JP2693622B2 - エレベータドア装置 - Google Patents

エレベータドア装置

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JP2693622B2
JP2693622B2 JP2115785A JP11578590A JP2693622B2 JP 2693622 B2 JP2693622 B2 JP 2693622B2 JP 2115785 A JP2115785 A JP 2115785A JP 11578590 A JP11578590 A JP 11578590A JP 2693622 B2 JP2693622 B2 JP 2693622B2
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Japan
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contact
door
doors
cushion
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正好 金井
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Toshiba Corp
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Description

【発明の詳細な説明】 〔発明の目的〕 (産業上の利用分野) 本発明は、エレベータドア装置に係り、特に中央開き
式ドアのクッションに関するものである。
(従来の技術) 周知のようにエレベータの中央開き式ドアは、左右ド
アの戸当り部にクッションを設けている。第5図は、こ
のクッションの従来例を示したものである。
エレベータの出入口は、左右と上部の三方からなる枠
(第1図に符号1で示す)と左右のドア2,3で構成され
ており、ドア2,3の先端側戸当り部には、それぞれクッ
ション4,5がドア2,3のほぼ全長に亘り設けられている。
このクッション4,5は、一般に鋼板で製作されたドア
2,3が閉じる際の衝撃を緩和し、衝突音すなわち騒音を
防止するために設けられたものである。ここで、クッシ
ョン4は、軟質ゴム材の接触部6と硬質ゴム材の支持部
7を一体成形したものである。同様にクッション5は、
軟質ゴム材の接触部8と硬質ゴム材の支持部9を一体成
形したものである。
尚、昭和56年建設省告示第1111号により、クッション
4,5のドア2,3からの突出量Sa,Sbは1ミリメートル以下
に規定されている。
(発明が解決しようとする課題) 以上の構成において、ドア2,3が閉じる際の衝撃を緩
和するのに作用するのは、クッション4,5の接触部6,8の
突出部6a,8aである。しかしながら、この部分の厚さは
1ミリメートル以下にしなければならず、突出部6a,8a
の弾性のみでは厚さが薄いため、十分な衝撃緩和作用を
得ることができなかった。
このため、ドア2,3が閉じる際の衝撃は、ドア2,3に伝
わり衝突音が発生し、付近にいる乗客等に不快感を与え
ていた。
本発明は、上記の点に鑑みなされたものであり、その
目的とするところは、ドアが閉じる際の衝撃を十分に緩
和し、衝突音を発生することのないエレベータ装置を提
供することにある。
〔発明の構成〕
(課題を解決するための手段) 本発明は、中央開きとした一対のドアを備え、それぞ
れのドアの先端戸当り部にクッションを設けると共に、
このクッションの対向部に軟質の弾性材から形成された
接触部を設けたエレベータドア装置において、前記接触
部は中空部を有し、かつ少なくとも一方の前記接触部の
接触面に段差を設けて複数の接触面を形成し、戸閉時に
これら接触面を他方の接触部の接触面に対して複数段階
に分けて接触させるようにしたものである。
(作用) ドアを閉じる際、一方のクッションの段差を設けた接
触面の突出した側と他方のクッションの接触面が対向す
る側がまず接触し、さらにドアが閉じると相互のクッシ
ョンの軟質の弾性材からなる接触部が変形してドアの速
度を減速させ、閉じ終る際には段差を設けた接触面の引
込んだ側と他方のクッションの接触面の対向する側を接
触させ、閉じる際の衝撃を緩和することにより衝突音の
発生を防止する。
(実施例) 以下、本発明の一実施例を図面を参照して説明する。
第1図は、本発明の一実施例を示す正面図であり、第2
図は、第1図のA−A断面図である。ただし、第2図
は、説明の都合上ドアが閉じる途中の状態を示してい
る。
第1図に於て、1は枠、2,3は左右のドアで、この左
右のドア2,3の先端側戸当り部には、それぞれクッショ
ン10,11がドア2,3のほぼ全長に亘り設けられている。
このクッション10は、軟質ゴム材からなる接触部12と
