JPH11275558A - 異常監視カメラ装置 - Google Patents
異常監視カメラ装置Info
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- JPH11275558A JPH11275558A JP6982998A JP6982998A JPH11275558A JP H11275558 A JPH11275558 A JP H11275558A JP 6982998 A JP6982998 A JP 6982998A JP 6982998 A JP6982998 A JP 6982998A JP H11275558 A JPH11275558 A JP H11275558A
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- Japan
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- image data
- image
- camera
- abnormality monitoring
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- Closed-Circuit Television Systems (AREA)
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Abstract
(57)【要約】
【課題】カメラ部で撮像した画像データより異常画区を
検出し、該画区部を拡大撮像する異常監視カメラ装置の
提供を目的とする。 【解決手段】カメラ部1のズームレンズ2や旋回装置3
などを駆動するカメラ駆動機構と、ディジタル画像信号
を記憶する画像データメモリ20と、カメラ部1からの
映像信号をディジタル画像データに変換して画像データ
メモリ20に記憶入力すると共に該画像データメモリ2
0より該画像データを所定の形式で読出出力する画像信
号処理手段10と、画像データメモリ20に記憶された
画像データに複数の画区を設定し、異常現象が発生して
いる画区を検出する異常画区検出手段30と、カメラ駆
動機構を制御するカメラ制御手段50とを有する異常監
視制御部4とで構成する。
検出し、該画区部を拡大撮像する異常監視カメラ装置の
提供を目的とする。 【解決手段】カメラ部1のズームレンズ2や旋回装置3
などを駆動するカメラ駆動機構と、ディジタル画像信号
を記憶する画像データメモリ20と、カメラ部1からの
映像信号をディジタル画像データに変換して画像データ
メモリ20に記憶入力すると共に該画像データメモリ2
0より該画像データを所定の形式で読出出力する画像信
号処理手段10と、画像データメモリ20に記憶された
画像データに複数の画区を設定し、異常現象が発生して
いる画区を検出する異常画区検出手段30と、カメラ駆
動機構を制御するカメラ制御手段50とを有する異常監
視制御部4とで構成する。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】監視対象物を撮像した複数画
区の画像データより異常発生画区を検出し、該画区部を
拡大撮像する異常監視カメラ装置に関わる。
区の画像データより異常発生画区を検出し、該画区部を
拡大撮像する異常監視カメラ装置に関わる。
【0002】
【従来の技術】従来の技術によるカメラ映像より異常画
区を検出する監視装置は、入力映像信号を複数の画区に
分け、各画区の平均レベルなどを検出し、予め記憶させ
てある閾値と比較演算して異常画区を検出していた。さ
らに異常区画が検出されると警報が出力画像に重畳され
るなどが行われている。監視カメラは広範囲を撮像して
いるため、細部は大まかなにしか表示されない。監視対
象部に異常が発生した時など該当画区部の詳細画像を見
る場合、監視担当者はズームレンズを手動でズームアッ
プするなどして対応している。しかしながら、記録機器
に録画された画像を後から分析する様な場合には、リア
ルタイムで監視している場合と異なり、該当画区部の詳
細画像を見ることが出来ないと言う問題点がある。異常
が発生した時に、該当画区部の詳細画像を自動的に撮像
できる監視カメラ装置が求められている。
区を検出する監視装置は、入力映像信号を複数の画区に
分け、各画区の平均レベルなどを検出し、予め記憶させ
てある閾値と比較演算して異常画区を検出していた。さ
らに異常区画が検出されると警報が出力画像に重畳され
るなどが行われている。監視カメラは広範囲を撮像して
いるため、細部は大まかなにしか表示されない。監視対
象部に異常が発生した時など該当画区部の詳細画像を見
る場合、監視担当者はズームレンズを手動でズームアッ
プするなどして対応している。しかしながら、記録機器
に録画された画像を後から分析する様な場合には、リア
ルタイムで監視している場合と異なり、該当画区部の詳
細画像を見ることが出来ないと言う問題点がある。異常
が発生した時に、該当画区部の詳細画像を自動的に撮像
できる監視カメラ装置が求められている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】上記問題点に鑑み、本
発明はカメラ部で撮像した画像データより異常画区を検
出し、該画区部を拡大撮像する異常監視カメラ装置の提
供を目的とする。
発明はカメラ部で撮像した画像データより異常画区を検
出し、該画区部を拡大撮像する異常監視カメラ装置の提
供を目的とする。
【0004】
【課題を解決するための手段】監視対象をズームレンズ
や旋回装置などを有するカメラ部で撮像し、モニタに表
示出力する監視カメラ装置において、監視対象を撮像す
るカメラ部と、カメラ部のズーム駆動部や旋回駆動部な
どのカメラ駆動機構と、ディジタル画像信号を記憶する
画像データメモリと、前記カメラ部からの映像信号をデ
ィジタル画像データに変換して画像データメモリに記憶
入力すると共に該画像データメモリより該画像データを
