JP3397479B2 - クラッチリリースのアシスト装置 - Google Patents

クラッチリリースのアシスト装置

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JP3397479B2
JP3397479B2 JP30302394A JP30302394A JP3397479B2 JP 3397479 B2 JP3397479 B2 JP 3397479B2 JP 30302394 A JP30302394 A JP 30302394A JP 30302394 A JP30302394 A JP 30302394A JP 3397479 B2 JP3397479 B2 JP 3397479B2
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徹 荻野
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一郎 田中
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、主として、鞍乗型の
自動二輪車や自動四輪車などのバーハンドル等に取り付
けられる操作レバーで操作されるクラッチのリリース操
作を補助するための、クラッチリリースのアシスト装置
に関するものである。
【0002】
【従来の技術】自動二輪車のクラッチリリース(解放)
は、一般に、バーハンドルの手元に配置された操作レバ
ー(クラッチレバー)を、運転者が手(普通は左手)で
握るとワイヤー(ケーブル)が引っ張られ、ワイヤーが
クラッチに取り付けられたリンクレバーを作動し、この
リンクレバーの先端にある突起がプッシュロッドを押
し、クラッチがスプリングに抗してリリースされること
により行われる。そのほか、ワイヤーに代えてオイルホ
ース内の油圧を利用した操作方式があるが、いずれも、
手の握力だけで操作するものであるため、大きな操作力
(握力)を必要とする。とくに自動二輪車にあっては、
最近の排気量の増大化に伴いクラッチに伝達トルクの大
きなものが使用されるようになり、したがってクラッチ
スプリング力を高めたり、クラッチディスクの寸法を増
大したりする必要があるため、操作力も増大している。
【0003】そこで、たとえば特開平2−14991号
公報に記載の操作レバーのアシスト装置が提案されてい
る。この装置は、スプリングのバネ荷重を利用して操作
力を軽減するもので、操作レバーの回動支軸近傍位置と
ハンドルと操作レバーの一部との間に、その両端支持部
を結ぶ直線がその回動支軸外にあるときに、引張力ある
いは圧縮力が作用するスプリングを介装したものであ
る。このため、操作レバーが操作され、スプリングの操
作レバー側の支持部が移動して、スプリングの両端支持
部を結ぶ直線が操作レバーの回動支軸を通過したとき
に、スプリングの回転付勢方向が反転し、操作レバーの
操作力を軽減する。
【0004】また、クラッチレバーを握ると同時に電動
モータのスイッチがONになり、この電動モータによっ
てロータを回転させることにより、操作入力に応じてケ
ーブルを巻き取り、クラッチリリースの操作力を軽減す
る構造が提案されている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記公
報に記載のアシスト装置等には、次のような不都合があ
る。
【0006】 前者の場合、操作レバーを初期(操作
開始)状態から一定の範囲では、操作力を軽減するため
のスプリングのバネ荷重が操作力を重くする方向に逆に
作用するため、操作開始時の操作が重くなり、またスプ
リングのバネ荷重を利用するので、操作力を軽減可能な
補助力に制限があり、あまり大きな補助力を得られな
い。
【0007】 後者の場合、駆動源に電動モータを要
するうえに、その電源(バッテリー等)が必要になる。
さらに電源と電動モータ間の配線やスイッチなどの制御
機器類も必要で、構造が複雑になり、また製造コストも
高くなる。
【0008】この発明は上述の点に鑑みなされたもの
で、特別な駆動源が不要で、構造が簡単で、小型化が容
易に図れ、現状の自動二輪車等にも簡単に組み込み可能
で、操作力を軽減可能な範囲が広い、クラッチリリース
のアシスト装置を提供することを目的としている。
【0009】
【課題を解決するための手段】上記の目的を達成するた
