JP3385723B2 - カセットテープのテープ端検出機構 - Google Patents
カセットテープのテープ端検出機構Info
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- G11B15/06—Control of operating function, e.g. switching from recording to reproducing by sensing features present on or derived from record carrier or container by sensing auxiliary features on record carriers or containers, e.g. to stop machine near the end of a tape
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Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、VTR等に適用される
カセットテープのテープ端検出機構に関するものであ
る。
カセットテープのテープ端検出機構に関するものであ
る。
【0002】
【従来の技術】従来、この種カセットテープのテープ端
検出機構の一例を図8及び図9について説明する。図8
はテープ端検出機構とテープカセットとの略示平面図、
図9は同じく側面図である。
検出機構の一例を図8及び図9について説明する。図8
はテープ端検出機構とテープカセットとの略示平面図、
図9は同じく側面図である。
【0003】図8及び図9において、符号1はテープカ
セットの全体を示す。テープカセット1にはテープ供給
リール2とテープ巻取りリール3があり、テープ供給リ
ール2から供給されたテープTはテープ供給側のテープ
ガイド4を経てマウス部5を横断し、テープ巻取り側の
テープガイド6を経てテープ巻取りリール3に巻き取ら
れる。
セットの全体を示す。テープカセット1にはテープ供給
リール2とテープ巻取りリール3があり、テープ供給リ
ール2から供給されたテープTはテープ供給側のテープ
ガイド4を経てマウス部5を横断し、テープ巻取り側の
テープガイド6を経てテープ巻取りリール3に巻き取ら
れる。
【0004】テープカセット1の両リール2,3の中間
でマウス部5側に設けられているテープ検出用孔7内に
は図示しないメカデッキ側に配置されたLEDからなる
発光素子8,9が位置している。この発光素子8,9か
ら左右方向に発光した光(光路)10、11はメカデッ
キ側に設けた受光素子12,13にそれぞれ受光され
る。一方の光路10の途中にはテープ供給リール2から
供給されたテープTがあり、他方の光路11の途中には
テープ巻取りリール3に巻き取られるテープTがある。
でマウス部5側に設けられているテープ検出用孔7内に
は図示しないメカデッキ側に配置されたLEDからなる
発光素子8,9が位置している。この発光素子8,9か
ら左右方向に発光した光(光路)10、11はメカデッ
キ側に設けた受光素子12,13にそれぞれ受光され
る。一方の光路10の途中にはテープ供給リール2から
供給されたテープTがあり、他方の光路11の途中には
テープ巻取りリール3に巻き取られるテープTがある。
【0005】上述したテープTは光の透過率の低い記録
部分の両端部に光の透過率の高いテープ部分があり、透
過率の違いから受光部12,13への入射光量の差を光
学的に読み取ることによりテープの両端(始端及び終
端)を検出することができる。また、発光素子8,9か
ら受光素子12,13に入射される光路10,11の高
さはカセットフォーマットにより規定されている。
部分の両端部に光の透過率の高いテープ部分があり、透
過率の違いから受光部12,13への入射光量の差を光
学的に読み取ることによりテープの両端(始端及び終
端)を検出することができる。また、発光素子8,9か
ら受光素子12,13に入射される光路10,11の高
さはカセットフォーマットにより規定されている。
【0006】一方、発光素子8,9は図10に拡大して
示すようにそれぞれ導体14,15を介してフレキシブ
ル基板16に電気的に接続されている。また、発光素子
8,9は図示しないメカデッキ側の金属部材のシャーシ
17から立設した支持片18,19に支持され、導体1
4,15と支持片18,19とは接触しないようにフレ
キシブル基板16がコ字形状に折り曲げられてスペーサ
の作用をしている。
示すようにそれぞれ導体14,15を介してフレキシブ
ル基板16に電気的に接続されている。また、発光素子
8,9は図示しないメカデッキ側の金属部材のシャーシ
17から立設した支持片18,19に支持され、導体1
