JP2880805B2 - 見込幅可変の住宅用造作枠材 - Google Patents
見込幅可変の住宅用造作枠材Info
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- JP2880805B2 JP2880805B2 JP2411694A JP41169490A JP2880805B2 JP 2880805 B2 JP2880805 B2 JP 2880805B2 JP 2411694 A JP2411694 A JP 2411694A JP 41169490 A JP41169490 A JP 41169490A JP 2880805 B2 JP2880805 B2 JP 2880805B2
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- JP
- Japan
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- frame
- core material
- door stop
- frame edge
- pair
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- Wing Frames And Configurations (AREA)
- Door And Window Frames Mounted To Openings (AREA)
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、見込幅可変の住宅用造
作枠材の改良に関するものである。
作枠材の改良に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来の住宅用造作枠材としては、図示し
ないが、天然木を加工したもの、この天然木を加工して
塗装したもの、鋼板の曲げ加工によるもの、又はプラス
チックの押出成形加工によるものがある。具体的には、
扉当りを設けた開口枠、扉当りのない無目枠、サッシ
枠、鴨居、又は敷居などが知られている。
ないが、天然木を加工したもの、この天然木を加工して
塗装したもの、鋼板の曲げ加工によるもの、又はプラス
チックの押出成形加工によるものがある。具体的には、
扉当りを設けた開口枠、扉当りのない無目枠、サッシ
枠、鴨居、又は敷居などが知られている。
【0003】なお、この種の先行技術文献として、特開
昭60−152788号、実公昭55−18458号、
実開昭50−29431号、実開昭63−42782
号、及び実開平2−137487号などがある。
昭60−152788号、実公昭55−18458号、
実開昭50−29431号、実開昭63−42782
号、及び実開平2−137487号などがある。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、従来の
住宅用造作枠材は、それぞれ一つのものとして加工又は
成形され、それぞれの枠材のために別の加工工程を必要
とし、人手と場所とを要するという問題があった。特
に、鋼板の曲げ加工による造作枠材やプラスチックスの
押出成形加工による造作枠材などは、一体成形加工のた
め、壁など他の建材に接合する部分の見込幅が画一的に
固定化される。したがって、見込幅を後で変更すること
が困難であり、見込幅の異なるものは複数製作が必要で
あった。それ故、各種造作枠材の総合的な製作工程の合
理化、省力化、及び建築現場などでの造作枠材の種類の
変更、見込幅などの変更が容易に可能な造作枠材が望ま
れるところである。
住宅用造作枠材は、それぞれ一つのものとして加工又は
成形され、それぞれの枠材のために別の加工工程を必要
とし、人手と場所とを要するという問題があった。特
に、鋼板の曲げ加工による造作枠材やプラスチックスの
押出成形加工による造作枠材などは、一体成形加工のた
め、壁など他の建材に接合する部分の見込幅が画一的に
固定化される。したがって、見込幅を後で変更すること
が困難であり、見込幅の異なるものは複数製作が必要で
あった。それ故、各種造作枠材の総合的な製作工程の合
理化、省力化、及び建築現場などでの造作枠材の種類の
変更、見込幅などの変更が容易に可能な造作枠材が望ま
れるところである。
【0005】本発明は、上記問題に鑑みなされたもの
で、各種の造作枠材の総合的な製作工程の合理化が可能
で、見込幅が容易に変更可能な見込幅可変の住宅用造作
枠材を提供することを目的としている。
で、各種の造作枠材の総合的な製作工程の合理化が可能
で、見込幅が容易に変更可能な見込幅可変の住宅用造作