めにこの発明のクラッチリリースのアシスト装置は、 a)操作レバー等を介して操作されるクラッチのリリース
操作を補助するためのクラッチリリースのアシスト装置
において、b)前記クラッチと前記アシスト装置との間
に、プッシュロッドをスプリング力に抗して前記クラッ
チの接続を解除する方向に移動自在に配設し、前記プッ
シュロッドの一端部を緩挿可能な貫通孔を穿設した蓋部
材を、前記アシスト装置のピストンハウジングの先端に
固設し、c)前記ピストンハウジングの圧力室を、先端側
から順に大口径ピストン室と小口径プランジャ室との少
なくとも二段構造に構成し、d)前記プッシュロッドの一
端が当接しかつ前記ピストン室に対応するピストン部と
このピストン部の中央に一体に連設されたシャフト部と
からなるピストンと、このピストンに対し接離可能に配
装されかつ前記プランジャ室に対応するプランジャと
を、それぞれ対応する室内に摺動自在に配装し、e)前記
ピストンと前記プランジャとの間に、圧縮スプリングを
縮装して両者を相互に離間する方向に付勢し、f)前記プ
ランジャの基端に当接し、前記操作レバー等の操作に連
動して特定方向に回転することにより前記プランジャを
前記スプリングに抗する方向に押圧可能なカムを、前記
プランジャ室内の基端側に旋回自在に設け、g)エンジン
の強制循環式の加圧オイルを前記プランジャ室内に導入
し、前記カムにより前記プランジャが先端方向へ所定距
離押されたときに、前記プランジャと前記ピストンのシ
ャフト部とにそれぞれ設けられるオイル流通路が一致し
かつ前記加圧オイルを前記プランジャ内および前記シャ
フト部内を通って前記ピストン室のピストン部の基端面
側に導けるように、前記プランジャおよび前記シャフト
部にオイル流通路をそれぞれ穿設している。
【0010】請求項2記載のように、h)前記カムにより
前記プランジャが先端方向へ所定距離押されて、前記プ
ランジャと前記ピストンのシャフト部とにそれぞれ設け
られたオイル流通路が一致した状態で、前記加圧オイル
を前記プランジャと前記ピストンとの当接面間を通って
外部へ排出可能なオイル流通路を設けると、一層好まし
い。
【0011】
【作用】上記の構成を有するこの発明のクラッチリリー
スのアシスト装置によれば、常態、すなわち操作前の
クラッチ接続状態ではプランジャで閉塞され、エンジン
からの加圧オイルは圧力室のプランジャ室内には導入さ
れていない。この状態で、運転者が操作レバー等(以
下、操作レバーという)を手動にてリリース操作するこ
とによりプランジャ室内のカムが回転して、プランジャ
が先端のピストン側へ移動する。これにより、両者の中
間位置に介在しているスプリングが圧縮され、プランジ
ャの一部がピストンの一部に当接する。プランジャの
オイル流通路とピストンのシャフト部のオイル流通路と
が一致することによって、オイルが各流通路を通ってピ
ストン室内に流入し、ピストンの基端側にオイル圧が作
用すると同時に、運転者の手動力(普通は握力)が操作
レバー、(ワイヤー)、カムおよびプランジャを介して
ピストンに作用する。運転者が操作レバーによりリリ
ース操作を継続し、操作量を増大させることにより、カ
ムの回転角度が大きくなってプランジャがさらに先端側
へ移動してピストンが前進し、プッシュロッドがクラッ
チ側へ押される。これにより、クラッチがクラッチスプ
リングに抗してリリースされる。
【0012】このようにして、クラッチのリリース操作
に要する操作力が、エンジン内にオイルを強制循環させ
るときのオイルが保有する圧力(アイドリング時で、通
常1kg/cm2程度)を倍加した圧力の作用で軽減され
るため、運転者による操作力は大幅に軽減される。した
がって、たとえばクラッチのトルク伝達力を高めるため
に、クラッチスプリングのバネ荷重を増強することによ
って、クラッチリリースの操作力が増大しても、従来と
同様あるいはそれより小さな操作力でリリース操作する
ことができる。
【0013】請求項2記載のアシスト装置によれば、常
態から操作レバーによりクラッチをプランジャのオイル
流通路とピストンのシャフト部のオイル流通路とが一致
する状態(いわゆる、半クラッチ状態)になるまで、リ
リース操作したときに、エンジンからのオイルがピスト
ン室に導入されるが、その一部がプランジャと前記ピス
トンとの当接面間を通ったのち流通路から外部へ排出さ
れる。この間はオイルのピストンに対する加圧力が部分
