JP3112252B2 - リールセンサおよび終始端検出装置 - Google Patents
リールセンサおよび終始端検出装置Info
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- G11B—INFORMATION STORAGE BASED ON RELATIVE MOVEMENT BETWEEN RECORD CARRIER AND TRANSDUCER
- G11B15/00—Driving, starting or stopping record carriers of filamentary or web form; Driving both such record carriers and heads; Guiding such record carriers or containers therefor; Control thereof; Control of operating function
- G11B15/02—Control of operating function, e.g. switching from recording to reproducing
- G11B15/05—Control of operating function, e.g. switching from recording to reproducing by sensing features present on or derived from record carrier or container
- G11B15/06—Control of operating function, e.g. switching from recording to reproducing by sensing features present on or derived from record carrier or container by sensing auxiliary features on record carriers or containers, e.g. to stop machine near the end of a tape
- G11B15/08—Control of operating function, e.g. switching from recording to reproducing by sensing features present on or derived from record carrier or container by sensing auxiliary features on record carriers or containers, e.g. to stop machine near the end of a tape by photoelectric sensing
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、リール台の回転を
検出するリールセンサおよびビデオテープの終始端を検
出する終始端検出装置に係り、より詳細には、終始端検
出装置の発光素子を共用するリールセンサ、および終始
端検出のための受光素子を用いて、リール台の回転検出
のための受光を行う終始端検出装置に関するものであ
る。
検出するリールセンサおよびビデオテープの終始端を検
出する終始端検出装置に係り、より詳細には、終始端検
出装置の発光素子を共用するリールセンサ、および終始
端検出のための受光素子を用いて、リール台の回転検出
のための受光を行う終始端検出装置に関するものであ
る。
【0002】
【従来の技術】ビデオテープの終端が近づいたとき、そ
のままビデオテープを走行させ続けると、ビデオテープ
のリーダ部が回転ヘッドに接触し、回転ヘッドを傷付け
る恐れがある。また、終端になったにも関わらず、ビデ
オテープの巻き取りを続けると、ビデオテープが切れる
恐れがある。このため、ビデオカセットデッキには、終
始端検出装置が設けられている。また、供給側のリール
台と巻き取り側のリール台との回転数の比率に基づい
て、ビデオテープの録画時間の種類や残り時間等を検出
するため、あるいは、ビデオテープの巻き取り不良を検
出し、ビデオテープの損傷を最少とするため、リールセ
ンサも併せて設けられている。
のままビデオテープを走行させ続けると、ビデオテープ
のリーダ部が回転ヘッドに接触し、回転ヘッドを傷付け
る恐れがある。また、終端になったにも関わらず、ビデ
オテープの巻き取りを続けると、ビデオテープが切れる
恐れがある。このため、ビデオカセットデッキには、終
始端検出装置が設けられている。また、供給側のリール
台と巻き取り側のリール台との回転数の比率に基づい
て、ビデオテープの録画時間の種類や残り時間等を検出
するため、あるいは、ビデオテープの巻き取り不良を検
出し、ビデオテープの損傷を最少とするため、リールセ
ンサも併せて設けられている。
【0003】図9は、終始端検出装置およびリールセン
サの従来技術の概略を示す断面図となっている。詳細に
説明すると、終始端検出装置は、上方向に赤外線を放射
する発光素子64、発光素子64から放射された赤外線
を水平方向に屈折し、ビデオカセット61に形成された
入光窓62a,62bに赤外線を放射する発光側プリズ
ム65、出光窓63a,63bから放射された赤外線を
下方向に屈折する受光プリズム66a,66b、および
受光プリズム66a,66bによって屈折された赤外線
を受光する受光素子67a,67bにより構成されてい
る。
サの従来技術の概略を示す断面図となっている。詳細に
説明すると、終始端検出装置は、上方向に赤外線を放射
する発光素子64、発光素子64から放射された赤外線
を水平方向に屈折し、ビデオカセット61に形成された
入光窓62a,62bに赤外線を放射する発光側プリズ
ム65、出光窓63a,63bから放射された赤外線を
下方向に屈折する受光プリズム66a,66b、および
受光プリズム66a,66bによって屈折された赤外線
を受光する受光素子67a,67bにより構成されてい
る。
【0004】すなわち、ビデオテープの磁性体塗布部が
走行しているときには、赤外線の光経路68a,68b
を横切るビデオテープ69a,69bは不透明である。
このため、発光素子64から放射された赤外線は、ビデ
オテープ69a,69bによって遮断され、受光素子6
7a,67bには届かない。一方、磁性体塗布部が終了
し、リーダー部が現れたときには、ビデオテープ69
a,69bは透明となるので、発光素子64から放射さ
れた赤外線は受光素子67a,67bにより受光され
る。このため、受光素子67a,67bの出力により、
ビデオテープの終始端が検出される。
走行しているときには、赤外線の光経路68a,68b
を横切るビデオテープ69a,69bは不透明である。
このため、発光素子64から放射された赤外線は、ビデ
オテープ69a,69bによって遮断され、受光素子6
7a,67bには届かない。一方、磁性体塗布部が終了
し、リーダー部が現れたときには、ビデオテープ69
a,69bは透明となるので、発光素子64から放射さ
れた赤外線は受光素子67a,67bにより受光され
る。このため、受光素子67a,67bの出力により、
