JPH05115140A - 磁気デイスク駆動装置 - Google Patents
磁気デイスク駆動装置Info
- Publication number
- JPH05115140A JPH05115140A JP3272287A JP27228791A JPH05115140A JP H05115140 A JPH05115140 A JP H05115140A JP 3272287 A JP3272287 A JP 3272287A JP 27228791 A JP27228791 A JP 27228791A JP H05115140 A JPH05115140 A JP H05115140A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- magnetic disk
- fixed
- back plate
- stator coil
- receiver
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 磁気ディスクを保持する磁気ディスク受けに
駆動用モーターを構成するロータマグネットを、バック
プレートを介して固定した磁気ディスク駆動装置に関す
るもので、前記ロータマグネットを固定部に配置された
ステータコイルに対して精度良く取り付ける具体的構成
を提供する。 【構成】 磁気ディスク受け５の形状を、ステータコイ
ル３に対向する内側面５ａとその内側面５ａから直角方
向に外側に延びる底面部５ｂとを有するよう構成し、一
端にフランジ部１１ａを有する円筒状のバックプレート
１１を、その外周が前記内側面５ａと接し、フランジ部
１１ａが前記底面部５ｂに接するように前記磁気ディス
ク受け５に固定する。
駆動用モーターを構成するロータマグネットを、バック
プレートを介して固定した磁気ディスク駆動装置に関す
るもので、前記ロータマグネットを固定部に配置された
ステータコイルに対して精度良く取り付ける具体的構成
を提供する。 【構成】 磁気ディスク受け５の形状を、ステータコイ
ル３に対向する内側面５ａとその内側面５ａから直角方
向に外側に延びる底面部５ｂとを有するよう構成し、一
端にフランジ部１１ａを有する円筒状のバックプレート
１１を、その外周が前記内側面５ａと接し、フランジ部
１１ａが前記底面部５ｂに接するように前記磁気ディス
ク受け５に固定する。
Description
【０００１】
【産業上の利用分野】本発明は、磁気ディスク駆動装置
に関するもので、特に磁気ディスクを支持する磁気ディ
スク受け部と駆動用モータを一体的に組み込んだ磁気デ
ィスク駆動装置において、組立が容易で、モターの駆動
力を上昇せしめる具体構成に特徴を有するものである。
に関するもので、特に磁気ディスクを支持する磁気ディ
スク受け部と駆動用モータを一体的に組み込んだ磁気デ
ィスク駆動装置において、組立が容易で、モターの駆動
力を上昇せしめる具体構成に特徴を有するものである。
【０００２】
【従来の技術】近年磁気ディスク駆動装置は、高性能化
が望まれている。以下に従来の磁気ディスク駆動装置に
ついて説明する。
が望まれている。以下に従来の磁気ディスク駆動装置に
ついて説明する。
【０００３】図２は従来の磁気ディスク駆動装置の断面
図を示すものである。図２において、１は取付けフレー
ムであり、２は固定軸で、前記取付けフレーム１の中心
部に片持ち状に固定されている。前記取付けフレーム１
には、前記固定軸２を中心に環状にステータコイル３が
配置されている。固定軸２の自由端部には、磁気ディス
ク１０が固定された磁気ディスク受け５が一対のベアリ
ング４により回転自在に支持されている。
図を示すものである。図２において、１は取付けフレー
ムであり、２は固定軸で、前記取付けフレーム１の中心
部に片持ち状に固定されている。前記取付けフレーム１
には、前記固定軸２を中心に環状にステータコイル３が
配置されている。固定軸２の自由端部には、磁気ディス
ク１０が固定された磁気ディスク受け５が一対のベアリ
ング４により回転自在に支持されている。
【０００４】この磁気ディスク受け５と一対のベアリン
グ４及び一対のベアリング４と固定軸２は、取付けフレ
ーム１とベアリング４の間に配置された皿バネ６により
予圧が与えられた状態で接着固定されている。また磁気
ディスク受け５は前記ステータコイル３に対向する円筒
状の内側面５ａとその内側面５ａから直角方向に外側に
伸びる底面部５ｂを有しており、この内側面５ａに磁性
体よりなる円筒状のバックプレート８が接着固定されて
いる。そして、そのバックプレート８の内面には、前記
ステータコイル３に所定の間隔を有して対向するように
環状のロータマグネット７が固定されており、このロー
タマグネット７とステータコイル３とで、前記磁気ディ
スク受け５を回転駆動するモータを構成している。
グ４及び一対のベアリング４と固定軸２は、取付けフレ
ーム１とベアリング４の間に配置された皿バネ６により
予圧が与えられた状態で接着固定されている。また磁気
