JPH05116504A - 空気入りタイヤ - Google Patents

空気入りタイヤ

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JPH05116504A
JPH05116504A JP4108677A JP10867792A JPH05116504A JP H05116504 A JPH05116504 A JP H05116504A JP 4108677 A JP4108677 A JP 4108677A JP 10867792 A JP10867792 A JP 10867792A JP H05116504 A JPH05116504 A JP H05116504A
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JP
Japan
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tire
reinforcing layer
reinforcing
rubber
circumferential direction
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JP4108677A
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Inventor
Masayuki Kato
雅之 加藤
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Sumitomo Rubber Industries Ltd
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Sumitomo Rubber Industries Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【目的】成形タイヤを基本とするタイヤであって、耐久
性、乗心地性、操縦安定性の向上を図る。 【構成】ビードコア19が埋着されるビード7に連なる
サイドウォール部9と該それに連なる張出し片10とを
具えかつ高分子材料により一体成形された一対のタイヤ
片3L、3Rからなるタイヤ本体2に、該タイヤ本体2
の外面に、補強コードをタイヤ円周方向に螺旋状に巻回
した第1の補強層6aと、その外側に補強コードをタイ
ヤ円周方向に対して傾斜した第2の補強層6bを含むタ
イヤ構体及びその外側に配されるトレッドゴム5とを加
硫により一体化している。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、高分子材料からなる注
型タイヤにおいて、走行性能と高速耐久性能とを向上し
うる空気入りタイヤに関する。
【0002】
【従来の技術】一般に注型タイヤは、熱可塑性の高分子
材料を成形金型内に注入しこれを硬化することにより形
成されるため、製造が容易かつ低コストではあるが、基
体全体がカーカス等の補強部材を内装しない均一な材料
で形成されているため剛性に劣る。
【0003】従ってこのようなタイヤのトレッド部に
は、通常スチール等の高弾性材からなる補強コードを用
いた補強層が設けられ、耐カット性、耐パンク性を改善
する他、補強層の前記補強コードをタイヤ円周方向に向
けて配設することによりタイヤ負担荷重をこの強靭な補
強層によって支承している。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながらこのよう
な補強層は、従来、補強コードを織込んだシート状の帯
状体を、その両端を重ね合わせて巻装されるため、必要
な強度を得るためには、高いコード打込み数が要求さ
れ、その結果、トレッド剛性の過度の増大を招き、乗心
地性を低下させる。しかもこのものは、トレッドゴムと
の間に大きな剛性段差を招き、過酷な使用条件において
トレッド剥離を誘発するとともに、トレッド表面に前記
補強コードの流れに沿って、亀裂が生じがちであり、耐
久性にも劣る。特にトレッド剛性を高めるため補強コー
ドをタイヤ円周方向に向けて配設した場合には亀裂の発
生が大きい。
【0005】本発明は、熱可塑性の高分子材料よりなる
注型タイヤ本体に、補強コードをタイヤ円周方向に螺旋
状に巻回した第1の補強層と、補強コードをタイヤ円周
方向に対して傾斜して配列した第2の補強層を含むベル