ビデオテープの終始端が検出される。
【0005】リールセンサは、リール台71a,71b
のそれぞれの下部に形成された複数枚の遮光羽根72
a,72b、および、遮光羽根72a,72bの通過を
検出するフォトインタラプタ73a,73bによって構
成されている。すなわち、リール台71a,71bが回
転しているときには、フォトインタラプタ73a,73
bのスリットを遮光羽根72a,72bが横切る。この
ため、フォトインタラプタ73a,73bの出力には、
遮光羽根72a,72bの通過に対応してパルスが発生
する。また、パルスの現れる時間間隔は、リール台71
a,71bの回転速度に対応した時間間隔となる。この
ため、パルスの時間間隔に基づいて、リール台71a,
71bのそれぞれの回転速度が演算される。また、フォ
トインタラプタ73a,73bの出力にパルスが現れな
ければならないのに、パルスが現れない場合、リール台
71a,71bに回転不良が発生しており、巻き取り不
良やテープ切れ等の不具合の発生を示す。
のそれぞれの下部に形成された複数枚の遮光羽根72
a,72b、および、遮光羽根72a,72bの通過を
検出するフォトインタラプタ73a,73bによって構
成されている。すなわち、リール台71a,71bが回
転しているときには、フォトインタラプタ73a,73
bのスリットを遮光羽根72a,72bが横切る。この
ため、フォトインタラプタ73a,73bの出力には、
遮光羽根72a,72bの通過に対応してパルスが発生
する。また、パルスの現れる時間間隔は、リール台71
a,71bの回転速度に対応した時間間隔となる。この
ため、パルスの時間間隔に基づいて、リール台71a,
71bのそれぞれの回転速度が演算される。また、フォ
トインタラプタ73a,73bの出力にパルスが現れな
ければならないのに、パルスが現れない場合、リール台
71a,71bに回転不良が発生しており、巻き取り不
良やテープ切れ等の不具合の発生を示す。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記構
成では、終始端検出装置は、1つの発光素子64と2つ
の受光素子67a,67bとを必要とする。また、リー
ルセンサには、リール台71a,71bのそれぞれ毎
に、フォトインタラプタ73a,73bを必要とする。
つまり、リール台71a,71bのそれぞれ毎に、1つ
の発光素子と受光素子とを必要とする。すなわち、ビデ
オテープの終始端の検出と、リール台71a,71bの
それぞれの回転速度とを検出可能な構成とする場合で
は、3つの発光素子と4つの受光素子とが必要になる。
一方、発光素子や受光素子は、電気から光、あるいは光
から電気にエネルギを変換する素子であり、高価な素子
となっている。このため、3つの発光素子と4つの受光
素子とを用いる構成は、部品原価を高額にする要因とな
っていた。
成では、終始端検出装置は、1つの発光素子64と2つ
の受光素子67a,67bとを必要とする。また、リー
ルセンサには、リール台71a,71bのそれぞれ毎
に、フォトインタラプタ73a,73bを必要とする。
つまり、リール台71a,71bのそれぞれ毎に、1つ
の発光素子と受光素子とを必要とする。すなわち、ビデ
オテープの終始端の検出と、リール台71a,71bの
それぞれの回転速度とを検出可能な構成とする場合で
は、3つの発光素子と4つの受光素子とが必要になる。
一方、発光素子や受光素子は、電気から光、あるいは光
から電気にエネルギを変換する素子であり、高価な素子
となっている。このため、3つの発光素子と4つの受光
素子とを用いる構成は、部品原価を高額にする要因とな
っていた。
【0007】本発明は上記課題を解決するため創案され
たものであって、請求項1記載の発明の目的は、終始端
検出のための受光素子を、リール台の回転検出に用いる
受光素子と兼用とすることにより、受光素子の使用個数
を低減することのできる終始端検出装置を提供すること
にある。
たものであって、請求項1記載の発明の目的は、終始端
検出のための受光素子を、リール台の回転検出に用いる
受光素子と兼用とすることにより、受光素子の使用個数
を低減することのできる終始端検出装置を提供すること
にある。
【0008】また、請求項2記載の発明の目的は、上記
目的に加え、終始端検出のための受光素子をリール台の
回転検出に用いるとき、光経路の形成を容易にすること
のできる終始端検出装置を提供することにある。
目的に加え、終始端検出のための受光素子をリール台の
回転検出に用いるとき、光経路の形成を容易にすること
のできる終始端検出装置を提供することにある。
【0009】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
請求項1記載の発明に係る終始端検出装置は、ビデオカ
セットに形成された入光窓に第1の発光素子により光を
放射すると共に、前記ビデオカセットに形成された出光
窓から放射される光の強度に基づいて、ビデオテープの
終始端を検出する終始端検出装置において、前記出光窓
から放射される光を受光する単一の受光素子と、第2の
発光素子により放射され、リール台の回転に対応して、
通過する光または反射する光の強度を変化させる回転指
示器を通過した光または前記回転指示器により反射され
た光を、ビデオカセット内部を通過しない経路で、直
接、前記受光素子に導くリールセンス用導光部と、前記
受光素子の出力を予め設定されたレベルでスライスする
ことにより、リールセンス信号を生成する比較部と、前
記リールセンス信号により示される受光期間が、予め設
定された期間より長くなるときには、前記終始端の検出
を示す検出信号を生成する検出信号生成部とを備えた構
成としている。
請求項1記載の発明に係る終始端検出装置は、ビデオカ
セットに形成された入光窓に第1の発光素子により光を
放射すると共に、前記ビデオカセットに形成された出光
窓から放射される光の強度に基づいて、ビデオテープの
終始端を検出する終始端検出装置において、前記出光窓
から放射される光を受光する単一の受光素子と、第2の
発光素子により放射され、リール台の回転に対応して、
通過する光または反射する光の強度を変化させる回転指
示器を通過した光または前記回転指示器により反射され
た光を、ビデオカセット内部を通過しない経路で、直
接、前記受光素子に導くリールセンス用導光部と、前記
受光素子の出力を予め設定されたレベルでスライスする
ことにより、リールセンス信号を生成する比較部と、前
記リールセンス信号により示される受光期間が、予め設
定された期間より長くなるときには、前記終始端の検出
を示す検出信号を生成する検出信号生成部とを備えた構
成としている。
【0010】すなわち、リール台の回転検出のための受
光素子は、終始端検出のための受光素子と兼用となる。
光素子は、終始端検出のための受光素子と兼用となる。
【0011】このため、リール台の回転検出のために、
専用の受光素子を設けることが不要になる。
専用の受光素子を設けることが不要になる。
【0012】一方、比較部の出力では、リールセンス信
号と、終始端の検出を示す検出信号とが混合している。
号と、終始端の検出を示す検出信号とが混合している。
【0013】このため、検出信号生成部は、リールセン
