JP3403976B2 - オープンドレイン信号のためのアクティブプルアップ回路 - Google Patents

オープンドレイン信号のためのアクティブプルアップ回路

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JP3403976B2
JP3403976B2 JP19942299A JP19942299A JP3403976B2 JP 3403976 B2 JP3403976 B2 JP 3403976B2 JP 19942299 A JP19942299 A JP 19942299A JP 19942299 A JP19942299 A JP 19942299A JP 3403976 B2 JP3403976 B2 JP 3403976B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、信号ラインを駆動
するオープンドレイン回路またはオープンコレクタ回路
を用いるシステムの通信速度を向上する方法および回路
に関する。より詳細には、本発明は、スルーレート感受
性ヒステリシス型アクティブプルアップ(slew r
ate sensitive, hystereti
c, active pullup)を提供する方法お
よび回路に関する。
【0002】
【従来の技術】以下の説明を通して、「オープンドレイ
ン」という用語を広く用いる。「オープンドレイン」は
MOSFET等の電界効果トランジスタの使用を含意し
得るが、当業者は、バイポーラトランジスタ等の他のタ
イプのトランジスタも同様に使用され得ることを理解す
る。従って、本明細書中では、便宜上オープンドレイン
という用語を用い、この用語は、具体的にはオープンコ
レクタ型の回路を含むことを理解されたい。更に、本発
明はMOSFETトランジスタ以外のトランジスタを用
いて実施し得、「トランジスタ」は、具体的にはこのよ
うな他の適切なタイプのトランジスタを含むことを理解
されたい。
【0003】通常、オープンドレイン回路は共通のバス
または信号ラインによって電子装置を相互接続するため
に使用される。集積回路間バス(I2C)、システム管
理バス(SMBus)、アクセスバス、および、アップ
ルデスクトップバス(ADB)は、オープンドレインア
ーキテクチャを用いる数個のデバイス間通信プロトコル
である。オープンドレイン信号はまた、例えばマイクロ
プロセッサの割り込み入力等の1つソースより多くの、
複数のソースによって駆動され得るラインについて、コ
ンピュータシステム内で使用される。
【0004】デバイスは、オープンドレイン信号ライン
とグランドとの間に結合されたトランジスタを制御する
ことによってオープンドレイン信号ライン上の信号を送
信する。通常、スイッチとして使用されるトランジスタ
は、NチャネルMOSFETであるが、他のタイプのト
ランジスタもこの目的に適している。更に、トランジス
タはデバイスの内部にあり得るか、または、デバイスは
外部のトランジスタを制御するための端子を有し得る。
【0005】デバイスがトランジスタをオンにする場
合、信号ラインはグランドに結合され、その電圧をロー
状態またはローレベル(例えば約0.4ボルト未満)に
プルダウンする。逆に、全てのデバイスが対応するドラ
イバトランジスタをオフにする場合、信号ラインは信号
ラインと電源レールとの間に接続されたプルアップ回路
によってハイ状態(例えば5ボルト)にバイアスされ
る。
【0006】信号がオープンドレイン信号ライン上を伝
送され得る速度は、信号ラインがローレベルとハイレベ
ルとの間をサイクルされ得る速度に依存する。信号ライ
ンに関連する寄生容量のために、信号ラインがスイッチ
され得る速度は、寄生容量が充電および放電され得る速
度によって決定される。他の要因が等しい場合、寄生容
量の増加が充電速度および放電速度を低下し、最大信号
速度を低下する。従って、多くのオープンドレイン型相
互接続規格が、最大信号ライン容量(通常数百ピコファ
ラッド)を特定し、適切な性能を保証する。
【0007】寄生容量を充電および放電する速度を決定
する別の要因は、充電−放電電流パスにおける抵抗であ
る。トランジスタがオンの場合、通常、出力トランジス
タの抵抗は非常に小さいので、寄生容量は急速に放電さ
れ得、ハイからローへの遷移が素早く起こる。しかし、
寄生容量は、ある形態のプルアップ回路によって提供さ
れるプルアップ電流によって充電される。
【0008】オープンドレイン信号ラインを用いる典型
的なアプリケーションにおいて、プルアップ回路は、信
号ラインと正の供給レールとの間に結合された単なるプ
ルアップ抵抗器である。プルアップ抵抗器の抵抗は、通
常、ドライバトランジスタのオン抵抗よりもかなり大き
いので、寄生容量が充電され得る速度は、寄生容量が放
電され得る速度よりもかなり遅い。従って、信号立ち上
がり時間は信号立ち下がり時間よりもかなり遅い。
【0009】信号立ち上がり時間を短縮する1つの技術
は、より小さな値のプルアップ抵抗器を用いることであ
る。より小さな抵抗を用いることにより利用可能なプル
アップ電流が増加するので、全てのドライバトランジス
タがオフの場合、任意の寄生容量がより速く充電され得
る。しかし、プルアップ抵抗を減少することは、回路の
動作に悪影響を及ぼし得る。
【0010】例えば、ドライバトランジスタがオンの場
合、プルアップ抵抗器の値を減らすことにより、Vcc
らグランドへの電流の流れは増大する。この増加した電
流は浪費された電力を示すが、このことは、電池電源型
デバイス等の低電力アプリケーションにおいて重要な問
題であり得る。増加した電流はまた、ドライバトランジ
スタを渡る電圧降下を増加させ、それにより、信号ライ
ン電圧を上昇させ、且つ、ロー信号ラインレベルに関連
するノイズマージンを減少する。
【0011】
【発明が解決しようとする課題】従って上記を鑑みる
と、ノイズマージンまたは電力効率を妥協することなく
オープンドレイン信号に関連する立ち上がり時間を短縮
することによって、オープンドレインアーキテクチャを
用いる通信システムにおけるデータ信号速度を向上する
