JP4563086B2 - 流体制御弁 - Google Patents

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本発明は、本発明は、流体を供給又は遮断する流体制御弁に関するものである。
従来、半導体製造装置では、半導体ウエハに所定量の薬品を塗布して、薄膜を形成している。近年、半導体製造工程では微細加工が進み、薄膜の膜厚を均一にするため、薬液の塗布量を厳密に管理する必要がある。しかしながら、従来の薬液弁として利用されているダイアフラム弁では、弁の開閉に伴い弁体が変位した際に、薬液弁内部の容積変化が大きいため、薬液弁の開動作時には、薬液を吸い込み、閉動作時には、薬液を押し出してしまう。この結果、薬液塗布ノズルにおいて、液垂れが生じ、半導体ウエハにおける薬液塗布量に、大きな誤差が生じてしまう。
このように、従来の薬液弁の単独使用では、薬液塗布量の厳密な管理をすることができず、サックバック機構を設けなければならなかった。このサックバック機構(特許文献1 図6参照)は、薬液弁と塗布ノズルの間に、サックバック弁を配設してなり、薬液弁が薬液を遮断した際に、サックバック弁が塗布ノズルの先端から所定の位置まで引き込むようにサックバックし、液垂れを防止するように構成したものである。これにより、半導体ウエハにおける薬液の塗布量を厳密に管理することを可能とし、薬液塗布量の均一化を可能としたものである。
また、特許文献1には、薬液弁とサックバック弁を一体化した弁に関する技術が公開されている。特許文献1記載の弁は、薬液弁と略同一形状で逆向きに、サックバック弁を取り付け一体化し、薬液弁とサックバック弁の弁体の作動を連結棒で連結し、その作動を同期させたものである。
一方、磁性体で形成した弁体を、永久磁石の磁力により操作する弁装置については、特許文献2に記載されている技術が公開されている。特許文献2記載の弁装置は、磁性体且つ被永久磁石からなり、円柱状の軸部と、軸直角方向外方に突出した複数のフランジ部を有する弁体と、有底円筒形状で、内部に前記弁体を移動可能に収容した弁ケーシングと、弁ケーシングの外周面に摺動可能に嵌合された、リング状の永久磁石と有底円筒形状の直接操作部材とで構成されている。この弁装置の開閉は、直接操作部材に伴って移動する永久磁石と、弁体における突出部との間にはたらく磁力の経路変化によって行なうものである。
ところで、従来、半導体製造工程において、薬液は、流速0.5〜3ml/sec程度で、低圧で圧送される場合がある。薬液弁として用いられているダイアフラム弁は、流路が複雑に屈曲しているため、流路内で発生した液溜りが滞留し続け、薬液品質に悪影響を及ぼすという問題がある。液溜りを少なくするには、流路が滑らかであるとともに、屈曲部が少なければよい。
ここで、弁内部に直線流路を有する弁装置に関しては、特許文献3に記載されている技術が公開されている。特許文献3記載の自動弁は、中間部分にベローズ部を設けた直線流路と、流出口付近に本体部と一体に設け、周辺に複数の流路を備える弁体と、ベローズ部付近に設けた第1環状空間と、流出口付近に設けた第2環状空間とで構成されている。この自動弁を閉状態にする際には、第1環状空間に圧縮空気を圧入し、空気圧によりベローズ部を伸長する。これにより、直線流路自体も伸長し、直線流路流出側端部と、弁体を圧接し、自動弁の閉状態となる。逆に、開状態には、第2環状空間に圧縮空気を圧入し、その空気圧により直線流路自体を縮めることで、開状態となる。この自動弁は、圧縮空気の押圧に基づく直線流路の伸縮によって開閉を行なうものである。
特開2003−278927号公報(図1、図6) 特開平11−287353号公報(図3) 特開2001−208237号公報
しかし、従来の薬液弁とサックバック弁の2つの弁を配設する場合には、2つの弁自体のスペースに加え、2つの弁を連結する連結管のスペースも必要となる。この結果、配管スペースを大きく確保しなければならず、半導体製造装置自体が大きくなってしまう。また、薬液弁、サックバック弁は、ともに弁内部の流路が複雑に屈曲しているので、配管抵抗が大きくなり、液溜りも滞留し続けてしまうといった問題点を有している。