ス信号の示す受光期間に基づき、リールセンス信号と終
始端の検出を示す検出信号とを分離する。
ス信号の示す受光期間に基づき、リールセンス信号と終
始端の検出を示す検出信号とを分離する。
【0014】また請求項2記載の発明に係る終始端検出
装置は、上記構成に加え、前記出光窓から放射された光
を前記受光素子の受光方向に屈折する受光プリズムと、
前記リールセンス用導光部を、前記回転指示器を通過し
た光または前記回転指示器により反射された光を前記受
光素子の受光方向に屈折する導光プリズムとし、前記受
光プリズムと前記導光プリズムとを一体に形成した構成
としている。すなわち、一体化された1つの部品によ
り、終始端検出のための受光経路と、リール台の回転検
出のための受光経路とが形成される。
装置は、上記構成に加え、前記出光窓から放射された光
を前記受光素子の受光方向に屈折する受光プリズムと、
前記リールセンス用導光部を、前記回転指示器を通過し
た光または前記回転指示器により反射された光を前記受
光素子の受光方向に屈折する導光プリズムとし、前記受
光プリズムと前記導光プリズムとを一体に形成した構成
としている。すなわち、一体化された1つの部品によ
り、終始端検出のための受光経路と、リール台の回転検
出のための受光経路とが形成される。
【0015】
【発明の実施の形態】以下に本発明の実施例の形態を、
図面を参照しつつ説明する。図1はリールセンサの一実
施形態の概略を示す断面図であり、具体的には、ビデオ
カセットデッキに設けられたリールセンサを示してい
る。なお、同図では、図9に示す従来技術と同一となる
部分については、同一符号を付与している。
図面を参照しつつ説明する。図1はリールセンサの一実
施形態の概略を示す断面図であり、具体的には、ビデオ
カセットデッキに設けられたリールセンサを示してい
る。なお、同図では、図9に示す従来技術と同一となる
部分については、同一符号を付与している。
【0016】図において、ビデオテープの終始端を検出
するための終始端検出装置は、発光素子64、発光側プ
リズム16、受光プリズム66a,66b、および受光
素子67a,67bによって構成されている。詳細に
は、発光素子64は、上方向に光(赤外線)を放射する
赤外線発光ダイオードである。また、発光側プリズム1
6は、発光素子64から放射された赤外線を水平方向に
屈折し、ビデオカセット61に形成された入光窓62
a,62bに赤外線を入射するためのプリズムである。
また、受光プリズム66a,66bは、出光窓63a,
63bから水平方向に放射される赤外線を下方向に屈折
するプリズムである。また、受光素子67a,67b
は、受光プリズム66a,66bによって下方向に屈折
された赤外線を受光する赤外線フォトトランジスタとな
っている。なお、68a,68bは、終始端検出装置に
おける赤外線の光経路を示しており、69a,69b
は、赤外線の光経路68a,68bに位置するビデオテ
ープを示している。
するための終始端検出装置は、発光素子64、発光側プ
リズム16、受光プリズム66a,66b、および受光
素子67a,67bによって構成されている。詳細に
は、発光素子64は、上方向に光(赤外線)を放射する
赤外線発光ダイオードである。また、発光側プリズム1
6は、発光素子64から放射された赤外線を水平方向に
屈折し、ビデオカセット61に形成された入光窓62
a,62bに赤外線を入射するためのプリズムである。
また、受光プリズム66a,66bは、出光窓63a,
63bから水平方向に放射される赤外線を下方向に屈折
するプリズムである。また、受光素子67a,67b
は、受光プリズム66a,66bによって下方向に屈折
された赤外線を受光する赤外線フォトトランジスタとな
っている。なお、68a,68bは、終始端検出装置に
おける赤外線の光経路を示しており、69a,69b
は、赤外線の光経路68a,68bに位置するビデオテ
ープを示している。
【0017】リールセンサは、光分配部12a,12
b、回転指示器22a,22b、および受光部26a,
26bによって構成されている。詳細には、光分配部1
2a,12bは、終始端検出装置を構成する発光素子6
4から上方向に放射された赤外線を、回転指示器22
a,22bの側に分配する分配用プリズム(後に詳述)
である。また、回転指示器22a,22bは、リール台
21a,21bの下面に設けられた8枚の遮光羽根であ
り、リール台21a,21bの回転に対応して、通過す
る光の強度を変化させる。また、受光部26a,26b
は、光分配部12a,12bによって分配され、回転指
示器22a,22bを通過した赤外線を受光するブロッ
クとなっている。
b、回転指示器22a,22b、および受光部26a,
26bによって構成されている。詳細には、光分配部1
2a,12bは、終始端検出装置を構成する発光素子6
4から上方向に放射された赤外線を、回転指示器22
a,22bの側に分配する分配用プリズム(後に詳述)
である。また、回転指示器22a,22bは、リール台
21a,21bの下面に設けられた8枚の遮光羽根であ
り、リール台21a,21bの回転に対応して、通過す
る光の強度を変化させる。また、受光部26a,26b
は、光分配部12a,12bによって分配され、回転指
示器22a,22bを通過した赤外線を受光するブロッ
クとなっている。
【0018】受光部26a,26bは、水平方向に放射
される赤外線を下方向に屈折するプリズム部23a,2
3bと、下方向に屈折された赤外線を受光する受光素子
(図示されていない)が内部に設けられた受光部本体2
4a,24bとにより構成されている。なお、25a,
25bは、リールセンサにおける赤外線の光経路を示し
ている。なお、光分配部(分配用プリズム)12a,1
2bは、後に説明するように、発光側プリズム16と一
体に形成されており、一体となった発光側プリズム16
と光分配部(分配用プリズム)12a,12b、および
受光プリズム66a,66bは、リール台21a,21
b等が取り付けられたシャーシ部30に固定されてい
る。また、29は、発光素子64や受光素子67a,6
7b、および受光部26a,26b等が取り付けられた
メイン基板を示している。
される赤外線を下方向に屈折するプリズム部23a,2
3bと、下方向に屈折された赤外線を受光する受光素子
(図示されていない)が内部に設けられた受光部本体2
4a,24bとにより構成されている。なお、25a,
25bは、リールセンサにおける赤外線の光経路を示し
ている。なお、光分配部(分配用プリズム)12a,1
2bは、後に説明するように、発光側プリズム16と一
体に形成されており、一体となった発光側プリズム16
と光分配部(分配用プリズム)12a,12b、および
受光プリズム66a,66bは、リール台21a,21
b等が取り付けられたシャーシ部30に固定されてい
る。また、29は、発光素子64や受光素子67a,6
7b、および受光部26a,26b等が取り付けられた
メイン基板を示している。
【0019】図2は、発光側プリズム16と分配用プリ
ズム12a,12bとの詳細な形状を示す平面図であ
る。また、図3は、分配用プリズム12bの詳細な形状
を示す断面図(25bに沿った断面図)である。なお、
図1は概略を示す断面図であるため、図1に示された分
