JP3397636B2 - 脱穀排ワラ処理装置の操作構造 - Google Patents

脱穀排ワラ処理装置の操作構造

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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、脱穀排ワラを細断
放出経路に供給する第1取付け姿勢と、長ワラ放出経路
に供給する第2取付け姿勢とに揺動切り換え自在な供給
切換え体を備える脱穀排ワラ処理装置の操作構造に関す
る。
【0002】
【従来の技術】上記排ワラ処理装置の操作構造として、
従来、たとえば実開昭60‐46852号公報に示され
るように、供給切換え体の回転支軸に押し引きロッドな
どで成る連動機構を介して操作レバーを連動させ、この
操作レバーによって供給切換え体を第1取付け姿勢や第
2取付け姿勢に切り換え操作し、操作レバーをレバーガ
イドが備える切欠きに入り込ませてロックすることによ
り、供給切換え体を第1取付け姿勢や第2取付け姿勢に
保持するようになったものがあった。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】従来の操作構造の場
合、操作レバーを供給切換え体に連動させる連動機構と
か、操作レバーに作用するロック機構とかのために操作
構造が複雑になっていた。また、操作レバーを操作でき
るようにロック部としての切欠きから外したり、供給切
換え体を第1取付け姿勢とか第2取付け姿勢に保持でき
るように操作レバーを切欠きに掛けたりする煩わしい操
作が必要になっていた。本発明の目的は、構造面でも操
作面でも比較的簡単な操作構造を提供することにある。
【0004】
【課題を解決するための手段】請求項1による発明の構
成、作用、効果はつぎのとおりである。
【0005】 〔構成〕 脱穀排ワラを細断放出経路に供給する第1取付け姿勢
と、長ワラ放出経路に供給する第2取付け姿勢とに揺動
切り換え自在な供給切換え体を備える脱穀排ワラ処理装
置の操作構造において、前記第1取付け姿勢で供給切換
え体をその板面が上下方向に沿う姿勢に維持し、又、前
記第2取付け姿勢で供給切換え体を排ワラ搬送方向上手
側が上位となる傾斜姿勢に維持すべく構成し、前記供給
切換え体を支持する回転支軸から一体回転自在に延出す
る操作レバーと、前記回転支軸に一体回転自在に支持さ
れるスプリング反転部材の遊端側のスプリング支持点と
カッターケース側のスプリング支持点とに亘って連結す
るスプリングとを備えるとともに、前記操作レバーによ
る回転支軸の回転操作によって供給切換え体を前記第1
取付け姿勢と前記第2取付け姿勢とに切り換え操作する
ように構成し、供給切換え体が前記第1取付け姿勢に操
作された際には、スプリングが供給切換え体を第1取付
け姿勢に付勢する回転方向に前記回転支軸を回転付勢
し、供給切換え体が前記第2取付け姿勢に操作された際
には、スプリングが供給切換え体を第2取付け姿勢に付
勢する回転方向に前記回転支軸を回転付勢するように構
し、 前記第2取付け姿勢での前記スプリングの付勢力
は第1取付け姿勢でのスプリングの付勢力よりも大とな
るように、又、第2取付け姿勢でのカッターケース側
スプリング支持点と回転支軸の軸芯を結ぶ線分と、回転
支軸の軸芯とスプリング反転部材の遊端部のスプリング
支持点を結ぶ線分との成す角は第1取付け姿勢でのカッ
ターケース側のスプリング支持点と回転支軸の軸芯を結
ぶ線分と、回転支軸の軸芯とスプリング反転部材の遊端
側のスプリング支持点を結ぶ線分との成す角よりも小さ
い鋭角となるように設定してあり、更に第2取付け姿勢
での前記回転支軸の軸芯とスプリング反転部材の遊端側
のスプリング支持点を結ぶ線分とスプリングの前記両支
持点を結ぶ線分との成す角は第1取付け姿勢での前記回
転支軸の軸芯とスプリング反転部材の遊端側のスプリン
グ支持点を結ぶ線分とスプリングの前記両支持点を結ぶ
線分との成す角より大きい鈍角となるように設定してあ
る。
【0006】〔作用〕 操作レバーによって回転支軸を直接に回転操作して供給
切換え体を第1取付け姿勢や第2取付け姿勢に切り換え
操作する。回転支軸が回転するに伴ってスプリング反転
部材の作用でスプリングによる回転支軸の付勢方向が反
転し、供給切換え体が第1取付け姿勢と第2取付け姿勢
