JPS61268531A - 油圧クラツチ - Google Patents
油圧クラツチInfo
- Publication number
- JPS61268531A JPS61268531A JP10840485A JP10840485A JPS61268531A JP S61268531 A JPS61268531 A JP S61268531A JP 10840485 A JP10840485 A JP 10840485A JP 10840485 A JP10840485 A JP 10840485A JP S61268531 A JPS61268531 A JP S61268531A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- clutch
- hydraulic
- clutch lever
- lever
- cylinder
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
Landscapes
- Arrangement And Mounting Of Devices That Control Transmission Of Motive Force (AREA)
- Hydraulic Clutches, Magnetic Clutches, Fluid Clutches, And Fluid Joints (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
〔産業上の利用分野〕
本発明は自動二輪車等に用いられエンジンの回転力を断
続する油圧クラッチに関するものである。
続する油圧クラッチに関するものである。
クラッチを操作する力はエンジンの大きさに比例して大
きくなる。そのため、大型の自動二輪車においては、近
年、ワイヤを介してクラッチの断続を行う機械式クラッ
チに代わって、油圧によって大きな操作力が得られる油
圧クラッチが広く用いられるようになってきた。
きくなる。そのため、大型の自動二輪車においては、近
年、ワイヤを介してクラッチの断続を行う機械式クラッ
チに代わって、油圧によって大きな操作力が得られる油
圧クラッチが広く用いられるようになってきた。
この種の油圧クラッチとしては、交互に重ねられた複数
枚のクラッチディスクおよびクラッチプレートと、これ
ら部材を接続するために押圧する −クラ、ソチスプリ
ングなどからなるクラッチを備えたものが一般的で、ク
ラッチレバ−を握って油圧を発生させることにより、前
記クラッチスプリングをブツシュロッドを介して逆方向
に押圧し、エンジンの回転力を遮断するように構成され
ている。
枚のクラッチディスクおよびクラッチプレートと、これ
ら部材を接続するために押圧する −クラ、ソチスプリ
ングなどからなるクラッチを備えたものが一般的で、ク
ラッチレバ−を握って油圧を発生させることにより、前
記クラッチスプリングをブツシュロッドを介して逆方向
に押圧し、エンジンの回転力を遮断するように構成され
ている。
しかしながら、従来のこの種油圧クラッチにおいては、
クラッチレバ−を握る握力をゆるめてクラッチを徐々に
接続する場合、クラッチレバ−の操作が重く感じられ、
クラッチの微調整が難しくなるという不具合があった。
クラッチレバ−を握る握力をゆるめてクラッチを徐々に
接続する場合、クラッチレバ−の操作が重く感じられ、
クラッチの微調整が難しくなるという不具合があった。
これは、クラッチレバ−を握る場合とゆるめる場合とで
は操作力に対する感覚が異なるためと考えられる。すな
わち、ワイヤを用いた機械式クラッチでは、ワイヤとこ
れを案内する部材との間に摩擦力があり、この摩擦力が
、クラッチを切る場合には操作力を大きくする方向に作
用し、クラブチを接続する場合には操作力を小さくする
方向に作用する。そのため、クラッチを接続する場合の
操作力の方が、クラッチを切る場合の操作力よりも小さ
くなっている。一方、従来の油圧クラッチでは、クラッ
チを切る場合の操作力とクラッチを接続する場合の操作
力とが略等しくなっている。
は操作力に対する感覚が異なるためと考えられる。すな
わち、ワイヤを用いた機械式クラッチでは、ワイヤとこ
れを案内する部材との間に摩擦力があり、この摩擦力が
、クラッチを切る場合には操作力を大きくする方向に作
用し、クラブチを接続する場合には操作力を小さくする
方向に作用する。そのため、クラッチを接続する場合の
操作力の方が、クラッチを切る場合の操作力よりも小さ
くなっている。一方、従来の油圧クラッチでは、クラッ
チを切る場合の操作力とクラッチを接続する場合の操作
力とが略等しくなっている。
本発明はこのような事情に鑑みなされたもので、クラッ
チを徐々に接続する場合であっても、クラッチレバ−の
操作が重（感じられることがなく、クラッチの微調整が
難しくならない油圧クラッチを提供するものである。本
発明に係る油圧クラッチは、クラッチレバ−、クラッチ