また、特許文献1記載の薬液弁とサックバック弁を一体化した薬液弁を配設する場合には、2つの弁を設けた場合よりは小さな配管スペース、短い配管経路で配設することが可能となるが、それでも、配管スペースを大きく確保しなければならず、近年、進んできている半導体製造ラインのコンパクト化にそぐわない。また、従来の薬液弁において、薬液弁内部の流路は、複数箇所の屈曲部を有してなり、配管抵抗が大きくなるため、薬液が流れにくく、液溜りが滞留し続けるといった問題点がある。
特許文献2記載の弁は、軸方向にのみ摺動するように移動に制限があり、円柱形状であるため、弁装置内部流路の屈曲部においてのみ、弁体により開閉を実行可能である。また、弁内部の流路が屈曲しているため、弁の配管抵抗は必然的に高いものとなる。更に、弁装置の開閉に基づく内部容積の変化が大きいため、弁の開閉時に液垂れなどが起こり、安定した薬液の塗布・吐出が行なえないといった問題がある。
特許文献3記載の弁では、弁内部の流路は直管形状を有しており、配管抵抗は非常に小さく、薬液をスムーズに流すことができる。しかし、この自動弁においても、弁の開閉時における内部容積の変化は大きく、その結果、安定した薬液の塗布・吐出が行なうことができないといった問題を有している。
本発明は、上述した課題を鑑みてなされたものであり、流量制御の厳密な管理を可能とするとともに、広い配管スペースを必要とせずに弁本体がコンパクトであり、且つ、配管抵抗の小さな流体制御弁を提供することを目的とする。
前記目的を達成するため本発明に係る流体制御弁では、流体が流れる流路上に設けられ、弁体を移動させて、弁座に当接又は離間させることにより流体を制御する流体制御弁において、一定容量の流路内に移動自在に配設するとともに、磁性体からなる弁体と、前記弁体を磁力により従動させる磁石を配設した磁石移動手段とを備えることを特徴とする。なお、ここでいう「磁石」には、永久磁石の他、電磁石も含まれる。
また、本発明に係る流体制御弁では、流体が流れる流路上に設けられ、弁体を移動させて、弁座に当接又は離間させることにより流体を制御する流体制御弁において、一定容量の流路内に移動自在に配設するとともに、磁石を備える弁体と、前記弁体を磁力により従動させる2個の磁石を配設した磁石移動手段とを備えることを特徴とする。
また、本発明に係る流体制御弁では、上記の流体制御弁において、前記弁体は、球体であることを特徴とする。
また、本発明に係る流体制御弁では、上記の流体制御弁において、前記弁体は、複数個配設されていることを特徴とする。
また、本発明に係る流体制御弁では、上記の流体制御弁において、前記弁体は、球体であり、前記弁体を従動させる磁石は、前記弁体が前記弁座に当接した際に、前記弁体の直径をDとして、前記磁石の中央位置から前記弁体の中心位置までの距離Δlが、D/5<Δl<D/2となる関係を満たす位置に配置されていることを特徴とする。なお、磁石の中央とは、磁石が配置された状態において弁体の移動方向における磁石の長さの中央を意味する。
更に、本発明に係る流体制御弁では、上記の流体制御弁において、流体を流入口から流出口へと導出する直線流路を内部に形成するとともに、前記直線流路にて前記弁体を内包し、前記磁石移動手段に挿通する構成で形成された非磁性体からなるボディ部を備えることを特徴とする。
また、本発明に係る流体制御弁では、上記の流体制御弁において、前記弁体の表面を、耐薬品性を有する材料により被覆したことを特徴とする。
更に、本発明に係る流体制御弁では、上記の流体制御弁において、前記流路端部に配設された弁座を、一定の肉厚で漏斗状に形成したことを特徴とする。
本発明に係る流体制御弁では、一定容量の流路内に移動自在に配設するとともに、磁性体からなる弁体と、前記弁体を磁力により従動させる磁石を配設した磁石移動手段とからなるので、弁の開閉時における弁本体の内部容量がほとんど変化しない流体制御弁を提供することが可能となる。この結果、本発明を薬液弁に適用すると、薬液弁の単独使用時も、薬液塗布量の厳密な管理が可能となり、従来、薬液塗布量の管理目的で用いられていたサックバック弁が不要となる。
