JP3404488B2 - 半導体記憶装置とその試験方法 - Google Patents

半導体記憶装置とその試験方法

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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明はダイナミック・ラン
ダム・アクセス・メモリとして機能する半導体記憶装置
に関し、特にテスティング・バーイン・テスト装置を用
いて機能試験を行う半導体記憶装置とその試験方法に関
する。
【0002】
【従来の技術】従来のダイナミック・ランダム・アクセ
ス・メモリ(以下、DRAMと云う)として機能する半
導体装置の一例を図4のブロック図に示す。DRAM
は、入出力端子I/Oと、外部クロックであるRAS
B、CASB、OEB、WEBと、ADDRESS信号
と、それら入出力信号に対応して、メモリセルアレイ
9、前記メモリセルアレイ9に対応するロウデコーダ6
及びカラムデコーダ7、前記メモリセルアレイ9の入出
力に対応するセンスアンプ8、データアウトバッファ1
0、データインバッファ11、外部クロックによって内
部制御信号を生成するクロックジェネレータ2、アドレ
スの入力バッファであるロウアドレスバッファ4、カラ
ムアドレスバッファ5を備えている。また、これに加え
て、RASB信号誤リセット防止の内部信号115(以
下、ラス・タイム・アウト信号:RTO信号と云う)
と、カス・ビフォア・ラスのタイミングにより生成され
るCBRBカウンタ信号116を生成する内部信号生成
回路としての、カス・ビフォア・ラス・カウンタ・RT
O回路(以下、CBRCR回路と称する)15を備えて
構成される。
【0003】この種のDRAMにおいては、メモリセル
アレイ9からのデータの読み出し時においては、外部か
ら入力端子を介して入力されるアドレス信号は、ロウア
ドレスバッファ4、カラムアドレスバッファ5に入力さ
れる。ロウアドレスバッファ4からロウアドレスバッフ
ァ信号107が出力され、ロウデコーダ6に入力され
る。そこで、外部ロウアドレスに対応したワード線10
9が選択される。そこで選択されたワード線109に対
応するメモリセルアレイ9内のメモリセルからデータが
I/O線111に出力され、センスアンプ8よって選択
されたメモリセルのデータが増幅される事になる。次
に、カラムアドレスバッファ5からカラムアドレスバッ
ファ信号108が出力され、カラムデコーダ7に入力さ
れる。そこで外部カラムアドレスに対応したYスイッチ
110が選択される。選択されたYスイッチ110によ
りセンスアンプ8よって増幅されたデータのうち、外部
アドレスによって指定されたデータが選択され、データ
バス113にデータが出力される事になる。そのデータ
が、データアウトプットバッファ10を介してI/Oピ
ンから外部に出力される。
【0004】また、書き込み時においては、データの流
れが、外部よりI/Oピンを介してデータインプットバ
ッファ11より、データがデータバス113にのり、前
記の読み出し時と同様に選択されたメモリセルにそのデ
ータを書き込む事になる。
【0005】これら一連のデータの制御を行うのが、ク
ロック信号であるRASB、CASB、OEB、WEB
である。主にRASBは、ロウアドレスの取り込みのコ
ントロール、CASBはカラムアドレスの取り込みのコ
ントロール、OEBは読み出し、WEBは書き込みをつ
かさどる。それらクロック信号が、クロックジェネレー
タ2に入力し、それぞれの内部コントロール信号である
クロックジェネレータ信号102,103,105,1
12を生成し、ロウ・カラムアドレス、読み出し、書き
込み等のデータのコントロールを行う。
【0006】ここで、前記したRTO信号115とCB
RBカウンタ信号116について説明する。図5はこれ
らの信号を生成する前記CBRCR回路15の詳細ブロ
ック図である。図4のクロックジェネレータ2からのク
ロックジェネレータ信号102を受け、RTO信号11
5を生成する回路26と、CBRBカウンタ信号116
を生成する回路25より構成される。
【0007】前記RTO信号115に関しては、外部入
力RASB信号が、内部動作中、例えば、ワード線が上
がる途中、また、センス中等にリセットしてしまうと、
当然、内部動作がおかしくなり、メモリセルのデータが
破壊されてしまう。このRASBの誤リセット防止にR
TO信号115が存在している。このRTO信号115
は、図6のタイミングチャートに示すように、センス終