ト構体及びトレッドゴムを加硫により一体化することを
基本として、乗心地性を損ねることなくトレッド部剥離
及び亀裂を抑制でき、高速耐久性を向上する一方、内圧
充填状態におけるタイヤ形状、特にトレッド接地面の形
状、剛性を適正化することにより、走行性能及び耐久性
を向上しうる空気入りタイヤの提供を目的としている。
【0006】
【課題を解決するための手段】前記問題点を解決するた
めに本発明の空気入りタイヤは、ビードコアが埋着され
る1つのビードと該ビードに連なるサイドウォールと該
サイドウォールに連なる張出し片とを具えかつ高分子材
料により一体成形されるとともに前記張出し片を互いに
接合させることによりトレッド受部を形成しうる一対の
半環状のタイヤ片からなるタイヤ本体に、該タイヤ本体
の前記トレッド受部のタイヤ半径方向外面に、補強コー
ドをタイヤ円周方向に実質的に平行かつ連続して螺旋状
に巻回した少なくとも1層の第1の補強層と、該第1の
補強層の半径方向外側に補強コードをタイヤ円周方向に
対して傾斜させて配列した第2の補強層とを含むベルト
構体、および第2の補強層の外側に配されるトレッドゴ
ムとを加硫金型内の加硫により一体化した空気入りタイ
ヤである。
【0007】又トレッド受部と第1の補強層との間に厚
さ0.5mm以上かつ1mm以下の軟質のゴムからなるクッ
ションゴム層を具えることが好ましい。
【0008】
【作用】このように構成する空気入りタイヤは、タイヤ
基体とトレッドゴムとの間に、補強コードをタイヤ周方
向に対して実質的に平行で螺旋状に連続して巻装した第
1の補強層を設けているため、タイヤ本体を効果的に拘
束しつつコード打込み数を減じることができ、トレッド
剛性の過度の増大を防止し乗心地性を高めるとともにト
レッドゴムとの間の剛性段差を緩和しトレッド剥離を抑
制しうる。
【0009】さらに前記第1の補強層の外側に補強コー
ドをタイヤ円周方向に対して傾斜させて配列した第2の
補強層を設けているため、従来、トレッドゴムの表面に
発生しがちであった、、第1の補強層の補強コードに沿
い生じる亀裂はなく、耐久性を一層高めることが出来
る。又第1、第2の補強層の補強コードが交差して組み
合わされることにより、トレッド部の剛性を効率よく高
めうる結果、操縦安定性が改善される。
【0010】又前記構成の第1、第2の補強層を含むベ
ルト構体は、高分子材料を用いて一体成形されたタイヤ
本体の構成と協同して、タイヤ転動時におけるトレッド
部、サイドウォール部におけるエネルギー損失を少なく
することが出来、コロガリ抵抗を減じ省エネルギー化を
図りうる。
【0011】しかもトレッドゴムは、加硫金型内での加
熱圧着によってタイヤ基体と溶着状に一体化されている
ため、前記剥離をさらに抑制でき耐久性を高めうる。
【0012】ベルト構体をインフレート状態においてタ
イヤ軸を中心とした直円筒状に形成した場合には、コー
ド配列に乱れを生じることがなく、トレッド形状を均一
に保ち走行性能を高めるとともに偏摩耗の発生を防止す
ることが可能となる。
【0013】又、トレッド受部と第1の補強層との間に
クッションゴム層を設けた場合には、トレッド受部と補
強層との間の接着力が高まり高速耐久性を向上すること
が出来る。
【0014】
【実施例】以下本発明の一実施例を図面に基づき説明す
る。図1において、空気入りタイヤ1は高分子材料から
なるトロイド状のタイヤ本体2と、第1の補強層6a、
第2の補強層6bと、トレッドゴム5とを加硫金型内で
の加硫によって一体化しており、又前記タイヤ本体2
は、接合された一対の半環状のタイヤ片3L、3Rから
なる。
【0015】前記タイヤ片3L、3Rは、従来の一般的
な空気入りタイヤを、タイヤ赤道面で左右に二分したよ
うな形状、即ち中心にホイールリムが嵌まる穴が設けら
れた浅いカップ状をなし、各タイヤ片3L、3Rは1つ
のビード7と該ビード7の半径方向外方に連なるサイド
ウォール9と、該サイドウォール9に連なりかつタイヤ
のトレッド底部15形成用の張出し片10を具えてい
る。また各ビード7には、従来タイヤと同様に、非伸長
性の例えばスチールワイヤからなるビードコア19が埋
着されている。
【0016】又タイヤ片3L、3Rの断面形状は、図1
に示した乗用車用ローアスペクトタイヤのものに限定さ
れるものではなく、タイヤサイズ、車種、用途等に応じ
て適宜設定することができる。なお各タイヤ片3L、3
Rの詳細は、後述のタイヤ製造方法においても説明す
る。
