JP3396749B2 - Ｆｄｄ用モータの軸受装置 - Google Patents
Ｆｄｄ用モータの軸受装置Info
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- F16C19/00—Bearings with rolling contact, for exclusively rotary movement
- F16C19/02—Bearings with rolling contact, for exclusively rotary movement with bearing balls essentially of the same size in one or more circular rows
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- G11—INFORMATION STORAGE
- G11B—INFORMATION STORAGE BASED ON RELATIVE MOVEMENT BETWEEN RECORD CARRIER AND TRANSDUCER
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- G11B19/2009—Turntables, hubs and motors for disk drives; Mounting of motors in the drive
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- F16C2370/12—Hard disk drives or the like
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- F16—ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
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Description
【０００１】
【産業上の利用分野】本発明は、フロッピーディスク駆
動装置（以下、ＦＤＤという）の軸受装置に関する。
動装置（以下、ＦＤＤという）の軸受装置に関する。
【０００２】
【従来の技術】ＦＤＤはフロッピーディスクの交換が自
在で取扱いも簡単なことから、コンピュータの外部記憶
装置として多用されている。そして、最近のコンピュー
タのダウンサイジングの傾向に追随して、パ−ソナルコ
ンピュータに内装されるＦＤＤも、その大きさがどんど
ん小さくなってきている。また、ＦＤＤの小型化が進む
につれて、ＦＤ駆動用のモータ及び磁気ヘッド駆動用の
モータも小さくしなければならない。
在で取扱いも簡単なことから、コンピュータの外部記憶
装置として多用されている。そして、最近のコンピュー
タのダウンサイジングの傾向に追随して、パ−ソナルコ
ンピュータに内装されるＦＤＤも、その大きさがどんど
ん小さくなってきている。また、ＦＤＤの小型化が進む
につれて、ＦＤ駆動用のモータ及び磁気ヘッド駆動用の
モータも小さくしなければならない。
【０００３】ところで、上記の磁気ヘッドを駆動するモ
ータは、小型に形成しても、磁気ヘッドを駆動するため
に所定の精度を確保しなければならない。図７はこのよ
うな要求を満たすために作られた従来のモータの要部を
示す断面図である。図７において、５１はＦＤＤ側板で
ある。このＦＤＤ側板５１には図示していない磁気ヘッ
ドキャリッジを駆動するＰＭ型のパルスモータ５２が固
定されている。すなわちパルスモータ５２の取付板５３
がねじ５４、５４によりＦＤＤ固定板５１にねじ止めさ
れている。５５はパルスモータの固定子であり、その内
側には永久磁石を持ったパルスモータ５２の回転子５６
が回転自在に配置されている。なお、ＰＭ型パルスモー
タの構造は周知であるので、次に述べる軸受構造を除い
て詳細な説明は省略する。
ータは、小型に形成しても、磁気ヘッドを駆動するため
に所定の精度を確保しなければならない。図７はこのよ
うな要求を満たすために作られた従来のモータの要部を
示す断面図である。図７において、５１はＦＤＤ側板で
ある。このＦＤＤ側板５１には図示していない磁気ヘッ
ドキャリッジを駆動するＰＭ型のパルスモータ５２が固
定されている。すなわちパルスモータ５２の取付板５３
がねじ５４、５４によりＦＤＤ固定板５１にねじ止めさ
れている。５５はパルスモータの固定子であり、その内
側には永久磁石を持ったパルスモータ５２の回転子５６
が回転自在に配置されている。なお、ＰＭ型パルスモー
タの構造は周知であるので、次に述べる軸受構造を除い
て詳細な説明は省略する。
【０００４】５７は回転子５６に固定された回転軸であ
り、その延長部のパルスモータの外側に位置する部分に
は、磁気ヘッドのキャリッジを移動させるためのリード
スクリュー５８が切られている。ＰＭ型パルスモータの
固定子５５の側面には金属板からなる保護キャップ５９
が固定され、該保護キャップ５９と固定子５５の側面と
の間には回転軸５７を回転軸方向に押圧する板状の回転
軸ばね６０が挾み込まれている。その先端部はボール６
１を介して回転軸５７の一方端が軸支されている。６２
は固定子の側面に保持された取付板５３に固定され、回
転軸５７の中程を回転自在に軸承する焼結メタル軸受６