了までのワンショットパルスで、このパルス幅以内(セ
ンス完了以内)に外部よりRASBリセットが入って
も、内部では受け付けず、RTO信号115によりリセ
ットがかかる様になっている。
【0008】また、前記CBRBカウンタ信号116
は、外部クロックであるRASB、CASBによりCB
Rタイミング(カス・ビフォア・ラスタイミングRAS
Bをロウレベルに落とす前にCASBをロウレベルに落
とす。)を作る事によって、図6に示すように内部で生
成される。これは、CBRリフレッシュを行うための内
部信号である。DRAMは単にデータを書き込んだのみ
では、時間の経過に伴って内部セルデータが失われてし
まう。そのため、リフレッシュ(再書き込み)を行って
いるが、CBRリフレッシュは、その1つのリフレッシ
ュの方法である。クロックジェネレータ信号102が入
力されるとそれを受けて前記CBRカウンタ信号生成回
路25が動作し、CBRBカウンタ信号116を生成し
てロウアドレスバッファ4に入力し、ロウアドレスが自
動的に内部で繰り上がり、内部全ワード線を持ち上げ、
自動的にリフレッシュを行うのである。CBRBカウン
タ信号のクロックは、外部RASBまたは、外部CAS
Bのクロックを外部から与える事により生成される。
【0009】ところで、このようなDRAMの機能テス
トを行う方法としては、当該DRAMの大容量化に伴い
従来用いられているテスタによる方法では、DRAMの
選別に要する時間及び、選別コストの増大を避ける事が
できない状況となってきており、近年においては、選別
工程において、新たに大規模並列テスタであるTBT
(テスティング・バーイン・テスタ)装置が登場してき
ている。また、選別工程にて初期不良をリジェクトする
目的のBT(バーイン)工程においても前記TBT装置
を使用している。BT工程とは、ワード線を駆動し、デ
ータの0/1を交互に書き込むストレス試験で、初期の
動作上の不良をリジェクトする工程である。
【0010】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、このT
BT装置には、運用性において、非常に大きな制約が付
随している。それは、図7にTBT装置の測定ボード2
7として、16MDRAMの×4品(300MIL、2
4PIN、SOJパッケージ)の例を示すように、1ボ
ード上、272個のチップが搭載されているが、外部ク
ロックは、272個全てのチップを駆動する構成になっ
ている。そのため通常のテスタでは、クロックの立ち上
がり・立ち下がり時間(以下、tTと呼称する。)が、
2ns程度のオーダーであったのに関わらず、TBT装
置では、tTが50ns程度かかってしまう。このtT
を考慮して、基本のクロックサイクルを作ると、図8の
ように、最小クロックサイクルが500ns程度となっ
てしまう。
【0011】このため、前記したBT工程にこのTBT
装置を適応する場合を想定すると、通常テスタでは1回
の書き込みが100ns程度で済むところ、前記した制
約のために、500nsと5倍程度の時間がかかってし
まう。すなわち、BT工程に要する時間が5倍という事
になる。またBTでのストレス試験において、通常テス
タに比べ、ストレスのかかり方が大きく異なってしまう
事になる。特にワード線のディスターブのかかり方が緩
くなり、短期サイクルでワード線の上げ下げをした方
が、ストレスが当然厳しいものとなる。これも通常テス
タを使用する場合に比べ、TBT装置を使用すると、5
倍の差が出来てしまう。これは、BT工程のみに言える
事とは限らず、TBT装置にて行われている各種試験、
特にディスターブ系の試験に関して全体的に言える事で
ある。この場合、TBT装置側の電源能力を上げる方
法、すなわちtTの能力を上げる方法も考えられるが、
tTを従来のテスタと同等にするには、従来のテスタ並
みの電源を搭載し、同時並列測定数も落とさなければな
らない。これは、大容量化に対するコストダウンの方法
として近年使用されるようになってきたTBT装置の本
質を考えると、当然相反する事となる。
【0012】以上のように、従来のDRAMにより形成
される半導体記憶装置においては、TBT装置を使用す
るディスターブ試験、特にBT工程において、TBT装
置のtTの能力による制約が非常に大きいため、ロング
サイクルにて試験をせざるを得ない事になり、通常のテ
スタと比較して、テスト時間の増大及び、ワード線のデ
ィスターブのかかり方が緩くなるという問題がある。
【0013】本発明の目的は、通常テスタと同等のショ
ートサイクル・ディスターブを実現する事が可能な半導