【0017】そして各タイヤ片3L、3Rはその各張出
し片10、10の先端部が、タイヤ赤道付近でタイヤ半
径方向内外に重ね合わされ接合されることにより一体の
タイヤ本体2を形成するとともに、該接合された張出し
片10、10により従来タイヤのカーカスクラウンに相
当する前記トレッド受部15が形成されている。
【0018】前記タイヤ片3L、3Rの高分子材料とし
て、ポリエステル系エラストマーが用いられている。な
お熱可塑性を有し、成形後に適正なる弾性と耐候性及び
内圧に耐える引張り強度等を具えたものであれば、前記
以外の高分子材料を採用しうる。
【0019】又タイヤ本体2の前記トレッド受部15の
タイヤ円周方向外側には、本実施例では第1の補強層6
aと第2の補強層6bとからなるベルト構体8が配され
る。第1の補強層6aは1枚以上、本例では1枚の補強
プライからなり、この補強プライは補強コードをタイヤ
円周方向に対して0度に近い角度で配列して形成され
る。
【0020】なお第1の補強層6aは、タイヤに要求さ
れる性能に応じてプライ数が設定され、又第1の補強層
6aは、補強プライの補強コードをプライの一端より他
端迄連続して巻装する他、タイヤ赤道より両側に向かっ
てスパイラルに巻回して配置し、コードの傾きによるプ
ル現象を防止することも可能である。
【0021】又補強コードとしては金属繊維コードの
他、低伸度かつ高強力の芳香族ポリアミド繊維コードを
用いることができ、かかる場合、その撚り数は、35T
/10cm以下とすることが好ましい。なお金属繊維コー
ドを用いたときには、耐摩耗性をより向上でき、又芳香
族ポリアミド繊維コードを用いたときには乗心地性をよ
り高めうる。又第1の補強層6aは、本例ではゴム引き
された1本以上例えば10本の前記補強コードを同時に
タイヤ円周方向に螺旋状に連続して巻回することにより
形成され、低い打込み数でタイヤ本体2のクラウン部分
を効果的に拘束し、例えば高速回転に伴うタイヤ本体2
のリフティング等を抑制する。
【0022】又第1の補強層6はそのプライの厚さが
0.5mm以上かつ1mm以下としかつ予め前記トレッド受
部15外面に接着剤を介して添着される未加硫状態の軟
質のゴムからなるクッシヨンゴムKによって補強コード
を埋着する。
【0023】第2の補強層6bは、前記第1の補強層6
aの補強コードと略同質、同構成のコードからなる補強
コードをタイヤ円周方向に対して本実施例では80〜9
0°の角度で配列したタイヤファブリック(すだれ織
布)のカットプライからなる1枚の補強プライからな
り、前記第1の補強層6aのタイヤ円周方向外側に配さ
れ、第1の補強層6aを覆っている。
【0024】第2の補強層6bの外側には、例えば外面
に予めトレッドパターンGを凹設した半加硫もしくは既
加硫状のトレッドゴム5が添着され、加硫金型内での加
硫処理によって前記タイヤ本体2と、第1、第2の補強
層6a、6bからなるベルト架構体8と、トレッドゴム
5とを融合状に一体化している。
【0025】このように形成される空気入りタイヤ1
は、トレッド受部15が第1、第2の補強層6a、6b
により強力に締めつけられているためタイヤ本体2の動
きを効果的に抑制でき、タイヤ剛性を高めうる。しかも
第1、第2の補強層6a、6bは低い打込み数でトレッ
ド受部15を拘束しうるためトレッド剛性の過度の増大
を抑制でき、乗心地性を高めるとともにトレッドゴムと
の間の剛性段差等に起因するセパレーションを防止しう
る。又第1、第2の補強層6a、6bからなるベルト構
体8は、本実施例では、タイヤ本体2がインフレート状
態においてタイヤ軸を中心とする直円筒状に形成される
ため、インフレート時、コード配列に乱れを誘発せず、
トレッド形状を均一に保ちユニフオミテイーを高めると
ともに走行性能を向上しうる。
【0026】しかも前記構成の第2の補強層6bを設け
たため、トレッドゴム5の表面に第1の補強層6aの補
強コードに沿う亀裂の発生を防止でき、耐久性を向上す
ることが出来る。
【0027】又この空気入りタイヤ1は、従来タイヤと
同様にホイールリムにリム組し、使用することができ
る。
【0028】次に前記空気入りタイヤ1の製造方法を説
明する。タイヤの製造方法は、 a 半環状のタイヤ片3L、3Rを注型成型により形成
する工程a、 b 前記タイヤ片3L、3Rを接合し、タイヤ本体2を
形成する工程b、 c タイヤ本体2に未加硫の補強層6及び半加硫もしく
は既加硫のトレッドゴム5を順次張りつけて生タイヤ1