ディスク受け５は前記ステータコイル３に対向する円筒
状の内側面５ａとその内側面５ａから直角方向に外側に
伸びる底面部５ｂを有しており、この内側面５ａに磁性
体よりなる円筒状のバックプレート８が接着固定されて
いる。そして、そのバックプレート８の内面には、前記
ステータコイル３に所定の間隔を有して対向するように
環状のロータマグネット７が固定されており、このロー
タマグネット７とステータコイル３とで、前記磁気ディ
スク受け５を回転駆動するモータを構成している。
【０００５】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら上記の従
来の構成では、安定した回転駆動力を得るためにステー
タコイル３とロータマグネット７が所定の位置関係をと
る必要があり、そのためにロータマグネット７とバック
プレート８及びロータフレーム５の固定時の高さ合わせ
が非常に重要でかつ困難な作業であった。又、バックプ
レート８が円筒形状であったため切削加工をする必要が
あり部品コストが高くなるという問題点を有していた。
来の構成では、安定した回転駆動力を得るためにステー
タコイル３とロータマグネット７が所定の位置関係をと
る必要があり、そのためにロータマグネット７とバック
プレート８及びロータフレーム５の固定時の高さ合わせ
が非常に重要でかつ困難な作業であった。又、バックプ
レート８が円筒形状であったため切削加工をする必要が
あり部品コストが高くなるという問題点を有していた。
【０００６】本発明は上記従来の問題点を解決するもの
で、部品コスト及び組み立て工数を低減し、安定した回
転駆動力を得る事ができる磁気ディスク駆動装置を提供
することを目的とする。
で、部品コスト及び組み立て工数を低減し、安定した回
転駆動力を得る事ができる磁気ディスク駆動装置を提供
することを目的とする。
【０００７】
【課題を解決するための手段】この目的を達成するため
に本発明の磁気ディスク駆動装置は、取付けフレームに
固定された固定軸と、その固定軸を中心に前記取付けフ
レームに環状に固定されたステータコイルと、前記固定
軸の自由端部に１対の転がり軸受けにより回転自在に支
持された磁気ディスク受けとを有し、前記磁気ディスク
受けは、前記ステータコイルに対向する内側面とその内
側面から直角方向に外側に延びる底面部を有しており、
一端にフランジ部を有する円筒状の磁性体よりなるバッ
クプレートを、その外周が前記内側面と接し、前記フラ
ンジ部が前記底面部に接するように前記磁気ディスク受
けに固定し、そのバックプレートの内側面の前記ステー
タコイルと対向する位置にロータマグネットを固定した
構成を有している。
に本発明の磁気ディスク駆動装置は、取付けフレームに
固定された固定軸と、その固定軸を中心に前記取付けフ
レームに環状に固定されたステータコイルと、前記固定
軸の自由端部に１対の転がり軸受けにより回転自在に支
持された磁気ディスク受けとを有し、前記磁気ディスク
受けは、前記ステータコイルに対向する内側面とその内
側面から直角方向に外側に延びる底面部を有しており、
一端にフランジ部を有する円筒状の磁性体よりなるバッ
クプレートを、その外周が前記内側面と接し、前記フラ
ンジ部が前記底面部に接するように前記磁気ディスク受
けに固定し、そのバックプレートの内側面の前記ステー
タコイルと対向する位置にロータマグネットを固定した
構成を有している。
【０００８】
【作用】この構成によれば、バックプレートに予めフラ
ンジが設けられているため、このフランジが磁気ディス
ク受けの底面部に当接するまで、バックプレートを磁気
ディスク受けに挿入する事により、ロータマグネットと
ロータフレームの高さ合わせが容易にかつ精度良く行
え、又バックプレートを従来の切削加工から絞り加工で
作ることが出来る形状となる。そのためモータから安定
した回転駆動力を得ることができ、部品コスト及び組み
立て工数の低減を図る事も可能となる。
ンジが設けられているため、このフランジが磁気ディス
ク受けの底面部に当接するまで、バックプレートを磁気
ディスク受けに挿入する事により、ロータマグネットと
ロータフレームの高さ合わせが容易にかつ精度良く行
え、又バックプレートを従来の切削加工から絞り加工で
作ることが出来る形状となる。そのためモータから安定
した回転駆動力を得ることができ、部品コスト及び組み
立て工数の低減を図る事も可能となる。
【０００９】
【実施例】以下本発明の実施例について、図面を参照し
ながら説明する。
ながら説明する。
【００１０】図１は本発明の実施例の断面図である。図
１において図２に示した従来例と同一の構成部品には同
一の符号を付している。本実施例と従来例との差異は、
本実施例においては円筒状のバックプレート１１の一端
にフランジ１１ａを一体的に設け、磁気ディスク受け５
とバックプレート１１の固定時、バックプレートのフラ
ンジ部１１ａを磁気ディスク受け５に乗せフランジ部１
１ａと磁気ディスク受け５の底面５ｂと密接させるだけ
で両者の相対的な位置決めを可能にした点にある。
