JP3402040B2 - 単結晶保持装置 - Google Patents

単結晶保持装置

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JP3402040B2
JP3402040B2 JP35127595A JP35127595A JP3402040B2 JP 3402040 B2 JP3402040 B2 JP 3402040B2 JP 35127595 A JP35127595 A JP 35127595A JP 35127595 A JP35127595 A JP 35127595A JP 3402040 B2 JP3402040 B2 JP 3402040B2
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清隆 高野
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    • C30CRYSTAL GROWTH
    • C30BSINGLE-CRYSTAL GROWTH; UNIDIRECTIONAL SOLIDIFICATION OF EUTECTIC MATERIAL OR UNIDIRECTIONAL DEMIXING OF EUTECTOID MATERIAL; REFINING BY ZONE-MELTING OF MATERIAL; PRODUCTION OF A HOMOGENEOUS POLYCRYSTALLINE MATERIAL WITH DEFINED STRUCTURE; SINGLE CRYSTALS OR HOMOGENEOUS POLYCRYSTALLINE MATERIAL WITH DEFINED STRUCTURE; AFTER-TREATMENT OF SINGLE CRYSTALS OR A HOMOGENEOUS POLYCRYSTALLINE MATERIAL WITH DEFINED STRUCTURE; APPARATUS THEREFOR
    • C30B15/00Single-crystal growth by pulling from a melt, e.g. Czochralski method
    • C30B15/30Mechanisms for rotating or moving either the melt or the crystal
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    • Y10T117/1024Apparatus for crystallization from liquid or supercritical state
    • Y10T117/1032Seed pulling
    • Y10T117/1072Seed pulling including details of means providing product movement [e.g., shaft guides, servo means]

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、チョクラルスキー
法(CZ法)の単結晶引上げ装置において単結晶の一部
に存在する係合段部を保持して引上げるような装置の改
良に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、シリコン等の半導体材料を製造す
る方法として、例えば図6(A)に示すように、シード
チャック51が保持する種結晶52をルツボ53内の原
料融液54の表面に接触させ、種結晶52を回転させつ
つ引上げるとともに引上速度を調整して種結晶52の下
方にネック部55を形成し、引続いて径の大きい単結晶
の直胴部56を形成するような方法が知られている。こ
の場合、ネック部55を形成することで、その下方の単
結晶の直胴部56が無転位化され品質向上を図ることが
出来るが、近年では単結晶の大径化又は生産効率向上等
のため、結晶重量が高重量化し、ネック部55の強度が
不足しがちとなってきた。そこで最近、例えば図6
(B)に示すような方法及び装置が採用されるようにな
っている。
【0003】この装置では、ネック部55と直胴部56
との間に、拡径部と縮径部からなる係合段部57を形成
し、この係合段部57を吊り治具58、58で挟持して
