JP3390054B2 - 多相出力発振器 - Google Patents
多相出力発振器Info
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- H—ELECTRICITY
- H03—ELECTRONIC CIRCUITRY
- H03K—PULSE TECHNIQUE
- H03K3/00—Circuits for generating electric pulses; Monostable, bistable or multistable circuits
- H03K3/02—Generators characterised by the type of circuit or by the means used for producing pulses
- H03K3/027—Generators characterised by the type of circuit or by the means used for producing pulses by the use of logic circuits, with internal or external positive feedback
- H03K3/03—Astable circuits
- H03K3/0315—Ring oscillators
-
- H—ELECTRICITY
- H03—ELECTRONIC CIRCUITRY
- H03L—AUTOMATIC CONTROL, STARTING, SYNCHRONISATION OR STABILISATION OF GENERATORS OF ELECTRONIC OSCILLATIONS OR PULSES
- H03L7/00—Automatic control of frequency or phase; Synchronisation
-
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- H03—ELECTRONIC CIRCUITRY
- H03L—AUTOMATIC CONTROL, STARTING, SYNCHRONISATION OR STABILISATION OF GENERATORS OF ELECTRONIC OSCILLATIONS OR PULSES
- H03L7/00—Automatic control of frequency or phase; Synchronisation
- H03L7/24—Automatic control of frequency or phase; Synchronisation using a reference signal directly applied to the generator
Description
put oscillator)に関連し、すなわち、全振動周期の分
数値だけ互いに遅延したいくつかの振動信号を発生する
発振器に関連する。
例はリング発振器であり、該発振器はN個のインバータ
の縦続接続を含んでいる(ここでNは奇数である)。動
作中、リング発振器内の各インバータの出力の信号は高
から低に変化し、低から高に戻るよう周期的に変化す
る。縦続接続内の連続するインバータの出力の信号は18
0 度+全振動周期のN分の一の角度だけ互いに遅延して
いる。
数でなければならないから、リング発振器は周期の偶数
の分の一だけ互いに遅延された信号のペアーを直接生成
しないという欠点を有している。例えば、リング発振器
は90度位相のずれた信号を生成しない。さらに、発振器
の発振周波数は発振器内のインバータの数Nに逆比例し
て減少する。最大周波数は3個のインバータからなる発
振器で達成される。もっと多くのインバータの使用は低
い周波数を意味している。従って、リング発振器の最大
達成周波数は位相差として要求される全周期の分数値に
比例して減少する。
発振周波数が位相差として要求される全周期の分数値に
比例して減少しない発振器を与えることである。
するように直列に結合された複数の発振器回路を具え、
各発振器回路はループ内の後段の発振器回路への結合手
段を具え、該結合手段が当該発振器回路の位相とループ
内の後段の発振器回路の位相との差に依存して後段の発
振器回路の発振信号の周波数及び/又は位相の調整を与
えるように構成されていることを特徴とする。動作中、
どの発振器回路も自由に振動しないで、ループ内の各発
振器はその後段の発振器の位相を調整する。従って、各
発振器回路は他のすべての発振器回路に間接的に影響を
及ぼし、最終的にはそれ自身も影響を受ける。多相出力
発振器は全体として集合モード(collective mode )で
発振し、すべての発振器回路が同じ周波数で発振する。
ループに沿って連続する発振器回路は全振動周期の分数
値だけ互いに遅延して発振する。これらの分数値の合計
は整数倍の周期、好ましくは1周期になる。振動の周波
数はこれらの分数値とほぼ無関係であり、かつほぼ各発
振器回路の最大達成周波数にすることができる。
プ内のすべての発振器回路を互いにほぼ同一にし、かつ
すべての結合手段を互いにほぼ同一にする。このように
すると、ループは、1つの発振器回路について見ると、
その発振器回路の外見は他の任意の発振器回路に対して
同じであるという意味で対称になる。動作中、この対称
性の結果として、もしM個の発振器回路が存在するな
ら、連続する発振器回路は全周期のM分の一に相当する
位相差で発振する。この分数値(1/M)は発振器回路
の個数Mの選択により任意に選択できる。これを達成す
るためには、これらの発振器回路および結合手段は、そ