間の油圧回路の途中に、絞りおよびクラッチ方向にのみ
流体の流れを許容する逆止め弁を並列に設けたものであ
る。
チを徐々に接続する場合であっても、クラッチレバ−の
操作が重（感じられることがなく、クラッチの微調整が
難しくならない油圧クラッチを提供するものである。本
発明に係る油圧クラッチは、クラッチレバ−、クラッチ
間の油圧回路の途中に、絞りおよびクラッチ方向にのみ
流体の流れを許容する逆止め弁を並列に設けたものであ
る。
〔作用〕
本発明においては、絞りの流体抵抗によって、作動流体
がクラッチレバ一方向に流れる場合にのみ減衰力を発生
させる。
がクラッチレバ一方向に流れる場合にのみ減衰力を発生
させる。
以下、本発明の一実施例を図により詳細に説明する。第
１図は本発明に係る油圧クラッチを示す概略図で、同図
において符号１で示すものは油圧クラッチを示す、この
油圧クラッチ１は、エンジン２の回転力を断続する周知
のクラッチ３を備えている。４は自動二輪車のハンドル
５に取付けられたマスタシリンダであり、ハンドル５に
回動自在に支持されたクラッチレバ−６によって作動す
るピストン７を有している。８は前記クラッチ３を操作
するシリンダで、このシリンダ８はクラッチ３の図示し
ないクラッチスプリングをブツシュロッド９を介して逆
方向に押圧し、クラッチ３を解放するピストン１０を有
している。これらクラッチ３、マスタシリンダ４、シリ
ンダ８等の部材は、従来のものと何等変わるところがな
い。
１図は本発明に係る油圧クラッチを示す概略図で、同図
において符号１で示すものは油圧クラッチを示す、この
油圧クラッチ１は、エンジン２の回転力を断続する周知
のクラッチ３を備えている。４は自動二輪車のハンドル
５に取付けられたマスタシリンダであり、ハンドル５に
回動自在に支持されたクラッチレバ−６によって作動す
るピストン７を有している。８は前記クラッチ３を操作
するシリンダで、このシリンダ８はクラッチ３の図示し
ないクラッチスプリングをブツシュロッド９を介して逆
方向に押圧し、クラッチ３を解放するピストン１０を有
している。これらクラッチ３、マスタシリンダ４、シリ
ンダ８等の部材は、従来のものと何等変わるところがな
い。
１１は前記マスタシリンダ４と、クラッチ３を操作する
シリンダ８とを接続する油圧回路である。
シリンダ８とを接続する油圧回路である。
この油圧図ｍｔｔはパイプ等からなり内部は、マスタシ
リンダ４に発生した油圧をシリンダ８に導くために作動
油等の作動流体が満たされる。また、油圧回路１１の途
中には、絞りとしてのオリフィス１２および逆止め弁と
してのゴム製の板弁１３が並列に設けられている。実施
例においては、油圧回路１１の途中に箱体１４によって
室１５が形成されており、この室１５をクラッチレバ−
６側とクラッチ３側とに画成する仕切壁１６に、前記オ
リフィス１２および連通孔１７が設けられている。板弁
１３は、この連通孔１７をクラッチ３側から閉塞するよ
うに取付けられている。
リンダ４に発生した油圧をシリンダ８に導くために作動
油等の作動流体が満たされる。また、油圧回路１１の途
中には、絞りとしてのオリフィス１２および逆止め弁と
してのゴム製の板弁１３が並列に設けられている。実施
例においては、油圧回路１１の途中に箱体１４によって
室１５が形成されており、この室１５をクラッチレバ−
６側とクラッチ３側とに画成する仕切壁１６に、前記オ
リフィス１２および連通孔１７が設けられている。板弁
１３は、この連通孔１７をクラッチ３側から閉塞するよ
うに取付けられている。
このように構成された油圧クラッチにおいては、クラッ
チレバ−６を握るとマスタシリンダ４のピストン７がク
ラッチレバ−６によって前進し、作動流体が油圧回路１
１を通してシリンダ８に送油加圧されるため、ピストン
１０でブツシュロッド９が押圧されクラッチ３が解放さ
れる。このクラッチ３を切る場合においては、板弁１３
は第２図に示すように、油圧によって容易に弾性変形す
る。
チレバ−６を握るとマスタシリンダ４のピストン７がク
ラッチレバ−６によって前進し、作動流体が油圧回路１
１を通してシリンダ８に送油加圧されるため、ピストン
１０でブツシュロッド９が押圧されクラッチ３が解放さ
れる。このクラッチ３を切る場合においては、板弁１３
は第２図に示すように、油圧によって容易に弾性変形す
る。
そのため、作動流体は矢印Ａで示すようにオリフィス１
２および連通孔１７からクラッチ３側に流入し、流体抵
抗が大きくならないから、クラッチレバ−６の操作力は
太き（なることがない。
２および連通孔１７からクラッチ３側に流入し、流体抵
抗が大きくならないから、クラッチレバ−６の操作力は
太き（なることがない。
一方、クラッチレバ−６を握る握力をゆるめると、マス
タシリンダ４のピストン７が後退し、図示しな−いクラ
ッチスプリングの弾撥力によってブツシュロッド９が押
しもどされるため、クラッチ３が接続される。このクラ
ッチ３の接続する場合においては、第３図に示すように
