JP3397265B2 - 半導体装置の製造方法 - Google Patents

半導体装置の製造方法

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JP3397265B2
JP3397265B2 JP29094894A JP29094894A JP3397265B2 JP 3397265 B2 JP3397265 B2 JP 3397265B2 JP 29094894 A JP29094894 A JP 29094894A JP 29094894 A JP29094894 A JP 29094894A JP 3397265 B2 JP3397265 B2 JP 3397265B2
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bumps
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  • Wire Bonding (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、半導体装置の製造方法
に関し、より詳細には、半導体基板をバンプでフリップ
チップ接続する構造を有する半導体装置の製造方法に関
する。
【0002】
【従来の技術】ハイブリッド型の光電効果型赤外線セン
サは、マイクロバンプを介して光電変換素子基板と信号
処理回路基板をフリップチップ接続した構造を有してい
る。光電変換素子基板は、物体が放射する赤外線を電気
信号に変換するフォトダイオードアレイが形成された基
板であり、信号処理回路基板は、電気信号を可視画像と
して再現するためのCCD(charge coupled device) な
どの信号処理回路が形成された基板である。
【0003】通常、光電変換素子基板は化合物半導体か
ら形成され、また、信号処理回路基板はシリコンなどの
半導体で構成されている。図8は、ハイブリッド型赤外
線センサのフリップチップ接続方法を概略的に示してい
る。図8(a) において、信号処理回路基板51は、CC
Dなどの信号処理回路を構成する高濃度拡散領域53が
形成されたシリコン基板52と、さらに各高濃度拡散領
域53上に個々に積層されたバリアメタル54とバンプ
55とを有している。バンプ55はインジウム(In)か
ら形成され、またバリアメタル54は、バンプ55と高
濃度拡散領域53の接触抵抗を低減させるために設けら
れている。一方、光電変換素子基板56は、フォトダイ
オードアレイが所定間隔で形成されたHgCdTeなどの化合
物半導体基板57と、各フォトダイオードに対応してIn
からなるバンプ58とを有している。
【0004】通常、これらのバンプ55,58は、蒸着
またはメッキおよびによって形成される。そして、それ
らのシリコン基板52と化合物半導体基板57に形成さ
れた各々の素子や回路を接続するために、それらのバン
プ55,58を図8(b) のように対向して重ね合わせ、
基板両側から荷重をかけることによってバンプ55,5
8を接続すると、信号処理回路基板51と光電変換素子
基板56がフリップチップ接続される。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、たとえ
ば光電効果型赤外線センサは、動作時には約77Kに冷
却し、非動作時には約300Kの常温に戻されるので、
温度差の大きな熱サイクルに曝される。その熱サイクル
のため、光電変換素子基板56と信号処理回路基板51
は膨脹と収縮を繰り返すが、通常、化合物半導体とシリ
コンはそれぞれ膨脹係数が異なるため両基板間には歪み
が生じる。
【0006】熱膨張、収縮は、両基板を接続するそれぞ
れのバンプ55,58の接合のずれや歪みを招き、バン
プ55,58の接続が経時的に不良になり易いといった
問題がある。特に、バンプ55,58が蒸着やメッキな
どで形成される場合は、バンプ55,58内部にボイド
が含まれ易くなるために、バンプ自体が脆くなり、接続
不良の問題は顕著になる。
【0007】また別の問題として、図9(a) に示したよ
うに、信号処理回路基板51に形成されたバンプ61
は、そのバンプ61下層の絶縁膜59や電極50の形状
の影響を受けて表面に凹凸が生じる。この凹凸は、フリ
ップチップ接続の際にバンプ58,61同士の接触面積