２が固定されている。６３はＦＤＤの底板（図示なし）
に固定されたピボット軸受であり、ボール６１を介して
回転軸５７の他方端を軸支している。なお、ボール６１
の周辺には摩耗防止用グリース６４が塗布されている。
り、その延長部のパルスモータの外側に位置する部分に
は、磁気ヘッドのキャリッジを移動させるためのリード
スクリュー５８が切られている。ＰＭ型パルスモータの
固定子５５の側面には金属板からなる保護キャップ５９
が固定され、該保護キャップ５９と固定子５５の側面と
の間には回転軸５７を回転軸方向に押圧する板状の回転
軸ばね６０が挾み込まれている。その先端部はボール６
１を介して回転軸５７の一方端が軸支されている。６２
は固定子の側面に保持された取付板５３に固定され、回
転軸５７の中程を回転自在に軸承する焼結メタル軸受６
２が固定されている。６３はＦＤＤの底板（図示なし）
に固定されたピボット軸受であり、ボール６１を介して
回転軸５７の他方端を軸支している。なお、ボール６１
の周辺には摩耗防止用グリース６４が塗布されている。
【０００５】
【発明が解決しようとする課題】上記の如き従来のＦＤ
Ｄ用モータの軸受装置は、回転のための回転軸５７の保
持を、焼結メタル軸受６２とピボット軸受６３で行って
いるため、ＦＤＤの底板の取付面とこれに固定されたピ
ボット軸受６３の取付精度と、ＰＭ型パルスモータ５２
側の取付板５３と焼結メタル軸受６２の取付精度のばら
つきによって、リードスクリュー５８の回転精度が悪く
なり、ＦＤＤの読み出し書込み特性が劣化してしまう場
合がある。
Ｄ用モータの軸受装置は、回転のための回転軸５７の保
持を、焼結メタル軸受６２とピボット軸受６３で行って
いるため、ＦＤＤの底板の取付面とこれに固定されたピ
ボット軸受６３の取付精度と、ＰＭ型パルスモータ５２
側の取付板５３と焼結メタル軸受６２の取付精度のばら
つきによって、リードスクリュー５８の回転精度が悪く
なり、ＦＤＤの読み出し書込み特性が劣化してしまう場
合がある。
【０００６】また、スラストばね６０で回転軸端にある
ボール６１を押圧して該回転軸５７にスラスト荷重を掛
けているため、スラストばね６０のボール６１への当た
り角度や、摩耗防止用グリース６４の塗布のばらつきに
よって、ボール６１とスラストばね６０の接触面で摩耗
が生じ、リードスクリュー５８の回転精度が悪くなり、
前述のように、ＦＤＤの読み出し書込み特性が劣化して
しまう場合がある。
ボール６１を押圧して該回転軸５７にスラスト荷重を掛
けているため、スラストばね６０のボール６１への当た
り角度や、摩耗防止用グリース６４の塗布のばらつきに
よって、ボール６１とスラストばね６０の接触面で摩耗
が生じ、リードスクリュー５８の回転精度が悪くなり、
前述のように、ＦＤＤの読み出し書込み特性が劣化して
しまう場合がある。
【０００７】本発明は、上述のような従来の欠点を改善
しようとするものであり、その目的は、構造が簡単で、
かつ回転軸の回転精度を十分に確保してＦＤＤの読み出
し書込み特性を劣化させないようなＦＤＤ用モータの軸
受装置を提供することにある。
しようとするものであり、その目的は、構造が簡単で、
かつ回転軸の回転精度を十分に確保してＦＤＤの読み出
し書込み特性を劣化させないようなＦＤＤ用モータの軸
受装置を提供することにある。
【０００８】
【課題を解決するための手段】本願の請求項１に記載の
発明は、ＦＤＤ用モータの軸受装置において、前記モー
タの一側面に設けられた保護キャップと、前記保護キャ
ップに設けられた貫通穴と、前記保護キャップに設けら
れた貫通穴に嵌合され、前記保護キャップに対して前記
モータの回転軸方向にのみ移動自在で、かつ前記モータ
の回転軸の一方尖端を軸支する第一のピポット軸受と前
記第一のピポット軸受を構成する摩擦防止用グリースが
塗布され、かつ前記モータの回転軸の外径と略同じ内径
を有する円筒状凹部とフランジを有する基部と、固定子
の側面と保護キャップの側面との間に挿入され、第一の
ピポット軸受の前記基部のフランジに係止して、前記第
１のピポット軸受を前記モータの回転軸方向に押圧する
スラストばねと、前記モータが固定されている基台に固
定された第２のピポット軸受と、前記モータの回転軸で
あって、前記モータの回転子に固定され、一方の尖端の
外形がなめらかな曲線を有するように加工され、前記第
１のピポット軸受の基部の凹部にボールを介さず直接軸
支され、他方の尖端が前記第２のピポット軸受に軸支さ
れた前記モータの回転軸と、前記モータの回転軸の前記
モータ機外に突出した部分に連結されたリードスクリュ
ーと、前記モータに固定され、かつ前記モータの取付板
に開けられた位置決め穴に小径部が嵌合し、小径部の中
央に前記回転軸が非接触状態で貫通穴を有する位置決め
ブッシュと、を具備してなるＦＤＤ用モータの軸受装置
を提供する。本願の請求項２に記載の発明は、請求項１
に記載の発明に加えて、前記第１のピボット軸受の基部
が合成樹脂よりなることを特徴とするＦＤＤ用モータの
軸受装置を提供する。本願の請求項３に記載の発明は、
請求項１に記載の発明に加えて、前第１のピボットの前
記保護キャップが合成樹脂よりなることを特徴とするＦ
ＤＤ用モータの軸受装置を提供する。本願の請求項４に
記載の発明は、請求項１に記載の発明に加えて、前記位
置決めブッシュが金属からなることを特徴とするＦＤＤ