れらが同じ構造を有し、かつほぼ同じ物理的パラメータ
を有する構成要素を含むという意味で互いにほぼ同一で
なければならない。パラメータの相対公差は最大許容位
相エラーに対応する。
振器回路が縦続接続されたインバータを含むリング発振
器を具え、各結合手段が、上記のリング発振器内のタッ
プ点に結合された入力と、後段の発振器回路内のリング
発振器の縦続接続されたインバータのうちの一つの特定
のインバータの出力に接続された出力とを有する論理ゲ
ートを具えるものとする。このようにすると、多相出力
発振器をディジタル回路の一部分として実現することが
可能になる。論理ゲートの出力とインバータの出力の接
続は論理ゲートによって後段の発振器回路の振動の位相
を特定の発振器回路とその後段の発振器回路の間の位相
差に依存して調整することを可能にする。インバータ自
身は、例えば発振器をエネーブルするために使用できる
他の入力を有する例えばNAND回路のようなさらに複
雑な論理機能の実現し得る回路によって実現することが
できること勿論である。
論理ゲートの駆動強度はインバータの特定のものの駆動
強度より弱くする。論理ゲートとインバータの適当な相
対強度は、発振器回路の発振が論理ゲートにより調整さ
れるが、しかしそれにより発振が無効にされないことを
保証している。各リング発振器はそれ自身の縦続接続イ
ンバータを介するフィードバックにより発振し、他のリ
ング発振器からの位相あるいは周波数調整を伴うのみで
ある。
接続インバータおよび論理ゲートは共通の調整可能な電
圧電源を有している。調整可能な電源電圧は例えば振動
の周波数の調整に使用できる。しかし、同時に、それは
インバータの駆動強度に影響する。論理ゲートへの電源
電圧の調整により、上記の無効は防止することもでき
る。
ング発振器が複数のインバータから構成され、該インタ
ーネットの数がループ中の発振器回路の数からせいぜい
1つだけ異なり、リング発振器の上記のタップ点は、ル
ープ内の前段の発振器回路からの結合手段を構成する論
理ゲートの出力が接続される当該リング発振器を構成す
るインバータのうちの1つのインバータの出力から1つ
のインバータだけ離れて位置する構成にする。このよう
にすると、リング発振器の連続するインバータ間で生起
するような正しい位相シフトがアプリオリに与えられ
る、即ちたとえループが閉じていなくても与えられる。
従って、閉じたループは位相シフトを振動の全周期の予
定の分数値(ループ内の発振器回路の数の逆数)に容易
に補正する。
ドが可能である。各モードにおいて、連続する発振器回
路の間の位相差の和は360 度あるいは360 度の倍数にな
らなければならない。振動の基本モードが可能であると
仮定する。この場合、他のモードもまた可能であり、他
のモードでは連続する発振器回路の間の各位相差は基本
モードの対応位相差と相違し、かつ360 度の他の倍数ま
で可能である。そのような他のモードは、発振器回路間
の所要の位相差を与えないので不所望である。
プを構成するように直列に結合された前記複数の発振器
回路の第1の発振器回路から、ループ内のN番目の発振
器回路、すなわちループに沿ったN個の連続位置だけ離
れて位置する発振器回路への交差結合手段を具え(ここ
でNは1より大きい)、該交差結合手段は振動の特定モ
ードを選択的に不安定にするように構成する。このよう
にすると、振動の不所望モードが持続的に生起するのを
阻止することができる。所望なら、いくつかの所望され
ないモードを阻止するために第1発振器回路から他のい
くつかの発振器回路への交差結合手段を設けることがで
きる。
振器回路がループ中のそのN番目の後続の発振器回路へ
の交差結合手段を有するものとする。このようにする
と、回転対称を有する発振器が達成され、この発振器
は、上述したように、連続する発振器回路の振動間に全
周期の整数分の一(1/M)の遅延を与える。
振器回路が縦続接続インバータを具えるリング発振器を
具え、公差結合手段が追加の論理ゲートを具え、該追加
の論理ゲートは前記リング発振器に結合された入力と、
N番目の後続の発振器回路の特定の1つのインバータの
出力に接続された出力を有するものとする。このように
すると、多相出力発振器をディジタル回路の一部分とし
て実現することが可能になる。
は、偶数の発振器回路が存在し、Nはこの偶数の半分で
あり、各発振器回路は縦続接続されたインバータを含む
リング発振器を具え、前記交差結合手段は、上記のリン
グ発振器に結合された入力と、N番目の発振器回路の縦
続接続されたインバータのうちの一つの特定のインバー
タの出力に接続された出力とを有する反転論理ゲートを
具えるものとする。ループの半分だけ離間した2つの発
振器回路は、連続する発振器回路間の位相増分がほぼ同
一であるモード間に最大の位相コントラストを与えると
ともにループの一回りで360 度になる。対向する発振器
回路回路の間に交差結合手段を設けることにより、この
ようなほぼ同一の振動モードを不安定にすることができ
る。
論理ゲートの駆動強度はインバータの特定のものの駆動
強度より弱くする。ゲートの相対強度は、振動をまった
く中断することなく不所望のモードを不安定にすること
を保証する。本発明による発振器の別の実施例では、交
差結合手段が逆並列接続の2つの付加論理ゲートを具え
るものとする。このようにすると、不安定化を強くする
ことができる。
場合、発振器回路が互いに遅延される発振周期の分数値
は偶数の逆数になる。これは個々のリング発振器内部の
信号に対して不可能である。1つの実施例ではこの偶数
は4である。それ故、発振器回路は互いに90度の位相差