所定の形式で読出出力する画像信号処理手段と、画像デ
ータメモリに記憶された画像データに複数の画区を設定
し、異常現象が発生している画区を検出する異常画区検
出手段と、カメラ駆動機構を制御するカメラ制御手段と
を有する異常監視制御部とで構成する。
や旋回装置などを有するカメラ部で撮像し、モニタに表
示出力する監視カメラ装置において、監視対象を撮像す
るカメラ部と、カメラ部のズーム駆動部や旋回駆動部な
どのカメラ駆動機構と、ディジタル画像信号を記憶する
画像データメモリと、前記カメラ部からの映像信号をデ
ィジタル画像データに変換して画像データメモリに記憶
入力すると共に該画像データメモリより該画像データを
所定の形式で読出出力する画像信号処理手段と、画像デ
ータメモリに記憶された画像データに複数の画区を設定
し、異常現象が発生している画区を検出する異常画区検
出手段と、カメラ駆動機構を制御するカメラ制御手段と
を有する異常監視制御部とで構成する。
【0005】さらに、異常監視制御部を、カメラ部から
の映像信号をディジタル画像データに変換するA/D
と、ディジタル画像データを記憶する画像データメモリ
と、画像データメモリより画像データ読出す画像データ
読出部と、画像データ読出部が読出す画区を設定制御す
る読出画区制御部と、異常検出のための複数の画区を設
定出力する画区設定部と、画区設定部が設定した画区デ
ータに基づいて画区画像データ読出す画区画像データ読
出部と、画区画像データより画区レベルなどの画区デー
タを演算出力する画像演算部と、画区毎の画区データを
記憶させる画区データメモリと、画区データメモリより
読出した過去の画区データと最新の画区データとの比較
演算データを演算出力する比較演算部と、異常判定する
閾値を予め記憶させてある閾値メモリと、比較演算デー
タが閾値を越えているかを判定する閾値判断部と、閾値
判断部が閾値を越えていると判断した異常画区データを
記憶する異常画区メモリと、異常画区メモリの異常画区
データに基づいてカメラ駆動機構を制御するカメラ制御
手段とで構成する。
の映像信号をディジタル画像データに変換するA/D
と、ディジタル画像データを記憶する画像データメモリ
と、画像データメモリより画像データ読出す画像データ
読出部と、画像データ読出部が読出す画区を設定制御す
る読出画区制御部と、異常検出のための複数の画区を設
定出力する画区設定部と、画区設定部が設定した画区デ
ータに基づいて画区画像データ読出す画区画像データ読
出部と、画区画像データより画区レベルなどの画区デー
タを演算出力する画像演算部と、画区毎の画区データを
記憶させる画区データメモリと、画区データメモリより
読出した過去の画区データと最新の画区データとの比較
演算データを演算出力する比較演算部と、異常判定する
閾値を予め記憶させてある閾値メモリと、比較演算デー
タが閾値を越えているかを判定する閾値判断部と、閾値
判断部が閾値を越えていると判断した異常画区データを
記憶する異常画区メモリと、異常画区メモリの異常画区
データに基づいてカメラ駆動機構を制御するカメラ制御
手段とで構成する。
【0006】さらに、カメラ部を複数台の構成とし、異
常監視制御部に、複数のカメラ部よりの画像データと画
像データメモリより読出した画像データとを合成出力す
る画像合成部と、異常画区データに基づいて画像合成部
の画像合成を制御する合成制御部とを追加設置する。
常監視制御部に、複数のカメラ部よりの画像データと画
像データメモリより読出した画像データとを合成出力す
る画像合成部と、異常画区データに基づいて画像合成部
の画像合成を制御する合成制御部とを追加設置する。
【0007】さらに、画像データを記録再生する外部記
録機器と、異常画区データに基づいて該外部記録機器を
制御する記録機器制御部とを追加設置する。
録機器と、異常画区データに基づいて該外部記録機器を
制御する記録機器制御部とを追加設置する。
【0008】さらに、異常監視制御部に、外部通信回線
に異常画区の画像データを通信手段により外部機器に通
信出力する通信制御部を追加設置する。
に異常画区の画像データを通信手段により外部機器に通
信出力する通信制御部を追加設置する。
【0009】さらに、カメラ部の撮像素子を高解像度型
の撮像素子とし、出力画像データは画像データメモリに
記憶された画像データの一部もしくは圧縮した画像デー
タとする。
の撮像素子とし、出力画像データは画像データメモリに
記憶された画像データの一部もしくは圧縮した画像デー
タとする。
【0010】さらに、画像データメモリを、1フレーム
もしくは2フィールド以上のデータ容量を有するVRA
Mとする、フラッシュメモリなどで構成する1フレーム
もしくは2フィールド以上のデータ容量を有する半導体
カードとする、HDDなどの磁気記録手段とする、MO
などの光磁気記録手段とする、もしくは、MINI−D
ISKとする。
もしくは2フィールド以上のデータ容量を有するVRA
Mとする、フラッシュメモリなどで構成する1フレーム
もしくは2フィールド以上のデータ容量を有する半導体
カードとする、HDDなどの磁気記録手段とする、MO
などの光磁気記録手段とする、もしくは、MINI−D
ISKとする。
【0011】さらに、カメラ制御手段を、カメラ部のズ
ーム駆動部を駆動制御するズーム制御部とし、異常画区
メモリよりの異常画区データに基づいて異常画区部をズ
ームアップ制御する。
ーム駆動部を駆動制御するズーム制御部とし、異常画区
メモリよりの異常画区データに基づいて異常画区部をズ
ームアップ制御する。
【0012】さらに、カメラ制御手段を、カメラ部の旋
回駆動装置の旋回駆動部を駆動制御する旋回制御部と
し、異常画区メモリよりの異常画区データに基づいて,
異常画区部を出力画像の中央部になるよう旋回制御す
る.
回駆動装置の旋回駆動部を駆動制御する旋回制御部と
し、異常画区メモリよりの異常画区データに基づいて,
異常画区部を出力画像の中央部になるよう旋回制御す
る.
