JP3330396B2 - 茎稈結束機におけるプラットホ−ム開閉構造 - Google Patents

茎稈結束機におけるプラットホ−ム開閉構造

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Iseki and Co Ltd
Yamamoto Manufacturing Co Ltd
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、茎稈結束機における結
節部のプラットホ−ム開閉構造に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、結束通路を挾んで、上方にニ−ド
ルを下方にビルや紐ホルダ−等からなる結節機構を配設
してなる茎稈結束機において、結節機構のメンテナンス
容易化を図るため、この結節機構を覆うプラットホ−ム
を揺動開閉自在に構成したものは、例えば、実開平1−
125030号公報によって知られている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】かかる従来構造のもの
では、プラットホ−ムは上方への揺動開放であるため、
プラットホ−ムを手で持ち上げておくか、何らかの係止
具でもって係止保持しておく必要があり、返って、メン
テナンス作業を面倒にしていた。本発明は、このような
従来の問題点を解消し、しかも、プラットホ−ムをでき
るだけ大きく開放できるようにしてメンテナンスの容易
化を図ることを目的とする。この目的達成のため、次の
ような技術的手段を講じた。
【0004】
【課題を解決するための手段】本発明は、ビルやホルダ
ー等からなる結節機構と、該結節機構とニードルやパッ
カー等からなる茎稈結束機において、前記結節機構Aを
覆うプラットホーム19を揺動開閉自在に構成するに、
該プラットホーム19は前記パッカーが移動軌跡の最上
端位置にあってもこの最上端近くの上方を回動支点とし
て上下に揺動開閉できるよう構成してあることを特徴と
する。
【0005】
【作用】レバ−の操作によりピンを孔から引き抜いてロ
ック機構のロック解除操作をすると、ロック機構による
プラットホ−ムの閉じ姿勢のロックが解除される。そし
て、プラットホ−ムを回動支点X周りに揺動開放操作す
ると、ビルやホルダ−等の結節機構の下方が大きく開放
されることになり、巻き付いた紐などを取り除くことが
できる。
【0006】
【発明の効果】従って、本発明によれば、レバ−の操作
によりプラットホ−ムを下方に揺動開放操作すると、ビ
ルやホルダ−等の結節機構の下方が大きく開放されるこ
とになり、巻き付いた紐などの除去が容易であると共
に、従来のように開放したプラットホ−ムを手で持上げ
支持しておくなどの煩雑さがなく、メンテナンスの一層
の容易化を図ることができる。
【0007】しかも、プラットホ−ムの揺動開閉支点を
パッカ−の上死点位置近くの上方に設定してあるため、
パッカ−が結束通路内でのいかなる位置にあってもプラ
ットホ−ムをできるだけ下方に大きく開放することがで
きる。
【0008】
【実施例】以下、本発明の1実施例を図面に基づいて説
明する。1は脱穀装置からの排藁を横倒れ状態で後方に
向けて搬出する搬送装置で、その下方には排藁カッタ−
2を配設している。前記搬送装置1の後方には排藁の株
端をたたき揃える往復揺動自在な株端揃え板3を有する
株揃え装置4及び排藁を所定量に集束して結束する結束
装置5からなる排藁結束機6を設けている。
【0009】株揃え装置4及び結束装置5は、ロ−ラ7
a付スライドフレ−ム7を介してガイドレール8上に沿
ってスライド可能に設置している。9a,9bは掻込搬
送チエンで、左右に並設して回転駆動可能に軸架させて
いる。10は前記株端揃え板3を往復揺動させるための
揺動機構、11は駆動揺動機構である。
【0010】そして、前記株揃え装置4及び結束装置5
は、ガイドレール8と同方向に配置された螺旋軸12に
螺合軸架し、モータ13によって螺旋軸12を正逆転駆
動して両装置4,5がガードレール8上を左右横方向同
方向にスライドするよう駆動制御可能に構成している。
次に、駆動制御系について説明すると、株揃え装置4か
