JP3394599B2 - 空気入りラジアルタイヤの製造方法 - Google Patents
空気入りラジアルタイヤの製造方法Info
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- JP3394599B2 JP3394599B2 JP14431394A JP14431394A JP3394599B2 JP 3394599 B2 JP3394599 B2 JP 3394599B2 JP 14431394 A JP14431394 A JP 14431394A JP 14431394 A JP14431394 A JP 14431394A JP 3394599 B2 JP3394599 B2 JP 3394599B2
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Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は空気入りラジアルタイヤ
の製造方法、特に、小曲率半径のクラウン部を有する空
気入りラジアルタイヤの製造方法に関する。
の製造方法、特に、小曲率半径のクラウン部を有する空
気入りラジアルタイヤの製造方法に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、空気入りラジアルタイヤを製造す
る過程でのグリーンタイヤは、次のような方法で成型さ
れていた。
る過程でのグリーンタイヤは、次のような方法で成型さ
れていた。
【0003】即ち、図6(A)に示される如く、グリー
ンタイヤ70は、拡径変形されたカーカス層72の上に
カーカス層72の外径に合わせた内径で成型したベルト
74とトレッド76とを張り付けており、このベルト7
4とトレッド76は、カーカス層72とは別のベルトト
レッド成型ドラム(BTドラム)上で張り付け成型した
後、拡径変形されたカーカス層72の上に嵌着する。
ンタイヤ70は、拡径変形されたカーカス層72の上に
カーカス層72の外径に合わせた内径で成型したベルト
74とトレッド76とを張り付けており、このベルト7
4とトレッド76は、カーカス層72とは別のベルトト
レッド成型ドラム(BTドラム)上で張り付け成型した
後、拡径変形されたカーカス層72の上に嵌着する。
【0004】その後、図6(B)に示される如く、ステ
ッチングロールSRによって、トレッド76及びベルト
層74を同時にステッチングする。
ッチングロールSRによって、トレッド76及びベルト
層74を同時にステッチングする。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、小曲率
半径のクラウン部を有する空気入りラジアルタイヤ、例
えば、自動二輪車用空気入りラジアルタイヤでは、クラ
ウン中央域の直径とトレッド端の直径との落差が大き
く、且つコーナリングの際に大きなキャンバーをつけて
使用されるためにトレッドショルダー部の剛性が非常に
重要とされる。
半径のクラウン部を有する空気入りラジアルタイヤ、例
えば、自動二輪車用空気入りラジアルタイヤでは、クラ
ウン中央域の直径とトレッド端の直径との落差が大き
く、且つコーナリングの際に大きなキャンバーをつけて
使用されるためにトレッドショルダー部の剛性が非常に
重要とされる。
【0006】また、少なくとも2層以上のクロスベルト
層とトレッドとを一体化した後、カーカス層の上に張り
付け、クロスベルト層とトレッドを同時にステッチング
する上記方法では、図7の破線に示される如く、ベルト
端部(ショルダー部)でのベルトコードのタイヤ軸方向
に対する傾斜角度α1がベルト中央部でのベルトコード
の傾斜角度α2に対して急激に小さくなってしまう。こ
のため、タイヤ軸方向に沿った所定範囲内のベルトコー
ド打ち込み数がクラウン中央域に比してショルダー部で
少なめになって、ショルダー部の剛性が低下し、コーナ
リング時のグリップ力が低下するという不具合があっ
た。
層とトレッドとを一体化した後、カーカス層の上に張り
付け、クロスベルト層とトレッドを同時にステッチング
する上記方法では、図7の破線に示される如く、ベルト
端部(ショルダー部)でのベルトコードのタイヤ軸方向
に対する傾斜角度α1がベルト中央部でのベルトコード
の傾斜角度α2に対して急激に小さくなってしまう。こ
のため、タイヤ軸方向に沿った所定範囲内のベルトコー
ド打ち込み数がクラウン中央域に比してショルダー部で
少なめになって、ショルダー部の剛性が低下し、コーナ
リング時のグリップ力が低下するという不具合があっ
た。
【0007】これは、小曲率半径のクラウン部を有する
タイヤでは、グリーンタイヤにおいても加硫成型時の必
要性等により、クラウン部が相当の小曲率半径に形成さ
れているが、この場合、トレッドの上からステッチング
をかけて行くと、クラウン両側区域、即ち、ショルダー
部ではベルトコードは変形し易い未加硫トレッドゴムの
タイヤ径方向への流れにひきづられる結果、ベルトコー