また、本発明に係る流体制御弁では、一定容量の流路内に移動自在に配設するとともに、磁石を備える弁体と、前記弁体を磁力により従動させる2個の磁石を配設した磁石移動手段とからなるので、上記した効果が得られるとともに、前記弁体の移動を前記2個の磁石により挟まれる空間内に制限し、弁体の操作性を向上させることができる。また、2個の磁石の及ぼす磁力の向きを工夫することにより、前記弁体を前記弁座に押圧する力を増大し、流体の供給を確実に遮断することも可能となる。
また、本発明に係る流体制御弁では、弁体が球体であるので、弁体を弁座にしっかりと当接させることができる。これにより、弁体による流体の封止力を向上させることができる。
また、本発明に係る流体制御弁では、弁体を複数個配設しているので、磁石が弁体に及ぼす磁力を大きくすることができる。これにより、弁体による流体の封止力をより向上させることができる。
また、本発明に係る流体制御弁では、弁体が球体であり、弁体を従動させる磁石は、弁体が前記弁座に当接した際に、弁体の直径をDとして、磁石の中央位置から弁体の中心位置までの距離Δlが、D/5<Δl<D/2となる関係を満たすことにより、流体制御弁として要求される遮断力を確実に発生させることができる。
更に、本発明に係る流体制御弁では、ボディ部内部に、流体を流入口から流出口へと導出する直線流路を形成するので、従来の弁のように複数の屈曲部で発生していた流体の滞留(液溜まり)が起こらず、流体の流れやすい流体制御弁を提供することができる。
また、本発明に係る流体制御弁では、前記弁体の表面を耐薬品性のある材料にて被覆するので、厳密な品質管理を必要とする薬液を使用した場合でも、弁体の構成成分が溶出することを防ぎ、薬液の変質による半導体の歩留まり率の低下を防止することができる。
更に、本発明に係る流体制御弁では、前記流路端部に配設された弁座を、一定の肉厚で漏斗状に形成したので、前記弁座の外側に空間が存在する。これにより、前記弁体が前記弁座に当接した際に、前記弁座周辺の壁面が撓み、前記弁体が前記弁体と密接するので、前記弁体による流体の封止力を向上させることができる。
以下、本発明を具体化した流体制御弁の実施形態について説明する。本実施形態は、本発明を薬液弁に適用したものである。そこでまず、実施例1に関して、図面を参照しながら詳細に説明する。図1は、本発明の実施例1に係る薬液弁の閉状態における断面図である。
そして、薬液弁1は、半導体製造工程において、薬液配管上に配設され、塗布ノズル(図示せず)と直接接続されるものであり、不図示の塗布ノズルに薬液を供給又は遮断する弁部と、弁部を制御する制御部とから構成されたものである。まず、薬液弁1の構成について詳細に説明する。薬液弁1は、有底円筒形状に形成されたシリンダ16にカバー4を取り付け、外殻を形成する。この内部には、ピストン15、ボディ3からなる弁部を収容する空間が形成されている。
ボディ3は、流入側ボディ3aと、流出側ボディ3bとからなり、それぞれのフランジ部8a、8bとを相対させる構成である。ボディ3内部には、流体の流下する直線流路7が形成されている。この直線流路7内には、弁体2が移動自在に内設されている。ピストン15は、円筒形状に形成され、ボディ3を挿通した際に摺動可能となるように形成される。ピストン15の内壁には、リング状の磁石18が配設されている。ピストン15外周面には、O−リング19、20を配設している。
ここで、磁石18は、弁体2が弁座11に当接した際に、弁体2の直径をDとして、磁石18の中央位置C2から弁体2の中心位置C1までの距離Δlが、D/5<Δl<D/2となる関係を満たすように配置されている。これにより、薬液弁1では要求される遮断力を確実に発生させることができるようになっている。
カバー4は、中央部に穴が穿設されたもので、流入口6を挿通する構成である。また、固定板5は、ボディ3を挿通可能な穴を備えたものである。固定板5は、ボディ3を流出側から挿通し、カバー4と固定板5によってフランジ部8a、8bを挟持する構成である。こうして、弁体2、ボディ3、固定板5、カバー4によって、弁部が構成される。コイルバネ17を、カバー3の下面と、ピストン15上面の間の空間に設ける。本発明における薬液弁1は、上述のような構成である。