、連通孔１７が板弁１３によって閉塞されるため、作動
流体は矢印Ｂで示すようにオリフィス１２のみからクラ
ッチレバ−６側に流入する。その結果、オリフィス１２
の流体抵抗によって、作動流体がクラッチレバ−６方向
に流れる場合にのみ減衰力を発生させることができる。
タシリンダ４のピストン７が後退し、図示しな−いクラ
ッチスプリングの弾撥力によってブツシュロッド９が押
しもどされるため、クラッチ３が接続される。このクラ
ッチ３の接続する場合においては、第３図に示すように
、連通孔１７が板弁１３によって閉塞されるため、作動
流体は矢印Ｂで示すようにオリフィス１２のみからクラ
ッチレバ−６側に流入する。その結果、オリフィス１２
の流体抵抗によって、作動流体がクラッチレバ−６方向
に流れる場合にのみ減衰力を発生させることができる。
したがって、クラッチレバ一方向への流量を小さくし、
クラッチレバ−がもどるのを遅くすると共に、クラッチ
レバ−の復元力を小さくすることができる。
クラッチレバ−がもどるのを遅くすると共に、クラッチ
レバ−の復元力を小さくすることができる。
なお、上記実施例においては、オリフィス１２とゴム製
の板弁１３とを並列に設けた例について説明したが本発
明はこれに限定されるものではなく、例えば、チョーク
や、弁体を自重によって着座させる形式の逆止め弁など
を用いても同様な作用効果を得ることができる。
の板弁１３とを並列に設けた例について説明したが本発
明はこれに限定されるものではなく、例えば、チョーク
や、弁体を自重によって着座させる形式の逆止め弁など
を用いても同様な作用効果を得ることができる。
以上説明したように本発明によれば、クラッチレバ−、
クラッチ間の油圧回路の途中に、絞りおよびクラッチ方
向にのみ流体の流れを許容する逆止め弁を並列に設けた
から、絞りの流体抵抗によって、作動流体がクラッチレ
バ一方向に流れる場合にのみ減衰力を発生させることが
できる。
クラッチ間の油圧回路の途中に、絞りおよびクラッチ方
向にのみ流体の流れを許容する逆止め弁を並列に設けた
から、絞りの流体抵抗によって、作動流体がクラッチレ
バ一方向に流れる場合にのみ減衰力を発生させることが
できる。
したがって、クラッチを接続する場合のクラッチレバ−
の操作力を、クラッチを切る場合の操作力に比較して小
さくすることができるから、クラッチを徐々に接続する
場合であっても、クラッチレバ−の操作が重く感じられ
ることがな（、クラッチの微調整が難しくなることがな
い。
の操作力を、クラッチを切る場合の操作力に比較して小
さくすることができるから、クラッチを徐々に接続する
場合であっても、クラッチレバ−の操作が重く感じられ
ることがな（、クラッチの微調整が難しくなることがな
い。
第１図は本発明に係る油圧クラッチを示す概略図、第２
図は同じくクラッチを切る状態の要部断面図、第３図は
クラッチを接続する状態の要部断面図である。 ３・・・・クラッチ、４・・・・マスタシリンダ、６・
・・・クラッチレバ−１８・・・・シリンダ、１１・・
・・油圧回路、１２・・・・オリフィス、１３・・・・
板弁。
図は同じくクラッチを切る状態の要部断面図、第３図は
クラッチを接続する状態の要部断面図である。 ３・・・・クラッチ、４・・・・マスタシリンダ、６・
・・・クラッチレバ−１８・・・・シリンダ、１１・・
・・油圧回路、１２・・・・オリフィス、１３・・・・
板弁。
Claims (1)
- クラッチレバーによって作動するピストンを有するマス
タシリンダと、クラッチを操作するシリンダとを接続す
る油圧回路の途中に、絞りおよびクラッチ方向にのみ流
体の流れを許容する逆止め弁を並列に設けてなる油圧ク
ラッチ。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP10840485A JPS61268531A (ja) | 1985-05-22 | 1985-05-22 | 油圧クラツチ |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP10840485A JPS61268531A (ja) | 1985-05-22 | 1985-05-22 | 油圧クラツチ |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS61268531A true JPS61268531A (ja) | 1986-11-28 |
Family
ID=14483893
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP10840485A Pending JPS61268531A (ja) | 1985-05-22 | 1985-05-22 | 油圧クラツチ |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS61268531A (ja) |