引上げるようにしている。そしてこのような技術とし
て、例えば特開昭62−288191号とか、特開昭6
3−252991号とか、特開平3−285893号と
か、特開平3−295893号等の技術が知られている
が、例えば特開平3−285893号の場合は、係合段
部を成形しながら種結晶を引上げる際、係合段部が所定
位置に配置される把持レバーの位置まで来ると、把持レ
バーが係合段部を把持して引上げるようにしている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかし、上記のような
従来の保持装置には次に示すような各種問題があった。
すなわち、その第1は、例えば図7に示すように、結晶
重量Wが重くなるに連れて吊り治具を開かせるような力
Pが大きく作用し(P=W・sin θ・cos θ)、しか
も、この吊り治具には融液表面から発せられる高温の輻
射熱が作用しているため強度的に不利になっている。こ
れに対して吊り治具を確実に閉じさせておけるような堅
牢な吊り治具を設計しようとすると、吊り治具自体が高
重量化し、引上機構の大型化、上昇速度の制御誤差の増
大といった事態が容易に推測される。
【0005】また第2として、吊り治具の挟持部が掛止
する係合段部の表面は、通常上下方向に湾曲面となって
いるため、接触部は上下方向に対して1点接触となり、
引上げ中この接触部に応力が集中する。この結果、高温
状態にある結晶には容易に転位が発生し、これが引き金
となって接触保持部分が破断して落下する事態も考えら
れる。これに対して挟持部の接触部の面形状を上下方向
に湾曲する曲面にしても、実際の係合段部に形成される
湾曲面を挟持部の面形状通りに成形させることは出来
ず、接触部の形状の細工だけでは解決出来ない。
【0006】また第3として、吊り治具の挟持部を開閉
させるため、吊り治具を駆動部で駆動して摺動させたり
揺動させたりする必要があり、これら駆動部及び摺動部
又は揺動部は、通常吊り治具の上方に設けられるのが一
般であるが、このような駆動部及び摺動部又は揺動部か
らは面接触によって金属粉等が発塵する可能性が高い。
そしてこのような金属粉が落下して原料融液中に混入す
ると、結晶欠陥の発生原因となり、最終的に製造された
デバイスの信頼性を損なうことになる。
【0007】以上のようなことから、係合段部を挟持す
る吊り治具に高荷重が加わっても吊り治具が容易に開か
ず、しかも係合段部に接触する保持部に加わる応力を分
散させ、更に吊り治具の摺動部等から発生する発塵によ
って原料融液が汚染されないような方策が望まれてい
た。
【0008】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
本発明は原料融液に接触せしめた種結晶を回転させつ
つ引上げて単結晶を成長させる過程において、種結晶と
単結晶の直胴部との間に存在する係合段部を一対の吊り
治具の挟持部で掛止するようにした単結晶保持装置にお
いて、吊り治具に、挟持部の開放を防止するロック機構
を設けた。そしてこのロック機構を任意の時期に解除
出来るようにした。
【0009】ここでロック機構とは、例えば一方側の吊
り治具に設けたフック部材を、他方側の吊り治具に設け
た係止ピンに引掛けるような機械的ロック方式を採用す
ることが出来、吊り治具が開くのを確実に防止出来るよ
うにする。また、引上げ中に結晶が有転位化したような
場合で再溶融する必要が生じたような場合には、直ちに
対応するためロック機構をいつでも解除出来るようにし
ておく。このような解除機構は、例えばフック部材をワ
イヤで操作する等の手段が採用出来る。
【0010】また種結晶と単結晶の直胴部との間に存
在する係合段部を一対の吊り治具の挟持部で掛止するよ
うにした単結晶保持装置において、吊り治具をスライド
面に沿って左右にスライドさせて開閉するようにし、且
つ一方側のスライド面に段差部を設けて一方側の吊り治
具が段差部をスライドする際、その挟持部が他方側の吊
り治具の挟持部に対して上下方向に相対移動しながら開
閉するようにするとともに、いずれか一方側の挟持部に
は上方又は下方に突出するピンを設け、他方側の挟持部
には前記ピンに上下方向から嵌合し合うピン孔を設け
た。
【0011】そして、左右の吊り治具がそれぞれ内側挟
持方向にスライドすると、一方側の挟持部と他方側の挟
持部の一部同士が重なり合うようにし、この重なり合う
時に挟持部のピンとピン孔が嵌まり込むようにする。そ
