は、第2ピストン60もポンプヘッド100、ステム40、第1ピストン50と一体となって下降する。
【0046】
これ以降においてポンプヘッド100が下降すると、第1ピストン30によって加圧された小径シリンダ部24内の液体は、第1ピストン30の上部開口及び液吸入弁30の縦溝33a,34aを通り、ステム40の縦リブ42の間を通って、上部弁体35の上方に押し出され、更に液圧で液吐出弁70の弁体71を弁座41cから押し上げて気液混合室46内に流入する(図2参照)。一方、大径シリンダ部22内に収容された空気は、ステム40のフランジ部43及び起立突起44と第2ピストン60における基筒部62の下端との間を通って、ステム40の縦溝45を通り、ポンプヘッド100における内側筒部102の縦溝102aを通り、更に発泡ユニット130のケーシング131とステム40との間の通路を通って、気液混合室46内に流入する。
【0047】
そして、気液混合室46内で液体と空気は合流し混合されて、発泡ユニット130内に送られる。そして、発泡ユニット130の上下2つの網133を通過する際に液体は発泡せしめられ、泡の状態でポンプヘッド100の泡通路105内に押し出されて、ポンプヘッド100の噴出口104から噴出する。
【0048】
ポンプヘッド100の押し下げが終わってポンプヘッド100から指を離すと、小径シリンダ部24内の液圧、及び、大径シリンダ部22内の空気圧は下がり、液吐出弁70の弁体71が弁座41cに着座し、コイルスプリング39の弾性によって第1ピストン50、ステム40、ポンプヘッド100が上方に押し上げられる。
【0049】
ここで、第2ピストン60は、ステム40の押し上げ開始直後はシール筒部61と大径シリンダ部22との摩擦力によって停止しており、その状態でステム40が上昇する結果、ステム40の起立突起44の内周面が第2ピストン60の基筒部62の下端に圧接し、大径シリンダ部22内とステム40の縦溝45との間を遮断する。これと同時に、ポンプヘッド100の筒状弁体102bの下端が第2ピストン60の段付き筒部63から離間し、空気孔64を開放する。
【0050】
起立突起44の内周面が基筒部62の下端に突き当たった以降は、第1ピストン50とステム40と第2ピストン60とポンプヘッド100は一体となって上昇する。
【0051】
第1ピストン50が上昇すると小径シリンダ部24内が負圧化し、それによって液吸入弁30が引き上げられ、下部弁体31が弁座24aから離間して、小径シリンダ部24内が容器体1内に連通する。その結果、容器体1内の液体が第1ピストン50の上昇に伴って小径シリンダ部24内に吸い上げられる。
【0052】
液体が小径シリンダ部24内にポンプアップされると容器体1内が負圧化し、これに起因して第1空気吸入弁80のシール筒部81が大径シリンダ部22の内周面から離間する方向に引き付けられ、大径シリンダ部22との間に隙間が生じる。
【0053】
又、第2ピストン60の上昇に伴って大径シリンダ部22内も負圧化し、これに起因して第2空気吸入弁90のダイアフラム91が下方に引き付けられ、第2ピストン60の段付き筒部63から離間し隙間が生じる。
【0054】
第1空気吸入弁80及び第2空気吸入弁90がこのように動作する結果、外気が装着筒150の中央筒部151とポンプヘッド100との間から装着筒150内に吸い込まれる。そして、一部の空気は第2ピストン60の空気孔64を通って大径シリンダ部22内に入り、他の空気はシリンダ部材20におけるフランジ部21の空気孔27を通って容器体1内に入る。これによって大径シリンダ部22内及び容器体1内は大気圧と等圧になり、第1ピストン50及び第2ピストン60の上昇がスムーズに行われ、液体の小径シリンダ部24内へのポンプアップがスムーズに行われる。
【0055】
ところで、この泡噴出ポンプ10のステム40は合成樹脂を射出成形して製造するが、ステム40に設けた弁座部材41は、ステム40の内壁からほぼ垂直に突き出る水平部41aを有していて、水平部41aの先端からほぼ直角に屈曲する垂直部41bの先端部分に弁座41cを設けているので、弁座部材41を形成する樹脂が冷却固化する際にステム40の内壁側に引き付けられる「ひけ」が生じたとしても、弁座41cへの影響は殆どなく、弁座41cに弁体71が着座したときのシール性が損なわれることはない。したがって、液吐出弁70の閉弁時の密閉性が極めてよく、高いポンプ性能を得ることができる。
【0056】
〔第2の実施の形態〕
図6及び図7は本発明の逆止弁構造を備えたポンプ付き容器の縦断面図である。
【0057】
<構成>
