JP3385967B2 - 回転位相差可変装置用ハウジング、回転位相差可変装置用ロータ、回転位相差可変装置 - Google Patents

回転位相差可変装置用ハウジング、回転位相差可変装置用ロータ、回転位相差可変装置

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JP3385967B2 JP11712798A JP11712798A JP3385967B2 JP 3385967 B2 JP3385967 B2 JP 3385967B2 JP 11712798 A JP11712798 A JP 11712798A JP 11712798 A JP11712798 A JP 11712798A JP 3385967 B2 JP3385967 B2 JP 3385967B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、内燃機関のバルブ
タイミング制御等に用いられる回転位相差可変装置、
の回転位相差可変装置に用いられるハウジング、ロー
関する。
【0002】
【従来の技術】内燃機関のバルブタイミング制御に用い
られる回転位相差可変装置に、ハウジングと、このハウ
ジングの内部の収納空間に配置されたロータとを備えた
ものが存在する(特開平8−121122号公報)。
【0003】このハウジングとロータとは、ハウジング
の内部に設けられた収納空間にロータが配置されること
により一体化されている。そして、ハウジングとロータ
とは、ハウジングの内周面から突出する隔壁部の先端が
シール部材を介してロータの外周面に接触し、ロータの
外周面から突出するベーンの先端がシール部材を介して
ハウジングの内周面に接触することにより、隔壁部とベ
ーンとにより液圧室を形成している。そして、回転位相
差可変装置は、この液圧室への液体の供給制御がなされ
ることにより、前記ハウジングと前記ロータとを相対回
動させて前記回転軸間の回転位相差を調整している。
【0004】このようなハウジングやロータは、鉄焼結
体として形成された粗形材を塑性加工することにより、
液圧室を形成する内面については、旋削等の機械加工を
ほとんど用いることなく製造されている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】この回転位相差可変装
置においても、内燃機関の軽量化の一つの方法として、
アルミニウム化あるいはアルミニウム合金化することが
考えられる。しかし、アルミニウムあるいはアルミニウ
ム合金を用いて、鉄の場合と同様にハウジングやロータ
を加工しようとすると、焼結体を形成するためのアルミ
ニウムあるいはアルミニウム合金の粉体が鉄に比較して
高価であることと、ダイカスト品と異なり焼結体の強度
が低いという問題があり、アルミニウムあるいはアルミ
ニウム合金の粉体を用いて鉄の場合と同様に製造するこ
とは困難であった。
【0006】焼結体の代わりに、アルミニウムあるいは
アルミニウム合金のダイカスト品等の粗形材を用いて塑
性加工することが考えられる。このようにダイカスト品
などの粗形材を用いた場合では、ダイカストの精度が要
求精度を満たさず、機械加工が必要となり、コストが上
昇する。特にシール摺動面を旋削加工すると旋削目がハ
ウジングやロータに生じて、シール材の摩耗が過大にな
るおそれがある。シール材の摩耗が過大になると、この
シール材をハウジングやロータに押しつけるためのバネ
材の設計が極めて困難となる等の不都合が生じる。
【0007】このようなシールの過大な摩耗を防止する
ためには、駄肉の旋削後に、旋削目を消去するために更
に研削加工やピーリングなどの加工をおこなう必要があ
るが、このように重ねて機械加工を繰り返さなくてはな
らないため、製造コストが上昇するという問題点が存在
した。
【0008】また、駄肉の位置によっては、旋削や研削
などの機械加工自体が非常に面倒な場合があり、更に製
造コストが上昇するおそれがあった。本発明は、アルミ
ニウムあるいはアルミニウム合金を用いて、シール材に
過大な摩耗を生じさせることなく、かつ製造コストの上
昇を招かない回転位相差可変装置用ハウジング、回転位
相差可変装置用ロータ、回転位相差可変装置および製造
