JP3385339B2 - 建築材の塗装方法及び装置 - Google Patents

建築材の塗装方法及び装置

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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、建築構造物の内、外
装の横張り壁体および縦張り壁体を形成するに有利ない
わゆるサイディングボード(以下単に素材という)に関
し、その素材の塗装方法及び装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来から使用されているこの種素材とし
ては、特公平5−58106号公報等に記載のものがあ
る。これら素材は、一般にアルミニューム、鉄、ステン
レス材を折曲加工して、場合によっては、裏面に発砲ポ
リウレタン等の断熱材を張り合わせてあるものもあり、
長手方向の両側端には、一側にそで部を他側に結合溝を
備え、各素材のそでと結合溝を順次結合させて家屋等の
壁材として使用される。しかしながら、従来品では、素
材の表面は比較的薄い塗装が施してあり、その塗装材の
配色によって、好みの素材を選択して使用する。場合よ
っては、素材の表面に板金加工による凹凸を設けたもの
も提供されている。而してこれら素材は、建築現場にて
素材を適当に切断しながら家屋等の壁面に張り合わせて
用いられる。ところで、最近においては、建物の多様化
が進み、壁面の意匠的特徴を要求されてきて、素材にお
いても骨材を用いた塗装(砂や粒状の材料を塗装材に混
入させ立体感、高級感を与え、個性的表面を表す)を施
したものが、要求されてきた。この骨材塗装を施した素
材は、素材全面に塗装したのでは、素材間の結合部の嵌
め合わせが悪くなり、雨水の進入の原因になるので、嵌
め合わせ部には、この骨材塗装が行われないように、防
護処置を施してから骨材塗装を施さねばならない。ある
いは、建築現場にて、素材の組み立てを終えた後、骨材
塗装を行う場合もある。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】従来の素材は、上記せ
るごとく、薄く防錆塗装したものを現場で組み立てた
後、吹き付け塗装を施さねばならず、この場合は、結合
部は既に重なりあっているため、防護の必要性はないも
のの、素材の張り合わせた周りの建築物、例えば窓や柱
などを塗装剤から防護しなければならず、その手間は大
変な労力を必要とし、原価高の要因となる。更に、近隣
の建物や自動車等にまで塗装剤が飛散することも懸念さ
れ、公害の要因となっている。加えて、現場にて吹き付
け塗装を行うため、一様な吹き付け塗装を行うには、熟
練者が携わらなければならず、不便を強いられる要因と
なっている。一方、現場での塗装を行うことなく、素材
に既に骨材塗装を施したものを現場に提供し、現場で
は、単に切断するだけで、加工処理出来る素材の提供が
考えられる。この場合、上記した現場に於いて行われる
塗装にまつわる欠点は、解消出来るものの、素材の塗装
時に、各素材の結合部の骨材塗料の塗布を防護する処置
を施さねばならず、そのため従来では、結合部である素
材のそでや結合溝にテープ等を貼って防護し、しかる
後、骨材塗装を一枚一枚塗装して乾燥後、その防護用テ
ープを剥がしており、非能率であるばかりでなく、塗料
の付着したテープの処理を行わねばならず、これを単に
焼却すれば、大気汚染となり、公害をもたらす要因とな
っていた。
【0004】
【課題を解決するための手段】第一の発明にかかる建築
材の塗装方法は、素材の長手方向の一側に結合溝を、他
側にそでを有し、前記結合溝には、他の素材のぞでを結
合させる建築材において、前記建築材の第一の素材の結
合溝と、第二の素材のそでをあらかじめ結合した状態で
搬送装置に載置し、これら各素材を連続的に順次結合し
たまま塗装室に搬送し、前記搬送装置上で各素材の上面
に、その上方に位置するノズルから噴出される塗装剤を
塗布し、更に乾燥後に各素材を再び非結合にするもので
ある。
【0005】第二の発明にかかる建築材の塗装方法は、
第一の発明において、前工程にて素材に下地塗りされた
ものである。
【0006】第三の発明にかかる建築材の塗装方法は、
第一及び第二の発明において、塗装剤は、骨材を含む粒
状材料を混入したものである。
