JP3384131B2 - 侵入監視装置 - Google Patents

侵入監視装置

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JP3384131B2
JP3384131B2 JP20350894A JP20350894A JP3384131B2 JP 3384131 B2 JP3384131 B2 JP 3384131B2 JP 20350894 A JP20350894 A JP 20350894A JP 20350894 A JP20350894 A JP 20350894A JP 3384131 B2 JP3384131 B2 JP 3384131B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、広大な敷地、建物に
よる死角の大きい敷地または無人の敷地に対して、その
敷地の全ての領域への侵入物の検知が可能なように複数
のセンサを設置し、このセンサの検知動作に対応してこ
のセンサの検知領域を監視手段で監視するとともに、こ
の監視情報をモニタに出力する侵入監視装置に関するも
のである。
【0002】
【従来の技術】図7は従来の侵入監視装置の機器構成を
示すブロック図であり、図において、1は各々が有する
監視範囲内において、侵入者を検知すると検知信号Si
(iはセンサの号機に対応し、本従来例では1〜6の整
数)を出力する複数(例えば、本従来例では6台として
説明する)のセンサ、2はこれら6台のセンサの各々に
1対1に対応し、その対応したセンサ1の設定された監
視範囲を撮像し、その撮像した映像をカメラ映像信号V
i(iはカメラの号機に対応し、本従来例では1〜6の
整数)として出力するカメラ、3は上記6台のセンサ1
から検知信号Siを入力することにより、その検知信号
Siを出力したセンサに対応するカメラ2のi号機を選
択し、そのカメラ2のi号機の監視方向をセンサ1のi
号機に対応する監視範囲に向け撮像することにより監視
を行うよう制御する監視装置、4はマニュアルで操作者
自身がカメラ2の操作を行いたい時にカメラ2の操作制
御を行う操作器、5はカメラ2からのカメラ映像信号V
iを入力するとともに、監視装置3からの制御信号に基
づいてモニタ6にモニタ表示映像信号Eとして表示する
映像切替部である。
【0003】監視装置3の構成を詳細に説明すると、監
視装置3は、センサ1からの検知信号Siを入力するこ
とにより、i号機のセンサ1からの検知信号Siである
ことを判別し、そのセンサ1の号機番号である検知セン
サ番号信号Aiを出力する警報処理部31と、この警報
処理部31からの検知センサ番号信号Aiを入力するこ
とにより、その侵入者を検知したi号機のセンサ1の監
視範囲に対応するi号機のカメラ2に対して監視を行う
ようカメラ制御信号Ciを出力して、必要があるならば
カメラ2の撮像位置を変更させ、監視範囲を撮像し、
メラi号機からのカメラ映像信号Viをモニタ6に出力
するように映像切替部5に指示するモニタ映像切替信号
Bを出力するカメラ制御部32と、操作器4からの操作
者自身によりカメラ2をマニュアル操作すべく出力され
る操作信号Cを入力し、その操作信号Cに基づいてカメ
ラ制御部32に対しカメラ位置操作信号Dを出力する操
作制御部33とから構成される。
【0004】図8は上記従来例の場合の監視配置構成図
であり、例えばセンサの台数を6台とし、そのセンサに
それぞれ1対1に対応したカメラを6台配置しており、
図9の対応表に示すようにセンサ1号機〜6号機の各々
に対しカメラ1号機〜6号機のそれぞれが対応してい
る。図8および図9によれば、センサ1号機〜6号機の
各々が有する監視範囲が各々R1、R2、R3、R4、
R5、R6であり、またセンサ1号機が侵入者を検知し
た時にその侵入者を撮像するためのカメラが1号機であ
る。同様にセンサ2号機・・・6号機には各々カメラ2
号機・・・6号機が対応している。図10は侵入監視装
置の動作を示すフローチャートである。
【0005】次に動作について説明する。まず、通常状
態(いずれのセンサ1も侵入者を検知していない状態)
では、監視装置3内のカメラ制御部32の制御に基づき
カメラ2の1号機から6号機はそれぞれ監視範囲R1〜
R6を撮像し、6台のカメラ2からそれぞれ映像切替部
5にカメラ映像信号Viを出力する。映像切替部5で
は、カメラ2から入力されたカメラ映像信号Viを、カ
メラ制御部32からのモニタ映像切替信号Bに基づき周
期的に選択し、モニタ6にモニタ映像信号Eとして出力
する。モニタ6では、受け取ったモニタ映像信号Eを映
像として出力する。
【0006】また通常状態において、設定されたR1〜
R6の監視範囲以外を撮像したい時には、操作者自身が
マニュアルで操作器4を操作することにより、その操作
者の操作に対応した操作信号Cが操作器4より出力され