ドのタイヤ軸方向に対する傾斜角度が小さくなってしま
うと共に、2層以上の密着形成されたクロスベルト層を
同時にステッチングする場合には、一般にタッキネス
(粘着性)の高いコーティングゴムに被覆されたベルト
コードよりなるベルト層同士が相互の動きを束縛し合う
為、上記傾向を助長するのである。
タイヤでは、グリーンタイヤにおいても加硫成型時の必
要性等により、クラウン部が相当の小曲率半径に形成さ
れているが、この場合、トレッドの上からステッチング
をかけて行くと、クラウン両側区域、即ち、ショルダー
部ではベルトコードは変形し易い未加硫トレッドゴムの
タイヤ径方向への流れにひきづられる結果、ベルトコー
ドのタイヤ軸方向に対する傾斜角度が小さくなってしま
うと共に、2層以上の密着形成されたクロスベルト層を
同時にステッチングする場合には、一般にタッキネス
(粘着性)の高いコーティングゴムに被覆されたベルト
コードよりなるベルト層同士が相互の動きを束縛し合う
為、上記傾向を助長するのである。
【0008】本発明は上記事実を考慮し、小曲率半径の
クラウン部を有する自動車用空気入りラジアルタイヤの
コーナリング性能を向上することができる空気入りラジ
アルタイヤの製造方法を得ることが目的である。
クラウン部を有する自動車用空気入りラジアルタイヤの
コーナリング性能を向上することができる空気入りラジ
アルタイヤの製造方法を得ることが目的である。
【0009】
【課題を解決するための手段】請求項1記載の本発明
は、少なくともビードコア、ラジアルカーカス、カーカ
スの半径方向外側に配置され少なくとも2層の層間でコ
ードが互いに交差するクロスベルト層を含むベルト、ベ
ルトの半径方向外側に配置されるトレッドゴムを備える
空気入りラジアルタイヤの製造方法において、少なくと
もビードコアとカーカスを円筒状フォーマ上で組み立て
てグリーンケースを成型する第1成型工程と、このグリ
ーンケースをトロイダル形状に膨径させた状態で、グリ
ーンケースのカーカスのタイヤ半径方向外側にベルト及
びトレッドゴムを組み立ててグリーンタイヤを成型する
第2成型工程と、から成り、前記第2成型工程では、第
1のクロスベルト層を帯状部材としてカーカスの外側に
供給し、グリーンケースを回転させながら第1クロスベ
ルト層を外側からステッチングしてグリーンケースに張
り付ける工程と、第2のクロスベルト層を帯状部材とし
て第1のクロスベルト層の外側に供給し、ベルトをカー
カスに点接触状態に張り付けセットした後、グリーンケ
ースを回転させながら第2クロスベルト層を外側からス
テッチングしてグリーンケースに張り付ける工程と、ト
レッドゴムを第2のクロスベルト層の外側に供給し、グ
リーンケースを回転させながらトレッドゴムを外側から
ステッチングしてグリーンケースに張り付ける工程と、
からなることを特徴としている。
は、少なくともビードコア、ラジアルカーカス、カーカ
スの半径方向外側に配置され少なくとも2層の層間でコ
ードが互いに交差するクロスベルト層を含むベルト、ベ
ルトの半径方向外側に配置されるトレッドゴムを備える
空気入りラジアルタイヤの製造方法において、少なくと
もビードコアとカーカスを円筒状フォーマ上で組み立て
てグリーンケースを成型する第1成型工程と、このグリ
ーンケースをトロイダル形状に膨径させた状態で、グリ
ーンケースのカーカスのタイヤ半径方向外側にベルト及
びトレッドゴムを組み立ててグリーンタイヤを成型する
第2成型工程と、から成り、前記第2成型工程では、第
1のクロスベルト層を帯状部材としてカーカスの外側に
供給し、グリーンケースを回転させながら第1クロスベ
ルト層を外側からステッチングしてグリーンケースに張
り付ける工程と、第2のクロスベルト層を帯状部材とし
て第1のクロスベルト層の外側に供給し、ベルトをカー
カスに点接触状態に張り付けセットした後、グリーンケ
ースを回転させながら第2クロスベルト層を外側からス
テッチングしてグリーンケースに張り付ける工程と、ト
レッドゴムを第2のクロスベルト層の外側に供給し、グ
リーンケースを回転させながらトレッドゴムを外側から
ステッチングしてグリーンケースに張り付ける工程と、
からなることを特徴としている。
【0010】請求項2記載の本発明は、少なくともビー
ドコア、ラジアルカーカス、カーカスの半径方向外側に
配置されるベルト、ベルトの半径方向外側に配置される
トレッドゴムを備える空気入りラジアルタイヤの製造方
法において、少なくともビードコアとカーカスを円筒状
フォーマ上で組み立ててグリーンケースを成型する第1
成型工程と、このグリーンケースをトロイダル形状に膨
径させた状態で、グリーンケースのカーカスの半径方向
外側にベルト及びトレッドゴムを組み立ててグリーンタ
イヤを成型する第2成型工程と、を含み、前記第2成型
工程では、ベルトを帯状部材としてカーカスの外側に供
給し、ステッチングロールがコード方向に沿ってベルト
を張り付けるようにグリーンケースを回転させながらベ
ルトを外 側からステッチングロールでクラウン部センタ
