JP3404149B2 - 感熱記録材料 - Google Patents
感熱記録材料Info
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Description
特に記録部分の画質を改良した感熱記録材料に関する。
る、(2)支持体が紙の場合は紙質が一般紙に近い、
(3)取扱いが容易である、(4)発色濃度が高い、
(5)記録装置が簡単で安価である、(6)記録時の騒
音が無い等の利点があるためファクシミリやプリンター
の分野、POS等のラベル分野等に用途が拡大してい
る。
色化に対応するため、あるいは画像をオーバーヘッドプ
ロジェクターで投影したり、直接ライトテーブル上で観
察したりするために、サーマルヘッドで直接記録するこ
とのできる透明な感熱記録材料を開発することが望まれ
ている。
な支持体上に、実質的に無色の発色成分Aと、該発色成
分Aと反応して発色する実質的に無色の発色成分Bを、
結着剤中に微粒子状に分散させたり、一方をマイクロカ
プセル化すると共に他方を乳化物の形で使用した感熱記
録層を設ける等の提案が行われている。
は、高い光学濃度を得るためにはより多くの熱エネルギ
ーを印加する必要がある。そのため例えば医療画像のよ
うに広いダイナミックレンジを要求される画像を上記の
如き感熱記録材料にサーマルヘッドで出力した場合、透
過濃度2.5を超える領域で感熱記録層にひび割れが生
じ、割れの部分を透過した光の影響で見かけの光学濃度
が低下する問題があった。また反射画像、透過画像を問
わず記録面が荒れて画質が低下するという問題点があっ
た。
要求される場合でも画像にひび割れが生じない、画質の
良好な感熱記録材料を提供することにある。
上に感熱記録層を設けた感熱記録材料において、感熱記
録層中にアルミナゾル、シリカゾル、コロイダルシリカ
から選ばれる少なくとも1種の化合物を感熱記録層の全
固形分の0.1〜4重量%含むことを特徴とする感熱記
録材料により達成された。
れがアルミナゾル、シリカゾル及び又はコロイダルシリ
カの添加により改良できる原因は定かではないが、親水
性の−OH基を有する感熱層中のバインダーや発色成分
がこれら親水性コロイド粒子表面と相互作用することに
より、感熱層塗膜の膜強度が強くなったことが一因と考
えられる。
ル及び又はコロイダルシリカは平均粒径はレーザー回折
法により測定した50%体積平均粒径値、または電子顕
微鏡観察により求めた粒径値が0.005〜0.5μ
m、更に好ましくは0.01〜0.1μmであることが
好ましい。粒径が0.5μmよりも大きい場合には、感
熱記録材料の透明性が低下し好ましくない。粒径が0.
005μmより小さい場合には、これら親水性コロイド
粒子自身の安定性が低下し好ましくない。
ル及び又はコロイダルシリカは、添加する感熱層全固形
分の0.1〜4重量%の範囲が好ましい。0.1重量%
以下では感熱層のひび割れを改良する効果が不十分で好
ましくない。また4重量%を超えて添加した場合、それ
以上のひび割れ改良効果は期待できない反面、記録熱感
度の低下や経時による塗液安定性の悪化、カブリの発生
等の問題があり好ましくない。
度により、感熱記録材料に加えられる熱エネルギーが変
化するので、0.1〜4重量%の範囲で適切な添加量を
選択する必要がある。
加えられる、または画像の最大透過濃度が2.5以下の
感熱記録材料の場合、アルミナゾル、シリカゾル及び又
はコロイダルシリカの添加量は0.5〜2重量%が好ま
しい。最大で100〜150mJ/mm2のエネルギー
が加えられる、または画像の最大透過濃度が3.0を越
える感熱記録材料の場合、アルミナゾル、シリカゾル及
び又はコロイダルシリカの添加量は2〜4重量%の添加
が好ましい。
により呈色する性質を有するいかなる組成のものでも使
用できる。このような感熱記録層としては、実質的に無
色の発色成分Aと、該発色性分Aと反応して発色する実
質的に無色の発色成分Bを含有する、いわゆる二成分型
感熱記録層が挙げられる。
互いに接触したときに発色反応を生じる成分であり、こ
れらの組合せとしては下記(ア)〜(ス)のようなもの
を挙げることができる。 (ア)光分解性ジアゾ化合物とカプラーとの組合せ。 (イ)電子供与性染料前駆体と電子受容性化合物の組合
せ。 (ウ)ベヘン酸銀、ステアリン酸銀のような有機金属塩
とプロトカテキン酸、スピロインダン、ハイドロキノン
のような還元剤との組合せ。 (エ)ステアリン酸第二鉄、ミリスチン酸第二鉄のよう
な長鎖脂肪族塩と没食子酸、サリチル酸アンモニウムの
ようなフェノール類との組合せ。 (オ)酢酸、ステアリン酸、パルミチン酸などのニッケ
ル、コバルト、鉛、銅、鉄、水銀、銀塩のような有機酸
重金属塩と、硫化カルシウム、硫化ストロンチウム、硫
化カリウムのようなアルカリ土類金属硫化物との組合
せ、または前記有機酸重金属塩と、s−ジフェニルカル
バジド、ジフェニルカルバゾンのような有機キレート剤
との組合せ。 (カ)硫化銀、硫化鉛、硫化水銀、硫化ナトリウム等の
(重)金属硫酸塩とNa−テトラチオネート、チオ硫酸
ソーダ、チオ尿素のような硫黄化合物との組合せ。
第二鉄塩と3,4−ジヒドロキシテトラフェニルメタン
のような芳香族ポリヒドロキシ化合物との組合せ。 (ク)シュウ酸銀、シュウ酸水銀のような有機貴金属塩
と、ポリヒドロキシアルコール、グリセリン、グリコー
ルのような有機ポリヒドロキシ化合物との組合せ。 (ケ)ペラルゴン酸第二鉄、ラウリン酸第二鉄のような
脂肪族第二鉄塩と、チオセシルカルバミドやイソチオセ
シルカルバミド誘導体との組合せ。 (コ)カプロン酸鉛、ペラルゴン酸鉛、ベヘン酸鉛のよ
うな有機酸鉛塩と、エチレンチオ尿素、N−ドデシルチ
オ尿素のようなチオ尿素誘導体との組合せ。 (サ)ステアリン酸第二鉄、ステアリン酸銅のような高
級脂肪酸重金属塩とジアルキルジチオカルバミン酸亜鉛
との組合せ。 (シ)レゾルシンとニトロソ化合物との組合せのような
オキサジン染料を形成する物。 (ス)ホルマザン化合物と還元剤及び/又は金属塩との
組合せ。
(ア)の光分解性ジアゾ化合物とカプラーの組合せ、
(イ)の電子供与性染料前駆体と電子受容性化合物の組
合せ、(ウ)の有機金属塩と還元剤の組合せが好まし
く、特に(ア)及び(イ)の場合が好ましい。
好なものとするためには、感熱記録材料の(拡散透過率
/全光透過率)×100(%)で表されるヘイズ値を4
0%以下にする必要がある。ヘイズ値は材料の透明性を