を低下させることになるため、フリップチップ接続の際
に、重ね合わされた基板間に40〜60kg/cm2 の荷重
をかけることにより、バンプ58,61の上部を塑性変
形させて凹凸部を潰し、接合強度を高める必要があっ
た。
【0008】しかし、基板間にあまり大きな荷重をかけ
ると、図9(b) に示すように、フリップチップ接続後の
基板同士の位置が相対的に横方向にずれたり、また、バ
ンプ58,61の高さのばらつき或いは基板にかかる荷
重の偏りのために、一部のバンプ58,61が極端に変
形することがあった。そのため、隣合うバンプ58(6
1)の短絡が発生したり接合強度が低下したりして、赤
外線センサの信頼性を低下させるという問題があった。
【0009】バンプ同時の接合強度を高める別の方法と
して、バンプを接合後に加熱してバンプ同士を融着させ
る方法もある。この場合、バンプ同士を確実に融着させ
るためにはバンプ55,61表面の酸化物をフラックス
で除去しなければならない。しかし、基板表面全体に塗
布されたフラックスは、多数のバンプの周囲に存在する
ためにフリップチップ接続後に除去する有効な方法がな
く、このままでは残存したフラックスによりバンプ5
5,61や基板上の電気回路が腐食して動作不良の原因
になる。
【0010】また他の問題として、バンプは通常バリア
メタルまたは金属配線上に形成されるが、バリアメタル
などの表面は自然酸化膜で覆われていることが多く、そ
の自然酸化膜によってバンプとバリアメタルとの密着性
が十分確保できずに接続不良が生じることがあった。し
かし、このような接合不良は外観から検査することがで
きず、赤外線センサ装置の完成後に動作不良などの形で
あらわれるが、この動作不良の原因を解析するためには
膨大な時間と労力が必要であった。
【0011】本発明はこのような問題に鑑みてなされて
ものであって、半導体基板同士をフリップチップ接続す
るバンプの接合強度を高め、バンプの変形やずれによる
短絡や接触不良を回避できる半導体装置の製造方法を提
供することを目的とする。
【0012】
【0013】
【0014】
【課題を解決するための手段】上記した課題は、図3に
例示するように、第1の半導体基板12に形成された第
1のバンプ13と、第2の半導体基板2に形成された第
2のバンプ23(8)とを接合する半導体装置の製造方
法において、前記第2のバンプ23を覆うフラックス2
4を前記第2の半導体基板2上に塗布する工程と、加熱
することによって、前記第2のバンプ23表面の酸化層
を前記フラックス24により除去するとともに前記第2
のバンプ23を溶融して前記第2のバンプ23の少なく
とも頂部を球面状に変形させる工程と、前記フラックス
24を除去した後に、溶融によって原子密度が高くなっ
た前記第2のバンプ23(8)を前記第1のバンプ13
に重ね合わせて差し込み、接合する工程とを含むことを
特徴とする半導体装置の製造方法により解決される。
【0015】または、前記第2のバンプ8を第1のバン
プ13に差し込んだ後で加熱処理することを特徴とする
半導体装置の製造方法によって解決する。または、図4
に例示するように、前記第1のバンプ13のうち前記第
2のバンプ23(8)が差し込まれる領域には接合抵抗
低下用金属層14が形成され、該接合抵抗低下用金属層
14は前記加熱処理により前記第1のバンプ13と前記
第2のバンプ23と合金化する工程を有することを特徴
とする半導体装置の製造方法により解決する。
【0016】
【0017】または、図6に例示するように、第1の半
導体基板2上に形成された第1のバンプ15の上面を、
透明基板31の平坦面により押圧して、前記第1のバン
プ15の頂部を平坦化する工程と、第2の半導体基板1
2上に形成された第2のバンプ13の平坦面と前記第1
のバンプ13の平坦面とを重ね合わせて荷重をかけて接
合する工程とを含み、前記透明基板31により前記第1
のバンプ15の頂部の平坦化の様子を観察しながら、前
記第1のバンプ15への押圧力を調節することを特徴と
する半導体装置の製造方法により解決される。
【0018】または、図7に例示するように、第1の半
導体基板2上に形成された第1のバンプ15の上面を、
透明基板31の平坦面により押圧して、前記第1のバン
プ15の頂部を平坦化する工程と、第2の半導体基板1
2上に形成された第2のバンプ13の平坦面と前記第1