で発振できる。このことは多くの回路応用で望ましいも
のである。
リング発振器は3つのインバータの縦続接続からなるこ
とが好ましい。3という数はリング発振器に要求された
インバータの最小数であり、かつ最高達成発振周波数を
与える。
る。
発振器を示している。発振器回路11, 12, 13, 14, 15,
16はループを構成している。各発振器回路11,12, 13, 1
4, 15, 16は1つの出力を有し、その出力はループ内の
後段の発振器回路の入力に接続されている。
えば位相ロックループとすることができ、動作中、その
出力に例えばcos(ωt+Φ)の形の振動信号を発生す
る。位相ロックループの場合には、位相ロックループの
入力に受信される信号の位相と位相ロックループの出力
に発生される振動信号の位相との間にある位相関係が存
在する。図1に示されたループの場合には、j番目の発
振器回路11, 12, 13,14, 15, 16の振動cos(ωt+Φj
)の位相Φj とその後段の発振器回路の振動信号cos
(ωt+Φj+1 )の位相Φj+1 との間の位相関係は以
下のように書くことができる。
路の瞬時周波数である。関数「f」は、その偏角が360
度増大すると繰り返す周期関数であり、その正確な形状
は位相ロックループの設計に依存する。位相オフセット
Δは、多くの場合発振器回路11, 12, 13, 14, 15, 16の
設計において関数「f」の形とは独立に調整できるとい
う理由で導入されている。
の連続する発振器回路11, 12, 13,14, 15, 16(図1で
はM=6)はループを形成している。それ故、発振器回
路11, 12, 13, 14, 15, 16のいずれも個別に自由発振
(free runnning )しないで、すべての発振器回路はル
ープ内の前段の発振器回路から入力を受信する。ループ
内のすべての発振器回路は集合発振(collective oscil
lation)を示し、ループに沿って連続する発振器回路1
1, 12, 13, 14, 15, 16間の位相差の和は360 度あるい
はその整数倍になる。
る。数列Φj (j=0....M-1)はマイナス無限大からプラ
ス無限大にわたるj個の数列の一部分として考えること
ができる。この場合、M個の発振器回路11, 12, 13, 1
4, 15, 16のループに対して、Φj+M とΦj はともに
同じj番目の発振器回路の位相を記述するが、それらは
360 度あるいはその整数倍だけ異なる。特に
せると、可能な発振(振動)状態は以下の通りである。
している。すべての発振器回路11, 12, 13, 14, 15, 16
は同じ周波数を有している。jに比例する項はループ中
の連続する発振器回路の間の位相差を記述している。式
(3)によると、これらの発振器回路は全振動周期ある
いはその倍数のM分の一だけ互いに離間した固定位相で
発振することが観察される。発振器回路11, 12, 13, 1
4, 15, 16の適当な数Mの使用により任意の位相差を実
現することができる。この位相間隔は式(1)により規
定される位相オフセットΔとは無関係である。
るわけではない。安定な状態のためには、式(3)の解
からの偏差を時間的に消去すべきである。このための条
件は関数fの導関数が負、すなわち
態は安定ではなく、かつ実際には生起しないであろう。
関数fは位相に依存するため、周期関数であり、その導
関数が負になる少なくとも1つの偏角xが常に存在す
る。結合の位相オフセットΔの調整により、この偏角は
nの所望の値に対応させることができる。この結合は、
結合関数fの導関数が負になる偏角xの範囲が十分小さ
くなり、式(4)に従ってnの1つの値のみがその範囲
内入るように設計するのが好ましい。
4, 15, 16は同一であると仮定された。例えば、それら
は同一の基本周波数ω、結合関数fおよびオフセットΔ
を有している。これは必要ではない。基本周波数ωの差
は位相分布に影響を与えない。結合関数fとオフセット
Δの差は種々の発振器回路11, 12, 13, 14, 15, 16の振
動位相の間隔を不等にする。その結果として、この場合
の間隔は、固定されているものの、一般に全周期の整数
の分の一にならない。
発明による発振器の一実施例を示している。このような
ゲートはディジタル集積回路での発明の実現に特に適し
ている。
200, 210, 220, 230を具えている。各発振器回路はリン
グ発振器構成の3個のインバータ(201, 202, 203 ),
(211, 212, 213 ),(221, 222, 223 ),(231, 23
2, 233 )を含んでいる。
形成し、各発振器回路200, 210, 220, 230は図2に別の
インバータとして示された論理ゲート205, 215, 225, 2
35を介してその後段の発振器回路に結合されている。各
論理ゲートの205, 215, 225,235の入力は各発振器回路2
00, 210, 220, 230内のリングから口出しタップされて
いる。各論理ゲート205, 215, 225, 235の出力は各発振
器回路200, 210, 220,230の後段の発振器回路内の1つ
のインバータの出力に接続されている。入力のためのタ
ップ点207, 217, 227, 237と出力のための接続点206, 2
16, 226, 236は各発振器回路内の同じインバータ201, 2
11, 221, 23の出力と入力にある。
ている。この図面は2進信号の多数の理想化されたトレ
ースを示している。高レベルと低レベルの間の遷移は、
実際には瞬時的でないが、タイミング関係を強調するた