配用プリズム12a,12bの形状は、図2、図3に示
された形状に厳密に対応してはいない。
ズム12a,12bとの詳細な形状を示す平面図であ
る。また、図3は、分配用プリズム12bの詳細な形状
を示す断面図(25bに沿った断面図)である。なお、
図1は概略を示す断面図であるため、図1に示された分
配用プリズム12a,12bの形状は、図2、図3に示
された形状に厳密に対応してはいない。
【0020】光分配部である分配用プリズム12a,1
2bには、反射面14a,14bと導光部13a,13
bとが形成されている。詳細には、反射面14a,14
bは、発光素子64から上方向に放射された赤外線を、
回転指示器22a,22b方向(水平方向)に屈折する
ための傾斜面となっている。また、導光部13a,13
bは、反射面14a,14bによって水平方向に屈折さ
れた赤外線を、途中において散乱させることなく、遮光
羽根22a,22bの近傍位置まで導くブロックとなっ
ており、遮光羽根22a,22bの近傍まで水平方向に
伸びる4角柱状のアームとなっている。
2bには、反射面14a,14bと導光部13a,13
bとが形成されている。詳細には、反射面14a,14
bは、発光素子64から上方向に放射された赤外線を、
回転指示器22a,22b方向(水平方向)に屈折する
ための傾斜面となっている。また、導光部13a,13
bは、反射面14a,14bによって水平方向に屈折さ
れた赤外線を、途中において散乱させることなく、遮光
羽根22a,22bの近傍位置まで導くブロックとなっ
ており、遮光羽根22a,22bの近傍まで水平方向に
伸びる4角柱状のアームとなっている。
【0021】また、分配用プリズム12a,12bは、
発光素子64から放射された赤外線を、遮光羽根22
a,22bの近傍位置まで導く光経路の形成を容易にす
るため、終始端検出装置の部品である発光側プリズム1
6と一体に形成されている。なお、図3における破線2
21a,221bは、遮光羽根22a,22bの移動経
路を示している。
発光素子64から放射された赤外線を、遮光羽根22
a,22bの近傍位置まで導く光経路の形成を容易にす
るため、終始端検出装置の部品である発光側プリズム1
6と一体に形成されている。なお、図3における破線2
21a,221bは、遮光羽根22a,22bの移動経
路を示している。
【0022】上記構成からなる実施形態の動作を説明す
る。発光素子64から上方向に放射された赤外線は、発
光側プリズム16によって屈折され、入光窓62a,6
2bに入射される。そして、光経路68a,68bを通
って出光窓63a,63bから放射された赤外線は、受
光プリズム66a,66bによって下方向に屈折され、
受光素子67a,67bによって受光される。このた
め、受光素子67a,67bの出力により、ビデオテー
プ69a,69bの終始端の検出が示されることにな
る。
る。発光素子64から上方向に放射された赤外線は、発
光側プリズム16によって屈折され、入光窓62a,6
2bに入射される。そして、光経路68a,68bを通
って出光窓63a,63bから放射された赤外線は、受
光プリズム66a,66bによって下方向に屈折され、
受光素子67a,67bによって受光される。このた
め、受光素子67a,67bの出力により、ビデオテー
プ69a,69bの終始端の検出が示されることにな
る。
【0023】また、発光素子64より上方向に放射され
た赤外線は、分配用プリズム12a,12bの反射面1
4a,14bによって屈折され、導光部13a,13b
に放射される。導光部13a,13bに放射された赤外
線は、外部に散乱することなく、導光部13a,13b
に沿って案内され、遮光羽根22a,22bの移動経路
221a,221bを横切る光経路25a,25bの方
向に放射される。
た赤外線は、分配用プリズム12a,12bの反射面1
4a,14bによって屈折され、導光部13a,13b
に放射される。導光部13a,13bに放射された赤外
線は、外部に散乱することなく、導光部13a,13b
に沿って案内され、遮光羽根22a,22bの移動経路
221a,221bを横切る光経路25a,25bの方
向に放射される。
【0024】移動経路221a,221bを横切る光経
路25a,25bの方向に放射された赤外線は、遮光羽
根22a,22bが光経路25a,25bに位置しない
ときには、プリズム部23a,23bによって下方向に
屈折される。このため、下方向に屈折された赤外線は、
受光部本体24a,24b内に設けられた受光素子によ
り受光される。一方、光経路25a,25bに遮光羽根
22a,22bが位置するときには、導光部13a,1
3bに案内された赤外線は、遮光羽根22a,22bに
よって遮断され、受光部本体24a,24b内に設けら
れた受光素子には届かない。その結果、受光部本体24
a,24b内に設けられた受光素子の出力により、リー
ル台21a,21bの回転速度が示されることになる。
路25a,25bの方向に放射された赤外線は、遮光羽
根22a,22bが光経路25a,25bに位置しない
ときには、プリズム部23a,23bによって下方向に
屈折される。このため、下方向に屈折された赤外線は、
受光部本体24a,24b内に設けられた受光素子によ
り受光される。一方、光経路25a,25bに遮光羽根
22a,22bが位置するときには、導光部13a,1
3bに案内された赤外線は、遮光羽根22a,22bに
よって遮断され、受光部本体24a,24b内に設けら
れた受光素子には届かない。その結果、受光部本体24
a,24b内に設けられた受光素子の出力により、リー
ル台21a,21bの回転速度が示されることになる。
【0025】図4は、リールセンサの一実施形態の概略
を示す平面図である。なお、本実施形態は、分配用プリ
ズム、受光部の位置、遮光羽根を除いた部分は、図9に
示した従来技術と同一となっている。
を示す平面図である。なお、本実施形態は、分配用プリ
ズム、受光部の位置、遮光羽根を除いた部分は、図9に
示した従来技術と同一となっている。
【0026】本実施形態におけるリールセンサは、分配
用プリズム35、遮光羽根34、および受光部38によ
って構成されている。詳細には、分配用プリズム35
は、発光側プリズム16と一体に形成されたプリズムで
あり、発光素子64から上方向に放射された赤外線を、
遮光羽根34の近傍位置まで導くプリズムとなってい
る。このため、分配用プリズム35には、上方向に放射
された赤外線を、水平方向に屈折するための反射面36
が形成されている。また、反射面36によって屈折され
た赤外線を、散乱させることなく、遮光羽根34の近傍
位置まで導く導光部37が形成されている。
用プリズム35、遮光羽根34、および受光部38によ
って構成されている。詳細には、分配用プリズム35
は、発光側プリズム16と一体に形成されたプリズムで
あり、発光素子64から上方向に放射された赤外線を、
遮光羽根34の近傍位置まで導くプリズムとなってい
る。このため、分配用プリズム35には、上方向に放射
された赤外線を、水平方向に屈折するための反射面36
が形成されている。また、反射面36によって屈折され
た赤外線を、散乱させることなく、遮光羽根34の近傍
位置まで導く導光部37が形成されている。