【0013】さらに,カメラ制御手段に、複数のカメラ
部のカメラ駆動機構に駆動制御信号を送出するカメラ制
御I/F部と、該当カメラ部を指定しカメラIDデータ
を生成制御するカメラ選択制御部とを追加設置する。
部のカメラ駆動機構に駆動制御信号を送出するカメラ制
御I/F部と、該当カメラ部を指定しカメラIDデータ
を生成制御するカメラ選択制御部とを追加設置する。
【0014】さらに、画像演算部の画像演算関数を、画
区毎の画像データの平均値を演算出力する平均値演算関
数とする、画区毎の画像データのピーク値を演算出力す
るピーク値演算関数とする、画区毎の画像データの色デ
ータ値を演算出力する色演算関数とする、もしくは、画
区毎の画像データの動きデータ値を演算出力する動き演
算関数とする。
区毎の画像データの平均値を演算出力する平均値演算関
数とする、画区毎の画像データのピーク値を演算出力す
るピーク値演算関数とする、画区毎の画像データの色デ
ータ値を演算出力する色演算関数とする、もしくは、画
区毎の画像データの動きデータ値を演算出力する動き演
算関数とする。
【0015】さらに、異常監視制御部を前記カメラ部に
内蔵させる。
内蔵させる。
【0016】さらに、通信制御部を、LANなどの構内
通信回線を用いて、画像データを他機器に伝送するLA
N制御手段とする、微弱電波を用いた微弱電波無線伝送
手段とする、もしくは、赤外線波を用いた赤外線光伝送
手段とする。
通信回線を用いて、画像データを他機器に伝送するLA
N制御手段とする、微弱電波を用いた微弱電波無線伝送
手段とする、もしくは、赤外線波を用いた赤外線光伝送
手段とする。
【0017】さらに、外部記録機器を、HDDなどの磁
気ディスク記録手段とする、MOなどの光磁気ディスク
記録手段とする、DVD−RAMなどの光ディスク記録
手段とする、もしくは、CD−RWなどの光ディスク記
録手段とする。
気ディスク記録手段とする、MOなどの光磁気ディスク
記録手段とする、DVD−RAMなどの光ディスク記録
手段とする、もしくは、CD−RWなどの光ディスク記
録手段とする。
【0018】
【発明の実施の形態】図1は本発明による異常監視カメ
ラ装置の一実施例の概略構成図、図2は本発明による異
常検出制御部の実施例の要部ブロック図である。図1を
用いて実施例の装置の概略動作を説明する。実施例の装
置は、監視対象を撮像するカメラ部1、カメラ部のズー
ムレンズや旋回装置などを駆動するカメラ駆動機構、デ
ィジタル画像信号を記憶する画像データメモリ20、カ
メラ部1からの映像信号をディジタル画像データに変換
して該画像データメモリ20に記憶入力すると共に該画
像データメモリ20より画像データを所定の形式で読出
し出力する画像信号処理手段10、画像データメモリ2
0に記憶された画像データに複数の画区を設定し、異常
現象が発生している画区を検出する異常画区検出手段3
0、カメラ駆動機構を制御するカメラ制御手段等を有す
る異常監視制御部4、出力画像データを表示出力するモ
ニタ5、および、出力画像データを記録する外部記録機
器6などで構成される。
ラ装置の一実施例の概略構成図、図2は本発明による異
常検出制御部の実施例の要部ブロック図である。図1を
用いて実施例の装置の概略動作を説明する。実施例の装
置は、監視対象を撮像するカメラ部1、カメラ部のズー
ムレンズや旋回装置などを駆動するカメラ駆動機構、デ
ィジタル画像信号を記憶する画像データメモリ20、カ
メラ部1からの映像信号をディジタル画像データに変換
して該画像データメモリ20に記憶入力すると共に該画
像データメモリ20より画像データを所定の形式で読出
し出力する画像信号処理手段10、画像データメモリ2
0に記憶された画像データに複数の画区を設定し、異常
現象が発生している画区を検出する異常画区検出手段3
0、カメラ駆動機構を制御するカメラ制御手段等を有す
る異常監視制御部4、出力画像データを表示出力するモ
ニタ5、および、出力画像データを記録する外部記録機
器6などで構成される。
【0019】監視対象物もしくは場所はズームレンズや
旋回装置などを有するカメラ部1で撮像され、映像信号
として出力される。該映像信号は画像信号処理手段10
でディジタル画像データに変換され、画像データメモリ
20に記憶入力される。画像信号処理手段10は、画像
データメモリ20に記憶に記憶された画像データを逐次
読出し、モニタ5に表示出力すると共に外部記録機器6
にも供給し記録される。
旋回装置などを有するカメラ部1で撮像され、映像信号
として出力される。該映像信号は画像信号処理手段10
でディジタル画像データに変換され、画像データメモリ
20に記憶入力される。画像信号処理手段10は、画像
データメモリ20に記憶に記憶された画像データを逐次
読出し、モニタ5に表示出力すると共に外部記録機器6
にも供給し記録される。
【0020】一方、異常画区検出手段30は、画像デー
タメモリ20に記憶された画像データに複数の画区を設
定し、画区毎に読出し平均レベルなどの画区データを演
算出力し、一時記憶する。さらに、一時記憶した画区デ
ータと最新の画区データとを比較演算し比較演算データ
を出力する。該比較演算データは予め設定された異常判
断の閾値を越えるかの比較演算が行われ、越えた場合は
異常画区データが出力される。カメラ制御手段50は、
該異常画区データに基づきズームレンズや旋回装置など
を駆動するカメラ駆動機構を駆動制御して、該当異常画
区部の拡大表示や画像中央部への移動などの制御を行
う。この結果、モニタ5および外部記録機器6に出力さ
れる画像データは、異常区画部を中央にした拡大画像の
データとなる。拡大画像の範囲は、異常画区の広がり、
もしくは、予め設定された拡大率に基づいて設定され
る。カメラ制御手段50は、異常状態が解消されると一
定時間後、カメラ駆動機構の駆動制御を異常画区処理か
ら通常設定処理に戻す。
タメモリ20に記憶された画像データに複数の画区を設
定し、画区毎に読出し平均レベルなどの画区データを演
算出力し、一時記憶する。さらに、一時記憶した画区デ
ータと最新の画区データとを比較演算し比較演算データ
を出力する。該比較演算データは予め設定された異常判
断の閾値を越えるかの比較演算が行われ、越えた場合は
異常画区データが出力される。カメラ制御手段50は、
該異常画区データに基づきズームレンズや旋回装置など