て、監視装置3内の操作制御部33に入力される。操作
制御部33内では、操作信号Cに応じたカメラの操作
を行うカメラ位置操作信号Dをカメラ制御部32に対し
て出力し、このカメラ位置操作信号Dに基づいたカメラ
2の移動制御をカメラ制御信号Ciによりカメラ2に対
して出力し、カメラ2の向きを移動させ任意の位置を撮
像することが可能である。
【0007】次に監視状態において、センサ1が侵入者
を検知した場合を図10のフローチャートを用いて説明
する。ステップST1で侵入者が監視領域内に侵入し、
センサ1により検知されると、センサ1は検知信号Si
を監視装置3に対して出力し、i号機のセンサ1により
侵入者を検知したことを送信する。監視装置3では、ス
テップST2としてセンサ1のi号機からの検知信号S
iを監視装置3内の警報処理部31が入力し、i号機の
センサ1からの出力であることを判別し、検知センサ番
号信号Aiとして何号機のセンサ1が侵入者を検知した
のであるかをカメラ制御部32に出力する。カメラ制御
部32では、ステップST3として検知センサ番号信号
Aiに基づくセンサ1の号機番号から、図9に示される
対応表に基づいて、侵入者が検知された領域をどのカメ
ラ2の号機により撮像を行うかを決定し、その決定され
たカメラ2に対して侵入者が検知された領域へと向けさ
せるようカメラ制御信号Ciを出力する。i号機のカメ
ラ2は、ステップST3で出力されたカメラ制御信号C
iに基づき、ステップST4で侵入者が検知された領域
へとカメラ2の焦点を必要があるならば移動させ、領域
内を撮像し、その映像をカメラ映像信号Viとして映像
切替部5に出力する。その後、カメラ制御部32では、
カメラ2に対してカメラ制御信号Ciを出力するのと同
時に、ステップST5として映像切替部5に対してモニ
タ映像切替信号Bを出力し、映像切替部5に対して侵入
者が検知された領域を撮像するカメラ2の映像を選択さ
せ、その撮像した映像をモニタ表示映像信号Eとしてモ
ニタ6に出力する。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】上記のような従来の侵
入監視装置では、センサ1とカメラ2の対応が1対1対
応となっていたため、もし侵入者を検知した領域に対応
するカメラが故障等で使用できない場合には上記センサ
1に対応した監視範囲は撮像することができないという
問題点があった。また、カメラ2が操作器4により操作
者自身により操作されて、センサ1に対応するカメラ2
が撮像するべき領域外を撮像している際に、そのセンサ
1が侵入者を検知した場合、センサ1が侵入者を検知し
た領域にカメラ2を向けるまでは侵入者を撮像できない
ため、その間にタイムラグが発生してしまい、侵入者を
撮像できない場合が発生するといった別の問題点があっ
た。さらに、この侵入監視装置において、カメラ2の台
数が増加した場合には、センサ1に対して1対1に対応
するそれぞれのカメラ2の一台一台を制御するカメラ制
御信号Ciを出力するカメラ制御部32の負荷が増大
し、1台ごとのカメラ制御を行うための処理が増大する
ので、処理速度が遅くなってしまう場合があった。
【0009】この発明は、上述のような課題を解決する
ためになされたもので、第1の目的は、監視領域内に侵
入者を検出した場合は、確実にその侵入者を監視するこ
とができる侵入監視装置を得るものである。また、第2
の目的は、制御手段にかかる監視カメラを制御するため
の負荷を低減し、処理速度を向上させ、大きな侵入監視
システムにも対応できる侵入監視装置を得るものであ
る。さらに、第3の目的は、監視領域内に侵入者を検出
した場合に、その侵入者を監視するまでの時間を短縮す
る侵入監視装置を得るものである。
【0010】
【0011】
【課題を解決するための手段】この発明に係る侵入監視
装置は、複 数の監視範囲毎にそれぞれ対応して設けら
れ、各監視範囲内の異常を検知し、異常信号を出力する
複数の検知手段と、上記複数の監視範囲の少なくとも2
箇所を撮像可能となるように予め設定し、その撮像した
映像情報をモニタに表示する複数の監視カメラと、これ
ら複数の監視カメラのうちの少なくとも1つに異常が発
生し、割当てられた監視範囲内の撮像が不可能となった
場合、それを検出する撮像不可検出手段と、この撮像不
可検出手段により撮像が不可能になった監視カメラが検
出され、かつ上記検知手段により異常信号が発せられた
場合、上記撮像不能監視カメラが担う監視範囲を撮像す
るべく、この監視範囲を撮像可能な監視カメラのなかか
ら監視カメラを決定し、動作させる制御手段と、を備え
た侵入監視装置であって、上記制御手段は、各々別個に
設けられたプリセット制御手段及び決定手段からなり、
上記プリセット制御手段は、対応する監視カメラそれぞ
れの監視動作情報及び撮像不可検出手段の情報を記憶