的に作用することになるので、操作軽減力(補助力)が
ピストン、すなわちプッシュロッドに急激に作用するこ
とが防止され、運転者の操作レバーによる微妙な操作に
よって半クラッチ操作を従来通り行うことができる。な
おリリース操作がさらに進行してプランジャがピストン
側へ押圧されると、プランジャとピストンとの前記当接
面間の隙間が完全に閉鎖されるので、オイルの加圧力が
全てピストンに作用し、請求項1と同様にリリースの操
作力が有効に軽減される。
【0014】なお、前記ピストン室の前記ピストン部基
端面側に、チェックバルブを介してオイル排出路を設け
ておけば、エンジンから圧力室内に導入(供給)される
オイルの圧力がエンジンの回転速度の上昇に対応して高
くなると、チェックバルブが開放されてピストン室内か
らオイルが排出路を通って排出されるので、圧力室内の
ピストンに作用するオイル圧は一定に保たれる。このた
め、エンジン内のオイル圧力が変動しても、ピストンを
介してクラッチリリースの操作力を軽減する補助力は変
化せず安定する。一方、クラッチをリリース状態から接
続状態にするため、操作レバーに作用させている力(普
通は握力)を緩める(弱める)と、クラッチスプリング
の付勢力によりプッシュロッドを介してピストンが基端
側(プランジャ側)へ押し戻される。この状態でもピス
トン室内の圧力が上昇するので、チェックバルブが開放
され、ピストンの基端側への移動に伴ってピストン室内
からオイルが排出路を通って排出される。したがって、
クラッチの接続動作が円滑にかつ短時間で行われる。
【0015】
【実施例】以下、この発明にかかるクラッチリリースの
アシスト装置の実施例を図面に基づいて説明する。
【0016】図1は自動二輪車に搭載される本発明の第
1実施例にかかるアシスト装置を備えた操作部とクラッ
チとを示す平面視断面図、図2は図1の操作部を拡大し
た断面図で、同図(a)はクラッチ接続状態、同図(b)は
半クラッチ状態、同図(c)はクラッチリリース状態をそ
れぞれ表す。
【0017】図1に示すように、自動二輪車の車体(図
示せず)の右側にクラッチ50が配置され、左側にクラ
ッチ50のアシスト装置1を含む操作部が配置されてい
る。クラッチ50は公知の湿式多板型クラッチで、内部
に多数のクラッチディスク52とクラッチプレート53
とが相互に重なり合って配設され、クラッチスプリング
51により接触方向に付勢されている。そして、アシス
ト装置1とクラッチ50の間には、プシュロッド2が軸
方向に移動可能に跨がって配設され、プシュロッド2を
右方向に移動させることにより、クラッチスプリング5
1に抗してクラッチ50がリリースされる。なお、図示
は省略するが、図1において、プシュロッド2の前方に
エンジンが搭載され、プシュロッド2の後方に出力軸が
配置されている。本例では、プシュロッド2が入力軸を
兼ねており、出力軸と入力軸(プシュロッド)の周囲に
は変速用のギヤが装着されている。図中の符号55はプ
シュロッド2上のギヤを示す。
【0018】アシスト装置1は、図1又は図2に示すよ
うに、円柱状のピストンハウジング3と蓋部材4とを備
えている。蓋部材4の中心部には貫通孔5が穿設され、
プシュロッド2基端部が貫通孔5内に緩挿されている。
貫通孔5の先端側開口部はやや口径を拡大し、リング状
のシール6が配装されている。蓋部材4の内面には凹所
7が形成され、この凹所7に連通する給排孔8が半径方
向に穿設されている。
【0019】ピストンハウジング3は先端側が開口し、
先端側から大口径のピストン室10と小口径のプランジ
ャ室11が順に開設され、両方の室で圧力室9が構成さ
れている。ピストン室10は大口径部10aと中口径部
10bで形成され、大口径部10aに対応するピストン
部12aとこの基端側に一体に形成され、中口径部10
bに対応する外径をもつ円筒体状のシャフト部12bと
からなるピストン12が、ピストン室10内に摺動自在
に嵌挿されている。この状態で、ピストン部12aの中
心に、プッシュロッド2の基端が当接する。ピストン部
12aの周囲には環状溝が形成され、リング状のシール
12cが装着されている。なお、本例では、圧力室9は
三段(穴)構造になっている。
【0020】プランジャ室11内には、これに対応する
プランジャ13が軸方向に摺動自在に嵌挿されている。
プランジャ13は円柱形で、先端部の周囲を一定の長さ