を駆動するカメラ駆動機構を駆動制御して、該当異常画
区部の拡大表示や画像中央部への移動などの制御を行
う。この結果、モニタ5および外部記録機器6に出力さ
れる画像データは、異常区画部を中央にした拡大画像の
データとなる。拡大画像の範囲は、異常画区の広がり、
もしくは、予め設定された拡大率に基づいて設定され
る。カメラ制御手段50は、異常状態が解消されると一
定時間後、カメラ駆動機構の駆動制御を異常画区処理か
ら通常設定処理に戻す。
【0021】図2を用いて、異常監視制御部4の詳細動
作を説明する。異常監視制御部4は、カメラ部1からの
映像信号をディジタル画像データに変換するA/D1
1、ディジタル画像データを記憶する画像データメモリ
20、画像データメモリ20より画像データ読出す画像
データ読出部14、画像データ読出部14が読出す画区
を設定制御する読出画区制御部15、異常検出のための
複数の画区を設定出力する画区設定部31、画区設定部
31が設定した画区データに基づいて画区画像データ読
出す画区画像データ読出部32、画区画像データより画
区レベルなどの画区データを演算出力する画像演算部3
3、画区毎の画区データを記憶させる画区データメモリ
34、画区データメモリ34より読出した過去の画区デ
ータと最新の画区データとの比較演算データを演算出力
する比較演算部35、異常判定する閾値を予め記憶させ
てある閾値メモリ37、比較演算データが閾値を越えて
いるかを判定する閾値判断部36、閾値判断部が閾値を
越えていると判断した異常画区データを記憶する異常画
区メモリ38、異常画区メモリ38の異常画区データに
基づいてズーム駆動部2を駆動制御するズーム制御部5
1、旋回駆動装置3の旋回駆動部3を駆動制御する旋回
制御部52などで基本構成されている。
作を説明する。異常監視制御部4は、カメラ部1からの
映像信号をディジタル画像データに変換するA/D1
1、ディジタル画像データを記憶する画像データメモリ
20、画像データメモリ20より画像データ読出す画像
データ読出部14、画像データ読出部14が読出す画区
を設定制御する読出画区制御部15、異常検出のための
複数の画区を設定出力する画区設定部31、画区設定部
31が設定した画区データに基づいて画区画像データ読
出す画区画像データ読出部32、画区画像データより画
区レベルなどの画区データを演算出力する画像演算部3
3、画区毎の画区データを記憶させる画区データメモリ
34、画区データメモリ34より読出した過去の画区デ
ータと最新の画区データとの比較演算データを演算出力
する比較演算部35、異常判定する閾値を予め記憶させ
てある閾値メモリ37、比較演算データが閾値を越えて
いるかを判定する閾値判断部36、閾値判断部が閾値を
越えていると判断した異常画区データを記憶する異常画
区メモリ38、異常画区メモリ38の異常画区データに
基づいてズーム駆動部2を駆動制御するズーム制御部5
1、旋回駆動装置3の旋回駆動部3を駆動制御する旋回
制御部52などで基本構成されている。
【0022】さらに、複数のカメラ部1A、1B、複数
のA/D11A、11B、複数のカメラ部1A、1Bよ
りの画像データと画像データメモリ20より読出した画
像データとを合成出力する画像合成部12、異常画区デ
ータに基づいて画像合成部12の画像合成を制御する合
成制御部13、外部通信回線に異常画区の画像データを
通信手段により外部機器に通信出力する通信制御部6
0、異常画区データに基づいて外部記録機器6を制御す
る記録機器制御部70などが追加設置されている。
のA/D11A、11B、複数のカメラ部1A、1Bよ
りの画像データと画像データメモリ20より読出した画
像データとを合成出力する画像合成部12、異常画区デ
ータに基づいて画像合成部12の画像合成を制御する合
成制御部13、外部通信回線に異常画区の画像データを
通信手段により外部機器に通信出力する通信制御部6
0、異常画区データに基づいて外部記録機器6を制御す
る記録機器制御部70などが追加設置されている。
【0023】信号の流れに沿って、詳細動作を説明す
る。カメラ部1より入力された映像信号は、A/D11
でディジタル画像データに変換され、画像データメモリ
20に記憶入力される。異常画区が画面上で離れた位置
に発生した場合に異常画区の拡大撮像を分担して行う目
的で、二台のカメラ部1A、1Bが追加設置され、これ
に対応して二個のA/D11A、11Bが追加設置され
ている。画像データメモリ20に記憶された画像データ
は、画像データ読出部14により読出され、画像合成部
12に入力される。画像合成部12は、画像データ読出
部14により読出され画像データと追加設置したカメラ
部1A、1Bよりの画像データとを、画面分割や順次切
替などの方法で画面合成し、モニタ5、および、HDD
などの磁気ディスク記録手段、MOなどの光磁気ディス
ク記録手段、DVD−RAMなどの光ディスク記録手
段、もしくは、CD−RWなどの光ディスク記録手段な
どの外部機器に、合成画像データを出力する。
る。カメラ部1より入力された映像信号は、A/D11
でディジタル画像データに変換され、画像データメモリ
20に記憶入力される。異常画区が画面上で離れた位置
に発生した場合に異常画区の拡大撮像を分担して行う目
的で、二台のカメラ部1A、1Bが追加設置され、これ
に対応して二個のA/D11A、11Bが追加設置され
ている。画像データメモリ20に記憶された画像データ
は、画像データ読出部14により読出され、画像合成部
12に入力される。画像合成部12は、画像データ読出
部14により読出され画像データと追加設置したカメラ
部1A、1Bよりの画像データとを、画面分割や順次切
替などの方法で画面合成し、モニタ5、および、HDD
などの磁気ディスク記録手段、MOなどの光磁気ディス
ク記録手段、DVD−RAMなどの光ディスク記録手
段、もしくは、CD−RWなどの光ディスク記録手段な
どの外部機器に、合成画像データを出力する。
【0024】さらに、LANなどの構内通信回線を用い
て画像データを他機器に伝送するLAN制御手段、微弱
電波を用いた微弱電波無線伝送手段、もしくは、赤外線
波を用いた赤外線光伝送手段などの通信制御部60を経
由して、外部通信回線に接続され、異常画区の画像デー
タを図示していない外部機器に通信出力する。