ーからベルト端方向に順次カーカスに張り付け、次いで
トレッドゴムを帯状部材として上記ベルトの外側に供給
し、グリーンケースを回転させながらトレッドゴムを外
側からステッチングしてグリーンケースに張り付ける、
ことを特徴としている。
ドコア、ラジアルカーカス、カーカスの半径方向外側に
配置されるベルト、ベルトの半径方向外側に配置される
トレッドゴムを備える空気入りラジアルタイヤの製造方
法において、少なくともビードコアとカーカスを円筒状
フォーマ上で組み立ててグリーンケースを成型する第1
成型工程と、このグリーンケースをトロイダル形状に膨
径させた状態で、グリーンケースのカーカスの半径方向
外側にベルト及びトレッドゴムを組み立ててグリーンタ
イヤを成型する第2成型工程と、を含み、前記第2成型
工程では、ベルトを帯状部材としてカーカスの外側に供
給し、ステッチングロールがコード方向に沿ってベルト
を張り付けるようにグリーンケースを回転させながらベ
ルトを外 側からステッチングロールでクラウン部センタ
ーからベルト端方向に順次カーカスに張り付け、次いで
トレッドゴムを帯状部材として上記ベルトの外側に供給
し、グリーンケースを回転させながらトレッドゴムを外
側からステッチングしてグリーンケースに張り付ける、
ことを特徴としている。
【0011】
【作用】請求項1記載の本発明の空気入りラジアルタイ
ヤの製造方法では、ベルトが第1のクロスベルト層、第
2のクロスベルト層毎に、1層づつカーカスと点接触状
態に張り付けセットされた後にステッチングされ、その
後トレッドを張り付け、トレッドがステッチングされ
る。このため、特に、各クロスベルト層のベルト端部の
ベルトコードはタイヤ径方向に流れ易い未加硫トレッド
ゴムの動きに引きづられる事がなく、タイヤ軸方向に対
する傾斜角度が大きくなり易く、所望のものとなる。こ
のため、タイヤ軸方向に沿った所定範囲内のベルトコー
ド打ち込み数がクラウン中央域に比してショルダー部で
少なめになることが無く、タイヤショルダ部の剛性低下
を防止でき、コーナリング性能を向上することができ
る。
ヤの製造方法では、ベルトが第1のクロスベルト層、第
2のクロスベルト層毎に、1層づつカーカスと点接触状
態に張り付けセットされた後にステッチングされ、その
後トレッドを張り付け、トレッドがステッチングされ
る。このため、特に、各クロスベルト層のベルト端部の
ベルトコードはタイヤ径方向に流れ易い未加硫トレッド
ゴムの動きに引きづられる事がなく、タイヤ軸方向に対
する傾斜角度が大きくなり易く、所望のものとなる。こ
のため、タイヤ軸方向に沿った所定範囲内のベルトコー
ド打ち込み数がクラウン中央域に比してショルダー部で
少なめになることが無く、タイヤショルダ部の剛性低下
を防止でき、コーナリング性能を向上することができ
る。
【0012】また、第1のクロスベルト層、第2のクロ
スベルト層は、1層づつ個別にステッチングされる為、
ベルトコードの動きが隣接ベルト層間で束縛し合う事が
なく、タイヤ軸方向に対する角度がこれによっても大き
くなり易く、所望のものとなる。このため、タイヤショ
ルダ部の剛性低下を防止できコーナリング性能を向上す
ることができる。
スベルト層は、1層づつ個別にステッチングされる為、
ベルトコードの動きが隣接ベルト層間で束縛し合う事が
なく、タイヤ軸方向に対する角度がこれによっても大き
くなり易く、所望のものとなる。このため、タイヤショ
ルダ部の剛性低下を防止できコーナリング性能を向上す
ることができる。
【0013】請求項2記載の本発明の空気入りラジアル
タイヤの製造方法では、ベルトをタイヤ赤道両側でベル
トコードのタイヤ周方向に対して傾斜する向きと同方向
にステッチングするため、ベルトコードはタイヤ軸方向
に対する角度が大きくなる方向にその動きが助長される
ので、ベルトコードのタイヤ軸方向に対する角度がこれ
によっても大きくなり易く、所望のものとなる。このた
め、タイヤショルダ部の剛性低下を防止でき、コーナリ
ング性能を向上することができる。
タイヤの製造方法では、ベルトをタイヤ赤道両側でベル
トコードのタイヤ周方向に対して傾斜する向きと同方向
にステッチングするため、ベルトコードはタイヤ軸方向
に対する角度が大きくなる方向にその動きが助長される
ので、ベルトコードのタイヤ軸方向に対する角度がこれ
によっても大きくなり易く、所望のものとなる。このた
め、タイヤショルダ部の剛性低下を防止でき、コーナリ
ング性能を向上することができる。
【0014】
【実施例】本発明の空気入りラジアルタイヤの製造方法
の一実施例を図1〜図5に従って説明する。
の一実施例を図1〜図5に従って説明する。
【0015】図5に示される如く、本実施例によって成
型される空気入りラジアルタイヤ10はタイヤサイズ
が、180/55R17で、接地部クラウン曲率半径が
105mmの自動二輪車用タイヤである。
型される空気入りラジアルタイヤ10はタイヤサイズ
が、180/55R17で、接地部クラウン曲率半径が