体記憶装置とその試験方法を提供することにある。
【0014】
【課題を解決するための手段】本発明の半導体記憶装置
は、テスティング・バーイン・テスト装置を用いて機能
テストされる半導体記憶装置において、外部信号から生
成されるテストモードエントリ信号を受けて、前記外部
信号に対する誤リセット防止用信号に基づいてCBRリ
フレッシュ時のカウンタ動作を行い、前記カウンタ動作
により全ワード線を駆動することで前記外部信号を入力
すること無しにバーンインを行う手段を備えることを特
徴とする。具体的には、外部から入力されるクロック信
号及び、アドレス信号を介して、テストモードにエント
リするテストモードエントリ信号を出力するテストモー
ドエントリ判定回路と、カス・ビフォア・ラスのタイミ
ングにより生成されるCBRリフレッシュ時のCBRB
カウンタ信号を生成するCBRBカウンタ信号生成回路
と、外部RASBクロック信号誤リセット防止のRTO
信号を生成するRTO信号生成回路と、スイッチ回路と
を備えており、スイッチ回路はテストモードエントリ信
号によりRTO信号をCBRBカウンタ信号生成回路に
入力させ、CBRBカウンタ信号を出力させることで全
ワード線を駆動しテストを行う構成とされる。
【0015】また、本発明の半導体記憶装置の試験方法
は、所定のサイクル内で、外部信号から生成されるテス
トエントリー信号を受けてテストモードにエントリする
第1のテスト・ステップと、外部信号に対する誤リセッ
ト防止用信号に基づいてCBRリフレッシュ時のカウン
タ動作を行い、全ワード線を駆動することで外部から入
力されるクロック信号及び、アドレス信号を取り入れる
ことなく、前記第1のテスト・ステップにおいてエント
リしたテストモードを実行する第2のテスト・ステップ
と、前記第1のテスト・ステップにおいてエントリした
テストモードをリセットする第3のテスト・ステップと
を含む事を特徴としている。
【0016】本発明においては、外部信号に基づいて
ストモード時に出力されるテストモードエントリ信号を
受けて、RTO信号をクロックとしてCBRBカウンタ
信号を生成しているので、外部クロックを入力する事な
しに、内部のRTO信号を利用してチップ内全ワード線
を駆動させることが可能となり、TBT装置のtTの能
力を考慮して、外部クロックを用いる事なく、内部信号
のクロックを利用してのテストが実行でき、通常テスタ
と同等のショートサイクル・ディスターブを実現する事
が可能になる。
【0017】
【発明の実施の形態】次に、本発明の実施形態を図面を
参照して説明する。図1は本発明が適用されたDRAM
のブロック図である。基本的な構成は、図4に示した従
来構成と同じであり、入出力端子I/Oと、外部クロッ
クであるRASB、CASB、OEB、WEBと、AD
DRESS信号と、それら入出力信号に対応して、メモ
リセルアレイ9と、前記メモリセルアレイ9に対応する
ロウデコーダ6及びカラムデコーダ7と、前記メモリセ
ルアレイ9の入出力に対応するセンスアンプ8と、デー
タアウトバッファ10と、データインバッファ11と、
外部クロックによって内部制御信号を生成するクロック
ジェネレータ2と、アドレスの入力バッファであるロウ
アドレスバッファ4と、カラムアドレスバッファ5を備
えている。また、従来構成と同様であるが、後述するよ
うに構成が相違して、RASB信号誤リセット防止のR
TO信号101及び、カス・ビフォア・ラスのタイミン
グにより生成されるCBRBカウンタ信号104を生成
する内部信号生成回路としてのCBRCR回路(カス・
ビフォア・ラス・カウンタ・RTO回路)1と、テスト
モードエントリ信号105を出力するテストモードエン
トリ判定回路3とを備えて構成される。
【0018】前記CBRCR回路1の詳細ブロック構成
が図2に示される。クロックジェネレータ信号102を
受け、CASB信号誤リセット防止のRTO信号を生成
する回路14と、カス・ビフォア・ラスのタイミングに
よりCBRBカウンタ信号104を生成する回路12
と、テストモードエントリ信号105を受け、RTO生
成回路14より出力されるRTO信号101を信号11
4として前記CBRBカウンタ信号生成回路12に入力
するスイッチ回路13により構成される。
【0019】また、前記テストモードエントリ判定回路
3は、テストモードを判定した上で前記テストモードエ
ントリ信号105を出力するように構成される。ここ
で、テストモードとは、製品の評価、選別の時間短縮等
だけのために使用する内部回路を動作させるためのモー