4,15と支持片18,19とは接触しないようにフレ
キシブル基板16がコ字形状に折り曲げられてスペーサ
の作用をしている。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】ところで、上述したよ
うに発光素子8,9から受光素子12,13に受光され
る光路10,11の高さはテープカセットのフォーマッ
トにより規定されているが、例えばカセットが薄型化さ
れてテープ検出用孔7が低い位置にある場合、発光素子
8,9の高さつまり光路10,11の高さは必然的に低
い位置となり、その分、フレキシブル基板16や導体1
4,15がテープカセット1の下面側に突出することに
なる。すなわち、テープカセット1の下面側に突出した
部分がメカデッキ側に収容されるようになるため、その
分、周辺のメカデッキ内の機構部が邪魔にならない位置
に追いやられることになる。この結果、メカデッキの厚
みが厚くなるか、設計上大きな制約となるといった課題
があった。
うに発光素子8,9から受光素子12,13に受光され
る光路10,11の高さはテープカセットのフォーマッ
トにより規定されているが、例えばカセットが薄型化さ
れてテープ検出用孔7が低い位置にある場合、発光素子
8,9の高さつまり光路10,11の高さは必然的に低
い位置となり、その分、フレキシブル基板16や導体1
4,15がテープカセット1の下面側に突出することに
なる。すなわち、テープカセット1の下面側に突出した
部分がメカデッキ側に収容されるようになるため、その
分、周辺のメカデッキ内の機構部が邪魔にならない位置
に追いやられることになる。この結果、メカデッキの厚
みが厚くなるか、設計上大きな制約となるといった課題
があった。
【0008】また、テープ検出用孔7も従来の場合より
小さくなるとテープカセットをメカデッキ上に装着する
時の位置余裕も制限されることになる。
小さくなるとテープカセットをメカデッキ上に装着する
時の位置余裕も制限されることになる。
【0009】本発明は、上述したような課題を解消する
ためになされたもので、テープカセットの薄型化による
発光部及び受光部の光路を低くしてもメカデッキ側の機
構部に制約を受けることもなく、かつ、メカデッキ上へ
のテープカセットの装着時の位置余裕にも制限を及ぼす
ことのないカセットテープのテープ端検出機構を得るこ
とを目的とする。
ためになされたもので、テープカセットの薄型化による
発光部及び受光部の光路を低くしてもメカデッキ側の機
構部に制約を受けることもなく、かつ、メカデッキ上へ
のテープカセットの装着時の位置余裕にも制限を及ぼす
ことのないカセットテープのテープ端検出機構を得るこ
とを目的とする。
【0010】
【課題を解決するための手段】本発明カセットテープの
テープ端検出機構は、装填されるテープカセット1の底
部側であって、当該底部に対面するメカデッキのシャー
シ24上に配置した発光部30からの光をプリズム21
を用いてこのテープカセット1のテープ検出用孔7から
発光し、この光がテープ端を透過して受光部12,13
に受光され、テープ端を検出するようにしたカセットテ
ープのテープ端検出機構において、このプリズム21
は、この発光部30からの光を入射する光入射部26
と、この光入射部26からの入射光を上方向に反射する
光反射面27と、当該光反射面27からの反射光を二方
向へ二分して反射し出射する光出射部28,29とから
なり、このプリズム21のこの光入射部26とこの光反
射面27との間のプリズム部をこのメカデッキのシャー
シ24上であって、このテープカセット1の底部に面し
たこのテープ検出用孔7とカセットマウス部5との間に
設けられこのテープカセット1底面に対して切り欠れた
段部20を通すように設け、この発光部30からの光を
この受光部12,13に受光するようにしたものであ
る。
テープ端検出機構は、装填されるテープカセット1の底
部側であって、当該底部に対面するメカデッキのシャー
シ24上に配置した発光部30からの光をプリズム21
を用いてこのテープカセット1のテープ検出用孔7から
発光し、この光がテープ端を透過して受光部12,13
に受光され、テープ端を検出するようにしたカセットテ
ープのテープ端検出機構において、このプリズム21
は、この発光部30からの光を入射する光入射部26
と、この光入射部26からの入射光を上方向に反射する
光反射面27と、当該光反射面27からの反射光を二方
向へ二分して反射し出射する光出射部28,29とから
なり、このプリズム21のこの光入射部26とこの光反
射面27との間のプリズム部をこのメカデッキのシャー
シ24上であって、このテープカセット1の底部に面し
たこのテープ検出用孔7とカセットマウス部5との間に
設けられこのテープカセット1底面に対して切り欠れた