にわたり切削してスプリング装着溝13aに形成し、ピ
ストン12のシャフト部12bの中空部内に摺動自在に
嵌挿されている。またスプリング装着溝13aの段差部
とピストン部12aとの間に、コイル状の圧縮スプリン
グ14が縮装されている。プランジャ13の基端に、本
体部分の外径に比べやや小径の円柱状突起13bが一体
に形設されている。プランジャ13の外周面には、軸方
向に間隔をあけて複数の環状溝が形成され、リング状の
シール15がそれぞれ装着されている。
【0021】プランジャ室11の基端側は、円柱状突起
13bに対応する開口部11bと略3/4円形の開口部
11cとを組み合わせた開口部に形成されている。そし
て開口部11c内には、略3/4円形断面のカム16が
旋回自在に嵌挿されている。この状態でカム16の略1
/4の切り欠きの一面が、円柱状突起13bの基端に当
接し、図2(a)の状態からカム16を反時計方向に回転
させることにより、プランジャ13がピストン12側へ
移動するようにしている。このカム16の操作は、図1
に示すように、バーハンドル41の一方のハンドルグリ
ップ42の位置に取り付けられた操作レバー(クラッチ
レバー)43で行われる。操作レバー43にはワイヤー
44の一端が接続され、他端がカム16にリンクレバー
45を介して接続されている。この構成により、操作レ
バー43を手で握ってハンドルグリップ43側へ引き付
けることによって、カム16が反時計方向に回転する。
【0022】次にオイルの供給系統を説明すると、図2
に示すように、ピストンハウジング3の前面よりオイル
供給孔21がプランジャ室11へ向け前後方向に穿設さ
れ、図示は省略するがエンジン(本例では4サイクルエ
ンジン)の潤滑用強制循環式オイルの循環系統から分岐
し、この分岐部に一端を接続した配管の他端をオイル供
給孔21に接続することにより、加圧されたオイルをオ
イル供給孔21から圧力室9内に導入するようにしてい
る。ただし、クラッチ50が接続されている状態、すな
わち図2(a)の状態ではオイルが圧力室9内に導入され
ないように、プランジャ13の、オイル供給孔21に対
しわずかに左側方へずらせた位置に、中心部に向けて半
径方向に横孔22を穿設している。プランジャ13の中
心部には軸方向に中心軸孔23を先端方向へ穿設し、こ
の中心軸孔23に連通する第2の横孔24を半径方向に
穿設している。
【0023】図2(a)において、ピストン12のシャフ
ト部12bの、横孔24に対しわずかに右側方へずらせ
た位置に、横孔25を半径方向に穿設している。またシ
ャフト部12bの横孔25からわずかに右側方へ偏った
位置に、スプリング装着溝13aに連通する第2の横孔
26を半径方向に穿設している。横孔26は、ピストン
12とピストンハウジング3とで形成される間隙A内の
オイルを逃がすための孔である。なお、ピストン室10
内のピストン12と蓋部材4とで形成される間隙B内の
オイルは、凹所7および給排孔8を順に経て排出され
る。図示は省略するが、給排孔8とオイルタンクとが配
管で接続されており、ピストン12が基端側へ摺動する
とき(図2(c)参照)には、この給排孔8からオイルタ
ンク内のオイルがピストン室11内へ供給される。
【0024】ピストンハウジング3に、ピストン室10
から基端にかけて排出孔27が軸方向に貫通して穿設さ
れ、この排出孔27の途中にスプリング29で閉塞方向
に付勢されたチェックバルブ28が介設されている。排
出孔27の基端にはエルボ状の接続金具30が螺着さ
れ、この接続金具30の一端に配管が接続され、この配
管を介して図示を省略したオイルタンクに接続されてい
る。さらに、排出孔27のチェックバルブ28の下流側
とプランジャ室11の基端側開口部11bとの間に、両
者を接続するオイル流通孔31が穿設されている。ま
た、ピストン部12aの中心部付近には、間隙Aに連通
する流通孔32が穿設されている。
【0025】上記のようにして本実施例のアシスト装置
1が構成されるが、このアシスト装置1は次のようにク
ラッチリリースの操作力を軽減する。すなわち、図2に
おいて、 クラッチ50(図1)が接続された状態では、オイ
ル供給孔21はプランジャ13で閉塞されており、圧力
室9内へはオイルが供給されない。このため、プッシュ
ロッド2を押圧操作するピストン12には、オイルの加
圧力は一切作用していない(同図(a))。
【0026】 運転者(ライダー)が操作レバー43