用モータの軸受装置を提供する。
発明は、ＦＤＤ用モータの軸受装置において、前記モー
タの一側面に設けられた保護キャップと、前記保護キャ
ップに設けられた貫通穴と、前記保護キャップに設けら
れた貫通穴に嵌合され、前記保護キャップに対して前記
モータの回転軸方向にのみ移動自在で、かつ前記モータ
の回転軸の一方尖端を軸支する第一のピポット軸受と前
記第一のピポット軸受を構成する摩擦防止用グリースが
塗布され、かつ前記モータの回転軸の外径と略同じ内径
を有する円筒状凹部とフランジを有する基部と、固定子
の側面と保護キャップの側面との間に挿入され、第一の
ピポット軸受の前記基部のフランジに係止して、前記第
１のピポット軸受を前記モータの回転軸方向に押圧する
スラストばねと、前記モータが固定されている基台に固
定された第２のピポット軸受と、前記モータの回転軸で
あって、前記モータの回転子に固定され、一方の尖端の
外形がなめらかな曲線を有するように加工され、前記第
１のピポット軸受の基部の凹部にボールを介さず直接軸
支され、他方の尖端が前記第２のピポット軸受に軸支さ
れた前記モータの回転軸と、前記モータの回転軸の前記
モータ機外に突出した部分に連結されたリードスクリュ
ーと、前記モータに固定され、かつ前記モータの取付板
に開けられた位置決め穴に小径部が嵌合し、小径部の中
央に前記回転軸が非接触状態で貫通穴を有する位置決め
ブッシュと、を具備してなるＦＤＤ用モータの軸受装置
を提供する。本願の請求項２に記載の発明は、請求項１
に記載の発明に加えて、前記第１のピボット軸受の基部
が合成樹脂よりなることを特徴とするＦＤＤ用モータの
軸受装置を提供する。本願の請求項３に記載の発明は、
請求項１に記載の発明に加えて、前第１のピボットの前
記保護キャップが合成樹脂よりなることを特徴とするＦ
ＤＤ用モータの軸受装置を提供する。本願の請求項４に
記載の発明は、請求項１に記載の発明に加えて、前記位
置決めブッシュが金属からなることを特徴とするＦＤＤ
用モータの軸受装置を提供する。
【０００９】
【作用】モータの回転軸は位置決め用ブッシュを非接触
状態で貫通しているので、摩擦による回転軸の回転精度
への影響がなく、リードスクリューの回転精度が向上
し、ＦＤＤの特性上の問題点を解消できる。また、モ−
タの回転軸が受ける回転軸方向の荷重は、モータ内に収
められたピボット軸受を介して与えられるから従来のよ
うにスラストばねとボールが摩耗するということがな
い。さらに、モータ内のピボット軸受の基部と保護用キ
ャップは安価な合成樹脂モールド部品で十分にその機能
を発揮することができる。さらに、モ−タの回転軸の一
方の尖端が軸支されるピボット軸受がボールを用いる構
造のみならず、ボールを用いない構造をも有することが
できるので、ピボット軸受の構造をより簡単にすること
ができる。
状態で貫通しているので、摩擦による回転軸の回転精度
への影響がなく、リードスクリューの回転精度が向上
し、ＦＤＤの特性上の問題点を解消できる。また、モ−
タの回転軸が受ける回転軸方向の荷重は、モータ内に収
められたピボット軸受を介して与えられるから従来のよ
うにスラストばねとボールが摩耗するということがな
い。さらに、モータ内のピボット軸受の基部と保護用キ
ャップは安価な合成樹脂モールド部品で十分にその機能
を発揮することができる。さらに、モ−タの回転軸の一
方の尖端が軸支されるピボット軸受がボールを用いる構
造のみならず、ボールを用いない構造をも有することが
できるので、ピボット軸受の構造をより簡単にすること
ができる。
【００１０】
【実施例】次に本発明の一実施例を図面を用いて詳細に
説明する。図１は本発明に係るＦＤＤ用モータの軸受装
置の断面図である。同図において、１はＦＤＤ側板であ
る。このＦＤＤ側板１には図示していない磁気ヘッドキ
ャリッジを駆動するＰＭ型のパルスモータ２が固定され
ている。すなわちパルスモータ２の取付板３がねじ４、
４によりＦＤＤ固定板１にねじ止めされている。５はパ
ルスモータの固定子であり、その内側には永久磁石を持
ったパルスモータ２の回転子６が回転自在に配置されて
いる。なお、ＰＭ型パルスモータの構造は周知であるの
で、次に述べる軸受構造を除いて詳細な説明は省略す
る。
説明する。図１は本発明に係るＦＤＤ用モータの軸受装
置の断面図である。同図において、１はＦＤＤ側板であ
る。このＦＤＤ側板１には図示していない磁気ヘッドキ
ャリッジを駆動するＰＭ型のパルスモータ２が固定され
ている。すなわちパルスモータ２の取付板３がねじ４、
４によりＦＤＤ固定板１にねじ止めされている。５はパ
ルスモータの固定子であり、その内側には永久磁石を持
ったパルスモータ２の回転子６が回転自在に配置されて
いる。なお、ＰＭ型パルスモータの構造は周知であるの
で、次に述べる軸受構造を除いて詳細な説明は省略す
る。
【００１１】７は回転子６に固定された回転軸であり、
その延長部のパルスモータの外側に位置する部分には、
磁気ヘッドのキャリッジを移動させるためのリードスク
リュー８が切られている。ＰＭ型パルスモータの固定子
５の側面には合成樹脂モールドによる保護キャップ９が
固定されている。保護キャップ９の中央には貫通穴１０
が開けられ、その中にはピボット軸受１１の基部１２
が、回転軸７の回転軸方向に移動自在に嵌め込まれてい
る。保護キャップ９と固定子５の側面との間にはピボッ