段部20を通すように設け、この発光部30からの光を
この受光部12,13に受光するようにしたものであ
る。
【0011】また、本発明によるカセットテープのテー
プ検出機構は、プリズムの光入射部が凹面状の面にさ
れ、発光部と対面するようにしたものである。
プ検出機構は、プリズムの光入射部が凹面状の面にさ
れ、発光部と対面するようにしたものである。
【0012】また、本発明の好ましい実施例によるカセ
ットテープのテープ端検出機構は、テープ検出用孔7内
にプリズム21の光出射部28,29を配置するように
したものである。
ットテープのテープ端検出機構は、テープ検出用孔7内
にプリズム21の光出射部28,29を配置するように
したものである。
【0013】また、本発明によるカセットテープのテー
プ検出機構は、発光部は、上記テープカセットの底面に
面したカセットマウス部に対応した位置に設けたもので
ある。
プ検出機構は、発光部は、上記テープカセットの底面に
面したカセットマウス部に対応した位置に設けたもので
ある。
【0014】
【0015】
【作用】本発明におけるカセットテープのテープ端検出
機構は、テープカセット1の底部とテープ検出用孔7と
の間にテープカセット1底面に対して切り欠れた段部2
0を設け、この段部20に発光部30からの光を導くプ
リズム21を配置し、発光部30から光入射部26に入
射した光を光反射面27で上方向へ反射させると共に、
二方向へ二分して反射し出射する光出射部28,29か
ら受光部12,13に受光させるようにしたので、発光
部30の高さが受光部12,13の光路の高さに左右さ
れることもなく、発光部30の位置をシャーシ24上の
最も低い位置に設定することができ、これによって、光
出射部28,29から受光部12,13に受光される光
の光路を低くすることができる。
機構は、テープカセット1の底部とテープ検出用孔7と
の間にテープカセット1底面に対して切り欠れた段部2
0を設け、この段部20に発光部30からの光を導くプ
リズム21を配置し、発光部30から光入射部26に入
射した光を光反射面27で上方向へ反射させると共に、
二方向へ二分して反射し出射する光出射部28,29か
ら受光部12,13に受光させるようにしたので、発光
部30の高さが受光部12,13の光路の高さに左右さ
れることもなく、発光部30の位置をシャーシ24上の
最も低い位置に設定することができ、これによって、光
出射部28,29から受光部12,13に受光される光
の光路を低くすることができる。
【0016】また、プリズム21の光入射部26が凹面
状の面にされ、発光部30と対面するようにしたので、
発光部30からの光を効率よく集光してプリズム21の
光入射面26に入射させることができる。
状の面にされ、発光部30と対面するようにしたので、
発光部30からの光を効率よく集光してプリズム21の
光入射面26に入射させることができる。
【0017】また、テープ検出用孔7内にプリズム21
の光出射部28,29を配置するようにしたので、光出
射部28,29から出射される光をテープ検出用孔7か
ら受光部12,13に受光させることができる。
の光出射部28,29を配置するようにしたので、光出
射部28,29から出射される光をテープ検出用孔7か
ら受光部12,13に受光させることができる。
【0018】また、発光部30をテープカセット1の底
面に面したカセットマウス部5に対応した位置に設けた
ことで、発光部30がカセットマウス部5の空間内に配
置することができ、メカデッキに設計上の制約を受ける
こともない。
面に面したカセットマウス部5に対応した位置に設けた
ことで、発光部30がカセットマウス部5の空間内に配
置することができ、メカデッキに設計上の制約を受ける
こともない。
【0019】
【0020】
【実施例】以下、本発明によるカセットテープのテープ
端検出機構の実施例を図面を参照して説明する。図1は
本例のテープ端検出機構とテープカセットとの略示平面
図、図2はテープカセットを裏面より見た斜視図であ
り、図8で説明した従来例のテープカセットと対応する
部分には同一符号を付して重複する説明は省略する。
端検出機構の実施例を図面を参照して説明する。図1は
本例のテープ端検出機構とテープカセットとの略示平面
図、図2はテープカセットを裏面より見た斜視図であ
り、図8で説明した従来例のテープカセットと対応する
部分には同一符号を付して重複する説明は省略する。
【0021】図1及び図2において、テープカセット1
のテープ検出用孔7の底部はカセット底面に対して切り
欠れた段部20となってマウス部5に面している構成と
なっている。
のテープ検出用孔7の底部はカセット底面に対して切り
欠れた段部20となってマウス部5に面している構成と
なっている。
【0022】図3にテープ端検出機構の発光部側の斜視