次に、薬液弁1における弁部の構成部品について詳細に説明する。本実施形態に係る弁体2は、材料として、フェライト系ステンレス鋼などの磁性体を用い、球状に形成したものである。弁体2表面は、耐薬品性のある材料により被覆している。この結果、弁体2の構成成分が薬液中に溶出することを防止するので、弁体2の構成成分の溶出による薬液の変質を防ぎ、これにより、半導体の歩留まりを維持することができる。
ここで、本実施例1では、弁体2は1個であるが、図2に示すように、弁体2を複数個(図2では3個の場合を例示)設けてもよい。これにより、磁石18が弁体2に及ぼす磁力を大きくすることができるので、弁体2による流体の封止力をより向上させることができるからである。
そして、流入側ボディ3aは、流入口6と、流入直管部7aと、フランジ部8aと、広がり管部9とを備え、本実施例においては、四フッ化エチレン樹脂(以後、PTFE樹脂と略記する)により形成される。なお、本実施例中においては、PTFE樹脂にて形成したが、その他の材料にて形成しても良い。
流入口6は、流入側ボディ3aの端部であり、薬液配管と接続する部分である。流入直管部7aは、流路の内径を弁体2の径より大きく、直管状に流路を形成した部分である。フランジ部8aは、流出側ボディ3bと相対する流入側ボディ3a端部において、環状外側に突出して形成した部分である。このフランジ部8aには、不図示のネジ貫通孔が4箇所穿設されている。広がり管部9は、流入口6断面から流入直管部7a断面まで断面積が漸次拡大していく漏斗状に形成した部分である。
また、流出側ボディ3bは、流出口10と、流出直管部7bと、フランジ部8bと、弁座11と、切欠部12とを備え、PTFE樹脂により形成される。なお、流入側ボディ3aと同様に、本実施例中においては、PTFE樹脂にて形成したが、その他の材料にて形成しても良い。
流出口10は、流出側ボディ3bの端部であり、塗布ノズル側配管に接続する部分である。流出直管部7bは、流路の内径を弁体2の径より大きく、直管状に流路を形成した部分である。フランジ部8bは、流入側ボディ3aと相対する流出側ボディ3b端部において、環状外側に突出して形成した部分である。このフランジ部8bには、不図示のネジ貫通孔が4箇所穿設されている。
弁座11は、流出直管部7bの断面から流出口10断面へと漸次縮小する漏斗状に形成したものである。また、薬液弁1の閉操作を行なった際には、弁体2と当接することにより流体の供給を遮断する部分となる。
切欠部12は、弁座11の外周部を弁座11壁面の厚みが一定になるように切欠した部分である。これにより、弁座11の外側に空間が存在し、弁体2が弁座11に当接した際に、弁座11周辺の壁面が撓みやすくなる。この結果、弁体2が弁座11とより強く圧接するので、弁体2による流体の封止力を向上させることができる。
カバー4は、薬液弁1の外郭をなすものである。略円盤状で、中央部に流入口挿通部13と、フランジ部8a、8bに対応した位置に4箇所のネジ貫通孔を穿設している。更に、カバー4において、薬液弁1内側となる面には、バネ取付部14が環状凸に形成されている。
流入口挿通部13は、薬液弁1組み立て時に流入口6を挿通する部分である。バネ取付部14は、後述するコイルバネ17に挿通し、薬液弁1内部でコイルバネ17を固定するものである。固定板5は、流出側ボディ3bを挿通可能な穴と、フランジ部8a、8bとカバー4と同様にネジ貫通孔を4箇所に穿設した金属製の円盤形状のものである。
ここで、ボディ3は、流入側ボディ3aと流出側ボディ3bを、夫々のフランジ部8a、8bを相対させ、ネジ止め固定して形成される。この際、カバー4、フランジ部8a、8b、取付板5を、前述した4箇所のネジ貫通孔を夫々対応させて、ネジ留め固定する。これにより、固定板5、フランジ部8a、8b、カバー4を一体化し弁部となる。ボディ3内部には、流入直管部7aと流出直管部7bとからなり、流体が流下する直管流路7が形成される。
本発明において、前述のように直管流路7として形成したことにより、多数の屈曲部を有する複雑な形状の流路であった従来の薬液弁のように、流体の流れを阻害しないので、配管抵抗が小さく、液溜りのない薬液弁1を提供することが可能となる。また、前述のように固定板5、フランジ部8a、8b、カバー4をネジ留め固定したことにより、直管流路7の水密性を高め、フランジ部8a、8bよりの液漏れを防止することができる。