105mmの自動二輪車用タイヤである。
【0016】なお、接地部クラウン曲率半径は、この空
気入りラジアルタイヤ10を標準リムに装着し、標準内
圧を充填した状態において、標準荷重を負荷した時の設
置領域が、無負荷状態においてなすクラウン曲率半径で
ある。
気入りラジアルタイヤ10を標準リムに装着し、標準内
圧を充填した状態において、標準荷重を負荷した時の設
置領域が、無負荷状態においてなすクラウン曲率半径で
ある。
【0017】タイヤ10は、一対のビードコア12及び
スティフナー13とラジアルカーカス14とを備えてお
り、ラジアルカーカス14のコード材質は66ナイロ
ン、1260d/2、層数は1プライ、コード角度は9
0°(対周方向)となっている。また、ラジアルカーカ
ス14の半径方向外側にはベルト16が配置されてお
り、このベルト16は第1クロスベルト層16Aと第2
クロスベルト層16Bとから成り、2層の層間でコード
が互いに交差している。なお、コード材質は、芳香族ポ
リアミドとされている。また、第1クロスベルト層16
Aのコード角度は+25°(対周方向)、第2クロスベ
ルト層16Bのコード角度は−25°(対周方向)とな
っている。第2クロスベルト層16Bの半径方向外側に
は、トレッドゴム18が配置されている。
スティフナー13とラジアルカーカス14とを備えてお
り、ラジアルカーカス14のコード材質は66ナイロ
ン、1260d/2、層数は1プライ、コード角度は9
0°(対周方向)となっている。また、ラジアルカーカ
ス14の半径方向外側にはベルト16が配置されてお
り、このベルト16は第1クロスベルト層16Aと第2
クロスベルト層16Bとから成り、2層の層間でコード
が互いに交差している。なお、コード材質は、芳香族ポ
リアミドとされている。また、第1クロスベルト層16
Aのコード角度は+25°(対周方向)、第2クロスベ
ルト層16Bのコード角度は−25°(対周方向)とな
っている。第2クロスベルト層16Bの半径方向外側に
は、トレッドゴム18が配置されている。
【0018】図4に示される如く、本実施例の空気入り
ラジアルタイヤの製造方法の第1成型工程では、円筒状
フォーマF上で、少なくともラジアルカーカス14、ビ
ードコア12、スティフナー13を張り付け、グリーン
ケース20を成型する。なお、グリーンケース20に
は、この他にラジアルカーカス14の下側に、インナー
ライナを、ビードコア12の回りには、フリッパー、チ
ェーファなどを張り付ける。
ラジアルタイヤの製造方法の第1成型工程では、円筒状
フォーマF上で、少なくともラジアルカーカス14、ビ
ードコア12、スティフナー13を張り付け、グリーン
ケース20を成型する。なお、グリーンケース20に
は、この他にラジアルカーカス14の下側に、インナー
ライナを、ビードコア12の回りには、フリッパー、チ
ェーファなどを張り付ける。
【0019】次いで、このグリーンケース20を、第2
成型工程に移す。
成型工程に移す。
【0020】図3に示される如く、ブラダー22はブラ
ダー保持ユニット24間にまたがって気密に保持されて
いる。グリーンケース20をグリーンケース保持ユニッ
ト26に掛け渡しセットし、ブラダー22の内部に高圧
のエアが注入されてグリーンケース20は膨径される。
ダー保持ユニット24間にまたがって気密に保持されて
いる。グリーンケース20をグリーンケース保持ユニッ
ト26に掛け渡しセットし、ブラダー22の内部に高圧
のエアが注入されてグリーンケース20は膨径される。
【0021】図1(A)に示される如く、グリーンケー
ス20をトロイダル形状に膨径させた状態で、帯状部材
とされた第1クロスベルト層16Aを、グリーンケース
20のクラウン部20Aの半径方向外側に設定し、カー
カスの半径方向外側に第1クロスベルト層16Aの先端
部下面を当接させて張り付ける。このようにグリーンケ
ース20のクラウン部20Aに第1クロスベルト層16
Aを保定させる。
ス20をトロイダル形状に膨径させた状態で、帯状部材
とされた第1クロスベルト層16Aを、グリーンケース
20のクラウン部20Aの半径方向外側に設定し、カー
カスの半径方向外側に第1クロスベルト層16Aの先端
部下面を当接させて張り付ける。このようにグリーンケ
ース20のクラウン部20Aに第1クロスベルト層16
Aを保定させる。
【0022】なお、この第1クロスベルト層16A及び
後述する第2クロスベルト層16B、トレッドゴム18
とも先願(特願平6−55695号)に記載の帯状部材
の供給装置を使用して、グリーンケース20のクラウン
部20Aの中央部に一定の圧力で張り付ける。この時、
各帯状部材の先端部の下面センター部がグリーンケース
20のセンターライン区域に圧着され、各帯状部材の先
端部の幅方向両端部はグリーンケース20から浮いてい
る。
後述する第2クロスベルト層16B、トレッドゴム18
とも先願(特願平6−55695号)に記載の帯状部材
の供給装置を使用して、グリーンケース20のクラウン
