JP3394039B2 - 伸縮性複合加工糸及び該加工糸からなる伸縮性布帛 - Google Patents

伸縮性複合加工糸及び該加工糸からなる伸縮性布帛

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Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本発明は、伸度[切断伸度]の異なる2種以上の合成
繊維マルチフィラメント糸を引揃えて、延伸又は延伸仮
撚加工を施すことによって得られる、力学的機能性の改
良された複合加工糸に関するものである。
[従来技術とその問題点] 伸度の異なる2種以上の合成繊維マルチフィラメント
糸を用いて延伸複合加工又は複合延伸仮撚加工を施し、
芯鞘2層構造糸を製造する方法およびそれによって得ら
れる2層構造糸は、特公昭63−16494号又は特公昭61−1
9733号公報で提案されている。
この種の複合加工糸による織物は従来の構造収縮差に
よるバルキー糸又は単独糸の仮撚加工糸で実現されなか
ったバルキー感、又はウールライクで高級感のある風
合、外観が得られ、内装用途、又は紳士、婦人のスーツ
等に好適に用いられている。
しかしながら、この複合加工糸織物を、スポーツ衣料
やカジュアル衣料に用いるときは、伸縮性の不足や鞘糸
の強度不足が問題になる。
すなわち、この複合加工糸は、仮撚加工糸である場合
でさえ多少の伸縮性しか有しておらず、スポーツ衣料に
適用できるほどの伸縮性は持っていない。さらに、鞘糸
外層糸は十分に延伸されていないので加工後も伸度が芯
糸よりも高く残り、従ってその文だけ強度が高くならず
(単繊維切断強度は1.5g/de程度に過ぎず)、且つこの
ことは前掲の特公昭63−19494号の複合加工糸について
も言えることである。
一方、従来から高伸縮性の複合糸を製造するに際し、
ポリウレタン弾性糸が用いられてきたが、ポリウレタン
糸は加熱されると劣化を起こしやすいという問題を有し
ている。因みに、ポリエステル繊維と複合しようとして
も、ポリエステル繊維は130℃の高温染色を必要とする
ため、そのような高温染色ではポリウレタン糸が加水分
解を起こして劣化してしまい、実用性がなくなる。また
同様に、複合仮撚加工を施すにしても高温セットでポリ
ウレタンが劣化してしまうという問題があった。このこ
とから複合の相手側繊維もポリアミド繊維に限られてい
たのが実情である。
さらに、ポリウレタン弾性糸とナイロン糸(ポリアミ
ド繊維)とを引揃えて仮撚を施す場合、複合加工糸全体
に弾性を付与する目的をもって、ポリウレタン糸を予め
一時的に緊張してからナイロン延伸糸と引揃え、ポリウ
レタン糸を芯糸として仮撚加工し、しかる後緊張を解い
て、ポリウレタン糸の周りをナイロン捲縮糸がとりまい
たような複合加工糸を得ることが好ましいとされてい
る。しかし、この場合は、仮撚加工時に強度の弱い、伸
び易いポリウレタンが芯糸として加撚されるため、糸切
れが多いという問題があった。
[発明の目的] 本発明の目的は、かかる従来技術の問題を解消して、
伸度の異なる2種以上の合成繊維マルチフィラメント糸
からなる複合加工糸に改善された伸縮性を付与し、同時
に外層糸の強度を上げて、カジュアル衣料やスポーツ衣
料に適用できるよう改良することにある。
本発明の他の目的は、伸縮弾性糸と複合される相手側
の合成繊維がポリアミド繊維に限定されず、ポリエステ
ル繊維等の他の合成繊維にも広く適用できるようにする
ことにある。
さらに、本発明の他の目的は、複合加工、特に複合仮
撚加工を施す際の糸切れを低減することにある。
[発明の構成] 本発明者らは、上記目的を達成するため鋭意研究した
結果、これまでの概念とは逆に、高伸度側の糸条に弾性
糸を用いても延伸後には該弾性糸が複合加工糸の中心部
に位置するようになる、という驚くべき事実を見出し本
発明に到達した。
かくして、本発明によれば、 (1)ポリブチレンテレフタレート系ポリエステルをハ
ードセグメントとし、ポリオキシブチレングリコール系
ポリエーテルをソフトセグメントとするブロック共重合
ポリエーテル・ポリエステルで構成される弾性糸と、該
弾性糸よりも伸度の低い非弾性熱可塑性ポリマーで構成
されるマルチフィラメント糸とを引揃えて延伸加工に付
して得られた複合加工糸であって、弾性糸が芯部を構成
し、非弾性熱可塑性ポリマーで構成されるマルチフィラ
メント糸Aが捲縮またはループ、張り出し部を形成しつ
つ外層部を構成し、かつ、該マルチフィラメント糸Aの
単繊維切断強度が2.5g/de以上であることを特徴とする