のいずれになった際にも、スプリングによる回転支軸を
介しての付勢作用によってその取付け姿勢に保持され
る。これにより、操作レバーが回転支軸に直接連結し、
回転支軸に支持されるスプリング反転部材に付勢用スプ
リングを連結するだけで、かつ、操作レバーを回転支軸
の軸芯まわりで揺動操作するだけで供給切換え体を第1
取付け姿勢に保持したり、第2取付け姿勢に保持したり
できる。
【0007】 〔効果〕 従来のように操作レバーをロック部に掛けたり、ロック
部から外したりする手間を掛けなくとも、操作レバーを
単に揺動操作するだけで供給切換え体を第1取付け姿勢
や第2取付け姿勢に切り換えるとともにその姿勢に保持
することができ、操作簡単に排ワラ処理の切り換えがで
きるようになった。しかも、操作レバーを回転支軸に直
接連結し、回転支軸が支持するスプリング反転部材に付
勢用スプリングを連結するだけの簡単な構造で済み、経
済面などで有利に得られる。
【0008】請求項2による発明の構成、作用、効果は
つぎのとおりである。
【0009】 〔構成〕 請求項1による発明の構成において、前記スプリングが
つる巻きばねである。
【0010】〔作用〕 付勢用スプリングをつる巻きばねで成るコンパクトなス
プリングにしながら供給切換え体を各取付け姿勢に保持
できる。
【0011】 〔効果〕 付勢用スプリングをコンパクト化して小さな収容スペー
ス内に配置し、処理装置全体のコンパクト化を図ること
ができる。
【0012】請求項3による発明の構成、作用、効果は
つぎのとおりである。
【0013】 〔構成〕 請求項1又は2による発明の構成において、前記回転支
軸を形成する部材の一端側部分を回転支軸形成部分に対
して交差する方向に折れ曲げ成形することによって、前
記操作レバーを作成してある。
【0014】〔作用〕 操作レバーと回転支軸とを一挙に簡素に作成しながら操
作レバーを回転支軸から延出させられる。
【0015】 〔効果〕 操作レバーと回転支軸とを一挙に簡素に作成してシンプ
ルな操作構造を経済面で有利に得られる。
【0016】
【発明の実施の形態】図1および図3に示すように、回
動駆動される扱胴1を有する扱室2、この扱室2に刈取
り穀稈の穂先側を供給する脱穀フィードチェーン3など
を備える脱穀装置の後部に排ワラ細断装置10を連結す
るとともに、脱穀フィードチェーン3が扱室2から搬出
する脱穀排ワラを排ワラ搬送装置4によって機体後方側
に搬送するように構成して、コンバイの脱穀排ワラ処理
装置を構成してある。この排ワラ処理装置は、脱穀排ワ
ラを細断して圃場に放出したり、長ワラ状態のままで圃
場に放出したりするものであり、詳しくは次の如く構成
してある。
【0017】脱穀フィードチェーン3からの脱穀排ワラ
の株元側を穀稈挟持搬送突起が備えられている無端回動
チェーン5と搬送ガイド杆6とによって受け継いで機体
後方側に挟持搬送する株元側挟持搬送装置7aと、脱穀
フィードチェーン3からの脱穀排ワラの穂先側を穀稈係
止搬送爪が備えられている無端回動チェーンによって受
け継いで株元側挟持搬送装置7aと平行に機体後方側に
係止搬送する穂先側係止搬送装置7bとにより、前記排
ワラ搬送装置4を構成してある。図1に示すように、株
元側挟持搬送装置7aの前記搬送ガイド杆6の搬送終端
側に位置する終端側ガイド杆部分6aを搬送始端側に位
置する始端側ガイド杆部分6bに対して摺動操作するこ
とによって搬送ガイド杆6を伸縮調節でき、短縮側に調
節すると、排ワラ搬送装置4は搬送排ワラを排ワラ細断
装置10の上方近くまで搬送してから搬送を解除し、伸
長側に調節すると、排ワラ搬送装置4は搬送排ワラを排
ワラ細断装置10の上方を通過させ、脱穀装置の機体部
分などで成る排ワラカバー8の後端側に位置する排出口
9まで搬送してから搬送を解除するように構成してあ
る。
【0018】排ワラ細断装置10のカッタケース11の
後端側の上部に供給切換え体12を機体横向きの軸芯X
まわりで揺動するように支持させるとともに、この供給
切換え体12は、前記軸芯Xまわりで揺動操作すること
により、排ワラ細断装置10の排ワラ受入れ口13と、
排ワラカバー8の前記排出口9とを開閉するように形成
してある。これにより、図1に示すように、供給切換え
体12をその板面が上 下方向に沿う姿勢で前記排出口9
を閉じる第1取付け姿勢にすると、この取付け姿勢にな
った供給切換え体12は、前記排ワラ受入れ口13を開