枠材を提供することを目的としている。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明者は、上記課題を
解決するために、種々検討した結果、芯材、特定形状に
押出成形加工した枠縁材、及び所望の戸当り部材を組合
せることにより、扉当りを設けた開口枠、サッシ枠など
の種類の異なる造作枠材が得られ、又枠材の見込幅も自
由に変更できることを見出し、本発明に係る見込幅可変
の住宅用造作枠材を完成させたものである。
解決するために、種々検討した結果、芯材、特定形状に
押出成形加工した枠縁材、及び所望の戸当り部材を組合
せることにより、扉当りを設けた開口枠、サッシ枠など
の種類の異なる造作枠材が得られ、又枠材の見込幅も自
由に変更できることを見出し、本発明に係る見込幅可変
の住宅用造作枠材を完成させたものである。
【0007】すなわち、本発明においては、上述の目的
を達成するため、一端面が取付面に、他端面が建材接合
面として用いられる芯材と、この芯材の両側部にそれぞ
れ取り付けられる一対の枠縁材と、この一対の枠縁材の
間に介在される戸当り部材とを含んでなるものであっ
て、上記芯材の取付面に一対の戸当り取付溝を、該芯材
の両側面には枠縁材固定溝をそれぞれ設け、上記各枠縁
材を断面ほぼL字形に成形してその長辺部の内面を該芯
材の取付面に重なる芯材接合面とし、該各枠縁材の短辺
部の自由端部側を該芯材の側面に隙間を介し対向する膨
出部に成形するとともに、この膨出部の最端部を上記建
材接合面の側部に接触するしゃくり部に屈曲成形してこ
のしゃくり部と該枠縁材の長辺部との間に該芯材を挟
み、該各枠縁材の短辺部内面の非自由端部側には上記枠
縁材固定溝に挿入されるほぼ蟻首構造の芯材挿着部を突
出成形し、上記戸当り部材を断面ほぼU字形に成形して
その両自由端部を上記一対の戸当り取付溝に挿入される
ほぼ蟻首構造の戸当り挿着部に成形し、上記戸当り部材
の側面には断面ほぼ半円弧形で扉接触用のゴム弾性体を
成形したことを特徴としている。
を達成するため、一端面が取付面に、他端面が建材接合
面として用いられる芯材と、この芯材の両側部にそれぞ
れ取り付けられる一対の枠縁材と、この一対の枠縁材の
間に介在される戸当り部材とを含んでなるものであっ
て、上記芯材の取付面に一対の戸当り取付溝を、該芯材
の両側面には枠縁材固定溝をそれぞれ設け、上記各枠縁
材を断面ほぼL字形に成形してその長辺部の内面を該芯
材の取付面に重なる芯材接合面とし、該各枠縁材の短辺
部の自由端部側を該芯材の側面に隙間を介し対向する膨
出部に成形するとともに、この膨出部の最端部を上記建
材接合面の側部に接触するしゃくり部に屈曲成形してこ
のしゃくり部と該枠縁材の長辺部との間に該芯材を挟
み、該各枠縁材の短辺部内面の非自由端部側には上記枠
縁材固定溝に挿入されるほぼ蟻首構造の芯材挿着部を突
出成形し、上記戸当り部材を断面ほぼU字形に成形して
その両自由端部を上記一対の戸当り取付溝に挿入される
ほぼ蟻首構造の戸当り挿着部に成形し、上記戸当り部材
の側面には断面ほぼ半円弧形で扉接触用のゴム弾性体を
成形したことを特徴としている。
【0008】本発明によれば、芯材に枠縁材を取り付け
る際、各芯材挿着部の差し込み深さを適宜調整すれば、
見込幅を調節することが可能となる。また、各枠縁材の
短辺部が芯材の側面に隙間を介し対向する膨出部に形成
されているので、隙間に工具や指などを入れて作業の際
の調節をすることができる。
る際、各芯材挿着部の差し込み深さを適宜調整すれば、
見込幅を調節することが可能となる。また、各枠縁材の
短辺部が芯材の側面に隙間を介し対向する膨出部に形成
されているので、隙間に工具や指などを入れて作業の際
の調節をすることができる。
【0009】
【実施例】以下、図面を参照して本発明の実施例を説明
する。本実施例における見込幅可変の住宅用造作枠材
は、図1などに示すように、芯材Bと、この芯材Bの両
側部にそれぞれ取り付けられる一対の枠縁材Aと、この
一対の枠縁材Aの間に介在挟持される戸当り部材Cとを
備えている。
する。本実施例における見込幅可変の住宅用造作枠材
は、図1などに示すように、芯材Bと、この芯材Bの両
側部にそれぞれ取り付けられる一対の枠縁材Aと、この
一対の枠縁材Aの間に介在挟持される戸当り部材Cとを
備えている。
【0010】芯材Bは、図1や図3に示すように、木
材、ベニヤ板、きめ細かいパーチクルボード、きめ細か
いパーチクルボードとベニヤ板とをサンドイッチしたも
の、又はベニヤ板を木目方向にサンドイッチしたものな
どからなり、断面矩形に形成されている。芯材Bは、そ
の一端面である前面(図1の上方)が取付面に、他端面