【0027】受光部38は、図1に示す受光部(26a
または26b)と同一の構成となっており、水平方向に
放射された赤外線を下方向に屈折した後、下方向に屈折
された赤外線を、受光素子を用いて受光するブロックと
なっている。遮光羽根34は、歯車33の下面に形成さ
れた4枚の羽根である。また、歯車33は、歯車32を
介して、リール台31aの回転に従って回転する構成と
なっている。また、歯車33とリール台31aとの回転
比は、2:1の回転比となっている。このため、リール
台31aが1回転するときには、歯車33は2回転する
ので、赤外線は、遮光羽根34によって8回遮断される
ことになる。
または26b)と同一の構成となっており、水平方向に
放射された赤外線を下方向に屈折した後、下方向に屈折
された赤外線を、受光素子を用いて受光するブロックと
なっている。遮光羽根34は、歯車33の下面に形成さ
れた4枚の羽根である。また、歯車33は、歯車32を
介して、リール台31aの回転に従って回転する構成と
なっている。また、歯車33とリール台31aとの回転
比は、2:1の回転比となっている。このため、リール
台31aが1回転するときには、歯車33は2回転する
ので、赤外線は、遮光羽根34によって8回遮断される
ことになる。
【0028】また、歯車33は、リール台31aの取り
付け位置よりは、発光側プリズム16に近くに位置する
歯車となっている。このため、遮光羽根34は、遮光羽
根22a,22bよりは、発光側プリズム16の近くに
位置することになる。その結果、分配用プリズム35の
導光部37は、図1〜3に示す実施形態に比するときに
は、長さを短くすることが可能になっている。なお、3
1bは、歯車33とは関係なく回転するリール台となっ
ている。
付け位置よりは、発光側プリズム16に近くに位置する
歯車となっている。このため、遮光羽根34は、遮光羽
根22a,22bよりは、発光側プリズム16の近くに
位置することになる。その結果、分配用プリズム35の
導光部37は、図1〜3に示す実施形態に比するときに
は、長さを短くすることが可能になっている。なお、3
1bは、歯車33とは関係なく回転するリール台となっ
ている。
【0029】上記構成からなる実施形態の動作を説明す
る。発光素子64より上方向に放射された赤外線は、分
配用プリズム35の反射面36によって屈折され、導光
部37に放射される。導光部37に放射された赤外線
は、外部に散乱することなく、導光部37の形状に沿っ
て案内され、遮光羽根34の移動経路を略直角に横切る
光経路方向に放射される。遮光羽根34の移動経路を略
直角に横切る光経路方向に放射された赤外線は、遮光羽
根34が光経路に位置しないときには、受光部38によ
って受光される。一方、光経路に遮光羽根34が位置す
るときには、導光部37から放射された赤外線は、遮光
羽根34によって遮断され、受光部38には届かない。
このため、受光部38内に設けられた受光素子の出力に
より、リール台31aの回転が示されることになる。
る。発光素子64より上方向に放射された赤外線は、分
配用プリズム35の反射面36によって屈折され、導光
部37に放射される。導光部37に放射された赤外線
は、外部に散乱することなく、導光部37の形状に沿っ
て案内され、遮光羽根34の移動経路を略直角に横切る
光経路方向に放射される。遮光羽根34の移動経路を略
直角に横切る光経路方向に放射された赤外線は、遮光羽
根34が光経路に位置しないときには、受光部38によ
って受光される。一方、光経路に遮光羽根34が位置す
るときには、導光部37から放射された赤外線は、遮光
羽根34によって遮断され、受光部38には届かない。
このため、受光部38内に設けられた受光素子の出力に
より、リール台31aの回転が示されることになる。
【0030】なお、このときの受光素子の出力は、歯車
33とリール台31aとの回転比が、2:1の回転比と
なっているので、リール台31aに8枚の遮光羽根を設
けたときの出力と等しくなる。なお、本実施形態におけ
る終始端の検出動作は、図1〜3により示した実施形態
の検出動作と同じなので、説明を省略する。
33とリール台31aとの回転比が、2:1の回転比と
なっているので、リール台31aに8枚の遮光羽根を設
けたときの出力と等しくなる。なお、本実施形態におけ
る終始端の検出動作は、図1〜3により示した実施形態
の検出動作と同じなので、説明を省略する。
【0031】図5は、終始端検出装置の一実施形態の受
光ブロックの概略を示す断面図であり、図6は、リール
センス用導光部の詳細な形状を示す平面図である。な
お、これらの図面では、図9と構成が同一となる部分に
は、図9と同一符号を付与している。なお、本実施形態
の発光側のブロックは、図9に示した従来技術の発光側
のブロックと同一となっている。また、図5、図6にお
いては、発光素子67bの側の構成のみが示されている
が、受光素子67aの側の構成も、図5、図6に示す構
成と同一となっている。なお、以下では、受光素子67
bの側に関してのみ説明を行い、受光素子67aの側に
ついての説明を省略する。
光ブロックの概略を示す断面図であり、図6は、リール
センス用導光部の詳細な形状を示す平面図である。な
お、これらの図面では、図9と構成が同一となる部分に
は、図9と同一符号を付与している。なお、本実施形態
の発光側のブロックは、図9に示した従来技術の発光側
のブロックと同一となっている。また、図5、図6にお
いては、発光素子67bの側の構成のみが示されている
が、受光素子67aの側の構成も、図5、図6に示す構
成と同一となっている。なお、以下では、受光素子67
bの側に関してのみ説明を行い、受光素子67aの側に
ついての説明を省略する。
【0032】概略的には、入光窓62bに入射され、出
光窓63bから放射される赤外線を受光する受光素子6
7bを、リール台71bの回転検出のための受光素子と
共用とする構成になっている。このため、リールセンス
用導光部43を備えている。リールセンス用導光部43
は、発光部41から放射された赤外線を受光素子67b
に導く導光プリズムである。このため、リールセンス用
導光部43には、導光部44と反射面45とが形成され
ている。導光部44は、遮光羽根72bの移動経路42
1を横切る光経路48方向に沿って、発光部41から放
射された赤外線を、散乱させることなく、受光素子67
bの近傍位置まで導く。また、反射面45は、導光部4
4によって導かれた赤外線を、受光素子67bの受光面
方向(下方向)に屈折する。
光窓63bから放射される赤外線を受光する受光素子6
7bを、リール台71bの回転検出のための受光素子と
共用とする構成になっている。このため、リールセンス
用導光部43を備えている。リールセンス用導光部43
は、発光部41から放射された赤外線を受光素子67b
に導く導光プリズムである。このため、リールセンス用
導光部43には、導光部44と反射面45とが形成され
ている。導光部44は、遮光羽根72bの移動経路42
1を横切る光経路48方向に沿って、発光部41から放
射された赤外線を、散乱させることなく、受光素子67
bの近傍位置まで導く。また、反射面45は、導光部4
4によって導かれた赤外線を、受光素子67bの受光面
方向(下方向)に屈折する。