硬質ゴム材からなる支持部13を一体成形で製作したもの
である。ここで、接触部12は、中空部12aを有し、前面
側に接触面12b,円弧状の突出部12c,接触面12dが設けら
れ、後面側12eは支持部13と一体になり、正面側にはド
ア2の折曲げ部に接触する突出部12fが設けられ、背面
側には円弧状部12gが設けられている。支持部13は、上
記した従来の支持部7と同様の形状である。
又、クッション11は、軟質ゴム材からなる接触部14と
硬質ゴム材からなる支持部15を一体成形で製作したもの
である。ここで、接触部14は、中空部14aを有し、前面
側に接触面14b,U状の凹部14c,接触面14dが設けられ、後
面側14eは支持部15と一体になり、正面側にはドア3の
折曲部に接触する突出部14fが設けられ、背面側には円
弧状部14gが設けられている。支持部15は、上記した従
来の支持部8と同様の形状である。
しかして、上記したクッション10の接触部12の接触面
12bと12dには段差Dを設ける。この段差Dは、ドア2と
反対側の接触面12bを接触面12dに対し突出側とすること
が望ましい。又、この段差Dは、ドア2,3を閉じ終った
際、突出部12c,14cが浮き上がらないようにするため、
大きくしないことが必要である。。尚、クッション11の
接触部14の接触面14bと14dには段差を設けない。
次に、以上のように構成された実施例の作用を説明す
る。ドア2,3を閉じると、第3図に示すようにまず接触
部12の接触面12bと接触部14の接触面14bが接触する。こ
のとき、接触面12dと14dはまだ接触していない。さらに
ドア2,3が閉じられていくと、円弧状部12g,14gが変形し
ていき、これに伴ってドア2,3も減速していく。そして
ドア2,3が閉じ終る際には、第4図に示すように円弧状
部12g,14gの変形が大きくなり、接触面12dと14dが接触
する。以上の過程において、円弧状部12g,14gの変形
は、接触部12,14に中空部12a,14aが設けられているから
容易となる。
従って、以上のように構成することにより、ドア2,3
が閉じ終る直前には、クッション10,11のそれぞれの円
弧状部12g,14gを変形によってドア2,3の閉じる速度を減
速させ、そして閉じ終る際には突出部12f,14fを接触さ
せる。このため、ドア2,3は減速されてから突出部12fと
14fが当たり閉じ終るので、円弧状部12gと14gの変形と
突出部12fと14fの弾性により、閉じる際の衝撃音を大幅
に緩和することができ、衝突音の発生を防止することが
できる。
尚、上記した実施例は、クッション10の接触面12bと1
2dに段差を設けたが、クッション11の接触面14bと14dに
も段差を設けるようにしてもよい。又、クッション10,1
1の支持部12,14は、硬質ゴム材以外に金属材を用いても
よい。
〔発明の効果〕
以上説明したように本発明によれば、ドアを閉じる際
の衝撃を緩和し、衝突音の発生を防止して付近の乗客等
に不快感を与えないようにしたエレベータドア装置を提
供することができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の一実施例を示す正面図、第2図は第1
図のA−A断面図、第3図は本発明の一実施例の作用を
示す説明図、第4図は第3図の異なる本発明の一実施例
の作用を示す説明図、第5図は従来のエレベータドア装
置の要部を示す断面図である。 2,3…ドア、10,11…クッション 12,14…接触部、13,15…支持部 12a,14a…中空部、12b,12d,14b,14d…接触面 12f,14f…突出部

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】中央開きとした一対のドアを備え、それぞ
    れのドアの先端戸当り部にクッションを設けると共に、
    このクッションの対向部に軟質の弾性材から形成された
    接触部を設けたエレベータドア装置において、前記接触
    部は中空部を有し、かつ少なくとも一方の前記接触部の
    接触面に段差を設けて複数の接触面を形成し、戸閉時に
    これら接触面を他方の接触部の接触面に対して複数段階
    に分けて接触させるようにしたことを特徴とするエレベ
    ータのドア装置。
JP2115785A 1990-05-07 1990-05-07 エレベータドア装置 Expired - Lifetime JP2693622B2 (ja)

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JPH0412986A JPH0412986A (ja) 1992-01-17
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