方法を提供することを目的とするものである。
【0009】
【課題を解決するための手段】請求項1の回転位相差可
変装置用ハウジングは、内部に設けられた収納空間の内
周面から隔壁部が突出するアルミニウムまたはアルミニ
ウム合金製のハウジングと、前記収納空間に収納され外
周面から前記隔壁部の間にベーンが突出するロータとを
備えて、前記ハウジングと連動する回転軸と前記ロータ
と連動する回転軸との間で回転力を伝達するとともに、
前記隔壁部と前記ベーンとの間に形成されている液圧室
への液体の供給制御により前記ハウジングと前記ベーン
とを相対回動させて前記回転軸間の回転位相差を調整す
ることができる回転位相差可変装置における前記ハウジ
ングであって、前記ベーンの先端に設けられたシール材
が摺動する前記ハウジングの内周面塑性加工面として
形成され、更に前記隔壁部の先端面が機械加工面として
形成されるとともに、前記隔壁部の先端面を除く前記収
納空間の内面は塑性加工面として形成されてなることを
特徴とする。
【0010】塑性加工面は、その上をシール材が摺動し
てもシール材の摩耗が少ない面が形成される。したがっ
て、シール材が摺動するハウジングの内周面を塑性加工
面として形成することにより、少なくともシール材が摺
動するハウジングの内周面については機械加工を行うこ
となく、そのまま用いることができる。このため、シー
ル材に過大な摩耗を生じさせることがなく、かつ製造コ
ストの上昇を招かない回転位相差可変装置用ハウジング
を実現できる。
【0011】
【0012】また、塑性加工前のアルミニウムあるいは
アルミニウム合金の粗形材に対しては、塑性加工を容易
とするために、加圧方向とは直交する方向に駄肉を逃が
す必要がある。この駄肉の逃がし部分が、前記機械加工
面とされることになるが、この駄肉逃がし部分は、前記
隔壁部の先端面とすることが、塑性流動のし易さととも
に、機械加工の容易さから好ましい。
【0013】すなわち、ハウジングの隔壁部の先端より
内部には、相対回動するロータの中心部分が収納される
ことから、ハウジングの隔壁部より内部にはハウジング
の構成は存在しない。このため、ハウジングの隔壁部の
先端面は、ハウジングの他の部分に干渉することなく、
内径加工として回転による機械加工を行うことが可能と
なる。したがって、この隔壁部の先端面を機械加工面と
することが製造コストの低下につながる。
【0014】しかも、隔壁部の先端面はロータ側のシー
ル材には接触しないことと、更に、隔壁部の先端面には
ロータの外周面と摺動するシール材が取り付けられるの
で、直接、隔壁部の先端面はロータに接触することがな
く、ロータ側のシール材やその他の部分に過大な摩耗を
生じさせることがない。
【0015】請求項の回転位相差可変装置用ロータ
は、内部に設けられた収納空間の内周面から隔壁部が突
出するハウジングと、前記収納空間に収納され外周面か
ら前記隔壁部の間にベーンが突出するアルミニウムまた
はアルミニウム合金製のロータとを備えて、前記ハウジ
ングと連動する回転軸と前記ロータと連動する回転軸と
の間で回転力を伝達するとともに、前記隔壁部と前記ベ
ーンとの間に形成されている液圧室への液体の供給制御
により前記ハウジングと前記ベーンとを相対回動させて
前記回転軸間の回転位相差を調整することができる回転
位相差可変装置における前記ロータであって、前記隔壁
部の先端に設けられたシール材が摺動する前記ロータの
外周面塑性加工面として形成され、更に前記ベーンの
先端面は機械加工面として形成されるとともに、前記収
納空間に対面する外面の内、前記ベーンの先端面以外の
面は塑性加工面として形成されてなることを特徴とす
る。
【0016】塑性加工面は、その上をシール材が摺動し
てもシール材の摩耗が少ない面が形成される。したがっ
て、シール材が摺動するロータの外周面を塑性加工面と
して形成することにより、少なくともシール材が摺動す
るロータの外周面については機械加工を行うことなく、
そのまま用いることができる。このため、シール材に過
大な摩耗を生じさせることなく、かつ製造コストの上昇
を招かない回転位相差可変装置用ロータを実現できる。
【0017】
【0018】更に、請求項にて述べたことと同様に、
塑性加工を容易とするために、塑性加工時に加圧方向と