(図1)を握ってワイヤー44を牽引することにより、
カム16がわずかに反時計方向に回転する。これによ
り、プランジャ13が圧縮スプリング14に抗してピス
トン12の方向へ移動し、プランジャ13の先端面がシ
ャフト部12b内の底端面(ピストン部12aの基端
面)に当接する。この状態で、プランジャ13の横孔2
2がオイル供給孔21にほぼ連通する位置へ移動すると
ともに、横孔24がピストン12側シャフト部12bの
横孔25にもほぼ連通する位置へ移動するので、加圧さ
れたオイルがオイル供給孔21−横孔22−中心軸孔2
3−横孔24−横孔25を順に通ってピストン室10内
に流入し、ピストン12の基端面側にエンジンからのオ
イル圧力が作用する。しかし、供給孔21と横孔22お
よび横孔24と横孔25とはそれぞれ完全には孔の位置
が一致していないため、いわゆる絞り(オリフィス)作
用が働き、オイルは急にはピストン室10内に流入しな
い。このため、操作レバー43から加えられる操作力と
エンジンからのオイル圧(一部)との合力が、プッシュ
ロッド2を介在してクラッチスプリング51の付勢力と
ほぼ釣り合った状態、いわゆる半クラッチ状態になる
(同図(b))。なお、カム16が反時計方向に回転する
ことにより、開口部11b・11cのオイル部分Cの容
積が増えるが、この増量分のオイルは、接続金具30−
排出孔27−オイル流通孔31を順に経由してオイルタ
ンクから供給される。
【0027】 さらに、操作レバー43を同一方向に
操作することにより、カム16が反時計方向に回転し、
プランジャ13と共にピストン12が先端方向へ移動
し、プッシュロッド2を介してクラッチスプリング51
に抗してクラッチ50を、リリースする。上記の状態
からこの状態に至るまでの間は、オイルがオイル供給孔
21−横孔22−中心軸孔23−横孔24−横孔25を
通ってピストン室10内に流入し、ピストン12の基端
面側にエンジンからのオイル圧力が確実に作用する。プ
ランジャ13の移動量だけピストン12が移動すると、
横穴24と隙間Aが連通し、ピストン12の移動が止ま
る。すなわち、ピストン12の動きはプランジャ13の
動きと1:1に対応する。隙間Aは凹所7に連通してお
り、作動オイルはエンジンに戻される。操作レバー43
の操作に要する力は、オイル圧力で十分に軽減される
(同図(c))。
【0028】ところで、上記実施例では、チェックバル
ブ28の開放圧力を1kg/cm2に設定しており、また
エンジンからのオイル圧力が30倍に増大されてピスト
ン12を押圧するように、ピストン部12aの寸法を設
定している。したがって、クラッチ50のリリースに要
する操作力が100kg/cm2であると仮定すると、オ
イル圧力による軽減力は30kg/cm2になるから、操
作レバー43の操作力は70kg/cm2で済むことにな
る。この軽減力は主にピストン部12aの寸法を増やす
ことにより、さらに大きくできるが、本例では、操作力
をあまり軽減し過ぎると、リリース操作時のフィーリン
グを損なうので抑えている。また、強制循環時のオイル
の圧力はアイドリング時で1kg/cm2前後であり、エ
ンジンの回転速度が上がると、5kg/cm2程度まで圧
力が上昇するが、上昇したときには、チェックバルブ2
8が開放され、排出孔27−接続金具30を通ってピス
トン室10内から排出されるため、オイル圧力は1kg
/cm2前後に保たれる。したがって、操作時の軽減力は
30kg/cm2に保持され、クラッチ50のリリース操
作が安定する。
【0029】次に、本発明のアシスト装置の第2実施例
を図3に基づいて説明する。図3は図2に対応する断面
図で、同図(a)はクラッチ接続状態、同図(b)は半クラ
ッチ状態、同図(c)はクラッチリリース状態をそれぞれ
表す。
【0030】図3に示すように、本例のアシスト装置
1’が上記実施例と相違するところは以下の点である。
【0031】 プランジャ13の中心軸孔23を先端
まで延長して貫通したこと。
【0032】 ピストン12のシャフト部12bの第
2の横孔26を、塞いだこと。
【0033】その他の構成については上記実施例と共通
するので、共通の部材には同一の符号を用いて図示し、
説明を省略する。
【0034】上記したおよびの構成の相違により、
作用効果においては次のような相違をもたらす。すなわ
ち、 1) 図3(a)から図3(b)の状態にクラッチ50(図