めに瞬時的であるとして描かれている。
第1インバータ201 の出力を示している。第2および第
3トレース32, 33はこの1つの発振器回路200の第2お
よび第3インバータ202, 203の出力をそれぞれ示してい
る。リング中のインバータの数が奇数であるから、リン
グ中の連続するインバータの出力に発生する交互の高レ
ベル及び低レベルが論理的に一致することは不可能であ
る。その代わりに、各インバータは周期的な高から低へ
の遷移及びその逆の遷移を生成する。リング中のインバ
ータの出力における各遷移はリング中の次のインバータ
の出力における遷移をある遅延の後で生起する。このよ
うな6つの遷移後に、これらのインバータの出力のトレ
ースの組合せが繰り返す。従って振動の周期は6遅延時
間である。
して例示されている。この図面はインバータ40と、別の
インバータ42として実現された論理ゲートを示してい
る。別のインバータ42については後述する。インバータ
40はPMOSトランジスタ43とNMOSトランジスタ44
を含んでいる。これらのトランジスタ43, 44のチャネル
は第1電源端子Vr と第2電源端子VSSの間に直列に接
続されている。トランジスタ43, 44のゲートは相互接続
されてインバータ40の入力IN1 を形成している。トラ
ンジスタ43, 44のチャネル間のノード48はインバータ40
の出力48を形成している。出力48はキャパシタ49で負荷
されている。このキャパシタ49は寄生容量であってもよ
く、あるいは意図的に設けてもよい。
がインバータ40の入力IN1 で生起するものと仮定し、
出力電圧を考察する。最初、出力は低い電圧である。遷
移後に、PMOSトランジスタはキャパシタ49の充電を
開始し、出力電圧を上昇させる。出力における低から高
への遷移に対するインバータ40の遅延時間は出力電圧が
高レベルに達するのに必要な時間に対応する。この遅延
時間は、キャパシタ49のキャパシタンス値、PMOSト
ランジスタ43の駆動強度および電源電圧Vr に依存して
いる。同様に、インバータの高から低への出力遅延はN
MOSトランジスタ44の駆動強度に依存している。CM
OS集積回路においては、トランジスタ43, 44の駆動強
度はW/L比、すなわちソース及びドレインの幅とそれ
らの間の距離(ゲート長)の比を変えることにより調整
できる。同様に、電源電圧Vr あるいはキャパシタ49の
キャパシタンス値を振動周波数の調整のために調整する
こともできる。
合する論理ゲート205, 215, 225, 235も示している。論
理ゲート205, 215, 225, 235の出力は発振器回路200, 2
10,220, 230の各インバータ203, 213, 223, 233の出力
に接続されている。トランジスタレベルでは、これは図
4に示された状態に対応している。図4には別のインバ
ータ42として実現された1つの論理ゲートが示され、そ
の出力がインバータ40の出力に接続されている。別のイ
ンバータ42の構成(PMOS45とNMOS46)はインバ
ータ40のものと類似しているが、別のインバータ42は弱
い駆動強度を有している。これはインバータ40のトラン
ジスタ43, 44よりも小さいW/L比(例えばそれらのW
/Lの半分あるいは1/4もしくはそれ以下)を有する
トランジスタ45, 46を持つ別のインバータ42を備えるこ
とにより達成できる。
ら、互いに接続された2つのインバータ40, 42の出力レ
ベルを決定する(インバータ40が別のインバータ42を支
配する)。しかし、別のインバータ42は出力レベルに達
する遅延時間を増大もしくは減少できる。別のインバー
タ42の入力IN2 における入力信号が、インバータ40の
入力信号の高から低への遷移時に低レベルにある場合、
これはキャパシタ49の充電を加速し、遅延時間を減少す
る。入力IN2 が入力IN1の高から低への遷移時に高
レベルにある場合、これは充電を減速し、遅延時間を増
大する。別のインバータ42それ自身の入力IN2 が充電
期間中に遷移を受信する場合、充電は入力IN2 の遷移
前では減速され、入力IN2 の遷移後では加速される
(あるいはその逆になる)。遅延時間の総合効果は入力
IN1 とIN2 の遷移の間の時間遅れに比例して変化す
る。換言すれば、入力IN1 ,IN2 における信号の相
対位相はインバータ40の遅延時間に連続的に影響を与え
る。
器が全周期を完了するまでに必要な時間の増大あるいは
減少をそれぞれ意味する。これは振動の位相の変化に対
応している。従って、リング発振器の位相の変化と、こ
の発振器と後段の発振器との間の位相差との間に1つの
関係が存在する。この関係は式(1)で使用されている
ような関数「f」を生じる。
「f」対位相差の理想的グラフが図5に示されている。
図2と図3に関して、以下の仮定が適用される。 − 発振器回路200 のインバータ201, 202, 203 の出力
信号がトレース31, 32,33に示されたようになってい
る。 − その出力が発振器回路200 の第3インバータ203 の
出力に結合されている論理ゲート205 の入力信号は図3
に示されたトレース34で示されている。 − 図5の水平座標はトレース31, 34の遷移36, 37の間
の時間間隔35に対応している。零位相差はそれらの入力
が論理ゲート205, 235に接続されているインバータ201,
232が正確に同相である状態に対応している。
は図5に矢印で示されている。n=1のケースのみが式
(4)による安定な解に対応することに注意されたい。
従って、理想的な場合には、発振器回路200, 210, 220,
230は互いに90度の位相間隔で振動する。