【0007】第四の発明にかかる建築材の塗装方法は、
第一乃至第三の発明において、ノズルは、素材の長手方
向に往復動されるものである。
【0008】第五の発明にかかる建築材の塗装方法は、
第一の発明乃至第四の発明において、前記ノズルは、複
数個有し、噴出角度を違えているものである。第六の発
明にかかる建築材の塗装方法では、素材は、塗装剤の塗
布後、非結合にしてさらに仕上げ剤を塗布するものであ
る。
【0009】第七の発明にかかる建築剤の塗装装置は、
素材の長手方向の一側に結合溝を、他側にそでを有し、
前記結合溝には、他の素材のそでを結合させる建築材に
おいて、前記建築材の第一の素材の結合溝と、第二の素
材のそでをあらかじめ結合した状態で搬送装置に載置す
る手段と、これら各素材を連続的に順次結合したまま塗
装室に搬送する手段と、前記搬送装置上で各素材の上面
に、その上方に位置するノズルから噴出される塗装剤を
塗布する塗装手段と、引き続いて乾燥室に移送して乾燥
後に各素材を再び非結合にする手段を有するものであ
る。
【0010】第八の発明にかかる建築材の塗装装置は、
前記第七の発明において、前記素材は、あらかじめ下地
塗りされる手段を有するものである。
【0011】第九の発明にかかる建築材の塗装装置は、
第七乃至第八の発明において、前記塗装剤は、骨材を含
む粒状材料を混入したものである。
【0012】第十の発明にかかる建築材の塗装装置は、
第七乃至第十の発明において、前記ノズルは、素材の長
手方向に往復動される手段を有するものである。
【0013】第十一の発明にかかる建築材の塗装装置
は、第七または第十の発明において、前記ノズルは、複
数個有し、噴出角度を違える手段を有するものである。
【0014】第十二の発明にかかる建築材の塗装装置
は、第七乃至第十一の発明において、前記素材は、塗装
材の塗布後、非結合にする手段と、さらに仕上げ剤を塗
布する手段を備えたものである。
【0015】
【作用】第一及び第七の発明に係る建築材の塗装方法及
び装置では、素材の結合部をのぞく表面に厚く塗られた
化粧塗装が施された建築用素材を安価に提供するため
に、搬送装置に各素材をあらかじめ結合させた状態で供
給し、塗装、乾燥後、再び結合を解いて、各素材を切り
離して出荷配送するため、建築現場では、各素材を単に
結合させて使用し、素材表面に別途吹き付け塗装を行わ
なくてもよい。また、素材の生産時に、各素材の結合部
の塗装剤からの保護のための保護テープ等の貼着の必要
もなく、能率が上がる。
【0016】また、第二及び第九の発明に係る建築材の
塗装方法及び装置では、素材の生地と前記素材の表面に
塗布される塗料のなじみを良くするものである。
【0017】第三および第十の発明に係る建築材の塗装
方法および装置では、塗装剤に骨材を含む粒状材料を混
入したものであり、素材の表面を荒く表現し得、家屋を
豪華に見せる作用をなすと共に、素材を現場で使用する
際、素材間の結合部には、かかる骨材がないため、素材
の家屋等への貼着が容易となる。
【0018】第四および第十一の発明に係る建築材の塗
装方法及び装置では、ノズルを素材の長手方向に往復動
するため、素材の搬送装置の移動速度とあいまって、一
定の厚みと模様をもって塗料を塗布することになり、一
定の品質を維持できる。また、手塗りに比べ塗布ムラガ
起こらない。
【0019】また、搬送装置の上方より素材の上面に向
かって塗布されるので、比較的重量のある骨材塗料が、
素材を竪てて塗布する場合に比し、塗料の垂れ下がりも
ない。
【0020】第五および第十二の発明に係る建築材の塗
装方法及び装置では、ノズルを複数個として、塗料の噴
出角度を変えてあるため、連続的に移行する素材の結合
部における折曲部分にも平均的に塗料を行き渡らせるこ
とが出来、また、素材の表面にある模様等の凹凸部分に
おいても均等に塗布することが出来る。
【0021】第六および第十二の発明に係る建築材の塗
装方法及び装置では、骨材を含む塗装を施した後、各素
材の結合を解いて、仕上剤を塗布するため、骨材塗料の
強固なものとし、環境の変化に耐えるものとすることが
できる。
【0022】
【実施例】以下、この発明の実施例を図について説明す
る。図3及び4において、1は、建築用壁材として利用
される素材にして、例えば、アルミニューム、鉄、ステ
ンレス板等の金属板を折曲加工して形成され、長手方向