は直交する方向に駄肉を逃がす必要があり、この駄肉の
逃がし部分が前記機械加工面とされることになるが、こ
の駄肉逃がし部分をベーンの先端面とすることが、塑性
流動のし易さとともに、機械加工の容易さから好まし
い。
【0019】すなわち、ロータは、ベーンの先端より外
部には、相対回動するハウジングの本体部分が配置され
ることから、ベーンより外側にはロータの構成は存在し
ない。このため、ベーンの先端面は、ロータの他の部分
に干渉することなく、外径加工として回転による機械加
工を行うことが可能である。したがって、このベーンの
先端面を機械加工面とすることが製造コストの低下につ
ながる。
【0020】しかも、ベーンの先端面はハウジング側の
シール材には接触しないことと、更に、ベーンの先端面
にはハウジングの内周面と摺動するシール材が取り付け
られるので、直接、ハウジングに接触することがなく、
ハウジング側のシール材やその他の部分に過大な摩耗を
生じさせることがない。
【0021】請求項の回転位相差可変装置は、請求項
1記載の回転位相差可変装置用ハウジングと、請求項
記載の回転位相差可変装置用ロータとを備えたことを特
徴とする。
【0022】回転位相差可変装置をこのように構成する
ことにより、前述した請求項1記載の作用効果と、請求
記載の作用効果とを組み合わせた作用効果を得るこ
とができ、回転位相差可変装置全体として、製造コスト
が低くなるとともに、シール材に過大な摩耗を生じさせ
ることもない。
【0023】請求項に示したごとく、請求項記載の
回転位相差可変装置を、内燃機関の駆動軸から内燃機関
の吸気弁および排気弁の少なくとも一方を開閉する従動
軸に駆動力を伝達する駆動力伝達系に設けることによ
り、製造コストが低く、シール材に過大な摩耗を生じな
い回転位相差可変装置を提供することができる。
【0024】
【0025】
【0026】
【0027】
【発明の実施の形態】[実施の形態1]図1は、上述し
た発明が適用された回転位相差可変装置2の断面図であ
る。図2は図1のA−A線に沿った断面を示している。
特に、図1におけるハウジング4、ロータ6およびその
関連部分の図は、この図2のB−B線に沿った断面図と
して描かれている。この回転位相差可変装置2は内燃機
関の吸気側カムシャフト11の先端に設けられて、運転
状態に応じて吸気バルブの開閉タイミングを調整するも
のである。
【0028】図1に示すように、シリンダヘッド14の
上端部およびベアリングキャップ15は、吸気側カムシ
ャフト11のジャーナル11aを回転可能に支持する。
吸気側カムシャフト11の先端面にボルト22により固
定されたロータ6は、ノックピン(図示していない)に
より吸気側カムシャフト11に対して回り止めされ、吸
気側カムシャフト11と一体的に回転する。ロータ6は
その外周面に複数のベーン24を有する。
【0029】一方、吸気側カムシャフト11の先端部を
覆うように、かつ吸気側カムシャフト11に対して相対
回動可能に設けられた被動ギア17は、その外周に複数
の外歯17aを有する。被動ギア17の先端面に順に取
り付けられた側板18、ハウジング4およびカバー20
はいずれもボルト21により被動ギア17に固定され、
同被動ギア17と一体的に回転する。なお、カバー20
はハウジング4およびロータ6の先端面を覆っている。
ハウジング4はその収納空間5にロータ6を収納し、そ
の内周面4aには複数の隔壁部25を有する。
【0030】ベーン24の1つは、吸気側カムシャフト
11の軸方向に沿って延びる貫通孔32を有する。貫通
孔32内において移動可能に収容されたロックピン33
は、その内部に収容孔33aを有する。この収容孔33
a内に設けられたスプリング35は、ロックピン33を
側板18へ向かって付勢する。ロックピン33が側板1
8に設けられた係止穴34に対向していた場合には、ロ
ックピン33がスプリング35の付勢力により係止穴3
4に係止し、側板18に対するロータ6の相対回動位置
が固定される。これにより、ハウジング4に対するロー
タ6の相対回動が規制され、この状態の相対回動位置関
係を維持して吸気側カムシャフト11と被動ギア17と
が一体的に回転する。
【0031】また、ロータ6はその先端面に形成された
