JP3383627B2 - 供給装置付き苗植付装置 - Google Patents

供給装置付き苗植付装置

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JP3383627B2 JP37038999A JP37038999A JP3383627B2 JP 3383627 B2 JP3383627 B2 JP 3383627B2 JP 37038999 A JP37038999 A JP 37038999A JP 37038999 A JP37038999 A JP 37038999A JP 3383627 B2 JP3383627 B2 JP 3383627B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、機体横方向に並ぶ
複数個の苗植付機構と、前記複数個の苗植付機構に各別
に苗供給する複数列の苗載置部を備える苗載せ台と、苗
に供給するべき流動物を前記苗載せ台に上方から落下さ
せる供給装置とを備えている供給装置付き苗植付装置に
関する。
【0002】
【従来の技術】上記苗植付装置は、苗載せ台に載置した
苗に殺虫剤や殺菌剤、肥料などの流動物を供給装置によ
って供給し、流動物供給済みの苗を苗植付機構によって
植え付けていけるものである。この種の苗植付装置とし
て、従来、たとえば特公昭59−26249号公報に示
されるように、殺虫剤収容函と、この収容函から苗代床
の上方に延出する供給管とを機枠に取付け、苗代床が往
復横動すれば、供給管が苗代床に対して相対移動するこ
とにより、供給管の供給孔が苗代床に対して相対移動し
ながら殺虫剤を落下させて苗代床の苗に供給していくも
のがあった。すなわち、供給装置が苗載せ台に対してそ
の横方向に相対移動しながら流動物を供給するのであ
り、供給装置として、排出部の苗載せ台横方向での幅が
苗横幅よりも小さいコンパクトなものを採用しながら供
給できるものがあった。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】上記した従来の供給技
術では、供給装置が機枠に固定されているため、苗載せ
台が機体横方向に並ぶ複数個の苗植付機構に苗供給する
ように複数列の苗載置部を備えている場合、いわゆる複
数条植えの場合、全ての苗載置部に対応させて供給装置
を設ける必要があった。また、苗植付機構に供給する苗
の苗載せ台横方向での大きさを変更できるように、苗植
付機構の苗植え運動に伴って苗載せ台が横送りされる速
度を変更する変速機構を設けられることがあるが、この
ように苗載せ台の横送り速度を変更した場合、供給装置
が苗載せ台に対して相対移動する速度が変化し、苗の単
位面積当たりに落下する流動物の量が変化しやすくなっ
ていた。本発明の目的は、複数条植えの割には備える供
給装置を少なく済ませられるとか、苗載せ台の横送り速
度が変更されても苗に供給される流動物の量を変化しに
くくすることを可能にしながら、その割には、苗載せ台
に対する苗の出し入れ、あるいは供給装置からの流動物
の取り出しが容易にできるようにしたり、苗載せ台の折
りたたみを可能にしながら供給できる供給装置付きの苗
植付装置を提供することにある。
【0004】
【課題を解決するための手段】請求項1による発明の構
成、作用、効果はつぎのとおりである。
【0005】〔構成〕機体横方向に並ぶ複数個の苗植付
機構と、前記複数個の苗植付機構に各別に苗供給する複
数列の苗載置部を備える苗載せ台と、苗に供給するべき
流動物を前記苗載せ台に上方から落下させる供給装置と
を備えている供給装置付き苗植付装置において、前記供
給装置を前記苗載せ台に対して苗載せ台横方向に相対移
動する状態にガイドレールに沿わせて移動させる横送り