特にΔの値の調整により選ぶことができる。図2におい
て、論理ゲート205, 215, 225, 235の入力は各発振器回
路200, 210, 220, 230内の各インバータ201, 211, 221,
231の出力のノード237, 207, 217, 227にそれぞれ接続
されている。論理ゲート205, 215, 225, 235(ここで実
際にはCMOSインバータである)の出力は各発振器回
路200, 210, 220, 230内の各インバータ201, 211, 221,
231の入力のノード206, 216, 226, 236にそれぞれ接続
されている。
のインバータが存在するから、発振器回路200, 210, 22
0, 230への結合入力とそれからの結合出力の間に、反転
を別にして、約120 度の位相差が存在する。論理ゲート
205, 215, 225, 235が反転作用を有するから、このこと
は、もし発振器回路200, 210, 220, 230のループが閉じ
ていなければ、(論理ゲート205, 215, 225, 235の入力
が口出しタップされる点237, 207, 217, 227における)
振動の位相は連続する発振器回路のペア(200,210),(21
0, 220),(220, 230),(230, 200) の間で120 度相違す
る。この位相差は図5で「f」の負の傾斜の領域が生起
する位置を決定する。
振器に接続されている点(237, 206),(207, 216),
(217, 226),(227, 236)は、本発明を損なうことな
く図2に示された位置から変えることができる。例え
ば、論理ゲート205, 215, 225,235の入力と出力を2イ
ンバータだけ離間させると(例えば(237, 208),(20
7, 218),(217, 228),(227, 238)で)、入力と出
力の間の位相差は240 度になる。これは120 度のΔの増
大に相当する。従って、この場合、n=3は安定な振動
状態を生じる。
タがリング発振器200, 210, 220, 230に使用される場
合、入力と出力結合の間のゲートの数に対しもっと多く
の選択が可能となる。発振器回路200, 210, 220, 230中
にL個のインバータおよびループ中にM個の発振器回路
200, 210, 220, 230が存在すると仮定する。この場合に
は、1ができる限りL/Mに近ければ、入力と出力結合
を1インバータだけ離間させると、n=1の振動は安定
になる。
5, 225, 235による結合以外に、本発明による発振器に
おけるこの結合は他の多くの方法で実現することができ
ること勿論である。一例として、図6は各結合が(イン
バータとして実現された)2つの論理ゲート(205,6
0),(215,61),(225,62),(235,63)からなる他
の例を示している。この例は、個々の論理ゲートの駆動
強度が同じに保たれていても、発振器回路200, 210, 22
0, 230間の強い結合を与える。(他方、図2と図6の間
の独立な差は、各発振器回路200, 210, 220, 230内のイ
ンバータ202, 212, 222, 232がNANDゲート64, 65,
66, 67により置換されていることである。)
(205,60),(215,61),(225,62),(235,63)は以
下の理由でコヒーレントな結合を与える。1つの発振器
回路(例えば230 )の任意のノードからその後段の発振
器回路200 に2つの信号パスが存在する。例えば、第1
の論理ゲート60がその入力を受信するノード236 から、
第2の論理ゲート205 がその出力を供給するノード206
に、2つのパス(60,208,203)と(232,237,205 )が存
在する。双方のパスに沿う伝搬遅延は等しく、すなわ
ち、一方のパス内の1つの論理ゲート60の伝搬遅延とリ
ング発振器200 の部分203 の伝搬遅延の和は他方のパス
の対応する伝播遅延の和に等しい。伝搬遅延が等しいた
めに、結合はコヒーレントである、すなわち双方の論理
ゲート60,205は発振器回路230 と同じ位相関係で後段の
発振器回路200 を個別に駆動する。
器は3より大きい奇数のインバータを含むことができ
る。図6に示された他の特徴は、各発振器回路200, 21
0, 220,230内の1つのインバータ202, 212, 222, 23が
NANDゲート64, 65, 66, 67により置換されることで
ある。すべてのNANDゲート64, 65, 66, 67の第1入
力はリング発振器の一部分であり、NANDゲート64,
65, 66, 67の第2入力はエネーブル入力68に接続され、
それは発振器のストップとスタートに使用される。任意
のインバータ201, 202, 203, 211, 212, 213, 221, 22
2, 223, 231, 232,233の代わりに多入力(例えばNAN
D,NOR)ゲートを使用でき、余分の入力は例えば振
動をディセーブルするか、あるいは発振器回路に特定の
初期状態を設定する入力として使用する。任意の数の非
反転回路をリングに含めることもできる。しかし、3つ
のインバータ201, 202, 203 のみの使用は最大可能な発
振周波数を与える。
間隔の位相間隔を保証するために、発振器は回転対称に
構成するのが好ましい。このことは発振器回路200, 21
0, 220, 230が互いに同一であり、かつ論理ゲート205,
215, 225, 235が互いに同一であることを意味してい
る。また発振器からの、あるいは発振器内の任意の別の
結合もその回転対称を維持するようループに沿ってM回