ト軸受１１を回転軸方向に押圧する板状のスラストばね
１５が挾み込まれており、これの先端部はピボット軸受
１１の基部１２のフランジ部分１６と係止している。
その延長部のパルスモータの外側に位置する部分には、
磁気ヘッドのキャリッジを移動させるためのリードスク
リュー８が切られている。ＰＭ型パルスモータの固定子
５の側面には合成樹脂モールドによる保護キャップ９が
固定されている。保護キャップ９の中央には貫通穴１０
が開けられ、その中にはピボット軸受１１の基部１２
が、回転軸７の回転軸方向に移動自在に嵌め込まれてい
る。保護キャップ９と固定子５の側面との間にはピボッ
ト軸受１１を回転軸方向に押圧する板状のスラストばね
１５が挾み込まれており、これの先端部はピボット軸受
１１の基部１２のフランジ部分１６と係止している。
【００１２】図２は図１のピボット軸受１１の拡大図で
ある。同図に示されているように、ピボット軸受１１の
基部１２は凹部１２’を有し、この凹部１２’の中に金
属性のボ−ル１３が入れられている。また、回転軸７の
尖端には金属性のボ−ル１４が取付けられている。そし
て、凹部１２’内のボ−ル１３の表面が丁度回転軸７の
尖端のボ−ル１４の表面と接するように、回転軸７の尖
端がピボット軸受１１の基部１２に軸支されている。
ある。同図に示されているように、ピボット軸受１１の
基部１２は凹部１２’を有し、この凹部１２’の中に金
属性のボ−ル１３が入れられている。また、回転軸７の
尖端には金属性のボ−ル１４が取付けられている。そし
て、凹部１２’内のボ−ル１３の表面が丁度回転軸７の
尖端のボ−ル１４の表面と接するように、回転軸７の尖
端がピボット軸受１１の基部１２に軸支されている。
【００１３】図２のピボット軸受構造の代わりに別の軸
受構造を用いることもできる。図３および図４は、ピボ
ット軸受の別の実施例の断面の拡大図である。図３のピ
ボット軸受構造においては、ピボット軸受１１の基部１
２の凹部１２’内にボ−ルがなく、直接回転軸７の尖端
のボ−ル１４が凹部１２’の表面に接触するように回転
軸が軸支されている。なお、摩耗防止用グリースを凹部
１２’内に入れてもよい。
受構造を用いることもできる。図３および図４は、ピボ
ット軸受の別の実施例の断面の拡大図である。図３のピ
ボット軸受構造においては、ピボット軸受１１の基部１
２の凹部１２’内にボ−ルがなく、直接回転軸７の尖端
のボ−ル１４が凹部１２’の表面に接触するように回転
軸が軸支されている。なお、摩耗防止用グリースを凹部
１２’内に入れてもよい。
【００１４】図４のピボット軸受構造においては、さら
に回転軸７の尖端のボ−ルもなく、代わりに回転軸７の
尖端の外形がなめらかな曲線を有するように加工されて
いる。そして、直接回転軸７の尖端が凹部１２’の表面
に接触するように回転軸が軸支されている。なお、摩耗
防止用グリースを凹部１２’内に入れてもよい。この軸
受構造ではボ−ルがないので構造が非常に簡単である。
に回転軸７の尖端のボ−ルもなく、代わりに回転軸７の
尖端の外形がなめらかな曲線を有するように加工されて
いる。そして、直接回転軸７の尖端が凹部１２’の表面
に接触するように回転軸が軸支されている。なお、摩耗
防止用グリースを凹部１２’内に入れてもよい。この軸
受構造ではボ−ルがないので構造が非常に簡単である。
【００１５】図１の１７は位置決め用ブッシュであり、
金属製である。図５は位置決め用ブッシュ１７の拡大図
である。同図に示されているように、位置決め用ブッシ
ュ１７は、大径部１８とこれに連なる小径部１９を持
ち、かつ中央には回転軸が貫通する貫通穴２０が開けら
れている。なお、この貫通穴の内径は回転軸の直径より
も大きい。この位置決め用ブッシュ１７の小径部１９
は、ＰＭ型パルスモータ２の取付板３に開けられた位置
決め穴２２に嵌め込まれ、さらに位置決め用ブッシュ１
７の肩部を取付板３の外側に接合して、小径部１９の先
端をかしめて取付板３に対して精度よく位置決め用ブッ
シュ１７を固定する。２３はＦＤＤの底板（図示なし）
に固定されたピボット軸受であり、ボール２４を介して
回転軸７の他方の端を軸支している。なお、２５はピボ
ット軸受２３のボール、２６はその受け皿である。
金属製である。図５は位置決め用ブッシュ１７の拡大図
である。同図に示されているように、位置決め用ブッシ
ュ１７は、大径部１８とこれに連なる小径部１９を持
ち、かつ中央には回転軸が貫通する貫通穴２０が開けら
れている。なお、この貫通穴の内径は回転軸の直径より
も大きい。この位置決め用ブッシュ１７の小径部１９
は、ＰＭ型パルスモータ２の取付板３に開けられた位置
決め穴２２に嵌め込まれ、さらに位置決め用ブッシュ１
７の肩部を取付板３の外側に接合して、小径部１９の先
端をかしめて取付板３に対して精度よく位置決め用ブッ
シュ１７を固定する。２３はＦＤＤの底板（図示なし）
に固定されたピボット軸受であり、ボール２４を介して
回転軸７の他方の端を軸支している。なお、２５はピボ
ット軸受２３のボール、２６はその受け皿である。
【００１６】次に本発明の動作について説明する。図１
において、リードスクリュー８を持った回転軸７の両端
をピボット軸受１１及び２３で軸支し、従来のように回
転軸７の中程で回転軸を軸支せず、位置決め用ブッシュ
１７を予め精度よくＰＭ型パルスモータ２に取付てお