部20Aの中央部に一定の圧力で張り付ける。この時、
各帯状部材の先端部の下面センター部がグリーンケース
20のセンターライン区域に圧着され、各帯状部材の先
端部の幅方向両端部はグリーンケース20から浮いてい
る。
【0023】次いで、図1(B)に示される如く、グリ
ーンケース20を回転させながらステッチングロールS
Rにより、第1クロスベルト層16Aをグリーンケース
20に対して外方(矢印A方向)から押付け、第1クロ
スベルト層16Aを、その先端部までグリーンケース2
0に密着させる。
ーンケース20を回転させながらステッチングロールS
Rにより、第1クロスベルト層16Aをグリーンケース
20に対して外方(矢印A方向)から押付け、第1クロ
スベルト層16Aを、その先端部までグリーンケース2
0に密着させる。
【0024】なお、図2に示される如く、グリーンケー
スの回転方向(図2の矢印B方向及び矢印C方向)は、
第1クロスベルト層16Aがタイヤ赤道30の両側で、
ベルトコード32のタイヤ周方向に対して傾斜する向き
と同方向にそれぞれステッチングされる方向となってい
る。
スの回転方向(図2の矢印B方向及び矢印C方向)は、
第1クロスベルト層16Aがタイヤ赤道30の両側で、
ベルトコード32のタイヤ周方向に対して傾斜する向き
と同方向にそれぞれステッチングされる方向となってい
る。
【0025】即ち、タイヤ赤道30の左側において、ス
テッチングロールSRをタイヤ赤道30からケース表面
に沿って軸方向左側へ所定の押圧力で移動させてステッ
チングする場合には、ステッチングロールSRがベルト
コード32に沿った方向(矢印D方向)にベルト層を押
圧するように、グリーンケースを図2の上方(矢印B方
向)へ所定の速さで回転させる。また、タイヤ赤道30
の右側において、ステッチングロールSRをタイヤ赤道
30からケース表面に沿って軸方向右側へ所定の押圧力
で移動させてステッチングする場合には、ステッチング
ロールSRがベルトコード32に沿った方向(矢印E方
向)にベルト層を押圧するように、グリーンケースを図
2の下方(矢印C方向)へ所定の速さで回転させる。こ
のように、タイヤ赤道30の左側のベルト層をステッチ
ングする場合と、同右側のベルト層をステッチングする
場合とではグリーンケースの回転方向は逆方向としてい
る。
テッチングロールSRをタイヤ赤道30からケース表面
に沿って軸方向左側へ所定の押圧力で移動させてステッ
チングする場合には、ステッチングロールSRがベルト
コード32に沿った方向(矢印D方向)にベルト層を押
圧するように、グリーンケースを図2の上方(矢印B方
向)へ所定の速さで回転させる。また、タイヤ赤道30
の右側において、ステッチングロールSRをタイヤ赤道
30からケース表面に沿って軸方向右側へ所定の押圧力
で移動させてステッチングする場合には、ステッチング
ロールSRがベルトコード32に沿った方向(矢印E方
向)にベルト層を押圧するように、グリーンケースを図
2の下方(矢印C方向)へ所定の速さで回転させる。こ
のように、タイヤ赤道30の左側のベルト層をステッチ
ングする場合と、同右側のベルト層をステッチングする
場合とではグリーンケースの回転方向は逆方向としてい
る。
【0026】次いで、図1(C)に示される如く、第2
クロスベルト層16Bを、グリーンケース20のクラウ
ン部20Aの半径方向外側に設定し、第1クロスベルト
層16Aの半径方向外側に第2クロスベルト層16Bの
先端部下面を当接させて張り付ける。このようにグリー
ンケース20のクラウン部20Aに第1クロスベルト層
16Bを保定させる。
クロスベルト層16Bを、グリーンケース20のクラウ
ン部20Aの半径方向外側に設定し、第1クロスベルト
層16Aの半径方向外側に第2クロスベルト層16Bの
先端部下面を当接させて張り付ける。このようにグリー
ンケース20のクラウン部20Aに第1クロスベルト層
16Bを保定させる。
【0027】次いで、図1(D)に示される如く、グリ
ーンケース20を回転させながらステッチングロールS
Rにより、第2クロスベルト層16Bをグリーンケース
20に対して外方(矢印A方向)から押付け、第2クロ
スベルト層16Bを、その先端部までグリーンケース2
0に密着させる。
ーンケース20を回転させながらステッチングロールS
Rにより、第2クロスベルト層16Bをグリーンケース
20に対して外方(矢印A方向)から押付け、第2クロ
スベルト層16Bを、その先端部までグリーンケース2
0に密着させる。
【0028】なお、この時のグリーンケース20の回転
方向は、第1クロスベルト層16Aをステッチングする
場合と同様に第2クロスベルト層16Bがタイヤ赤道3
0の両側で、ベルトコード32のタイヤ周方向に対して
傾斜する向きと同方向にそれぞれステッチングされる方
向となっている。
方向は、第1クロスベルト層16Aをステッチングする
場合と同様に第2クロスベルト層16Bがタイヤ赤道3
0の両側で、ベルトコード32のタイヤ周方向に対して
