JPH07123691A - 永久磁石型ステッピングモータ - Google Patents

永久磁石型ステッピングモータ

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Publication number
JPH07123691A
JPH07123691A JP26459193A JP26459193A JPH07123691A JP H07123691 A JPH07123691 A JP H07123691A JP 26459193 A JP26459193 A JP 26459193A JP 26459193 A JP26459193 A JP 26459193A JP H07123691 A JPH07123691 A JP H07123691A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
shaft
frame
mounting plate
stepping motor
type stepping
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP26459193A
Other languages
English (en)
Inventor
Hiroshi Miyakai
博志 宮廻
Shozo Ohashi
省三 大橋
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Panasonic Holdings Corp
Original Assignee
Matsushita Electric Industrial Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Matsushita Electric Industrial Co Ltd filed Critical Matsushita Electric Industrial Co Ltd
Priority to JP26459193A priority Critical patent/JPH07123691A/ja
Publication of JPH07123691A publication Critical patent/JPH07123691A/ja
Pending legal-status Critical Current

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Abstract

(57)【要約】 【目的】 取付板に予圧機能を複合させることにより部
品点数を削減し、小型で高性能なPM型ステッピングモ
ータの提供を目的とする。 【構成】 PM型ステッピングモータにおいて、シャフ
ト1の片側一端部が球面形状を有し、フレーム2に嵌合
固定された軸受3と取付板11に取り付けられたピボッ
ト軸受6によりモータ軸の芯出しを行ない、シャフト1
の先端には円錐状の凹部が形成され、鋼球7が装着され
てピボット軸受6と接触するような構成において、バネ
性を有する取付板11を使用し予圧機能を複合させる構
造をとる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、ビデオカメラ等に用い
るレンズ駆動装置や、フロッピーディスクのヘッド駆動
装置,各種OA機器駆動装置等に使用される永久磁石型
ステッピングモータに関するものである。
【0002】
【従来の技術】近年、装置の小型化,高性能化,低価格
化に対してそれに使用されるステッピングモータも小型
化,高性能化,低価格化の要求が強くなってきている。
【0003】以下、図5を参照しながら説明する。図5
において、1は一端を球面加工したシャフト、2はフレ
ームで、軸受3が嵌合固定されている。4は予圧を与え
る板バネである。前記板バネ4はシャフト1の片側一端
の球面形状部分を当接させてシャフト1を回転自在に軸
方向に支えている。また、シャフト他端には取付金具5
に固着したピボット軸受6と鋼球7を設けて前記軸受3
とともにモータの芯出しを行っている。8はロータマグ
ネットで、シャフト1と一体的に回転するよう固定され
モータ軸を構成している。フレーム2内には二個のコイ
ル9と四枚の櫛歯状ヨーク10とが一個のコイル9を二
枚のヨーク10で挟み込んで収納されている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】このような従来の構成
では、シャフトに予圧を与えるために板バネが必要であ
った。しかしながらモータの小型化に伴い、従来の構成
での板バネでは十分な予圧力を得ることが困難であると
いう問題点、さらに金属性の板バネ(一般的にはSUS
材)と金属性のシャフトが摺動するために騒音や磨耗の
発生という問題点を有していた。また軸受内径中心とヨ
ーク内径中心との同心度がフレームおよびヨークのプレ
スワークの精度に左右されやすく、安定して高精度の同
心度が得られずエアギャップの不均一という問題点を常
に抱えている。
【0005】本発明は上記従来の問題点を解決するもの
で、小型,高性能な永久磁石型ステッピングモータを提
供することを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明は、上記課題を解
決するために種々の手段を提供する。
【0007】第1の発明は、軸受を保持する取付板にバ
ネ性を持たせ、モータ軸を押圧し予圧を与えるものであ
る。また、反ピボット軸受側シャフト先端部と平面受け
部との摺動部に樹脂材を介在させるものである。
【0008】第2の発明は、ピボット軸受を保持する板
バネへの衝撃によるモータ軸のスラスト方向の移動を拘
束するストッパー機構を兼ね備えた剛性体の取付金具を
有するものである。
【0009】第3の発明は、フレームに固定された軸受
外径部とフレーム内に収納されるヨーク内径部とを嵌合
し組み合わせてなるものである。
【0010】
【作用】本発明は上記のような構成により、第1の発明
はモータの小型化において板バネを用いることなく取付
板のバネ性で適切なる予圧を得ることができ、反ピボッ
ト軸受側シャフト先端部と平面受け部との磨耗性能を向
上できるとともに騒音も低減できる。
【0011】第2の発明は、モータ軸の衝撃による軸ス
ラスト移動を拘束することができる。
【0012】第3の発明は、ヨーク内径とロータ外径と
のエアギャプの不均一を改善できモータの高性能化を提
供する。
【0013】
【実施例】(実施例1)以下、本発明の一実施例につい
て図面を参照しながら説明する。
【0014】図1は本発明の第1の実施例における永久
磁石(以降PM型と記す)ステッピングモータの断面構
造図である。
【0015】図1において、1はシャフトで片側一端部
は球面形状になっており、フレーム2に嵌合固定された
軸受3と取付板11に取り付けられたピボット軸受6に
よりモータ軸の芯出しを行っている。シャフト1の先端
には円錐状の凹部が形成され、鋼球7が装着されてピボ
ット軸受6と接触するようになっている。また取付板1
1には樹脂材料、たとえばポリアセタール、ポリフェニ
レンサルファイド,ナイロンなどを使用し、また少なく
ともピボット軸受固定部の厚さt1をレンズ取付部の厚
さt2以下にすることによりバネ性を持たせて、フレー
ム2に固定された平面受け部12に押圧付勢してシャフ
ト1を軸方向に回転自在に支えている。8はロータマグ
ネットでシャフト1と一体的に回転するよう固定されて
いる。
【0016】図2は、本発明の第2の実施例における平
面受け部の断面構造図である。図2において、12はフ
レーム2に固定された平面受け部、13はシャフト1と
前記平面受け部12の摺動部に固定された樹脂材であ
る。前記樹脂材13には、たとえば酸化亜鉛ウィスカ入
りのポリアセタール,ポリフェニレンサルファイド,ナ
イロンなどの材料を使用することによりシャフト1の回
転による摺動部の軸ロス,騒音および磨耗を低減するこ
とができる。
【0017】(実施例2)以下、第2の発明の実施例に
ついて図面を参照しながら説明する。
【0018】図3は、本発明の実施例におけるストッパ
ー機構を有する取付板の断面構造図である。図3におい
て、14は取付金具15aに固着された板バネで、該板
バネ14と板バネに固着されたピボット軸受6によりシ
ャフト1を平面受け部12に押圧付勢してモータ軸を回
転自在に支えている。15bは衝撃によるモータ軸のス
ラスト方向の移動を制限するストッパーである。なお、
ストッパー15bは取付金具15aと一体構造になって
いてもよい。
【0019】(実施例3)以下、第3の発明の実施例に
ついて図4を参照しながら説明する。
【0020】図4は、第3の発明の実施例におけるPM
型ステッピングモータの断面構造図である。図4に示す
ように従来例図5と同じ構成の部品には従来例と同一番
号を付与し、その説明を省略する。3aはフレーム2に
固定されたフランジ型軸受3のフランジ部であり、外周
部はフレーム2の天面に隣接するヨーク10の内周部と
嵌合している。
【0021】上記構成においてその動作を説明すると、
軸受3の内径中心とヨーク10の内径中心の同心度は、
軸受3の内径と3aフランジ部外径との同心度によって
決定され、フレーム2およびヨーク10のプレスワーク
による精度に左右されない。よって通常0.02mm程度
の同心度が容易く得られ、ヨーク10とロータマグネッ
ト8とのエアギャップの不均一量も安定して高精度のも
のが得られる。
【0022】
【発明の効果】以上の実施例から明らかなように、本発
明によれば取付板に予圧機能を複合することおよび軸受
とヨークを嵌合組み合わしてなることにより、部品点数
の削減並びにモータの小型化が図れ、耐衝撃性に優れた
高性能長寿命かつ低騒音なステッピングモータを提供す
ることができ、その効果は大なるものがある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施例におけるPM型ステッピ
ングモータの断面図
【図2】本発明の第2の実施例におけるPM型ステッピ
ングモータの断面図
【図3】第2の発明の一実施例におけるPM型ステッピ
ングモータの断面図
【図4図】第3の発明の一実施例におけるPM型ステッ
ピングモータの断面図
【図5】従来のPM型ステッピングモータの断面図
【符号の説明】
1 シャフト 2 フレーム 3 軸受 3a 軸受フランジ部 4 板バネ 5,15a 取付金具 6 ピボット軸受 7 鋼球 8 ロータマグネット 9 コイル 10 ヨーク 11 取付板 12 平面受け部 13 樹脂材 14 板バネ 15b ストッパー