き、ＰＭ型パルスモータ２をＦＤＤ側板１に固定する際
に、該位置決め用ブッシュ１７の大径部１８をＦＤＤ側
板１に開けられた位置決め穴２２に嵌め込んで、位置決
め用ブッシュ１７によりＰＭ型パルスモータ２の取付位
置の位置決めを行う。したがって、回転軸７は位置決め
用ブッシュ１７と接触しない。このことによりＦＤＤ底
板に取付けるピボット軸受２３の取付精度が悪い場合に
おいても、回転軸７が回転を阻害されるような不意な摩
擦を受けないのでリードスクリュー８の回転精度が向上
し、ＦＤＤの特性上の問題点を解消できる。
において、リードスクリュー８を持った回転軸７の両端
をピボット軸受１１及び２３で軸支し、従来のように回
転軸７の中程で回転軸を軸支せず、位置決め用ブッシュ
１７を予め精度よくＰＭ型パルスモータ２に取付てお
き、ＰＭ型パルスモータ２をＦＤＤ側板１に固定する際
に、該位置決め用ブッシュ１７の大径部１８をＦＤＤ側
板１に開けられた位置決め穴２２に嵌め込んで、位置決
め用ブッシュ１７によりＰＭ型パルスモータ２の取付位
置の位置決めを行う。したがって、回転軸７は位置決め
用ブッシュ１７と接触しない。このことによりＦＤＤ底
板に取付けるピボット軸受２３の取付精度が悪い場合に
おいても、回転軸７が回転を阻害されるような不意な摩
擦を受けないのでリードスクリュー８の回転精度が向上
し、ＦＤＤの特性上の問題点を解消できる。
【００１７】また、回転軸７が受けるスラスト方向の荷
重は、ＰＭ型パルスモータ２内に収められたピボット軸
受１１を介して与えられるから、従来のようにスラスト
ばねとボールが摩耗することがない。さらに、ＰＭ型パ
ルスモータ２内のピボット軸受の基部１２と保護用キャ
ップ９は安価な合成樹脂モールド部品で十分にその機能
を発揮することができる。
重は、ＰＭ型パルスモータ２内に収められたピボット軸
受１１を介して与えられるから、従来のようにスラスト
ばねとボールが摩耗することがない。さらに、ＰＭ型パ
ルスモータ２内のピボット軸受の基部１２と保護用キャ
ップ９は安価な合成樹脂モールド部品で十分にその機能
を発揮することができる。
【００１８】図６は本発明の別の実施例を示す断面図で
ある。なお、この実施例において、前記実施例と同一部
分には同一の符号を付し、その説明は省略する。この実
施例においては、固定子５の底部に固定された保護キャ
ップ９の中央に穴があけられその穴にピボット軸受１１
が移動自在に取付けられている。保護キャップ９と固定
子５の間の隙間には、スラストばね３０が挿入されてお
り、このスラストばね３０はピボット軸受１１のフラン
ジ３１を押圧し、したがって、リードスクリュー８はボ
ール１３、１４を介してスラストばね３０により軸方向
に付勢され、リードスクリュー８は結局ピボット軸受１
１と２３間に軸承される。固定子５の前面に取付けられ
た取付板３にはリードスクリュー８が挿通する穴３２が
設けられており、該穴３２には合成樹脂製の位置決め用
ブッシュ３３が嵌合している。そして、リードスクリュ
ー８は位置決め用ブッシュ３３の中心に設けられた貫通
穴を非接触で貫通している。
ある。なお、この実施例において、前記実施例と同一部
分には同一の符号を付し、その説明は省略する。この実
施例においては、固定子５の底部に固定された保護キャ
ップ９の中央に穴があけられその穴にピボット軸受１１
が移動自在に取付けられている。保護キャップ９と固定
子５の間の隙間には、スラストばね３０が挿入されてお
り、このスラストばね３０はピボット軸受１１のフラン
ジ３１を押圧し、したがって、リードスクリュー８はボ
ール１３、１４を介してスラストばね３０により軸方向
に付勢され、リードスクリュー８は結局ピボット軸受１
１と２３間に軸承される。固定子５の前面に取付けられ
た取付板３にはリードスクリュー８が挿通する穴３２が
設けられており、該穴３２には合成樹脂製の位置決め用
ブッシュ３３が嵌合している。そして、リードスクリュ
ー８は位置決め用ブッシュ３３の中心に設けられた貫通
穴を非接触で貫通している。
【００１９】
【発明の効果】以上詳細に説明したように、本発明のＦ
ＤＤ用モータの軸受装置における第１のピボット軸受
は、保護キャップに設けられた貫通穴に嵌合され、前記
保護キャップに対して前記モータの回転軸方向にのみ移
動自在で、かつ前記モータの回転軸の一方尖端を軸支す
る凹部を有する基部を持っているので、基部の首振り等
による軸受動作の不安定状態を作り出さないし、また、
本願発明では、保護キャップにより第１のピボット軸受
が機外と隔離されているので、塵埃の侵入を防ぐことが
できる。また、本願発明は、モータの取付板に開けられ
た位置決め穴に小径部が嵌合し、小径部の中央に前記回
転軸が非接触状態で貫通する貫通穴を有する位置決めブ
ッシュを備えている。よって、この位置決めブッシュが
モータ側に取り付けられた状態でモータの取付板にあけ
られた位置決め穴にその小径部を嵌合させれば、モータ
を正確に該取付板に取り付けることができ、且つ回転軸
は位置決めブッシュに対して接触せず、回転摩擦を発生
させないと言うメリットがある。さらに、モータの回転
軸が受ける回転軸方向の加重は、モータ内に納められた
ピボット軸受を介して与えられるから、従来のようにス
ラストばねとボールが摩耗するということがない。その
うえ、モータ内のピボット軸受の基部と保護用キャップ
は安価な合成樹脂モールド部品で十分にその機能を発揮