が建材接合面7としてそれぞれ利用される。この芯材B
の取付面には一対の戸当り取付溝6が間隔をおいて開け
られ、芯材Bの両側面には単一の枠縁材固定溝4,5が
それぞれ開け設けられている。これら戸当り取付溝6と
枠縁材固定溝4,5とは、それぞれ図1の奥方向に連続
して伸びている。
材、ベニヤ板、きめ細かいパーチクルボード、きめ細か
いパーチクルボードとベニヤ板とをサンドイッチしたも
の、又はベニヤ板を木目方向にサンドイッチしたものな
どからなり、断面矩形に形成されている。芯材Bは、そ
の一端面である前面(図1の上方)が取付面に、他端面
が建材接合面7としてそれぞれ利用される。この芯材B
の取付面には一対の戸当り取付溝6が間隔をおいて開け
られ、芯材Bの両側面には単一の枠縁材固定溝4,5が
それぞれ開け設けられている。これら戸当り取付溝6と
枠縁材固定溝4,5とは、それぞれ図1の奥方向に連続
して伸びている。
【0011】各枠縁材Aは、図2に示すように、金属、
塩化ビニル樹脂、又はポリオレヒィン樹脂などを用いて
断面ほぼL字形に押出成形される。この各枠縁材Aは、
成形時に安定剤や着色剤などの添加剤が配合され、美観
的に遜色のない優れた製品に成形される。また、各枠縁
材Aは、0.5〜10mm程度の厚みに成形され、必要
な長さに適宜切断して利用される。また、各枠縁材Aの
長辺部の内面は、芯材Bの前面に密着して重なる芯材接
合面1として利用される。
塩化ビニル樹脂、又はポリオレヒィン樹脂などを用いて
断面ほぼL字形に押出成形される。この各枠縁材Aは、
成形時に安定剤や着色剤などの添加剤が配合され、美観
的に遜色のない優れた製品に成形される。また、各枠縁
材Aは、0.5〜10mm程度の厚みに成形され、必要
な長さに適宜切断して利用される。また、各枠縁材Aの
長辺部の内面は、芯材Bの前面に密着して重なる芯材接
合面1として利用される。
【0012】各枠縁材Aの短辺部は、自由端部側(図1
の下方)と非自由端部側(図1の上方)とに分けられ、
自由端部側が芯材Bの側面に隙間Sを介し対向する膨出
部30に湾曲成形されており、この膨出部30の最端部
が建材接合面7の側部に接触する鉤爪形のしゃくり部3
に屈曲成形されている。したがって、このしゃくり部3
は、枠縁材Aの長辺部との間に芯材Bを挟持する。これ
に対し、各枠縁材Aの短辺部内面の非自由端部側にはほ
ぼ蟻首構造の芯材挿着部2が一体的に突出成形され、こ
の芯材挿着部2が枠縁材固定溝4,5に着脱自在に挿入
されるようになっている。
の下方)と非自由端部側(図1の上方)とに分けられ、
自由端部側が芯材Bの側面に隙間Sを介し対向する膨出
部30に湾曲成形されており、この膨出部30の最端部
が建材接合面7の側部に接触する鉤爪形のしゃくり部3
に屈曲成形されている。したがって、このしゃくり部3
は、枠縁材Aの長辺部との間に芯材Bを挟持する。これ
に対し、各枠縁材Aの短辺部内面の非自由端部側にはほ
ぼ蟻首構造の芯材挿着部2が一体的に突出成形され、こ
の芯材挿着部2が枠縁材固定溝4,5に着脱自在に挿入
されるようになっている。
【0013】さらに、戸当り部材Cは、扉当り部材、違
戸当り部材、鴨居、又は敷居のレール部材などからな
り、図3に示すように、少々変形した断面ほぼU字形に
押出成形されている。この戸当り部材Cの両自由端部
は、ほぼ蟻首構造の戸当り挿着部9に成形され、この一
対の戸当り挿着部9が一対の戸当り取付溝6に着脱自在
に挿入される。また、戸当り部材Cの一側面には断面ほ
ぼ半円弧形のゴム弾性体8が設けられ、このゴム弾性体
8が扉Gに接触して緩衝するよう作用する(図3参
照)。
戸当り部材、鴨居、又は敷居のレール部材などからな
り、図3に示すように、少々変形した断面ほぼU字形に
押出成形されている。この戸当り部材Cの両自由端部
は、ほぼ蟻首構造の戸当り挿着部9に成形され、この一
対の戸当り挿着部9が一対の戸当り取付溝6に着脱自在
に挿入される。また、戸当り部材Cの一側面には断面ほ
ぼ半円弧形のゴム弾性体8が設けられ、このゴム弾性体
8が扉Gに接触して緩衝するよう作用する(図3参
照)。
【0014】上記構成において、上記各部品を組み合わ
せるには、図3に示すように、芯材Bの一対の戸当り取
付溝6に戸当り部材Cの戸当り挿着部9をそれぞれ差し
込み、芯材Bを一対の枠縁材Aで接着被覆し、各枠縁材
固定溝4,5に芯材挿着部2を差し込めば良い。この各
芯材挿着部2を差し込む際、各芯材挿着部2の挿入度を
適宜調整すれば、図1に示す見込幅Wを現場できわめて
容易に調節することが可能となる。なお、図3のIは壁
材である。
せるには、図3に示すように、芯材Bの一対の戸当り取