ここで、薬液弁1に係る制御部を構成する部材について説明する。ピストン15は、請求項1における磁石移動手段に相当し、筒部15aと、環状突出部13bとからなる。筒部15aは、ボディ3に沿って摺動可能な内径で形成される。筒部15a内壁面には、環状に凹部が形成され、この凹部に環状の磁石18を一つ配設している。また、筒部15a外周面にも環状に凹部が形成されており、こちらの凹部には、O−リング19を嵌合して配設する。環状突出部13bは、内部にフランジ部8a、8b及び固定板5を収容可能な空間を有し、前述した筒部15aと一体に形成したものである。環状突出部13b外周面には、環状に凹部を形成し、この凹部において、O−リング20を嵌合して備えたものである。
シリンダ16は、前述のように、カバー4とともに薬液弁1の外郭を構成する有底円筒形状に形成されている。シリンダ16底面には、中央部に流出口挿通部22が、外縁近傍には、操作ポート23が穿設されている。このシリンダ16内部には、薬液弁1を形成する種々の部品を収容するとともに、ピストン15が摺動可能な空間を備える。また、シリンダ16内部空間には、段差部21が形成されている。
流出口挿通部22は、流出口10を挿通するための部分である。操作ポート23は、シリンダ16底面と段差部21を貫通して形成されている。この操作ポート23より、後述する環状空間24へ圧縮空気を圧入、流出させることでピストン15を摺動操作するものである。
ここで、段差部21は、内部空間において、ピストン15をシリンダ16底面に接した状態(薬液弁1における閉操作時)でのピストン15底面から環状突出部13b下面の高さよりも、やや低くなる位置に設けたものである。環状空間24は、環状突出部13bと、段差部21の間に環状形成された空間であり、筒部15aと、環状突出部13bの2ヵ所に設けたO−リング19、20により、気密性の高い密閉空間として形成される。コイルバネ17は、バネ取付部14を挿入可能に形成したものである。コイルバネ17は、カバー4とピストン15の間において、ピストン15を流出方向に付勢するための付勢手段である。
次に、本実施形態における薬液弁1の開閉動作について図1および1図3を参照しながら説明する。図3は、本発明に係る薬液弁の開状態における断面図である。まず、図3に示す薬液弁1の開状態は、図1に示す薬液弁1の閉状態において、作動流体である圧縮空気を操作ポート23より環状空間24へと圧入することにより実現される。操作ポート23より圧入された圧縮空気の空気圧により環状空間24内の圧力が上昇する。これにより、環状空間24を構成する部品において唯一可動するピストン15をボディ3に沿って流入方向へ摺動する。ここで、ピストン15はコイルバネ17により流出方向への付勢力を受けているが、圧縮空気による圧力のほうが大きいため、流入方向へ摺動する。
環状空間24への空気の圧入開始時には、弁座11に圧接し流体の供給を遮断していた弁体2が、ピストン15の流入方向への摺動に伴い、磁石18の磁力により弁座11から離間する。この結果、本実施形態における薬液弁1の開状態(図3参照)となる。
次に、本実施形態における薬液弁1の閉状態(図1参照)への動作について説明する。まず、図3に示す薬液弁1の開状態において、環状空間24内の圧を高めている圧縮空気を操作ポート23から薬液弁1外部へと放出する。これにより、環状空間24内の圧力が低下し、圧縮空気がピストン15に及ぼす流入方向への圧力よりも、コイルバネ17の及ぼす流出方向への付勢力のほうが大きくなる。そして、コイルバネ17の付勢力により、ピストン15は、流出方向へ移動していく。このピストン15の流出方向への摺動に伴い、磁石18の磁力により弁体2も流出方向へと移動する。そして、ピストン15がシリンダ16底面へ当接することにより、弁体2も弁座11に圧接し、薬液の供給を遮断する。こうして、本実施形態における薬液弁1の閉状態(図1参照)が実現されるのである。