駆動機構を備え、前記ガイドレールを、苗載せ台の上方
に苗載せ台横方向に沿って位置するガイド姿勢と、この
ガイド姿勢よりも苗載せ台の苗載置部から離れる開き姿
勢とに切り換え自在に取付けてある。
【0006】〔作用〕供給装置が横送り駆動機構による
移動操作によってガイドレールに沿って移動することで
苗載せ台に対して相対移動するから、苗載せ台が機体に
対して横送りされる速度が変更されても、供給装置の苗
載せ台に対する移動速度が変化しないとか、大幅には変
化しない状態で供給装置が苗載せ台に対して相対移動す
るように、移動の設定をできる。また、供給装置が複数
の苗載置部にわたって横移動する状態で苗載せ台に対し
て相対移動させ、供給装置の数を苗載置部の数よりも少
なくしながら、複数列の苗載置部の苗に流動物を供給で
きる。
【0007】ガイドレールを開き姿勢に切り換えると、
ガイドレールがガイド姿勢にある場合よりも苗載置部か
ら離れ、ガイドレールが障害にならないとか、なりにく
いようにしながら苗載せ台から苗を取り出したり、苗載
せ台に苗を装着したりできる。
【0008】〔効果〕複数条植えでありながら、苗載せ
台の苗載置部よりも数少ない供給装置で各苗載置部の苗
に流動物を供給できて、重量面や経済面などで有利に得
られる。また、苗載せ台の横送り変速ができる場合で
も、供給装置が苗載せ台に対して相対移動する速度が変
化しないとか、大幅には変化しないようにして供給装置
を移動させて、苗に流動物を供給むらが出にくいように
供給することができる。
【0009】その割には、苗載せ台に新たな苗を装着し
たり、苗載せ台から残った苗を取り出すとかの場合、ガ
イドレールを障害物にならないとかなりにくいようにし
て容易に出し入れできる。
【0010】請求項2による発明の構成、作用、効果は
つぎのとおりである。
【0011】〔構成〕機体横方向に並ぶ複数個の苗植付
機構と、前記複数個の苗植付機構に各別に苗供給する複
数列の苗載置部を備える苗載せ台と、苗に供給するべき
流動物を前記苗載せ台に上方から落下させる供給装置と
を備えている供給装置付き苗植付装置において、前記供
給装置を前記苗載せ台に対して苗載せ台横方向に相対移
動する状態にガイドレールに沿わせて移動させる横送り
駆動機構を備え、前記ガイドレールを、供給装置の流動
物貯溜用のタンクが立ち姿勢になるガイド姿勢と、前記
タンクが倒れ姿勢になる開き姿勢とに切り換え自在に取
付けてある。
【0012】〔作用〕供給装置が横送り駆動機構による
移動操作によってガイドレールに沿って移動することで
苗載せ台に対して相対移動するから、苗載せ台が機体に
対して横送りされる速度が変更されても、供給装置の苗
載せ台に対する移動速度が変化しないとか、大幅には変
化しない状態で供給装置が苗載せ台に対して相対移動す
るように、移動の設定をできる。また、供給装置を複数
の苗載置部にわたって横移動する状態で苗載せ台に対し
て相対移動させ、供給装置の数を苗載置部の数よりも少
なくしながら、複数列の苗載置部の苗に流動物を供給で
きる。
【0013】ガイドレールを開き姿勢に切り換えると、
供給装置のタンクが倒れ姿勢になり、タンク内の流動物
を自然に流出させたり、容易に掻き出して排出すること
ができる。
【0014】〔効果〕複数条植えでありながら、苗載せ
台の苗載置部よりも数少ない供給装置で各苗載置部の苗
に流動物を供給できて、重量面や経済面などで有利に得
られる。また、苗載せ台の横送り変速ができる場合で
も、供給装置が苗載せ台に対して相対移動する速度が変
化しないとか、大幅には変化しないようにして供給装置
を移動させて、苗に流動物を供給むらが出にくいように
供給することができる。
【0015】供給装置に流動物が残った場合など、供給