放し、排ワラ搬送装置4からの脱穀排ワラを排ワラ受入
れ口13に落下させ、排ワラ細断装置10のカッタケー
ス11が形成する細断放出経路L1に供給する。この細
断放出経路L1は、供給される脱穀排ワラの稈身に平行
な2本の駆動回動自在なカッター軸14,15を備え、
排ワラ受入れ口13からの脱穀排ワラを各カッター軸1
4,15がその軸芯方向での複数箇所に一体回動自在に
備えている回転カッター14a,15aによって稈身方
向に細断し、細断ワラを回転カッター14a,15aの
下方の排出口から圃場に落下させる。そして、図2に示
すように、供給切換え体12を排ワラ搬送方向上手側が
上位となる傾斜姿勢で前記排ワラ受入れ口13を閉じる
第2取付け姿勢にすると、この取付け姿勢になった供給
切換え体12は、前記排出口9を開放し、排ワラ搬送装
置4からの脱穀排ワラを排出口9に落下させ、排ワラ細
断装置10のカッタケース11がその後方側に形成する
長ワラ放出経路L2に供給する。この長ワラ放出経路L
2は、脱穀排ワラを横倒れ姿勢のままで単に落下させる
ものであり、排出口9からの脱穀排ワラを長ワラ状態の
ままで圃場に落下させる。
【0019】つまり、脱穀排ワラを細断処理する際に
は、排ワラ搬送装置4の前記搬送ガイド杆6を短縮側に
調節するとともに、供給切換え体12を前記第1取付け
姿勢に切り換え操作する。すると、脱穀フィードチェー
ン3が脱穀排ワラを扱室2から搬出するに伴い、排ワラ
搬送装置4が脱穀フィードチェーン3からの脱穀排ワラ
を受け継いで機体後方側に排ワラ細断装置10の上方ま
で搬送して落下させる。排ワラ搬送装置から落下した脱
穀排ワラは、供給切換え体12による供給案内によって
排ワラ受入れ口13から細断放出経路L1に供給され、
回転カッター14a,15aによって細断されて圃場に
落下していく。
【0020】脱穀排ワラを長ワラ放出処理する際には、
排ワラ搬送装置4の前記搬送ガイド杆6を伸長側に調節
するとともに、供給切換え体12を前記第2取付け姿勢
に切り換え操作する。すると、脱穀フィードチェーン3
が脱穀排ワラを扱室2から搬出するに伴い、排ワラ搬送
装置4が脱穀フィードチェーン3からの脱穀排ワラを受
け継いで機体後方側に排ワラカバー8の後端部まで搬送
して排出する。排出された脱穀排ワラは、供給切換え体
12による供給案内によって排出口9から長ワラ放出経
路L2に供給され、横倒れ姿勢の長ワラ状態で圃場に落
下していく。
【0021】図4および図6に示すように、供給切換え
体12の一端側の取付け筒部12aを、前記カッタケー
ス11の両端側に固定の軸支部材18が前記軸芯Xまわ
りで回転可能に支持する回転支軸16に相対回転自在に
外嵌させるとともに、回転支軸16の両端側から一体回
転自在に延出する支持アーム17に供給切換え体12を
係脱自在に係止させるフックを有する連結機構19によ
って各支持アーム17と供給切換え体12とを連結する
ことにより、供給切換え体12を回転支軸16に一体回
転可能に支持させるとともにこの回転支軸16を介して
カッタケース11に揺動自在に支持させてある。回転支
軸16を形成する丸パイプ部材の一端側部分20を、回
転支軸形成部分に対して約90度の角度を有して交差す
る方向に折れ曲げ成形して、この一端側部分20によっ
て回転支軸16から一体回転自在に延出する操作レバー
を作成してある。回転支軸16の一端部から一体回転可
能に延出する揺動アームで成るスプリング反転部材21
の遊端側に付設の支持ピン22aと、カッタケース11
の横側壁部分の内面側に付設の支持ピン22bとにわた
って姿勢保持用スプリング23としてのつる巻きばねを
取り付けて、供給切換え体12を前記第1取付け姿勢と
第2取付け姿勢とに切り換え操作するとともに各取付け
姿勢に保持することを可能にしてある。
【0022】すなわち、操作レバー20を軸芯Xまわり
で揺動操作する。すると、回転支軸16が回転操作され
るために供給切換え体12が軸芯Xまわりで揺動する。
このとき、前記一対の支持アーム17,17の一方の支
持アーム17から延出する位置決めアーム24の先端側
がカッタケース11の横側壁部分に備えてある図4の如
きガイド溝25に沿って移動し、位置決めアーム24が
ガイド溝25の一端側の端部に達して溝内壁面に当接す
ると、供給切換え体12が前記第1取付け姿勢になり、
位置決めアーム24がガイド溝25の他端側の端部に達