してこのピンとピン孔の嵌合で挟持部が開放されるのを
防止する。また、左右の吊り治具がそれぞれ外側開放方
向にスライドすると、ピンとピン孔が外れるようにす
る。
【0012】また、前記に記載の単結晶保持装置におい
て、挟持部のうち結晶の係合段部に接触する部分に、水
平軸まわりに揺動自在な揺動爪を設けた。
【0013】そしてこの揺動爪で係合段部を挟持する
と、揺動爪は係合段部の湾曲曲面に倣うように水平軸ま
わりに揺動し、少なくとも上下方向の2点を接触させて
保持することが出来る。このため応力が分散され、転位
の発生、保持部の結晶の破断等の危険性を無くすことが
出来る。また、上下方向に2点以上とすれば、結晶の振
動等に対する抑制効果もある。
【0014】また、前記に記載の単結晶保持装置におい
て、吊り治具の挟持部を吊り治具の下部に設ける一方、
吊り治具の上部には、吊り治具の駆動部及び摺動部等を
設け、これら駆動部及び摺動部等と前記挟持部との間に
両者を分離する遮蔽部材を設け、また遮蔽部材より上
方の空間部を下方の空間部より減圧するようにした。ま
ベローズチャンバーの内側に上下に伸縮自在な遮熱
筒を配設した。
【0015】ここで、吊り治具の摺動部等とは、摺動
面、回転面、揺動面等の面接触によって金属粉等が発生
しやすい箇所であり、また、駆動部では、例えばシリン
ダロッドと吊り治具の連結部等で発塵の可能性が大きい
ため、これらを原料融液から遠い上部に離して配置し、
しかも、遮蔽部材によって分離し発生した金属粉が遮蔽
部材によって遮断され原料融液の中に落ち込まないよう
にする。そして、この発塵の可能性が高い遮蔽部材より
上方の空間部を減圧すれば、下方の空間部に落ち込む可
能性を一層減らすことが出来る。尚、この遮蔽部材を遮
熱部材として、下方の輻射熱が上方の駆動部及び摺動部
等に伝達されるのを遮断すれば、これら各箇所の耐久性
の向上を図ることが出来、同部からの発塵を抑制するに
も有効であるが、同時にベローズチャンバーの内側に遮
熱筒を設けてベローズチャンバーを輻射熱から保護し耐
久性の向上を図る。
【0016】
【発明の実施の形態】本発明の実施の形態について添付
した図面に基づき説明する。ここで、図1は単結晶引上
装置の構成例の全体図、図2はロック機構の構成例図、
図3は吊り治具の開閉機構を異なるタイプとしたロック
機構の構成例図、図4は揺動爪の構成例図、図5は遮蔽
部材の配設例図である。
【0017】本発明の単結晶保持装置は、例えば半導体
材料であるシリコン結晶を成形するいわゆるチョクラル
スキー法(CZ法)のような単結晶引上装置において、
特に重量の重い単結晶を安全に且つ有転位化することな
く製造するのに好適な装置であり、まず図1に基づいて
単結晶引上装置の基本構成の概要について説明する。
【0018】単結晶引上装置は、不図示のルツボを収容
する不図示の下部チャンバーと、この下部チャンバーの
上部に所定クリアランスをとって配設される昇降板1
と、この昇降板1と前記下部チャンバーの間に配設され
るベローズチャンバー2を備え、前記昇降板1の上部に
は、筒状の回転保持具3が固着されるとともに、この回
転保持具3の内周部には、軸受4を介して収容ケース5
が垂直軸まわりに回転可能に設けられている。
【0019】そして、この収容ケース5は、下方の下部
収容ケース5aと、上方の上部収容ケース5bの一体結
合からなり、下方の下部収容ケース5aには、回転機構
6と、単結晶保持装置7の一部としての吊り治具駆動機
構9が設けられるとともに、上方の上部収容ケース5b
には、ワイヤ引上機構8と荷重測定機構10が設けられ
ている。
【0020】そして、ワイヤ11の下端には種結晶13
を保持するシードチャック12が取付けられ、この種結
晶13の下端部をルツボ内の原料融液に接触させて単結
晶を成長させる際、結晶を無転位化せしめるためのネッ
ク部14を形成し直胴部16を形成するようにしてい
る。そして、この際、ネック部14と直胴部16の間に
存在する係合段部15を単結晶保持装置7の一部である
吊り治具17、17で保持し結晶を引上げることが出来
るようにされている。
【0021】前記昇降板1には、昇降駆動モータ18に
よって回転自在なボールネジ20が螺合し、また、ガイ
ド軸21を摺動自在に挿通せしめている。そしてボール
ネジ20の回転によって水平姿勢を保ったまま昇降出来
るようにされている。それでは各構成の細部について逐
次説明する。