のが望ましい。
【0012】従って、本発明の目的は、ノイズマージン
または電力効率を妥協することなくオープンドレイン信
号に関連する立ち上がり時間を短縮することによって、
オープンドレインアーキテクチャを用いる通信システム
におけるデータ信号速度を向上することである。
【0013】
【課題を解決するための手段】本発明によるオープンド
レイン信号ラインのためのプルアップ回路は、オープン
ドレイン信号ライン上の信号のスルーレートを監視する
回路と、監視されたスルーレートに応答してプルアップ
電流をオープンドレイン信号ラインに提供する回路とを
備え、そのことにより上記目的が達成される。
【0014】上記プルアップ回路は、信号の電圧レベル
に応答してプルアップ電流を増加する回路を更に備えて
もよい。
【0015】プルアップ電流を提供する回路が、監視さ
れたスルーレートから独立した第1の電流を提供する第
1の回路と、監視されたスルーレートに応答して第2の
電流を提供する第2の回路とを備えてもよい。
【0016】上記プルアップ回路が、信号の電圧レベル
に応答してプルアップ電流を増加する回路を更に備えて
もよい。
【0017】電圧閾値を超える電圧レベルに応答してプ
ルアップ電流が増加し、プルアップ電流の増加が電圧閾
値に関係する電圧レベルの関数であってもよい。
【0018】スルーレート閾値を超える監視されたスル
ーレートに応答してプルアップ電流が増加してもよい。
【0019】本発明によるオープンドレイン信号ライン
をバイアスする方法は、信号ラインにプルアップ電流を
提供するステップと、信号ライン上の信号のスルーレー
トを監視するステップと、スルーレート閾値を超える監
視されたスルーレートに応答して、追加的なプルアップ
電流を信号ラインに提供するステップとを含み、そのこ
とにより上記目的が達成される。
【0020】上記方法は、信号の電圧レベルを監視する
ステップと、電圧レベル閾値を超える監視された電圧レ
ベルに応答して追加的な電流を提供するステップとを更
に含んでもよい。
【0021】信号ラインに提供された追加的なプルアッ
プ電流の量が、電圧閾値に関係する電圧レベルの関数で
あってもよい。
【0022】プルアップ電流を提供するステップが、監
視されたスルーレートから独立した第1の電流を提供す
るステップと、監視されたスルーレートに応答して第2
の電流を提供するステップとを含んでもよい。
【0023】第2の電流が、スルーレート閾値を超える
監視されたスルーレートに応答して提供されてもよい。
【0024】本発明によるオープンドレイン信号ライン
をバイアスする回路は、信号ライン上の電圧に応答して
プルアップ電流をオープンドレイン信号ラインに提供す
る回路を備え、プルアップ電流が電圧の直接的な関数で
あり、そのことにより上記目的が達成される。
【0025】プルアップ電流が固定部分と可変部分とを
含み、プルアップ電流を提供する回路が、可変部分を制
御することによってプルアップ電流を制御してもよい。
【0026】信号ライン上の電圧が電圧の範囲に亘って
変化でき、プルアップ電流が電圧の関数であってもよ
い。
【0027】プルアップ電流が、電圧が閾値を超える場
合にのみ提供されてもよい。
【0028】上記回路は、プルアップ電流を所定の最大
値に制限する回路を更に備えてもよい。
【0029】本発明によるオープンドレイン信号ライン
上の信号立ち上がり時間を短縮する方法は、信号ライン
にプルアップ電流を提供するステップと、信号ライン上
の電圧を監視するステップと、信号ライン上の電圧のス
ルーレートが所定のスルーレート閾値電圧を超えるかど
うかを判定するステップと、スルーレートが所定のスル
ーレート閾値を超えると判定された場合に、追加的なプ
ルアップ電流を信号ラインに提供するステップとを含
み、そのことにより上記目的が達成される。
【0030】追加的なプルアップ電流の大きさが、信号
ライン上の電圧によって決定されてもよい。
【0031】本発明によるオープンドレイン信号ライン
のためのプルアップ回路は、信号ライン上の信号のスル
ーレートを監視する手段と、監視されたスルーレートに
応答して、信号ラインに電流を提供する手段とを備え、
そのことにより上記目的が達成される。
【0032】上記プルアップ回路は、信号の電圧レベル
に応答してプルアップ電流を増加する手段を更に備えて
もよい。
【0033】プルアップ電流を提供する回路が、監視さ
れたスルーレートから独立した第1の電流を提供する第
1の手段と、監視されたスルーレートに応答して第2の
電流を提供する第2の手段とを備えてもよい。
【0034】上記プルアップ回路は、信号ライン上の信
号の電圧レベルに応答してプルアップ電流を増加する手
段を更に含んでもよい。
【0035】電圧閾値を超える電圧レベルに応答してプ
ルアップ電流が増加し、プルアップ電流の増加が電圧閾
値に関係する電圧レベルの関数であってもよい。
【0036】スルーレート閾値を超える監視されたスル
ーレートに応答してプルアップ電流が増加してもよい。
【0037】本発明によるオープンドレイン信号ライン
をプルアップする回路は、オープンドレイン信号ライン
上の電圧を表示する第1の信号を提供するレベル監視回
路と、信号ライン上の電圧のスルーレートを表示する第
2の信号を提供するスルーレート監視回路と、信号ライ
ンにプルアップ電流を提供する第1の電流源と、第1の
信号および第2の信号に応答してプルアップ電流を制御
する制御回路とを備え、そのことにより上記目的が達成
される。
【0038】レベル監視回路が第1のコンパレータを含
み、スルーレート検出回路が、第2のコンパレータに結
合されたキャパシタを備えてもよい。
【0039】第1の信号が、信号ライン上の電圧が所定
の電圧を超えることを表示し、第2の信号が、信号ライ
ン上の電圧のスルーレートが所定のスルーレートを超え
ることを表示してもよい。
【0040】制御回路が、第1の信号および第2の信号
に応答してオンになるスイッチを備えてもよい。
【0041】信号ラインへの第1の電流源が抵抗器を備
えてもよい。
【0042】信号ラインへの第1の電流源が定電流源を
備えてもよい。
【0043】上記回路は、第1の信号および第2の信号