し、かつ割当てられた監視カメラの監視範囲への制御を
行い、上記決定手段は、異常信号が発せられた監視範囲
を撮像するべく、該監視範囲を撮像可能な監視カメラの
なかから、異常を検知した監視範囲を撮像すべき監視カ
メラを決定するようにしたものである。
【0012】さらに、複数の監視範囲毎にそれぞれ対応
して設けられ、各監視範囲内の異常を検知し、異常信号
を出力する複数の検知手段と、上記複数の監視範囲の少
なくとも2箇所を撮像可能となるように予め設定し、そ
の撮像した映像情報をモニタに表示する複数の監視カメ
ラと、これら複数の監視カメラのうちの少なくとも1つ
に異常が発生し、割当てられた監視範囲内の撮像が不可
能となった場合、それを検出する撮像不可検出手段と、
この撮像不可検出手段により撮像が不可能になった監視
カメラが検出され、かつ上記検知手段により異常信号が
発せられた場合、上記撮像不能監視カメラが担う監視範
囲を撮像するべく、この監視範囲を撮像可能な監視カメ
ラのなかから監視カメラを決定し、動作させる制御手段
と、を備えた侵入監視装置であって、上記制御手段によ
り、異常を検知した監視範囲を撮像すべき監視カメラを
決定する際に、異常を検知した監視範囲と現在の監視範
囲との位置関係に基づいて、異常を検知した監視範囲を
最も早く撮像することが可能な監視カメラを選択決定す
るようにしたものである。
【0013】さらにまた、複数の監視範囲毎にそれぞれ
対応して設けられ、各監視範囲内の異常を検知し、異常
信号を出力する複数の検知手段と、上記複数の監視範囲
の少なくとも2箇所を撮像可能となるように予め設定
し、その撮像した映像情報をモニタに表示する複数の監
視カメラと、これら複数の監視カメラのうちの少なくと
も1つに異常が発生し、割当てられた監視範囲内の撮像
が不可能となった場合、それを検出する撮像不可検出手
段と、この撮像不可検出手段により撮像が不可能になっ
た監視カメラが検出され、かつ上記検知手段により異常
信号が発せられた場合、上記撮像不能監視カメラが担う
監視範囲を撮像するべく、この監視範囲を撮像可能な監
視カメラのなかから監視カメラを決定し、動作させる制
御手段と、を備えた侵入監視装置であって、上記制御手
段により異常信号を検知した監視範囲を撮像すべき監視
カメラを決定する際少なくとも異常検知から決定までの
期間中異常信号を検知した監視範囲を監視可能な監視手
段全てを予め異常信号を検知した監視方向に移動させる
ようにしたものである。
【0014】
【作用】上記のように構成された侵入監視装置において
は、割当てられた監視範囲内の異常を検知すると異常信
号を出力する検知手段に対応し、夫々が少なくとも2箇
所の監視範囲を撮像可能となるように割当てられた監視
カメラにより、割当てられた監視範囲内を撮像不可能と
なった監視カメラが担うべき監視範囲を別の監視カメラ
により撮像すべくバックアップを行わせる。
【0015】また、対応する監視カメラ夫々の監視動作
情報及び撮像不可検出手段の情報を記憶し、かつ割当て
られた監視カメラの監視範囲への制御を行うプリセット
制御手段と、異常信号が発せられた監視範囲を撮像する
ために監視カメラを決定する際に、監視範囲を撮像可能
な監視カメラ全てのなかから、異常を検知した監視範囲
を撮像すべき監視カメラを決定する決定手段とを分離し
て、侵入監視装置の制御を行う。
【0016】さらに、制御手段により監視カメラを選択
する際に、異常を検知した検知手段に対応する監視範囲
を最も早く監視することができる監視カメラを選択す
る。
【0017】さらにまた、検知手段により異常信号を検
出すると、決定手段により監視範囲を監視する監視カメ
ラを選択決定する以前に、その異常を検知した検知手段
に対応する監視範囲を監視可能な監視カメラを全て選択
し、プリセット制御手段によりそれぞれの監視カメラが
異常検知の監視範囲を監視するべく、上記監視カメラが
監視することができる監視領域を移動させる。
【0018】
【実施例】
実施例1.図1はこの発明の一実施例である侵入監視装
置を示す全体構成図である。図において、4〜6、3
1、33は上記従来例と同一のものであり、その説明は
省略する。1は複数の監視範囲毎にそれぞれ対応して設
けられ、各監視範囲内の異常を検知し、異常信号Siを
出力する複数(本実施例では6台)の検知手段であるセ
ンサ、2は複数の監視範囲の4箇所を撮像可能となるよ
うに予め設定し、その撮像した映像情報をカメラ映像信
号Viとして出力するカメラ、3aは上記6台のセンサ
1から検知信号Siを入力することにより、その検知信
号Siを出力したセンサ1に対応するカメラ2の号機を
選択し、そのカメラを制御するためにカメラ操作指示信
号Fiを出力する監視装置、7は6台のカメラ2の各々
別個に1対1に対応して設けられ、そのカメラ2が撮像
すべき4箇所の監視範囲が登録されてあり、監視装置3