て画像データを他機器に伝送するLAN制御手段、微弱
電波を用いた微弱電波無線伝送手段、もしくは、赤外線
波を用いた赤外線光伝送手段などの通信制御部60を経
由して、外部通信回線に接続され、異常画区の画像デー
タを図示していない外部機器に通信出力する。
【0025】次いで、異常画区の検出過程を説明する。
画区画像データ読出部32は、画区設定部31が設定し
た複数の画区の画像データを画区毎に画像データメモリ
20より読出す。画像演算部は33は、読出された画像
データを、画区毎の画像データの平均値を演算出力する
平均値演算関数、画区毎の画像データのピーク値を演算
出力するピーク値演算関数、画区毎の画像データの色デ
ータ値を演算出力する色演算関数、もしくは、画区毎の
画像データの動きデータ値を演算出力する動き演算関数
などを用いて、画区データを演算出力する。これらの演
算関数は、異常現象の検出対象により選択採用される。
例えば、一般的監視には平均値演算関数、火花放電現象
に対してはピーク値演算関数、発熱や火炎の検出に対し
ては色演算関数、侵入者の検出には動き演算関数などが
選択される。
画区画像データ読出部32は、画区設定部31が設定し
た複数の画区の画像データを画区毎に画像データメモリ
20より読出す。画像演算部は33は、読出された画像
データを、画区毎の画像データの平均値を演算出力する
平均値演算関数、画区毎の画像データのピーク値を演算
出力するピーク値演算関数、画区毎の画像データの色デ
ータ値を演算出力する色演算関数、もしくは、画区毎の
画像データの動きデータ値を演算出力する動き演算関数
などを用いて、画区データを演算出力する。これらの演
算関数は、異常現象の検出対象により選択採用される。
例えば、一般的監視には平均値演算関数、火花放電現象
に対してはピーク値演算関数、発熱や火炎の検出に対し
ては色演算関数、侵入者の検出には動き演算関数などが
選択される。
【0026】この画区データは、画区データメモリ34
に一旦記憶される。比較演算部35は、画区データメモ
リ34より読出した過去の画区データと最新の画区デー
タとを比較演算し比較演算データを出力する。閾値判断
部36は、比較演算データが閾値メモリ37に予め記憶
された閾値を越えるかの比較演算を行い、越えた場合、
異常のステータスを出力する。異常画区メモリ38は、
異常のステータスと共に画区設定部31より区画番号デ
ータとを組み合わせで異常画区データとして一時記憶す
る。この異常画区データは、カメラ制御手段50、画像
信号処理手段10録機器制御部70などの制御データと
して用いられる。
に一旦記憶される。比較演算部35は、画区データメモ
リ34より読出した過去の画区データと最新の画区デー
タとを比較演算し比較演算データを出力する。閾値判断
部36は、比較演算データが閾値メモリ37に予め記憶
された閾値を越えるかの比較演算を行い、越えた場合、
異常のステータスを出力する。異常画区メモリ38は、
異常のステータスと共に画区設定部31より区画番号デ
ータとを組み合わせで異常画区データとして一時記憶す
る。この異常画区データは、カメラ制御手段50、画像
信号処理手段10録機器制御部70などの制御データと
して用いられる。
【0027】画像データメモリ20は、カメラ部1から
の画像データの一時記憶ディバイズであるが、本装置の
構成や異常画区検出手段の検出方法に依って、1フレー
ムもしくは2フィールド以上のデータ容量を有するVR
AM、フラッシュメモリなどで構成する半導体カード、
HDDなどの磁気記録手段、MOなどの光磁気記録手
段、もしくは、MINI−DISKなどが選択採用可能
である。短時間の異常画区検出にはVRAMや半導体カ
ードが、長時間の経過より異常画区を検出するにはHD
D、MO、MINI−DISKなどの大容量メモリディ
バイスが好ましい。又大容量メモリディバイス画区ス
は、高解像度撮像素子を採用したカメラ部1よりの画像
データを一時記憶して、異常が検出された時点で過去に
逆上って画像データを読出し、モニタ5および外部記録
機器6に現象分析用の拡大画像データを出力することが
出来る。
の画像データの一時記憶ディバイズであるが、本装置の
構成や異常画区検出手段の検出方法に依って、1フレー
ムもしくは2フィールド以上のデータ容量を有するVR
AM、フラッシュメモリなどで構成する半導体カード、
HDDなどの磁気記録手段、MOなどの光磁気記録手
段、もしくは、MINI−DISKなどが選択採用可能
である。短時間の異常画区検出にはVRAMや半導体カ
ードが、長時間の経過より異常画区を検出するにはHD
D、MO、MINI−DISKなどの大容量メモリディ
バイスが好ましい。又大容量メモリディバイス画区ス
は、高解像度撮像素子を採用したカメラ部1よりの画像
データを一時記憶して、異常が検出された時点で過去に
逆上って画像データを読出し、モニタ5および外部記録
機器6に現象分析用の拡大画像データを出力することが
出来る。
【0028】異常画区メモリ38よりの異常画区データ
に基づいて、ズーム制御部51はズーム駆動部2をズー
ムアップ制御し、旋回制御部52は旋回駆動部3を、異
常画区部分が出力画像の中央部になるよう旋回制御す
る。複数のカメラ部の制御のために追加設置されたカメ
ラ制御I/F部は,カメラ選択部53が指定したカメラ
IDデータを付加して駆動制御出力する。さらに、記録
機器制御部70は、異常画区データに基づいて、外部記
録機器6の動作モード(記録開始、タイムラップス記録
モード、標準記録モードなど)の制御指令を出す。
に基づいて、ズーム制御部51はズーム駆動部2をズー
ムアップ制御し、旋回制御部52は旋回駆動部3を、異
常画区部分が出力画像の中央部になるよう旋回制御す
る。複数のカメラ部の制御のために追加設置されたカメ
ラ制御I/F部は,カメラ選択部53が指定したカメラ
IDデータを付加して駆動制御出力する。さらに、記録
機器制御部70は、異常画区データに基づいて、外部記
録機器6の動作モード(記録開始、タイムラップス記録
モード、標準記録モードなど)の制御指令を出す。
【0029】図3に示す本発明による拡大画像データの
一生成方法の説明図を用いて、カメラ部1のズーム駆動
部2および旋回駆動3を利用した方法を説明する。
(イ)は通常撮像状態における画像データの画区パター