表す指数で、一般にはヘイズメーターを使用して全透過
光量、拡散透過光量、平行透過光量から求められる。ヘ
イズ値を40以下にするための方法としては、例えば感
熱記録層に微粒子の形状で含まれる成分の50%体積平
均粒径を1.0μm以下好ましくは0.6μm以下に分
散し、かつバインダーを感熱記録層の全固形分の30〜
60重量%の範囲で含有する方法や、A及びB成分のい
ずれか一方をマイクロカプセル化し、他方を乳化物等の
塗布乾燥後には実質的に連続層の形で使用する方法など
が挙げられる。また感熱記録層に使用する成分の屈折率
をなるべく一定の値に近づける方法も有効である。
の組合せを使用した感熱記録層について説明する。本発
明で使用する電子供与性染料前駆体は実質的に無色であ
るものであれば特に限定されるものではないが、エレク
トロンを供与して、あるいは酸等のプロトンを受容して
発色する性質を有するものであって、ラクトン、ラクタ
ム、サルトン、スピロピラン、エステル、アミド等の部
分骨格を有し、顕色剤と接触してこれらの部分骨格が開
環もしくは開裂する略無色の化合物が好ましい。電子供
与性染料前駆体の例としては、トリフェニルメタンフタ
リド系化合物、フルオラン系化合物、フェノチアジン系
化合物、インドリルフタリド系化合物、ロイコオーラミ
ン系化合物、ローダミンラクタム系化合物、トリフェニ
ルメタン系化合物、トリアゼン系化合物、スピロピラン
系化合物、フルオレン系化合物など各種の化合物があ
る。フタリド類の具体例は米国再発行特許明細書第2
3,024号、米国特許明細書第3,491,111
号、同第3,491,112号、同第3,491,11
6号および同第3,509,174号、フルオラン類の
具体例は米国特許明細書第3,624,107号、同第
3,627,787号、同第3,641,011号、同
第3,462,828号、同第3,681,390号、
同第3,920,510号、同第3,959,571
号、スピロジピラン類の具体例は米国特許明細書第3,
971,808号、ピリジン系およびピラジン系化合物
類は米国特許明細書第3,775,424号、同第3,
853,869号、同第4,246,318号、フルオ
レン系化合物の具体例は特願昭61−240989号等
に記載されている。
−3−H、ハロゲン、アルキル又はアルコキシ−6−置
換アミノフルオランが有効である。具体例としてたとえ
ば2−アニリノ−3−メチル−6−ジエチルアミノフル
オラン、2−アニリノ−3−メチル−6−N−シクロヘ
キシル−N−メチルアミノフルオラン、2−p−クロロ
アニリノ−3−メチル−6−ジブチルアミノフルオラ
ン、2−アニリノ−3−メチル−6−ジオクチルアミノ
フルオラン、2−アニリノ−3−クロロ−6−ジエチル
アミノフルオラン、2−アニリノ−3−メチル−6−N
−エチル−N−イソアミルアミノフルオラン、2−アニ
リノ−3−メチル−6−N−エチル−N−ドデシルアミ
ノフルオラン、2−アニリノ−3−メトキシ−6−ジブ
チルアミノフルオラン、2−o−クロロアニリノ−6−
ジブチルアミノフルオラン、2−p−クロロアニリノ−
3−エチル−6−N−エチル−N−イソアミルアミノフ
ルオラン、2−o−クロロアニリノ−6−p−ブチルア
ニリノフルオラン、2−アニリノ−3−ペンタデシル−
6−ジエチルアミノフルオラン、2−アニリノ−3−エ
チル−6−ジブチルアミノフルオラン、2−o−トルイ
ジノ−3−メチル−6−ジイソプロピルアミノフルオラ
ン、2−アニリノ−3−メチル−6−N−イソブチル−
N−エチルアミノフルオラン、2−アニリノ−3−メチ
ル−6−N−エチル−N−テトラヒドロフルフリルアミ
ノフルオラン、2−アニリノ−3−クロロ−6−N−エ
チル−N−イソアミルアミノフルオラン、2−アニリノ
−3−メチル−6−N−メチル−N−γ−エトキシプロ
ピルアミノフルオラン、2−アニリノ−3−メチル−6
−N−エチル−N−γ−エトキシプロピルアミノフルオ
ラン、2−アニリノ−3−メチル−6−N−エチル−N
−γ−プロポキシプロピルアミノフルオランなどが挙げ
られる。
子受容性化合物としては、フェノール化合物、有機酸も
しくはその金属塩、オキシ安息香酸エステル等の酸性物
質が用いられ、その具体例は例えば特開昭61−291
183号に記載されている。電子受容性化合物の例とし
ては、2,2−ビス(4’−ヒドロキシフェニル)プロ
パン(一般名ビスフェノールA)、2,2−ビス(4’
−ヒドロキシフェニル)ペンタン、2,2−ビス(4’
−ヒドロキシ−3’,5’−ジクロロフェニル)プロパ
ン、1,1−ビス(4’−ヒドロキシフェニル)シクロ
ヘキサン、2,2−ビス(4’−ヒドロキシフェニル)
ヘキサン、1,1−ビス(4’−ヒドロキシフェニル)
プロパン、1,1−ビス(4’−ヒドロキシフェニル)
ブタン、1,1−ビス(4’−ヒドロキシフェニル)ペ
ンタン、1,1−ビス(4’−ヒドロキシフェニル)ヘ
キサン、1,1−ビス(4’−ヒドロキシフェニル)ヘ
プタン、1,1−ビス(4’−ヒドロキシフェニル)オ
クタン、1,1−ビス(4’−ヒドロキシフェニル)−
2−メチル−ペンタン、1,1−ビス(4’−ヒドロキ
シフェニル)−2−エチル−ヘキサン、1,1−ビス
(4’−ヒドロキシフェニル)ドデカン、1,4−ビス
(p−ヒドロキシフェニルクミル)ベンゼン、1,3−
ビス(p−ヒドロキシフェニルクミル)ベンゼン、ビス
(p−ヒドロキシフェニル)スルフォン、ビス(3−ア
リル−4−ヒドロキシフェニル)スルフォン、ビス(p
−ヒドロキシフェニル)酢酸ベンジルエステル等のビス
フェノール類、
酸、3,5−ジ−ターシャリーブチルサリチル酸、3−
α−α−ジメチルベンジルサリチル酸、4−(β−p−
メトキシフェノキシエトキシ)サリチル酸等のサリチル
酸誘導体、またはその多価金属塩(特に亜鉛、アルミニ
ウムが好ましい)、p−ヒドロキシ安息香酸ベンジルエ
ルテル、p−ヒドロキシ安息香酸−2−エチルヘキシル
エステル、β−レゾルシン酸−(2−フェノキシエチ
ル)エステル等のオキシ安息香酸エステル類、p−フェ
ニルフェノール、3,5−ジフェニルフェノール、クミ
ルフェノール、4−ヒドロキシ−4’−イソプロポキシ
−ジフェニルスルフォン、4−ヒドロキシ−4’−フェ
ノキシ−ジフェニルスルフォン等のフェノール類が挙げ
られる。このなかで発色性向上の目的にはビスフェノー
ル類が好ましい。顕色剤は発色剤の50〜800重量%