装置のタンクを倒れ姿勢にして流動物を自然に流出させ
るとか、容易に掻き出すとかして楽に迅速に取り出せ
る。しかも、ガイドレールをガイド姿勢と開き姿勢とに
切り換え自在に取付けるだけで済んで構造簡単に得られ
る。
【0016】請求項3による発明の構成、作用、効果は
つぎのとおりである。
【0017】〔構成〕請求項1又は2記載の発明におい
て、前記ガイドレールを、機体前後向きの軸芯まわりで
揺動して前記ガイド姿勢と前記開き姿勢とに切り換わる
ように構成してある。
【0018】〔作用〕ガイドレールを機体前後向きの軸
芯まわりで揺動させてガイド姿勢と開き姿勢とに切り換
えるものだから、機体上下向きや機体横向きの軸芯まわ
りで揺動するように構成するに比し、苗載せ台の横外側
からガイドレールを容易に揺動操作して両姿勢に切り換
えられるとか、供給装置のタンクが苗載せ台の横外側に
倒れて流動物を苗載せ台の横外側から容易に取り出した
り回収したりできる状態にタンクを倒すことができる
【0019】〔効果〕苗載せ台に対する苗の出し入れ作
業とか、流動物の取り出し作業とかを行う際、ガイドレ
ールを苗載せ台の横外側から容易に揺動操作したり、流
動物を苗載せ台の横外側に容易に取り出して楽に能率よ
く作業できる。
【0020】請求項4による発明の構成、作用、効果は
つぎのとおりである。
【0021】〔構成〕機体横方向に並ぶ複数個の苗植付
機構と、前記複数個の苗植付機構に各別に苗供給する複
数列の苗載置部を備える苗載せ台と、苗に供給するべき
流動物を前記苗載せ台に上方から落下させる供給装置と
を備えている供給装置付き苗植付装置において、前記供
給装置を前記苗載せ台に対して苗載せ台横方向に相対移
動する状態にガイドレールに沿わせて移動させる横送り
駆動機構を備え、前記供給装置に、流動物貯溜用のタン
クを立ち姿勢と倒れ姿勢とに切り換え操作自在に取付け
てある。
【0022】〔作用〕供給装置が横送り駆動機構による
移動操作によってガイドレールに沿って移動することで
苗載せ台に対して相対移動するから、苗載せ台が機体に
対して横送りされる速度が変更されても、供給装置の苗
載せ台に対する移動速度が変化しないとか、大幅には変
化しない状態で供給装置が苗載せ台に対して相対移動す
るように、移動の設定をできる。また、供給装置が複数
の苗載置部にわたって横移動する状態で苗載せ台に対し
て相対移動させ、供給装置の数を苗載置部の数よりも少
なくしながら、複数列の苗載置部の苗に流動物を供給で
きる。
【0023】供給装置のタンクを倒れ姿勢に切り換える
と、タンク内の流動物を自然に流出させたり、容易に掻
き出して排出することができる。
【0024】〔効果〕複数条植えでありながら、苗載せ
台の苗載置部よりも数少ない供給装置で各苗載置部の苗
に流動物を供給できて、重量面や経済面などで有利に得
られる。また、苗載せ台の横送り変速ができる場合で
も、供給装置が苗載せ台に対して相対移動する速度が変
化しないとか、大幅には変化しないようにして供給装置
を移動させて、苗に流動物を供給むらが出にくいように
供給することができる。
【0025】しかも、供給装置に流動物が残った場合な
ど、タンクを倒れ姿勢にして流動物を自然に流出させる
とか、容易に掻き出すとかして楽に迅速に取り出せる。
【0026】請求項5による発明の構成、作用、効果は
つぎのとおりである。
【0027】〔構成〕機体横方向に並ぶ複数個の苗植付
機構と、前記複数個の苗植付機構に各別に苗供給する複
数列の苗載置部を備える苗載せ台と、苗に供給するべき
流動物を前記苗載せ台に上方から落下させる供給装置と
を備えている供給装置付き苗植付装置において、前記供
給装置を前記苗載せ台に対して苗載せ台横方向に相対移
動する状態にガイドレールに沿わせて移動させる横送り