ンである。一画区は20ドットX20水平ラインの画素
で構成されており、画面全体のでは320ドットX24
0ラインの画面に相当する。画区画像データは20X2
0=400ドットを一画区として画像演算される。通常
状態では、画像データ出力は76.8千ドット/画面が
出力される。異常状態であってもトータルの画像データ
は通常状態と変わらない。
一生成方法の説明図を用いて、カメラ部1のズーム駆動
部2および旋回駆動3を利用した方法を説明する。
(イ)は通常撮像状態における画像データの画区パター
ンである。一画区は20ドットX20水平ラインの画素
で構成されており、画面全体のでは320ドットX24
0ラインの画面に相当する。画区画像データは20X2
0=400ドットを一画区として画像演算される。通常
状態では、画像データ出力は76.8千ドット/画面が
出力される。異常状態であってもトータルの画像データ
は通常状態と変わらない。
【0030】(ロ)は画面の中央部より左下に離れた位
置cの網掛け部a1、b1に異常画区が発生した状態を
示す。出力画像データdは左下手前に示すように、異常
画区a1、b1を画面中央部分に、拡大表示a11〜a
14、b11〜b14のように表示出力する必要があ
る。このため、旋回制御部52は、異常画区データに基
づいて移動方向を演算し、該方向に旋回制御する。ズー
ム制御部51は異常画区データに基づいて最大拡大値を
演算もしくは予め設定された拡大率となるよう、ズーム
駆動部2をズームアップ制御する。
置cの網掛け部a1、b1に異常画区が発生した状態を
示す。出力画像データdは左下手前に示すように、異常
画区a1、b1を画面中央部分に、拡大表示a11〜a
14、b11〜b14のように表示出力する必要があ
る。このため、旋回制御部52は、異常画区データに基
づいて移動方向を演算し、該方向に旋回制御する。ズー
ム制御部51は異常画区データに基づいて最大拡大値を
演算もしくは予め設定された拡大率となるよう、ズーム
駆動部2をズームアップ制御する。
【0031】図4に示す本発明による拡大画像データの
他の生成方法の説明図を用いて、一色当たり320千素
子を有する高解像度撮像素子を採用したカメラ部の画像
データを利用した方法を説明する。(イ)は、画面の中
央部より右上に離れた位置fの網掛け部a11〜a1
4、b11〜b14に異常画区が発生した状態を示す。
一画区は20ドットX20水平ラインの画素で構成され
ており、画面全体のでは640ドットX480ラインの
画面に相当する。画区画像データは20X20=400
ドットを一画区として画像演算される。通常状態では、
画像データメモリ20より読出す際、1/2に間引く
か、もしくは2ドット毎に平均化演算して、画像データ
出力は76.8千ドット/画面が出力される。異常状態
であってもトータルの画像データは通常状態と変わらな
い。異常画区の画像データを定常表示モードで出力する
と下図gのように、網掛けの異常画区部a1、b1とし
て表示出力される。
他の生成方法の説明図を用いて、一色当たり320千素
子を有する高解像度撮像素子を採用したカメラ部の画像
データを利用した方法を説明する。(イ)は、画面の中
央部より右上に離れた位置fの網掛け部a11〜a1
4、b11〜b14に異常画区が発生した状態を示す。
一画区は20ドットX20水平ラインの画素で構成され
ており、画面全体のでは640ドットX480ラインの
画面に相当する。画区画像データは20X20=400
ドットを一画区として画像演算される。通常状態では、
画像データメモリ20より読出す際、1/2に間引く
か、もしくは2ドット毎に平均化演算して、画像データ
出力は76.8千ドット/画面が出力される。異常状態
であってもトータルの画像データは通常状態と変わらな
い。異常画区の画像データを定常表示モードで出力する
と下図gのように、網掛けの異常画区部a1、b1とし
て表示出力される。
【0032】(ロ)は画面の中央部に異常画区a11〜
a14、b11〜b14を配置し、画像データメモリ2
0の画像データの1/2間引もしくは2ドット毎に平均
化の演算せずに読出し、拡大画像データとして出力した
ものである。これは原画の画像データの枠eで囲われた
部分を切り出して出力したものである。この方法によれ
ば、可動機構を用いることなく応答速度と信頼性の観点
で優れている。
a14、b11〜b14を配置し、画像データメモリ2
0の画像データの1/2間引もしくは2ドット毎に平均
化の演算せずに読出し、拡大画像データとして出力した
ものである。これは原画の画像データの枠eで囲われた
部分を切り出して出力したものである。この方法によれ
ば、可動機構を用いることなく応答速度と信頼性の観点
で優れている。
【0033】これまでの説明では、カメラ部1と異常監
視制御部4が構造的に分離した印象を与えるが、装置を
構成するディバイスの高密度LSI化および超小型画像
データメモリの採用により、カメラ部と一体構造にする
ことにより設置工事の簡略化および装置の小型化が可能
となる。
視制御部4が構造的に分離した印象を与えるが、装置を
構成するディバイスの高密度LSI化および超小型画像
データメモリの採用により、カメラ部と一体構造にする
ことにより設置工事の簡略化および装置の小型化が可能
となる。
【0034】
【発明の効果】本発明は、以上に説明した形態で実施さ
れ、以下に述べる効果を奏する。カメラ部よりの映像信
号は画像信号処理手段によりディジタル画像データに変
換して画像データメモリに記憶入力および読出出力さ
れ、モニタに表示出力されると共に、画像データメモリ
に記憶された画像データは異常画区検出手段により複数
の画区が設定され、該画区の異常が検出されると異常画
区データが出力され、カメラ制御手段は該異常画区デー
タに基づきカメラ駆動機構を駆動制御して、異常画区部
の拡大表示や画像中央部への移動などの制御を行う異常
監視カメラ装置の提案が出来た。
れ、以下に述べる効果を奏する。カメラ部よりの映像信
号は画像信号処理手段によりディジタル画像データに変
換して画像データメモリに記憶入力および読出出力さ
れ、モニタに表示出力されると共に、画像データメモリ
に記憶された画像データは異常画区検出手段により複数
の画区が設定され、該画区の異常が検出されると異常画
区データが出力され、カメラ制御手段は該異常画区デー