図を示す。符号21は例えばアクリル樹脂材やガラス等
からなるプリズムであり、三角形状のプリズム本体部2
2は左右の取付部23,23に設けたカシメ部23a,
23aが図示しないメカデッキのシャーシ24から立設
した金属部材25にカシメ固定されている。プリズム本
体部22の取付部23,23側の中央部には凹面状の光
入射部26を有し、この光入射部26の前方には45°
の傾斜面を有する反射面27を設け、反射面27の上部
には上端部がV字状にカットされて45°の対向する傾
斜面を有する光出射部28,29が設けられている。
図を示す。符号21は例えばアクリル樹脂材やガラス等
からなるプリズムであり、三角形状のプリズム本体部2
2は左右の取付部23,23に設けたカシメ部23a,
23aが図示しないメカデッキのシャーシ24から立設
した金属部材25にカシメ固定されている。プリズム本
体部22の取付部23,23側の中央部には凹面状の光
入射部26を有し、この光入射部26の前方には45°
の傾斜面を有する反射面27を設け、反射面27の上部
には上端部がV字状にカットされて45°の対向する傾
斜面を有する光出射部28,29が設けられている。
【0023】符号30はLEDからなる発光部としての
発光素子であり、この発光素子30はその両端の導体3
1,31がフレキシブル基板32の導体パターンに電気
的に接続されている。また、フレキシブル基板32には
弾性片33,33を有している。
発光素子であり、この発光素子30はその両端の導体3
1,31がフレキシブル基板32の導体パターンに電気
的に接続されている。また、フレキシブル基板32には
弾性片33,33を有している。
【0024】上述したプリズム21への発光素子30の
組み立ては、まず、発光素子30の裏面側に突出した凸
部30aをシャーシ24の金属部材25の前面側からこ
れに形成した孔25aに係合した状態において、フレキ
シブル基板32のばね片33,33をU字状に折り曲げ
てプリズム本体部22に圧接させる。これによって、発
光素子30と共にフレキシブル基板32は弾性片33,
33の弾性作用により金属部材25側に押し付けられ、
従って、凸部30aが金属部材25の孔25aに確実に
係合して抜け出ることはない。
組み立ては、まず、発光素子30の裏面側に突出した凸
部30aをシャーシ24の金属部材25の前面側からこ
れに形成した孔25aに係合した状態において、フレキ
シブル基板32のばね片33,33をU字状に折り曲げ
てプリズム本体部22に圧接させる。これによって、発
光素子30と共にフレキシブル基板32は弾性片33,
33の弾性作用により金属部材25側に押し付けられ、
従って、凸部30aが金属部材25の孔25aに確実に
係合して抜け出ることはない。
【0025】プリズム21への発光素子30の組み立て
状態の平面図を図4に示し、同じく正面図を図5に示
し、同じく側断面図を図6に示す。
状態の平面図を図4に示し、同じく正面図を図5に示
し、同じく側断面図を図6に示す。
【0026】このように構成したテープ端検出機構は、
発光素子30からの光がプリズム本体部22の光入射部
26からプリズム本体部22内に入射したあと、反射面
27により直角に上方へ反射し、そして、光出射部2
8,29で直角にそれぞれ左右方向に水平に屈折してそ
のまま外部に出射される。
発光素子30からの光がプリズム本体部22の光入射部
26からプリズム本体部22内に入射したあと、反射面
27により直角に上方へ反射し、そして、光出射部2
8,29で直角にそれぞれ左右方向に水平に屈折してそ
のまま外部に出射される。
【0027】図7にテープカセット装着状態の断面図を
示す。すなわち、テープカセットの装着状態ではプリズ
ム本体部22が段部20に位置するようになり、光出射
部28,29がテープカセットのテープ検出用孔7内に
配置される。すなわち、プリズム21の光出射部28,
29から左右方向に出射した光は、図1に示すようにテ
ープ検出用孔7から両リール2,3部分のテープTを透
過して受光素子12,13にそれぞれ受光されるように
なる。
示す。すなわち、テープカセットの装着状態ではプリズ
ム本体部22が段部20に位置するようになり、光出射
部28,29がテープカセットのテープ検出用孔7内に
配置される。すなわち、プリズム21の光出射部28,
29から左右方向に出射した光は、図1に示すようにテ
ープ検出用孔7から両リール2,3部分のテープTを透
過して受光素子12,13にそれぞれ受光されるように
なる。
【0028】また、発光素子30はプリズム本体部22
の側部の光入射部26に対応して配置する構成であるた
め、発光素子30の高さは光路の高さに左右されること
もなく、プリズム21の光出射部28,29の高さは光
入射部26からの高さHにより設定されるものであり、