伸縮性複合加工糸、 (2)ポリブチレンテレフタレート系ポリエステルをハ
ードセグメントとし、ポリオキシブチレングリコール系
ポリエーテルをソフトセグメントとするブロック共重合
ポリエーテル・ポリエステルで構成される弾性糸と、該
弾性糸よりも伸度の低い非弾性熱可塑性ポリマーで構成
されるマルチフィラメント糸とを引揃えて延伸加工に付
して得られた複合加工糸であって、弾性糸が芯部を構成
し、非弾性熱可塑性ポリマーで構成されるマルチフィラ
メント糸Aが捲縮またはループ、張り出し部を形成しつ
つ外層部を構成し、かつ、該マルチフィラメント糸Aの
単繊維切断強度が2.5g/de以上である伸縮性複合加工糸
からなることを特徴とする伸縮性布帛、 が提供される。
さらに本発明を詳細に説明する。添付図面は、本発明
の伸縮性複合加工糸を製造するための一実施態様を示す
もので、伸度の異なるフィラメント糸1,2は延伸仮撚加
工を施されるが、その際低伸度側のフィラメント糸1に
は通常伸度が80〜350%程度の、ポリアミドやポリエス
テル等の熱可塑性マルチフィラメント糸を用い、高伸度
側フィラメント糸2には、ポリブチレンテレフタレート
系ポリエステルをハードセグメントとし、ポリオキシブ
チレングリコール系ポリエーテルをソフトセグメントと
するブロック共重合ポリエーテル・ポリエステルを溶融
紡糸して得た弾性糸が用いられる。この弾性糸の伸度
は、通常250〜600%程度の範囲にあればよい。図に示し
た工程では、原糸1,2は引揃えられて第1供給ローラー
3、インターレースノズル4を経て、第2供給ローラー
から仮撚加工域に供給され、仮撚具7によって施撚(仮
撚)され、低伸度側フィラメント糸1に高伸度側フィラ
メント糸2が巻付くような形態となり、この形態はヒー
ター6によって熱固定を受けた後、仮撚具7で解撚さ
れ、延伸ローラー8を経て巻取機9に至る。
本発明の最大の特徴は、仮撚具7を通過した複合糸に
おいて、高伸度側フィラメント糸2の弾性回復が発揮さ
れて、施撚域では外層部に位置していた高伸度側フィラ
メント糸2が複合糸の芯部に移行し、逆に施撚域では芯
部を構成していた低伸度側フィラメント糸が捲縮を発現
させつつ複合糸の表層部(外層部)に移行する点にあ
る。
上記の高伸度側フィラメントの位置の逆転現象は前掲
の特公昭63−16494号公報に示された工程つまり、図の
工程で仮撚具を使用しない工程においても、延伸ローラ
ー後に生じることは容易に理解されることである。
この場合、複合加工糸に交絡を付与して構造を一体化
しておくと、取扱性が良くなり、その後の工程で伸長回
復変形を繰返し受けても2種のフィラメント糸が分離す
ることがない。交絡は図に示したように2種の原糸を第
1供給ローラー3によって空気インターレースノズル4
へ供給し、仮撚前に交絡付与してもよいし、仮撚後に交
絡付与してもよい。さらに、用途との関連で第2ヒータ
ー(図示していない)で複合加工糸をセットして沸水収
縮率等の糸特性を調節してもよい。
本発明に用いる高伸度側のフィラメント糸にはポリブ
チレンテレフタレー系ポリエステルをハードセグメント
とし、ポリオキシブチレングリコール系ポリエーテルを
ソフトセグメントとするブロック共重合ポリエーテル・
ポリエステルを溶融紡糸して得た弾性糸を用いる。
さらにポリマーについて詳しく説明する。
ブロック共重合ポリエーテル・ポリエステルのハード
セグメントを構成するポリエステルの部分は、テレフタ
ル酸成分とブチレングリコール成分とからなるポリブチ
レンテレフタレートを主たる対象とする。しかしなが
ら、この酸成分の一部、通常30モル%以下をテレフタル
酸成分以外のジカルボン酸成分やオキシカルボン酸成分
で置き換えてもよく、またグリコール成分の一部、通常
30モル%以下をブチレングリコール成分以外のジオキシ
成分で置き換えたポリエステルであってもよい。また、
ソフトセグメントを構成するポリエーテル部分は、ポリ
オキシブチレングリコールを主たる対象とするが、その
繰返し単位の30%以下をブチレングリコール成分以外の
ジオキシ成分で置き換えたポリエーテルであってもよ
い。上記ポリエーテル部分の平均分子量は、あまりに小
さいと十分な弾性特性が得られ難く、逆にあまりに大き
いとハードセグメントとの相溶性が悪化するようになる
ので、500〜5000の範囲が好ましく、特に500〜3000の範
囲にあることが好ましい。また、上記ポリエーテル部分
のポリエステル部分に対する割合が、あまり少ないと十
分な弾性特性が得られ難く、逆にあまり多くなると融点
低下が大きくなって十分な熱的特性が得られ難くなるた