ここで、本実施形態における薬液弁の磁力による封止力について一例を挙げて説明する。例えば、弁体2に直径D=11mmの鋼球を使用し、磁石18にネオジ磁石(Br:1.24T、Bhmax:294.4kJ/m3 )を使用して、弁座11のテーパ角を45度とする。この場合には、弁体2と弁座11との接点間距離は7.78mmとなる。また、磁石の吸引力は2.594kNとなる。したがって、封止力をFとすると、
(7.78×10-3/2)2 ×π×F=2.594
となるから、封止力Fは、F=5.459×104 N/m2 となる。つまり、上記の条件では、薬液弁1において封止力として約50kPaが得られる。
したがって、従来、半導体製造工程においては、薬液は0.5〜3ml/sec程度の流速の、低圧の流れの場合があるので、従来のダイアフラム弁のような強い封止力は必要なく、本実施形態における薬液弁の磁力による上記した程度の封止力Fで、十分に薬液の供給を遮断できるものである。従って、本実施形態に係る構成の薬液弁1によれば、直管流路7、広がり管部9及び弁座11からなる一定空間において、直管流路7を弁体2が移動自在となるように形成したことにより、薬液弁1を閉状態に操作しない限り、弁体2が流体の流れを大きく阻害せず、流路内に弁体2が存在したとしても、弁としての機能が低下することがなくなる。
また、弁体2を磁性体で形成し、弁体2を内包するボディ4を非磁性体であるPTFE樹脂で形成したことに加え、ピストン15に磁石18を配設したことにより、弁体2に直接接触せずに移動させることが可能となる。磁石18の磁力により、薬液弁1の開閉をボディ3外部から操作することが可能となる。この結果、弁体2を流路内において完全に移動自在に設けることが可能となる。
以上詳細に説明したように、本実施例の薬液弁1は、一定容量の直管流路7内に移動自在に配設するとともに、磁性体からなる弁体2と、弁体2を磁力により従動させる磁石18を配設したピストン15とからなるので、薬液弁1の開閉時における弁本体の内部容量がほとんど変化しない薬液弁1を提供することが可能となる。この結果、薬液弁1の単独使用時も、薬液塗布量の厳密な管理が可能となり、従来、薬液塗布量の管理目的で用いられていたサックバック弁が不要となる。
ここで、前述した実施例とは別の薬液弁の実施形態を、実施例2として挙げ、この実施例2に関して、図面を参照しつつ詳細に説明する。図4は、薬液弁30の閉状態を、図5は、薬液弁30の開状態を示す断面図である。実施例2に例示する薬液弁30は、基本的な構成及び作用、効果については、前述の実施例1と同様である。よって、ここでは、実施例1と共通する部分に関しては説明を省略し、実施例1で述べた薬液弁と異なる部分に関して説明する。
実施例2に係る薬液弁30は、実施例1とは、弁体31と、磁石移動手段であるピストン32において相違点が存在する。実施例2における薬液弁30の弁体31は、外観ほぼ半球の碗状に形成した磁石31aを2つ対向させて配設することにより、球状弁体としたものである。磁石31aは、弁体31表面には、N極と、内部に面する部分にはS極というように、弁体31内部と、外部表面の磁性が異なるように構成されている。このように、弁体31を構成することにより、弁体31表面が単一の磁性を有する球状に構成されている。また、弁体31は、外部表面を耐薬品性のある材料により被覆したものである。つまり、実施例1とは、弁体31が磁性体のみで形成されたものではなく、磁石31aが配設され、球状の弁体31表面が単一の磁性を有しているという点が異なるのである。なお、本実施例2においても、弁体21を複数個設けることもできる。
また、実施例2におけるピストン32は、ピストン32内壁においてボディ3と当接する筒部32aの上端部近傍に配設した環状の磁石33、下端部近傍に配設した環状の磁石34の2箇所に磁石を備えたものである。実施例2の薬液弁30における実施例1との相違点は、上記の2点のみであり、その他の部分においては共通である。そして、実施例1において得られた特有の効果は、この相違点による影響を受けず、実施例2においても、本発明特有の効果を発揮するものである。
次に、実施例2における実施例1との相違点である「弁体31を碗状の磁石31aを組み合わせ、球状の弁体31表面を単一の磁性を持つように構成としたこと」及び「ピストン32において、環状の磁石33、34の2個配設したこと」より得られる実施例2における磁石の配設パターン構成と、その効果について述べる。