傾斜する向きと同方向にそれぞれステッチングされる方
向となっている。
【0029】次いで、図1(E)に示される如く、帯状
部材とされたトレッドゴム18を、グリーンケース20
のクラウン部20Aの半径方向外側に設定し、第2クロ
スベルト層16Bの半径方向外側にトレッドゴム18の
先端部下面を当接させて張り付ける。このようにグリー
ンケース20のクラウン部20Aにトレッドゴム18を
保定させる。
部材とされたトレッドゴム18を、グリーンケース20
のクラウン部20Aの半径方向外側に設定し、第2クロ
スベルト層16Bの半径方向外側にトレッドゴム18の
先端部下面を当接させて張り付ける。このようにグリー
ンケース20のクラウン部20Aにトレッドゴム18を
保定させる。
【0030】次いで、図1(F)に示される如く、グリ
ーンケース20を回転させながらステッチングロールS
Rにより、トレッドゴム18をグリーンケース20に対
して外方(矢印A方向)から押付け、トレッドゴム18
を、その先端部までグリーンケース20に密着させる。
ーンケース20を回転させながらステッチングロールS
Rにより、トレッドゴム18をグリーンケース20に対
して外方(矢印A方向)から押付け、トレッドゴム18
を、その先端部までグリーンケース20に密着させる。
【0031】以上によって、グリーンタイヤが成型さ
れ、このグリーンタイヤは次工程の加硫工程でモールド
内で加硫されて製品として完成する。
れ、このグリーンタイヤは次工程の加硫工程でモールド
内で加硫されて製品として完成する。
【0032】このように、本実施例では、ベルト16を
ステッチングする時に、未加硫トレッドゴムが無いの
で、特に、ベルト端部のベルトコードは、タイヤ径方向
に流れ易い未加硫トレッドゴムの動きに引きづられる事
がなく、図7の実線に示される如く、ベルト端部におい
て、ベルトコード32のタイヤ軸方向に対する角度α3
が、従来の角度α1に比べ大きくなり易く、所望のもの
となる。このため、タイヤショルダ部の剛性低下を防止
でき、コーナリング性能を向上することができる。
ステッチングする時に、未加硫トレッドゴムが無いの
で、特に、ベルト端部のベルトコードは、タイヤ径方向
に流れ易い未加硫トレッドゴムの動きに引きづられる事
がなく、図7の実線に示される如く、ベルト端部におい
て、ベルトコード32のタイヤ軸方向に対する角度α3
が、従来の角度α1に比べ大きくなり易く、所望のもの
となる。このため、タイヤショルダ部の剛性低下を防止
でき、コーナリング性能を向上することができる。
【0033】また、本実施例では、第1クロスベルト層
16Aと第2クロスベルト層16Bとが個別にステッチ
ングされる為、ベルトコードの動きが隣接ベルト層間で
束縛し合う事がなく、この点でもベルト端部のベルトコ
ードの角度α3が大きくなり易く、所望のものとなる。
16Aと第2クロスベルト層16Bとが個別にステッチ
ングされる為、ベルトコードの動きが隣接ベルト層間で
束縛し合う事がなく、この点でもベルト端部のベルトコ
ードの角度α3が大きくなり易く、所望のものとなる。
【0034】更に、本実施例では、第1クロスベルト層
16Aと第2クロスベルト層16Bとをタイヤ赤道30
両側でベルトコード32のタイヤ周方向に対して傾斜す
る向きと同方向にステッチングする事により、ベルトコ
ード32はタイヤ軸方向に対する角度が大きくなる方向
にその動きが助長される。
16Aと第2クロスベルト層16Bとをタイヤ赤道30
両側でベルトコード32のタイヤ周方向に対して傾斜す
る向きと同方向にステッチングする事により、ベルトコ
ード32はタイヤ軸方向に対する角度が大きくなる方向
にその動きが助長される。
【0035】従って、この点でもタイヤショルダ部の剛
性低下を防止でき、コーナリング性能を向上することが
できる。
性低下を防止でき、コーナリング性能を向上することが
できる。
【0036】〔試験例〕
本発明の効果を確認するために本実施例のタイヤと従来
の製造方法で製造された従来タイヤで、コーナリング時
のグリップ感と、クラウン中央域でのベルトコード打ち
込み数に対するベルト端部でのベルトコード打ち込み数
の比を調べ、その結果を表1に示す。
の製造方法で製造された従来タイヤで、コーナリング時
のグリップ感と、クラウン中央域でのベルトコード打ち
込み数に対するベルト端部でのベルトコード打ち込み数
の比を調べ、その結果を表1に示す。
【0037】なお、本実施例のタイヤと従来タイヤの仕
様は同一である。
様は同一である。
【0038】
【表1】
表1の結果から本実施例のタイヤが従来のタイヤに比べ
て、クラウン中央域でのベルトコード打ち込み数に対す
るベルト端部でのベルトコード打ち込み数の比が大き
く、コーナリング時のグリップ感が良好であることが明
らかである。
て、クラウン中央域でのベルトコード打ち込み数に対す
るベルト端部でのベルトコード打ち込み数の比が大き
く、コーナリング時のグリップ感が良好であることが明
らかである。
【0039】なお、本実施例では、空気入りラジアルタ