使用することが好ましく、さらに好ましくは100〜5
00重量%である。また上記の顕色剤を2種以上併用し
てもよい。
組合せを使用した感熱記録層について説明する。本発明
で使用する光分解性ジアゾ化合物とは後述するカップリ
ング成分と呼ばれる顕色剤と反応して所望の色相に発色
するものであり、反応前に特定波長の光を受けると分解
し、もはやカップリング成分が作用しても発色能力を持
たなくなる光分解性ジアゾ化合物である。この発色系に
おける色相はジアゾ化合物とカップリング成分が反応し
て生成したジアゾ色素により決定される。従って、良く
知られているようにジアゾ化合物の化学構造を変える
か、カップリング成分の化学構造を変えれば容易に発色
色相をかえることができ、組み合わせ次第で略任意の発
色色相を得ることができる。
主に芳香族ジアゾ化合物を指し、具体的には芳香族ジア
ゾニウム塩、ジアゾスルフォネート化合物、ジアゾアミ
ノ化合物を指す。ジアゾニウム塩は一般式ArN2 +X-
で示される化合物である。(式中、Arは置換されたあ
るいは無置換の芳香族部分を表し、N2 +はジアゾニウム
基を、X-は酸アニオンを表す。ジアゾスルフォネート
化合物は多数のものが知られており、各々のジアゾニウ
ム塩を亜硫酸塩で処理することにより得られる。ジアゾ
アミノ化合物はジアゾ基をジシアンジアミド、サルコシ
ン、メチルタウリン、N−エチルアントラニックアシッ
ド−5−スルフォニックアシッド、モノエタノールアミ
ン、ジエタノールアミン、グアニジン等でカップリング
させて得られる。これらのジアゾ化合物の詳細は例えば
特開平2−136286号等に記載されている。
リングして反応させるカップリング成分は通常カプラー
と呼称され、例えば2−ヒドロキシ−3−ナフトエ酸ア
ニリドの他、レゾルシンを初めとして特開昭62−14
6678号に記載されているものを挙げることができ
る。
グ成分の組み合わせを用いる場合、カップリング反応が
塩基性雰囲気で起こりやすいため、増感剤として塩基性
物質を添加してもよい。塩基性物質としては水不溶性ま
たは難溶性の塩基性物質や加熱によりアルカリを発生す
る物質が用いられる。それらの例としては無機および有
機アンモニウム塩、有機アミン、アミド、尿素やチオ尿
素およびその誘導体、チアゾール類、ピロール類、ピリ
ミジン類、ピペラジン類、グアニジン類、インドール
類、イミダゾール類、イミダゾリン類、トリアゾール
類、モルフォリン類、ピペリジン類、アミジン類、フォ
リムアジン類、ピリジン類等の含窒素化合物が挙げられ
る。これらの具体例は例えば特開昭61−291183
号等に記載されている。
透過率/全光透過率)×100(%)で表されるヘイズ
値を40%以下にする目的から、光分解性ジアゾ化合物
とカプラーとの組合せ、または電子供与性染料前駆体と
電子受容性化合物の組合せを使用する場合、それぞれ光
分解性ジアゾ化合物、電子供与性染料前駆体をマイクロ
カプセル化して使用することが好ましい。
には、界面重合法、内部重合法、外部重合法のいずれの
方法も採用することができるが、特に、電子供与性染料
前駆体、光分解性ジアゾ化合物等を含有した芯物質を、
水溶性化合物を溶解した水溶液中で乳化した後、その油
滴の周囲に高分子物質の壁を形成させる界面重合法を採
用することが好ましい。
内部および/又は油滴の外部に添加される。高分子物質
の具体例としては、ポリウレタン、ポリウレア、ポリア
ミド、ポリエステル、ポリカーボネート、尿素−ホルム
アルデヒド樹脂、メラミン樹脂、ポリスチレン、スチレ
ンメタクリレート共重合体、スチレン−アクリレート共
重合体等が挙げられる。好ましい高分子物質はポリウレ
タン、ポリウレア、ポリアミド、ポリエステル、ポリカ
ーボネートであり、特に好ましくは、ポリウレタン及び
ポリウレアである。高分子物質は2種以上併用すること
もできる。前記水溶性高分子の具体例としては、ゼラチ
ン、ポリビニルピロリドン、ポリビニルアルコール等が
挙げられる。
用いる場合には、ジイソシアナート、トリイソシアナー
ト、テトライソシアナート、ポリイソシアナートプレポ
リマー等のポリイソシアナートと、ジアミン、トリアミ
ン、テトラアミン等のポリアミン、アミノ基を2個以上
含むプレポリマー、ピペラジンもしくはその誘導体また
はポリオール等とを、水系溶媒中で界面重合法によって
反応させることにより容易にマイクロカプセル壁を形成
させることができる。
なる複合壁もしくはポリウレタンとポリアミドからなる
複合壁は、例えばポリイソシアナートと酸クロライドも
しくはポリアミンとポリオールを用い、反応液となる乳
化媒体のpHを調整した後、加温することにより調整す
ることができる。これらのポリウレアとポリアミドから
なる複合壁の製造方法の詳細については、特開昭58−
66948号公報に記載されている。
には、必要に応じて金属含有染料、ニグロシン等の荷電
調節剤、あるいはその他任意の添加物質を加えることが
できる。これらの添加剤は壁形成時または任意の時点で
カプセルの壁に含有させることができる。また必要に応
じてカプセル壁表面の帯電性を調節するために、ビニル
モノマー等のモノマーをグラフト重合させてもよい。
温で物質透過性にするため、マイクロカプセル壁として
用いるポリマーに適合した可塑剤の中から、好ましくは
融点が50°C以上、好ましくは120°C以下で常温
では固体であるものを選択してもちいることができる。
例えば、壁材が、ポリウレア、ポリウレタンからなる場
合は、ヒドロキシ化合物、カルバミン酸エステル化合
物、芳香族アルコキシ化合物、有機スルホンアミド化合
物、脂肪族アミド化合物、アリールアミド化合物等が好
適に用いられる。
たは不溶性の有機溶剤に溶解せしめた後、これを界面活
性剤を含有する水溶性高分子を保護コロイドとして有す
る水相と混合し、乳化分散した分散物の形で使用する。
高沸点オイルの中から適宜選択することができる。なか
でも好ましいオイルとしては、エステル類の他、ジメチ
ルナフタレン、ジエチルナフタレン、ジイソプロピルナ
フタレン、ジメチルビフェニル、ジイソプロピルビフェ
ニル、ジイソブチルビフェニル、1−メチル−1−ジメ
チルフェニル−2−フェニルメタン、1−エチル−1−
ジメチルフェニル−1−フェニルメタン、1−プロピル
−1−ジメチルフェニル−1−フェニルメタン、トリア
リルメタン(例えば、トリトルイルメタン、トルイルジ
フェニルメタン)、ターフェニル化合物(例えばターフ