1)のリリース操作が進行する過程で、プランジャ13
がピストン12側へ移動する際に、間隙A内のオイルが
流通孔32を通って排出される。
【0035】2) 図3(b)の半クラッチ状態で、エンジ
ン内の加圧されたオイルがオイル供給孔21−横孔22
−中心軸孔23−横孔24−横孔25を通ってピストン
室10内に流入し、ピストン12の基端面側にエンジン
からのオイル圧力が作用する状態で、プランジャ13の
先端面がシャフト部12b内の底端面に当接するが、両
方の面は完全には接触していないので、その間隙および
流通孔32を通ってエンジンから圧力室9内に導入され
るオイルの一部が排出される。このため、エンジンのオ
イル圧力がピストン12に対し急激には作用しない。い
いかえれば、ピストン12に対してオイルの加圧力が徐
々に作用することになり、リリース操作時の操作フィー
リングが損なわれない。
【0036】なお、上記実施例では、供給孔21と横孔
22および横孔24と横孔25とはそれぞれ完全には孔
の位置が一致しないようにして、オリフィスの作用でピ
ストン12に急激に軽減力が加わるのを防止している
が、各孔の口径や位置のずらせ具合など微妙な調整が必
要なうえに、制作上も高い加工精度が要求されるため、
本例のアシスト装置の方が優れている。
【0037】図4は本発明のアシスト装置の第3実施例
を示すもので、同図(a)はクラッチ接続状態、同図(b)
は半クラッチ状態、同図(c)はクラッチリリース状態を
それぞれ表す。
【0038】図4に示すように、本例のアシスト装置
1”では、圧力室9を大口径のピストン室10と小口径
のプランジャ室11の二段構造に構成した。ピストン1
2はピストン部12aの中心部に棒状のシャフト部12
bを一体に形成した。一方、プランジャ13は先端を開
口した円筒体に形成し、このプランジャ13の中空部1
3c内にシャフト部12bを摺動自在に嵌挿した。そし
て、プランジャ13の先端とピストン部12aとの間
に、圧縮スプリング14を縮めて介装した。
【0039】また、オイルの供給系統は上記した二つの
実施例と、下記のように相違する。すなわちオイル供給
孔21に常時連通する環状溝33を、プランジャ13の
外周面に形成し、この環状溝33から半径方向に貫通す
る横孔34(上記実施例の横孔22に対応する)を穿設
した。図4(a)のクラッチが接続されている状態で、横
孔34に対しわずかに右側に偏った位置から先端(右
側)にかけて環状溝35を、シャフト部12bの外周面
に形成し、この環状溝35から中心軸孔36(中心軸孔
23に対応)に連通する横孔37(横孔24に対応)
を、半径方向に穿設した。中心軸孔36は基端面に開口
し、シャフト部12bの全長にわたって穿設される。中
心軸孔36の先端付近から、シャフト部12bの外周面
に至る横孔38(横孔25に対応)を穿設した。シャフ
ト部12bの基端部周囲に環状溝部39を形成した。ま
たプランジャ13の基端部に貫通するオイル流通孔40
を穿設した。
【0040】その他の構成については、上記実施例と共
通するので、共通の部材には同一の符号を用いて図示
し、説明を省略する。
【0041】上記のようにして本実施例のアシスト装置
1”が構成されるが、このアシスト装置1”は基本的に
上記第2実施例のアシスト装置1’と共通しているが、
詳しくは次のようにクラッチリリースの操作力を軽減す
る。すなわち図4において、 クラッチ50(図1)が接続された状態では、プラ
ンジャ11の横孔34がシャフト部12bで閉塞されて
おり、圧力室9内へはオイルが供給されない。このた
め、プッシュロッド2を押圧操作するピストン12に
は、オイルの加圧力は一切作用していない(同図
(a))。
【0042】 操作レバー43(図1)が握られ、リ
リース操作が開始されると、カム16がわずかに反時計
方向に回転する。これにより、プランジャ13が圧縮ス
プリング14に抗してピストン12の方向へ移動し、プ
ランジャ13内の底端面がシャフト部12bの基端面に
当接する。この状態で、プランジャ13の横孔34がシ
ャフト部12bの環状溝35に連通する位置へ移動する
ので、加圧されたオイルがオイル供給孔21−環状溝3
3−横孔34−環状溝35−横孔37−中心軸孔36−
横孔38を通ってピストン室10内に流入し、ピストン
12の基端面側にエンジンからのオイル圧力が作用す
る。しかし、この状態で、本例では、プランジャ13内