同一に繰り返す必要がある。
器回路の各後続ペアーの間で論理ゲートを共有すること
により達成した発振器の別の実施例を示している。
300, 310, 320, 330を具えている。各発振器回路は次の
発振器回路の1つのインバータを介する結合により完成
されるリング発振器形態で2つのインバータ(301, 30
2),(311, 312),(321, 322),(331, 332)を具
えている。このようにして発振器回路はループを形成
し、各発振器回路はその後段の発振器回路に結合され
る。
の後段の発振器回路とインバータを共用する4個以上の
発振器回路300, 310, 320, 330が図11のような発振器の
構築に使用でき、2つ以上のインバータを発振器回路毎
に使用でき、かつ1つ以上のインバータを共用できる。
0, 310, 320, 330の等価インバータが同じ寸法であるこ
と、すなわちインバータ301, 311, 321, 331が相互に同
じ寸法を有すべきであり、かつインバータ302, 312, 32
2, 332が相互に同じ寸法を有すべきであることが望まし
い。これらの2つの寸法はすべての電源条件の下で信頼
性のある振動を保証するために互いに関して変化でき
る。このことは信号の対称性あるいはそれらの直交関係
に影響しない。
回路11, 12, 13, 14,15, 16の振動間にいくつかの異な
る位相関係が存在し得る。異なる位相関係は式(4)を
満足する式(3)の「n」の異なる整数値に対応してい
る。「n」の異なる値に対する振動は異なるモードの振
動と呼ぶ。
くないであろう。それは例えば位相関係を予知できなく
するか、あるいは所望されない位相関係を生じるからで
ある。例えば4個の発振器回路を持つ発振器(M=4)
において、モードn=2は180 度であって90度ではない
間隔の振動を与え、これは望ましくない。一般に、所望
されないモードは意図された基本モードに隣接するn値
(n=1が意図される場合にn=2モード)を有してい
る。
れた図5によると、そのような振動モードは不可能であ
る。しかし実際には、理想からの偏差により、それはあ
る環境の下で生起しよう。
から後段の発振器回路への結合に加えて、各発振器回路
からループ内のずっと後の(直接隣接しない)発振器回
路への交差結合を追加することにより防止することがで
きる。これは展開式(5)で有効となる。
前のj+1−N番の発振器回路から受信される結合の影
響を表している。可能な振動状態は式(6)であり、
正にする項「g」を生成する追加の交差結合を設けるこ
とにより不所望のモードは回避されよう。これはNの選
択および/または適切な結合関数「g」となる交差結合
のタイプの選択により達成されよう。多くの場合、連続
する発振器回路間の結合ほど強い交差結合にする必要は
ないであろう。それは式(7)の項「f」は所望のモー
ドに対してより不所望のモードに対してあまり負になら
ないからである。弱い交差結合は他のモードが交差結合
により安定にされる危険性を低減するので有利である。
ペアーを選別するために、以下のステップが非常に有効
である。 − ループ中の異なる発振器回路の2つのタップを考察
する。 − 所望のモードにおいてこれらのタップ点における2
つの信号間の第1の位相差を決定する。 − 不所望のモードにおいてこれらのタップ点における
2つの信号間での第2の位相差を決定する。
差の間の差が約180 度である場合、交差結合を与えるの
に非常に適しているのはその2タップ点である。この交
差結合は不所望モードの安定性を妨げるよう配設する必
要がある。すなわち、対応する関数gの導関数を不所望
モードに対して正にする必要がある。このようにすれ
ば、この交差結合は所望のモードを自動的に支持し、関
数gの導関数は所望のモードに対しては負である。
隣接値(nとn+1)を有するものと仮定する。この場
合、第1と第2の位相差の間の差は信号が発振器からル
ープに沿ってタップで引き出す毎に360 /Mだけ増大す
る。偶数の発振器回路を持つループを含む発振器におい
て、ループの中途でこの差は180 度である。従って、交
差結合はループの中途にある発振器回路間に設けられ
る。この交差結合は不所望のモードを妨げるべきであ
る。それは所望のモードを自動的に支持する。
は図6と大いに類似しているが、交差結合70, 71, 72,
73が互いにループの中間にある発振器回路200, 210, 22
0, 230間にそれぞれ設けられている点が相違するのみで
ある。
ードn=2を不安定にし、このモードではループの対向
辺に位置する発振器回路200, 210, 220, 230は互いに同
相で振動する。交差結合はモードn=1を支持し、この
モードでは対向辺は180 度位相が外れている。
200, 210, 220, 230の単一ペアーの間にのみ交差結合を
設ければ十分である。しかし、90度の位相間隔を保証す
る発振器の対称性を維持するために、交差結合はループ
のすべての位置、すなわち各j番目の位置からj+N番
目に同様に設けるのが好ましい。
される場合、他の回路への種々のインタフェース接続が
要求されよう。例えば、発振周波数を調整する入力回路
と、生成された振動信号を出力する出力回路とが必要で
あろう。
路を示している。発振器80それ自体は単一ブロックとし
て示されている。インタフェース回路は電源回路81を含
み、それは発振器80に含まれたすべてのインバータ201,
202, 203, 211, 212, 213,221, 222, 223, 231, 232,
233, 205, 215, 225, 235等を給電するために結合され