油溝36を有する。同油溝36はカバー20に形成され
た長穴37と、貫通孔32とを連通する。油溝36およ
び長穴37は、貫通孔32の内部においてロックピン3
3よりも先端側にある空気あるいは油を外部に排出する
機能を有する。
【0032】図2に示すように、ロータ6は、その中央
部に位置する円筒状のボス23と、同ボス23を中心に
例えば略90°の間隔をもって形成された4つのベーン
24とを備える。
【0033】一方、ハウジング4は、その内周面4aに
おいて、上記ベーン24同様に、互いに略90°間隔を
もって配置された4つの隔壁部25を有する。各隔壁部
25の間にそれぞれ形成された油圧室26(液圧室に相
当する。)にはベーン24がそれぞれ挿入されている。
【0034】各ベーン24の先端面24aはハウジング
4の内周面4aに近接し、各ベーン24の先端面24a
に設けられたシール材取り付け溝24b内に配置された
シール材24cはシール材取り付け溝24bの奥部に配
置されている板バネ24dによりハウジング4の内周面
4aに押しつけられる。また各隔壁部25の先端面25
aはロータ6の中心部を構成しているボス23の外周面
6aに近接し、各隔壁部25の先端面25aに設けられ
たシール材取り付け溝25b内に配置されたシール材2
5cはシール材取り付け溝25bの奥部に配置されてい
る板バネ25dによりボス23の外周面6aに押しつけ
られる。
【0035】このように各油圧室26がベーン24によ
り区画されることによって、回転方向における各ベーン
24の両側には、隔壁部25との間にそれぞれ第1油圧
室30および第2油圧室31が形成される。そして、ベ
ーン24は隣接する2つの隔壁部25の間を移動可能と
されている。このため、第1油圧室30および第2油圧
室31に対する油の供給制御により、ロータ6はベーン
24が両側の隔壁部25に当接する位置を相対回動の限
界位置としてハウジング4に対して相対回動可能とされ
ている。
【0036】被動ギア17の回転方向(図2において矢
印Cで示す。)と逆方向(以下、この方向を「遅角方
向」と定義する。)の側に位置する第1油圧室30に
は、バルブタイミングを進める(進角させる)際に油が
供給される。回転方向と同方向(以下、この方向を「進
角方向」 と定義する)の側に位置する第2油圧室31
には、バルブタイミングを遅らせる(遅角させる)際に
油が供給される。
【0037】ハウジング4は図3に示すごとくの形状で
あり、その内周面4a、外周面4b、隔壁部25のボル
ト貫通孔25e、隔壁部25の側面25fおよびシール
材取り付け溝25bの内面は、全て塑性加工面として形
成されている。そして、隔壁部25の先端面25aおよ
びハウジング4の表面4cと裏面4dとは、機械加工面
として形成されている。この機械加工面は旋削面あるい
は研削面として形成されている。
【0038】ハウジング4の製造手順は、次のように行
われる。 (1).まず、アルミニウム合金を用いたアルミダイカ
ストにてハウジング粗形材を作成する。
【0039】(2).次に、図4に示す塑性加工型5
0,52の内、下型52内に(1)で作成したハウジン
グ粗形材を配置し、上型50にて、図面における垂直方
向でハウジング粗形材をプレスすることで、図5に示す
ごとくハウジング粗形材を塑性流動させる(塑性加工工
程に相当する)。
【0040】なお、上型50には、ハウジング4の隔壁
部25の先端面25aよりも先端部分に相当する位置に
は、逃がし空間54を備えている。このため、加圧方向
とは直交する方向に駄肉を逃がしている。
【0041】このことにより、図6に示すごとく、塑性
加工品56を得る。 (3).次に、塑性加工品56の内、隔壁部25の先端
部分58を図6の破線のごとく旋削して隔壁部25の先
端面25aを形成する(機械加工工程に相当する)。更
に、塑性加工品56の表裏面56a,56bを旋削し
て、ハウジング4の表面4cと裏面4dとを形成する。
必要に応じて、更にドリル加工などの機械加工を施し
て、図3に示したハウジング4を完成する。
【0042】このように形成されたハウジング4は、前
述したごとく、内周面4a、外周面4b、隔壁部25の
ボルト貫通孔25e、隔壁部25の側面25fおよびシ
ール材取り付け溝25bの内面は、全て塑性加工面のま