のバンプ13の平坦面とを重ね合わせて荷重をかけて接
合する工程とを含み、前記透明基板31の前記平坦面に
はフラックス32が塗布され、前記第1のバンプ15を
前記透明基板31により押圧する際に、該フラックス3
2を前記第1のバンプ15に転写することを特徴とする
半導体装置の製造方法により解決される。
【0019】
【作 用】本発明によれば、第1の半導体基板上のバン
プに、第2の半導体基板上の頂部が球面状のバンプを差
し込んで接続する構造を有しているので、対向するバン
プが強固に接合される。これにより、第1と第2の半導
体基板の膨脹係数が異なり両基板に熱サイクルが課され
る状況においても、これらの半導体基板に生じる歪によ
るバンプの接合不良が回避される。
【0020】また、バンプにフラックスを塗布しバンプ
を融点以上の温度で加熱することによって、バンプの少
なくとも頂部を球形しているので、フラックスによりバ
ンプ表面の酸化物を除去する際に、バンプ内部に含まれ
るボイドを除去して原子密度が高くなって硬度が増す。
これにより、硬度が高くなり頂部が球形になったバンプ
を、もう一方の基板の平坦なバンプに差し込んで強固に
接合する。また、その後に熱処理すると、バンプ同士が
融合そて接合強度がさらに高まる。
【0021】また上記製造方法において、フラックスを
塗布したバンプをリフローする際、バンプ下層の下地電
極表面の酸化物も除去される。このため、バンプとバリ
アメタルの間に酸化物が介在する密着性の悪いバンプ
は、その酸化物が除去されるために浮き上がる。したが
って、この浮き上がったバンプをフラックス洗浄の際に
一緒に除去して、半導体基板上のバンプの有無を検査す
ることにより、フリップチップ接続前に不良チップを選
別できる。
【0022】また、半導体基板のバンプ形成面を表面が
平坦な板に圧接してバンプの頂部を平坦化し、その頂部
が平坦化したバンプをもう一方の基板の電極と接合する
ことにより、フリップチップ接続以前にバンプが平坦化
されるので、フリップチップ接続の際に半導体基板にか
ける荷重を小さくできる。これにより、バンプの偏った
過度の変形や半導体基板の位置ずれに起因する隣接バン
プの短絡などの接続不良が回避される。
【0023】
【実施例】そこで、以下に本発明の実施例を図面に基づ
いて説明する。 (第1の実施例)図1は、本発明の第1の実施例に係る
半導体装置としてハイブリッド型赤外線センサのバンプ
接続部を示す拡大断面図である。
【0024】信号処理回路基板1と光電変換素子基板1
1はバンプによってフリップチップ接続されている。信
号処理回路基板1においては、CCDなどの信号処理部
を構成する高濃度不純物拡散層3がシリコンからなる半
導体基板2の主面に所定の間隔をもって複数箇所に形成
され、また、半導体基板2の表面にはSiO2やPSG,Si
3N4 等からなる第1の絶縁膜4が形成され、第1の絶縁
膜4のうち高濃度不純物拡散層3の上には開口部4aが
形成されている。また、開口部4a内とその周辺の第1
の絶縁膜4上には、アルミシリコンからなる信号入力電
極5が形成され、この信号入力電極5はSiO2やPSG,
Si3N4 等からなる第2の絶縁膜6によって覆われてい
る。さらに、第2の絶縁膜6のうち信号入力電極5の上
には開口部6aが形成され、その開口部6a内とその周
辺の第2の絶縁膜6の上にはチタン(Ti)などからなる
バリアメタル7が形成されている。
【0025】高濃度不純物拡散層3と信号入力電極5と
バリアメタル7は、それぞれ第1及び第2の絶縁膜4,
6の開口部4a,6aを介して電気的に接続しているた
め、バリアメタル7の断面は凹状となり、その凹状の部
分には頂部が球面(曲面)状に形成されたインジウムよ
りなる第1のバンプ8が嵌め込まれた状態となってい
る。
【0026】一方、光電変換素子基板11には、HgCdTe
からなる化合物半導体基板12に、赤外線検出用のフォ
トダイオードが所定間隔で複数形成され、そのフォトダ
イオードを構成する不純物拡散層12aの上にはインジ
ウムよりなる第2のバンプ13が形成されている。第2
のバンプ13には、信号処理回路基板1の第1のバンプ
8の球面状の頂部(上端)が差し込まれている。
【0027】このような構造により、第1のバンプ8
が、互いに対向する第2のバンプ13に差し込まれてい
るために、それらは強固に接合され、特に基板横方向に