め、重量割合で0.25〜4.0倍の範囲が好ましく、特に0.2
5〜2.5倍の範囲が好ましい。かかるブロック共重合ポリ
エーテル・ポリエステルを製造する方法は特開昭58−91
819号公報に提案されている方法に準じて行うことがで
きる。
他方、低伸度側合成繊維フィラメント糸には、非弾性
のポリアミド繊維やポリエステル繊維が用いられる。特
に、従来の弾性糸であるポリウレタン糸との組合せでは
ポリアミド繊維に限られていたのが、本発明によれば外
衣の主要素材であるポリエステル繊維も適用できる点
で、用途範囲が格段に広まることになる。
また、ポリエステル繊維としては、通常のポリエステ
ル繊維の他に、カチオン染料可染性ポリエステル繊維等
も使用することができる。このカチオン染料可染性ポリ
エステル繊維自体、通常のポリエステル繊維に比べて強
度が弱いので、特に該カチオン染料可染性ポリエステル
繊維であって、特願昭63−63692号(特開平1−162822
号公報)に提案されているようなポリエステル繊維が好
ましく採用される。このようなものとしては、下記一般
式; で表されるスルホン酸ホスホニウム塩を0.1〜10モル%
共重合した極限粘度0.5以上の改質ポリエステルが例示
される。ここで、Aは芳香族基又は脂肪族基、X1はエス
テル形成性官能基、X2はX1と同一若しくは異なるエステ
ル形成性官能基、また、R1,R2,R3,及びR4はアルキル基
及びアリール基より選ばれた同一又は異なる基、nは正
の整数を示す。
[発明の効果] 本発明の効果は、以下のとおりである。
(a)複合加工糸の表層糸(外層部糸)が完全延伸され
ることができるので、該表層糸の単繊維切断強度を2.5g
/de以上、特に3g/deに上げることができる。したがっ
て、この複合加工糸からなる衣服は着衣の摩擦で毛羽だ
ったり、摩耗を起こしたりしないので、スポーツ、カジ
ュアル、ユニフォーム用途に適している。
(b)糸加工時に弾性糸が加工張力支持体とならないの
で、糸切れを起すことなく、高速度で延伸複合加工でき
る。
(c)弾性糸の耐熱性がポリウレタンと比較して高いの
で結晶化開始温度の低いポリアミド繊維だけでなく結晶
化開始温度が100℃以上のポリエステルのような繊維と
の複合が可能になる。
(d)(c)と同様の理由で、高温(例えば130℃)染
色しなければならないポリエステルとの複合が可能にな
る。
[実施例] 実施例1 低伸度側のマルチフィラメント糸1にポリエチレンテ
レフタレート未延伸糸(紡糸速度1500m/min、135デニー
ル、72フィラメント、伸度[切断伸度]315%)を用
い、高伸度側フィラメント糸2にブロック共重合ポリエ
ーテル・ポリエステル弾性体を230℃で溶融紡糸して得
た未延伸糸(紡糸速度1350m/min、80デニール、2フィ
ラメント、伸度[切断伸度]475%)を用いて、第1図
の工程を利用して(但し、仮撚具は取除いた)、両糸を
引揃えて、空気交絡ノズル4に供給し、オーバーフィー
ド率1%、圧空圧3kg/cm2の条件で引揃え糸に交絡を付
与し、つづいて、供給ローラー5を87℃に加熱すると共
にセットヒーター6を135℃として延伸倍率2.8倍、延伸
速度800m/minで延伸した。
このようにして得た複合加工糸を顕微鏡で観察したと
ころ、弾性糸が複合加工糸の芯部に位置し、ポリエチレ
ンテレフタレート糸は、マルチフィラメントの個々のフ
ィラメント糸がたるんだ(ループ、張り出し部を形成し
た)状態で弾性糸を取囲んでいた。また複合加工糸全体
として交絡一体化され、伸縮変形を繰返しても複合加工
糸が2種の糸に分離することもなかった。
さらに、外層部にあるポリエチレンテレフタレート糸
の単繊維切断強度は、4.8g/deと高い強度水準を示し
た。これは、従来とは異なって、鞘糸(外層部糸)とな
る糸を高い延伸倍率で延伸できることによる。
実施例2 低伸度側のマルチフィラメント糸1にポリエチレンテ
レフタレート未延伸糸(紡糸速度3400m/min、220デニー
ル、96フィラメント、伸度[切断伸度]125%)を用
い、高伸度側フィラメント糸2に、ブロック共重合ポリ
エーテル・ポリエステル弾性体を溶融紡糸して得た未延
伸糸(紡糸速度1550m/min、120デニール、3フィラメン
ト、伸度[切断伸度]412%)を用いて、第1図の工程
を利用して、両糸を引揃えて、空気交絡ノズル4に供給
し、オーバーフィード率1%、圧空圧3kg/m2の条件で引
揃え糸に交絡を付与し、つづいて、仮撚具7に摩擦式仮
撚具を用い、その表面速度(Vr)と糸速度(Vy)との比
を2.1倍、セットヒーター6を158℃として、延伸倍率1.
