JP3039084B2 - 記録再生装置におけるテープトップ・エンド検出機構 - Google Patents

記録再生装置におけるテープトップ・エンド検出機構

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JP3039084B2 JP3347356A JP34735691A JP3039084B2 JP 3039084 B2 JP3039084 B2 JP 3039084B2 JP 3347356 A JP3347356 A JP 3347356A JP 34735691 A JP34735691 A JP 34735691A JP 3039084 B2 JP3039084 B2 JP 3039084B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明はビデオテープレコーダ等
の記録再生装置におけるテープトップ・エンド検出機構
に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、この種のテープトップ・エンド検
出機構は図4及び図5に示すように、装置側にテープカ
セット1の前側中央部に形成された光検出ランプ孔2に
挿入される赤外発光ダイオード等の光源3を配設すると
共に、テープカセット1の両側面側の光検出光路L1
2 に夫々対応してテープトップ検出用の受光素子4と
テープエンド検出用の受光素子5を配設して構成されて
いる。
【0003】そして、光源3の発光がテープカセット1
内の光検出光路L1 ,L2 を通して受光素子4,5にお
いて受光されるが、テープが光検出光路L1 ,L2 を横
断している状態では光源3の発光は受光素子4,5にお
いては受光されず、テープ両端に接続される透明リーダ
テープが光検出光路L1 ,L2 を横断する状態となる
と、光源3の発光はリーダテープを通して受光素子4,
5に達して受光される。
【0004】このようにして受光素子4で受光される状
態ではテープトップが検出され、受光素子5で受光され
る状態ではテープエンドが検出されて、これによりテー
プは自動走行及び自動停止動作されるように制御される
ことになる。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】このように構成される
従来のテープトップ・エンド検出機構は、テープトップ
検出用とテープエンド検出用の受光素子4と5はテープ
カセットの外部に配置されるので、光検出光路L1 とL
2 を通しての光源1の発光ばかりではなく、太陽光、室
内照明光等の外光をも受光することになり、これが誤動
作の原因となる不具合が生じるため、両受光素子4,5
には夫々外光を遮蔽する部材6,7を備える必要がある
が、この遮蔽部材6,7はテープカセット1の充填に支
障にならず、また光源1の発光を確実に導入する構成に
しなければならず構成が複雑で、取付けにも手数を要す
ることになってコスト高になっていた。
【0006】本発明はかかる点に鑑みてなされたもの
で、外光を防ぐための遮蔽部材を用いることなく、外光
の影響を受けず確実に作動されるようにした記録再生装
置におけるテープトップ・エンド検出機構を提供するこ
とを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に本発明による記録再生装置におけるテープトップ・エ
ンド検出機構は、端末に透光リーダテープが接続された
テープを収納したテープカセットを装填部に装填し、透
光リーダテープを透過する光を受光部で受光することに
よりテープエンドを検出するようにした記録再生装置に
おいて、テープカセットの装填部にテープカセットの外
部に位置して配される複数の発光部と、装填部の基板下
面側に、装填部に装填される上記テープカセット内の所
定受光位置の中心方向から離れた位置に設置される受光
素子と、基板に対して略直交方向に貫通されテープカセ
ット内の所定受光位置に挿入される挿入部とこの挿入部
の端部から基板に沿って略平行に延長し後端部が受光素
子側に達する光導部とから成る導光体とを備え、導光体
は、挿入部の先端部に複数の発光部からの光路に対向す
る複数の反射面を形成し、挿入部と導光部との間の折曲
角部に挿入部と導光部に対向する第1の反射面を形成
し、導光部の後端部に受光素子に対向する第2の反射面
を形成して成り、導光体を介して複数の発光部から受光
素子に達する光路を形成するように構成したものであ
る。
【0008】
【作用】このように構成されるテープトップ・エンド検
出機構は、装填部の基板下面側に、装填部に装填される
テープカセット内の所定受光位置の中心方向から離れた
位置に設置される受光素子にテープカセットの外部に位
置して配置される複数の発光部の発光を、テープカセッ
ト内の所定受光位置に挿入される挿入部とこの端部から
基板に沿って略平行に延長して後端部が受光素子側に達