この高さHの設計を低くすることにより光路10,11
の高さを低く設定することが可能となる。従って、メカ
デッキ側へテープ端検出機構の一部が飛び出すこともな
いため、メカデッキの厚さが厚くなることもなく、設計
上の制約を受けることもない。
の側部の光入射部26に対応して配置する構成であるた
め、発光素子30の高さは光路の高さに左右されること
もなく、プリズム21の光出射部28,29の高さは光
入射部26からの高さHにより設定されるものであり、
この高さHの設計を低くすることにより光路10,11
の高さを低く設定することが可能となる。従って、メカ
デッキ側へテープ端検出機構の一部が飛び出すこともな
いため、メカデッキの厚さが厚くなることもなく、設計
上の制約を受けることもない。
【0029】また、テープ検出用孔7内にはプリズム2
1の光出射部28,29が入るだけであるため、テープ
検出用孔7が小さなものであってもテープカセットのメ
カデッキへの装着時の位置余裕が制限されることもな
い。
1の光出射部28,29が入るだけであるため、テープ
検出用孔7が小さなものであってもテープカセットのメ
カデッキへの装着時の位置余裕が制限されることもな
い。
【0030】本発明は、上述しかつ図面に示した実施例
に限定されるものでなく、その要旨を逸脱しない範囲内
で種々の変形実施が可能である。
に限定されるものでなく、その要旨を逸脱しない範囲内
で種々の変形実施が可能である。
【0031】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によるカセ
ットテープのテープ端検出機構は、テープカセットの底
部とテープ検出用孔との間にテープカセット底面に対し
て切り欠れたの段部を設け、この段部に発光部からの光
を導くプリズムを配置し、発光部から光入射部に入射し
た光を光反射面で上方向へ反射させると共に、二方向へ
二分して反射し出射する光出射部から受光部に受光させ
るようにしたので、発光部の高さが受光部の光路の高さ
に左右されることもなく、発光部の位置をシャーシ上の
最も低い位置に設定することができ、光出射部から受光
部に受光される光の光路を低くすることができる。これ
によって、メカデッキ側へテープ端検出機構の一部が飛
び出すこともないため、メカデッキの厚さが厚くなるこ
ともなく、設計上の制約を受けることもない。また、発
光部からプリズムの光入射部に入射した光を光反射面で
上方向へ反射させ、さらに二方向へ二分して反射し出射
する光出射部から出射するようにしたことで、光入射部
から光出射部までの高さを低くすることができる。
ットテープのテープ端検出機構は、テープカセットの底
部とテープ検出用孔との間にテープカセット底面に対し
て切り欠れたの段部を設け、この段部に発光部からの光
を導くプリズムを配置し、発光部から光入射部に入射し
た光を光反射面で上方向へ反射させると共に、二方向へ
二分して反射し出射する光出射部から受光部に受光させ
るようにしたので、発光部の高さが受光部の光路の高さ
に左右されることもなく、発光部の位置をシャーシ上の
最も低い位置に設定することができ、光出射部から受光
部に受光される光の光路を低くすることができる。これ
によって、メカデッキ側へテープ端検出機構の一部が飛
び出すこともないため、メカデッキの厚さが厚くなるこ
ともなく、設計上の制約を受けることもない。また、発
光部からプリズムの光入射部に入射した光を光反射面で
上方向へ反射させ、さらに二方向へ二分して反射し出射
する光出射部から出射するようにしたことで、光入射部
から光出射部までの高さを低くすることができる。
【0032】また、プリズムの光入射部が凹面状の面に
され、発光部と対面するようにしたので、発光部からの
光を効率よく集光してプリズムの光入射面に入射させる
ことができる。
され、発光部と対面するようにしたので、発光部からの
光を効率よく集光してプリズムの光入射面に入射させる
ことができる。
【0033】また、テープ検出用孔内にプリズムの光出
射部を配置するようにしたので、テープ検出用孔が小さ
なものであってもテープカセットのメカデッキへの装着
時の位置余裕が制限されることもない。
射部を配置するようにしたので、テープ検出用孔が小さ
なものであってもテープカセットのメカデッキへの装着
時の位置余裕が制限されることもない。
【0034】また、発光部をテープカセットの底面に面
したカセットマウス部分に対応した位置に設けたこと
で、発光部がカセットマウス部の空間内に配置すること
ができ、メカデッキに設計上の制約を受けることもな
い。
したカセットマウス部分に対応した位置に設けたこと
で、発光部がカセットマウス部の空間内に配置すること
ができ、メカデッキに設計上の制約を受けることもな
い。
【0035】