ずれが生じ難くなっている。したがって、信号処理回路
基板1と光電変換素子基板11の膨脹係数が異なり、動
作時と非動作時に温度差の大きな熱サイクルが課される
場合であっても、バンプの接続不良が極めて生じ難くな
る。
【0028】次に、上記したバンプの接続方法を説明す
る。図2、図3は、ハイブリッド型赤外線センサにおい
て相対向し合うバンプの接続方法の一連の工程法を示す
断面図である。最初に、図2(a) に示す状態までの工程
を説明する。まず、信号処理回路基板1に信号処理の入
力部を形成するために、シリコン基板2に、CCDなど
を構成するための高濃度不純物拡散領域3を形成した後
に、高濃度不純物拡散領域3上に、CVD法によるSiO2
またはPSG,Si3N4 などからなる第1の絶縁膜4を形
成する。
【0029】ついで、第1の絶縁膜4のうち高濃度不純
物拡散領域3上に開口部4aを形成した後に、アルミシ
リコンからなる信号入力電極5を開口部4a内とその周
辺に形成し、ついで、信号入力電極5を覆う第2の絶縁
膜6を形成する。続いて、CVD法によりSiO2等の第2
の絶縁膜6を形成した後に、信号入力電極5の上に開口
部6aを形成し、さらに、その上にスパッタ法によるTi
からなるバリアメタル7を積層し、これをパターニング
して開口部6aとその周辺に局部的に残す。このバリア
メタル7の中央には、開口部4a,6aに応じて凹部7
aが形成される。
【0030】次に、図2(b) に示すように、バンプをリ
フトオフ法で形成するためのレジストを形成する。この
レジストは、ポジレジスト21とネガレジスト22を積
層し、まずネガレジスト22を露光、現像してバリアメ
タル7の上で窓開けしてからポジレジスト21を露光
し、現像液と剥離液により内部のポジレジスト22を除
去し、ネガレジスト22がポジレジスト22上で庇状に
突出するように形成する。
【0031】次に、図2(c) に示すように、全面にバン
プとなる金属層23、例えばインジウムを蒸着又はメッ
キにより約10μmの厚さに堆積する。その後に、図2
(d)に示すように、レジスト21,22を有機溶剤によ
り除去すると、第2の絶縁膜6上の余分なバンプ金属層
23がリフトオフされて、バリアメタル7上のバンプ金
属層23だけが残る。この段階では、バリアメタル7上
のバンプ金属層23の上部が球状になる確率は少ない。
【0032】次に、図3(a) に示すように、全面にレジ
ン系のフラックス24を塗布する。このフラックス24
は、酸化物を除去するために半田付けなどに使用するも
のと同じものである。フラックス24は、バンプ金属層
23のリフロー後の形状に影響するので、スピナーの回
転数や回転時間により適切な厚さに塗布する。次に、図
3(b) に示すように、バンプ金属層23のリフローを行
う。リフロー温度はバンプ金属層23の材料の融点以上
で、窒素雰囲気または蒸気潜熱で加熱する。ここでは約
170℃に加熱した。このリフローにより、バンプ金属
層23内部にボイド、気泡が存在する場合にはそれらが
除去され、バンプ金属層23はリフロー前よりも硬くな
り、しかもバンプ金属層23表面の酸化物はフラックス
24によって除去される。これにより、バンプ8が形成
される。
【0033】ところで、バンプ金属層23が溶融状態に
ある状態では、そのバンプ金属層23は表面張力によっ
て球に近くなり、しかもバリアメタル7の凹部に溜まる
ので、他の位置にずれることはない。リフローによれ
ば、バンプ8は上部が球状になって、初期のバンプ金属
層23に比べて15μm程高くなる。なお、バンプ8
は、フラックス24の厚さが厚いほど球形に近くなり、
またリフロー温度が高いほど球形に近くなるので、必要
に応じてフラックス24の厚さおよびリフロー温度を制
御する。
【0034】続いて、図3(c) に示すように、キシレン
などの有機溶剤によりフラックス24を除去する。この
後に、図3(d) に示すように、信号処理回路基板1を光
電変換素子基板11に重ねて位置合わせした後で荷重を
かけ、硬度が高くなったバンプ8と対向するバンプ13
をフリップチップ接続する。
【0035】このように、蒸着などで形成されたバンプ
金属層23をフラックスで覆ってリフローすることによ
り、バンプ8の頂部が球状になると共に内部のボイドが
除去されて原子の密度が高くなって硬度も高くなり、バ