する導光部とから成る導光体により、挿入部の先端部、
挿入部と導光部の間及び導光体の後端部の各反射面で反
射屈折して形成される光路を通して導光する。従って、
受光素子を装置の他の構成部材の配置の支障とならない
位置に設置できて、装置の各部材の配置関係が簡単化さ
れ小型化が可能になる。
【0009】
【実施例】以下、本発明の実施例を図3を参照して説明
するに、先ず図1及び図2を参照して先行例を説明す
る。この先行例において前述した従来例と同種部材には
同一符号を付してその説明は省略する。
【0010】先ず、図1及び図2に示す先行例において
は、テープカセット1の前側中央部に形成された光検出
ランプ孔2から両側面側にテープ走行部を横断して導出
される光検出光路L1 とL2 の延長方向のカセット外部
に位置して、赤外発光ダイオード等の光源11と12を
配置してある。
【0011】そして、テープカセット1の光検出ランプ
孔2に前述した両側光源11と12からの二方向の光を
1個の受光素子13に導く導光体14が嵌挿されるよう
になされている。この1個の受光素子13はテープカセ
ット1が装填載置される載置板15の下側に設置され、
導光体14の基端部14aは載置板15を貫通してその
端面が受光素子13に対応されており、この導光体14
の上半部、即ち、テープカセット1の光検出ランプ孔2
に嵌挿される嵌挿部14bの先端部にはカセット1内の
光検出光路L1 とL2 に対向し、この光路L1 とL2
基端部14a方向に反射屈折させる反射面14cと14
dが形成されている。
【0012】このように本例のテープトップ・エンド検
出機構は構成されることにより、両光源11と12の発
光はテープカセット1内の光検出光路L1 とL2 を通し
て光検出ランプ孔2内の導光体14の先端部に達し、反
射面14cと14dにおいて屈折反射して基端部14a
に至り、その端面から放出されて受光素子13において
受光されることになる。この両光源11,12の発光が
受光素子13で受光される状態において、テープが光検
出光路L1 とL2 を横断している状態では受光素子13
では受光されず、テープの先端側に接続される透光リー
ダテープが光検出光路L1 を横断している状態では光源
11の発光のみが光検出光路L1 から透光リーダテープ
を通して導光体14に達し、この導光体14を介して受
光素子13において受光され、テープトップが検出され
ることになる。
【0013】また、テープの後端側に接続される透光リ
ーダテープが光検出光路L2 を横断している状態では光
源12の発光のみが光検出光路L2 から透光リーダテー
プを通し導光体14を介して受光素子13において受光
され、テープエンドが検出されることになる。このよう
にしてテープトップとテープエンドが検出されることに
なるが、テープ両端の透光リーダテープが長いものにお
いては、この透光リーダテープが両光検出光路L1 ,L
2 に跨がって横断し、このため両光源11,12の発光
が同時に受光素子13において受光されることになり、
テープトップとテープ・エンドの検出の判別が不能状態
となるので、本例においては両光源11と12の発光状
態を変えるようにしてある。
【0014】この両光源11と12の発光状態を変える
態様としては、 両光源11と12のうち一方を点滅する。 両光源11と12を交互に点滅する。 両光源11と12の発光波長を変える などがある。
【0015】以上のように構成される本例のテープトッ
プ・エンド検出機構によればテープの透光リーダテープ
を透過する光のみが受光素子13において受光されテー
プトップ・エンドが検出されるので光源11,12の発
光に外光が混入されても誤動作が生じることはなく、ま
た外光の影響を受けることがないので外光を防ぐための
遮蔽部材を配設する必要がなく、構成が簡単化される。
【0016】次に、図3を参照して本発明の一実施例を
説明する。本例は受光素子13をテープカセット1の装
填部の中心から離れた位置に設置できるようにしたもの
である。即ち、本例においては略L字状の導光体16を
用いるもので、この導光体16は垂直部16aと水平部
16bから成り、垂直部16aは前述した先行例の導光
体14と同様に形成されてこの先端部に光検出光路L1
とL2 に対向して反射面16c,16dが形成されてお
り、そして、折曲角部に垂直部16aと水平部16bに
対向する第1の反射面16eが形成され、さらに水平部
16bの後端部に第2の反射面16fが形成されてい
る。
【0017】このように形成される導光体16は垂直部
16aがテープカセット1の光検出ランプ孔2内に嵌挿
されるようにテープカセットの載置板15上に突出さ
れ、水平部16bは載置板15の下側に位置させて設置
してあり、この導光体16の水平部16bの後端部側で
第2の反射面16fに対向させて受光素子13を設置し
てある。
【0018】なお、光源11と12は前述した先行例と
同様に配設される。