に関係なく、信号ラインにプルアップ電流を提供する第
2の電流源を更に備えてもよい。
【0044】第2の電流源が、シャットダウン信号に応
答して、プルアップ電流の量を減少される回路を備えて
もよい。
【0045】本発明のこれらのおよび他の目的ならびに
利点は、利用可能なプルアップ電流が信号ライン上の電
圧レベルの関数となる可変電流源によってプルアップ電
流が提供される方法および回路によって実現される。詳
細には、利用可能なプルアップ電流は、信号ラインがロ
ーにプルダウンされていないことを信号ライン電圧が、
表示する場合に増加する。
【0046】第1の実施形態において、信号ライン上の
信号が閾値レベルを超える場合には常に追加的なプルア
ップ電流が提供される。好適な実施形態において、信号
のスルーレート(dV/dt)を監視するための回路が
提供され、例えばローからハイへ信号が遷移する間に、
信号が閾値を超え、且つ、スルーレートが正である場合
にのみ、より高いプルアップ電流が提供される。
【0047】
【発明の実施の形態】以下に、添付の図面を参照しなが
ら本発明を詳細に説明する。図中、同じ部分を同じ参照
符号で示す。
【0048】図1Aから図1Cは、オープンドレインア
ーキテクチャを用いる信号ラインを提供する従来公知の
回路の簡略化した模式図である。デバイス16は、信号
ライン11に結合されたデバイスを示し、集積回路から
コンピュータ周辺機器へ接続する任意の機器であり得
る。デバイス16は、デバイス16内の追加的な回路
(図示せず)によってオンまたはオフされるドライバト
ランジスタ14を含む。あるいは、デバイス16は、外
部ドライバトランジスタを制御する端子を含み得る。図
1、図3および図5の模式図に、1つのデバイスだけが
信号ライン11に接続されている様子を示すことに留意
されたい。しかし、このようなデバイスが2つ以上あり
得ることが当業者に理解される。
【0049】キャパシタ18は信号ライン11に関連す
る寄生容量を示し、信号ライン11は、信号ライン11
に結合されたドライバおよびレシーバと共に、信号ライ
ン11自体に関連する漂遊容量を含む。通常、数百ピコ
ファラッドのオーダーの寄生容量18の主な影響によ
り、データが信号ライン11上を送信され得る速度が制
限される。詳細には、信号ライン11上のデータ速度は
寄生容量が充電および放電され得る速度によって制限さ
れる。この理由のために、オープンドレインアーキテク
チャを用いるほとんどの通信プロトコルが、最大信号ラ
イン容量を特定する。例えば、I2C仕様により、40
0pFの最大信号ライン容量が可能になる。
【0050】ドライバトランジスタ14は信号ライン1
1とグランドとの間に接続されるので、デバイス16
は、ドライバトランジスタ14をオンすることによって
信号ライン11をローに活動してプルダウンし得る。信
号ライン11に接続された任意の同様のデバイスは信号
ライン11をローにプルダウンすることができるので、
各ドライバに関連するドライバトランジスタ14がオフ
された場合、信号ラインはハイにしかならない。
【0051】従って、信号ライン11に接続された任意
のデバイスは、デバイスに関連するドライバトランジス
タをオンすることによって信号ラインを選択的にローに
駆動し得る。逆に、信号ライン11に接続された全ての
デバイスにおいてトランジスタ14がオフの場合、信号
ラインに接続されたプルアップ回路は信号ラインをハイ
にバイアスする。
【0052】図1Aにおいて、プルアップ回路10はV
ccと信号ライン11との間に接続されたプルアップ抵抗
器12を含む。トランジスタ14がオフにスイッチされ
る場合、電流はプルアップ抵抗器12を介して信号ライ
ン11へと流れ、Vccにまでプルアップする。通常、プ
ルアップ抵抗器12は数千オームのオーダーの値を有す
る。
【0053】図1Aの信号ライン11上の通常の信号
を、図2Aにおいて実線で示す。時間t0の前に、トラ
ンジスタ14はオフであり、信号ライン11はハイであ
る。時間t1において、トランジスタ14はデバイス1
6によってオンされ、信号ライン11とグランドとの間
にロー抵抗パスを提供する。このことにより、容量18
はグランドへと急速に放電され時間t1において信号ラ
イン11をローにプルダウンする。時間t0と時間t1
の間の間隔、つまり、トランジスタ14がオンされた後
に信号ライン11がローレベルに達するのに必要な時間
を、立ち下がり時間(tf)と呼ぶ。
【0054】時間t2において、トランジスタ14はデ
バイス16によってオフされる。プルアップ抵抗器12
を介して流れる電流は容量18を充電し、信号ライン1
1上の電圧を立ち上げ、時間t3において、信号ライン
11をハイにプルアップする。時間t2と時間t3との間
の間隔、つまり、トランジスタ14がオフされた後に信
号ライン11がハイレベルに達するのに必要な時間を立
ち上がり時間(tr)と呼ぶ。
【0055】基本的に、図1の回路は、抵抗器−キャパ
シタ(RC)回路である。RC回路の応答は、回路の時
定数によって決定される時間の間、特性指数波形(ch
aracteristic exponential
waveform)を示す。ここで、時定数は電流パス
内の回路容量および抵抗の積である。より大きな時定数
を有する回路はより長い立ち上がり時間および立ち下が
り時間を有する。
【0056】通常のオープンドレインシステムにおい
て、プルアップ抵抗器12の値は、ドライバトランジス
タ14のオン抵抗よりもかなり大きい。このことによ
り、信号立ち上がり時間(tr)は信号立ち下がり時間
(tf)の何倍も長くなる。データが信号ライン11上
を転送され得る速度は立ち上がり時間(tr)によって
大幅に制限されるので、データ転送速度を向上する技術
は、一般に、オープンドレインシステムにおける立ち上
がり時間の短縮に焦点が当てられてきた。
【0057】発明の背景で説明したように、立ち上がり
時間はプルアップ抵抗器12の値を小さくすることによ
って低減され得る。このことが回路のRC時定数を低減
するので、より短い立ち上がり時間が提供される。プル
アップ抵抗を減少することは、電力消費およびノイズ感