【0033】また、リールセンス用導光部(導光プリズ
ム)43は、出光窓63bから放射された赤外線を、受
光素子67bの受光面方向(下方向)に屈折する受光プ
リズム66bと一体に形成されている。すなわち、受光
素子67bのために設けられたプリズムは、受光プリズ
ム66bと導光プリズム(リールセンス用導光部)43
とが一体化されたプリズムとなっている。このため、受
光素子67bには、遮光羽根72bが光経路48を遮断
しないとき、およびビデオテープ69bがリーダー部と
なるとき、赤外線が導かれる。
ム)43は、出光窓63bから放射された赤外線を、受
光素子67bの受光面方向(下方向)に屈折する受光プ
リズム66bと一体に形成されている。すなわち、受光
素子67bのために設けられたプリズムは、受光プリズ
ム66bと導光プリズム(リールセンス用導光部)43
とが一体化されたプリズムとなっている。このため、受
光素子67bには、遮光羽根72bが光経路48を遮断
しないとき、およびビデオテープ69bがリーダー部と
なるとき、赤外線が導かれる。
【0034】図7は、受光素子67bの出力の処理を行
うブロックの電気的構成を示すブロック線図である。受
光素子67bの出力が導かれた比較部51は、受光素子
67bの出力を予め設定されたレベルでスライスするブ
ロックとなっており、リール台71bの回転速度を示す
リールセンス信号511を生成する。また、リールセン
ス信号511が導かれた検出信号生成部52は、リール
センス信号511により示される受光期間が、予め設定
された期間より長くなるときには、終始端の検出を示す
検出信号521を生成するブロックとなっている。
うブロックの電気的構成を示すブロック線図である。受
光素子67bの出力が導かれた比較部51は、受光素子
67bの出力を予め設定されたレベルでスライスするブ
ロックとなっており、リール台71bの回転速度を示す
リールセンス信号511を生成する。また、リールセン
ス信号511が導かれた検出信号生成部52は、リール
センス信号511により示される受光期間が、予め設定
された期間より長くなるときには、終始端の検出を示す
検出信号521を生成するブロックとなっている。
【0035】図8は、本実施形態の赤外線の強度変化と
主要信号の変化とを示すタイミングチャートである。必
要に応じて同図を参照しつつ、以下に、実施形態の動作
を説明する。
主要信号の変化とを示すタイミングチャートである。必
要に応じて同図を参照しつつ、以下に、実施形態の動作
を説明する。
【0036】光経路68bを横切るビデオテープ69b
が磁性体塗布部である期間(時刻T1より前の期間であ
り、終始端が現れない期間)には、出光窓63bからは
赤外線(終始端検出光)が放射されない。このため、受
光素子67bには、発光部41から放射され、遮光羽根
72bの移動経路421を通過した赤外線(回転検出
光)のみが導かれる。すなわち、リール台71bの回転
に伴って、強度が変化する赤外線のみが導かれる。この
ため、受光素子67bの出力には、赤外線の受光を示す
Hレベルと、赤外線の受光を示さないLレベルとが交互
に現れる。従って、リールセンス信号511は、受光素
子67bの出力に従って、HレベルとLレベルとが交互
に現れる信号となる。すなわち、リール台71bの回転
速度を示す信号となる。一方、ビデオテープが終始端と
なり、ビデオテープ69bが透明なリーダー部となった
とき(時刻T1)以後には、受光素子67bには、終始
端検出光が導かれることになる。このため、リールセン
ス信号511は、Hレベルが継続する信号となる。
が磁性体塗布部である期間(時刻T1より前の期間であ
り、終始端が現れない期間)には、出光窓63bからは
赤外線(終始端検出光)が放射されない。このため、受
光素子67bには、発光部41から放射され、遮光羽根
72bの移動経路421を通過した赤外線(回転検出
光)のみが導かれる。すなわち、リール台71bの回転
に伴って、強度が変化する赤外線のみが導かれる。この
ため、受光素子67bの出力には、赤外線の受光を示す
Hレベルと、赤外線の受光を示さないLレベルとが交互
に現れる。従って、リールセンス信号511は、受光素
子67bの出力に従って、HレベルとLレベルとが交互
に現れる信号となる。すなわち、リール台71bの回転
速度を示す信号となる。一方、ビデオテープが終始端と
なり、ビデオテープ69bが透明なリーダー部となった
とき(時刻T1)以後には、受光素子67bには、終始
端検出光が導かれることになる。このため、リールセン
ス信号511は、Hレベルが継続する信号となる。
【0037】検出信号生成部52は、リールセンス信号
511のHレベルが継続する期間を常に監視している。
そして、Hレベルの継続する期間が、予め設定された期
間(期間t2)より短い場合には、Hレベルは、リール
台71bの回転により生じたHレベルであると判定す
る。このため、検出信号生成部52は、時刻T1以前で
は、ビデオテープの終始端が検出されてはいないと判定
し、検出信号521を、終始端の検出を示さないLレベ
ルに設定する。
511のHレベルが継続する期間を常に監視している。
そして、Hレベルの継続する期間が、予め設定された期
間(期間t2)より短い場合には、Hレベルは、リール
台71bの回転により生じたHレベルであると判定す
る。このため、検出信号生成部52は、時刻T1以前で
は、ビデオテープの終始端が検出されてはいないと判定
し、検出信号521を、終始端の検出を示さないLレベ
ルに設定する。
【0038】一方、ビデオテープが終始端となったとき
には、出光窓63bからの赤外線が受光素子67bに導
かれ、リールセンス信号511は、Hレベルが続く信号
となる。つまり、リールセンス信号511は、Hレベル
が、期間t2より長く継続する信号となる。このため、
検出信号生成部52は、Hレベルの継続する期間が期間
t2を越えたとき(時刻T2)、リールセンス信号51
1におけるHレベルは、終始端を検出したことにより生
じたHレベルであると判定する。そのため、検出信号生
成部52は、時刻T2となったとき、検出信号521を
Hレベルとすることによって、終始端の検出を示す。
には、出光窓63bからの赤外線が受光素子67bに導
かれ、リールセンス信号511は、Hレベルが続く信号
となる。つまり、リールセンス信号511は、Hレベル
が、期間t2より長く継続する信号となる。このため、
検出信号生成部52は、Hレベルの継続する期間が期間
t2を越えたとき(時刻T2)、リールセンス信号51
1におけるHレベルは、終始端を検出したことにより生
じたHレベルであると判定する。そのため、検出信号生
成部52は、時刻T2となったとき、検出信号521を
Hレベルとすることによって、終始端の検出を示す。
【0039】以下に、補足的な説明を行う。期間t2
は、上記説明から明らかなように、期間t1より長い期
間であればよい。また、期間t2を長くしたときには、
長くするのに対応して、各種の誤差に対応するマージン
が増加する。しかし、一方では、期間t2を長くするの
に対応して、終始端の検出を示すタイミングが遅くな
る。このため、本実施形態では、回転変動による誤差、
その他の外乱による誤差を吸収すると共に、終始端の検
出の遅れを少なくするため、期間t2を、期間t1の