タに基づきカメラ駆動機構を駆動制御して、異常画区部
の拡大表示や画像中央部への移動などの制御を行う異常
監視カメラ装置の提案が出来た。
【図1】本発明による異常監視カメラ装置の一実施例の
概略構成図である。
概略構成図である。
【図2】本発明による異常検出制御部の実施例の要部ブ
ロック図である。
ロック図である。
【図3】本発明による拡大画像データの一生成方法の説
明図である。
明図である。
【図4】本発明による拡大画像データの他の生成方法の
説明図である。
説明図である。
1、1A、1B カメラ部 2 ズーム駆動部 3 旋回駆動部 4 異常監視制御部 5 モニタ 6 外部記録機器 10 画像信号処理手段 11、11A、11B A/D 12 画像合成部 13 合成制御部 14 画像データ読出部 15 読出画区制御部 20 画像データメモリ 30 異常画区検出手段 31 画区設定部 32 画区画像データ読出部 33 画像演算部 34 画区データメモリ 35 比較演算部 36 閾値判断部 37 閾値メモリ 38 異常画区メモリ 50 カメラ制御手段 51 ズーム制御部 52 旋回制御部 53 カメラ選択部 54 カメラ制御I/F部 60 通信制御部 70 記録機器制御部
Claims (27)
- 【請求項1】監視対象をズームレンズや旋回装置などを
有するカメラ部で撮像し、モニタに表示出力する監視カ
メラ装置において、 監視対象を撮像するカメラ部と、 前記カメラ部のズーム駆動部や旋回駆動部などのカメラ
駆動機構と、 ディジタル画像信号を記憶する画像データメモリと、前
記カメラ部からの映像信号をディジタル画像データに変
換して前記画像データメモリに記憶入力すると共に該画
像データメモリより該画像データを所定の形式で読出し
出力する画像信号処理手段と、前記画像データメモリに
記憶された画像データに複数の画区を設定し、異常現象
が発生している画区を検出する異常画区検出手段と、前
記カメラ駆動機構を制御するカメラ制御手段とを有する
異常監視制御部とで構成し、 前記カメラ部よりの映像信号は前記画像信号処理手段に
よりディジタル画像データに変換して前記画像データメ
モリに記憶入力および読出し出力されて前記モニタに表
示出力されると共に、前記画像データメモリに記憶され
た画像データは前記異常画区検出手段により複数の画区
が設定され、該画区の異常が検出されると異常画区デー
タが出力され、前記カメラ制御手段は該異常画区データ
に基づき前記カメラ駆動機構を駆動制御して、前記異常
画区部の拡大表示や画像中央部への移動などの制御を行
うことを特徴とする異常監視カメラ装置。 - 【請求項2】前記異常監視制御部を、 前記カメラ部からの映像信号をディジタル画像データに
変換するA/D(Analog Digital converter)と、前記
ディジタル画像データを記憶する画像データメモリと、
前記画像データメモリより画像データを読出す画像デー
タ読出部と、前記画像データ読出部が読出す画区を設定
制御する読出画区制御部と、異常検出のための複数の画
区を設定する画区設定部と、前記画区設定部が設定した
設定画区データに基づいて画区画像データ読出す画区画
像データ読出部と、前記画区画像データより画区のレベ
ルなどの画区データを演算出力する画像演算部と、前記
画区毎の画区データを記憶させる画区データメモリと、
前記画区データメモリより読出した過去の画区データと
最新の画区データとの比較演算データを演算出力する比
較演算部と、異常判定する閾値を予め記憶させてある閾
値メモリと、前記比較演算データが閾値を越えているか
を判断する閾値判断部と、閾値判断部が閾値を越えてい
ると判断した異常画区データを記憶する異常画区メモリ
と、前記異常画区メモリの異常画区データに基づいて前
記カメラ駆動機構を制御するカメラ制御手段とで構成す
ることを特徴とする請求項1に記載の異常監視カメラ装
置。 - 【請求項3】前記カメラ部を複数台の構成とし、 前記異常監視制御部に、複数のカメラ部よりの画像デー
タと前記画像データメモリより読出した画像データとを
合成出力する画像合成部と、前記異常画区データに基づ
いて前記画像合成部の画像合成を制御する合成制御部と
を追加設置し、異常区画の画像データを複数のカメラ部
よりの画像を合成もしくは切り換えて出力することを特
徴とする請求項2に記載の異常監視カメラ装置。 - 【請求項4】前記画像データを記録再生する外部記録機
器と、前記異常画区データに基づいて前記外部記録機器
を制御する記録機器制御部とを追加設置し、前記異常画
区の画像データを前記異常画区データに基づいて、前記
外部記録機器に記録することを特徴とする請求項2に記
載の異常監視カメラ装置。 - 【請求項5】前記異常監視制御部に、 外部通信回線に前記異常画区の画像データを通信手段に
より外部機器に通信出力する通信制御部を追加設置し、
前記異常画区の画像データをLAN(Local Area Netwo
rk)などの通信回線を経由して遠隔地点に設置された前
記外部機器に通信出力することを特徴とする請求項2に
記載の異常監視カメラ装置。 - 【請求項6】前記カメラ部の撮像素子を高解像度型の撮
像素子とし、出力画像データは画像データメモリに記憶
された画像データの一部もしくは圧縮した画像データと
することを特徴とする請求項2に記載の異常監視カメラ
装置。 - 【請求項7】前記画像データメモリを、 1フレームもしくは2フィールド以上のデータ容量を有
するVRAM(VideoRandom Access Memory)とするこ
とを特徴とする請求項2に記載の異常監視カメラ装置。 - 【請求項8】前記画像データメモリを、 フラッシュメモリなどで構成する1フレームもしくは2
フィールド以上のデータ容量を有する半導体カードとす
ることを特徴とする請求項2に記載の異常監視カメラ装
置。 - 【請求項9】前記画像データメモリを、 HDD(Hard Disk Drive )などの磁気記録手段とする
ことを特徴とする請求項2に記載の異常監視カメラ装
置。 - 【請求項10】前記画像データメモリを、 MO(Magnetic Optic disk )などの光磁気記録手段と
することを特徴とする請求項2に記載の異常監視カメラ
装置。 - 【請求項11】前記画像データメモリを、 MINI−DISKとすることを特徴とする請求項2に