Aを成形する工程c、 d 前記生タイヤ1Aを加硫する工程d、 を含んでいる。
【0029】前記工程aは、成形金型A内にリング状の
前記ビードコア19を配した後、高分子材料を注入し、
該高分子材料を硬化させることによって前記タイヤ片3
L、3Rを形成する。
【0030】ビードコア19は、図2に示すように予め
ゴムコーティングしたビードコード31を複数回巻回し
てなるビードコア基体32のコーティングゴム33を加
硫することにより各ビードコード31を接合したもので
あって、該ビードコア19の外周面にはその略全面に亘
り接着剤35が塗付される。
【0031】接着剤35は、前記タイヤ片3L、3Rを
形成するポリエステル系のエラストマーを溶解でき、又
該エラストマーを溶解することによって、ビードコア1
9のゴム表面層とエラストマーとが溶融しかつ混和させ
うるものが望ましく、例えばロード・ファー・イースト
・インコーポレイテッド社製のケムロック210(商品
名)等が好適に用いられる。なおタイヤ金型Aには、端
面を突き合わせることにより内部にタイヤ片3L、3R
形成用の空腔34を形成する外型36と内型37とを具
え、ビード7形成部分には、図3に略示するごとくビー
ドコア19の配置位置に合わせた位置に支持片39が前
記空腔34を横切って架け渡される。
【0032】支持片39は、バネ鋼など弾性を有しかつ
小径の鋼線からなり、一端は外型36に埋着固定される
とともに、空腔34に向かってかつタイヤ軸方向と略水
平に突出する他端には、タイヤ半径方向内側に向かって
凹む案内部40が形成される。なおビードコア19は、
前記支持片39の案内部40に嵌め合わせることにより
所定の位置で空腔34内に保持される。又ビードコア1
9の外面に塗着する接着剤35は、該ビードコア19に
接するポリエステル系のエラストマーを溶解することに
より該接着剤35との混和体が形成され、該エラストマ
ーの硬化とともにタイヤ片3L、3Rとビードコア19
とは強固に接着する。
【0033】ここで各タイヤ片3L、3Rは、図4に示
すごとく各張出し片10、10の先端にあいじゃくりを
形成する接合片21L、21Rが設けられ、又各張出し
片10の先端部内面には、タイヤ周方向にのびる突片2
2が設けられている。
【0034】タイヤ片3Rの接合片21Rは、図5〜図
6に示すようにその外周面が張出し片10の外周面と面
一に形成され、またその厚みTRは張出し片10の厚み
TBの2分の1より大きく設定されている。そしてさら
に接合片21Rのタイヤ軸方向巾WRは、5〜20mm程
度に設定されている。
【0035】タイヤ片3Lの接合片21Lは、同様にそ
の厚みTLが張出し片10の厚みTBの2分の1よりも
大きく設定され、またタイヤ軸方向巾WLが前記接合片
21Rの巾WRと同一に設定されている。そして接合片
21Lの外周面は、張出し片10の外周面よりタイヤ半
径方向内側に位置する。
【0036】前記工程bは、接合片21Lのタイヤ半径
方向外側に接合片21Rをあいじゃくりに重ね合わせ、
接合金型Pを用いてこれら接合片を溶着することによっ
てタイヤ片3L、3Rを接合し、タイヤ本体2を形成す
る。
【0037】即ちタイヤ片3L、3Rを向き合わせ前記
のごとく接合片21L、21Rをタイヤ半径方向内外に
重ね合わせ、それらを仮組みする。そして次ぎに接合金
型Pの内金型PI、外金型P0を夫々そのタイヤ半径方
向内側、外側に配する。この内金型PIには、前記突状
22と嵌まり合い、各張出し片10、10の横方向への
移動を防ぐ係止溝23、23が設けられている。そして
重ね合わせ部分を該接合金型P自身の加熱あるいは別に
設けた高周波加熱機等により加熱するとともに該金型で
加圧し、前記接合片21L、21R付近を溶融、流動さ
せ接合する。
【0038】なお一般的に接合部分の強度は低下しがち
であるので、接合部分がやや肉厚となるように、接合片
21L、21Rの厚みTL、TRを前記のごとく張出し
片10の厚みTBの2分の1よりやや大として強度低下
を防止している。
【0039】なお前記突状22は、張出し片10の外面
に設けることもでき、そのときには、外金型P0に係止
溝23を設ける。
【0040】このように該工程bは、注型法によってタ
イヤ片を形成しそれを熱溶着することによって接合しタ
イヤ本体2を形成しているので短時間で精度よく大量生
産が可能となる利点を有する。
【0041】前記工程cは、図7に示すごとくタイヤ成