た1つの出力を有している。タップ点207, 217, 227, 2
37は4個のバッファ821, 822, 823, 824に接続されてい
る。1つのバッファ821 の内部構造が示されている。そ
れは第1NMOSトランジスタ83と第2NMOSトラン
ジスタ85および負荷回路87の連続チャネルの直列接続を
含んでいる。この直列配列は電源端子89とアースの間に
接続されている。負荷87と第2トランジスタ85のチャネ
ルの間のノード891 はバッファ821 の出力である。出力
892, 893, 894 を有する他のバッファ822, 823, 824 は
詳細には示されていないが、発振器80が非対称に負荷さ
れないように、それらの構造及び接続は図示のバッファ
821に類似する。
振器80のタップ点207 に接続されている。第2NMOS
トランジスタ85のゲートは電源回路81に接続されてい
る。
器80は正確に規定された位相関係を持ついくつかの信号
を生成しよう。これらの信号の周波数は位相関係に影響
することなく調整できる。そのような周波数調整は、電
源回路81の出力からリング発振器のインバータ201, 20
2, 203, 211, 212, 213, 221, 222, 223, 231, 232, 23
3に供給される電圧Vr を変化させることにより与えら
る。電源電圧Vr の変化はすべてのインバータの駆動強
度に影響し、それにより遅延時間、従って発振周波数に
影響を与える。電源電圧Vr の調整は、この調整によっ
て、発振器回路の任意のインバータの駆動強度が論理ゲ
ート205, 215, 225, 235の駆動強度以下に落ちるという
危険性を必然的に伴うであろう。このことを回避するた
めに、これらの論理ゲート205, 215, 225, 235に供給さ
れる電圧は発振器回路の他のインバータに供給される電
圧Vr とともに変化するものとするのが好ましい。
ータ201, 202, 203 間にパストランジスタのチャネルを
含め、これらのパストランジスタのゲートの電圧を変化
させることにより変化させることもできる。
外部電源電圧Vs (調整可能な電源電圧Vr にではな
い)に関して規定された電圧スイングを持つディジタル
信号に変換する作用をなす。これはバッファ821 の第1
トランジスタ83の使用により達成される。
量性効果を通して、これらの変動が発振器80の振動信号
の周波数もしくは位相に影響することを防ぐために、第
2NMOSトランジスタ85が備えられている。第2トラ
ンジスタ85は第1トランジスタ83と縦続配列になってい
る。第2トランジスタ85はそのゲートが電源回路81の出
力に接続され、かつ発振器80のインバータと同じ電圧V
r が供給されている。このようにすると、第1トランジ
スタ83のドレインの電圧は外部電源電圧Vs の変動とは
無関係になる。従ってそのような変動はバッファを介し
て発振器80に影響を及ぼし得ない。
路200, 210, 220, 230に同様に設けられていることに注
意すべきである。これはその出力であっても回路の回転
対称を維持し、かつそれにより90度位相シフトの精度を
保証するために行われている。3以外の多数の発振器回
路を持つ発振器に対して、対称性を維持するために好ま
しくは各発振器回路にバッファを同一に設けるべきであ
る。
る信号は更に種々に処理することができる。後処理を行
う1つの回路が図9に示されている。
を含んでいる。第1ステージは4つの2入力NANDゲ
ート911, 912, 913, 914を含むパルス形成回路910 であ
る。第2ステージは2つのセット/リセットフリップフ
ロップ921, 922を含む50%デューテイサイクル回復回路
920 である。第3ステージは3つのNANDゲート931,
932, 933 を含む周波数2倍化回路930 である。
912, 913, 914はそれぞれ一対のバッファ(821, 82
2),(822, 823),(823, 824),(824, 821)の出
力891, 892, 893, 894から信号を受信する。振動の連続
する隣接位相を表す信号は各ペアー(821, 822),(82
2, 823),(823, 824),(824, 821)に供給される。
このようにして、パルス(パルス=低信号)の4つの位
相はナンドゲート911, 912, 913, 914の4つの出力に形
成される。180 度位相が外れているパルスはオーバーラ
ップしない。
1および第2セット/リセットフリップフロップ921, 9
22はセットあるいはリセット入力の低信号によりそれぞ
れセットあるいはリセットされる。これらのフリップフ
ロップ921, 922は例えば交差結合NANDゲートであっ
てもよい。
1セット/リセットフリップフロップ921 は180 度位相
が外れている各パルスをそのセットあるいはリセット入
力で受信する。第2セット/リセットフリップフロップ
922 は第1フリップフロップ921 で受信されたものから
90度位相が外れているパルスを受信する。双方のフリッ
プフロップ921, 922は50%デューテイサイクルの信号を
形成するが、これらの信号は互いに90度位相が外れてい
る。
ューテイサイクル信号および他のフリップフロップ922
からの信号の反転信号は周波数2倍化回路930 のナンド
ゲート931 の入力に供給される。それに応じて、このN
ANDゲートは25%デューテイサイクル信号を形成す
る。第1NANDゲート931 における信号の反転信号を
受信する同様な第2NANDゲート932 は第2の25%デ
ューテイサイクル信号を形成する。この第2信号は第1