の一側に結合溝2を、他側にそで3をそれぞれ有し、裏
面には、必要により発泡ポリウレタン4が充填され、そ
の外面をアルミニューム箔5を貼着して化粧してなるも
ので、前記せる素材1をそで3と、他の素材11の結合
溝22と嵌合わせて、以下順に結合して使用するいわゆ
るサイディングボードである。素材1には、舌片6があ
って、その上部に貼られる素材1と重ねられる。また、
この素材1には、その表面に適宜の表面処理が施されて
いる。必要によって、カラー塗装が施される。素材表面
には、凹凸模様(図示せず)が設けられている。
【0023】図1は、本発明の建築材の塗装方法及び装
置を示すもので、一定速度で搬送される例えばコンベア
ベルトよりなる搬送装置7を有し、この搬送装置7上
に、前記素材1、11が、そのそで3と結合溝2とを順
次結合して載置される。而して、搬送装置7によって各
素材1、11は、連続して塗装室20に送り込まれる。
【0024】この塗装室20には、搬送装置7上に配置
され、素材に向かっている塗装用のノズル21があり、
ノズル21は、複数個あって、素材1の長手方向に、即
ち搬送装置7の移動方向と直角方向にて往復移動させら
れている。あるノズル21は、真下に向かい、今一つの
ノズル211、212は、少し傾いて取り付けられてい
る。
【0025】22、221、222は、各ノズル21、
211、212に塗料を送り込むためのポンプを示して
いる。23、231、232は、塗料を移送するための
可撓性の材料から出来た導管である。
【0026】この塗装室20では、搬送装置7上に載置
された各素材に、ノズル21から、塗料が、吹き付け塗
装される。この時、塗料は、各素材1、11の結合部で
あるそで3や結合溝2には、互いの結合によって塗料
が、侵入しないように防護される。傾斜して取り付けら
れているノズル211、212から噴射する塗料は、こ
の結合部に少し廻り込んで吹き付けられ、さらに、素材
1の表面にある凹凸模様に対しても全表面に一様に塗装
される。この時吹き付けられる塗料は、砂や粒状のプラ
スチック材あるいはこれらに相当する骨材を含む骨材塗
料が使用される。
【0027】また、素材1の上方に位置するノズル2
1、211、212から噴射される塗料は、その粘度を
弱めても、素材に塗られた塗料が素材上で流れず、生産
速度を上げることが、可能になる。
【0028】次に、塗装室20より搬送された素材1、
11は、乾燥室23に移送され、熱風によって素材1、
11の表面を乾燥させ、塗料を硬化させる。この乾燥室
23から搬送送出された素材1、11は、それぞれその
結合部を分離し、仕上げ塗装を施して市場に配送され
る。この仕上げ塗装によって、骨材塗料を保護するとと
もにより強固に素材に密着せしめる。
【0029】本発明の建築材の塗装方法及び装置では、
この乾燥室での乾燥工程において、素材1、11の裏面
に重点した発泡ポリウレタン等の断熱材を高温から保護
するために、乾燥風の温度を比較的に低く設定して、風
量を増やして乾燥時間を短縮している。24は、送風フ
アンを示す。熱源は図示していない。
【0030】図2は、本発明の建築材の塗装方法及び装
置の工程図を示し、第一工程では、各素材1、11をば
らばらで搬入し、下塗り塗装を施す。これは、次工程で
の塗料と生地との密着性を上げるために行われる。塗料
の種類は5色程度切り替え出来る。第二工程では、その
下塗り塗装の乾燥である。続いて第三工程では、各素材
を結合部で結合させて、骨材塗装を行うもので、塗装室
内にある素材は、全体で一枚のもののような状態で搬送
される。この場合、前記せるごとく、結合部には、骨材
塗装が施されずに素材全体を一様に塗装する。骨材は、
数種に切り替えられる。第四工程は、骨材塗装の乾燥工
程で、前の第二工程の場合より長い時間を掛けて乾燥さ
れる。この第四の工程の後、素材は、それぞれ結合部を
切り離し、再び第五工程で仕上げの上塗り塗装を行う。
この仕上げ塗装にて耐候性と耐汚染性を上げ、また骨材
のはがれる作用を防止するもので、ほぼ透明の塗料であ
る。第六工程にて、乾燥を行い、仕上げ剤を硬化させ
る。各素材は、この乾燥後梱包されて出荷される。前記
工程で、第一工程では、塗料の種類は、数種切り替えら
れ、また、第三工程でも、数種の骨材が切り替えられる
が、第五工程では、仕上げ剤は、特定のものが使用され
る。
【0031】