受率(noise susceptibility)に
悪影響を及ぼすので、信号立ち上がり時間の短縮には他
の技術が開発されてきた。
【0058】立ち上がり時間を短縮するこのような従来
公知の技術の1つを、図1Bの模式図に示す。オープン
ドレイン回路20はプルアップ抵抗器12、トランジス
タ14、および容量18を含む。これらは図1Aの同様
の部材に対応している。プルアップ回路20はまた、追
加的なプルアップ抵抗器12aを含む。プルアップ抵抗
器12aは、例えばCD4066 CMOSスイッチで
あり得るスイッチ13によってプルアップ抵抗器12に
選択的に並列に接続され得る。スイッチ13は、ハイ信
号がスイッチをオンにするのに対して制御入力15にお
けるロー信号がスイッチ13をオフにするように、制御
入力15上のレベルによって制御される。
【0059】図1Bの回路において、トランジスタ14
がオンの場合、信号ライン11はローであり、スイッチ
13はオフである。トランジスタ14が初めにオフされ
る場合、他のデバイスが信号ライン11をローにプルダ
ウンしないとすると、プルアップ抵抗器12は電流を提
供して寄生容量18を充電し、信号ライン電圧は上昇し
始める。信号ライン電圧がスイッチ13をオンにする程
度(通常Vccの約2分の1)に十分に上昇すると、抵抗
器12aはプルアップ抵抗器12に並列に接続され、プ
ルアップ抵抗の合計を効率的に低減し、利用可能なプル
アップ回路を増加する。
【0060】スイッチ13をオンにすることによるプル
アップ抵抗の減少は、抵抗器12および12aの相対値
の関数である。例えば、抵抗器12および12aの値が
等しい場合、スイッチ13がオンされると利用可能なプ
ルアップ抵抗は効率的に半減される。これにより信号ラ
イン11をハイにプルアップすることに関連するRC時
定数を減少し、その結果、立ち上がり時間(tr)が短
縮される。
【0061】プルアップ回路20の応答を図2Aおよび
図2Bに示す。時間t0から時間t1まで、回路の応答お
よび波形は図1Aのそれとほぼ同じである。時間t2
おいて、トランジスタ14はオフにされ、信号ライン1
1上の電圧は、図1Aの回路に対応する実線と同じ波形
に従って上昇し始める。時間t4において、信号ライン
11はVccの約2分の1の電圧に達し、スイッチ13は
オンになり、プルアップ抵抗は大幅に減少する。減少し
たプルアップ抵抗は、RC時定数を低減し、信号ライン
電圧は図2Aの破線で示すようにかなり速く立ち上が
る。対応するプルアップ電流を図2Bに破線で示す。
【0062】図1Bの回路において明らかなように、信
号ライン電圧がスイッチ13をオンするまで十分に立ち
上がり得る前に、全ての信号ラインドライバトランジス
タはオフである必要がある。その結果、プルアップ抵抗
器12は、上で説明した過電流、電力消費、およびノイ
ズマージンに関する問題を処理できる程度に十分大きく
形成され得、抵抗器12aは、適切なプルアップ性能を
提供する程度に小さく形成され得る。
【0063】第3の別のプルアップスキームを図1Cに
示す。ここで、信号ライン11についてのプルアップ電
流は定電流源32によって提供される。図1Aおよび図
1Bの回路において、信号ライン11上の電圧が上昇す
ると、プルアップ電流は落下し、その特性指数形状に応
答波形を与える。定電流源を用いることにより、プルア
ップ電流、つまり、容量18の充電速度がほぼ一定のま
まであり、信号ライン電圧はほぼ直線的に増加すること
が確実になる。これを図2Aおよび図2Bに点線で示
す。供給レール近傍の信号ライン電圧として、定電流源
32について減少した動作上部空間(headroo
m)のためにプルアップ電流は降下し始めることに留意
されたい。
【0064】図1Bおよび図1Cの回路はオープンドレ
イン回路における信号立ち上がり時間を短縮するのに効
果的であるが、これらのタイプのプルアップ回路を用い
た場合、最大信号速度は約1MHz未満に依然制限され
たままである。それに加えて、例えば、信号ライン11
の長さ、または信号ライン11に接続されたデバイスの
数を制限することによって、漂遊容量を極めて小さな値
に維持するように注意を払う必要がある。
【0065】ここで図3を参照して、本発明の原理によ
るプルアップ回路の第1の例示的な実施形態について説
明する。プルアップ回路40はトランジスタ41〜44
および抵抗器45〜48を含む。トランジスタ41およ
び42を接続して、トランジスタ42のコレクタ電流I
2がトランジスタ41のコレクタ電流I1に対してほぼ比
例するように電流ミラーを形成する。信号ライン11が
ローである場合、トランジスタ43はオフにバイアスさ
れ、電流I1は抵抗器45および46の値によって決定
される。
【0066】信号ライン11に接続された全てのオープ
ンドレインドライバトランジスタ、例えば、トランジス
タ14がオフされる場合、トランジスタ42のコレクタ
電流は寄生容量18を充電し始め、信号ライン11上の
電圧が増加する。信号ライン電圧がトランジスタ43の
ベースエミッタの電圧降下を超える場合、トランジスタ
43が導通を開始し、抵抗器47を介して電流I3を送
り出す。電流I1および電流I3の合計は、電流ミラート
ランジスタ41を介して流れ、その結果、電流I2を増
加し、寄生容量18を充電するために追加的な電流を利
用可能にする。信号ライン11上の電圧が上昇し続ける
に従って、電流I3も上昇し続け、その結果、電流I2
上昇し続ける。従って、プルアップ電流は信号ライン電
圧の直接的な関数である。
【0067】結果的に、電流I2が大きいほど抵抗器4
8を通過する電圧の降下がトランジスタ44のベース−
エミッタ接合部を順方向にバイアスし始め、トランジス
タ44に電流I4を導通し始めさせる。電流I4は、立ち
上がり信号ライン電圧によって引き起こされる電流I3
の更なる上昇をオフセットする傾向にあるので、それに
より、電流I2に上限が設けられる。最終的に、信号ラ
イン11上の電圧がVc cに近付き始めると、トランジス
タ42の飽和および抵抗器48を通過する電圧の減少の
ために、プルアップ電流I2は降下し始める。