駆動機構を備え、前記ガイドレールが、これを苗載せ台
横方向に分割した一対の分割レール部分で成るととも
に、一対の分割レール部分における一方の分割レール部
分を苗載せ台に固定し、他方の分割レール部分を前記固
定側の分割レール部分に対して一直線状に並ぶガイド姿
勢と、このガイド姿勢よりも固定側のレール部分の方に
寄った折りたたみ姿勢とに切り換え自在に固定側の分割
レール部分に連結してある。
【0028】〔作用〕供給装置が横送り駆動機構による
移動操作によってガイドレールに沿って移動することで
苗載せ台に対して相対移動するから、苗載せ台が機体に
対して横送りされる速度が変更されても、供給装置の苗
載せ台に対する移動速度が変化しないとか、大幅には変
化しない状態で供給装置が苗載せ台に対して相対移動す
るように、移動の設定をできる。また、供給装置を複数
の苗載置部にわたって横移動する状態で苗載せ台に対し
て相対移動させ、供給装置の数を苗載置部の数よりも少
なくしながら、複数列の苗載置部の苗に流動物を供給で
きる。
【0029】一方の分割レール部分を折りたたみ姿勢に
切り換えると、この分割レール部分が固定側の分割レー
ル部分の方に寄り、ガイドレールの苗載せ台横方向での
大きさがガイド姿勢のときよりも小さくなる。これによ
り、苗載せ台の横一端側の部分がその他の他端側部分に
対して揺動自在に連結するとか分離自在に連結してお
り、その一端側部分を他端側部分に対してその上側や下
側に揺動した格納姿勢とか、他端側部分から分離してそ
れの表面や裏面側に重なった格納状態とかに切り換える
ことによって、苗載せ台が作業時よりも横幅の狭い折り
たたみ状態になるという苗載せ台を採用し、苗植付装置
を全体の横幅が作業時よりも狭くなった状態に切り換え
られるようにすることができる。
【0030】〔効果〕複数条植えでありながら、苗載せ
台の苗載置部よりも数少ない供給装置で各苗載置部の苗
に流動物を供給できて、重量面や経済面などで有利に得
られる。また、苗載せ台の横送り変速ができる場合で
も、供給装置が苗載せ台に対して相対移動する速度が変
化しないとか、大幅には変化しないようにして供給装置
を移動させて、苗に流動物を供給むらが出にくいように
供給することができる。
【0031】しかも、運搬とか移動の際、ガイドレール
の分割レール部分を折りたたみ姿勢に切り換えて苗植付
装置全体の横幅を狭くし、荷台からはみ出ないように搭
載したり、容易に操縦しながら走行したりできる。
【0032】請求項6による発明の構成、作用、効果は
つぎのとおりである。
【0033】〔構成〕機体横方向に並ぶ複数個の苗植付
機構と、前記複数個の苗植付機構に各別に苗供給する複
数列の苗載置部を備える苗載せ台と、苗に供給するべき
流動物を前記苗載せ台に上方から落下させる供給装置と
を備えている供給装置付き苗植付装置において、前記供
給装置を前記苗載せ台に対して苗載せ台横方向に相対移
動する状態にガイドレールに沿わせて移動させる横送り
駆動機構を備え、前記ガイドレールが、これを苗載せ台
横方向に分割した3 本の分割レール部分で成るととも
に、3 本の分割レール部分におけるガイドレール中央部
を形成する分割レール部分を苗載せ台に固定し、ガイド
レール両端部を形成する各分割レール部分を前記固定側
の分割レール部分に対して一直線状に並ぶガイド姿勢
と、このガイド姿勢よりも固定側のレール部分の方に寄
った折りたたみ姿勢とに切り換え自在に固定側の分割レ
ール部分に連結してある。
【0034】〔作用〕供給装置が横送り駆動機構による
移動操作によってガイドレールに沿って移動することで
苗載せ台に対して相対移動するから、苗載せ台が機体に
対して横送りされる速度が変更されても、供給装置の苗
載せ台に対する移動速度が変化しないとか、大幅には変