1.5倍の長さに設定している。
は、上記説明から明らかなように、期間t1より長い期
間であればよい。また、期間t2を長くしたときには、
長くするのに対応して、各種の誤差に対応するマージン
が増加する。しかし、一方では、期間t2を長くするの
に対応して、終始端の検出を示すタイミングが遅くな
る。このため、本実施形態では、回転変動による誤差、
その他の外乱による誤差を吸収すると共に、終始端の検
出の遅れを少なくするため、期間t2を、期間t1の
1.5倍の長さに設定している。
【0040】終始端の検出の遅れについて、より詳細に
説明すると、リーダー部が検出されたとき(時刻T1)
から、検出信号521をHレベルとする時刻(終始端の
検出を示す時刻)T2までには、判定のための期間t3
が不可欠である。しかし、この期間t3は、リーダー部
がどのようなタイミングで現れる場合でも、期間t2よ
り短い期間となる。つまり、期間t1の1.5倍より短
い期間となる。一方、遮光羽根72bの枚数を8枚とす
ると、期間t1は、リール台71bが(1/16)回転
する期間となる。このため、終始端検出の判定の遅れ
(期間t3)の最大値は、リール台71bが(1.5/
16)回転する期間となる。すなわち、判定の遅れ(期
間t3)は、実用的には支障のない遅れとなっている。
説明すると、リーダー部が検出されたとき(時刻T1)
から、検出信号521をHレベルとする時刻(終始端の
検出を示す時刻)T2までには、判定のための期間t3
が不可欠である。しかし、この期間t3は、リーダー部
がどのようなタイミングで現れる場合でも、期間t2よ
り短い期間となる。つまり、期間t1の1.5倍より短
い期間となる。一方、遮光羽根72bの枚数を8枚とす
ると、期間t1は、リール台71bが(1/16)回転
する期間となる。このため、終始端検出の判定の遅れ
(期間t3)の最大値は、リール台71bが(1.5/
16)回転する期間となる。すなわち、判定の遅れ(期
間t3)は、実用的には支障のない遅れとなっている。
【0041】また、期間t1は、長時間モードにおける
録画や各種の再生モード、通常モードにおける録画や各
種の再生モード、あるいは速送りや巻戻しに対応して変
化する。このため、検出信号生成部52は、期間t2
を、期間t1の変化に対応して変化させており、どのよ
うな動作状態であるときにも、期間t2を期間t1の
1.5倍としている。
録画や各種の再生モード、通常モードにおける録画や各
種の再生モード、あるいは速送りや巻戻しに対応して変
化する。このため、検出信号生成部52は、期間t2
を、期間t1の変化に対応して変化させており、どのよ
うな動作状態であるときにも、期間t2を期間t1の
1.5倍としている。
【0042】なお、本発明は上記実施形態に限定され
ず、光分配器を、光ファイバ等のように、光を散乱させ
ることなく、発光素子から放射された光を、目的とする
位置(回転指示器の近傍位置)に導光することのできる
構成要素を用いた構成とすることが可能である。また、
請求項1記載の発明については、リールセンス用導光部
を、光ファイバ等のように、光を散乱させることなく、
回転指示器を通過した光を、受光素子まで導くことので
きる構成要素を用いた構成とすることが可能である。
ず、光分配器を、光ファイバ等のように、光を散乱させ
ることなく、発光素子から放射された光を、目的とする
位置(回転指示器の近傍位置)に導光することのできる
構成要素を用いた構成とすることが可能である。また、
請求項1記載の発明については、リールセンス用導光部
を、光ファイバ等のように、光を散乱させることなく、
回転指示器を通過した光を、受光素子まで導くことので
きる構成要素を用いた構成とすることが可能である。
【0043】また、回転指示器については、通過する光
の強度を変化させる遮光羽根とした場合について説明し
たが、リール台の下面に形成された複数の光反射面等の
ように、反射する光の強度を変化させる構成とすること
が可能である。また、終始端検出装置のための発光素子
と受光素子との双方を、リール台の回転検出のための素
子と共用した構成とすることが可能である。また、ビデ
オカセットデッキに適用した場合について説明したが、
その他の装置として、例えば、ビデオカセットプレイ
ヤ、あるいはビデオカメラ等にも同様に適用することが
可能である。
の強度を変化させる遮光羽根とした場合について説明し
たが、リール台の下面に形成された複数の光反射面等の
ように、反射する光の強度を変化させる構成とすること
が可能である。また、終始端検出装置のための発光素子
と受光素子との双方を、リール台の回転検出のための素
子と共用した構成とすることが可能である。また、ビデ
オカセットデッキに適用した場合について説明したが、
その他の装置として、例えば、ビデオカセットプレイ
ヤ、あるいはビデオカメラ等にも同様に適用することが
可能である。
【0044】
【発明の効果】請求項1記載の発明に係る終始端検出装
置は、ビデオカセットに形成された入光窓に第1の発光
素子により光を放射すると共に、前記ビデオカセットに
形成された出光窓から放射される光の強度に基づいて、
ビデオテープの終始端を検出する終始端検出装置におい
て、前記出光窓から放射される光を受光する単一の受光
素子と、第2の発光素子により放射され、リール台の回
転に対応して、通過する光または反射する光の強度を変
化させる回転指示器を通過した光または前記回転指示器
により反射された光を、ビデオカセット内部を通過しな
い経路で、直接、前記受光素子に導くリールセンス用導
光部と、前記受光素子の出力を予め設定されたレベルで
スライスすることにより、リールセンス信号を生成する
比較部と、前記リールセンス信号により示される受光期
間が、予め設定された期間より長くなるときには、前記
終始端の検出を示す検出信号を生成する検出信号生成部
とを備えた構成としている。
置は、ビデオカセットに形成された入光窓に第1の発光
素子により光を放射すると共に、前記ビデオカセットに
形成された出光窓から放射される光の強度に基づいて、
ビデオテープの終始端を検出する終始端検出装置におい
て、前記出光窓から放射される光を受光する単一の受光
素子と、第2の発光素子により放射され、リール台の回
転に対応して、通過する光または反射する光の強度を変
化させる回転指示器を通過した光または前記回転指示器
により反射された光を、ビデオカセット内部を通過しな
い経路で、直接、前記受光素子に導くリールセンス用導
光部と、前記受光素子の出力を予め設定されたレベルで
スライスすることにより、リールセンス信号を生成する
比較部と、前記リールセンス信号により示される受光期
間が、予め設定された期間より長くなるときには、前記
終始端の検出を示す検出信号を生成する検出信号生成部
とを備えた構成としている。
【0045】すなわち、リール台の回転検出のための受
光素子は、終始端検出のための受光素子と兼用となる。
光素子は、終始端検出のための受光素子と兼用となる。
【0046】また、検出信号生成部により、リールセン
ス信号の示す受光期間から、リールセンス信号と終始端
の検出を示す検出信号とを分離しているので、受光素子
の使用個数を低減することが可能となっている。
ス信号の示す受光期間から、リールセンス信号と終始端