付溝6に戸当り部材Cの戸当り挿着部9をそれぞれ差し
込み、芯材Bを一対の枠縁材Aで接着被覆し、各枠縁材
固定溝4,5に芯材挿着部2を差し込めば良い。この各
芯材挿着部2を差し込む際、各芯材挿着部2の挿入度を
適宜調整すれば、図1に示す見込幅Wを現場できわめて
容易に調節することが可能となる。なお、図3のIは壁
材である。
【0015】また、芯材挿着部2と戸当り挿着部9とが
それぞれ蟻首構造に形成されているので、簡易な構成で
抜けにくくすることが可能となる。また、各枠縁材Aの
短辺部の自由端部側が芯材Bの側面に隙間Sを介し対向
する膨出部30に湾曲成形されているので、作業の際、
隙間Sに道具や指を入れることができ、微調整作業の作
業性の向上が期待できる。また、ゴム弾性体8が角のな
い半円弧形に成形されているので、扉Gに強く接触して
も扉Gを傷つけることがない。さらに、足をぶつけても
角で足を痛めることがない。
それぞれ蟻首構造に形成されているので、簡易な構成で
抜けにくくすることが可能となる。また、各枠縁材Aの
短辺部の自由端部側が芯材Bの側面に隙間Sを介し対向
する膨出部30に湾曲成形されているので、作業の際、
隙間Sに道具や指を入れることができ、微調整作業の作
業性の向上が期待できる。また、ゴム弾性体8が角のな
い半円弧形に成形されているので、扉Gに強く接触して
も扉Gを傷つけることがない。さらに、足をぶつけても
角で足を痛めることがない。
【0016】
【発明の効果】以上のように本発明によれば、一端面が
取付面に、他端面が建材接合面として用いられる芯材
と、この芯材の両側部にそれぞれ取り付けられる一対の
枠縁材と、この一対の枠縁材の間に介在される戸当り部
材とを含み、上記芯材の取付面に一対の戸当り取付溝
を、該芯材の両側面には枠縁材固定溝をそれぞれ設け、
上記各枠縁材を断面ほぼL字形に成形してその長辺部の
内面を該芯材の取付面に重なる芯材接合面とし、該各枠
縁材の短辺部の自由端部側を該芯材の側面に隙間を介し
対向する膨出部に成形するとともに、この膨出部の最端
部を上記建材接合面の側部に接触するしゃくり部に屈曲
成形してこのしゃくり部と該枠縁材の長辺部との間に該
芯材を挟み、該各枠縁材の短辺部内面の非自由端部側に
は上記枠縁材固定溝に挿入されるほぼ蟻首構造の芯材挿
着部を突出成形し、上記戸当り部材を断面ほぼU字形に
成形してその両自由端部を上記一対の戸当り取付溝に挿
入されるほぼ蟻首構造の戸当り挿着部に成形し、上記戸
当り部材の側面には断面ほぼ半円弧形で扉接触用のゴム
弾性体を成形しているので、各種の造作枠材の総合的な
製作工程の合理化が可能となる。
取付面に、他端面が建材接合面として用いられる芯材
と、この芯材の両側部にそれぞれ取り付けられる一対の
枠縁材と、この一対の枠縁材の間に介在される戸当り部
材とを含み、上記芯材の取付面に一対の戸当り取付溝
を、該芯材の両側面には枠縁材固定溝をそれぞれ設け、
上記各枠縁材を断面ほぼL字形に成形してその長辺部の
内面を該芯材の取付面に重なる芯材接合面とし、該各枠
縁材の短辺部の自由端部側を該芯材の側面に隙間を介し
対向する膨出部に成形するとともに、この膨出部の最端
部を上記建材接合面の側部に接触するしゃくり部に屈曲
成形してこのしゃくり部と該枠縁材の長辺部との間に該
芯材を挟み、該各枠縁材の短辺部内面の非自由端部側に
は上記枠縁材固定溝に挿入されるほぼ蟻首構造の芯材挿
着部を突出成形し、上記戸当り部材を断面ほぼU字形に
成形してその両自由端部を上記一対の戸当り取付溝に挿
入されるほぼ蟻首構造の戸当り挿着部に成形し、上記戸
当り部材の側面には断面ほぼ半円弧形で扉接触用のゴム
弾性体を成形しているので、各種の造作枠材の総合的な
製作工程の合理化が可能となる。
【0017】また、見込幅を容易に変更することができ
るという効果がある。また、各枠縁材の短辺部の自由端
部側が芯材の側面に隙間を介し対向する膨出部に形成さ
れているので、隙間に指などを入れることができ、作業
性や取り扱い性の向上が期待できる。さらに、ゴム弾性
体が角のない半円弧形に成形されているので、扉などに
接触しても扉などの損傷を招くことがない。
るという効果がある。また、各枠縁材の短辺部の自由端
部側が芯材の側面に隙間を介し対向する膨出部に形成さ
れているので、隙間に指などを入れることができ、作業
性や取り扱い性の向上が期待できる。さらに、ゴム弾性
体が角のない半円弧形に成形されているので、扉などに
接触しても扉などの損傷を招くことがない。
【図1】本発明に係る見込幅可変の住宅用造作枠材の実
施例を示す断面説明図である。
施例を示す断面説明図である。
【図2】本発明に係る見込幅可変の住宅用造作枠材の実