ェニル)、アルキル化合物、アルキル化ジフェニルエー
テル(例えば、プロピルジフェニルエーテル)、水添タ
ーフェニル(例えば、ヘキサヒドロターフェニル)、ジ
フェニルエーテル等が挙げられる。これらの中でも特に
エステル類を使用することが、乳化分散物の乳化安定性
の観点から好ましい。
えば、燐酸トリフェニル、燐酸トリクレジル、燐酸ブチ
ル、燐酸オクチル、燐酸クレジルフェニル)、フタル酸
エステル(フタル酸ジブチル、フタル酸−2−エチルヘ
キシル、フタル酸エチル、フタル酸オクチル、フタル酸
ブチルベンジル)、テトラヒドロフタル酸ジオクチル、
安息香酸エステル(安息香酸エチル、安息香酸プロピ
ル、安息香酸ブチル、安息香酸イソペンチル、安息香酸
ベンジル)、アビエチン酸エステル(アビエチン酸エチ
ル、アビエチン酸ベンジル)、アジピン酸ジオクチル、
コハク酸イソデシル、アゼライン酸ジオクチル、シュウ
酸エステル(シュウ酸ジブチル、シュウ酸ジペンチ
ル)、マロン酸ジエチル、マレイン酸エステル(マレイ
ン酸ジメチル、マレイン酸ジエチル、マレイン酸ジブチ
ル)、クエン酸トリブチル、ソルビン酸エステル(ソル
ビン酸メチル、ソルビン酸エチル、ソルビン酸ブチ
ル)、セバシン酸エステル(セバシン酸ジブチル、セバ
シン酸ジオクチル)、エチレングリコールエステル類
(ギ酸モノエステル及びジエステル、酪酸モノエステル
及びジエステル、ラウリン酸モノエステル及びジエステ
ル、パルミチン酸モノエステル及びジエステル、ステア
リン酸モノエステル及びジエステル、オレイン酸モノエ
ステル及びジエステル)、トリアセチン、炭酸ジエチ
ル、炭酸ジフェニル、炭酸エチレン、炭酸プロピレン、
ほう酸エステル(ほう酸トリブチル、ほう酸トリペンチ
ル)等が挙げられる。このなかでも特に燐酸トリクレジ
ルを単独または混合してもちいた場合には、乳化物の安
定性が最も良好であり好ましい。上記のオイルどうしま
たは他のオイルとの併用も可能である。
に低沸点の溶解助剤として補助溶剤を加えることもでき
る。このような補助溶剤としては、例えば酢酸エチル、
酢酸イソプロピル、酢酸ブチル、およびメチレンクロラ
イド等を特に好ましいものとして挙げることができる。
相に、保護コロイドとして含有せしめる水溶性高分子
は、公知のアニオン性高分子、ノニオン性高分子、両性
高分子、のなかから適宜選択することができるが、特に
ポリビニルアルコール、ゼラチン、セルロース誘導体が
好ましい。
ニオン性またはノニオン性の界面活性剤のなかから、上
記保護コロイドと作用して沈殿や凝集を起こさないもの
を適宜選択して使用することができる。好ましい界面活
性剤の例としては、アルキルベンゼンスルホン酸ソー
ダ、アルキル硫酸ナトリウム、スルホコハク酸ジオクチ
ルナトリウム塩、ポリアルキレングリコール(例えば、
ポリオキシエチレンノニルフェニルエーテル)等を挙げ
ることができる。
含有した油相と保護コロイド及び界面活性剤を含有する
水相を、高速撹拌、超音波分散等の通常の微粒子乳化に
用いられる手段を使用して混合、分散せしめ容易に得る
ことができる。
量/水相重量)は0.02〜0.6が好ましく、特に
0.1〜0.4であることが好ましい。0.02以下で
は、水相が多すぎて希薄となり十分な発色性が得られ
ず、0.6以上では逆に液の値の粘度が高くなり、取扱
いの不便さや塗液安定性の低下をもたらす。
した感熱記録層について説明する。有機金属塩として
は、具体的には、ラウリン酸銀、ミリスチン酸銀、パル
ミチン酸銀、ステアリン酸銀、アラキン酸銀及びベヘン
酸銀のような長鎖脂肪族カルボン酸の銀塩、ベンゾトリ
アゾール銀塩、ベンズイミダゾール銀塩、カルバゾール
銀塩およびフタラジノン銀塩のようなイミノ基を有する
有機化合物の銀塩、s−アルキルチオグリコレートのよ
うな硫黄含有化合物の銀塩、安息香酸銀及びフタル酸銀
のような芳香族カルボン酸の銀塩、エタンスルホン酸銀
のようなスルホン酸の銀塩、o−トルエンスルフィン酸
銀のようなスルフィン酸の銀塩、フェニルリン酸銀のよ
うなリン酸の銀塩、バルビツール酸銀、サッカリン酸
銀、サリチルアスドキシムの銀塩およびこれらの任意の
混合物がある。これらの化合物の中、長鎖脂肪族カルボ
ン酸銀塩が好ましく、特にベヘン酸銀が好ましい。また
ベヘン酸をベヘン酸銀と共に使用してもよい。
特開昭53−1020号公報第227頁左下欄第14行
目〜第229頁右上欄第11行目の記載に基づいて適宜
使用することができるが、特に、モノ、ビス、トリスま
たはテトラキスフェノール類、モノ又はビスナフトール
類、ジ又はポリヒドロキシナフタレン類、ジ又はポリヒ
ドロキシベンゼン類、ヒドロキシモノエーテル類、アス
コルビン酸類、3−ピラゾリドン類、ピラゾリン類、ピ
ラゾロン類、還元性糖類、フェニレンジアミン類、ヒド
ロキシルアミン類、レダクトン類、ヒドロオキサミン酸
類、ヒドラジド類、アミドオキシム類、N−ヒドロキシ
尿素類等を使用することが好ましい。これらの化合物の
中、特に好ましいものは、ポリフェノール類、スルホン
アミドフェノール類、及びナフトール類等の芳香族有機
還元剤である。
な溶剤に溶解したバインダー(例えばポリビニルブチラ
ール)等中に、50%平均粒径1.0μm、好ましくは
0.6μm以下の微粒子状で添加される。またバインダ
ーを感熱記録層の全固形分の30〜60重量%の範囲で
使用することが好ましい。
に塗布するに際しては、公知の水系または有機溶剤系の
塗液を用いる塗布手段が用いられる。この場合、感熱層
液を安全かつ均一に塗布するとともに、塗膜の強度を保
持するために、本発明においては、メチルセルロース、
カルボキシメチルセルロース、ヒドロキシエチルセルロ
ース、澱粉類、ゼラチン、ポリビニルアルコール、カル
ボキシ変性ポリビニルアルコール、ポリアクリルアミ
ド、ポリスチレン及びその共重合体、ポリエステル及び
その共重合体、ポリエチレン及びその共重合体、エポキ
シ樹脂、アクリレート及びメタアクリレート系樹脂及び
その共重合体、ポリウレタン樹脂並びにポリアミド樹
脂、ポリビニルブチラール樹脂等を使用することができ
る。
/m2になるように塗布されること及び該層の厚みが1
〜25μmになるように塗布されることが望ましい。
が剥がれることを防止する目的で、マイクロカプセルな
どを含有する感熱層や光反射防止層を塗布する前に、支
持体上に下塗り層を設けることが望ましい。下塗り層と
しては、アクリル酸エステル共重合体、ポリ塩化ビニリ