【0019】このように構成される本例のテープトップ
・エンド検出機構は光源11と12の発光はテープカセ
ット1内の光検出光路L1 とL2 を通して光検出ランプ
孔2内の導光体15の垂直部15aの先端部に達し、反
射面15cと15dにおいて屈折反射して折曲角部に至
り、この角部の第1の反射面16eにおいて再び屈折反
射して水平部16bの後端部に至り、この後端部の第2
の反射面16fにおいて更に屈折反射して受光素子13
において受光されることになり、テープトップ・エンド
の検出が行われる。
【0020】また、本例の場合においても前述した先行
例と同様に両光源11と12の発光状態を変えることが
できるものである。
【0021】以上のように構成される本例によれば受光
素子13を装置の他の構成部材の配置の支障とならない
位置に設置できる。また、本例においても前述した先行
例と同様の効果を奏する。
【0022】以上、本発明の実施例を説明したが、本発
明はこの実施例に限定されるものではなく、本発明の趣
旨を逸脱しない範囲で種々変更できるものである。例え
ば、光源11,12及び受光素子13としては種々のも
のを使用でき、また導光体16の材質、形状等も必要に
応じて任意に変更できるものである。
【0023】
【発明の効果】以上のように本発明による記録再生装置
におけるテープトップ・エンド検出機構は、テープカセ
ットの装填部の基板下面側に、装填部に装填されるテー
プカセット内の所定受光位置の中心方向から離れた位置
に設置される受光素子にテープカセットの外部に位置し
て配置される複数の発光部の発光を、テープカセット内
の所定受光位置に挿入される挿入部とこの端部から基板
に沿って略平行に延長して後端部が受光素子側に達する
導光部とから成る導光体により、挿入部の先端部、挿入
部と導光部の間及び導光部の後端部の各反射面で反射屈
折して形成される光路を通して導光するように構成した
ので、受光素子を装置の他の構成部材の配置の支障とな
らない位置に設置できて、各部材の配置関係が簡単化さ
れ、装置の小型化が可能になる。また、本発明によるテ
ープトップ・エンド検出機構は外光による影響をほとん
ど受けることがないため、誤動作が少なく、また、外光
を防ぐための遮蔽部材が不要となって構成が簡単化さ
れ、コストの低減化が可能となる等の効果があります。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の先行例の略線的平面図
【図2】同、略線的断面図
【図3】本発明の一実施例の略線的縦断面図
【図4】従来例の平面図
【図5】同、断面図
【符号の説明】
1‥‥テープカセット、2‥‥光検出ランプ孔、11,
12‥‥光源、13‥‥受光素子、16‥‥導光体、1
6a‥‥垂直部、16b‥‥水平部、16c,16d‥
‥反射面、16e‥‥第1の反射面、16f‥‥第2の
反射面
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 前原 正典 東京都品川区北品川6丁目7番35号 ソ ニー株式会社内 (56)参考文献 特開 昭63−285748(JP,A) 特開 平2−15446(JP,A) 実開 昭62−26637(JP,U) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) G11B 15/08

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 端末に透光リーダテープが接続された
    テープを収納したテープカセットを装填部に装填し、上
    記透光リーダテープを透過する光を受光部で受光するこ
    とによりテープエンドを検出するようにした記録再生装
    置において、 上記装填部にテープカセットの外部に位置して配置され
    る複数の発光部と、 上記装填部の基板下面側に、上記装填部に装填される上
    記テープカセット内の所定受光位置の中心方向から離れ
    た位置に設置される受光素子と、 上記基板に対して略直交方向に貫通され上記テープカセ
    ット内の所定受光位置に挿入される挿入部とこの挿入部
    の端部から基板に沿って略平行に延長し後端部が上記受
    光素子側に達する光導部とから成る導光体とを備え、 上記導光体は、上記挿入部の先端部に上記複数の発光部
    からの光路に対向する複数の反射面を形成し、上記挿入
    部と上記導光部との間の折曲角部に上記挿入部と上記導
    光部に対向する第1の反射面を形成し、上記導光部の後
    端部に上記受光素子に対向する第2の反射面を形成して
    成り、 上記導光体を介して上記複数の発光部から上記受光素子
    に達する光路を形成するようにしたことを特徴とする記
    録再生装置におけるテープトップ・エンド検出機構。
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