JP3399707B2 - 引き戸装置 - Google Patents

引き戸装置

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JP3399707B2
JP3399707B2 JP20384095A JP20384095A JP3399707B2 JP 3399707 B2 JP3399707 B2 JP 3399707B2 JP 20384095 A JP20384095 A JP 20384095A JP 20384095 A JP20384095 A JP 20384095A JP 3399707 B2 JP3399707 B2 JP 3399707B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は引き戸装置に関す
る。
【0002】
【従来の技術】従来、この種の引き戸装置として以下の
如きものは知られている。即ち、左右一対の縦枠材と、
これら縦枠材の下端部の相互対向面に渡された敷居と、
前記縦枠材の上端部の相互対向面に渡された鴨居と、敷
居及び鴨居に左右動自在に案内された少なくとも1枚の
引き戸とを有しており、前記縦枠材に、閉じた状態の引
き戸の端部を嵌めるための縦溝が上下全長に渡って形成
され、縦枠材の縦溝の上下部に、敷居又は鴨居に対向す
るようにして閉塞片が嵌められ、その他の縦溝内に縦溝
深さより薄い細帯状のクッション材が完全に嵌まり込む
状態で取り付けられたものは知られている。
【0003】
【従来技術の欠点】前記従来の引き戸装置には以下の如
き欠点があった。即ち、閉塞片とクッション材とが別個
の部材であったので、コスト高であると共に、閉塞片と
クッション材とを別個に取り付けなければならなかった
ので、施工性が悪いという欠点があった。
【0004】
【前記欠点を解消するための手段】本発明は前記欠点を
解消するために以下の如き手段を採用した。請求項1の
発明は、左右一対の縦枠材と、これら縦枠材の下端部の
相互対向面に渡された敷居と、前記縦枠材の上端部の相
互対向面に渡された鴨居と、敷居及び鴨居に左右動自在
に案内された少なくとも1枚の引き戸とを有しており、
前記縦枠材に、閉じた状態の引き戸の端部を嵌めるため
の縦溝が上下全長に渡って形成されている引き戸装置に
おいて、前記縦枠材の縦溝の上下部に、敷居又は鴨居に
一部が対向するようにして閉塞部材が嵌められ、これら
閉塞部材は、弾性を有する板状本体と、この板状本体の
高さの中間部に連設された水平突条とを有しており、前
記下側の閉塞部材の水平突条の引き戸側の側面が、敷居
の左又は右の端面に当接すると共に同水平突条の上面が
敷居の上面と面一又はほぼ面一となされ、前記上側の閉
塞部材の水平突条の引き戸側の側面が、鴨居の左又は右
の端面に当接すると共に同水平突条の下面が鴨居の引き
戸用案内溝の下向き面と面一又はほぼ面一となされてい
るものである。
【0005】
【発明の作用】請求項1の発明は以下の如き作用をなす
ものである。閉塞部材が、縦枠材の縦溝の上下部に位置
する閉塞片と引き戸のクッション材とを兼ねているの
で、コストダウンを図ることが出来ると共に施工の容易
性を図ることが出来る。
【0006】
【発明の実施の形態】以下に、2つの、本発明の実施の
形態を図面を参照しつつ説明する。なお、これらの説明
において同一の部材は同一の符号で示す。
【0007】[第1の、発明の実施の形態](図1〜図
7参照)なお、この説明において、前とは図1紙面表側
を、後とは同裏側をいい、左とは図1左側を、右とは同
図右側をいう。
【0008】引き戸装置1は、左右一対の縦枠材3と、
これら縦枠材3の下端部の相互対向面(左側の縦枠材3
の下部右面と右側の縦枠材3の下部左面)に渡された敷
居4と、前記縦枠材3の上端部の相互対向面に渡された
鴨居5と、敷居4の前後一対の引き戸用案内溝8及び鴨
居5の前後一対の引き戸用案内溝9に左右動自在に案内
された前後一対の引き戸11とを有している。
【0009】前記引き戸11は、下部に軸心を前後方向
に向けた左右一対の公知の車輪12を有しており、これ
ら車輪12が引き戸用案内溝8に嵌められている。前記
鴨居5の引き戸用案内溝9はアルミニウム製等の押出型
材14によって形成されている。そして、引き戸11の