デン、SBR、水性ポリエステル等を用いることがで
き、膜厚としては0.05〜0.5μmとすることが望
ましい。
感熱記録層塗液に含まれる水分により下塗り層が膨潤し
て、感熱記録層に記録された画像が悪化することがある
ので、グルタルアルデヒド、2,3−ジヒドロキシ−
1,4−ジオキサン等のジアルデヒド類及びほう酸等の
硬膜剤を用いて硬膜させることが望ましい。これらの硬
膜剤の添加量は、下塗り素材の重量に応じて0.20重
量%〜3.0重量%の範囲で、希望する硬化度に合わせ
て適切な添加量を選ぶことができる。
設けてもよい。保護層の透明性を良好なものとする上か
ら、特に完全鹸化ポリビニルアルコール、カルボキシ変
性ポリビニルアルコール、シリカ変性ポリビニルアルコ
ール等が好ましい。保護層には公知の硬膜剤、金属石け
ん、顔料等が含有されてよい。
ために、保護層形成用塗布液には界面活性剤が添加され
る。界面活性剤にはスルフォこはく酸系のアルカリ金属
塩、フッ素含有界面活性剤等があり、具体的にはジ−
(2−エチルヘキシル)スルホこはく酸、ジ−(n−ヘ
キシル)スルホこはく酸等のナトリウム塩またはアンモ
ニウム塩が挙げられる。
を防止するための界面活性剤、金属酸化物微粒子、無機
電解質、高分子電解質等を添加してもよい。保護層の固
形分塗布量は0.2〜7g/m2更に好ましくは1〜4
g/m2である。
録層、保護層、下塗り層は、ブレード塗布法、エアナイ
フ塗布法、グラビア塗布法、ロールコーティング塗布
法、スプレー塗布法、ディップ塗布法、バー塗布法等の
公知の塗布方法により塗布される。
体を使用する必要がある。透明支持体としては、ポリエ
チレンテレフタレートやポリブチレンテレフタレート等
のポリエステルフィルム、三酢酸セルロースフィルム、
ポリプロピレンやポリエチレン等のポリオレフィンフィ
ルム等の合成高分子フィルムが挙げられ、これらを単独
であるいは貼り合わせて使用することができる。合成高
分子フィルムの厚さは25〜250μm、特に50〜2
00μmが好ましい。
色相に着色されていてもよい。高分子フィルムを着色す
る方法としては、フィルムに成形する前に樹脂に染料を
混練してからフィルムを成形する方法、染料を適当な溶
剤に溶かした塗布液を調整しこれを透明無色な樹脂フィ
ルム上に公知の塗布方法、例えばグラビアコート法、ロ
ーラーコート法、ワイヤーコート法などによって塗布、
乾燥する方法などが挙げられる。なかでも青色染料を混
練したポリエチレンテレフタレートやポリエチレンナフ
タレート等のポリエステル樹脂をフィルムに成形し、こ
れに耐熱処理、延伸処理、帯電防止処理を施したものが
好ましい。
ーカステン上で支持体側から観察した場合、透明な非画
像部分を透過するシャーカステン光により幻惑が生じ見
ずらい画像になることがある。これを避けるためには、
透明支持体としてJIS−Z8701記載の方法により
規定された色度座標上の、A(x=0.2805,y=
0.3005)、B(x=0.2820,y=0.29
70)、C(x=0.2885,y=0.3015)、
D(x=0.2870,y=0.3040)の4点で形
成される四角形の領域内に青く着色された合成高分子フ
ィルムを用いることが特に好ましい。
〜20μm、更に好ましくは1〜10μmの微粒子を含
有する光反射層防止を設けてもよい。光反射防止層は入
射光角20°で測定した光沢度を50%以下、特に好ま
しくは30%以下にすることが好ましい。光反射防止層
に含有される微粒子としては大麦、小麦、コーン、米、
豆類より得られるでんぷん等の微粒子の他、セルロース
ファイバー、ポリスチレン樹脂、エポキシ樹脂、ポリウ
レタン樹脂、尿素ホルマリン樹脂、ポリ(メタ)アクリ
レート樹脂、ポリメチル(メタ)アクリレート樹脂、塩
化ビニル及び酢酸ビニルの共重合体樹脂、ポリオレフィ
ン等の合成高分子の微粒子、炭酸カルシウム、酸化チタ
ン、カオリン、スメクタイト粘土、水酸化アルミ、シリ
カ、酸化亜鉛等の無機物の微粒子等を挙げることができ
る。これらの微粒子状物質は2種以上併用してもよい。
また感熱記録材料の透明性を良好なものとする観点から
は、屈折率が1.45〜1.75の微粒子状物質が好ま
しい。
料は、感熱層が透明である上に感熱層中にアルミナゾ
ル、シリカゾル、コロイダルシリカから選ばれる少なく
とも1種を感熱層の全固形分の0.1〜4重量%の範囲
で添加することにより、医療画像のように広いダイナミ
ックレンジを要求される画像をサーマルヘッドで出力し
た場合、光学濃度2.5を超える領域でも感熱記録層に
ひび割れ等が発生せず、見かけの光学濃度や画質の低下
が改良された感熱記録材料である。
するが、本発明は以下実施例のみに限定されるものでは
ない。文中で使用する濃度は、全て重量%である。
g
g
g
g
g
加熱、溶解した後35°Cに冷却した。これにn−ブタ
ノール0.8g、タケネートD119N(武田薬品工業
株式会社製のカプセル壁剤の商品名)11.2g、タケ
ネートD110N(武田薬品工業株式会社製のカプセル
壁剤の商品名)4.1g、スミジュールN3200(住
友バイエルウレタン社製のカプセル壁材の商品名)1
0.5gを加え、35°C40分間保温した。得られた
溶液を8重量%のポリビニルアルコール水溶液(クラレ
株式会社製PVA217E)75gと水26gを混合し
た水相に混合した後、エースホモジナイザー(日本精機
株式会社製)を用いて10000rpmで5分間乳化を
行なった。得られた乳化液に更に140gの水及びテト
ラエチレンペンタミン1.0gを添加した後、50°C
で3時間カプセル化反応を行なって平均粒径0.7μm
のカプセル液を調整した。なお、平均粒径は全て株式会
社堀場製作所製レーザー回折粒度分布測定装置(LA7
00)を用いて測定した50%体積平均粒径の値を使用
した。
g
g
6g
9g
8g
加熱、溶解した後30°Cに冷却した。これにタケネー
トD110N(武田薬品工業株式会社製のカプセル壁剤
の商品名)15.0g,バーノックD750(大日本イ
ンキ株式会社製のカプセル壁剤の商品名)10.4gを
加え、35°C5分間保温した。得られた溶液を8重量
%のポリビニルアルコール水溶液(クラレ株式会社製P
VA217E)75gと水26gを混合した水相に混合
した後、エースホモジナイザー(日本精機株式会社製)
を用いて10000rpmで5分間乳化を行なった。得
られた乳化液に更に140gの水及びテトラエチレンペ
ンタミン1.0gを添加した後、50°Cで3時間カプ