【図1】本例のテープ端検出機構とテープカセットとの
略示平面図である。
略示平面図である。
【図2】テープカセットの底部より見た斜視図である。
【図3】プリズムと発光素子とを分離した斜視図であ
る。
る。
【図4】プリズムと発光素子との組み立て状態の平面図
である。
である。
【図5】プリズムと発光素子との組み立て状態の正面図
である。
である。
【図6】プリズムと発光素子との組み立て状態の断面図
である。
である。
【図7】テープ端検出機構へのテープカセットの装着状
態の断面図である。
態の断面図である。
【図8】従来例のテープ端検出機構とテープカセットと
の略示平面図である。
の略示平面図である。
【図9】従来例のテープ端検出機構とテープカセットと
の略示側面図である。
の略示側面図である。
【図10】従来例のテープ端検出機構の発光部の詳細図
である。
である。
1 テープカセット
2 テープ供給リール
3 テープ巻取りリール
5 マウス部
7 テープ検出用孔
10,11 光路
12,13 受光素子
20 段部
21 プリズム
22 プリズム本体部
23 取付部
23a カシメ部
24 シャーシ
25 金属部材
25a 孔
26 光入射部
27 反射面
28,29 光出射部
30 発光素子
30a 凸部
31 導体
32 フレキシブル基板
33 弾性片
Claims (3)
- 【請求項1】 装填されるテープカセットの底部側であ
って、当該底部に対面するメカデッキのシャーシ上に配
置した発光部からの光をプリズムを用いて上記テープカ
セットのテープ検出用孔から発光し、この光がテープ端
を透過して受光部に受光され、テープ端を検出するよう
にしたカセットテープのテープ端検出機構において、 上記プリズムは、上記発光部からの光を入射する光入射
部と、この光入射部からの入射光を上方向に反射する光
反射面と、当該光反射面からの反射光を二方向へ二分し
て反射し出射する光出射部とからなり、 上記プリズムの上記光入射部と上記光反射面との間のプ
リズム部分を、上記メカデッキのシャーシの上であって、 上記テープカセットの底部に面した上記テープ検出用孔
とカセットマウス部との間に設けられ上記テープカセッ
ト底面に対して切り欠れた段部を通すように設け、上記
発光部からの光を上記受光部に受光するようにしたこと
を特徴とするカセットテープのテープ端検出機構。 - 【請求項2】 上記プリズムの上記光入射部が凹面状の
面にされ、上記発光部と対面することを特徴とする請求
項1記載のカセットテープのテープ端検出機構。 - 【請求項3】 上記テープ検出用孔内に上記プリズムの
上記光出射部を配置するようにしたことを特徴とする請
求項1記載のカセットテープのテープ端検出機構。
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JPS6089678U (ja) * | 1983-11-25 | 1985-06-19 | ソニー株式会社 | テ−プカセツト |
JPH0450616Y2 (ja) * | 1986-06-24 | 1992-11-30 | ||
JPH0528634Y2 (ja) * | 1986-06-27 | 1993-07-22 | ||
JPS6478480A (en) * | 1987-09-21 | 1989-03-23 | Fuji Photo Film Co Ltd | Magnetic tape cassette |
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JPH02187975A (ja) * | 1989-01-13 | 1990-07-24 | Toshiba Corp | カセットテープ |
US5222003A (en) * | 1990-11-13 | 1993-06-22 | Colorado Memory Systems | Optical tape position sensing system for magnetic tape media in computer memory backup devices |
DE4229043A1 (de) * | 1991-09-03 | 1993-03-18 | Funai Electric Co | Bandende-erkennungsvorrichtung fuer tapedecks |
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- 1995-06-15 EP EP95304136A patent/EP0688019B1/en not_active Expired - Lifetime
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