施例における枠縁材を示す斜視図である。
施例における枠縁材を示す斜視図である。
【図3】本発明に係る見込幅可変の住宅用造作枠材の実
施例における三方枠の納り図である。
施例における三方枠の納り図である。
1 芯材接合面 2 芯材挿着部 3 しゃくり部 4 枠縁材固定溝 5 枠縁材固定溝 6 戸当り取付溝 7 建材接合面 8 ゴム弾性体 9 戸当り挿着部 30 膨出部 A 枠縁材 B 芯材 C 戸当り部材 D 住宅用造作枠材 G 扉 I 壁材 S 隙間
Claims (1)
- 【請求項1】 一端面が取付面に、他端面が建材接合面
として用いられる芯材と、この芯材の両側部にそれぞれ
取り付けられる一対の枠縁材と、この一対の枠縁材の間
に介在される戸当り部材とを含んでなる住宅用造作枠材
であって、 上記芯材の取付面に一対の戸当り取付溝を、該芯材の両
側面には枠縁材固定溝をそれぞれ設け、 上記各枠縁材を断面ほぼL字形に成形してその長辺部の
内面を該芯材の取付面に重なる芯材接合面とし、該各枠
縁材の短辺部の自由端部側を該芯材の側面に隙間を介し
対向する膨出部に成形するとともに、この膨出部の最端
部を上記建材接合面の側部に接触するしゃくり部に屈曲
成形してこのしゃくり部と該枠縁材の長辺部との間に該
芯材を挟み、該各枠縁材の短辺部内面の非自由端部側に
は上記枠縁材固定溝に挿入されるほぼ蟻首構造の芯材挿
着部を突出成形し、 上記戸当り部材を断面ほぼU字形に成形してその両自由
端部を上記一対の戸当り取付溝に挿入されるほぼ蟻首構
造の戸当り挿着部に成形し、上記戸当り部材の側面には
断面ほぼ半円弧形で扉接触用のゴム弾性体を成形したこ
とを特徴とする見込幅可変の住宅用造作枠材。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2411694A JP2880805B2 (ja) | 1990-12-19 | 1990-12-19 | 見込幅可変の住宅用造作枠材 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2411694A JP2880805B2 (ja) | 1990-12-19 | 1990-12-19 | 見込幅可変の住宅用造作枠材 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH04216793A JPH04216793A (ja) | 1992-08-06 |
JP2880805B2 true JP2880805B2 (ja) | 1999-04-12 |
Family
ID=18520650
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2411694A Expired - Fee Related JP2880805B2 (ja) | 1990-12-19 | 1990-12-19 | 見込幅可変の住宅用造作枠材 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2880805B2 (ja) |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP3500113B2 (ja) | 2000-07-21 | 2004-02-23 | 株式会社フォリス | 開き式ドア構造 |
Family Cites Families (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5029431U (ja) * | 1973-07-09 | 1975-04-03 | ||
JPS5821427Y2 (ja) * | 1978-07-20 | 1983-05-06 | 三洋電機株式会社 | 包装箱の手提げ装置 |
JPS60152788U (ja) * | 1984-03-22 | 1985-10-11 | 山根 悟 | 合成樹脂製敷居カバ− |
JPH0440385Y2 (ja) * | 1986-09-03 | 1992-09-22 | ||
JPH02137487U (ja) * | 1988-11-25 | 1990-11-16 |
-
1990
- 1990-12-19 JP JP2411694A patent/JP2880805B2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH04216793A (ja) | 1992-08-06 |
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