【0068】信号ライン11に接続されたオープンドレ
インドライバ、例えばトランジスタ14をオンすること
により信号ライン11がローにプルダウンされた場合
に、事象の逆方向シーケンスが起こる。まず、降下する
信号ライン電圧は電流ミラーの上部空間を増加し、プル
アップ電流はトランジスタ44によって設定された限界
にまで増加する。プルアップ電流は依然としてドライバ
トランジスタ14を流れる電流よりもかなり少ないの
で、信号ライン電圧は降下し続ける。結果的に、信号ラ
イン11の電圧は、トランジスタ43がオフされる程度
に十分に低く、電流I3を減少し、その結果、利用可能
なプルアップ電流I2を抵抗器45および46によって
設定されるレベルにまで減少する。図3の回路について
のプルアップ電流と信号ライン電圧との関係を示す例示
的なグラフを図4に示す。
【0069】図4にはまた、ドライバトランジスタ14
のオン抵抗に対応する負荷ラインを表す破線も示す。こ
れは、所定の信号ライン電圧で、つまり、利用可能な
「プルダウン」電流で、電流トランジスタ14がどの程
度低下し得るかを示す。図4に示すようなプルアップ回
路を設計するにあたって、プルアップ電流が常に電流ト
ランジスタ14が低下し得るよりも低く維持されること
が重要である。そうでない場合には、トランジスタ14
は信号ライン11をローにプルダウンするのに十分な電
流に低下し得ない。
【0070】プルアップ回路のより好適な実施形態の例
示的な模式図を図5に示す。本発明の原理に従って、プ
ルアップ回路60は、信号ライン11がローにプルダウ
ンされない場合にのみ、追加的なプルアップ電流を提供
する。
【0071】プルアップ回路60は、図3の回路に類似
の様態で機能する。トランジスタ61および62が電流
ミラーを形成し、ここで、トランジスタ62を通過する
電流がプルアップ電流を信号ライン11に提供する。信
号ライン電圧が増加するに従ってトランジスタ63はプ
ルアップ電流I2の増加を引き起こし、トランジスタ6
4は最大プルアップ電流を許容可能レベルに制限する。
しかし、プルアップ回路60は、図6に示すように、プ
ルアップ回路の電流−電圧特性にヒステリシスを生じる
追加的な回路を含む。
【0072】演算増幅器67は、キャパシタ68および
抵抗器69と共に、信号ライン11上の電圧の変化を監
視する微分器を形成する。演算増幅器67の出力は信号
ライン電圧がどれだけ速く変化しているか、つまりスル
ーレートを表示する信号である。信号が閾値レベルを超
える正のスルーレートに対応する場合、コンパレータ7
3はトランジスタ72をオンする信号を出力する。閾値
レベルは、ダイオード71および72によってコンパレ
ータ73の「+」入力で提供される。トランジスタ72
をオンすることにより、電流I3はトランジスタ63を
通って流れ、図3に関して説明したものと類似の様態で
増加したプルアップ電流を提供することができる。
【0073】しかし、信号ライン電圧が一定または降下
しているという理由から電圧スルーレートが閾値未満で
ある場合、コンパレータ73はトランジスタ72をオフ
に維持し、プルアップ電流I2は電流源66によって設
定された値に制限される。トランジスタ72およびそれ
に関連するスルーレート回路は、プルアップ回路60の
電流−電圧特性にヒステリシスを導く。つまり、プルア
ップ回路60によって提供されたプルアップ電流は信号
電圧が上昇しているか降下しているかに依存する。電流
−電圧特性の代表例を図6に示す。
【0074】プルアップ回路60は、信号ライン11上
の電圧が上昇している場合のみ追加的なプルアップ電流
を提供するので、プルアップ電流は、図6に破線で示す
プルダウン電流負荷ラインを超え得る。このことによ
り、プルアップ電流の立ち上げを急速に行うことができ
る。実際、信号ライン11がプルダウンされていない場
合に増加した電流が提供されるだけである限り、プルア
ップ電流の変化は一時的なステップ変化であり得る。
【0075】ここで図7を参照して、ヒステリシス型非
直線プルアップ電流を提供する例示的なプルアップ回路
をより詳細に説明する。プルアップ回路70は回路の4
つの基本セクション、つまり、信号ライン11上の電圧
レベルを監視する電圧レベル検出回路71と、信号ライ
ン電圧が変化する速度を監視するスルーレート検出回路
77と、信号ラインが安定しているか、またはプルダウ
ンされている場合にプルアップ電流を提供する公称プル
アップ電流回路88と、必要な場合に増加したプルアッ
プ電流を提供するハイプルアップ電流回路95とを含
む。更に、プルアップ回路70は、電池電源型システム
での使用に適した低電力モードを実行する回路を含む。
【0076】本明細書には図示しない回路によって図7
の回路に更なる電圧および信号が提供される。例えば、
電圧調整回路(図示せず)が、図7のハイサイドMOS
FET電流源およびローサイドMOSFET電流源をそ
れぞれバイアスするBIASHおよびBIASLに電圧
を提供し、VREFに電圧基準を提供する。追加的な回
路がシャットダウン信号を−SHDNに提供する。SG
NLは信号ライン、例えば図5の信号ライン11に接続
される。
【0077】ここで図7の各セクションについて見てみ
ると、電圧レベル検出回路71は差動増幅器72を含
む。差動増幅器72は、VREF(電圧基準)における
電圧に関係するSGNLにおける電圧に応じて電流I1
を電流I1aおよび電流I1bに分割する。電流I1aは電流
ミラー73によってミラーされ、ノード74をグランド
にプルダウンしようとする電流I2を提供する。同様
に、電流I1bは電流ミラー75および76によってミラ
ーされ、ノード74をVccにプルアップしようとする電
流I3を提供する。
【0078】SGNLにおける電圧がVREFよりも低
い場合、好適には約0.6ボルトである場合に、電流I
1aは電流I1bよりも小さく、結果的に、電流I2は電流
3よりも小さい。この結果、ノード74はハイレベル
までプルアップされる。逆に、SGNLにおける電圧が
VREFよりも高い場合、電流I1aは電流I1bよりも大
きく、電流I2は電流I3よりも大きく、その結果、ノー