記載の異常監視カメラ装置。 - 【請求項12】前記カメラ制御手段を、 前記カメラ部のズーム駆動部を駆動制御するズーム制御
部とし、前記異常画区メモリよりの異常画区データに基
づいて異常画区部をズームアップ制御することを特徴と
する請求項2に記載の異常監視カメラ装置。 - 【請求項13】前記カメラ制御手段を、 前記カメラ部の旋回装置の旋回駆動部を駆動制御する旋
回制御部とし、前記異常画区メモリよりの異常画区デー
タに基づいて,異常画区部を出力画像の中央部になるよ
う旋回制御することを特徴とする請求項2に記載の異常
監視カメラ装置。 - 【請求項14】前記カメラ制御手段に、 前記複数のカメラ部のカメラ駆動機構に駆動制御信号を
送出するカメラ制御I/F(Interface) 部と、該当カ
メラ部を指定しカメラID(番号)データを生成制御す
るカメラ選択制御部とを追加設置し,前記複数のカメラ
部を駆動制御する際、カメラIDデータを付加して駆動
制御出力すことを特徴とする請求項2もしくは3に記載
の異常監視カメラ装置。 - 【請求項15】前記画像演算部の画像演算関数を、 画区毎の画像データの平均値を演算出力する平均値演算
関数とすることを特徴とする請求項2に記載の異常監視
カメラ装置。 - 【請求項16】前記画像演算部の画像演算関数を、 画区毎の画像データのピーク値を演算出力するピーク値
演算関数とすることを特徴とする請求項2に記載の異常
監視カメラ装置。 - 【請求項17】前記画像演算部の画像演算関数を、 画区毎の画像データの色データ値を演算出力する色演算
関数とすることを特徴とする請求項2に記載の異常監視
カメラ装置。 - 【請求項18】前記画像演算部の画像演算関数を、 画区毎の画像データの動きデータ値を演算出力する動き
演算関数とすることを特徴とする請求項2に記載の異常
監視カメラ装置。 - 【請求項19】前記異常監視制御部を前記カメラ部に内
蔵させることを特徴とする請求項1もしくは2に記載の
異常監視カメラ装置。 - 【請求項20】前記通信制御部を、 LANなどの構内通信回線を用いて、画像データを他機
器に伝送するLAN制御手段とすることを特徴とする請
求項5に記載の異常監視カメラ装置。 - 【請求項21】前記通信制御部を、 微弱電波を用いた微弱電波無線伝送手段とすることを特
徴とする請求項5に記載の異常監視カメラ装置。 - 【請求項22】前記通信制御部を、 赤外線波を用いた赤外線光伝送手段とすることを特徴と
する請求項5に記載の異常監視カメラ装置。 - 【請求項23】前記外部記録機器を、 ディジタルVTRなどの磁気テープ記録手段とすること
を特徴とする請求項5に記載の異常監視カメラ装置。 - 【請求項24】前記外部記録機器を、 HDDなどの磁気ディスク記録手段とすることを特徴と
する請求項5に記載の異常監視カメラ装置。 - 【請求項25】前記外部記録機器を、 MOなどの光磁気ディスク記録手段とすることを特徴と
する請求項5に記載の異常監視カメラ装置。 - 【請求項26】前記外部記録機器を、 DVD−RAMなどの光ディスク記録手段とすることを
特徴とする請求項5に記載の異常監視カメラ装置。 - 【請求項27】前記外部記録機器を、 CD−RW(CD-Rewritable )などの光ディスク記録手
段とすることを特徴とする請求項5に記載の異常監視カ
メラ装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP6982998A JPH11275558A (ja) | 1998-03-19 | 1998-03-19 | 異常監視カメラ装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP6982998A JPH11275558A (ja) | 1998-03-19 | 1998-03-19 | 異常監視カメラ装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH11275558A true JPH11275558A (ja) | 1999-10-08 |
Family
ID=13414062
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP6982998A Pending JPH11275558A (ja) | 1998-03-19 | 1998-03-19 | 異常監視カメラ装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH11275558A (ja) |
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2004304556A (ja) * | 2003-03-31 | 2004-10-28 | Toshiba Corp | 撮像装置、撮像システム及び撮像方法 |
JP2006245793A (ja) * | 2005-03-01 | 2006-09-14 | Konica Minolta Holdings Inc | 撮像システム |
JP2018107756A (ja) * | 2016-12-28 | 2018-07-05 | キヤノンマーケティングジャパン株式会社 | 情報処理装置、情報処理装置の制御方法、およびプログラム |
-
1998
- 1998-03-19 JP JP6982998A patent/JPH11275558A/ja active Pending
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2004304556A (ja) * | 2003-03-31 | 2004-10-28 | Toshiba Corp | 撮像装置、撮像システム及び撮像方法 |
JP2006245793A (ja) * | 2005-03-01 | 2006-09-14 | Konica Minolta Holdings Inc | 撮像システム |
JP2018107756A (ja) * | 2016-12-28 | 2018-07-05 | キヤノンマーケティングジャパン株式会社 | 情報処理装置、情報処理装置の制御方法、およびプログラム |
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