aからのカメラ操作指示信号Fiを入力することにより
前記登録してある複数の監視範囲のいずれかの方向にカ
メラ制御信号Ciを用いて移動させるとともに、その制
御しているカメラの監視動作状態(カメラの現在撮像向
き、故障の状態、監視撮像中等の動作状態)を記憶し、
その状態をカメラ状態信号Giとして監視装置3aに出
力するプリセットコントローラ、8は上記6台のカメラ
2のうちの少なくとも1つに異常が発生し、割当てられ
た監視範囲内の撮像が不可能となった場合、それを検出
し、プリセットコントローラに7にカメラ異常信号Hi
を出力する撮像不可検出手段である異常検出部である。
【0019】監視装置3aの構成を詳細に説明すると、
その監視装置3aは、従来例の監視装置3で説明した警
報処理部31と、この警報処理部31からの検知センサ
番号信号Aiを入力するとともに、プリセットコントロ
ーラ7よりカメラ2の状態を表わすカメラ状態信号Gi
を入力することにより、その侵入者を検知したセンサ1
に対応する領域をどのカメラ2で撮像するかを選択し、
選択したカメラ2の制御を行うカメラ動作指示信号Fi
をプリセットコントローラ7に対し出力すると同時に、
その選択したカメラ2のカメラ映像信号Viをモニタ6
に出力させるように映像切替部5に指示するモニタ映像
切替信号Bを出力するカメラ制御部32aと、操作制御
部33とから構成されている。
【0020】図2は本実施例の場合の監視配置構成図で
あり、例えばセンサ1の台数を6台とした例を示してお
り、1号機のセンサ1に対応する通常監視は1号機のカ
メラ2により行い、監視領域R1を監視している。同様
に2号機のセンサ1に対応する通常監視は2号機のカメ
ラ2により行い領域R2を監視している。3〜6号機の
センサ1に対しても同様である。図3は本実施例におけ
るセンサ1の1〜6号機に対応する領域R1〜R6を撮
像可能なカメラ2の状態を示した撮像可能カメラ対応図
であり、図において、カメラ1号機が撮像可能な領域は
“まる”および“二重まる”の記号で記されているセン
サ1の1号機、2号機、5号機、6号機に対応する領域
であるR1、R2、R5、R6である。ここで、“ま
る”はその領域を撮像することが可能であることを示
し、“二重まる”は通常の監視において、常にその領域
を撮像していることを示している。−はそのカメラ1で
は対応する領域を撮像することができないことを示して
いる。
【0021】図4は本実施例の場合の監視配置構成のと
きに、プリセットコントローラ7により監視装置3aが
入力する各々のプリセットコントローラ7に対応したカ
メラ2の監視方向、監視動作状態、故障の有無等を示す
カメラ状態信号Giにより得られるカメラ状態図であ
り、図において、例えば、カメラの1号機は現在監視
領域R6を撮像しているが、モニタには出力する監視
動作中ではなく、かつ故障中でもないことを示してい
る。また同様にカメラの6号機については、現在監視
領域R5を撮像し、モニタに撮像した映像を出力する
監視動作中であることを示している。カメラの3号機
は、異常検出部8からのカメラ異常信号H3 に基づき、
故障中であることを示している。ここで、図3との関係
上、領域R3を通常監視するべきカメラの3号機が故
障しているので、センサ1の3号機が侵入者を検知した
場合には、2号機、4号機、5号機のカメラにより領
域R3を撮像する。図5及び図6はカメラ制御部32a
内で実行されるセンサ検知による監視範囲を撮像するカ
メラの選択手段を示すフローチャートである。
【0022】次に動作について説明する。まず、通常状
態(いずれのセンサ1も侵入者を検知していない状態)
において、異常検出部8からのカメラ異常信号Hiに基
づくプリセットコントローラ7からのカメラ状態信号G
iに基づき、カメラ2に故障等が発生していなければ、
従来例と同様に、カメラ制御部32aの制御に基づきカ
メラ2の1号機から6号機はそれぞれ通常監視範囲R1
〜R6を撮像し、映像切替部5にカメラ映像信号Viを
出力する。映像切替部5ではカメラ制御部32aにより
同時に入力されたモニタ映像切替信号Bに基づき、周期
的にカメラ映像信号Viを選択し、選択したカメラ映像
信号Viをモニタ6にモニタ映像信号Eとして出力し、
モニタ6に撮像した映像を表示させる。
【0023】監視状態において、センサ1が侵入者を検
知し、その侵入者を検知したセンサ1の監視範囲を通常
監視行うべきカメラ2が故障していた場合を図5及び図
6のフローチャートをもちいて説明する。ステップST
10で侵入者が監視領域内に侵入し、センサ1により検
知されると、センサ1は検知信号Siを監視装置3aに
対して出力し、i号機のセンサ1により侵入者を検知し
たことを送信する。監視装置3aでは、ステップST1
1としてセンサ1のi号機からの検知信号Siを監視装
置3a内の警報処理部31が入力し、i号機のセンサ1