セル化反応を行なって平均粒径0.7μmのカプセル液
を調整した。
3g
3g
8g
9g
5g
g、マレイン酸ジエチル0.4gを酢酸エチル15gに
添加し、70°Cに加熱して溶解した。得られた溶液を
15重量%のポリビニルアルコール水溶液(クラレ株式
会社製PVA205C)40g、2.0重量%のドデシ
ルベンゼンスルフォン酸ナトリウム水溶液9g及び
えた後、エースホモジナイザー(日本精機株式会社製)
を用いて10000rpmで平均粒径0.7μmになる
ように乳化を行った。
え3時間撹拌した。
散剤(ポイズ532A)0.5g、10%ポリビニルア
ルコール水溶液(クラレPVA105)10g、30重
量%ステアリン酸亜鉛分散液(中京油脂株式会社Z−7
−30)10g、10%ドデシルベンゼンスルフォン酸
Na塩水溶液0.5gを加え、ボールミルで分散して平
均粒径0.8μmとした。
メトローズSM−15、軟化温度210°C)50g、
20.5重量%ステアリン酸亜鉛分散物(中京油脂F1
55)0.5g、1.0%ほう酸水溶液25g、上記カ
オリン分散液7g、4%フッ素ポリマー水分散液(ダイ
キン工業ME413)0,5g、10%ドデシルベンゼ
ンスルフォン酸Na塩水溶液1g及び
キザール水溶液1.0gを混合して保護層液を得た。
3g
2g
4g
3g
に加熱、溶解した後35°Cに冷却した。これにタケネ
ートD110N(武田薬品工業株式会社製のカプセル壁
剤の商品名)0.9g、バーノックD750(大日本イ
ンキ社製のカプセル壁材の商品名)0.3gを加え、3
5°C5分間保温した。この溶液を15重量%のポリビ
ニルアルコール水溶液(クラレ株式会社製PVA20
5)120gと10重量%のドデシルベンゼンスルフォ
ン酸Na塩の水溶液8.0gを混合した水相に混合した
後、エースホモジナイザー(日本精機株式会社製)を用
いて15000rpmで15分間乳化を行ない、50%
体積平均粒径0.25μmの乳化物を得た。得られた乳
化液に更に60gの水及びテトラエチレンペンタミン
0.15gを添加した後、40°Cで3時間カプセル化
反応を行なって平均粒径0.25μmのカプセル液を調
整した。
アルコール(クラレ株式会社製R2105)40.0g
に上記の紫外線フィルター層用カプセル液(固形分濃度
24.2%)13.5gを加え、更に下記構造式(2
6)で示される化合物
ルシリカ(日産化学スノーテックスO)65gを混合し
て紫外線フィルター層用塗液を調整した。
製)0.1gを加え十分に分散した後、2重量%スルフ
ォ琥珀酸ジ(2−エチル)ヘキシル水溶液2.5g及び
下記構造式(27)で示される化合物
ダルシリカ(日産化学スノーテックスO)17gを混合
してバックコート層用塗液を調整した。
り規定された色度座標上の、x=0.2850,y=
0.2995に着色された青色のポリエチレンテレフタ
レート(PET)フィルムの一方の面に、SBRラテッ
クスを乾燥塗布量が0.3g/m2になるように塗布し
た。この上に5重量%ゼラチン水溶液(新田ゼラチン#
810)200g、5重量%の粒径2μmのポリメチル
メタクリレート樹脂粒子のゼラチン分散物(ポリメチル
メタクリレート樹脂の含有率10重量%)0.5g、3
重量%1,2−ベンゾチアゾリン−3−オン水溶液1.
0g、2重量%スルフォ琥珀酸ジ(2−エチル)ヘキシ
ル水溶液10gを混合した塗液を、乾燥塗布量が0.1
g/m2になるように塗布した。引続き、他方の面にも
同様に塗布を行った。
外線フィルター層用塗液を乾燥固形分で1.8g/m2
になるように塗布、乾燥した。引続き紫外線フィルター
層状に前記バックコート層用塗液を乾燥固形分で2.2
g/m2になるように塗布乾燥した。次に紫外線フィル
ター層及びバックコート層を設けたのと反対側の面に、
前記カプセル液(1)(固形分濃度27%)4.2g、
前記カプセル液(2)(固形分濃度27%)10.0
g、前記顕色剤乳化物分散液(固形分濃度21重量%)
40g、20重量%コロイダルシリカ(日産化学スノー
テックスO)1.25g及び下記構造式(28)で示さ
れる化合物
燥重量が13.5g/m2になるように塗布乾燥した。
引き続きこの塗布物の上に、前記保護層塗液を乾燥重量
が2.5g/m2になるように乾燥し、本発明にかかわ
る感熱記録材料を得た。
リンター(富士写真フイルム株式会社FTI−100
0)を使用して、最大記録エネルギーが150mJ/m
m2になるように記録を行なった。マクベスTD904
型透過濃度計で測定した記録画像の最大光学濃度は3.
12であり、画像部を光学顕微鏡で50倍に拡大して観
察したところひび割れは見られなかった。また感熱層塗
液を1時間室温に放置したが、塗液に変化は見られなか
った。スガ試験機株式会社製ヘイズメーターHGM−2
DPで測定した非画像部分のヘイズ値は33であった。
カ(日産化学スノーテックスO)1.25gを10重量
%アルミナゾル(日産化学アルミナゾル−100)2.
50gに変えた以外は実施例−1と同様の方法により感
熱記録材料を作製した。
リンター(富士写真フイルム株式会社FTI−100
0)を使用して、最大記録エネルギーが150mJ/m
m2になるように記録を行なった。マクベスTD904
型透過濃度計で測定した記録画像の最大光学濃度は3.
10であり、画像部を光学顕微鏡で50倍に拡大して観
察したところひび割れは見られなかった。非画像部分の
ヘイズ値は34であった。
カ(日産化学スノーテックスO)1.25gを30重量
%メタノールシリカゾル(日産化学MT−ST)0.8
3gに変えた以外は実施例−1と同様の方法により感熱
記録材料を作製した。
(富士写真フイルム株式会社FTI−1000)を使用
して、最大記録エネルギーが150mJ/mm2になる
ように記録を行なった。マクベスTD904型透過濃度
計で測定した記録画像の最大光学濃度は3.10であ
り、画像部を光学顕微鏡で50倍に拡大して観察したと
ころひび割れは見られなかった。非画像部分のヘイズ値
は33であった。
カ(日産化学スノーテックスO)1.25gを0.60
gに変え、感熱記録層の塗布量を9.0g/m2とした
以外は実施例−1と同様の方法により感熱記録材料を作
製した。
リンター(富士写真フイルム株式会社FTI−100
0)を使用して、最大記録エネルギーが100mJ/m
m2になるように記録を行なった。マクベスTD904
型透過濃度計で測定した記録画像の最大光学濃度は2.