ら前方の排藁搬送経路側に向けて延出したフレーム14
に、排藁の株端位置を検出する一対のセンサー15a,
15bを排藁の稈身方向に設置してあり、排藁有無検出
用センサー16の排藁存在検出結果によって前記株端位
置検出用センサー15が検出作動可能な状態になるよう
に構成している。
【0011】そして、前記株端位置検出センサー15
a,15bにおいて、排藁の株元部が両センサー15
a,15b共に当接しない場合には排藁が短稈であるこ
とを検出し、モータ13を正転駆動し、螺旋軸12を回
転させて、株揃え装置4及び結束装置5を排藁の穂先側
方向に移動させる。そして、穂先側のセンサー15aが
株元部に接触すると、モータ13の駆動を停止させる。
また、株元部が両センサー15a,15b共に接触した
場合は、排藁が長稈であることを検出し、モータ13を
逆転駆動し、螺旋軸12も同様に逆回転させて、株揃え
装置4及び結束装置5を前記とは逆に反穂先側方向に移
動させる構成としている。
【0012】前記結束装置5は、ノッタビルB及び紐ホ
ルダHで構成された結節機構Aと放出ア−ムFとを結束
通路Kの上方に配置すると共に、この結節機構Aに結束
用の紐を供給するニ−ドルN、前記結束通路Kに排藁を
送り込むパッカ−P、結束通路Kに排藁が所定以上送り
込まれたことを検出するドア−Dを結束通路Kの下方に
配置した構成としている。
【0013】結節機構Aは、機体フレ−ム17にノッタ
ビルB及び紐ホルダHを支持するノッタベ−ス18が取
付けられている。そして、機体フレ−ム17の機体前方
側の延出端の横軸芯X周りに、前記結束通路Kの上面を
形成する結節機構案内カバ−としてのプラットホ−ム1
9が揺動自在に軸支されてあり、ロックレバ−20の操
作によりロックピン21を孔22に差し込むことによっ
て、プラットホ−ム19を正規の位置で固定するように
構成している。20Aはロックレバ−20の係止具であ
る。
【0014】プラットホ−ム19の回動支点である横軸
芯Xは、パッカ−Pが上死点位置(図6の状態)にあっ
ても揺動開閉できる位置に設定している。つまり、該プ
ラットホ−ム19はパッカ−Pの上死点近くの上方を回
動支点として上下に揺動開閉できるよう構成している。
なお、この場合、プラットホ−ムをオ−プンしたとき
に、ドア−Dが邪魔にならないよう該ドア−をプラット
ホ−ムの揺動圏外後方位置に設定しておくとよい。ま
た、該ドア−がプラットホ−ムの揺動圏内位置にあって
も、凹状に形成されたドア−Dの内幅L1をプラットホ
−ム19の幅L2よりも広くしておくことによってプラ
ットホ−ムのオ−プンが容易にできる。なお、Tは紐止
め突起、Gは結束紐のガイド溝を示す。
【0015】ノッタベ−ス18から駆動回転軸23が突
出し、この駆動回転軸23にテ−パ−コ−ン形の外周面
24aを有するホルダ本体24がスプライン構造にて挿
抜自在、かつ、駆動回転軸23の軸芯方向に摺動自在に
取付けられている。このホルダ本体24には、該ホルダ
本体に対して摺動自在、且つ回転自在な受け部材25が
外嵌され、この受け部材25とホルダ本体24の外周面
24a背面との間にスプリング26が介装されている。
ノッタベ−ス18から延出された紐挾持片27内面と前
記ホルダ本体24の外周面24aとの間で結束用の紐を
挾持するように構成されている。
【0016】操作レバ−28のピン軸29周りでの揺動
操作によりカム体30を操作してロック解除機構32の
ロック解除操作をすると、押圧操作体31が下方にスラ
イドすることによってスプリング受け部材25に対する
押圧状態が解除されるようになっている。そして、操作
レバ−28のピン軸29周りでの反揺動操作によりカム
体30を操作してロック解除機構32のロック操作をす
ると、押圧操作体31の上方へのスライドによって、受
け部材25がスプリング26に抗して押圧変位された状
態で固定維持されるようになっている。図10におい
て、33は抜け止め用トラスコネジ、34は駆動ボス、
36はスラストベアリング、37は防塵用弾性ゴムリン
グを示す。
【0017】なお、スプリング受け部材25には、大小
2組の凸状係止部25a,25bが90°位相を変えて
突設してあり、そして、該受け部材25を回すことによ