まず、弁体31と、ピストン32に配設された磁石33、34の磁極の1パターンについて述べる。碗状に形成した磁石31aを組み合わせて構成した弁体31は、弁体31表面において、N極に磁化した状態で配設されたものである。実施例1と同様に、耐薬品性を有する材料により、弁体31は被覆されている。更に、ピストン32において、筒部32a上端部に配設した磁石33もN極に、筒部33a下端部に配設した磁石34も、N極に磁化している場合について述べる。
ここで、磁力の強さについて考察する。磁力は、その作用を及ぼす物体が近いほど強く、遠ざかるほど弱くなる性質を持つ。この場合、薬液弁30を閉状態から開状態に移行する際には、磁石33の及ぼす磁力は弱まる。しかし、同時に磁石34が弁体31に接近し、磁石34の及ぼす磁力が強くなる。また、薬液弁30を開状態から閉状態に移行するときには、磁石34の及ぼす力が弱まり、磁石33の及ぼす力が強化される。
このように、弁体31に配設された磁石31a、磁石33、34の全てを同一の極性を持つように配設することにより、弁体31は、反発しあう磁力により、常にピストン32に配設された2つの磁石33、34に挟まれた流路空間の中央部に存在しようとする。この結果、ピストン32の急激な摺動に対する応答性が向上し、常に、ピストン32の摺動に弁体31を従動させることが可能となる。
更に、弁体31に配設された磁石31aと、ピストン32に配設された磁石33、34の磁極について、前述とは別のパターンについて述べる。まず、弁体31は、前述のパターン同様に、弁体31表面において、磁石31aのN極に磁化した状態で十字状に配設されたものである。実施例1と同様に、耐薬品性を有する材料により、弁体31は被覆されている。一方、筒部32a下端部に配設した磁石34は、S極に磁化しており、筒部32a上端部に配設した磁石33は、N極に磁化して配設した場合について述べる。
磁石33からの反発力と、磁石34による吸引力により、弁体31は、磁石33、34に挟まれた空間において、常に筒部32a下端部の磁石34近傍に存在しようとする。
薬液弁30の開状態においては、磁石34の吸引する磁力は、筒部32a下端部の磁石34近傍に保持し続けようとする力としてはたらく。また、磁石33が及ぼす磁力は、筒部32a下端部近傍より上方へ移動するのを抑制する力としてはたらく。
そして、薬液弁30の閉状態においては、磁石34は、弁座11より流出側(図中下方向)に位置するため、磁石33の吸引する磁力は、弁体31を弁座11に圧接する力としてはたらく。また、磁石34の弁体31に配設された磁石31aと反発する磁力も流出方向、弁体31を弁座11へ圧接する方向へとはたらくため、実施例1の場合よりも強く弁座11に圧接され、薬液弁30の封止力を向上させることができる。
以上、本発明はこのような実施の形態に何等限定されるものではなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲において種々なる態様で実施し得る。
例えば、本実施例においては、本発明に係る流体制御弁の1つとして薬液を制御する薬液弁を例示したが、本発明は薬液以外の流体(液体および気体)を制御する制御弁に適用することができる。
また、本実施例においては、碗状に形成した磁石を2つ配設して、球状の弁体に単一の磁性を持たせる構成としたが、環状の磁石を2つ組み合わせ、弁体表面に十字状に単一磁性を持つように配設したものを用いた場合においても、本発明の実施にあたって何等の支障をきたすものではない。
さらに、本実施例においては、弁体の形状を球状としたが、弁体を半球状に形成した部分と、十字柱とを組み合わせた形状の樹脂製のものにしても良い。この場合、十字柱側面部分に磁性体又は磁石を備え、十字柱の高さは、流路内径よりもやや大きく形成する。このような形状の弁体であっても、本発明を実施するにあたり何等の支障をきたすことはない。
また、本実施例においては、エアオペレート弁として説明したが、エアオペレート弁に拘泥する必要はなく、ピストンの操作方式を電磁式やモータ式当に変更したとしても、本発明の実施について何等支障をきたすことは無い。