ド74はローにプルダウンされる。従って、SGNL電
圧がVREFを超える場合、ノード74はローであり、
そうでない場合にはハイである。
【0079】次に、スルーレート検出回路77について
見てみると、定電流I4が電流ミラー82と共にトラン
ジスタ78、79および80によって提供される。電流
4は電流ミラー81および82によってミラーされ、
それぞれ電流I5および電流I6を提供する。好適には、
電流ミラー81は電流ミラー82の利得の約2倍の利得
を有するので、通常、電流I5は電流I6の約2倍の大き
さであり、ノード83はハイにプルアップされる。
【0080】キャパシタ84はSGNL電圧の任意のD
C成分をブロックするが、AC成分は通過させて電流ミ
ラー82へと送る。詳細には、増加するSGNL電圧は
電流ミラー82へと流れる電流に追加され、それにより
電流I6を増加する。同時に、電流ミラー81を介して
流れる電流が減少することにより、電流I5が減少す
る。SGNL電圧の十分に素早い正の変化により、電流
6は電流I5よりも大きくなり、ノード83をローにプ
ルダウンする。信号ライン(SGNL)上のノイズに対
して過剰に感度が高くなることなくスルーレートに対す
る十分な感度を提供するために、キャパシタ84および
抵抗器85が選択される。キャパシタ84および抵抗器
85についての適切な値は、それぞれ約2pFおよび約
187Ωである。
【0081】公称プルアップ電流回路88は、SGNL
ラインが安定しているか、またはプルダウンされている
場合にプルアップ電流を提供する。回路88は、SGN
Lに再結合(couple back)された出力電
流、およびトランジスタ90および91によって設定さ
れた入力電流を有する電流ミラー89を含む。トランジ
スタ92は、−SHDN端子上のローレベルによってオ
フされ、トランジスタ90を分離し、それにより、電流
ミラー89への入力電流を減少し得る。
【0082】この回路アーキテクチャは、適切な場合
に、シャットダウンレベルまでのプルアップ電流を減少
する手段を提供する。例えば、信号ラインがハイである
場合、および拡張周期の間もハイであった場合、プルア
ップ電流はローレベルにまで減少し、電池電源型装置内
に電力を貯蔵し得る。好適には、プルアップ回路88
は、−SHDNがハイである場合に通常のプルアップ電
流が約250μAとなり、−SHDNがローである場合
に低電力プルアップ電流が約100μAとなるように設
計される。
【0083】最後に、プルアップ電流ブースト回路95
は、電圧レベル検出回路71によって決定されるよう
に、SGNLの電圧が閾値電圧よりも大きく、且つ、ス
ルーレート検出回路77によって決定されるように、正
のスルーレートの最小値を超える場合に、追加的なプル
アップ電流を提供する。ゲート96への入力はノード7
4(電圧レベル検出器71の出力)、およびノード83
(スルーレート検出器77の出力)に結合される。上記
で説明したように、SGNLにおける電圧レベルがVR
EFを超えるとノード74は常にローにプルダウンさ
れ、SGNLにおける電圧スルーレートが十分に大きな
る場合にはノード83は常にローにプルダウンされる。
両方の入力がローである場合のみ、ゲート96の出力は
ハイである。従って、ブーストされたプルアップ電流を
供給するための条件が満たされた場合、ゲート96の出
力はハイである。
【0084】ゲート96のハイ出力がトランジスタ97
をオフし、トランジスタ98をオンすることにより、定
電流源がトランジスタ99および電流ミラー100を含
むことが可能になる。電流ミラー100の出力は電流ミ
ラー89の出力に並列に接続され、ブーストされたプル
アップ電流を提供する。好適には、電流ミラー100の
出力電流は約1.7mAである。
【0085】更に、ゲート96の出力におけるハイがト
ランジスタ101をオンする。トランジスタ101は電
流ミラー89のために入力電流の追加的なソースを提供
し、その出力電流を増加する。好適には、トランジスタ
101をオンすることにより、電流ミラー89の出力が
約300μAにまで増加する。従って、電圧レベル条件
およびスルーレート条件が満たされた場合、つまり、ロ
ーからハイへの遷移の間に、プルアップ電流は約250
μA〜約2mAでブーストされ、それにより、信号立ち
上がり時間が顕著に短縮される。
【0086】オープンドレイン信号ラインまたはオープ
ンコレクタ信号ライン上の信号に関連する立ち上がり時
間を短縮するための回路および方法を提供する。信号ラ
インがローにプルダウンされるかどうかを判定するため
に信号ライン電圧が監視される。閾値レベルを超える信
号ライン電圧によって表示されるように、信号ラインが
ローにプルダウンされていない場合には追加的なプルア
ップ電流が提供される。追加的な電流は、信号ライン電
圧に関係するように徐々に提供され得るか、または、電
圧が閾値を超える場合には常に完全に提供され得る。信
号ライン上の電圧スルーレートを監視するため、且つ、
スルーレートが正の閾値レベルを超える場合にのみ追加
的なプルアップ電流をイネーブルするための回路も提供
され得る。
【0087】本発明は説明した実施形態以外の実施形態
によって実施され得ること、説明した実施形態は例示を
目的としたものであり、限定としないこと、および、本
発明は特許請求の範囲によってのみ限定されることが当
業者によって理解される。
【0088】
【発明の効果】上述したように、本発明によると、オー
プンドレイン信号ラインのためのプルアップ回路は、オ
ープンドレイン信号ライン上の信号のスルーレートを監
視する回路と、監視されたスルーレートに応答してプル
アップ電流をオープンドレイン信号ラインに提供する回
路とを備える。これにより、ノイズマージンまたは電力
効率を妥協することなくオープンドレイン信号に関連す
る立ち上がり時間を短縮し、オープンドレインアーキテ
クチャを用いる通信システムにおけるデータ信号速度を
向上することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1A】従来公知であるタイプのプルアップ回路を示
す簡略化した模式図である。