ンプ8表面の酸化物が除去される。したがって、このリ
フロー処理したバンプ8をもう一方の基板のボイドを含
むバンプ13に差し込むことによって、確実にフリップ
チップ接続を行うことができる。
【0036】また、リフローにより、バリアメタル7か
ら突出した部分のバンプ8が球形になって高さが初期状
態よりも高くなり、また、バンプ8の先端(上端)の位
置が点接触に近くなって接触位置を正確に制御できるの
で、バンプをファインピッチで配列することが可能にな
る。 (第2の実施例)図4は、本発明の第2の実施例に係る
半導体装置のハイブリッド型赤外線センサにおけるバン
プ接合部分を示す拡大断面図であり、図1と同じ符号は
同じ要素を示している。
【0037】本実施例と第1の実施例が異なる点は、光
電変換素子基板11上のバンプ13のうち信号処理回路
基板1上のバンプ8と対向する側の面には、インジウム
や金等よりなる抵抗低下用の金属反応層14が形成され
ていることである。その金属反応層14は、蒸着などの
方法により形成された厚さ約0.1μmのAuやSnから形
成された層である。
【0038】信号処理回路基板1側の球状のバンプ8の
頂部を光電変換素子基板11上のバンプ13に差し込ん
で金属反応層14を貫通すると、金属反応層14の材料
が球状のバンプ8の材料と反応して合金層14aが形成
され、これによりバンプ13とバンプ8の接触抵抗が低
くなる。合金層14aは加熱によって形成させてもよ
い。
【0039】このように、リフローで球形にしたバンプ
を差し込む電極の表面に金属反応層14を設けることに
より、バンプ8,13同士の接続がより確実になる。 (第3の実施例)本発明による第3の実施例に係るバン
プの密着性評価方法を説明する。本発明は、前述の第1
の実施例を応用したものであり、図5はその概略を示す
平面図及び断面図である。
【0040】第1の実施例の半導体装置の製造方法にお
ける図3(b) に示す工程で、フラックス24が塗布され
たバンプ8をリフローするが、このとき、フラックス2
4の作用によって、バンプ8表面の酸化物と共にバリア
メタル7表面の酸化物も除去されてしまう。そして、バ
リアメタル7とバンプ8との間に酸化物がある場合に
は、その酸化物も除去され、結果としてバンプ8が浮き
上がった状態になる。
【0041】このような事実に基づいて、基板上のバン
プの密着性評価について以下に説明する。まず、図5
(a) に示すように、ウェハ(不図示)に複数区画された
チップ領域Xの各々に複数のバリアメタル7を形成し、
ついで各バリアメタル7の上にリフトオフ法によりバン
プ金属層23を形成する。そのバンプ金属層23とバリ
アメタル7の断面は、図5(b) に示すようになる。
【0042】次に、図5(c) に示すように、基板1のバ
ンプ金属層23が形成された面の上に粘度1000cps
のフラック24を100μmの厚さにスピン塗布する。
続いて、図5(d) に示すように、不活性な雰囲気でフラ
ックス24を3分間、温度170℃で加熱して、バンプ
金属層23を球状化してバンプ8とすると、バリアメタ
ル7の表出面積も大きくなり、しかもフラックス24に
接するバンプ8表面の酸化物は除去される。その加熱
は、ホットプレートを密着環境中に置いて行う窒素雰囲
気加熱か、熱媒体の凝縮熱によるベーパーフェイズヒー
ティング(VPH)により行う。
【0043】次に、基板1を有機溶剤に浸漬しながら超
音波洗浄すると、図5(e) に示すようにフラックス24
は除去される。このとき、バリアメタル7との密着が悪
くなったバンプ8は超音波洗浄によって除去される。従
って、顕微鏡による目視検査によってウェハ表面を観察
して、図5(f) に示すようなバンプ8の抜けの有無を検
査し、これによりバンプ8の抜けのあるチップXを選択
的に除去するマッピングを行う。
【0044】以上のように、バンプ金属層23を形成し
た基板1表面にフラックス24を塗布し、フラックス2
4をリフロー後にこれを除去し、ついで目視検査でウェ
ハ表面のバンプ8の有無を検査するようにしているの
で、フリップチップボンディングの前に不良バンプを発
見することができる。したがって、赤外線センサとして
フリップチップボンディング前に、潜在的なバンプの不
良の有無が判定できるので、コストが削減されると共
に、組み立て後に動作不良が判明した場合の不良解析が