することができる。このほか、モータの回転軸の一方の
先端が軸受されるピボット軸受が、ボールを用いない構
造をも有することができるので、ピボット軸受の構造を
より簡単にすることができるし、回転精度もボール軸受
と同様に保持できる。
ＤＤ用モータの軸受装置における第１のピボット軸受
は、保護キャップに設けられた貫通穴に嵌合され、前記
保護キャップに対して前記モータの回転軸方向にのみ移
動自在で、かつ前記モータの回転軸の一方尖端を軸支す
る凹部を有する基部を持っているので、基部の首振り等
による軸受動作の不安定状態を作り出さないし、また、
本願発明では、保護キャップにより第１のピボット軸受
が機外と隔離されているので、塵埃の侵入を防ぐことが
できる。また、本願発明は、モータの取付板に開けられ
た位置決め穴に小径部が嵌合し、小径部の中央に前記回
転軸が非接触状態で貫通する貫通穴を有する位置決めブ
ッシュを備えている。よって、この位置決めブッシュが
モータ側に取り付けられた状態でモータの取付板にあけ
られた位置決め穴にその小径部を嵌合させれば、モータ
を正確に該取付板に取り付けることができ、且つ回転軸
は位置決めブッシュに対して接触せず、回転摩擦を発生
させないと言うメリットがある。さらに、モータの回転
軸が受ける回転軸方向の加重は、モータ内に納められた
ピボット軸受を介して与えられるから、従来のようにス
ラストばねとボールが摩耗するということがない。その
うえ、モータ内のピボット軸受の基部と保護用キャップ
は安価な合成樹脂モールド部品で十分にその機能を発揮
することができる。このほか、モータの回転軸の一方の
先端が軸受されるピボット軸受が、ボールを用いない構
造をも有することができるので、ピボット軸受の構造を
より簡単にすることができるし、回転精度もボール軸受
と同様に保持できる。
【図１】本発明の一実施例を示す断面図である。
【図２】図１のピボット軸受の拡大図である。
【図３】本発明の別の一実施例のピボット軸受の断面の
拡大図である。
拡大図である。
【図４】本発明の別の一実施例のピボット軸受の断面の
拡大図である。
拡大図である。
【図５】本発明の一実施例の位置決め用ブッシュの拡大
図である。
図である。
【図６】本発明の他の実施例を示す断面図である。
【図７】従来のＦＤＤ用ＰＭ型パルスモータの断面図で
ある。
ある。
１・・・・・・ＦＤＤ側板
２・・・・・・ＰＭ型パルスモータ
３・・・・・・取付板
４・・・・・・ねじ
５・・・・・・固定子
６・・・・・・回転子
７・・・・・・回転軸
８・・・・・・リードスクリュー
９・・・・・・保護キャップ
１０・・・・・・貫通穴
１１・・・・・・ピボット軸受
１２・・・・・・基部
１２’・・・・・凹部
１３・・・・・・ボール
１４・・・・・・ボール
１５・・・・・・スラストばね
１６・・・・・・フランジ部分
１７・・・・・・位置決め用ブッシュ
１８・・・・・・大径部
１９・・・・・・小径部
２０・・・・・・貫通穴
２１・・・・・・肩部
２２・・・・・・位置決め穴
２３・・・・・・ピボット軸受
２４・・・・・・ボール
２５・・・・・・ボール
２６・・・・・・受け皿
５１・・・・・・ＦＤＤ側板
５２・・・・・・ＰＭ型パルスモータ
５３・・・・・・取付板
５４・・・・・・ねじ
５５・・・・・・固定子
５６・・・・・・回転子
５７・・・・・・回転軸
５８・・・・・・リードスクリュー
５９・・・・・・保護キャップ
６０・・・・・・スラストばね
６１・・・・・・ボール
６２・・・・・・焼結メタル軸受
６３・・・・・・ピボット軸受
６４・・・・・・摩耗防止用グリース
─────────────────────────────────────────────────────
フロントページの続き
(72)発明者 松下 晋武
静岡県磐田郡浅羽町浅名1743−１ ミネ
ベア株式会社開発技術センター内
(56)参考文献 特開 平７−75322（ＪＰ，Ａ)
特開 昭62−173947（ＪＰ，Ａ)
特開 昭55−54712（ＪＰ，Ａ)
実開 昭63−77471（ＪＰ，Ｕ)
実開 平４−131165（ＪＰ，Ｕ)
実開 平６−21383（ＪＰ，Ｕ)
(58)調査した分野(Int.Cl.7，ＤＢ名)
H02K 5/173
F16C 17/08
H02K 37/24
Claims (4)
- 【請求項１】ＦＤＤ用モータの軸受装置において、 前記モータの一側面に設けられた保護キャップと、 前記保護キャップに設けられた貫通穴と、 前記保護キャップに設けられた貫通穴に嵌合され、前記
保護キャップに対して前記モータの回転軸方向にのみ移
動自在で、かつ前記モータの回転軸の一方尖端を軸支す
る第一のピポット軸受と前記第一のピポット軸受を構成
する摩擦防止用グリースが塗布され、かつ前記モータの
回転軸の外径と略同じ内径を有する円筒状凹部とフラン
ジを有する基部と、 固定子の側面と保護キャップの側面との間に挿入され、
第一のピポット軸受の前記基部のフランジに係止して、
前記第１のピポット軸受を前記モータの回転軸方向に押
圧するスラストばねと、 前記モータが固定されている基台に固定された第２のピ
ポット軸受と、 前記モータの回転軸であって、前記モータの回転子に固
定され、一方の尖端の外形がなめらかな曲線を有するよ
うに加工され、前記第１のピポット軸受の基部の凹部に
ボールを介さず直接軸支され、他方の尖端が前記第２の