の検出を示す検出信号とを分離しているので、受光素子
の使用個数を低減することが可能となっている。
【0047】また請求項2記載の発明に係る終始端検出
装置は、上記構成に加え、前記出光窓から放射された光
を前記受光素子の受光方向に屈折する受光プリズムと、
前記リールセンス用導光部を、前記回転指示器を通過し
た光または前記回転指示器により反射された光を前記受
光素子の受光方向に屈折する導光プリズムとし、前記受
光プリズムと前記導光プリズムとを一体に形成した構成
としている。
装置は、上記構成に加え、前記出光窓から放射された光
を前記受光素子の受光方向に屈折する受光プリズムと、
前記リールセンス用導光部を、前記回転指示器を通過し
た光または前記回転指示器により反射された光を前記受
光素子の受光方向に屈折する導光プリズムとし、前記受
光プリズムと前記導光プリズムとを一体に形成した構成
としている。
【0048】すなわち、一体化された1つの部品によ
り、終始端検出のための受光経路と、リール台の回転検
出のための受光経路とが形成されるので、光経路の形成
を容易にすることが可能となっている。
り、終始端検出のための受光経路と、リール台の回転検
出のための受光経路とが形成されるので、光経路の形成
を容易にすることが可能となっている。
【0049】
【図1】本発明に係るリールセンサの一実施形態の概略
を示す断面図である。
を示す断面図である。
【図2】発光側プリズムと分配用プリズムとの詳細な形
状を示す平面図である。
状を示す平面図である。
【図3】分配用プリズムの詳細な形状を示す断面図であ
る。
る。
【図4】リールセンサの一実施形態の概略を示す平面図
である。
である。
【図5】請求項1および請求項2記載の発明に係る終始
端検出装置の一実施例の受光ブロックの概略を示す断面
図である。
端検出装置の一実施例の受光ブロックの概略を示す断面
図である。
【図6】リールセンス用導光部の詳細な形状を示す平面
図である。
図である。
【図7】受光素子の出力処理ブロックの電気的構成を示
すブロック線図である。
すブロック線図である。
【図8】実施形態の赤外線の強度変化と主要信号の変化
とを示すタイミングチャートである。
とを示すタイミングチャートである。
【図9】従来技術の概略を示す断面図である。
フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) G11B 15/08 G11B 15/093 311
Claims (2)
- 【請求項1】ビデオカセットに形成された入光窓に第1
の発光素子により光を放射すると共に、前記ビデオカセ
ットに形成された出光窓から放射される光の強度に基づ
いて、ビデオテープの終始端を検出する終始端検出装置
において、 前記出光窓から放射される光を受光する単一の受光素子
と、第2の発光素子により放射され、 リール台の回転に対応
して、通過する光または反射する光の強度を変化させる
回転指示器を通過した光または前記回転指示器により反
射された光を、ビデオカセット内部を通過しない経路
で、直接、前記受光素子に導くリールセンス用導光部
と、 前記受光素子の出力を予め設定されたレベルでスライス
することにより、リールセンス信号を生成する比較部
と、 前記リールセンス信号により示される受光期間が、予め
設定された期間より長くなるときには、前記終始端の検
出を示す検出信号を生成する検出信号生成部とを備えた
ことを特徴とする終始端検出装置。 - 【請求項2】前記出光窓から放射された光を前記受光素
子の受光方向に屈折する受光プリズムと、 前記リールセンス用導光部を、前記回転指示器を通過し
た光または前記回転指示器により反射された光を前記受
光素子の受光方向に屈折する導光プリズムとし、 前記受光プリズムと前記導光プリズムとを一体に形成し
たことを特徴とする請求項1記載の終始端検出装置。
Priority Applications (3)
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---|---|---|---|
JP08236683A JP3112252B2 (ja) | 1996-09-06 | 1996-09-06 | リールセンサおよび終始端検出装置 |
US08/924,666 US6093925A (en) | 1996-09-06 | 1997-09-05 | Reel sensor and start/finish end detecting device |
CN97120667A CN1130712C (zh) | 1996-09-06 | 1997-09-06 | 卷轴传感器及始末端检测装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP08236683A JP3112252B2 (ja) | 1996-09-06 | 1996-09-06 | リールセンサおよび終始端検出装置 |
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Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH1083594A JPH1083594A (ja) | 1998-03-31 |
JP3112252B2 true JP3112252B2 (ja) | 2000-11-27 |
Family
ID=17004236
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP08236683A Expired - Fee Related JP3112252B2 (ja) | 1996-09-06 | 1996-09-06 | リールセンサおよび終始端検出装置 |
Country Status (3)
Country | Link |
---|---|
US (1) | US6093925A (ja) |
JP (1) | JP3112252B2 (ja) |
CN (1) | CN1130712C (ja) |
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KR970017327A (ko) * | 1995-09-30 | 1997-04-30 | 배순훈 | 브이씨알의 산란 방지용 릴센서 프리즘 |
-
1996
- 1996-09-06 JP JP08236683A patent/JP3112252B2/ja not_active Expired - Fee Related
-
1997
- 1997-09-05 US US08/924,666 patent/US6093925A/en not_active Expired - Lifetime
- 1997-09-06 CN CN97120667A patent/CN1130712C/zh not_active Expired - Fee Related
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US6093925A (en) | 2000-07-25 |
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