初めに、ポンプ付き容器の構成を説明する。このポンプ付き容器は、容器体300の口筒部301に樹脂製のポンプ400を取り付けて構成されており、容器体300にはシャンプー等の液体が収容されている。このポンプ400は、第1の実施の形態におけるポンプのように液体を泡状にして噴出するのではなく、液状のまま注出するポンプである。
【0058】
ポンプ400は、シリンダ部材410と、液吸入弁420と、弁規制部材430と、ステム440と、ポンプヘッド450と、液吐出弁(逆止弁)460と、装着筒470と、装着筒カバー480とを備えている。
【0059】
シリンダ部材410は円筒状をなし、内部が液室になっている。シリンダ部材410は上部にフランジ部411を有し、フランジ部411から係合筒412が上方に起立し、上部を開口させている。シリンダ部材410の下端には接続筒413が設けられている。シリンダ部材410の下部内周面には、スプリング受け座414と、弁座415が形成されており、フランジ部411の下部には空気孔417が形成されている。
【0060】
このシリンダ部材410は、口筒部301から容器体300内に挿入され、パッキン416とフランジ部411を口筒部301の上に載置して、口筒部301に螺合する装着筒470によって容器体300に固定されている。
【0061】
シリンダ部材410の接続筒413には吸い上げパイプ418が連結されており、この吸い上げパイプ418の下端は容器体300の底部まで延びている。
シリンダ部材410の内部にはステム440が上下動可能に挿入されており、ステム440の上部はシリンダ部材410の上部開口から上方に突き出ている。ステム440の下部はシリンダ部材410の内周面を液密に摺動する筒状のピストン441に形成されている。
【0062】
シリンダ部材410の内部であって弁座415の上方には、球状の液吸入弁420が弁座415に着座及び離反可能に収納されている。
又、シリンダ部材410の内部であってスプリング受け座414の上方には、弁規制部材430が取り付けられている。弁規制部材430は、外筒部431とその内側に設けられた軸部432とを備え、外筒部431の下端をスプリング受け座414に載置させ、ステム440との間に配されたコイルスプリング433によって下方に押し付けられてシリンダ部材410に固定されている。
【0063】
外筒部431には複数の流通孔434が設けられており、この流通孔434を液体が通過することができるようになっている。液吸入弁420と弁規制部材430との間には、液吸入弁420を下方に付勢するコイルスプリング435が設けられており、これによって液吸入弁420を素早く弁座415に着座せしめるようにしている。
【0064】
弁規制部材430の軸部432の下端は外筒部431の下端よりも下方に突き出ており、液吸入弁420が必要以上に弁座415から離間しないように、液吸入弁420の移動範囲を制限している。
【0065】
ステム440の内側上部には本発明の逆止弁で構成された液吐出弁460が設けられている。液吐出弁460はステム440の内部を液通路とし、ステム440の内壁から突設された弁座部材442と、弁座部材442の上方(下流側)に配された弁体461を備えている。弁座部材442の構造については第1の実施の形態における液吐出弁70の弁座部材41と全く同じであるので詳細説明は省略するが、弁座部材442の先端内周面にテーパー面状の弁座が形成されていて、弁座部材442の内側は液体の流路となっており、弁体461が弁座に着座及び離反してこの流路を開閉し、液体がこの流路を下方に逆流するのを阻止している。このステム440の内周面にも、弁座部材442の下側に複数の突条の縦リブ443が設けられている。
【0066】
シリンダ部材410の係合筒412には装着筒カバー480が係合している。装着筒カバー480は蓋部481を係合筒412に離脱不能に係合してシリンダ部材410に固定されており、蓋部481の中央から下方に延びるストッパ筒482の内側をステム440が貫通している。ストッパ筒482の下端はステム440に突き当たってステム440の上動を規制し、ステム440がシリンダ部材410から抜け出ないようにしている。
【0067】
ステム440の上部にはピストンヘッド450が固定されている。ピストンヘッド450はステム440の内部に連なるノズル451を備え、ステム440を通過した液体をノズル451の先端から注出するように形成されている。
【0068】
このポンプ400の場合にも、金属製のコイルスプリング433,435を除く総ての部材が合成樹脂で形成されている。
【0069】