【図1B】従来公知であるタイプのプルアップ回路を示
す簡略化した模式図である。
【図1C】従来公知であるタイプのプルアップ回路を示
す簡略化した模式図である。
【図2A】図1Aから図1Cのプルアップ回路について
の、時間の関数としての信号ライン電圧のグラフであ
る。
【図2B】図1Aから図1Cのプルアップ回路について
の、信号ライン電圧の関数としてのプルアップ電流のグ
ラフである。
【図3】本発明の原理による、プルアップ回路の第1の
例示的な実施形態の簡略化した模式図である。
【図4】図3のプルアップ回路についての信号ライン電
圧の関数としてのプルアップ電流の代表的なグラフであ
る。
【図5】本発明の原理による、プルアップ回路の第2の
例示的な実施形態の簡略化した模式図である。
【図6】図5のプルアップ回路についての信号ライン電
圧の関数としてのプルアップ電流の代表的なグラフであ
る。
【図7】本発明の原理を用いるアクティブプルアップ回
路の第3の例示的な実施形態の簡略化した模式図であ
る。
【符号の説明】
10 プルアップ回路 11 信号ライン 12 プルアップ抵抗器 14 ドライバトランジスタ 16 デバイス 18 キャパシタ 67 演算増幅器 73 コンパレータ 75 電流ミラー 77 スルーレート検出回路 88 公称プルアップ電流回路 95 ハイプルアップ電流回路
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 平6−104732(JP,A) 特開 平6−125259(JP,A) 米国特許5598119(US,A) 西独国特許出願公開3738800(DE, A1) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) H03K 17/00 H03K 19/00

Claims (39)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 オープンドレイン信号ラインのためのプ
    ルアップ回路であって、該プルアップ回路は、 該オープンドレイン信号ライン上の信号のスルーレート
    を監視する回路と、スルーレート閾値を超える 監視されたスルーレートに応
    答してプルアップ電流を該オープンドレイン信号ライン
    に提供する回路と、を備えたプルアップ回路。
  2. 【請求項2】 信号の電圧レベルに応答して前記プルア
    ップ電流を増加する回路を更に備えた、請求項1に記載
    のプルアップ回路。
  3. 【請求項3】 前記プルアップ電流を提供する回路が、
    前記監視されたスルーレートから独立した第1の電流を
    提供する第1の回路と、該監視されたスルーレートに応
    答して第2の電流を提供する第2の回路とを備えた、請
    求項1に記載のプルアップ回路。
  4. 【請求項4】 前記信号の電圧レベルに応答して前記プ
    ルアップ電流を増加する回路を更に備えた、請求項3に
    記載のプルアップ回路。
  5. 【請求項5】 電圧閾値を超える電圧レベルに応答して
    プルアップ電流が増加し、該プルアップ電流の増加が該
    電圧閾値に関係する電圧レベルの関数である、請求項4
    に記載のプルアップ回路。
  6. 【請求項6】 オープンドレイン信号ラインをバイアス
    する方法であって、該方法は、 該信号ラインにプルアップ電流を提供するステップと、 該信号ライン上の信号のスルーレートを監視するステッ
    プと、 スルーレート閾値を超える該監視されたスルーレートに
    応答して、追加的なプルアップ電流を信号ラインに提供
    するステップと、を含む方法。
  7. 【請求項7】 前記信号の電圧レベルを監視するステッ
    プと、電圧レベル閾値を超える前記監視された電圧レベ
    ルに応答して追加的な電流を提供するステップとを更に
    含む、請求項に記載の方法。
  8. 【請求項8】 前記信号ラインに提供された追加的なプ
    ルアップ電流の量が、前記電圧閾値に関係する電圧レベ
    ルの関数である、請求項に記載の方法。
  9. 【請求項9】 前記プルアップ電流を提供するステップ
    が、前記監視されたスルーレートから独立した第1の電
    流を提供するステップと、該監視されたスルーレートに
    応答して第2の電流を提供するステップとを含む、請求
    に記載の方法。
  10. 【請求項10】 前記第2の電流が、スルーレート閾値
    を超える前記監視されたスルーレートに応答して提供さ
    れる、請求項に記載の方法。
  11. 【請求項11】 オープンドレイン信号ライン上の信号
    立ち上がり時間を短縮する方法であって、該方法は、 該信号ラインにプルアップ電流を提供するステップと、 該信号ライン上の電圧を監視するステップと、 該信号ライン上の該電圧のスルーレートが所定のスルー
    レート閾値超えるかどうかを判定するステップと、 該スルーレートが該所定のスルーレート閾値を超えると
    判定された場合に、追加的なプルアップ電流を該信号ラ
    インに提供するステップと、を含む方法。
  12. 【請求項12】 前記追加的なプルアップ電流の大きさ
    が、前記信号ライン上の前記電圧によって決定される、
    請求項11に記載の方法。
  13. 【請求項13】 オープンドレイン信号ラインのための
    プルアップ回路であって、該プルアップ回路は、 該信号ライン上の信号のスルーレートを監視する手段
    と、スルーレート閾値を超える 該監視されたスルーレートに
    応答して、該信号ラインに電流を提供する手段と、を備
    えたプルアップ回路。
  14. 【請求項14】 前記信号の電圧レベルに応答してプル
    アップ電流を増加する手段を更に備えた、請求項13
    記載のプルアップ回路。
  15. 【請求項15】 前記プルアップ電流を提供する回路
    が、前記監視されたスルーレートから独立した第1の電
    流を提供する第1の手段と、該監視されたスルーレート
    に応答して第2の電流を提供する第2の手段とを備え