55倍で延伸仮撚加工した。
このようにして得た複合加工糸を顕微鏡で観察したと
ころ、弾性糸が複合加工糸の芯部に位置し、ポリエチレ
ンテレフタレート糸は、マルチフィラメントの個々のフ
ィラメント糸が捲縮しつつたるんだ状態で弾性糸を取囲
んでいた。また複合加工糸全体として、交絡一体化さ
れ、伸縮変形を繰返しても複合加工糸が2種の糸に分離
することはなかった。
さらに、外層部にあるポリエチレンテレフタレート糸
の単繊維切断強度は、実施例1と同じ理由により4.6g/d
eと高い強度が得られた。
【図面の簡単な説明】
図面は、本発明の伸縮性複合加工糸を得るための一実施
態様を示す略線図である。 1……非弾性ポリマーからなる、低伸度側のフィラメン
ト糸 2……弾性ポリマーからなる、高伸度側のフィラメント
糸 3……第1供給ローラー 4……インターレースノズル 5……第2供給ローラー 6……ヒーター 7……仮撚具 8……延伸ローラー 9……巻取機
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI D02G 3/22 D02G 3/22 3/34 3/34 D03D 15/00 D03D 15/00 A (72)発明者 川上 賢治 愛媛県松山市北吉田町77番地 帝人株式 会社松山事業所内 (56)参考文献 特開 昭61−275430(JP,A) 特開 昭58−98422(JP,A) 特開 昭58−169533(JP,A) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) D02G 3/36 D01F 6/86 D02G 1/02

Claims (3)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】ポリブリチレンテレフタレート系ポリエス
    テルをハードセグメントとし、ポリオキシブチレングリ
    コール系ポリエーテルをソフトセグメントとするブロッ
    ク共重合ポリエーテル・ポリエステルで構成される弾性
    糸と、該弾性糸よりも伸度の低い非弾性熱可塑性ポリマ
    ーで構成されるマルチフィラメント糸とを引揃えて延伸
    加工に付して得られた複合加工糸であって、弾性糸が芯
    部を構成し、非弾性熱可塑性ポリマーで構成されるマル
    チフィラメント糸4が捲縮またはループ、張り出し部を
    形成しつつ外層部を構成し、かつ、該マルチフィラメン
    ト糸Aの単繊維切断強度が2.5g/de以上であることを特
    徴とする伸縮性複合加工糸。
  2. 【請求項2】該複合加工糸に交絡が付与されている請求
    項1記載の伸縮性複合加工糸。
  3. 【請求項3】ポリブチレンテレフタレート系ポリエステ
    ルをハードセグメントとし、ポリオキシブチレングリコ
    ール系ポリエーテルをソフトセグメントとするブロック
    共重合ポリエーテル・ポリエステルで構成される弾性糸
    と、該弾性糸よりも伸度の低い非弾性熱可塑性ポリマー
    で構成されるマルチフィラメント糸とを引揃えて延伸加
    工に付して得られた複合加工糸であって、弾性糸が芯部
    を構成し、非弾性熱可塑性ポリマーで構成されるマルチ
    フィラメント糸Aが捲縮またはループ、張り出し部を形
    成しつつ外層部を構成し、かつ、該マルチフィラメント
    糸Aの単繊維切断強度が2.5g/de以上である伸縮性複合
    加工糸からなることを特徴とする伸縮性布帛。
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