り、押圧操作体31が大きい凸状係止部25aを押圧支
持するか、又は小さい凸状係止部25bを押圧支持する
かで、スプリング受け部材25のホルダ本体24に対す
る位置を変更することによって、スプリング26の付勢
力を高低2段に切り換えることができ、紐の種類による
荷重の調整を可能にしている。
【0018】株揃え装置4を揺動駆動するための揺動機
構10及び駆動揺動機構11は図8,図9に示すような
構造になっている。すなわち、かかる図中において、3
8はミッションケ−ス、39は常時回転軸、40は株揃
え出力軸、41は駆動クランクア−ム、42はクランク
ロッド、43は株揃え駆動軸、44は揺動駆動ア−ム、
45,46は往復ロッド、47は揺動リンク、48,4
9は枢支ピン、50は揺動ア−ムである。株揃え駆動軸
43は、株揃え出力軸40の回転運動から駆動クランク
ア−ム41及びクランクロッド42を介して往復回動運
動に変換される。そして、揺動駆動ア−ム44の揺動運
動により、往復ロッド45を介して揺動リンク47が枢
支ピン48周りに揺動すると共に、往復ロッド46の往
復動により揺動ア−ム50が枢支ピン49周りに揺動す
ることで、前記株揃え装置4が揺動駆動されるように連
動構成している。
【0019】従って、かかる構成によれば、株揃え装置
4の駆動をノッタ−のミッションケ−ス38から取り出
し、結束部と一体的にスライドする構成とすることによ
り、株揃え装置の駆動軸が短くなり、株揃え装置がコン
パクトになる。しかも、軸の摺動部が一箇所のため、ス
ライドが軽くなる。尚、51は結束紐を収納する紐収納
ケ−スで、結束装置と一体的にスライドするようスライ
ドフレ−ム7に板ばね52を介して吊持している。従っ
て、この紐収納ケ−ス51は、作業中に畦等の障害物に
当たってもこれ自体が板ばねを介して弾性変位し衝撃を
緩和するので、不慮の破損を招くことがない。
【図面の簡単な説明】
【図1】排藁結束機の側面図である。
【図2】排藁結束機の背面図である。
【図3】排藁結束機の要部の側面図である。
【図4】同要部の側面図である。
【図5】同要部の側面図である。
【図6】結束装置の側面図である。
【図7】同要部における一部の切断背面図である。
【図8】排藁結束機の要部の斜視図である。
【図9】同要部の切断背面図である。
【図10】ホルダ部の断面図である。
【図11】ホルダ部の一部の斜視図である。
【図12】結節機構部の斜視図である。
【図13】同要部の斜視図である。
【符号の説明】
1 搬送装置 2 排藁
カッタ− 3 株揃え板 4 株揃
え装置 5 結束装置 6 排藁
結束機 7 スライドフレ−ム 8 ガイ
ドレ−ル 9 掻込搬送チエン 10 揺動
機構 11 駆動揺動機構 12 螺
旋軸 13 モ−タ 14 フ
レ−ム 15 株端位置検出用センサ− 16 排
藁有無検出用センサ− 17 機体フレ−ム 18 ノ
ッタベ−ス 19 プラットホ−ム 20 ロ
ックレバ− 21 ロックピン 22 孔 23 駆動回転軸 24 ホ
ルダ本体 25 受け部材 26 ス
プッリング 27 紐挾持片 28 操
作レバ− 29 ピン軸 30 カ
ム体 31 押圧操作体 32 ロ
ック解除機構 A 結節機構 B ノッ
タビル D ドア− F 放出
ア−ム H 紐ホルダ− K 結束
通路 N ニ−ドル P パッ
カ− X 横軸芯(プラットホ−ムの回動支点)
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) A01D 59/00

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ビルやホルダー等からなる結節機構と、
    該結節機構とニードルやパッカー等からなる茎稈結束機
    において、前記結節機構Aを覆うプラットホーム19を
    揺動開閉自在に構成するに、該プラットホーム19は前
    パッカーが移動軌跡の最上端位置にあってもこの最上
    端近くの上方を回動支点として上下に揺動開閉できるよ
    う構成してあることを特徴とする茎稈結束機におけるプ
    ラットホーム開閉構造。
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