【0022】前記ベローズチャンバー2は、例えばステ
ンレス、チタン等の金属製板材を蛇腹状に折畳んで上下
に伸縮出来るようにされており、不図示の下部チャンバ
ーに連通している。そして、内部を外気と遮断してい
る。因みに、このベローズチャンバー2は、結晶を引上
げる際に同時に伸ばされるが、最終的に製造した単結晶
を取り出す際にも伸縮特性が利用される。また前記回転
機構6は、収容ケース5を垂直軸まわりに回転させるた
めのものであり、下部収容ケース5aの中間部外周に一
体的に設けられた大径のプーリ22と、前記昇降板1の
一端側上部に固着されたモータ23と、このモータ23
の出力軸に取付けられた小径のプーリ24と、前記大径
のプーリ22と小径のプーリ24間に配設された無端状
のベルト25からなり、モータ23の駆動によって収容
ケース5が回転するようにしている。
【0023】前記単結晶保持装置7は、吊り治具駆動機
構9と左右一対の吊り治具17、17からなり、吊り治
具駆動機構9は、下部収容ケース5aの左右一対の中空
ボス部26に固定される一対の油圧シリンダユニット2
7を備えている。そして、この油圧シリンダユニット2
7のロッド27a先端には左右一対の吊り治具17、1
7の上端部が枢着されており、これら吊り治具17、1
7のアーム部17a、17aは下方に延出するととも
に、このアーム部17a、17aの中間部が揺動支点2
8で交差し、油圧シリンダユニット27、27の進退動
によって、下端の挟持部17b、17bが揺動支点28
を中心として円弧状に開閉するようにしている。因み
に、下部収容ケース5a内の中央には、ワイヤ11を挿
通せしめたガイドチューブ30を上下方向に配設してい
る。
【0024】前記ワイヤ引上機構8は、上部収容ケース
5b内の底板に取付けられたワイヤ巻上げプーリ31
と、底板に立設された支柱32に片持ち式に枢着される
レバー33と、このレバー33の中間部に枢支されるガ
イドプーリ34を備え、前記ワイヤ11はガイドプーリ
34を介してワイヤ巻上げプーリ31に巻回されてい
る。そして、ワイヤ巻上げプーリ31の巻取り回転によ
ってワイヤ11を巻上げることが出来るようにしてい
る。
【0025】前記荷重測定機構10は、前記レバー33
の先端のピボット35と、このピボット35を支持する
ロードセル36を備え、前記ガイドプーリ34に加わる
結晶重量に対する所定比率の荷重を測定出来るようにし
ている。
【0026】以上のような基本構成に係る単結晶引上装
置において、ワイヤ11先端の種結晶13を不図示のル
ツボの原料融液の表面に接触させ、回転機構6のモータ
23を作動させて収容ケース5をしずかに回転させつつ
ワイヤ引上機構8によってワイヤ11を所定速度で引上
げると、種結晶13の下方に単結晶が成長するが、この
際ネック部14を成形した後、直胴部16を成形する。
この際、左右の吊り治具17、17の挟持部17b、1
7bは開いており、結晶がワイヤ11によって引上げら
れる途中で、ネック部14と直胴部16の間に存在する
係合段部15が挟持部17b、17bの前方附近に達す
ると不図示のセンサで検知し、吊り治具駆動機構9の左
右の油圧シリンダユニット27が作動し、係合段部15
を吊り治具17、17の挟持部17b、17bで挟み込
む。
【0027】係合段部15が挟持部17b、17bで挟
み込まれると、ワイヤ引上機構8によるワイヤ11の引
上げは停止し、今度は昇降駆動モータ18によって昇降
板1が上昇を始め、結晶の引上げは吊り治具17、17
によって行われる。この際、周囲のベローズチャンバー
2は昇降板1の上昇に連れて伸ばされる。
【0028】以上のような単結晶引上装置において、単
結晶保持装置7の吊り治具17、17は下方の原料融液
からの輻射熱に晒されており、強度的に不利な条件下で
運用され、しかも特に結晶重量が高重量化したような場
合に挟持部17b、17bには開かせるような力が大き
く作用するため、確実に保持しておくための方策が必要
とされる。
【0029】そこで、図2は吊り治具17、17の挟持
部17b、17bの開放を防止するためのロック機構3
7を設けた構成例図である。このロック機構37は、一
方側の吊り治具17のアーム部17aの外周にピン38
で枢着され、上下方向に揺動可能なフックレバー40
と、他方側の吊り治具17のアーム部17aの外周に取
付けられた係止ピン41からなり、フックレバー40の
先端を係止ピン41に上から引掛けることが出来るよう
にされている。