イヤ10のベルト16を第1クロスベルト層16Aと第
2クロスベルト層16Bからなる2層構造としたが、こ
れに代えてベルト16は1層でも良く。また、3層以上
でも良い。
イヤ10のベルト16を第1クロスベルト層16Aと第
2クロスベルト層16Bからなる2層構造としたが、こ
れに代えてベルト16は1層でも良く。また、3層以上
でも良い。
【0040】また、本実施例では、空気入りラジアルタ
イヤ10の接地部クラウン曲率半径を105mmとした
が、接地部クラウン曲率半径は50mm〜120mmで
あれば良い。
イヤ10の接地部クラウン曲率半径を105mmとした
が、接地部クラウン曲率半径は50mm〜120mmで
あれば良い。
【0041】
【発明の効果】請求項1記載の本発明の空気入りラジア
ルタイヤの製造方法は、上記方法としたので、ベルトコ
ードの動きが隣接ベルト層間で束縛し合う事がなく、ベ
ルト端部のベルトコードは、タイヤ軸方向に対する角度
が大きくなり易く、タイヤショルダ部の剛性低下を防止
でき、コーナリング性能を向上することができる。
ルタイヤの製造方法は、上記方法としたので、ベルトコ
ードの動きが隣接ベルト層間で束縛し合う事がなく、ベ
ルト端部のベルトコードは、タイヤ軸方向に対する角度
が大きくなり易く、タイヤショルダ部の剛性低下を防止
でき、コーナリング性能を向上することができる。
【0042】請求項2記載の本発明の空気入りラジアル
タイヤの製造方法は、上記方法としたので、ベルトコー
ドはタイヤ軸方向に対する角度が大きくなる方向にその
動きが助長されるので、タイヤ軸方向に対する角度が大
きくなり易く、タイヤショルダ部の剛性低下を防止で
き、コーナリング性能を向上することができる。
タイヤの製造方法は、上記方法としたので、ベルトコー
ドはタイヤ軸方向に対する角度が大きくなる方向にその
動きが助長されるので、タイヤ軸方向に対する角度が大
きくなり易く、タイヤショルダ部の剛性低下を防止で
き、コーナリング性能を向上することができる。
【図1】(A)〜(F)は本発明の一実施例の空気入り
ラジアルタイヤの製造方法の説明図である。
ラジアルタイヤの製造方法の説明図である。
【図2】本発明の一実施例の空気入りラジアルタイヤの
製造方法のステッチングの説明図である。
製造方法のステッチングの説明図である。
【図3】本発明の一実施例の空気入りラジアルタイヤの
製造方法においてグリーンケースをトロイダル形状に膨
径させた状態を示すタイヤ軸方向に沿った上半分の一部
ハッチングを省略した概略断面図である。
製造方法においてグリーンケースをトロイダル形状に膨
径させた状態を示すタイヤ軸方向に沿った上半分の一部
ハッチングを省略した概略断面図である。
【図4】本発明の一実施例の空気入りラジアルタイヤの
製造方法における第1成型工程を示すタイヤ軸方向に沿
った上半分の一部ハッチングを省略した概略断面図であ
る。
製造方法における第1成型工程を示すタイヤ軸方向に沿
った上半分の一部ハッチングを省略した概略断面図であ
る。
【図5】本発明の一実施例の空気入りラジアルタイヤの
製造方法によって製造されたタイヤを示すタイヤ軸方向
に沿った上半分の一部ハッチングを省略した概略断面図
である。
製造方法によって製造されたタイヤを示すタイヤ軸方向
に沿った上半分の一部ハッチングを省略した概略断面図
である。
【図6】(A)及び(B)は従来例の空気入りラジアル
タイヤの製造方法の説明図である。
タイヤの製造方法の説明図である。
【図7】タイヤ軸方向の位置とベルトのコードパスとの
関係を示す概略図である。
関係を示す概略図である。
10 空気入りラジアルタイヤ
12 ビードコア
14 ラジアルカーカス
16 ベルト層
16A 第1クロスベルト層
16B 第2クロスベルト層
18 トレッドゴム
20 グリーンケース
30 タイヤ赤道
32 ベルトコード
F フォーマ
SR ステッチングロール
Claims (2)
- 【請求項1】少なくともビードコア、ラジアルカーカ
ス、カーカスの半径方向外側に配置され少なくとも2層
の層間でコードが互いに交差するクロスベルト層を含む
ベルト、ベルトの半径方向外側に配置されるトレッドゴ
ムを備える空気入りラジアルタイヤの製造方法におい
て、 少なくともビードコアとカーカスを円筒状フォーマ上で
組み立ててグリーンケースを成型する第1成型工程と、 このグリーンケースをトロイダル形状に膨径させた状態
で、グリーンケースのカーカスのタイヤ半径方向外側に
ベルト及びトレッドゴムを組み立ててグリーンタイヤを
成型する第2成型工程と、から成り、 前記第2成型工程では、第1のクロスベルト層を帯状部
材としてカーカスの外側に供給し、グリーンケースを回
転させながら第1クロスベルト層を外側からステッチン
グしてグリーンケースに張り付ける工程と、 第2のクロスベルト層を帯状部材として第1のクロスベ
ルト層の外側に供給し、ベルトをカーカスに点接触状態
に張り付けセットした後、グリーンケースを回転させな