して溝内壁面に当接すると、供給切換え体12が前記第
2取付け姿勢になる。
【0023】図5に示すように、回転支軸16が回転す
ると、スプリング反転部材21が軸芯Xまわりで揺動し
てスプリング23を支持ピン22bによる支持点のまわ
りで揺動するように移動させるため、スプリング23が
スプリング反転部材21を介して回転支軸16を回転付
勢する方向が回転支軸16の回転途中で図5(イ)に示
す方向と、図5(ロ)に示す方向とに反転する。これに
より、供給切換え体12が前記第1取付け姿勢に操作さ
れた際には、スプリング23が供給切換え体12を第1
取付け姿勢に付勢する回転方向に回転支軸16を回転付
勢し、供給切換え体12を第1取付け姿勢に保持する。
供給切換え体12が前記第2取付け姿勢に操作された際
には、スプリング23が供給切換え体12を第2取付け
姿勢に付勢する回転方向に回転支軸16を回転付勢し、
供給切換え体12を第2取付け姿勢に保持する。
【0024】図5(ロ)に示す第2取付け姿勢でのスプ
リング23の両支持ピン22a,22b間の距離は図5
(イ)に示す第1取付け姿勢でのスプリング23の両支
持ピン22a,22b間の距離よりも短く、このときの
スプリング23の圧縮力は第1取付け姿勢のときよりも
大きく支持ピンに対する押圧力は強くなっている。又、
図5(ロ)に示す第2取付け姿勢ではカッターケース1
1側の支持ピン22bによるスプリング支持点と回転支
軸16の軸芯を結ぶ線分と、回転支軸16の軸芯とスプ
リング反転部材21の遊端部に付設の支持ピン22aに
よるスプリング支持点を結ぶ線分との成す角θ1は図5
(イ)の第1取付け姿勢の場合の角θ2よりも小さな鋭
角で、図5(ロ)の第2取付け姿勢では回転支軸16の
軸芯とスプリング反転部材21のスプリング23の支持
ピン22aによるスプリング支持点を結ぶ線分とスプリ
ング23の両支持ピン22a,22bによる両支持点を
結ぶ線分との成す角は大きな鈍角となるように設定して
ある。これに対して図5(イ)の第1取付け姿勢では回
転支軸16の軸芯とスプリング反転部材21のスプリン
グ23の支持ピン22aによる支持点とを結ぶ線分とス
プリング23の両支持ピン22a,22bによる両支持
点を結ぶ線分との成す角は直角に近い角度と なるように
設定してある。前者の場合はスプリング23の圧縮力が
大きい割りにスプリング反転部材21に対して作用する
回転モーメントは小さく、しかもカッターケース11側
の支持ピン22bによる支持点と回転支軸16の軸芯を
結ぶ線分と回転支軸16の軸芯とスプリング反転部材2
1の支持ピン22aによる支持点を結ぶ線分との成す角
θ2は小さいので、供給切換え体12を少し持ち上げ操
作するだけで、スプリング23の作用力が反転して供給
切換え体12を持ち上げ方向の力が作用する。図5
(ロ)の第2取付け姿勢で供給切換え体12が排ワラ受
入れ口13を開放するほど起立姿勢となる傾斜姿勢にし
てあるので、第2取付け姿勢をスプリング力により維持
できながら、前述のようにスプリング23の圧縮力が大
きい割りにスプリング反転部材21に対して作用する回
転モーメントは小さく設定してあることと相俟って開放
させるのに大きな力を必要としないで第2取付け姿勢よ
り第1取付け姿勢に姿勢変更させることができる。
【0025】尚、図1〜3および図6に示す蓋体26
は、前記排ワラカバー8の横側壁の開口を開閉するもの
であり、脱穀排ワラを長ワラ状態で放出する際に前記横
側壁開口を穂先側が通過するように開放するものであ
る。
【0026】〔別実施形態〕 前記排ワラ細断装置10の後側に排ワラ結束装置とか、
排ワラドロッパーとかを付設し、供給切換え体12を第
2取付け姿勢に操作した際には、排ワラ搬送装置4から
の脱穀排ワラが排ワラ結束装置や排ワラドロッパーに供
給されて一定量ずつ結束処理されて、あるいは一定量ず
つに纏めて間欠的に結束長ワラ状態で圃場に放出される
ように排ワラ処理装置を構成する場合にも本発明は適用
できる。したがって、脱穀排ワラを結束するしないにか
からず長ワラ状態のままで放出するものを総称して長ワ
ラ放出経路と呼称する。
【図面の簡単な説明】
【図1】排ワラ処理装置の細断処理状態を示す断面図
【図2】排ワラ処理装置の長ワラ放出処理状態を示す断
面図
【図3】排ワラ処理装置の平面図
【図4】供給切換え体の斜視図