１において図２に示した従来例と同一の構成部品には同
一の符号を付している。本実施例と従来例との差異は、
本実施例においては円筒状のバックプレート１１の一端
にフランジ１１ａを一体的に設け、磁気ディスク受け５
とバックプレート１１の固定時、バックプレートのフラ
ンジ部１１ａを磁気ディスク受け５に乗せフランジ部１
１ａと磁気ディスク受け５の底面５ｂと密接させるだけ
で両者の相対的な位置決めを可能にした点にある。
【００１１】すなわち、バックプレートの内面に予めロ
ータマグネット７を固定しておき、このバックプレート
１１のフランジ１１ａを、前述のように磁気ディスク受
け５の底面５ｂに密接することにより、ステータコイル
３とロータマグネット７の高さ合わせが簡単に精度良く
行えるようになり安定した回転駆動力を得ることが可能
となる。又バックプレート１１が絞り形状となっている
ため部品コストを低減することができる。
ータマグネット７を固定しておき、このバックプレート
１１のフランジ１１ａを、前述のように磁気ディスク受
け５の底面５ｂに密接することにより、ステータコイル
３とロータマグネット７の高さ合わせが簡単に精度良く
行えるようになり安定した回転駆動力を得ることが可能
となる。又バックプレート１１が絞り形状となっている
ため部品コストを低減することができる。
【００１２】
【発明の効果】以上のように本発明は、従来円筒形状で
あったバックプレートにフランジを設ける事により、ロ
ータマグネットとロータフレームの高さ合わせが容易に
かつ精度良く行え、又バックプレートが切削加工が必要
であった形状から絞り加工で作ることが出来る形状にな
った。そのためモータから安定した回転駆動力を得るこ
とができ、部品コスト及び組み立て工数の低減を図るこ
とができる優れた磁気ディスク駆動装置を実現できるも
のである。
あったバックプレートにフランジを設ける事により、ロ
ータマグネットとロータフレームの高さ合わせが容易に
かつ精度良く行え、又バックプレートが切削加工が必要
であった形状から絞り加工で作ることが出来る形状にな
った。そのためモータから安定した回転駆動力を得るこ
とができ、部品コスト及び組み立て工数の低減を図るこ
とができる優れた磁気ディスク駆動装置を実現できるも
のである。
【図１】本発明の実施例における磁気ディスク駆動装置
の断面図
の断面図
【図２】従来の磁気ディスク駆動装置の断面図
１ 取付けフレーム ２ 固定軸 ３ ステータコイル ４ ベアリング ５ 磁気ディスク受け ５ａ 円筒状の内側面部 ５ｂ 直角方向外側に伸びる底面部 ６ 皿バネ ７ ロータマグネット ８ バックプレート １０ 磁気ディスク １１ バックプレート １１ａ フランジ部
Claims (1)
- 【請求項１】 取付けフレームに固定された固定軸と、
その固定軸を中心に前記取付けフレームに環状に固定さ
れたステータコイルと、前記固定軸の自由端部に１対の
転がり軸受けにより回転自在に支持された磁気ディスク
受けを有し、前記磁気ディスク受けは、前記ステータコ
イルに対向する内側面とその内側面から直角方向に外側
に延びる底面部を有しており、一端にフランジ部を有す
る円筒状の磁性体よりなるバックプレートを、その外周
が前記内側面と接し、前記フランジ部が前記底面部に接
するように前記磁気ディスク受けに固定し、そのバック
プレートの内側面の前記ステータコイルと対向する位置
にロータマグネットを固定した磁気ディスク駆動装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP3272287A JPH05115140A (ja) | 1991-10-21 | 1991-10-21 | 磁気デイスク駆動装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP3272287A JPH05115140A (ja) | 1991-10-21 | 1991-10-21 | 磁気デイスク駆動装置 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH05115140A true JPH05115140A (ja) | 1993-05-07 |
Family
ID=17511759
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP3272287A Pending JPH05115140A (ja) | 1991-10-21 | 1991-10-21 | 磁気デイスク駆動装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH05115140A (ja) |
-
1991
- 1991-10-21 JP JP3272287A patent/JPH05115140A/ja active Pending
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