の底端面がシャフト部12bの基端面に当接するが、両
方の面は完全には接触していないので、ピストン室10
内に流入するオイルの一部は、中心軸孔36−プランジ
ャ13内の底端面がシャフト部12bの基端面の間隙−
流通孔40−開口部11bに至ったのち、オイル流通孔
31−排出孔27−接続金具30を経由してオイルタン
クへ排出される。このため、エンジンのオイル圧力がピ
ストン12に対し急には作用しない。いいかえれば、ピ
ストン12に対してオイルの加圧力が徐々に作用するこ
とになり、リリース操作時の操作フィーリングが損なわ
れない。
【0043】 さらに、操作レバー43を同一方向に
操作することにより、カム16が反時計方向にさらに回
転し、プランジャ13と共にピストン12が先端方向へ
移動し、プッシュロッド2を介してクラッチスプリング
51(図1)に抗してクラッチ50を、リリースする。
上記の状態からこの状態に至るまでの間は、オイルが
オイル供給孔21−環状溝33−横孔34−環状溝35
−横孔37−中心軸孔36−横孔38を通ってピストン
室10内に流入する。プランジャ13の移動量をピスト
ン12の移動が越えると、ピストン12の端面に空間が
生じ、ピストンにかかっていた圧力は低下し、ピストン
12の動きは止まる。すなわち、プランジャ13とピス
トン12の動きは1:1に対応する。ピストン12の基
端面側にエンジンからのオイル圧力が確実に作用するた
め、操作レバー43の操作に要する力は、オイル圧力で
十分に軽減される(同図(c))。
【0044】上記に本発明の三つの実施例を説明した
が、本発明のアシスト装置は次のように実施することも
できる。
【0045】(a) 自動四輪車の操作レバーはもちろんの
こと、手動式でなく足踏み式の操作レバーでも同様に実
施可能である。
【0046】(b) カム16はかならずしも回転式に限ら
ず、直動式であってもよく、またカムという表現を用い
ているが、ギヤ形式のものも含むものである。
【0047】(c) 2サイクルエンジンでも、強制循環式
のオイル供給機構を備えている場合には、同様に適用で
きる。
【0048】
【発明の効果】以上説明したことから明らかなように、
本発明のクラッチリリースのアシスト装置には、次のよ
うな優れた効果がある。
【0049】(1) 特別な駆動源が不要で、構造が簡単
で、小型化が容易に図れ、現状の自動二輪車等にも簡単
に組み込むことができる。
【0050】(2) エンジン内にオイルを強制循環させる
ときのオイルが保有する圧力を倍増して操作力を軽減す
るので、操作力の軽減割合を任意に設定でき、軽減可能
な範囲が広い。このため、たとえばクラッチのトルク伝
達力を高めるために、クラッチスプリングのバネ荷重を
増強することによって、クラッチリリースの操作力が増
大しても、従来と同様あるいはそれより小さな操作力で
リリース操作することができる。
【0051】請求項2記載のアシスト装置では、 (3) リリース操作したときに、オイルの加圧力による操
作軽減力が急に作用することが防止されるため、運転者
の操作レバーによる微妙な操作によって半クラッチ操作
を行うことができ、操作フィーリングを損なうことがな
い。
【0052】その他、前記ピストン室の前記ピストン部
基端面側に、チェックバルブを介してオイル排出路を設
けた装置では、圧力室内に導入されるオイルの圧力がエ
ンジンの回転速度に応じて変動してもピストンに作用す
るオイル圧が一定に保たれるため、クラッチリリースの
操作力を軽減する補助力は変化せず安定する。また、操
作レバーの操作力を緩めてクラッチをリリース状態から
接続状態にする際にもピストン室内の圧力が上昇してチ
ェックバルブが開放され、ピストンの基端側への移動に
伴ってピストン室内からオイルが排出路を通って排出さ
れるので、クラッチの接続動作が円滑にかつ短時間で行
われる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1実施例にかかるクラッチリリース
のアシスト装置を備えた操作部とクラッチとを示す平面
視断面図である。
【図2】図1の操作部を拡大した断面図で、同図(a)は
クラッチ接続状態、同図(b)は半クラッチ状態、同図
(c)はクラッチリリース状態をそれぞれ表す。
【図3】本発明の第2実施例にかかるクラッチリリース
のアシスト装置を備えた操作部とクラッチとを示す平面
視断面図で、同図(a)はクラッチ接続状態、同図(b)は