簡素化される。 (第4の実施例)図6は、本発明の第4の実施例に係る
半導体装置の製造方法の各工程を示す断面図である。
【0045】図6(a) において、赤外線センサを構成す
る信号処理回路基板1を示し、シリコンからなる半導体
基板2の上部には、CCDなどを構成する高濃度不純物
拡散領域3が所定間隔で形成されている。また、半導体
基板2及び高濃度不純物拡散層3の表面はSiO2、PS
G,Si3N4 等の絶縁膜4により覆われ、高濃度不純物拡
散層3の上の絶縁膜4には開口部が形成され、その開口
部内とその周囲の絶縁膜4の上には電極5が形成されて
いる。
【0046】電極5上には、高さ10μm、直径25μ
mのInからなるバンプ15が蒸着とリフトオフ法を用い
て形成されている。電極5は、絶縁膜4の開口部を介し
て高濃度不純物拡散領域3に接続されているため、その
中央の上面が凹状になっており、その影響を受けてバン
プ15の上部も凹状になっている。このようなバンプ1
5の表面を平坦化するために、図6(b) に示すように、
信号処理回路基板1上のバンプ15を平坦なガラス等の
透明基板31面に押し当てて荷重10〜20kg/cm2
押しつける。このとき、顕微鏡などを用いて、透明板3
1のうち信号処理基板1に対向しない側の面からバンプ
15の平坦化の程度を観察して、信号処理回路基板1へ
の透明基板31の荷重を調節する。荷重によってバンプ
15の上面の密着状態が容易に分かり、最初はバンブ1
5の上面の中央が密着せずに環状の形状が透明基板31
に現れるが、その荷重を次第に大きくするにつれてバン
プ15の上部が潰れていって遂にはバンプ15の上面の
形状は環状から円形、矩形等の平坦状に変わる。
【0047】図6(c) の工程では、信号処理回路基板1
を透明基板31から離した後、信号処理回路基板1上の
バンプ15表面の酸化膜を濃度1%の塩酸で30秒間エ
ッチングして除去する。続いて、図6(d) の工程で、直
ちに信号処理回路基板1を光電変換素子基板11と対
向、位置合わせし、20〜30kg/cm2 の荷重をかけ
て、互いのバンプ15とバンプ13とを接合する。
【0048】このように、バンプ8を平坦な透明基板3
1に押し付けることによって、フリップチップ接続前
に、バンプ8表面の凹部を平坦化することができる。こ
れにより、フリップチップ接続の際に、バンプ8表面を
塑性変形させるために過剰な荷重をかける必要がなく、
バンプ8の変形過多、およびそれに伴う隣合うバンプ8
同士の短絡、接合強度の低下、過剰荷重による対向基板
(又は、対向バンプ)同士のずれが回避される。
【0049】また、透明基板31によってバンプ8の上
面を平坦化しているので、目視による変形の多寡の判断
が容易になり、バンプ変形のバラツキを少なくして再現
性良くバンプを形成できる。 (第5の実施例)図7は、本発明の第5の実施例に係る
半導体装置の製造工程を示している。
【0050】図7(a) において、上記実施例と同様に赤
外線センサを構成する信号処理回路基板1を示し、シリ
コンからなる半導体基板2の上部には、CCDなどを構
成する高濃度不純物拡散領域3が所定間隔で形成されて
いる。また、半導体基板2及び高濃度不純物拡散層3の
表面はSiO2、PSG等,Si3N4 の絶縁膜4により覆わ
れ、高濃度不純物拡散層3の上の絶縁膜4には開口部が
形成され、その開口部内とその周囲の絶縁膜4の上には
電極5が形成されている。
【0051】電極5上には、高さ10μm、直径25μ
mのInからなるバンプ15が蒸着とリフトオフ法を用い
て形成されている。電極5は、絶縁膜4の開口部を介し
て高濃度不純物拡散領域3に接続されているため、その
中央の上面が凹状になっており、その影響を受けてバン
プ15の上部も凹状になっている。次に、図7(b) に示
すように、ガラスよりなる透明基板31の平坦面にレジ
ン系のフラックス32をスピナーで厚さ3μmに塗布し
た後に、バンプ15にフラックス32を接触させながら
透明基板31を信号処理回路基板1に重ねて押し付け
る。これにより、バンプ15の頂部が平坦化されると共
に、図7(c) に示すように、平坦化したバンプ15上だ
けにフラックス32を移し変える。
【0052】なお、バンプ15の頂部は、透明基板31
を押しつける荷重を第4の実施例と同じように調整する
ことにより平坦化して変形過多によるバンプ15同士の