ピポット軸受に軸支された前記モータの回転軸と、 前記モータの回転軸の前記モータ機外に突出した部分に
連結されたリードスクリューと、 前記モータに固定され、かつ前記モータの取付板に開け
られた位置決め穴に小径部が嵌合し、小径部の中央に前
記回転軸が非接触状態で貫通穴を有する位置決めブッシ
ュと、 を具備してなるＦＤＤ用モータの軸受装置。 - 【請求項２】前記第１のピボット軸受の基部が合成樹脂
よりなることを特徴とする請求項１記載のＦＤＤ用モー
タの軸受装置。 - 【請求項３】前第１のピボットの前記保護キャップが合
成樹脂よりなることを特徴とする請求項１記載のＦＤＤ
用モータの軸受装置。 - 【請求項４】前記位置決めブッシュが金属からなること
を特徴とする請求項１記載のＦＤＤ用モータの軸受装
置。
Priority Applications (4)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP33911694A JP3396749B2 (ja) | 1994-12-29 | 1994-12-29 | Ｆｄｄ用モータの軸受装置 |
| DE69533664T DE69533664T2 (de) | 1994-12-29 | 1995-12-28 | Lagervorrichtung in einem Floppydiskantriebsmotor |
| EP95309501A EP0720168B1 (en) | 1994-12-29 | 1995-12-28 | Bearing installation in a floppy disk driver motor |
| US08/580,255 US5777413A (en) | 1994-12-29 | 1995-12-28 | Bearing installation in a floppy disk driver motor |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP33911694A JP3396749B2 (ja) | 1994-12-29 | 1994-12-29 | Ｆｄｄ用モータの軸受装置 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH08186950A JPH08186950A (ja) | 1996-07-16 |
| JP3396749B2 true JP3396749B2 (ja) | 2003-04-14 |
Family
ID=18324411
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP33911694A Expired - Fee Related JP3396749B2 (ja) | 1994-12-29 | 1994-12-29 | Ｆｄｄ用モータの軸受装置 |
Country Status (4)
| Country | Link |
|---|---|
| US (1) | US5777413A (ja) |
| EP (1) | EP0720168B1 (ja) |
| JP (1) | JP3396749B2 (ja) |
| DE (1) | DE69533664T2 (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| CN100440690C (zh) * | 2004-10-29 | 2008-12-03 | 日本电产三协株式会社 | 电动机 |
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|---|---|---|---|---|
| KR100318827B1 (ko) * | 1999-03-17 | 2002-01-04 | 이형도 | 스태핑 모터 |
| US6560856B1 (en) | 2000-06-26 | 2003-05-13 | International Business Machines Corporation | Self-aligning fixture for pre-loading and aligning pivot bearing assemblies |
| DE10058591A1 (de) * | 2000-11-25 | 2002-05-29 | Bosch Gmbh Robert | Vorrichtung mit Lager |
| KR20030077206A (ko) * | 2002-03-25 | 2003-10-01 | 삼성전기주식회사 | 스테핑 모터 |
| JP3876187B2 (ja) * | 2002-04-30 | 2007-01-31 | 日本電産サンキョー株式会社 | モータ |
| JP3776400B2 (ja) | 2002-12-24 | 2006-05-17 | ミネベア株式会社 | モータ |
| US7081696B2 (en) | 2004-08-12 | 2006-07-25 | Exro Technologies Inc. | Polyphasic multi-coil generator |
| WO2007140624A1 (en) | 2006-06-08 | 2007-12-13 | Exro Technologies Inc. | Poly-phasic multi-coil generator |
