JPH0614518A - リードスクリュー付ステッピングモータ - Google Patents
リードスクリュー付ステッピングモータInfo
- Publication number
- JPH0614518A JPH0614518A JP4162486A JP16248692A JPH0614518A JP H0614518 A JPH0614518 A JP H0614518A JP 4162486 A JP4162486 A JP 4162486A JP 16248692 A JP16248692 A JP 16248692A JP H0614518 A JPH0614518 A JP H0614518A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- lead screw
- rotor shaft
- stepping motor
- thrust direction
- leaf spring
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
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- Moving Of Heads (AREA)
- Connection Of Motors, Electrical Generators, Mechanical Devices, And The Like (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 スラスト方向に外力が加わった場合のリード
スクリューの落脱を確実に防止できる高信頼性で低価格
のリードスクリュー付ステッピングモータを提供する。 【構成】 ロータシャフト1に結合されたリードスクリ
ュー3とロータシャフト1を支持する滑り軸受2を備
え、前記リードスクリューと滑り軸受を近接させて配
し、リードスクリュー端面3aと滑り軸受端面2aを当
接させることによってロータシャフト後端に当接する板
バネ5の変位によるリードスクリューのスラスト方向の
移動を制限する。これにより、スラスト方向の外力によ
るリードスクリューの落脱を防止でき、このために従来
必要であったモータ底板が不要となる。
スクリューの落脱を確実に防止できる高信頼性で低価格
のリードスクリュー付ステッピングモータを提供する。 【構成】 ロータシャフト1に結合されたリードスクリ
ュー3とロータシャフト1を支持する滑り軸受2を備
え、前記リードスクリューと滑り軸受を近接させて配
し、リードスクリュー端面3aと滑り軸受端面2aを当
接させることによってロータシャフト後端に当接する板
バネ5の変位によるリードスクリューのスラスト方向の
移動を制限する。これにより、スラスト方向の外力によ
るリードスクリューの落脱を防止でき、このために従来
必要であったモータ底板が不要となる。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、フロッピーディスクド
ライブに代表される磁気記録装置やCD−ROMに代表
される光記録装置などの精密機器に使用される精密移送
用リードスクリュー付ステッピングモータに関するもの
である。
ライブに代表される磁気記録装置やCD−ROMに代表
される光記録装置などの精密機器に使用される精密移送
用リードスクリュー付ステッピングモータに関するもの
である。
【0002】
【従来の技術】近年、機器の高信頼性化,高精度化,低
価格化に伴いそれに使用されるリードスクリュー付モー
タも低価格で高信頼性,高精度化が強く要望されてい
る。
価格化に伴いそれに使用されるリードスクリュー付モー
タも低価格で高信頼性,高精度化が強く要望されてい
る。
【0003】従来、この種のリードスクリュー付ステッ
ピングモータとして、例えば実開平1−127348号
公報に示すような構成が一般的であった。以下、その構
成について図2を参照しながら説明する。
ピングモータとして、例えば実開平1−127348号
公報に示すような構成が一般的であった。以下、その構
成について図2を参照しながら説明する。
【0004】図2において1は滑り軸受2によって片側
支持されたモータのロータシャフト、3は中央部にねじ
を形成したリードスクリューで、このリードスクリュー
3の一端にはロータシャフト1の径と合わせた穴を設け
ており、ロータシャフト1を前記穴に篏入して結合して
いる。そして移動体4をリードスクリュー3のねじ部分
に当接させて、リードスクリュー3の回転によって移動
体4を軸方向に移動させている。5は予圧を与える板バ
ネで、ロータシャフト1,リードスクリュー3,移動体
4を軸方向に支えている。6はモータ底板で、リードス
クリュー3にスラスト方向に板バネ5によって与えられ
る予圧力以上の外力が加わった時に移動する距離のスト
ッパーの役目を有している。7はボール8を介してリー
ドスクリュー3の先端部を支えるピボット軸受である。
支持されたモータのロータシャフト、3は中央部にねじ
を形成したリードスクリューで、このリードスクリュー
3の一端にはロータシャフト1の径と合わせた穴を設け
ており、ロータシャフト1を前記穴に篏入して結合して
いる。そして移動体4をリードスクリュー3のねじ部分
に当接させて、リードスクリュー3の回転によって移動
体4を軸方向に移動させている。5は予圧を与える板バ
ネで、ロータシャフト1,リードスクリュー3,移動体
4を軸方向に支えている。6はモータ底板で、リードス
クリュー3にスラスト方向に板バネ5によって与えられ
る予圧力以上の外力が加わった時に移動する距離のスト
ッパーの役目を有している。7はボール8を介してリー
ドスクリュー3の先端部を支えるピボット軸受である。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】このような従来の構成
では、スラスト方向に外力が加わった時にリードスクリ
ューの移動を制限するにはモータ底板が必要であった。
また、モータ底板を有していても板バネの変位量が大き
く設定されている場合、リードスクリュー先端部がピボ
ット軸受から落脱するという重大な欠点を有していた。
では、スラスト方向に外力が加わった時にリードスクリ
ューの移動を制限するにはモータ底板が必要であった。
また、モータ底板を有していても板バネの変位量が大き
く設定されている場合、リードスクリュー先端部がピボ
ット軸受から落脱するという重大な欠点を有していた。
【0006】本発明は上記問題点を解決するもので、低
価格で高信頼性を有するリードスクリュー付ステッピン
グモータを提供することを目的としている。
価格で高信頼性を有するリードスクリュー付ステッピン
グモータを提供することを目的としている。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明は上記目的を達成
するために、ロータシャフト先端に結合されたリードス
クリューと前記ロータシャフト後端に当接し予圧を与え
る板バネと前記ロータシャフトを支える滑り軸受とを備
え、リードスクリューと滑り軸受を近接させ板バネの変
位を制限させるものである。
するために、ロータシャフト先端に結合されたリードス
クリューと前記ロータシャフト後端に当接し予圧を与え
る板バネと前記ロータシャフトを支える滑り軸受とを備
え、リードスクリューと滑り軸受を近接させ板バネの変
位を制限させるものである。
【0008】
【作用】本発明は上記した構成により、リードスクリュ