【0030】また、フックレバー40にはピン38を挟
んで上方に一対のワイヤ42a、42bを連結してお
り、一方側のワイヤ42aを引張り上げるとフックレバ
ー40が係止ピン41に係合するよう揺動し、他方側の
ワイヤ42bを引張り上げるとフックレバー40が係止
ピン41から外れるようにしている。そして、これらワ
イヤ42a、42bは、一方側のアーム部17aに外周
面に設けたガイドパイプ17c内をくぐらせて発塵の影
響を抑制し、図1に示す前記油圧シリンダユニット27
のロッド27aの枢着点附近から取り出すようにしてお
り、また、2本のワイヤ42a、42bは不図示のクラ
ンク機構により一方側を引張れば他方側が弛むようにし
ている。
【0031】そして、吊り治具17、17の挟持部17
b、17bが閉じた際、フックレバー40の先端を係止
ピン41に引掛けて開放を阻止し、また引上げ中、例え
ば結晶が有転位化した場合には再溶融するためフックレ
バー40を外してアーム部17a、17aを開くことが
出来るようにしている。因みに、アーム部17a、17
aを開かせようとする力は、フックレバー40に引張り
力を与えるが、一般に金属はたとえ高温でも1トンを越
える充分な引張り強度を有するため、アーム部17a、
17aが開く虞れはない。
【0032】次に、アーム部17a、17aの開放を防
止するロック機構の他の構成例について図3に基づき説
明する。この構成例では単結晶保持装置7自体の構成を
変え、吊り治具17m、17nを横にスライドさせて開
閉するようにしたものである。すなわち、各油圧シリン
ダユニット27、27のロッド27a、27aを連結板
46m、46nを介して吊り治具17m、17nの上端
に連結し、この連結板46m、46nを介して各吊り治
具17m、17nが各スライド面47m、47nに沿っ
て左右に摺動するようにするとともに、一方側のスライ
ド面47nに段差部dを設けている。
【0033】そして、この段差部dを設けた側の連結板
46nには縦長の長穴e、eを形成し、吊り治具17n
が段差部dを通過する際、上下動しながらスライドする
ようにしている。また、他方側のスライド面47mは平
滑であり、同部側では吊り治具17mが水平にスライド
するようにしている。
【0034】また、一方側の吊り治具17mの挟持部先
端には、例えば図3(C)に示すように、上方に突出す
るピン49mを設けるとともに、他方側の吊り治具17
nの挟持部先端には、ピン孔49nを設けている。そし
て、左右の油圧シリンダユニット27、27が作動し、
吊り治具17m、17nが挟持方向に移動すると、一方
側の挟持部先端のピン49mに向かって他方側のピン孔
49nが降下し、図3の(B)に示すように、自動的に
はまり込んで開放をロックするようにしている。また、
開放作動の時はピン49mとピン孔nが自動的に外れる
ようにしている。
【0035】そしてこの場合も吊り治具17m、17n
が開くことはなく、確実に保持される。勿論、ピン49
mの突出方向を逆向きにしてピン49mとピン孔49n
を逆に取付けても良く、また、段差部dを凹部としても
良い。
【0036】次に、挟持部17b、17b(図3の吊り
治具17m、17nの挟持部の場合も同様、以下、挟持
部17bで代表させる)で係合段部15を挟持する際、
図7に示すように、上下方向に対して1点支持となると
応力集中による有転位化、破断等の危険がある。そこ
で、本案では、図4(A)に示すように、挟持部17
b、17bのうち結晶の係合段部15に接触する部分
に、水平ピン43まわりに揺動自在な揺動爪44を設
け、係合段部15の形状に倣うように揺動爪44が垂直
面方向に揺動し、上下方向に2点以上で支持出来るよう
にしている。因みに、この揺動爪44の接触面を図4
(B)に示すように凹部形状とすれば、確実に2点以上
で支持することが出来る。
【0037】そしてこのように揺動爪44を垂直面方向
に揺動させることで上下方向に少なくとも2点以上で支
持することが出来、応力分散が図られ、しかも安定した
状態で保持出来る。また、結晶の振動等に対しても抑制
効果がある。
【0038】次に、単結晶保持装置7のうち、特に油圧
シリンダユニット27、及びロッド27aと吊り治具1
7の枢着点、及びアーム部の揺動支点28等において
は、回転部、摺動部で金属粉等の発塵の可能性があり、
この金属粉等が原料融液中に入り込むと結晶欠陥の原因
となる。また、上記のような回転部、摺動部に高熱の影