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】シャフトと一体化されたモータ軸と、シャ
    フト端部を支持するピボット軸受と、前記ピボット軸受
    を保持しフレームの端面に固定された取付板と、モータ
    軸に固着されたロータマグネットと、フレームの反取付
    板側に設けた平面受け部を有し、前記モータ軸は端部を
    球面形状とし、前記取付板は弾性を有することを特徴と
    する永久磁石型ステッピングモータ。
  2. 【請求項2】取付板にモータ軸のストッパー機構を備え
    た請求項1記載の永久磁石型ステッピングモータ。
  3. 【請求項3】天面中央部に穴を有するカップ状のフレー
    ムと、前記フレーム天面穴に固定された軸受と同一形状
    に限定されない複数個の櫛歯状ヨークとを有し、前記軸
    受外径部と前記フレーム天面に当接する前記ヨーク内径
    部とを嵌合組み合わしてなる永久磁石型ステッピングモ
    ータ。
JP26459193A 1993-10-22 1993-10-22 永久磁石型ステッピングモータ Pending JPH07123691A (ja)

Priority Applications (1)

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JP26459193A JPH07123691A (ja) 1993-10-22 1993-10-22 永久磁石型ステッピングモータ

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JP26459193A JPH07123691A (ja) 1993-10-22 1993-10-22 永久磁石型ステッピングモータ

Publications (1)

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JPH07123691A true JPH07123691A (ja) 1995-05-12

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ID=17405432

Family Applications (1)

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JP26459193A Pending JPH07123691A (ja) 1993-10-22 1993-10-22 永久磁石型ステッピングモータ

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JP (1) JPH07123691A (ja)

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR100397224B1 (ko) * 2000-09-05 2003-09-13 주식회사 모아텍 스텝핑 모터
JP2004506161A (ja) * 2000-08-05 2004-02-26 レニショウ パブリック リミテッド カンパニー ベアリング装置
JP2009131042A (ja) * 2007-11-22 2009-06-11 Nidec Sankyo Corp モータ

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2004506161A (ja) * 2000-08-05 2004-02-26 レニショウ パブリック リミテッド カンパニー ベアリング装置
KR100397224B1 (ko) * 2000-09-05 2003-09-13 주식회사 모아텍 스텝핑 모터
JP2009131042A (ja) * 2007-11-22 2009-06-11 Nidec Sankyo Corp モータ

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