【図5】スプリングの付勢作用を示す説明図
【図6】排ワラ処理装置の斜視図
【符号の説明】
12 供給切換え体 16 回転支軸 20 操作レバー 21 スプリング反転部材 23 スプリング L1 細断放出経路 L2 長ワラ放出経路
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 実開 昭57−89437(JP,U) 実開 昭63−16939(JP,U) 実開 昭59−54379(JP,U) 実開 昭59−155282(JP,U) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) A01F 12/40 303

Claims (3)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 脱穀排ワラを細断放出経路(L1)に供
    給する第1取付け姿勢と、長ワラ放出経路(L2)に供
    給する第2取付け姿勢とに揺動切り換え自在な供給切換
    え体(12)を備える脱穀排ワラ処理装置の操作構造で
    あって、前記第1取付け姿勢で供給切換え体(12)をその板面
    が上下方向に沿う姿勢に維持し、又、前記第2取付け姿
    勢で供給切換え体(12)を排ワラ搬送方向上手側が上
    位となる傾斜姿勢に維持すべく構成し、 前記供給切換え体(12)を支持する回転支軸(16)
    から一体回転自在に延出する操作レバー(20)と、前
    記回転支軸(16)に一体回転自在に支持されるスプリ
    ング反転部材(21)の遊端側のスプリング支持点とカ
    ッターケース(11)側のスプリング支持点とに亘って
    連結するスプリング(23)とを備えるとともに、前記
    操作レバー(20)による回転支軸(16)の回転操作
    によって供給切換え体(12)を前記第1取付け姿勢と
    前記第2取付け姿勢とに切り換え操作するように構成
    し、供給切換え体(12)が前記第1取付け姿勢に操作
    された際には、スプリング(23)が供給切換え体(1
    2)を第1取付け姿勢に付勢する回転方向に前記回転支
    軸(16)を回転付勢し、供給切換え体(12)が前記
    第2取付け姿勢に操作された際には、スプリング(2
    3)が供給切換え体(12)を第2取付け姿勢に付勢す
    る回転方向に前記回転支軸(16)を回転付勢するよう
    に構成し、 前記第2取付け姿勢での前記スプリング(23)の付勢
    力は第1取付け姿勢でのスプリング(23)の付勢力よ
    りも大となるように、又、第2取付け姿勢でのカッター
    ケース(11)側のスプリング支持点と回転支軸(1
    6)の軸芯を結ぶ線分と、回転支軸(16)の軸芯とス
    プリング反転部材(21)の遊端部のスプリング支持点
    を結ぶ線分との成す角(θ1)は第1取付け姿勢でのカ
    ッターケース(11)側のスプリング支持点と回転支軸
    (16)の軸芯を結ぶ線分と、回転支軸(16)の軸芯
    とスプリング反転部材(21)の遊端側のスプリング支
    持点を結ぶ線分との成す角(θ2)よりも小さい鋭角と
    なるように設定してあり、更 に第2取付け姿勢での前記
    回転支軸(16)の軸芯とスプリング反転部材(21)
    の遊端側のスプリング支持点を結ぶ線分とスプリング
    (23)の前記両支持点を結ぶ線分との成す角は第1取
    付け姿勢での前記回転支軸(16)の軸芯とスプリング
    反転部材(21)の遊端側のスプリング支持点を結ぶ線
    分とスプリング(23)の前記両支持点を結ぶ線分との
    成す角より大きい鈍角となるように設定 してある脱穀排
    ワラ処理装置の操作構造。
  2. 【請求項2】 前記スプリング(23)がつる巻きばね
    である請求項1記載の脱穀排ワラ処理装置の操作構造。
  3. 【請求項3】 前記回転支軸(16)を形成する部材の
    一端側部分を回転支軸形成部分に対して交差する方向に
    折れ曲げ成形することによって、前記操作レバー(2
    0)を作成してある請求項1又は2記載の脱穀排ワラ処
    理装置の操作構造。
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