が侵入者を検知したことを判別し、検知センサ番号信号
Aiとしてi号機のセンサ1が侵入者を検知したことを
カメラ制御部32aに出力する。カメラ制御部32aで
はステップST12として、まず選択対象となる複数の
カメラの中で最も早く監視範囲まで移動できるカメラの
移動時間を格納する比較移動時間テーブルT1、この比
較移動テーブルT1に格納されている移動時間で移動で
きるカメラ番号を格納するカメラ番号テーブルKをクリ
アし、ステップST13に移行する。
【0024】ステップ13では、以降のステップにおい
て6台のカメラ2それぞれが侵入者を検知した領域が撮
像できるか否かの判断を行うためのカメラ号機の設定と
しての、検索すべきカメラ番号の設定を行いステップS
T14に移行する。ステップST14では、まずステッ
プST13により設定されたカメラ2の1号機につい
て、図3の撮像可能カメラ対応表の内容が記載されてい
るテーブルを検索し、テーブル参照の結果ステップST
13で設定されたカメラ2の1号機が撮像可能であれ
ば、ステップST15に移行し、そうでなければステッ
プST26に移行する。ステップST15では、図4の
カメラ状態表の内容が記載されているテーブルを検索
し、ステップST13で設定されたカメラ2の1号機が
監視動作中であれば侵入者を検知した領域を撮像するこ
とは不可能であるので、ステップST26に移行し、そ
うでなければステップST16に移行する。ステップS
T16ではステップST15と同じ図4のカメラ状態表
のテーブルを検索し、ステップST13で設定されたカ
メラ2の1号機が故障中であればステップST15と同
様に侵入者を検知した領域を撮像することは不可能であ
るので、ステップST26に移行し、そうでなければス
テップST17に移行する。ステップST17では設定
されたカメラが現在操作者によって操作されているかを
判定し、操作されている時には同様にステップST26
に移行し、そうでなければステップST18に移行す
る。
【0025】ステップST17までのステップで、侵入
者を検知した領域を撮像可能なカメラ2を選択できた
が、この選択されたカメラ2を監視範囲の方向に向かせ
るためには、上下方向および左右方向にカメラ2を移動
させなければならない。そこで、ステップST18で
は、カメラ2が侵入者を検知した領域を撮像するために
カメラ2の上下方向へ向きを移動させるのに必要となる
移動時間を計算して、カメラ制御部32a内のメモリに
格納して、ステップST19に移行する。その後、ステ
ップST19では、同様にカメラ2が侵入者を検知した
領域を撮像するためにカメラ2の左右方向へ向きを移動
させるために必要となる移動所要時間を計算して、カメ
ラ制御部32a内のメモリに格納して、ステップST2
0に移行する。カメラ2の侵入者を検知した領域への移
動は、上下左右同時にカメラが移動するので、カメラ2
の撮像領域への移動所要時間は、上下方向の移動時間
か、または左右の移動時間かのどちらか長い時間を要す
る移動時間を考慮すれば良く、この判断をするためにス
テップST20では、上記ステップST18とステップ
ST19によって計算し、カメラ制御部32a内のメモ
リに格納していた、上下方向の移動時間と左右方向の移
動時間を比較し、上下方向の移動時間が長かった時はス
テップST21に移行して、移動時間テーブルTに、左
右の移動時間に比べて長い時間を要するカメラの上下方
向の移動時間を入力し、そうでない場合はステップST
22に移行して、移動時間テーブルTに、上下の移動時
間に比べて長い時間を要するカメラの左右方向の移動所
要時間を入力する。ステップST21及びステップST
22により移動時間テーブルTにカメラ2の移動所要時
間を入力格納した後に、ステップST23に移行する。
【0026】ステップST23では比較移動時間テーブ
ルT1内にカメラ移動時間データが格納されているか判
別し、格納されている時はステップST24に移行し、
そうでなければ、比較移動時間テーブルT1にカメラ2
の移動所要時間データを入力するためにステップST2
5に移行する。ステップST24では比較移動時間テー
ブルT1内のカメラ移動時間データと上記ステップST
18〜22で算出し、格納した移動時間テーブルT内の
カメラ2の移動所要時間データを比較し、比較移動時間
テーブルT1のカメラ移動時間データの方が長かった時
はステップST25に移行し、そうでない時にはステッ
プST26に移行する。ステップST25では、比較移
動時間テーブルT1に移動時間テーブルT内のカメラ2
の移動所要時間データを格納すると共に、その時に設定
されていたカメラ番号をカメラ番号テーブルKに格納
し、ステップST26に移行する。ステップST26で
は次に検索すべきカメラが存在するか判断し、存在する
時にはステップST13に移行することでそのカメラ番