また、本実施例においては、弁体を磁力により従動させる磁石として、本実施例では永久磁石を使用しているが、電磁石を使用することもできる。
さらに、本実施例においては、流出側ボディ3bに切欠部12を設け、弁体2が弁座11に当接した際に弁座11周辺の壁面が撓みやすくして、弁体2による流体の封止力を向上させている。しかしながら、弁体2による流体の封止力を向上させるために、磁石18よる弁体2の吸引力(磁力)を大きくするようにしてもよい。具体的には、切欠部12に磁性体材料をはめ込めばよい。
実施例1に係る薬液弁の弁閉時における断面図である。 弁体を複数備える薬液弁を示す断面図である。 実施例1に係る薬液弁の弁開時における断面図である。 実施例2に係る薬液弁の弁閉時における断面図である。 実施例2に係る薬液弁の弁開時における断面図である。
符号の説明
1 薬液弁
2 弁体
3 ボディ
7 直管流路
9 広がり管部
11 弁座
15 ピストン
16 シリンダ
18 磁石
19 O−リング
20 O−リング
23 操作ポート
24 環状空間
30 薬液弁
31 弁体
31a 磁石
32 ピストン
33 磁石
34 磁石
C1 閉弁時における弁体の中心
C2 閉弁時における磁石の中央
D 弁体の直径
Δl 閉弁時における弁体の中心と磁石の中心との距離

Claims (8)

  1. 流体が流れる流路上に設けられ、弁体を移動させて、弁座に当接又は離間させることにより流体を制御する流体制御弁において、
    一定容量の流路内に移動自在に配設するとともに、磁性体を備える弁体と、前記弁体が移動自在な前記流路を、内部に形成したボディと、前記弁体を磁力により従動させる磁石を配設した磁石移動手段とを有すること
    前記磁石移動手段が、前記ボディの外側に沿って、作動流体により移動できるピストンと、前記ピストンの内側に配置される前記磁石を備えること、
    前記ボディの外周面の、弁座の対向する位置に切欠部を設けること、
    前記ボディは、樹脂であることを特徴とす流体制御弁。
  2. 流体が流れる流路上に設けられ、弁体を移動させて、弁座に当接又は離間させることにより流体を制御する流体制御弁において、
    一定容量の流路内に移動自在に配設するとともに、磁石を備える弁体と、前記弁体が移動自在な前記流路を、内部に形成したボディと、前記弁体を磁力により従動させる2個の磁石を配設した磁石移動手段とを有すること
    前記磁石移動手段が、前記ボディの外側に沿って、作動流体により移動できるピストンと、前記ピストンの内側に配置される前記磁石を備えること、
    前記ボディの外周面の、弁座の対向する位置に切欠部を設けること、
    前記ボディは、樹脂であることを特徴とす流体制御弁。
  3. 請求項1又は2記載の流体制御弁において、
    前記弁体は、球体であることを特徴とする流体制御弁。
  4. 請求項3に記載の流体制御弁において、
    前記弁体は、複数個配設されていることを特徴とする流体制御弁。
  5. 請求項1記載の流体制御弁において、
    前記弁体は、球体であり、
    前記弁体を従動させる磁石は、前記弁体が前記弁座に当接した際に、前記弁体の直径をDとして、前記磁石の中央位置から前記弁体の中心位置までの距離Δlが、D/5<Δl<D/2となる関係を満たす位置に配置されていることを特徴とする流体制御弁。
  6. 請求項1乃至5の何れかに記載の流体制御弁において、
    流体を流入口から流出口へと導出する直線流路を内部に形成するとともに、前記直線流路にて前記弁体を内包し、前記磁石移動手段に挿通する構成で形成された非磁性体からなるボディ部を備えることを特徴とする流体制御弁。
  7. 請求項1乃至6の何れかに記載の流体制御弁において、
    前記弁体の表面を、耐薬品性を有する材料により被覆したことを特徴とする流体制御弁。
  8. 請求項1乃至4の何れかに記載の流体制御弁において、
    前記流路端部に配設された弁座を、一定の肉厚で漏斗状に形成したことを特徴とする流体制御弁。
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