    た、請求項13に記載のプルアップ回路。
  16. 【請求項16】 前記信号ライン上の前記信号の電圧レ
    ベルに応答してプルアップ電流を増加する手段を更に含
    む、請求項15に記載のプルアップ回路。
  17. 【請求項17】 電圧閾値を超える電圧レベルに応答し
    て前記プルアップ電流が増加し、該プルアップ電流の増
    加が該電圧閾値に関係する電圧レベルの関数である、請
    求項16に記載のプルアップ回路。
  18. 【請求項18】 オープンドレイン信号ラインをプルア
    ップする回路であって、該回路は、 該オープンドレイン信号ライン上の電圧を表示する第1
    の信号を提供するレベル監視回路と、所定のスルーレート閾値を超える 該信号ライン上の該電
    圧のスルーレートを表示する第2の信号を提供するスル
    ーレート監視回路と、 該信号ラインにプルアップ電流を提供する第1の電流源
    と、 該第1の信号および該第2の信号に応答して該プルアッ
    プ電流を制御する制御回路と、を備えた回路。
  19. 【請求項19】 前記レベル監視回路が第1のコンパレ
    ータを含み、前記スルーレート検出回路が、第2のコン
    パレータに結合されたキャパシタを備えた、請求項18
    に記載の回路。
  20. 【請求項20】 前記第1の信号は、前記信号ライン上
    の前記電圧が所定の電圧を超えることを表示する、請求
    19に記載の回路。
  21. 【請求項21】 前記制御回路が、前記第1の信号およ
    び前記第2の信号に応答してオンになるスイッチを備え
    た、請求項19に記載の回路。
  22. 【請求項22】 前記信号ラインへの前記第1の電流源
    が抵抗器を備えた、請求項21に記載の回路。
  23. 【請求項23】 前記信号ラインへの前記第1の電流源
    が定電流源を備えた、請求項21に記載の回路。
  24. 【請求項24】 前記第1の信号および前記第2の信号
    に関係なく、前記信号ラインにプルアップ電流を提供す
    る第2の電流源を更に備えた、請求項21に記載の回
    路。
  25. 【請求項25】 前記第2の電流源が、シャットダウン
    信号に応答して、プルアップ電流の量を減少される回路
    を備えた、請求項24に記載の回路。
  26. 【請求項26】 オープンドレイン信号ラインのための
    プルアップ回路であって、該プルアップ回路は、 該オープンドレイン信号ライン上の信号のスルーレート
    を監視する演算増幅器を含む回路と、 該監視されたスルーレートに応答してプルアップ電流を
    該オープンドレイン信号ラインに提供する回路と、を備
    えたプルアップ回路。
  27. 【請求項27】 前記信号の電圧レベルに応答して前記
    プルアップ電流を増加する回路を更に備えた、請求項2
    6に記載のプルアップ回路。
  28. 【請求項28】 前記プルアップ電流を提供する回路
    が、前記監視されたスルーレートから独立した第1の電
    流を提供する第1の回路と、該監視されたスルーレート
    に応答して第2の電流を提供する第2の回路とを備え
    た、請求項26に記載のプルアップ回路
  29. 【請求項29】 前記信号の電圧レベルに応答して前記
    プルアップ電流を増加する回路を更に備えた、請求項2
    8に記載のプルアップ回路。
  30. 【請求項30】 電圧閾値を超える前記電圧レベルに応
    答してプルアップ電流が増加し、該プルアップ電流の増
    加が該電圧閾値に関係する電圧レベルの関数である、請
    求項29に記載のプルアップ回路。
  31. 【請求項31】 スルーレート閾値を超える前記監視さ
    れたスルーレートに応答して前記プルアップ電流が増加
    する、請求項30に記載のプルアップ回路。
  32. 【請求項32】 前記スルーレートを前記監視する回路
    が微分器である、請求項26に記載のプルアップ回路。
  33. 【請求項33】 オープンドレイン信号ラインをバイア
    スする方法であって、該方法は、 該信号ライン上の信号のスルーレートを監視するステッ
    プと、 スルーレート閾値を超える該監視されたスルーレートに
    応答して、プルアップ 電流を信号ラインに提供するステ
    ップと、を含む方法。
  34. 【請求項34】 前記信号の電圧レベルに応答して前記
    プルアップ電流を増加するステップを更に含む、請求項
    33に記載の方法。
  35. 【請求項35】 前記プルアップ電流を提供するステッ
    プが、前記監視されたスルーレートから独立した第1の
    電流を提供するステップと、該監視されたスルーレート
    に応答して第2の電流を提供するステップとを含む、請
    求項33に記載の方法。
  36. 【請求項36】 前記第2の電流が、スルーレート閾値
    を超える前記監視されたスルーレートに応答して提供さ
    れる、請求項35に記載の方法。
  37. 【請求項37】 前記信号の電圧レベルに応答して前記
    プルアップ電流を増加するステップを更に含む、請求項
    35に記載の方法。
  38. 【請求項38】 オープンドレイン信号ライン上の信号
    立ち上がり時間を短縮する方法であって、該方法は、 該信号ラインにプルアップ電流を提供するステップと、 該信号ライン上の電圧を監視するステップと、 該信号ライン上の該電圧のスルーレートが所定のスルー
    レート閾値を超えるかどうかを判定するステップと、 該スルーレートが該所定のスルーレート閾値を超えると
    判定された場合に、追加的なプルアップ電流を該信号ラ
    インに提供するステップと、を含む方法。
  39. 【請求項39】 前記追加的なプルアップ電流の大きさ
    が、前記信号ライン上の前記電圧によって決定される、
    請求項38に記載の方法。
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