ドで、通常DRAMでは、ユーザーの誤エントリを防ぐ
ために、図3(a)に示してあるように、WCBR(ラ
イトCBR)サイクルにてエントリする。外部クロック
であるWEB信号、CASB信号をロウレベルにした
後、RASB信号をロウレベルに落とす。次にCASB
信号をハイレベルにし、もう一度ロウレベルに落とす。
その際の外部アドレスにより、種々のテストモードにエ
ントリする事になる。このテストモードエントリサイク
ルにてテストモードエントリ判定部3にてエントリが確
認され、テストモードエントリ信号105が出力される
事になる。このテストモードエントリ信号105が前記
CBRCR回路1に入力される。
【0020】このような、CBRCR回路1及びテスト
モードエントリ判定回路3を備える本実施形態のDRA
Mにおけるデータの読み書き動作は図4の従来構成と同
様であるので、その説明は省略する。ここではテストモ
ード時での内部動作を説明する。テストモードエントリ
信号105が、CBRCR回路1内のスイッチ回路13
に入力されると、RTO信号101をCBRカウンタ1
2が受け取るようになる。このため、従来では、CBR
リフレッシュ時にもRTOにて外部RASBの誤リセッ
ト防止を活かすため、CBRBのカウント信号がRTO
回路に入力されていたが、ここでは、CBRBカウント
信号104と、RTO信号101が相補的となり、図3
(b)のタイミングチャートにて分かる通り、RTO信
号101のクロックにより、CBRBカウント信号10
4を駆動することになる。このようにする事により、C
BRリフレッシュ時に、従来では外部RASBが外部C
ASBをクロッキングさせ、チップ内全ワード線109
を駆動していたものを、外部クロックを入力する事なし
に、内部のRTO信号101を利用して、チップ内全ワ
ード線109を駆動させる事が可能になる。
【0021】このように、テストモードに入力された外
部クロックを、その後において保持する事で全ワード線
に自動アクセス可能になる。したがって、TBT装置に
おいて、TBT装置のtTを考える事なく、ショートサ
イクルにてワード系のディスターブを実行する事が可能
になる。なお、テストモードからエスケープする方法と
しては、RORサイクル(ラス・オンリー・リフレッシ
ュ:外部RASBのみクロックさせ、その他の外部クロ
ックはハイレベルを保持するタイミング)を実行すれば
よい。
【0022】
【発明の効果】以上説明したように、本発明は、外部信
号に基づいてテストモード時に出力されるテストモード
エントリ信号を受けて、外部RASBクロック信号誤リ
セット防止のためのRTO信号をクロックとしてカス・
ビフォア・ラスのタイミングによりCBRリフレッシュ
時のCBRBカウンタ信号を生成しているので、外部ク
ロックを入力する事なしに、内部のRTO信号を利用し
てチップ内全ワード線を駆動させることが可能となる。
これにより、TBT装置のtTの能力を考慮して、外部
クロックを用いる事なく、内部信号のクロックを利用し
てのテストが実行でき、通常テスタと同等のショートサ
イクル・ディスターブを実現する事が可能になるという
効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施形態のブロック図である。
【図2】本発明にかかるCBRCR回路のブロック図で
ある。
【図3】図1の回路におけるテストタイミングの一例を
示すタイミング図である。
【図4】本発明が適用されるDRAMの従来構成のブロ
ック図である。
【図5】従来のCBRCR回路のブロック図である。
【図6】従来例におけるテストタイミングの一例を示す
図である。
【図7】TBT装置での測定ボードの一例を示す図であ
る。
【図8】TBT装置でのテストタイミング図である。
【符号の説明】
1 CBRCR回路(カス・ビフォア・ラス・カウンタ
ー、RTO回路) 2 クロックジェネレーター 3 テストモードエントリ判定回路 4 17ロウアドレスバッファ 5 カラムアドレスバッファ 6 ロウデコーダ 7 カラムデコーダ 8 センスアンプ 9 メモリセルアレイ 10 データアウトバッファ 11 データインバッファ 12 カス・ビフォア・ラス・カウンタ 13 スイッチ回路 14 RTO信号発生回路 101 RTO信号 102 クロックジェネレータ信号 104 CBRBカウンタ信号 105テストモードエントリ信号