響を与えると、耐久性が低下して金属粉等の発生頻度も
高まる。
【0039】そこで、図5に示すように、吊り治具17
の揺動支点28の下方に遮熱性のある遮蔽板45を配設
し、上部で発生した金属粉等が下方に落下するのを防止
するようにしている。このため、熱的影響を抑制するこ
とで発塵の可能性を減らすとともに、たとえ上部で発塵
しても、金属粉等が原料融液中に混入する虞れはなくな
り、結晶品質の低下が防止される。また、このような遮
蔽板45を図3に示すような開閉機構に適用する際は、
特に油圧シリンダーユニット27、及びスライド面47
m、47n等から生じる金属粉等を下方に落下させない
よう留意する。また、本実施形態では、この遮蔽板45
の上方の空間部の圧力を、遮蔽板45より下方の空間部
の圧力より低くなるよう減圧している。このため、上方
で発生した金属粉等が下方の空間部に入り込む可能性を
一層抑制することが出来る。
【0040】尚、本実施形態では遮蔽板45によって上
方への熱的伝達を遮断するとともに、ベローズチャンバ
ー2の内側にも上下に伸縮自在な遮熱筒46を配設して
おり、ベローズチャンバー2の熱的保護を図っている。
【0041】以上のような構成によって本発明の単結晶
保持装置7は、結晶が高重量化しても確実に保持するこ
とが出来、しかも開き防止機構を簡素に構成出来る。ま
た、結晶を保持する際の安定性を向上させることが出
来、保持部分の結晶が破断して落下するような不具合を
防止出来る。更に、吊り治具の開閉駆動の際生じる金属
粉等が原料融液に混入する事態を避けることが出来る。
【0042】
【発明の効果】以上のように本発明の単結晶保持装置
係合段部を挟持して引上げる一対の吊り治具にロッ
ク機構を設け、このロック機構によって挟持部の開放を
防止するようにしたため結晶重量が高重量化しても確実
に保持することが出来、誤って落下させるような不具合
を防止出来る。またこのロック機構を任意の時期に解
除出来るようにしたため、しかも例えば引上げ中に結晶
が有転位化したような場合で再溶融する必要が生じたよ
うな場合には、直ちに解除して対応することが出来る。
【0043】また吊り治具をスライド面に沿って左右
にスライドさせて開閉するようにし、吊り治具がスライ
ドする際、自動的にピンとピン孔がはまり込むようにす
れば、別途ロック機構を設けなくても開放をロックする
ことが出来、ロック操作も不要なため便利である。
【0044】また挟持部のうち結晶の係合段部に接触
する部分に、水平軸まわりに揺動自在な揺動爪を設けた
ため、この揺動爪は係合段部の湾曲曲面に倣うように揺
動し、少なくとも上下方向の2点を接触させて保持する
ことが出来る。このため応力が分散され、転位の発生、
保持部の結晶の破断等の危険性を無くすことが出来る。
しかも結晶の振動等に対して抑制効果もある。
【0045】また吊り治具の上部に設けられた吊り治
具の駆動部及び摺動部等と、吊り治具の下部に設けられ
た挟持部との間に両者を分離する遮蔽部材を設けため、
摺動部等で発生する金属粉等が原料融液の中に落下する
のを防止出来、しかも遮蔽部材より上方の空間部を下方
の空間部より減圧すれば、金属粉等の落下を一層抑制す
ることが出来る。またベローズチャンバーの内側に上
下に伸縮自在な遮熱筒を配設すれば、ベローズチャンバ
ーが輻射熱から保護され、耐久性の向上が図られる。
【図面の簡単な説明】
【図1】単結晶引上装置の構成例の全体図である。
【図2】本発明に係る、ロック機構の構成例図である。
【図3】本発明に係る、吊り治具の開閉機構を異なるタ
イプとしたロック機構の構成例図で、(A)は縦断面
図、(B)は(A)の挟持部の拡大図、(C)はピンと
ピン孔の係合を説明する説明図である。
【図4】本発明に係る、揺動爪の構成例図で(A)は斜
視図、(B)は保持状態の説明図である。
【図5】本発明に係る、遮蔽部材の配設例図である。
【図6】(A)、(B)は従来例を示した図である。
【図7】結晶重量と吊り治具にかかる開き方向の力の関
係を示す説明図である。
【符号の説明】
1 昇降板 2 ベローズチャン
バー 3 回転保持具 4 軸受 5 収容ケース 5a 下部収容ケー
ス 5b 上部収容ケース 6 回転機構 7 単結晶保持装置 8 ワイヤ引上機構 9 吊り治具駆動機構 10 荷重測定機構 11 ワイヤ 12 シードチャッ
ク 13 種結晶 14 ネック部 15 係合段部 16 直胴部 17 吊り治具 17a アーム部 17b 挟持部 17cガイドパイプ 17m,17n 吊り治具 18 昇降駆動モー