半クラッチ状態、同図(c)はクラッチリリース状態をそ
れぞれ表す。
【図4】本発明の第3実施例にかかるクラッチリリース
のアシスト装置を備えた操作部とクラッチとを示す平面
視断面図で、同図(a)はクラッチ接続状態、同図(b)は
半クラッチ状態、同図(c)はクラッチリリース状態をそ
れぞれ表す。
【符号の説明】
1・1'・1”アシスト装置 2 プッシュロッド 3 ピストンハウジング 4 蓋部材 5 貫通孔 8 給排孔 9 圧力室 10 ピストン室 11 プランジャ室 12 ピストン 12a ピストン部 12b シャフト部 13 プランジャ 14 圧縮スプリング 16 カム 21 オイル供給孔 22・24・25・26・34・37・38 横孔(オ
イル流通路) 23・36 中心軸孔(オイル流通路) 27 排出孔(オイル流通路) 28 チェックバルブ 29 スプリング 43 操作レバー(クラッチレバー) 50 クラッチ 51 クラッチスプリング
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 田中 一郎 兵庫県明石市川崎町1番1号 川崎重工 業株式会社 明石工場内 (56)参考文献 特開 昭61−268531(JP,A) 特開 平4−271987(JP,A) 特開 昭60−143128(JP,A) 特開 平2−51624(JP,A) 特開 昭50−73348(JP,A) 特開 昭58−102863(JP,A) 特開 平5−213263(JP,A) 特開 平2−14991(JP,A) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) B62M 25/04 B62K 23/06

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 操作レバー等を介して操作されるクラッ
    チのリリース操作を補助するためのクラッチリリースの
    アシスト装置において、 前記クラッチと前記アシスト装置との間に、プッシュロ
    ッドをスプリング力に抗して前記クラッチの接続を解除
    する方向に移動自在に配設し、前記プッシュロッドの一
    端部を緩挿可能な貫通孔を穿設した蓋部材を、前記アシ
    スト装置のピストンハウジングの先端に固設し、 前記ピストンハウジングの圧力室を、先端側から順に大
    口径ピストン室と小口径プランジャ室との少なくとも二
    段構造に構成し、 前記プッシュロッドの一端が当接しかつ前記ピストン室
    に対応するピストン部とこのピストン部の中央に一体に
    連設されたシャフト部とからなるピストンと、このピス
    トンに対し接離可能に配装されかつ前記プランジャ室に
    対応するプランジャとを、それぞれ対応する室内に摺動
    自在に配装し、 前記ピストンと前記プランジャとの間に、圧縮スプリン
    グを縮装して両者を相互に離間する方向に付勢し、 前記プランジャの基端に当接し、前記操作レバー等の操
    作に連動して特定方向に回転することにより前記プラン
    ジャを前記スプリングに抗する方向に押圧可能なカム
    を、前記プランジャ室内の基端側に旋回自在に設け、 エンジンの強制循環式の加圧オイルを前記プランジャ室
    内に導入し、前記カムにより前記プランジャが先端方向
    へ所定距離押されたときに、前記プランジャと前記ピス
    トンのシャフト部とにそれぞれ設けられるオイル流通路
    が一致しかつ前記加圧オイルを前記プランジャ内および
    前記シャフト部内を通って前記ピストン室のピストン部
    の基端面側に導けるように、前記プランジャおよび前記
    シャフト部にオイル流通路をそれぞれ穿設したことを特
    徴とするクラッチリリースのアシスト装置。
  2. 【請求項2】 前記カムにより前記プランジャが先端方
    向へ所定距離押されて、前記プランジャと前記ピストン
    のシャフト部とにそれぞれ設けられたオイル流通路が一
    致した状態で、前記加圧オイルを前記プランジャと前記
    ピストンとの当接面間を通って外部へ排出可能なオイル
    流通路を設けた請求項1に記載のクラッチリリースのア
    シスト装置。
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