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| US7868510B2 (en) * | 2007-03-30 | 2011-01-11 | Rittenhouse Norman P | High-efficiency wheel-motor utilizing molded magnetic flux channels with transverse-flux stator |
| US8922087B1 (en) | 2013-08-26 | 2014-12-30 | Norman P Rittenhouse | High efficiency low torque ripple multi-phase permanent magnet machine |
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| US20150318771A1 (en) * | 2014-05-01 | 2015-11-05 | Seong-Kwan Oh | Step motor and method of manufacturing thereof |
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| EP3586431A4 (en) | 2017-05-23 | 2020-11-11 | DPM Technologies Inc. | APPARATUS, METHOD AND INDICATOR SYSTEM FOR CONFIGURING A VARIABLE COIL |
| US11722026B2 (en) | 2019-04-23 | 2023-08-08 | Dpm Technologies Inc. | Fault tolerant rotating electric machine |
| CA3217299A1 (en) | 2021-05-04 | 2022-11-10 | Tung Nguyen | Battery control systems and methods |
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| US2157752A (en) * | 1936-08-06 | 1939-05-09 | Waltham Watch Co | Motor lubricating system |
| DE1613010A1 (de) * | 1967-05-06 | 1971-01-28 | Bosch Gmbh Robert | Flachbauender Elektromotor,insbesondere fuer Fensterheber- bzw.Schiebedachantriebe |
| US3500087A (en) * | 1968-11-04 | 1970-03-10 | Gen Electric | Detachable lubricant reservoir for dynamoelectric machine |
| US4005493A (en) * | 1975-02-25 | 1977-01-25 | Sycor, Inc. | Method and means for moving recording heads in disc-type recorders |
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-
1994
- 1994-12-29 JP JP33911694A patent/JP3396749B2/ja not_active Expired - Fee Related
-
1995
- 1995-12-28 DE DE69533664T patent/DE69533664T2/de not_active Expired - Fee Related
- 1995-12-28 US US08/580,255 patent/US5777413A/en not_active Expired - Fee Related
- 1995-12-28 EP EP95309501A patent/EP0720168B1/en not_active Expired - Lifetime
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Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| DE69533664D1 (de) | 2004-11-25 |
| EP0720168B1 (en) | 2004-10-20 |
| EP0720168A3 (en) | 1997-04-16 |
| US5777413A (en) | 1998-07-07 |
| DE69533664T2 (de) | 2005-03-03 |
| EP0720168A2 (en) | 1996-07-03 |
| JPH08186950A (ja) | 1996-07-16 |
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