【他の実施例】図5は、本発明の他の実施例を示し、搬
送装置7が、素材に対してあまり巾広くできない場合に
有効である。即ち、搬送装置7の移動方向にあわせて、
各素材1、11を長手方向に並べた場合であり、素材は、
搬送装置の巾方向に、数枚がそれぞれ結合状態で並べら
れる。この組み合わせられた素材の組を連続的に流すこ
とで、各素材は、それらの各結合部分に、塗料が当たら
ないようにして、初期の目的は、達成される。しかし、
この場合は、搬送装置の端に位置する素材に対しては、
そのそで3の部分、又は結合溝2に被服処置をする必要
が生じる。この点で、先の実施例に対して、欠陥を有す
るも、各素材毎にその結合部分を被服するものに比して
充分効果を発揮することが出来る。この被服処理は、塗
装室内に塗料が非塗装部分に浸透しないようにするため
の固定のカバー(図示せず)を設けるとか、端部に位置
する素材のそであるいは結合溝部を被服して搬送し、後
で剥がすとうの手段が講じられねばならない。
【0032】
【発明の効果】以上のように、この発明によれば、素材
の長手方向の一側に結合溝を、他側にそでを有し、前記
結合溝には、他の素材のぞでを結合させる建築材におい
て、前記建築材の第一の素材の結合溝と、第二の素材の
そでをあらかじめ結合した状態で搬送装置に載置し、こ
れら各素材を連続的に順次結合したまま塗装室に搬送
し、前記搬送装置上で各素材の上面に、その上方に位置
するノズルから噴出される塗装剤を塗布し、更に乾燥後
に各素材を再び非結合にするものであるから、素材の表
面への比較的厚塗りの塗装を施すときに、各素材間の結
合部には塗料が入っていない素材を安価に製造すること
が出来、従来のように素材を家屋等に貼着してから骨材
塗料を吹き付け塗装する不便と、塗装部分以外の家屋や
近隣の自動車等への飛散する塗料の防護に多大の労力を
注がねばならない不都合を解消することが出来る。更
に、骨材塗装を施した素材を工場生産しておく場合に、
各素材の結合部にいちいち骨材塗料が及ばないよう防護
処置を施す手当ても必要なく、その防護のための保護テ
ープ等の後処理の必要もなく、生産効率を高め、経済的
効果大なるものである。加えて、素材は、平坦な搬送装
置上で塗装されるので、比較的比重の高い骨材塗料等の
厚塗りに対して、塗料がたれる等の不具合もなく高品質
が保たれ、生産性を向上することが出来る。また、第二
および第八の請求項の発明によれば、骨材塗料の塗布の
前にあらかじめ下塗り塗装を行い、素材の生地と骨材塗
料の順応性を高め、生地に塗料が強力に着く効果を有す
る。第三および第九の発明では、骨材を塗料に含ませた
いわゆる骨材塗料を用いているため、素材の表面に凹凸
の多い意匠的効果を表すことが出来る上に、骨材の種類
や配合量を適宜注文に応じて容易に対応することが出
来、搬送装置の移動速度とノズルの移動速度及び塗料の
供給速度を可変にして、安定した品質の素材を大量に短
時間に供給することが出来る。
【0033】第四および第十の発明では、塗料を噴出さ
せるノズルの移動方向を、コンベアの移動方向とほぼ直
角な、彼塗装材の素材の長手方向にしているため、各素
材の表面を一様に安定的に塗料を塗布することが出来、
塗りムラや、塗り不足の部分が生じることを防止するこ
とが出来る。また、ノズルからの塗料の供給速度や、ノ
ズルの移動速度をかえることで、希望どおりの厚みに骨
材塗料を塗布することも容易となる。更にまた、ノズル
から供給する塗料を切り替えることにより、市場の要求
に素早く対応することも出来、産業上の効果大なるもの
である。第五および第十一の発明によれば、ノズルを複
数個にして、それらの塗料の噴射角度を違えておくこと
により、主ノズルからの塗料の塗布料の補正ができるば
かりでなく、各素材の結合部部分の生地の折曲部や表面
の凹凸模様がある場合にも一様に塗布する事が出来る。
【0034】第六および第十二の発明によれば、骨材塗
料を塗布した後、各素材の結合を解いてから、各素材を
仕上げ塗装することにより、骨材塗装の剥げ落ちるのを
防止するのみならず、素材の光沢を増し加えることが出
来、この仕上げ塗装をするために、骨材塗装を行う際の
骨材塗料の粘度を下げて行う事が出来、塗料の導管やノ
ズル内の流通性を上げることにより、生産効率の工場に
寄与することが出来る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例による建築材の塗装方法及び