65であり、画像部を光学顕微鏡で50倍に拡大して観
察したところひび割れは見られなかった。非画像部分の
ヘイズ値は28であった。
れるジアゾニウム化合物5g
ルフォフフェート5g、トリメチロールプロパントリメ
タクリレート15gおよびm−キシリレンジイソシアナ
ートのトリメチロールプロパン3:1付加物の75重量
%酢酸エチル溶液(武田薬品株式会社:タケネートD1
10N)20gを加え、均一に混合して油相溶液を作製
した。
アルコール(クラレ株式会社:PVA217E)水溶液
60gの水相に混合した後、エースホモジナイザー(日
本精機株式会社製)を用いて8000rpmで5分間乳
化を行なった。得られた乳化液に更に50gの水を添加
した後、40°Cで3時間カプセル化反応を行なって平
均粒径1.5μmのカプセル液を調整した。反応終了後
に得られた液にイオン交換樹脂(オルガノ株式会社:M
B−3)10mlを添加し30分撹拌した後、濾過して
カプセル液を得た。
合物4.3g
ー化合物0.7g
g、トリクレジルフォスフェート0.8gおよびマレイ
ン酸ジエチル0.2gを酢酸エチル25gに溶解した。
得られた溶液を8重量%のポリビニルアルコール水溶液
40gと水15g、およびドデシルベンゼンスルフォン
酸ナトリウム0.5gを混合した水相に混合した後、エ
ースホモジナイザー(日本精機株式会社製)を用いて1
0000rpmで平均粒径0.5μmになるように乳化
を行った。
濃度25重量%)5.0gと、カプラー(固形分濃度1
6重量%)乳化物15.0g、20重量%コロイダルシ
リカ(日産化学スノーテックスO)0.73gを撹拌を
撹拌、混合し、混合した液を実施例−1で使用した支持
体上に固形分で15g/m2になるように塗布、乾燥し
て感熱記録層を形成した。次に形成された感熱記録層の
上に実施例−1の保護層塗液を乾燥後の固形分で2.5
g/m2になるように塗布乾燥して透明な感熱記録材料
を作製した。
リンター(富士写真フイルム株式会社FTI−100
0)を使用して、最大記録エネルギーが150mJ/m
m2になるように記録を行なった。マクベスTD904
型透過濃度計で測定した記録画像の最大光学濃度は2.
65であり、画像部を光学顕微鏡で50倍に拡大して観
察したところひび割れは見られなかった。非画像部分の
ヘイズ値は29であった。
ル)、0.12モル%の水酸化名とリム水溶液14.1
g、0.56モル%の希硝酸1ml、0.23モル%の
硝酸銀水溶液59.25gをそれぞれ用意した。蒸留水
3リットルをヒルシベルグ(Hirechberg)撹
拌機及び加熱マントルを備えた5リットルの丸底フラス
コに入れ、温度を約80°Cにした後ベヘン酸120g
(0.35モル)を加え、次いで得られた混合物を、細
かく分散されるまで(約20分)激しく撹拌し、水酸化
ナトリウム水溶液14.1gを滴下漏斗を用いて迅速に
滴下した。
ドが形成されるまで更に30分撹拌した後、希硝酸1m
lを加えて、遊離水酸化物が確実に残らないようにし
た。加熱を中止し、温度を約50°Cまで下げた後、硝
酸銀水溶液59.25gを激しく撹拌しながら30分か
けて分散液に滴下した。分散液の粘度が著しく低下する
まで撹拌を続けた後、分散液を更に20分撹拌して、全
反応体を確実に消費させた。
濾過し、分散液から回収した。次いで回収したベヘン酸
銀を蒸留水2リットルを用い、スラリー化して濾過し、
濾液に塩化ナトリウムを加えても塩化銀が形成されなく
なるまで蒸留水で洗浄した後、50°Cで数日間、恒量
となるまで乾燥した。メチルエチルケトン220g、ト
ルエン60g、メチルイソブチルケトン50g中に溶解
したポリビニルブチラール(ブトバール(Butva
r)B−76:モンサント社の商品名)10g及び上記
で得られた乾燥ベヘン酸銀100gを48時間ボールミ
ルで分散することによって、ベヘン酸銀の形で銀5.5
重量%を含有する、ベヘン酸銀分散ポリビニルブチラー
ル溶液を得た。
5gを添加し、均質になるまで混合した。次いで20m
lのメチルアルコール中に溶解した0.1モルの臭化銀
2mlを添加した。更にポリビニルブチラールの10重
量%アセトン溶液46gを加え、分散体を得た。得られ
た分散体20gに2−(4−ヒドロキシ−3.5−ジメ
トキシ)4,5−ビス(パラメトキシフェニル)イミダ
ゾール0.3g、フタラジノン0.2g、1,2,3−
ベンゾトリアジン−4(3H)−オン0.1gを添加し
感熱層塗液を得た。
ールシリカゾル(日産化学MT−ST)0.3gを加
え、混合した液を厚さ70μmの、x=0.2850,
y=0.2995に着色された青色のポリエチレンテレ
フタレート(PET)支持体上に固形分で20g/m2
になるように塗布、乾燥して感熱記録層を形成した。次
に形成された感熱記録層の上に実施例−1の保護層塗液
を乾燥後の固形分で2.5g/m2になるように塗布乾
燥して透明な感熱記録材料を作製した。固形分塗布量が
20g/m2になるように塗布乾燥して透明な感熱記録
材料を作製した。乾燥した。
リンター(富士写真フイルム株式会社FTI−100
0)を使用して、最大記録エネルギーが100mJ/m
m2になるように記録を行なった。マクベスTD904
型透過濃度計で測定した記録画像の最大光学濃度は2.