短絡を防止する。その後に、図7(d) に示すように、信
号処理回路基板1と光電変換素子基板11とを重ね合わ
せ、10〜30kg/cm2 の荷重をかけて接合し、さらに
純粋な窒素ガス雰囲気中で200℃、10分間の加熱を
行って、それらの基板の対向するバンプ15,13を融
合させて接合を強化する。
【0053】このように、バンプ15の上面を平坦化す
るための透明基板31にフラックス32を塗布しておく
ことによって、平坦化する際にフラックスが自動的にバ
ンプ上部だけに転写される。そして、信号処理回路基板
1と光電変換素子基板11のフリップチップ接続を行っ
た後で加熱することにより、バンプ13,15接合部の
酸化物がフラックスで除去されてバンプ同士が融合し、
接合が強化される。フラックスはバンプ上面にだけ選択
的に塗布されているので、フリップチップ接続後に残る
フラックスはバンプ13,15の境界の周囲に極めて僅
かに残存するのでの、バンプ13,15や配線を腐食さ
せることもない。
【0054】なお、第4実施例と同様に、バンプ8の変
形過多、およびそれに伴う隣合うバンプ8同士の短絡、
接合強度の低下、過剰荷重による対向基板(対向バン
プ)同士のずれの発生が回避され、また、目視による変
形の多寡の判断が容易になる。 (その他の実施例)上記実施例では、ハイブリッド型赤
外線センサについて述べたが、本発明はバンプを使用し
て接続する他の半導体装置にも適用できる。また、半導
体基板の材料としてシリコンを用いたが、GaAsやInSbな
ど他の半導体材料でもよく、バンプ材料も、In以外に
も、鉛、錫、亜鉛などの軟質金属を使用することができ
る。
【0055】
【発明の効果】以上述べたように本発明によれば、バン
プにフラックスを塗布してリフローしているので、バン
プの表面の酸化物を除去する際にバンプの頂部を球形し
同時に内部のボイドを除去して硬度を高めることができ
る。その頂部が球面状のバンプを、もう一方の平坦なバ
ンプに差し込むことにより、基板横方向に大きな強度を
持つフリップチップ接続が得られる。
【0056】したがって、ハイブリッド型赤外線センサ
のように、膨脹係数の異なる半導体基板をバンプでフリ
ップチップ接続し、動作時と非動作時の温度差の大きな
熱サイクルが課せられる装置であっても、接続不良を低
減し信頼性の高い接続を行うことができる。また、フラ
ックスを塗布したバンプをリフローする際に、バンプ下
層のバリアメタル上の酸化膜も除去されるので、バリア
メタルと密着性の弱いバンプは浮き上がり、その後のフ
ラックス洗浄の際に除去される。そこで、フラックス洗
浄後の半導体基板上のバンプの有無を顕微鏡で検査する
ことにより、フリップチップ接続前に不良バンプを発見
することができる。したがって、フリップチップ接続の
信頼性を高めることができ、さらに装置組み立て後の不
良解析が簡略化される。
【0057】また、半導体基板のバンプ形成面を、表面
が平坦な板に圧接してバンプ頂部を平坦化することによ
り、フリップチップ接続の際に基板にかける荷重を少な
くすることができる。これにより、フリップチップ接続
の際の大きな荷重による基板の位置ずれやバンプの過度
の変形に起因する隣接バンプの短絡などの接触不良を低
減することができる。
【0058】さらに、バンプを押し付ける平坦な板の表
面にフラックスを塗布しておくことにより、平坦化の処
理と同時にバンプの頂部だけにフラックスを転写するこ
とができる。これにより、フリップチップ接続後に加熱
することによって、バンプ頂部の酸化物を除去しバンプ
同士を確実に融合させて接合強度を高めることができ、
しかもフリップチップ接続後に残留するフラックスが少
ないので、接続の信頼性を向上できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施例による半導体装置のバン
プ接合部を示す拡大断面図である。
【図2】本発明の第1の実施例による半導体装置の製造
方法(その1)を示す断面図である。
【図3】本発明の第1の実施例による半導体装置の製造
方法(その2)を示す断面図である。
【図4】本発明の第2の実施例による半導体装置のバン
プ接合部を示す拡大断面図である。
【図5】本発明の第3実施例に係る半導体装置のバンプ
接続状態の評価方法を示す平面図及び拡大断面図であ
る。
【図6】本発明の第4の実施例による半導体装置の製造