ま残されている。
【0043】ロータ6は図7に示すごとくの形状であ
り、そのボス23の中心孔の内周面6b、外周面6a、
ベーン24の側面24fおよびシール材取り付け溝24
bの内面は、全て塑性加工面として形成されている。そ
して、ベーン24の先端面24aおよびロータ6の表面
6cと裏面6dとは、機械加工面として形成されてい
る。この機械加工面は旋削面あるいは研削面として形成
されている。
【0044】ロータ6の製造手順は、次のように行われ
る。 (1).まず、アルミニウム合金を用いたアルミダイカ
ストにてロータ粗形材を作成する。
【0045】(2).次に、図8に示す塑性加工型6
0,62の内、下型62内に(1)で作成したロータ粗
形材を配置して、上型60にて、図面における垂直方向
でプレスして、図9に示すごとくロータ粗形材を塑性流
動させる(塑性加工工程に相当する)。
【0046】なお、上型60には、ロータ6のベーン2
4の先端面24aよりも先端部分に相当する位置には、
逃がし空間64を備えている。このため、加圧方向とは
直交する方向に駄肉を逃がしている。
【0047】このことにより、図10に示すごとく、塑
性加工品66を得る。 (3).次に、塑性加工品66の内、ベーン24の先端
部分68を破線のごとく旋削して先端面24aを形成す
る(機械加工工程に相当する)。更に、塑性加工品66
の表裏面66a,66bを旋削して、ロータ6の表面6
cと裏面6dとを形成する。必要に応じて、更にドリル
加工などの機械加工を施して貫通孔32や油溝36等を
形成し、図7に示したロータ6を完成する。
【0048】このように形成されたロータ6は、前述し
たごとく、中心孔の内周面6b、外周面6a、ベーン2
4の側面24fおよびシール材取り付け溝24bの内面
は、全て塑性加工面のまま残されている。
【0049】上述のごとく製造されたハウジング4およ
びロータ6を組み込むことにより図1,2に示した回転
位相差可変装置2が完成する。以上説明した本実施の形
態によれば、以下の効果が得られる。
【0050】(イ).ロータ6のベーン24の先端に設
けられたシール材24cが摺動するハウジング4の内周
面4aを塑性加工面として形成していることから、この
ハウジング4の内周面4aは、そのまま、シール材24
cが摺動してもシール材24cに過大な摩耗を生じさせ
ない面が形成されている。
【0051】したがって、シール材24cが摺動するハ
ウジング4の内周面4aについては旋削や研削等の機械
加工を行うことなく、そのまま回転位相差可変装置2に
用いることができ、シール材24cに大きな摩耗を生じ
させることなく、かつ製造コストの上昇を招かない回転
位相差可変装置用ハウジングを実現できる。
【0052】(ロ).ハウジング4の隔壁部25の先端
面25aが旋削面として形成され、ハウジング4の表裏
面4c,4dを除く他のハウジング4の表面は塑性加工
面として形成されている。
【0053】ダイカストによるアルミニウム合金の粗形
材に対しては、塑性加工を容易とするために、塑性加工
型に加圧方向とは直交する方向に逃がし空間54を設け
て駄肉を逃がすようにしている。この駄肉逃がし部分で
ある逃がし空間54が、隔壁部25の先端面25aに相
当する位置とされているので、機械加工が容易となる。
【0054】すなわち、ハウジング4は、隔壁部25の
先端より内部には、相対回動するロータ6の中心部分で
あるボス23を収納しなくてはならないことから、ハウ
ジング4の隔壁部25より内部にはハウジング4の構成
は存在しない。このため、隔壁部25の先端面25a
は、ハウジング4の他の部分に干渉することなく、内径
加工として、回転による旋削や研削等の機械加工を行う
ことが極めて容易である。したがって、この隔壁部25
の先端面25aを機械加工面とすることが製造コストの
低下につながる。
【0055】しかも、隔壁部25の先端面25aはロー
タ6側のシール材24cには接触しないことと、更に、
隔壁部25の先端面25aにはロータ6の外周面6aと
摺動するシール材25cが取り付けられるので、直接、
ボス23の外周面6aに接触することがなく、ロータ6
側のシール材24cやその他の部分に過大な摩耗を生じ
させることがない。