上端部が引き戸用案内溝9に嵌め入れられている。
【0010】前記縦枠材3に、閉じた状態の引き戸11
の端部を嵌めるための縦溝16が上下全長に渡って形成
されている。
【0011】前記縦枠材3の縦溝16の上下部に、敷居
4又は鴨居5に一部が対向するようにして閉塞部材20
が、無理嵌めや接着等の手段によって嵌め止められてい
る。図6に示す如く、閉塞部材20は、弾性を有する板
状本体21と、この板状本体21の高さの中間部に連設
された弾性を有する又は有しない水平突条22と、水平
突条22の下方の板状本体21の前後側部(図6の左右
側部)に連設された弾性を有する張出部23とを有して
いる。
【0012】そして、閉塞部材20が図6において欧文
字等で示す寸法を有するとすれば、それに対応する寸法
を有する部分が図2及び図4に示されている。なお、図
2及び図4において、閉塞部材20の寸法を示す欧文字
等と同じ欧文字等で示された部分は、閉塞部材20の寸
法と同一か又はほぼ同一であることを表すものである。
なお、「α」はの僅かの値(任意に設定される値)を示
す。図6で明らかな如く、張出部23の外側縁間の長さ
は、板状本体21の幅よりαだけ長くなされている。こ
のような構成により、張出部23の外側縁部を撓ませて
縦溝16に閉塞部材20を無理嵌め固定することが出来
る。
【0013】前記寸法関係から明らかな如く、前記下側
の閉塞部材20の水平突条22の引き戸11側の側面
が、敷居4の左又は右の端面に当接すると共に同水平突
条22の上面が敷居4の上面と面一又はほぼ面一となさ
れ、前記上側の閉塞部材20の水平突条22の引き戸1
1側の側面が、鴨居5の左又は右の端面に当接すると共
に同水平突条22の下面が鴨居5の引き戸用案内溝9の
下向き面(上面)と面一又はほぼ面一となされている。
このような構成によって、下側の閉塞部材20の板状本
体21の、水平突条22より上側部のみが引き戸11に
対向するようなされ、また、上側の閉塞部材20の板状
本体21の、水平突条22より下側部のみが引き戸11
に対向するようなされている。引き戸11の上部は、張
出部23の間に入り込んで板状本体21の下部に当接す
るようになされている。即ち、上側の閉塞部材20の板
状本体21の下側部がクッション材として作用し、ま
た、下側の閉塞部材20の板状本体21の上側部がクッ
ション材として作用するものである。
【0014】図7には、閉塞部材20の変形例が示され
ている。この図7の閉塞部材20は、張出部23を有し
ていない。
【0015】[第2の、発明の実施の形態](図8参
照) なお、この説明において、左とは図8左側を、右とは同
図右側をいう。
【0016】引き戸11の上端の左右部には、軸心を上
下方向に向けたガイドローラー31が回転自在に設けら
れ、これらガイドローラー31が鴨居5の引き戸用案内
溝9に案内されている。上側の閉塞部材20の水平突条
22の引き戸11側の側面が、鴨居5の左又は右の端面
に当接すると共に同水平突条22の下面が鴨居5の下端
面と面一又はほぼ面一となされている。このような構成
によって、上側の閉塞部材20の板状本体21の、水平
突条22より下側部のみが引き戸11に対向するような
されている。なお、第2の、発明の実施の形態における
下側の構造は、第1の、発明の実施の形態と同様であ
る。
【0017】
【変形例等】以下に変形例等について説明を加える。 (1)閉塞部材20は、板状本体21が弾性を有してい
れば良い。 (2)引き戸11は1枚であってもよい。なお、この場
合、一方の縦枠材3にのみ縦溝16が形成されることに
なる。 (3)縦枠材3、敷居4及び鴨居5の材料は任意であ
る。 (4)引き戸11の下部に車輪12を設けることなく、
引き戸11の下部を直接に引き戸用案内溝8に左右動自
在に嵌めるようにしてもよい。 (5)第1の、発明の実施の形態における引き戸11の
上部にブラケットを介して軸心を前後方向に向けた左右
一対のガイドローラーを設け、これらガイドローラーを
引き戸案内溝の下縁に設けた水平壁に載せて、引き戸1
1を左右動としてもよい。
【0018】
【発明の効果】本発明は前記した如き構成によって以下
の如き効果を奏するものである。 請求項1及び2の発明によれば、閉塞部材が、縦枠材
の縦溝の上下部に位置する閉塞片と引き戸のクッション