装置を示す斜面図である。
【図2】本発明の建築材の塗装方法及び装置の塗装工程
を示す流れ図である。
【図3】本発明の建築材である素材の一部断面斜視図で
ある。
【図4】本発明の建築材の塗装方法及び装置を示す一部
欠載斜面図であり、素材間の結合状態を示す図である。
【図5】本発明の他の実施例である建築材の塗装方法及
び装置を示す一部欠載斜面図であり、搬送装置に載置さ
れる素材間の結合状態を示す図である。
【符号の説明】
1、11・・・・・・・素材 2、22・・・・・・・結合溝 3・・・・・・・・・・そで 4・・・・・・・・・・発泡ポリウレタン 5・・・・・・・・・・アルミニューム箔 6・・・・・・・・・・舌片 7・・・・・・・・・・搬送装置 20・・・・・・・・・塗装室 21、211、212・ノズル 22、221、222・ポンプ 23、231、232・導管 24・・・・・・・・・フアン
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) B05B 12/00 - 13/06 B05D 1/02 B05D 7/00

Claims (12)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 素材の長手方向の一側に結合溝を、他側
    にそでを有し、前記結合溝には、他の素材のそでを結合
    させる建築材において、前記建築材の第一の素材の結合
    溝と、第二の素材のそでをあらかじめ結合した状態で搬
    送装置に載置し、これら各素材を連続的に順次結合した
    まま塗装室に搬送し、前記搬送装置上で各素材の上面
    に、その上方に位置するノズルから噴出される塗装剤を
    塗布し、更に乾燥後に各素材を再び非結合にすることを
    特徴とする建築材の塗装方法。
  2. 【請求項2】 前記素材は、前工程にてあらかじめ下地
    塗りされていることを特徴とする請求項1の建築材の塗
    装方法。
  3. 【請求項3】 前記塗装剤は、骨材を含む粒状材料を混
    入したものであることを特徴とする請求項1乃至2の建
    築材の塗装方法。
  4. 【請求項4】 前記ノズルは、素材の長手方向に往復動
    されることを特徴とする請求項1乃至3の建築材の塗装
    方法。
  5. 【請求項5】 前記ノズルは、複数個有し、噴出角度を
    違えていることを特徴とする請求項4の建築材の塗装方
    法。
  6. 【請求項6】 前記素材は、塗装材の塗布後、非結合に
    してさらに仕上げ剤を塗布することを特徴とする請求項
    1乃至5の建築材の塗装方法。
  7. 【請求項7】 素材の長手方向の一側に結合溝を、他側
    にそでを有し、前記結合溝には、他の素材のそでを結合
    させる建築材において、前記建築材の第一の素材の結合
    溝と、第二の素材のそでをあらかじめ結合した状態で搬
    送装置に載置する手段と、これら各素材を連続的に順次
    結合したまま塗装室に搬送する手段と、前記搬送装置上
    で各素材の上面に、その上方に位置するノズルから噴出
    される塗装剤を塗布する塗装手段と、引き続いて乾燥室
    に移送して乾燥後に各素材を再び非結合にする手段を有
    することを特徴とする建築材の塗装装置。
  8. 【請求項8】 前記素材は、あらかじめ下地塗りされて
    いることを特徴とする請求項7の建築材の塗装装置。
  9. 【請求項9】 前記塗装剤は、骨材を含む粒状材料を混
    入したものであることを特徴とする請求項7乃至8の建
    築材の塗装装置。
  10. 【請求項10】 前記ノズルは、素材の長手方向に往復
    動されることを特徴とする請求項7乃至10の建築材の
    塗装装置。
  11. 【請求項11】 前記ノズルは、複数個有し、噴出角度
    を違えていることを特徴とする請求項7または10の建
    築材の塗装装置。
  12. 【請求項12】 前記素材は、塗装材の塗布後、非結合
    にする手段と、さらに仕上げ剤を塗布する手段を備えた
    ことを特徴とする請求項7乃至11の建築材の塗装装
    置。
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