号の再設定を行い、上記処理と同様にステップST13
〜25の処理を行い、比較移動時間テーブルT1に最小
となるカメラ2の移動所要時間データを保存し、かつ、
そのカメラ2の号機番号をカメラ番号テーブルKに保存
する。そして、検索すべきカメラ2がなくなった時には
ステップST27に移行する。
【0027】ステップST27では上記ステップST1
2〜26の処理において、カメラ番号テーブルKにカメ
ラ番号が設定されているか否かにより、監視範囲を撮像
すべきカメラ2が選択されたか判別する。カメラ番号テ
ーブルKにカメラ番号が設定されている時は、監視範囲
を撮像すべきカメラ2が選択されたと判別し、選択され
ている時にはステップST42に移行し、カメラ検索の
処理を終了するが、カメラ番号テーブルKにカメラ番号
が設定されておらず、Kの値がクリアのままの時は、監
視範囲を撮像すべきカメラ2が選択されていないことを
示すので、その時はステップST28以降に移行して、
カメラ2を選択する。
【0028】ステップST28では、ステップST13
と同様に再度検索すべきカメラ番号の設定を行う。これ
はステップST27において、撮像すべきカメラが存在
しない時は後取り優先という考えにより現在監視動作中
のカメラの中で監視が可能なカメラを選択するためであ
り、設定したらステップST29に移行する。ステップ
ST29ではステップST14と同様に図3の撮像可能
カメラ対応表の内容が記載されているテーブルを検索
し、ステップST28で設定されたカメラ2が撮像可能
であればステップST30に移行し、そうでなけらばス
テップST39に移行する。ステップST30ではステ
ップST15と同様に図4のカメラ状態表の内容が記載
されているテーブルを検索し、ステップST29で設定
されたカメラ2が監視動作中であればステップST31
に移行し、そうでなければステップST39に移行す
る。
【0029】ステップST31〜38の処理は上記ステ
ップST18〜25と全く同様の処理であり、説明は省
略する。ステップST31〜38の処理を終了するとス
テップST39に移行し、次に検索すべき監視動作中の
カメラ2が存在するか判断し、存在する時にはステップ
ST28に移行することでそのカメラ番号の再設定を行
い、上記処理と同様にステップST29〜38の処理を
行い、検索すべきカメラが存在しなくなった時にはステ
ップST40に移行する。次に、ステップST40では
カメラ番号テーブルKにカメラ番号が格納されているか
判断し、格納されている時にはステップST42に移行
し、そうでない時にはステップST41に移行する。ス
テップST41では、以上の処理の結果から監視範囲を
撮像すべきカメラは存在しないとみなしてアラームを出
力し、処理を終了する。またステップST42では、ス
テップST25またはステップST38でカメラ番号テ
ーブルKに格納したカメラ番号に対応したプリセットコ
ントローラ7に対しカメラ動作指示信号Fiを出力し、
そのカメラを監視範囲の方向へ移動させるように指示を
行う。それと同時に、映像切り替え部5に対しモニタ映
像切り替え信号Bを出力することにより、映像切り替え
部5は監視範囲を撮像するカメラ2の映像を選択して、
その映像をモニタ表示映像信号Eとしてモニタ6に出力
する。
【0030】なお、図5及び図6のフローチャートにお
いて、必要に応じてステップST14〜17、ステップ
ST29等の内容を変更し、選択するカメラの選択条件
等を変更しても、本発明は何らこれに縛られるものでは
ない。また、ステップST41においてアラームを出力
する代わりに、カメラ制御部32aをリセットすること
により動作の再設定を行っても良いし、またステップS
T10に戻るようにして無限ループ処理を行っても構わ
ない。さらに、上記実施例1ではプリセットコントロー
ラ7を使用して侵入監視装置システムを構成したが、比
較的小規模で従来例におけるカメラ制御部3a内でカメ
ラの移動処理が十分可能な場合はプリセットコントロー
ラ7を使用する必要はなく、このプリセットコントロー
ラ7の機能を監視装置3a内に含ませても処理速度等に
は問題が生じない。ここで、実施例1においてはセンサ
数とカメラ数が一致する構成としたが、本発明はこれに
縛られるものではなく、設置する侵入監視装置のスペッ
クによってはカメラ数を削減することも可能となるた
め、削減したカメラ数の分だけコストを低減させること
ができる。しかしこのようなカメラ数を削減した場合で
は、カメラ2に異常が発生していようがいまいが、最初
から上述した図5及び図6の処理を行う必要がある。さ
らに、設置する侵入監視装置の設定条件によって最初か
ら、後から撮像した映像を優先的にモニタに出力すると
いう考え方の後取り優先にするとしてステップST15
およびステップST28〜40を削除し、ステップST
27で監視範囲を撮像すべきカメラ2が選択されていな