20であり、画像部を光学顕微鏡で50倍に拡大して観
察したところひび割れは見られなかった。非画像部分の
ヘイズ値は24であった。
−6−N−エチル−N−イソアミルアミノフルオラン、
ビスフェノールA、及びベンジル−2−ナフチルエーテ
ル各々20gを100gの5重量%ポリビニルアルコー
ル(クラレPVA205)とともに一昼夜ボールミルで
分散し、50%体積平均粒径を1.5μmとした。一方
焼成カオリン(エンゲルハルト社アンシレックス93)
80gを0.5重量%ヘキサメタリン酸ソーダ水溶液1
60gとともにホモジナイザーで分散した。以上のよう
にして分散した各分散液を、電子供与性染料前駆体分散
液5g、電子受容性化合物分散液10g、熱可融性物質
分散液10g、焼成カオリン分散液22gの割合で混合
し、さらに20%コロイダルシリカ(日産化学スノーテ
ックスO)1.2gと2重量%の(2−エチルヘキシ
ル)スルホコハクン酸ナトリウム水溶液5gを混合した
塗液を厚さ100μmの合成紙(紫外線フィルター層、
バックコート層無し)上に、乾燥固形分が7g/m2に
なるように塗布した。
VA124C)14gに2重量%の(2−エチルヘキシ
ル)スルホコハクン酸ナトリウム水溶液1g、20重量
%ステアリン酸亜鉛分散液(中京油脂F115)0.2
g、上記焼成カオリン分散液19gを混合した塗液を、
前記感熱発色層上に乾燥固形分が2g/m2になるよう
に塗布し感熱記録材料を作製した。
(富士写真フイルム株式会社FTI−1000)を使用
して、最大記録エネルギーが80mJ/mm2になるよ
うに記録を行なった。マクベスRD918型反射濃度計
で測定した記録画像の最大光学濃度は1.41であり、
画像部を光学顕微鏡で50倍に拡大して観察したところ
ひび割れは見られなかった。
合成紙を使用し(紫外線フィルター層、バックコート層
無し)、感熱発色層の乾燥塗布量を8g/m2にした以
外は実施例−1と同様の方法により感熱記録材料を作製
した。
リンター(富士写真フイルム株式会社FTI−100
0)を使用して、最大記録エネルギーが100mJ/m
m2になるように記録を行なった。マクベスRD918
型反射濃度計で測定した記録画像の最大光学濃度は1.
45であり、画像部を光学顕微鏡で50倍に拡大して観
察したところひび割れは見られなかった。
を加えなかった以外は実施例−1と同様の方法により感
熱記録材料を作製した。
リンター(富士写真フイルム株式会社FTI−100
0)を使用して、最大記録エネルギーが150mJ/m
m2になるように記録を行なった。マクベスTD904
型透過濃度計で測定した記録画像の最大光学濃度は2.
45であり実施例−1と比較して大幅に低下していた。
画像部を光学顕微鏡で50倍に拡大して観察したところ
多数のひび割れが見られた。非画像部分のヘイズ値は3
2であった。
カ(日産化学スノーテックスO)1.25gを10gに
変えた以外は実施例−1と同様の方法により感熱記録材
料を作製した。
リンター(富士写真フイルム株式会社FTI−100
0)を使用して、最大記録エネルギーが150mJ/m
m2になるように記録を行なった。マクベスTD904
型透過濃度計で測定した記録画像の最大光学濃度は3.
10であり、画像部を光学顕微鏡で50倍に拡大して観
察したところひび割れは見られなかった。しかしながら
塗液を室温に1時間放置したところ増粘していることが
わかり、製造適性が劣ることがわかった。また感熱記録
材料の非記録部分の光学濃度が実施例−1に比べて0.
02高くなっており、いわゆるカブリが発生しているこ
とがわかった。非画像部分のヘイズ値は33であった。
カ(日産化学スノーテックスO)1.25gを0.03
gに変えた以外は実施例−1と同様の方法により感熱記
録材料を作製した。
リンター(富士写真フイルム株式会社FTI−100
0)を使用して、最大記録エネルギーが150mJ/m
m2になるように記録を行なった。マクベスTD904
型透過濃度計で測定した記録画像の最大光学濃度は2.
56であり、比較例−1よりはやや改良されていたが、
実施例−1と比較して大幅に低下していた。画像部を光
学顕微鏡で50倍に拡大して観察したところ多数のひび
割れが見られた。非画像部分のヘイズ値は33であっ
た。
を加えなかった以外は実施例−5と同様の方法により感
熱記録材料を作製した。
リンター(富士写真フイルム株式会社FTI−100
0)を使用して、最大記録エネルギーが150mJ/m
m2になるように記録を行なった。マクベスTD904
型透過濃度計で測定した記録画像の最大光学濃度は2.
23であり、実施例−5より大幅に低下していた。画像
部を光学顕微鏡で50倍に拡大して観察したところ多数
のひび割れやブリスターが見られた。非画像部分のヘイ
ズ値は30であった。
カゾル(日産化学MT−ST)を加えなかった以外は実
施例−6と同様の方法により感熱記録材料を作製した。
リンター(富士写真フイルム株式会社FTI−100
0)を使用して、最大記録エネルギーが150mJ/m
m2になるように記録を行なった。マクベスTD904
型透過濃度計で測定した記録画像の最大光学濃度は1.
96であり、実施例−6より大幅に低下していた。画像
部を光学顕微鏡で50倍に拡大して観察したところ多数
のひび割れが見られた。非画像部分のヘイズ値は23で
あった。
カ(日産化学スノーテックスO)を加えなかった以外は
実施例−7と同様の方法により感熱記録材料を作製し
た。
リンター(富士写真フイルム株式会社FTI−100
0)を使用して、最大記録エネルギーが80mJ/mm
2になるように記録を行なった。マクベスRD918型
反射濃度計で測定した記録画像の最大光学濃度は1.3
6であり、実施例−7より低下していた。画像部を光学
顕微鏡で50倍に拡大して観察したところひび割れが見
られた。
カ(日産化学スノーテックスO)を加えなかった以外は
実施例−8と同様の方法により感熱記録材料を作製し
た。
リンター(富士写真フイルム株式会社FTI−100
0)を使用して、最大記録エネルギーが100mJ/m
m2になるように記録を行なった。マクベスRD918
型反射濃度計で測定した記録画像の最大光学濃度は1.
27であり、実施例−8より低下していた。画像部を光
学顕微鏡で50倍に拡大して観察したところ多数のひび
割れが見られた。
有効性が実証された。
Claims (3)
- 【請求項1】 支持体上に感熱記録層を設けた感熱記録
材料において、感熱記録層中にアルミナゾル、シリカゾ
ル、コロイダルシリカから選ばれる少なくとも1種の化
合物を感熱記録層の全固形分の0.1〜4重量%含むこ
とを特徴とする感熱記録材料。 - 【請求項2】 (拡散透過率/全光透過率)×100
(%)で表されるヘイズ値が40%以下であることを特
徴とする請求項1に記載の感熱記録材料。 - 【請求項3】 感熱記録層が無色または淡色の電子供与
性染料前駆体を含有するマイクロカプセル、及び水に難
溶又は不溶の有機溶剤に溶解せしめた顕色剤を乳化分散
して得られた乳化分散物を含む塗布液を支持体上に塗布
乾燥して形成せしめたことを特徴とする請求項1又は請
求項2に記載の感熱記録材料。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP23160994A JP3404149B2 (ja) | 1994-09-27 | 1994-09-27 | 感熱記録材料 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP23160994A JP3404149B2 (ja) | 1994-09-27 | 1994-09-27 | 感熱記録材料 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0890918A JPH0890918A (ja) | 1996-04-09 |
JP3404149B2 true JP3404149B2 (ja) | 2003-05-06 |
Family
ID=16926201
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP23160994A Expired - Fee Related JP3404149B2 (ja) | 1994-09-27 | 1994-09-27 | 感熱記録材料 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3404149B2 (ja) |
-
1994
- 1994-09-27 JP JP23160994A patent/JP3404149B2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH0890918A (ja) | 1996-04-09 |
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