がら第2クロスベルト層を外側からステッチングしてグ
リーンケースに張り付ける工程と、 トレッドゴムを第2のクロスベルト層の外側に供給し、
グリーンケースを回転させながらトレッドゴムを外側か
らステッチングしてグリーンケースに張り付ける工程
と、からなることを特徴とする空気入りラジアルタイヤ
の製造方法。 - 【請求項2】少なくともビードコア、ラジアルカーカ
ス、カーカスの半径方向外側に配置されるベルト、ベル
トの半径方向外側に配置されるトレッドゴムを備える空
気入りラジアルタイヤの製造方法において、 少なくともビードコアとカーカスを円筒状フォーマ上で
組み立ててグリーンケ ースを成型する第1成型工程と、 このグリーンケースをトロイダル形状に膨径させた状態
で、グリーンケースのカーカスの半径方向外側にベルト
及びトレッドゴムを組み立ててグリーンタイヤを成型す
る第2成型工程と、 を含み、 前記第2成型工程では、ベルトを帯状部材としてカーカ
スの外側に供給し、ステッチングロールがコード方向に
沿ってベルトを張り付けるようにグリーンケースを回転
させながらベルトを外側からステッチングロールでクラ
ウン部センターからベルト端方向に順次カーカスに張り
付け、次いでトレッドゴムを帯状部材として上記ベルト
の外側に供給し、グリーンケースを回転させながらトレ
ッドゴムを外側からステッチングしてグリーンケースに
張り付ける、ことを特徴とする空気入りラジアルタイヤ
の製造方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP14431394A JP3394599B2 (ja) | 1994-06-27 | 1994-06-27 | 空気入りラジアルタイヤの製造方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP14431394A JP3394599B2 (ja) | 1994-06-27 | 1994-06-27 | 空気入りラジアルタイヤの製造方法 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH081819A JPH081819A (ja) | 1996-01-09 |
JP3394599B2 true JP3394599B2 (ja) | 2003-04-07 |
Family
ID=15359188
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP14431394A Expired - Fee Related JP3394599B2 (ja) | 1994-06-27 | 1994-06-27 | 空気入りラジアルタイヤの製造方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3394599B2 (ja) |
Families Citing this family (7)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2007022045A (ja) * | 2005-07-21 | 2007-02-01 | Sumitomo Rubber Ind Ltd | タイヤ製造用シェーピングブラダー及びタイヤ製造方法 |
JP2007076182A (ja) * | 2005-09-14 | 2007-03-29 | Sumitomo Rubber Ind Ltd | 自動二輪車用ラジアルタイヤの製造方法 |
WO2011086638A1 (ja) | 2010-01-15 | 2011-07-21 | パナソニック株式会社 | 弾性体アクチュエータ駆動機構の制御装置及び制御方法、並びに、制御プログラム |
CN103038030B (zh) | 2010-12-17 | 2015-06-03 | 松下电器产业株式会社 | 弹性体致动器驱动机构的控制装置及控制方法 |
JP5723412B2 (ja) | 2013-05-20 | 2015-05-27 | 住友ゴム工業株式会社 | 自動二輪車用タイヤの製造方法 |
EP3186096B1 (en) * | 2014-08-29 | 2019-10-02 | Compagnie Générale des Etablissements Michelin | Improved tire belt construction |
CN113119663B (zh) * | 2021-04-19 | 2023-03-28 | 徐州工业职业技术学院 | 一种防弹防爆无内胎轮胎的制造方法 |
-
1994
- 1994-06-27 JP JP14431394A patent/JP3394599B2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH081819A (ja) | 1996-01-09 |
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