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 平9−219099(JP,A) 特開 平3−69091(JP,A) 特開 平6−36595(JP,A) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) G11C 29/00 G01R 31/28 G01R 31/3185 G11C 11/401

Claims (6)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 テスティング・バーイン・テスト装置を
    用いて機能テストされる半導体記憶装置において、外部
    信号から生成されるテストモードエントリ信号を受け
    て、前記外部信号に対する誤リセット防止用信号に基づ
    いてCBRリフレッシュ時のカウンタ動作を行い、前記
    カウンタ動作により全ワード線を駆動することで前記外
    部信号を入力すること無しにバーンインを行う手段を備
    えることを特徴とする半導体記憶装置。
  2. 【請求項2】 テスティング・バーイン・テスト装置を
    用いて機能テストされる半導体記憶装置において、外部
    から入力されるクロック信号及びアドレス信号に基づい
    てテストモードにエントリするテストモードエントリ信
    号を出力するテストモードエントリ判定回路と、CBR
    Bカウンタ信号を生成するCBRBカウンタ信号生成回
    路と、RTO信号を生成するRTO信号生成回路と、ス
    イッチ回路とを備え、前記スイッチ回路は前記テストモ
    ードエントリ信号により前記RTO信号を前記CBRB
    カウンタ信号生成回路に入力させ、前記CBRBカウン
    タ信号を出力せることで全ワード線を駆動しテストする
    ことを特徴とする半導体記憶装置。
  3. 【請求項3】 前記CBRBカウンタ信号生成回路は、
    クロックジェネレータ信号を受けてカス・ビフォア・ラ
    スのタイミングによりCBRBカウンタ信号を生成する
    回路として構成され、前記RTO信号生成回路は、前記
    クロックジェネレータ信号及び前記CBRBカンウタ信
    号を受けてCASB信号誤リセット防止のRTO信号を
    生成する回路として構成され、前記スイッチ回路は、
    記テストモードエントリ信号を受けて前記RTO信号の
    生成回路より出力されるRTO信号を前記CBRBカウ
    ンタ信号の生成回路に入力する回路として構成されてい
    ることを特徴とする請求項2に記載の半導体記憶装置。
  4. 【請求項4】 テスティング・バーイン・テスト装置を
    用いて機能テストされる半導体記憶装置が、ダイナミッ
    ク・ランダム・アクセス・メモリである請求項1ないし
    3のいずれかに記載の半導体記憶装置。
  5. 【請求項5】 テスティング・バーイン・テスト装置を
    用いて半導体記憶装置の機能テストを行う方法として、
    所定のサイクル内で、外部信号から生成されるテストエ
    ントリー信号を受けてテストモードにエントリする第1
    のテスト・ステップと、外部信号に対する誤リセット防
    止用信号に基づいてCBRリフレッシュ時のカウンタ動
    作を行い、全ワード線を駆動することで外部から入力さ
    れるクロック信号及び、アドレス信号を取り入れること
    なく、前記第1のテスト・ステップにおいてエントリし
    たテストモードを実行する第2のテスト・ステップと、
    前記第1のテスト・ステップにおいてエントリしたテス
    トモードをリセットする第3のテスト・ステップとを少
    なくとも有する事を特徴とする半導体記憶装置の試験方
    法。
  6. 【請求項6】 テスティング・バーイン・テスト装置を
    用いて半導体記憶装置の機能テストを行う方法として、
    前記半導体記憶装置に設けられたテストモードエントリ
    判定回路は、外部から入力されるクロック信号及びアド
    レス信号に基づいてテストモードにエントリするテスト
    モードエントリ信号を出力し、前記半導体記憶装置に設
    けられた内部信号生成回路は、前記テストモーエント
    リ信号を受けて、外部RASBクロック信号誤リセット
    防止のためのRTO信号をクロックとしてカス・ビフォ
    ア・ラスのタイミングによりCBRリフレッシュ時のC
    BRBカウンタ信号を生成し、全ワード線を駆動しテス
    トを行うことを特徴とする半導体記憶装置の試験方法。
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