い場合、ステップST41に移行するような処理に変更
しても構わない。
【0031】以上のように構成された侵入監視装置シス
テムにおいては、センサ1が有する監視範囲を撮像可能
なカメラ2を複数台有することにより、その複数のカメ
ラ2の中でいくつかのカメラ2が故障等で使用できなく
ても別のカメラ2で監視範囲を撮像することができるの
で信頼性が向上する。また、上記ステップST13〜2
5までの選択手段において侵入者を検知した領域である
監視範囲を撮像すべきカメラ2が存在しなかった時に
は、後取り優先として現在監視作動中のカメラ2の中か
ら選択することにより、より確実に侵入者を撮像するこ
とが可能となる。さらに、上記複数のカメラ2の中の1
台を選択する時に、最も早く監視範囲の方向に向けるこ
とができるカメラ2を選択使用すれば、侵入者を撮像開
始するまでの時間を短くすることができ、より確実に侵
入者を撮像することができる。さらにまた、複数のカメ
ラ2の各々にプリセットコントローラ7を設け、カメラ
2の方向に対する移動処理をカメラ2ごとに分散化させ
ることにより、大規模なシステムとなりカメラ台数が増
加しても処理速度は変化しないようになる。
【0032】実施例2. なお、上記実施例1では撮像すべき監視範囲に対し、上
記選択手段によりカメラ2を選択した後に、その選択し
たカメラ2を監視方向に移動させているが、図5のステ
ップST17とステップST18の間、またはステップ
ST30とステップST31の間において、選択された
カメラ2を予め監視範囲の方向へ移動するようにプリセ
ットコントローラ7にカメラ動作指示信号Fiを出力し
ておけば、ステップST42において選択されたカメラ
2の映像をモニタ6に出力させるように指示するモニタ
映像切り替え信号Bを出力するだけで、ステップST1
8〜26またはステップST31〜39の処理で選択さ
れたカメラ2が監視動作状態になるため、侵入者に対し
撮像開始するまでの時間をより短くすることができ、よ
り確実に侵入者を撮像することが可能となる。また、こ
のような時に、各々のカメラ2を通常状態の監視範囲に
戻す時において、操作器4からの一括指令ができるよう
にしておけば、プリセットコントローラ7を使用するこ
とによって一斉に戻すことができる。
【0033】
【発明の効果】この発明は、以上説明したように構成さ
れているので、以下に示すような効果を奏する。監視カ
メラのうち割当てられた監視範囲内を撮像不可能となっ
た場合、その監視カメラが担う監視範囲を撮像するべく
予め少なくとも2箇所の監視範囲を撮像可能となるよう
に設定しておいた他の監視カメラにより異常を検知した
監視範囲を撮像するので、必ず侵入者を検知した監視範
囲を監視可能な監視カメラが選択され、監視することが
できる。そのため、監視カメラの故障等により、いくつ
かの監視カメラが使用できなくでも、別の監視カメラで
監視範囲を監視することができ、信頼性が向上する。
【0034】また、上記効果に加え、対応する監視カメ
ラそれぞれの監視動作情報及び撮像不可検出手段の情報
を記憶し、かつ割当てられた監視カメラの監視範囲への
制御を行うプリセット制御手段及び異常信号が発せられ
た監視範囲を撮像するべく、該監視範囲を撮像可能な監
視カメラのなかから、異常を検知した監視範囲を撮像す
べき監視カメラを決定する決定手段とを分散化できるの
で、制御手段にかかる負荷を軽減し、処理速度が向上さ
れ、監視カメラの台数が増加したりする大規模な監視シ
ステムにも対応でき、侵入監視装置としてのシステムの
自由度が向上する。
【0035】さらにまた、選択手段により異常を検知し
た監視範囲を撮像すべき監視カメラを選択する際に、異
常を検知した監視範囲と現在の監視範囲との位置関係に
基づいて、異常を検知した監視範囲を最も早く撮像する
ことが可能な監視カメラを選択決定するようにしたの
で、侵入者を検知した監視範囲の監視開始までの時間を
短くすることができ、より確実に侵入者を監視すること
ができる。
【0036】また、決定手段により異常を検知した監視
範囲を監視すべき監視カメラを決定する際少なくとも異
常検知から決定までの期間中、異常信号を検知した監視
範囲を監視可能な監視カメラ全てを予め異常信号を検知
した監視範囲方向へ移動させるので、監視カメラを決定
された後の決定された監視カメラの監視範囲までの移動
時間を短縮できる。そのため、侵入者を検知した監視範
囲の監視開始までの時間を短くすることができ、より確
実に侵入者を監視することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の一実施例を示す全体構成図であ
る。
【図2】 本発明の一実施例における監視配置構成図
である。
【図3】 本発明の一実施例における撮像可能カメラ
対応図である。
【図4】 本発明の一実施例におけるカメラ状態図で