方法を示す断面図である。
【図7】本発明の第5の実施例による半導体装置の製造
方法を示す断面図である。
【図8】従来の赤外線センサのフリップチップ接続方法
を示す断面図である。
【図9】従来の赤外線センサのフリップチップ接続方法
を示す断面図である。
【符号の説明】
1、51 信号処理回路基板 2、52 半導体基板 3、53 高濃度不純物拡散層 4、6、59 絶縁膜 5 信号入力電極 7 バリアメタル 8、13、15、55、58、61 バンプ 11、56 光電変換素子基板 12、57 化合物半導体基板 14 金属反応層 21 ポジレジスト 22 ネガレジスト 23 バンプ金属層 24、32 フラックス 31 透明基板 60 電極
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 藤原 康治 神奈川県川崎市中原区上小田中1015番地 富士通株式会社内 (56)参考文献 特開 平2−15635(JP,A) 特開 平2−58229(JP,A) 特開 平4−137663(JP,A) 特開 平4−225542(JP,A) 特開 平4−266035(JP,A) 特開 平4−266037(JP,A) 特開 平6−310565(JP,A) 特開 平6−333985(JP,A) 特開 昭62−13085(JP,A) 特開 昭64−61029(JP,A) 特開 昭64−81264(JP,A) 特開 昭64−89345(JP,A) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) H01L 21/60 H01L 27/14

Claims (5)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】第1の半導体基板に形成された第1のバン
    プと、第2の半導体基板に形成された第2のバンプとを
    接合する半導体装置の製造方法において、 前記第2のバンプを覆うフラックスを前記第2の半導体
    基板上に塗布する工程と、 加熱することによって、前記第2のバンプ表面の酸化層
    を前記フラックスにより除去するとともに前記第2のバ
    ンプを溶融して前記第2のバンプの少なくとも頂部を球
    面状に変形させる工程と、 前記フラックスを除去した後に、溶融によって原子密度
    が高くなった前記第2のバンプを前記第1のバンプに重
    ね合わせて差し込み、接合する工程とを含むことを特徴
    とする半導体装置の製造方法。
  2. 【請求項2】前記第2のバンプを前記第1のバンプに差
    し込んだ後で加熱処理することを特徴とする請求項1に
    記載の半導体装置の製造方法。
  3. 【請求項3】前記第1のバンプのうち前記第2のバンプ
    が差し込まれる領域には接合抵抗低下用金属層が形成さ
    れ、該接合抵抗低下用金属層は前記加熱処理により前記
    第1のバンプと前記第2のバンプを合金化する工程を有
    することを特徴とする請求項2に記載の半導体装置の製
    造方法。
  4. 【請求項4】第1の半導体基板上に形成された第1のバ
    ンプの上面を、透明基板の平坦面により押圧して、前記
    第1のバンプの頂部を平坦化する工程と、 第2の半導体基板上に形成された第2のバンプの平坦面
    と前記第1のバンプの平坦面とを重ね合わせて荷重をか
    けて接合する工程とを含み、 前記透明基板により前記第1のバンプの頂部の平坦化の
    様子を観察しながら、前記第1のバンプへの押圧力を調
    整することを特徴とする半導体装置の製造方法。
  5. 【請求項5】第1の半導体基板上に形成された第1のバ
    ンプの上面を、透明基板の平坦面により押圧して、前記
    第1のバンプの頂部を平坦化する工程と、 第2の半導体基板上に形成された第2のバンプの平坦面
    と前記第1のバンプの平坦面とを重ね合わせて荷重をか
    けて接合する工程とを含み、 前記透明基板の前記平坦面にはフラックスが塗布され、
    前記第1のバンプを前記透明基板により押圧する際に、
    該フラックスを前記第1のバンプに転写することを特徴
    とする半導体装置の製造方法。
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