Cited By (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| DE3736584A1 (de) * | 1987-10-29 | 1989-05-18 | Bayerische Motoren Werke Ag | Hydraulische betaetigungseinrichtung |
| DE4338096A1 (de) * | 1993-11-08 | 1994-11-24 | Daimler Benz Ag | Vorrichtung zur Vermeidung von Überbelastungen eines Antriebstranges |
| JPH08133169A (ja) * | 1994-11-11 | 1996-05-28 | Kawasaki Heavy Ind Ltd | クラッチリリースのアシスト装置 |
-
1985
- 1985-05-22 JP JP10840485A patent/JPS61268531A/ja active Pending
Cited By (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| DE3736584A1 (de) * | 1987-10-29 | 1989-05-18 | Bayerische Motoren Werke Ag | Hydraulische betaetigungseinrichtung |
| DE4338096A1 (de) * | 1993-11-08 | 1994-11-24 | Daimler Benz Ag | Vorrichtung zur Vermeidung von Überbelastungen eines Antriebstranges |
| JPH08133169A (ja) * | 1994-11-11 | 1996-05-28 | Kawasaki Heavy Ind Ltd | クラッチリリースのアシスト装置 |
Similar Documents
| Publication | Publication Date | Title |
|---|---|---|
| JPH07329866A (ja) | 自動二輪車用制動装置 | |
| US4281676A (en) | Pressure modulating selector valve | |
| JP4696292B2 (ja) | 油圧ダンパ | |
| KR910006625A (ko) | 유압식 연결기계장치 및 유압배선방법 | |
| US2137954A (en) | Vehicle control mechanism | |
| JPS61268531A (ja) | 油圧クラツチ | |
| JPH08500418A (ja) | 液圧制御装置 | |
| JP3237300B2 (ja) | クラッチのショックトルク防止用バルブ装置 | |
| US2585511A (en) | Hydraulic safety device | |
| US2892468A (en) | Brake control valve mechanism | |
| US2917143A (en) | Inching valve control | |
| US3786636A (en) | Hydraulic brake booster | |
| JP2675540B2 (ja) | 両方向圧力感知型リリーフバルブ | |
| US3687152A (en) | Control device for gradually increasing fluid pressure | |
| JP2606903B2 (ja) | 負圧倍力装置 | |
| US2782802A (en) | Hydraulic control system | |
| JPH0735122Y2 (ja) | ショックレスバルブ | |
| US4305568A (en) | Vibration damping mechanism for hydraulic booster | |
| JPS6215060Y2 (ja) | ||
| US4450865A (en) | Hydraulic power slide valve, especially designed for public work equipment | |
| US2703104A (en) | Valve assembly | |
| JPS62228738A (ja) | 変速機操作用倍力装置の節度感向上機構 | |
| US3007314A (en) | Hydraulic pressure booster, more particularly for hydraulic brake systems on motor vehicles | |
| JP2910209B2 (ja) | クラッチのショックトルク防止弁 | |
| JPS6221779Y2 (ja) |