【0056】(ハ).ハウジング4の隔壁部25の先端
に設けられたシール材25cが摺動するロータ6側の外
周面6aを塑性加工面として形成していることから、こ
の外周面6aは、そのまま、シール材25cが摺動して
もシール材25cに過大な摩耗を生じさせない面が形成
されている。
【0057】したがって、シール材25cが摺動するロ
ータ6の外周面6aについては機械加工を行うことな
く、そのまま回転位相差可変装置2に用いることがで
き、シール材25cに大きな摩耗を生じさせることな
く、かつ製造コストの上昇を招かない回転位相差可変装
置用ロータを実現できる。
【0058】(ニ).ロータ6のベーン24の先端面2
4aが旋削面として形成され、ロータ6の表裏面6c,
6dを除く他の面は塑性加工面として形成されている。
すなわち、収納空間5に対面する外面の内、ベーン24
の先端面24a以外の面は塑性加工面として形成されて
いる。
【0059】「(ロ)」にて述べたことと同様に、塑性
加工を容易とするために、塑性加工型に加圧方向とは直
交する方向に逃がし空間64を設けて駄肉を逃がすよう
にしている。この駄肉の逃がし部分である逃がし空間6
4がベーン24の先端面24aに相当する位置とされて
いるので、機械加工が容易となる。
【0060】すなわち、ロータ6は、ベーン24の先端
より外部には、相対回動するハウジング4の本体部分が
配置されることから、ベーン24より外側にはロータ6
の構成は存在しない。このため、ベーン24の先端面2
4aは、ロータ6の他の部分に干渉することなく、外径
加工として、回転による旋削や研削等の機械加工を行う
ことが極めて容易である。したがって、このベーン24
の先端面24aを機械加工面とすることが製造コストの
低下につながる。
【0061】しかも、ベーン24の先端面24aはハウ
ジング4側のシール材25cには接触しないことと、更
に、ベーン24の先端面24aにはハウジング4の内周
面4aと摺動するシール材24cが取り付けられるの
で、直接、ハウジング4に接触することがなく、ハウジ
ング4側のシール材25cやその他の部分に過大な摩耗
を生じさせることがない。
【0062】(ホ).そして、上述したハウジング4と
ロータ6とを組み合わせて、回転位相差可変装置2が形
成されているので、回転位相差可変装置全体として、製
造コストが低くなり、過大な摩耗を生じさせることもな
い。
【0063】(ヘ).シール材24c,25cの摩耗が
軽減するため、シール材24c,25cに安価な樹脂を
適用することもでき、製造コストの低減につながる。 (ト).(ヘ)の観点から、シール材取り付け溝24
b,25b内に配置されるバネの設計に制約が少なくな
って、各種のバネの適用が可能となり、バネの選択範囲
が広がって製造コストの低減に貢献できる。
【0064】(チ).板バネ24d,25dが接触する
シール材取り付け溝24b,25bは、内面が塑性加工
面であることから、機械加工面よりも表面強度が強い。
このことから、板バネ24d,25dによるシール材取
り付け溝24b,25b自体の摩耗も抑制でき、各種の
バネの適用が可能となり、バネの選択範囲が広がって製
造コストの低減に貢献できる。
【0065】[その他の実施の形態]・前記実施の形態
において、ハウジング4の外周面4bは、外径加工にて
容易に機械加工できるので、この外周面4bの一部ある
いは全部を研削面としてもよい。
【0066】・前記実施の形態において、ロータ6にお
けるボス23の中心孔の内周面6bは、内径加工やドリ
ル加工にて容易に機械加工できるので、この内周面6b
を研削面としてもよい。
【0067】
【0068】
【0069】
【発明の効果】請求項1の回転位相差可変装置用ハウジ
ングは、シール材が摺動するハウジングの内周面を塑性
加工面として形成しているので、少なくともシール材が
摺動するハウジングの内周面については旋削や研削等の
機械加工を行うことなく、そのまま用いることができ
る。このため、シール材に過大な摩耗を生じさせること
がなく、かつ製造コストの上昇を招かない回転位相差可
変装置用ハウジングを実現できる。
【0070】に、前記隔壁部の先端面が機械加工面と
して形成され、前記隔壁部の先端面を除く前記収納空間
の内面は塑性加工面として形成されている。ハウジング