型機F1のビード保持リングR1、R2間にタイヤ本体
2を保持させ、前記トレッド受部15の外周面をバフ掛
けし、該外周面にクッションゴムKを接着するととも
に、接着剤を塗付し充分乾燥させた後、その外側に、順
次未加硫の第1、第2の補強層6a、6bと本例では既
加硫のトレッドゴム5とを配することにより生タイヤ1
Aを形成する。なおトレッドゴム5には予めトレッドパ
ターンGが設けられ、従って通常タイヤが加硫圧力によ
ってトレッドパターンが凹設される際に生じる補強コー
ドへの残留歪み、残留応力を排除することができユニフ
ォミテイを向上しうる。
【0042】前記工程dは、前記生タイヤ1Aを加硫金
型内で加熱、加圧する。これによって前記未加硫の第
1、第2の補強層6a、6bは、加熱及び加圧によりト
レッドゴム5とを互いが溶け合うごとく融合し一体化す
る。
【0043】図9、図10に本発明の他の実施例を示
す。本例ではベルト構体8は第1の補強層6a、第2の
補強層6bに加えて該第2の補強層6bの半径方向外側
に配される第3の補強層6cを設けている。
【0044】第1の補強層6aは図1に示す構成と略同
様に、補強コード16aをタイヤ円周方向に実質的に平
行かつ連続した螺旋状に巻回した1層からなり、又第2
の補強層6bは、半径方向内、外に重なる2枚のプライ
17a、17bによって形成される。
【0045】プライ17a、17bはタイヤ周方向に対
して10〜30°の角度で傾斜し配列したコード16b
を有し、2つのプライ17a、17bの各コード16
b、16bは互いに交差する向きに配される。
【0046】第3の補強層6cは、第1の補強層6aと
略同様に、補強コード16aをタイヤ円周方向に実質的
に平行かつ連続して螺旋状に巻回した1層によって形成
される。
【0047】このようにベルト構体8を前記した第1、
第2、第3の補強層6a、6b、6cによって形成する
ことにより、各補強層のコードは互いに交差しかつ力の
三角形を構成する結果、ベルト構体8の剛性が著しく向
上し、走行性能を向上しうる。さらにベルト構体8の半
径方向最外側に位置する第3の補強層6cが、タイヤ周
方向に連続するコード配列であるため、コードが周方向
に傾くことによって生じる片流れを防ぎ走行の安定性を
一層高めることが出来る。
【0048】
【具体例】前記製造方法を用い図1又は図8のタイヤ構
造をなすとともにタイヤサイズが145/80R12の
タイヤを表1の仕様に基づき試作(実施例1〜5)する
とともに、その性能をテストした。なお従来の市販され
た標準のテススタイルタイヤ(タイヤサイズ148/8
0R12)(従来例)及び本願構成外のタイヤ(比較例
1〜3)についても併せてテストを行いその性能を比較
した。
【0049】テストは下記条件で行った。 イ)耐久テスト JATMA条件に基づき、正規内圧かつ正規荷重を負荷
したタイヤをドラム上で標準速度で30,000km走行
させる標準速度耐久テストと、JATMAB試験条件に
基づき、速度170km/hの高速下で20分走行させる
高速耐久テストとを行った。
【0050】ロ)コロガリ抵抗試験 試供タイヤに4J×12のリムを装着しかつ1.8kgf
/cm2 の内圧を加えるとともに、該タイヤをドラム径が
1707.6mmのドラム式タイヤ転がり抵抗試験機を用
いてタイヤ1本当たり275kgの荷重のもとで該タイヤ
を80km/Hの速度で走行させ、そのころがり抵抗値を
測定した。なお測定値を従来例を100とする指数で表
示するとともに、数値が小さいほど転がり抵抗が少ない
ことを示し80以下が合格である。
【0051】ハ)実車操縦安定性及び乗心地 ロ)項と同じリムに冠着しかつ前記内圧を加えた試供タ
イヤを、1300cc小型乗用車の前輪及び後輪にそれ
ぞれ装着するとともに、テストドライバーのフィーリン
グにより5段階法により判定した。数値が大きいほど良
好であり、3.5以上が合格である。
【0052】
【表1】
【0053】テストの結果、実施例のものは従来例、比
較例のものに比べて各テスト項目共に優れていることが
確認できた。
【0054】
【発明の効果】叙上のごとく本発明の空気入りタイヤ
は、タイヤ本体とトレッドゴムとの間に補強コードを螺
旋巻きしてなる第1の補強層と、タイヤ周方向に対して
傾斜する第2の補強層とを介在しているため、トレッド
剛性を過度に高めることなくタイヤ本体のトレッド受部
を拘束でき、乗心地性を高めかつコロガリ抵抗を減じタ