信号とは90度位相が外れている。第1および第2信号は
否定論理積演算されて2倍化周波数信号を形成する。
はバッファ回路821, 822, 823, 824と組合せることがで
きる。この目的の適応バッファ回路が図10に示されてい
る。
の直列回路を示している。各直列回路は第1NMOSト
ランジスタ82, 83と第2NMOSトランジスタ84, 85を
具えている。しかし、ここでは負荷87は第1および第2
直列回路のそれぞれの第2トランジスタ84, 85のドレイ
ンに接続されたドレインを持つ2つのPMOSトランジ
スタ1011, 1012を具える電流ミラーの形で実現されてい
る。第1トランジスタ82, 83のゲートには連続した隣接
位相を有する発振器80からの振動信号が供給される。2
つの位相のうち進み位相のものは出力を含む直列回路へ
の入力である。遅れ位相は電流ミラーを介して進み位相
よりも大きい駆動強度を与える。
Dゲート911, 912, 913, 914の組合せと同様に、適応バ
ッファ回路は50%デューテイサイクル回路930 の供給に
使用できる50%より小さいデューテイサイクルのパルス
を形成しよう。
トした信号を生成する発振器に使用することを示してい
る。この場合、4つのNANDゲート911, 912, 913, 9
14と2つのフリップフロップ921, 922が使用されてい
る。もちろん、もっと多数の異なる位相が使用される場
合、他の組合せを使用することができる。例えばフリッ
プフロップに異なる位相ペアーを供給することにより、
50%デューテイサイクル信号の代わりに正確に33.3%,
25%,20%等のデューテイサイクル信号を正確に関連し
た位相で出力させることができる。異なる位相のそのよ
うな信号の完全な組は3,4,5あるいはもっと高い周
波数逓倍を発生するために組合せることができる。
る。
明による発振器の一実施例を示している。
タイミング関係を示している。
タのトランジスタレベルの構成図を示している。
ている。
している。
の一実施例を示している。
ている。
る。
路を示している。
を示している。
Claims (9)
- 【請求項1】 ループを構成するように直列に結合され
た複数の発振器回路を具え、各発振器回路はループ内の
その後段の発振器回路への結合手段を有し、該結合手段
が当該発振器回路の発振信号の位相とその後段の発振器
回路の発振信号の位相との差に依存して後段の発振器回
路の発振信号の周波数及び/又は位相の調整を与えるよ
うに構成され、且つ各発振器回路は縦続接続されたイン
バータを含むリング発振器を具え、前記結合手段が、当
該発振器回路の発振信号の位相とその後段の発振器回路
の発振信号の位相との差に依存して後段の発振器回路の
発振信号の周波数及び/又は位相を調整するために、前
記リング発振器内のタップ点に結合された入力と、前記
後段の発振器回路内のリング発振器の縦続接続されたイ
ンバータのうちの特定のインバータの出力に接続された
出力とを有する論理ゲートを具えていることを特徴とす
る発振器。 - 【請求項2】 ループ中のすべての発振器回路が互いに
ほぼ同一であり、かつすべての結合手段が互いにほぼ同
一である請求項1に記載の発振器。 - 【請求項3】 前記論理ゲートの駆動強度が前記特定の
インバータの駆動強度より弱い請求項1に記載の発振
器。 - 【請求項4】 ループを構成するように直列に結合され
た複数の発振器回路を具え、各発振器回路はループ内の
その後段の発振器回路への結合手段を有し、該結合手段
が当該発振器回路の発振信号の位相とその後段の発振器
回路の発振信号の位相との差に依存して後段の発振器回
路の発振信号の周波数及び/又は位相の調整を与えるよ
うに構成され、且つ各発振器回路は縦続接続されたイン
バータを含むリング発振器を具え、各結合手段が当該発
振器回路及びその後段の発振器回路のリング発振器を構
成するインバータを共用することにより構成されている
ことを特徴とする発振器。 - 【請求項5】 各リング発振器が複数のインバータから
構成され、該インバータの数がループ中の発振器回路の
数からせいぜい1つだけ異なり、リング発振器の前記タ
ップ点は、ループ内の前段の発振器回路からの結合手段
を構成する論理ゲートの出力が接続される当該リング発
振器を構成するインバータのうちの1つのインバータの
出力から1つのインバータだけ離れて位置する請求項1
に記載の発振器。 - 【請求項6】 ループを構成するように直列に結合され
た前記複数の発振器回路の第1の発振器回路から、ルー
プ内のN番目の後続の発振器回路、すなわちループに沿
ったN個の連続位置だけ離れて位置する発振器回路への
交差結合手段を具え(ここでNは1より大きい)、該交
差結合手段は振動の特定モードを選択的に不安定にする
ように構成されている請求項1から5のいずれか1つに
記載の発振器。 - 【請求項7】 各発振器回路がループ中のN番目の後続
の発振器回路への交差結合手段を有する請求項6に記載
の発振器。 - 【請求項8】 偶数の発振器回路が存在し、Nはこの偶
数の1/2であり、各発振器回路は縦続接続されたイン
バータを含むリング発振器を具え、前記交差結合手段
は、上記のリング発振器に結合された入力と、N番目の
発振器回路の縦続接続されたインバータのうちの一つの
特定のインバータの出力に接続された出力とを有する反
転論理ゲートを具える請求項6あるいは7に記載の発振
器。 - 【請求項9】 前記交差結合手段が前記反転論理ゲート
と逆並列接続された反転論理ゲートを更に具える請求項
8に記載の発振器。
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