ーと滑り軸受を近接させているので、底板の作用とは関
係なく板バネの変位を制限することができる。
ーと滑り軸受を近接させているので、底板の作用とは関
係なく板バネの変位を制限することができる。
【0009】
【実施例】以下本発明の一実施例について、図1を参照
しながら説明する。図1において、従来例を示す図2と
同じ構成の部品には同一番号を付与し、その説明を省略
する。
しながら説明する。図1において、従来例を示す図2と
同じ構成の部品には同一番号を付与し、その説明を省略
する。
【0010】3aはリードスクリュー端面で、滑り軸受
端面2aと近接し対向している。Xは両端面の距離であ
り、リードスクリュー3の先端部がピボット軸受7から
落脱に達する移動量以下である。
端面2aと近接し対向している。Xは両端面の距離であ
り、リードスクリュー3の先端部がピボット軸受7から
落脱に達する移動量以下である。
【0011】上記構成において動作を説明すると、リー
ドスクリュー3に板バネ5によって与えられた予圧以上
の外力がスラスト方向(矢印方向)に加わると、板バネ
5は同方向に変位しリードスクリューも移動する。しか
しながら最大移動量はリードスクリュー端面3aが、滑
り軸受端面2aに当接するまでの距離Xで制限される。
ドスクリュー3に板バネ5によって与えられた予圧以上
の外力がスラスト方向(矢印方向)に加わると、板バネ
5は同方向に変位しリードスクリューも移動する。しか
しながら最大移動量はリードスクリュー端面3aが、滑
り軸受端面2aに当接するまでの距離Xで制限される。
【0012】このように本発明の実施例のリードスクリ
ュー付ステッピングモータによれば、リードスクリュー
3を滑り軸受2に近接して配してあるのでモータ底板が
不用となり、またリードスクリュー先端部のピボット軸
受7からの落脱も完全に防止することができる。
ュー付ステッピングモータによれば、リードスクリュー
3を滑り軸受2に近接して配してあるのでモータ底板が
不用となり、またリードスクリュー先端部のピボット軸
受7からの落脱も完全に防止することができる。
【0013】
【発明の効果】以上の実施例から明らかなように、本発
明によればリードスクリューを滑り軸受に近接して配し
てあるので、リードスクリューの外力により移動量を小
さく制限することができ、部品点数の削減による低価格
で、リードスクリュー先端部のピボット軸受からの落脱
も防止できる高信頼性リードスクリュー付ステッピング
モータを提供できる。
明によればリードスクリューを滑り軸受に近接して配し
てあるので、リードスクリューの外力により移動量を小
さく制限することができ、部品点数の削減による低価格
で、リードスクリュー先端部のピボット軸受からの落脱
も防止できる高信頼性リードスクリュー付ステッピング
モータを提供できる。
【図1】本発明の一実施例におけるリードスクリュー付
ステッピングモータの断面図
ステッピングモータの断面図
【図2】従来のリードスクリュー付ステッピングモータ
の断面図
の断面図
1 ロータシャフト 2 滑り軸受 3 リードスクリュー 5 板バネ 7 ピボット軸受
Claims (1)
- 【請求項1】ロータシャフト先端に結合されたリードス
クリューと前記ロータシャフト後端に当接し予圧を与え
る板バネと前記ロータシャフトを支える滑り軸受とを備
え、前記リードスクリューと滑り軸受を近接させたこと
を特徴とするリードスクリュー付ステッピングモータ。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP4162486A JPH0614518A (ja) | 1992-06-22 | 1992-06-22 | リードスクリュー付ステッピングモータ |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP4162486A JPH0614518A (ja) | 1992-06-22 | 1992-06-22 | リードスクリュー付ステッピングモータ |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0614518A true JPH0614518A (ja) | 1994-01-21 |
Family
ID=15755535
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP4162486A Pending JPH0614518A (ja) | 1992-06-22 | 1992-06-22 | リードスクリュー付ステッピングモータ |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0614518A (ja) |
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
EP0701069A1 (en) * | 1993-09-03 | 1996-03-13 | Minebea Co.,Ltd. | Bearing system in a motor for FDD |
EP0720168A2 (en) * | 1994-12-29 | 1996-07-03 | Minebea Co.,Ltd. | Bearing installation in a floppy disk driver motor |
US9287854B2 (en) | 2011-12-01 | 2016-03-15 | International Business Machines Corporation | Pulse stretching circuit and method |
-
1992
- 1992-06-22 JP JP4162486A patent/JPH0614518A/ja active Pending
Cited By (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
EP0701069A1 (en) * | 1993-09-03 | 1996-03-13 | Minebea Co.,Ltd. | Bearing system in a motor for FDD |
EP0720168A2 (en) * | 1994-12-29 | 1996-07-03 | Minebea Co.,Ltd. | Bearing installation in a floppy disk driver motor |
EP0720168A3 (en) * | 1994-12-29 | 1997-04-16 | Minebea Co Ltd | Bearing device in a floppy disk drive motor |
US5777413A (en) * | 1994-12-29 | 1998-07-07 | Minebea Co., Ltd. | Bearing installation in a floppy disk driver motor |
US9287854B2 (en) | 2011-12-01 | 2016-03-15 | International Business Machines Corporation | Pulse stretching circuit and method |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
EXPY | Cancellation because of completion of term |