タ 20 ボールネジ 21 ガイド軸 22 、24 プーリ 23 モータ 25 ベルト 26 中空ボス部 27 油圧シリンダユニット 27a ロッド 28 揺動支点 30 ガイドチュー
ブ 31 ワイヤ巻上げプーリ 32 支柱 33 レバー 34 ガイドプーリ 35 ピボット 36 ロードセル 37 ロック機構 38 ピン 40 フックレバー 41 係止ピン 42a、42b ワイヤ 43 水平ピン 44 揺動爪 45 遮蔽板 46 遮熱筒 46m、46n 連
結板 47m、47n スライド面 49m ピン 49n ピン孔 51 シードチャッ
ク 52 種結晶 53 ルツボ 54 原料融液 55 ネック部 56 直胴部 57 係合段部 58 吊り治具 d 段差部 e 長穴 P 吊り治具を開かせようとする力
フロントページの続き (72)発明者 高野 清隆 群馬県安中市磯部2丁目13番1号 信越 半導体株式会社 半導体磯部研究所内 (56)参考文献 特開 平3−285893(JP,A) 特開 昭63−252991(JP,A) 特開 平3−295893(JP,A) 特開 平5−208893(JP,A) 特開 平7−196398(JP,A) 欧州特許出願公開369626(EP,A 1) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) C30B 1/00 - 35/00 EUROPAT(QUESTEL)

Claims (6)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 原料融液に接触せしめた種結晶を回転さ
    せつつ引上げて単結晶を成長させる過程において、前記
    種結晶と単結晶の直胴部との間に存在する係合段部を一
    対の吊り治具の挟持部で掛止するようにした単結晶保持
    装置において、前記吊り治具に、挟持部の開放を防止す
    るロック機構を設け、該ロック機構は任意の時期に解除
    可能としたものであることを特徴とする単結晶保持装
    置。
  2. 【請求項2】 原料融液に接触せしめた種結晶を回転さ
    せつつ引上げて単結晶を成長させる過程において、前記
    種結晶と単結晶の直胴部との間に存在する係合段部を一
    対の吊り治具の挟持部で掛止するようにした単結晶保持
    装置において、前記吊り治具をスライド面に沿って左右
    にスライドさせて開閉するようにし、且つ一方側のスラ
    イド面に段差部を設けて一方側の吊り治具が段差部をス
    ライドする際、その挟持部が他方側の吊り治具の挟持部
    に対して上下方向に相対移動しながら開閉するようにす
    るとともに、いずれか一方側の挟持部には上方又は下方
    に突出するピンを設け、他方側の挟持部には前記ピンに
    上下方向から嵌合し合うピン孔を設けたことを特徴とす
    る単結晶保持装置。
  3. 【請求項3】 請求項1または請求項2に記載の単結晶
    保持装置において、前記挟持部のうち結晶の係合段部に
    接触する部分に、水平軸まわりに揺動自在な揺動爪を設
    けたことを特徴とする単結晶保持装置。
  4. 【請求項4】 請求項1乃至請求項のいずれか1項に
    記載の単結晶保持装置において、前記吊り治具の挟持部
    を吊り治具の下部に設ける一方、吊り治具の上部には、
    吊り治具の駆動部及び吊り治具の摺動部等を設け、これ
    ら駆動部及び摺動部等と前記挟持部との間に両者を分離
    する遮蔽部材を設けたことを特徴とする単結晶保持装
    置。
  5. 【請求項5】 請求項に記載の単結晶保持装置におい
    て、前記遮蔽部材より上方の空間部を下方の空間部より
    減圧することを特徴とする単結晶保持装置。
  6. 【請求項6】 請求項又は請求項に記載の単結晶保
    持装置において、前記吊り治具は、昇降駆動源によって
    上下動可能にされるとともに、その周囲は吊り治具の昇
    降動に伴って上下に伸縮するベローズチャンバーで囲わ
    れており、このベローズチャンバーの内側には上下に伸
    縮自在な遮熱筒を配設したことを特徴とする単結晶保持
    装置。
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