イヤ走行性能を向上しうる。さらにリフテイングを防止
しかつトレッドゴムとの間の剛性差を緩和しうるため、
トレッド剥離を抑制できる。しかも前記第2の補強層を
設けることによって、第1の補強層の補強コードに起因
するトレッドゴムの亀裂発生を防ぎ耐久性を向上しう
る。さらに補強層はインフレート状態において直円筒状
となるため、コード配列に乱れを生ずることがなくタイ
ヤ形状を適正に保持しうるなど多くの効果を奏しうる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の空気入りタイヤの一実施例を示す断面
図である。
【図2】ビードコアを示す断面図である。
【図3】その支持状態を示す斜視図である。
【図4】タイヤ片を示す断面図である。
【図5】タイヤ片の接合工程を示す拡大断面図である。
【図6】タイヤ片の接合工程を示す拡大断面図である。
【図7】タイヤ本体に補強層を形成する工程を示す概略
部である。
【図8】さらにトレッドゴムを取付け生タイヤを形成す
る工程を示す概略図である。
【図9】他の実施例を示す断面図である。
【図10】そのベルト構体のコードの配列を示す展開平
面図である。
【符号の説明】
2 タイヤ本体 3L、3R タイヤ片 5 トレッドゴム 6a 第1の補強層 6b 第2の補強層 6c 第3の補強層 7 ビード 8 ベルト構体 9 サイドウォール 10 張出し片 15 トレッド受部 19 ビードコア 32 ビードコア基体 35 接着剤 K クッションゴム

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】ビードコアが埋着される1つのビードと該
    ビードに連なるサイドウォールと該サイドウォールに連
    なる張出し片とを具えかつ高分子材料により一体成形さ
    れるとともに前記張出し片を互いに接合させることによ
    りトレッド受部を形成しうる一対の半環状のタイヤ片か
    らなるタイヤ本体に、該タイヤ本体の前記トレッド受部
    のタイヤ半径方向外面に、補強コードをタイヤ円周方向
    に実質的に平行かつ連続して螺旋状に巻回した少なくと
    も1層の第1の補強層と、該第1の補強層の半径方向外
    側に補強コードをタイヤ円周方向に対して傾斜させて配
    列した第2の補強層とを含むベルト構体、および第2の
    補強層の外側に配されるトレッドゴムを加硫金型内の加
    硫により一体化した空気入りタイヤ。
  2. 【請求項2】前記第2の補強層は補強コードをタイヤ円
    周方向に対して80〜90°の角度で傾斜させたことを
    特徴とする請求項1記載の空気入りタイヤ。
  3. 【請求項3】前記第2の補強層は補強コードをタイヤ円
    周方向に対して10〜30°の角度で傾斜させた2枚の
    プライによって形成されるとともに、ベルト構体は前記
    第2の補強層の半径方向外側に補強コードをタイヤ円周
    方向に実質的に平行かつ連続して螺旋状に巻回した少な
    くとも1層の第3の補強層を設けたことを特徴とする請
    求項1記載の空気入りタイヤ。
  4. 【請求項4】前記ビードコアは、ビードコードを巻回し
    かつゴム付けしたビードコア基体を加硫することにより
    形成されるとともに、該ビードコアは、その外面に前記
    高分子材料と接着する接着剤が予め塗付されたことを特
    徴とする請求項1記載の空気入りタイヤ。
  5. 【請求項5】トレッド受部と第1の補強層の間に厚さ
    0.5mm以上かつ1mm以下の軟質のゴムからなるクッシ
    ョンゴム層を具えたことを特徴とする請求項1記載の空
    気入りタイヤ。
  6. 【請求項6】前記第1の補強層は芳香族ポリアミド、ポ
    リエステル等の有機繊維又は金属繊維を用いた1本又は
    複数本当たりゴム付けしたの補強コードを螺旋状に連続
    して巻回してなり、かつ第2の補強層はゴム付けしたタ
    イヤファブリックのカットプライよりなることを特徴と
    する請求項1記載の空気入りタイヤ。
  7. 【請求項7】前記ベルト構体4は、前記タイヤ本体に標
    準内圧を付加してインフレートした状態においてタイヤ
    軸を中心とした直円筒状としたことを特徴とする請求項
    1記載の空気入りタイヤ。
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