<作用>
次に、このポンプ付き容器の作用を説明する。図6はポンプヘッド450を押し下げる前の状態であり、つまりポンプヘッド450が上限に位置している状態である。
【0070】
ポンプヘッド450を押し下げる前の状態では、液吸入弁420は弁座415に着座して閉弁状態にあり、液吐出弁460の弁体461は弁座部材442の弁座に着座して閉弁状態にある。
【0071】
この状態からポンプヘッド450を押し下げると、液吸入弁420は弁座415に着座して閉弁状態を保持し、シリンダ部材410内の液圧上昇によって液吐出弁460の弁体461が弁座から離反して開弁し、シリンダ部材410内の液体がポンプヘッド450のノズル451から注出される。
【0072】
注出後、ポンプヘッド450から手を離すと、ポンプヘッド450はコイルスプリング433の弾性によって上昇するとともに、液吐出弁460の弁体461が弁座部材422の弁座に着座して閉弁し、シリンダ部材410内が負圧化する。この負圧によって液吸入弁420がコイルスプリング435の弾性に打ち勝って上昇し、弁座415から離反して開弁し、容器体300内の液体が吸い上げパイプ418を介してシリンダ部材410内に吸引される。
【0073】
ポンプヘッド450の上昇時には、外気がシリンダ部材410の空気孔417から容器体300内に流入するので、容器体300内が負圧化することはない。
【0074】
ところで、このポンプ400のステム440は合成樹脂を射出成形して製造するが、ステム440に設けた弁座部材442は、第1の実施の形態の弁座部材41と同様に、ステム440の内壁からほぼ垂直に突き出る水平部を有し、水平部の先端からほぼ直角に屈曲する垂直部の先端部分に弁座を設けているので、弁座部材442を形成する樹脂が冷却固化する際にステム440の内壁側に引き付けられる「ひけ」が生じたとしても、弁座への影響は殆どなく、弁座に弁体461が着座したときのシール性が損なわれることはない。したがって、液吐出弁460の閉弁時の密閉性が極めてよく、高いポンプ性能を得ることができる。
【0075】
【発明の効果】
以上説明したように、本発明によれば、逆止弁の弁座部材を、液通路の内壁からほぼ垂直に内方へ突き出した後、下流方向へ屈曲して構成し、その先端部に弁座を形成したことにより、逆止弁を樹脂で射出成形した際に弁座部材に「ひけ」が生じたとしても、弁座に与える影響は極めて少なく、弁体とのシール性が阻害されることはない。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の逆止弁構造を備えた樹脂製ポンプの第1の実施の形態の縦断面図であり、ポンプヘッドが上限に位置した状態を示している。
【図2】 本発明の逆止弁構造を備えた樹脂製ポンプの第1の実施の形態の縦断面図であり、ポンプヘッドを途中まで押し下げた状態を示している。
【図3】 本発明の逆止弁構造を備えた樹脂製ポンプの第1の実施の形態における要部を拡大して示す縦断面図である。
【図4】 本発明の逆止弁構造を備えた樹脂製ポンプの第1の実施の形態における要部を拡大して示す縦断面図である。
【図5】 本発明の第1の実施の形態の逆止弁の拡大断面図である。
【図6】 本発明の逆止弁構造を備えた樹脂製ポンプの第2の実施の形態の縦断面図であり、ポンプヘッドが上限に位置した状態を示している。
【図7】 本発明の逆止弁構造を備えた樹脂製ポンプの第2の実施の形態の縦断面図であり、ポンプヘッドを途中まで押し下げた状態を示している。
【図8】 従来の樹脂製ポンプにおける逆止弁の断面図である。
【符号の説明】
10 泡噴出ポンプ
41 弁座部材
41c 弁座
70 液吐出弁(逆止弁)
71 弁体
400 ポンプ
442 弁座部材
460 液吐出弁(逆止弁)
461 弁体
Claims (1)
- 樹脂で形成されたポンプにおける液通路の内壁から環状の弁座部材が内向きに突設され、弁座部材の内側が流路になっていて、この弁座部材の下流側に配した弁体が前記弁座部材の弁座に着座離反して前記流路を開閉する樹脂製ポンプにおける逆止弁構造において、
前記弁座部材は液通路の内壁からほぼ垂直に内方へ突き出た水平部と、前記水平部の先端から下流方向へほぼ垂直に屈曲させた垂直部にて構成されており、該垂直部の先端部に弁座を設け、
前記液通路の内壁における弁座部材の上流側に、液通路の軸線方向に沿って延び弁座部材の水平部に連なる複数の突条のリブを設けたことを特徴とする樹脂製ポンプにおける逆止弁構造。
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