ある。
【図5】 本発明の一実施例における動作フローチャ
ートである。
【図6】 本発明の一実施例における動作フローチャ
ートである。
【図7】 従来例における全体構成図である。
【図8】 従来例における監視配置構成図である。
【図9】 従来例における撮像可能カメラ対応図であ
る。
【図10】 従来例における動作フローチャートであ
る。
【符号の説明】
1 センサ 2 カメラ 3a 監視装置 5 映像切替部 6 モニタ 7 プリセットコ
ントローラ 8 異常検出部 32a カメラ制御部

Claims (3)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 複数の監視範囲毎にそれぞれ対応して設
    けられ、各監視範囲内の異常を検知し、異常信号を出力
    する複数の検知手段と、上記複数の監視範囲の少なくと
    も2箇所を撮像可能となるように予め設定し、その撮像
    した映像情報をモニタに表示する複数の監視カメラと、
    これら複数の監視カメラのうちの少なくとも1つに異常
    が発生し、割当てられた監視範囲内の撮像が不可能とな
    った場合、それを検出する撮像不可検出手段と、この撮
    像不可検出手段により撮像が不可能になった監視カメラ
    が検出され、かつ上記検知手段により異常信号が発せら
    れた場合、上記撮像不能監視カメラが担う監視範囲を撮
    像するべく、この監視範囲を撮像可能な監視カメラのな
    かから監視カメラを決定し、動作させる制御手段と、を
    備えた侵入監視装置であって、 上記制御手段は、各々別個に設けられたプリセット制御
    手段及び決定手段からなり、上記プリセット制御手段
    は、対応する監視カメラそれぞれの監視動作情報及び撮
    像不可検出手段の情報を記憶し、かつ割当てられた監視
    カメラの監視範囲への制御を行い、上記決定手段は、異
    常信号が発せられた監視範囲を撮像するべく該監視範囲
    を撮像可能な監視カメラのなかから、異常を検知した監
    視範囲を撮像すべき監視カメラを決定することを特徴と
    する侵入監視装置。
  2. 【請求項2】 複数の監視範囲毎にそれぞれ対応して設
    けられ、各監視範囲内の異常を検知し、異常信号を出力
    する複数の検知手段と、上記複数の監視範囲の少なくと
    も2箇所を撮像可能となるように予め設定し、その撮像
    した映像情報をモニタに表示する複数の監視カメラと、
    これら複数の監視カメラのうちの少なくとも1つに異常
    が発生し、割当てられた監視範囲内の撮像が不可能とな
    った場合、それを検出する撮像不可検出手段と、この撮
    像不可検出手段により撮像が不可能になった監視カメラ
    が検出され、かつ上記検知手段により異常信号が発せら
    れた場合、上記撮像不能監視カメラが担う監視範囲を撮
    像するべく、この監視範囲を撮像可能な監視カメラのな
    かから監視カメラを決定し、動作させる制御手段と、を
    備えた侵入監視装置であって、 上記制御手段により、異常を検知した監視範囲を撮像す
    べき監視カメラを決定する際に、異常を検知した監視範
    囲と現在の監視範囲との位置関係に基づいて、異常を検
    知した監視範囲を最も早く撮像することが可能な監視カ
    メラを選択決定することを特徴とする侵入監視装置。
  3. 【請求項3】 複数の監視範囲毎にそれぞれ対応して設
    けられ、各監視範囲内の異常を検知し、異常信号を出力
    する複数の検知手段と、上記複数の監視範囲の少なくと
    も2箇所を撮像可能となるように予め設定し、その撮像
    した映像情報をモニタに表示する複数の監視カメラと、
    これら複数の監視カメラのうちの少なくとも1つに異常
    が発生し、割当てられた監視範囲内の撮像が不可能とな
    った場合、それを検出する撮像不可検出手段と、この撮
    像不可検出手段により撮像が不可能になった監視カメラ
    が検出され、かつ上記検知手段により異常信号が発せら
    れた場合、上記撮像不能監視カメラが担う監視範囲を撮
    像するべく、この監視範囲を撮像可能な監視カメラのな
    かから監視カメラを決定し、動作させる制御手段と、を
    備えた侵入監視装置であって、 上記制御手段により異常信号を検知した監視範囲を撮像
    すべき監視カメラを決定する際少なくとも異常検知から
    決定までの期間中異常信号を検知した監視範囲を監視可
    能な監視カメラ全てを予め異常信号を検知した監視方向
    に移動させることを特徴とする侵入監視装置。
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