の隔壁部の先端より内部には、相対回動するロータの中
心部分が収納されることから、ハウジングの隔壁部より
内部にはハウジングの構成は存在しない。このため、ハ
ウジングの隔壁部の先端面は、ハウジングの他の部分に
干渉することなく、内径加工として回転による機械加工
を行うことが可能となり、製造コストの低下につなが
る。
【0071】しかも、隔壁部の先端面はロータ側のシー
ル材には接触しないことと、更に、隔壁部の先端面には
ロータの外周面と摺動するシール材が取り付けられるの
で、直接、隔壁部の先端面はロータに接触することがな
く、ロータ側のシール材やその他の部分に過大な摩耗を
生じさせることがない。
【0072】請求項の回転位相差可変装置用ロータ
は、シール材が摺動するロータの外周面を塑性加工面と
して形成することにより、少なくともシール材が摺動す
るロータの外周面については機械加工を行うことなく、
そのまま用いることができる。このため、シール材に過
大な摩耗を生じさせることなく、かつ製造コストの上昇
を招かない回転位相差可変装置用ロータを実現できる。
【0073】に、前記ベーンの先端面が機械加工面と
して形成され、前記収納空間に対面する外面の内、前記
ベーンの先端面以外の面は塑性加工面として形成されて
いる。ベーンの先端より外部には、相対回動するハウジ
ングの本体部分が配置されることから、ベーンより外側
にはロータの構成は存在しない。このため、ベーンの先
端面は、ロータの他の部分に干渉することなく、外径加
工として回転による機械加工を行うことが可能であり、
製造コストの低下につながる。
【0074】しかも、ベーンの先端面はハウジング側の
シール材には接触しないことと、更に、ベーンの先端面
にはハウジングの内周面と摺動するシール材が取り付け
られるので、直接、ハウジングに接触することがなく、
ハウジング側のシール材やその他の部分に過大な摩耗を
生じさせることがない。
【0075】請求項の回転位相差可変装置は、請求項
1記載の回転位相差可変装置用ハウジングと、請求項
記載の回転位相差可変装置用ロータとを備えたことを特
徴とする。
【0076】回転位相差可変装置をこのように構成する
ことにより、前述した請求項1記載の作用効果と、請求
記載の作用効果とを組み合わせた作用効果を得るこ
とができ、回転位相差可変装置全体として、製造コスト
が低くなるとともに、シール材に過大な摩耗を生じさせ
ることもない。
【0077】請求項に示したごとく、請求項記載の
回転位相差可変装置を、内燃機関の駆動軸から内燃機関
の吸気弁および排気弁の少なくとも一方を開閉する従動
軸に駆動力を伝達する駆動力伝達系に設けることによ
り、製造コストが低く、シール材に過大な摩耗を生じな
い回転位相差可変装置を提供することができる。
【0078】
【0079】
【図面の簡単な説明】
【図1】 実施の形態1としての回転位相差可変装置の
断面図。
【図2】 図1のA−A線に沿った断面図。
【図3】 実施の形態1におけるハウジングの平面図。
【図4】 実施の形態1におけるハウジング用塑性加工
型の平面図。
【図5】 実施の形態1におけるハウジング粗形材の塑
性加工工程説明図。
【図6】 実施の形態1におけるハウジングの塑性加工
品の旋削工程説明図。
【図7】 実施の形態1におけるロータの平面図。
【図8】 実施の形態1におけるロータ用塑性加工型の
平面図。
【図9】 実施の形態1におけるロータ粗形材の塑性加
工工程説明図。
【図10】 実施の形態1におけるロータの塑性加工品
の旋削工程説明図。
【符号の説明】
2…回転位相差可変装置、4…ハウジング、4a…内周
面、4b…外周面、4c…表面、4d…裏面、5…収納
空間、6…ロータ、6a…外周面、6b…内周面、6c
…表面、6d…裏面、11…吸気側カムシャフト、11
a…ジャーナル、14…シリンダヘッド、15…ベアリ
ングキャップ、17…被動ギア、17a…複数の外歯、
18…側板、20…カバー、21…ボルト、22…ボル
ト、23…ボス、24…ベーン、24a…先端面、24
b…シール材取り付け溝、24c…シール材、24c…
ロータ6側のシール材、24d…板バネ、24f…側
面、25…隔壁部、25a…先端面、25b…シール材
取り付け溝、25c…シール材、25d…板バネ、25