材とを兼ねているので、コストダウンを図ることが出来
ると共に施工の容易性を図ることが出来る。 請求項1及び2の発明によれば、閉塞部材が、敷居側
及び鴨居側に共通であるので、この点からも、コストダ
ウンを図ることが出来ると共に施工の容易性を図ること
が出来る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の、第1の実施の形態を示す中間省略の
簡略正面図である。
【図2】図1のII−II線に沿う中間省略の拡大断面
図である。
【図3】図1のIII−III線に沿う中間省略の拡大
断面図である。
【図4】図1のIV−IV線に沿う中間省略の拡大断面
図である。
【図5】図4のV−V線断面図である。
【図6】閉塞部材の斜視図である。
【図7】閉塞部材の変形例を示す斜視図である。
【図8】本発明の、第2の実施の形態を示す要部の一部
破砕の正面図である。
【符号の説明】
1 引き戸装置 3 縦枠材 4 敷居 5 鴨居 8 引き戸用案内溝 9 引き戸用案内溝 11 引き戸 16 縦溝 20 閉塞部材 21 板状本体 22 水平突条 23 張出部 31 ガイドローラー
フロントページの続き (56)参考文献 実開 昭57−165772(JP,U) 実開 昭54−128333(JP,U) 実開 昭59−26187(JP,U) 実開 昭61−43379(JP,U) 実開 昭61−192085(JP,U) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) E05F 5/00 - 5/02

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 左右一対の縦枠材と、これら縦枠材の下
    端部の相互対向面に渡された敷居と、前記縦枠材の上端
    部の相互対向面に渡された鴨居と、敷居及び鴨居に左右
    動自在に案内された少なくとも1枚の引き戸とを有して
    おり、前記縦枠材に、閉じた状態の引き戸の端部を嵌め
    るための縦溝が上下全長に渡って形成されている引き戸
    装置において、前記縦枠材の縦溝の上下部に、敷居又は
    鴨居に一部が対向するようにして閉塞部材が嵌められ、
    これら閉塞部材は、弾性を有する板状本体と、この板状
    本体の高さの中間部に連設された水平突条とを有してお
    り、前記下側の閉塞部材の水平突条の引き戸側の側面
    が、敷居の左又は右の端面に当接すると共に同板状本体
    の、水平突条より上側部のみが引き戸に対向するような
    され、前記上側の閉塞部材の水平突条の引き戸側の側面
    が、鴨居の左又は右の端面に当接すると共に同板状本体
    の、水平突条より下側部のみが引き戸に対向するような
    されている引き戸装置。
  2. 【請求項2】 左右一対の縦枠材と、これら縦枠材の下
    端部の相互対向面に渡された敷居と、前記縦枠材の上端
    部の相互対向面に渡された鴨居と、敷居及び鴨居に左右
    動自在に案内された少なくとも1枚の引き戸とを有して
    おり、前記引き戸の上部には軸心を上下方向に向けた少
    なくとも2つのガイドローラーが設けられ、これらガイ
    ドローラーが鴨居に形成された引き戸用案内溝に嵌めら
    れ、また、前記縦枠材に、閉じた状態の引き戸の端部を
    嵌めるための縦溝が上下全長に渡って形成されている引
    き戸装置において、前記縦枠材の縦溝の上下部に、敷居
    又は鴨居に一部が対向するようにして閉塞部材が嵌めら
    れ、これら閉塞部材は、弾性を有する板状本体と、この
    板状本体の高さの中間部に連設された水平突条とを有し
    ており、前記下側の閉塞部材の水平突条の引き戸側の側
    面が、敷居の左又は右の端面に当接すると共に同板状本
    体の、水平突条より上側部のみが引き戸に対向するよう
    なされ、前記上側の閉塞部材の水平突条の引き戸側の側
    面が、鴨居の左又は右の端面に当接すると共に同板状本
    体の、水平突条より下側部のみが引き戸に対向するよう
    なされている引き戸装置。
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