e…ボルト貫通孔、25f…側面、26…油圧室、30
…第1油圧室、31…第2油圧室、32…貫通孔、33
…ロックピン、33a…収容孔、34…係止穴、35…
スプリング、36…油溝、37… 長穴、50,52…
ハウジング用塑性加工型、54…逃がし空間、56…塑
性加工品、56a,56b…表裏面、58…先端部分、
60,62…ロータ用塑性加工型、64…逃がし空間、
66…塑性加工品、66a,66b…表裏面、68…先
端部分。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 平8−121122(JP,A) 特開 平5−237586(JP,A) 特開 平11−210420(JP,A) 特開 平11−218008(JP,A) 特開 平11−223111(JP,A) 特開 平11−241606(JP,A) 特開 平11−241607(JP,A) 独国特許出願公開19740215(DE,A 1) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) F01L 1/34

Claims (4)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 内部に設けられた収納空間の内周面から
    隔壁部が突出するアルミニウムまたはアルミニウム合金
    製のハウジングと、前記収納空間に収納され外周面から
    前記隔壁部の間にベーンが突出するロータとを備えて、
    前記ハウジングと連動する回転軸と前記ロータと連動す
    る回転軸との間で回転力を伝達するとともに、前記隔壁
    部と前記ベーンとの間に形成されている液圧室への液体
    の供給制御により前記ハウジングと前記ベーンとを相対
    回動させて前記回転軸間の回転位相差を調整することが
    できる回転位相差可変装置における前記ハウジングであ
    って、 前記ベーンの先端に設けられたシール材が摺動する前記
    ハウジングの内周面塑性加工面として形成され、更に
    前記隔壁部の先端面が機械加工面として形成されるとと
    もに、前記隔壁部の先端面を除く前記収納空間の内面は
    塑性加工面として形成されてなることを特徴とする回転
    位相差可変装置用ハウジング。
  2. 【請求項2】 内部に設けられた収納空間の内周面から
    隔壁部が突出するハウジングと、前記収納空間に収納さ
    れ外周面から前記隔壁部の間にベーンが突出するアルミ
    ニウムまたはアルミニウム合金製のロータとを備えて、
    前記ハウジングと連動する回転軸と前記ロータと連動す
    る回転軸との間で回転力を伝達するとともに、前記隔壁
    部と前記ベーンとの間に形成されている液圧室への液体
    の供給制御により前記ハウジングと前記ベーンとを相対
    回動させて前記回転軸間の回転位相差を調整することが
    できる回転位相差可変装置における前記ロータであっ
    て、 前記隔壁部の先端に設けられたシール材が摺動する前記
    ロータの外周面は塑性加工面として形成され、更に前記
    ベーンの先端面は機械加工面として形成されるととも
    に、前記収納空間に対面する外面の内、前記ベーンの先
    端面以外の面は塑性加工面として形成されてなることを
    特徴とする回転位相差可変装置用ロータ。
  3. 【請求項3】 請求項1記載の回転位相差可変装置用ハ
    ウジングと、 請求項2記載の回転位相差可変装置用ロータと、 を備えたことを特徴とする回転位相差可変装置。
  4. 【請求項4】 内燃機関の駆動軸から内燃機関の吸気弁
    および排気弁の少な くとも一方を開閉する従動軸に駆動
    力を伝達する駆動力伝達系に設けられることを特徴とす
    る請求項3記載の回転位相差可変装置。
JP11712798A 1998-04-27 1998-04-27 回転位相差可変装置用ハウジング、回転位相差可変装置用ロータ、回転位相差可変装置 Expired - Fee Related JP3385967B2 (ja)

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