化しない状態で供給装置が苗載せ台に対して相対移動す
るように、移動の設定をできる。また、供給装置を複数
の苗載置部にわたって横移動する状態で苗載せ台に対し
て相対移動させ、供給装置の数を苗載置部の数よりも少
なくしながら、複数列の苗載置部の苗に流動物を供給で
きる。
【0035】両端の分割レール部分を折りたたみ姿勢に
切り換えると、両分割レール部分が固定側の分割レール
部分の方に寄り、ガイドレールの苗載せ台横方向での大
きさがガイド姿勢のときよりも小さくなる。これによ
り、苗載せ台の両横端部分が中間側部分に対して揺動自
在に連結するとか分離自在に連結しており、両横側部分
を中間部分に対してその上側や下側に揺動した格納姿勢
とか、中間部分から分離してそれの表面や裏面側に重な
った格納状態とかに切り換えることによって、苗載せ台
が作業時よりも横幅の狭い折りたたみ状態になるという
苗載せ台を採用し、苗植付装置を全体の横幅が作業時よ
りも狭くなった状態に切り換えられるようにすることが
できる。
【0036】〔効果〕複数条植えでありながら、苗載せ
台の苗載置部よりも数少ない供給装置で各苗載置部の苗
に流動物を供給できて、重量面や経済面などで有利に得
られる。また、苗載せ台の横送り変速ができる場合で
も、供給装置が苗載せ台に対して相対移動する速度が変
化しないとか、大幅には変化しないようにして供給装置
を移動させて、苗に流動物を供給むらが出にくいように
供給することができる。
【0037】しかも、運搬とか移動の際、ガイドレール
の両端の分割レール部分を折りたたみ姿勢に切り換えて
苗植付装置全体の横幅を狭くし、荷台からはみ出ないよ
うに搭載したり、容易に操縦しながら走行したりでき
る。
【0038】
【発明の実施の形態】図1に示すように、左右一対の操
向操作及び駆動自在な前車輪1,1、左右一対の駆動自
在な後車輪2,2、エンジン3を有する原動部、運転座
席4を有する運転部を備える自走車体の後部にリンク機
構5を介して苗植付装置Aを連結し、前記エンジン3か
らの回転動力を回転軸6によって苗植付装置Aに伝達す
るように構成するとともに、前記リンク機構5をリフト
シリンダ7によって自走車体に対して上下に揺動操作し
て苗植付装置Aを昇降操作するように構成してある。前
記苗植付装置Aに、これの苗載せ台14の上方に位置す
る供給装置30を備えさせ、もって供給装置付きの乗用
型田植機を構成してある。
【0039】前記苗植付装置Aは、図2などに示すよう
に、機体横方向に沿う角パイプ材で成るメインフレーム
10と、このメインフレーム10の中間部に支持される
フィードケース11と、前記メインフレーム10によっ
て前端側どうしが連結されている状態で機体横方向に並
ぶ複数個の植付け伝動ケース12とによって機体フレー
ムを構成し、前記複数個の植付け伝動ケース12それぞ
れの後端部の両横側に、2個の苗植え付け具13aを備
える苗植付機構13を駆動自在に取り付け、前記機体フ
レームの前端部の上側に苗載せ台14を設け、前記機体
フレームの下部に機体横方向に並ぶ複数個の接地フロー
ト15を取り付け、前記苗載せ台14の上方にタンク3
3を備える前記供給装置30を設けて構成してある。こ
の苗植付装置Aは、供給装置30の前記タンク33に顆
粒の殺虫・殺菌剤などの薬剤を投入し、苗植付装置Aの
苗載せ台14に機体横方向に並べて設けてある複数列の
苗載置部14aそれぞれにマット状苗Bを載置して自走
車体を走行させていくことにより、供給装置30が苗載
せ台14上の複数列のマット状苗Bそれぞれに薬剤を供
給し、接地フロート15が泥面上を移動して整地してい
った箇所に苗植付機構13が薬剤供給済みの苗を植え付
けていくものであり、詳しくは次の如く構成してある。
【0040】図2などに示すように、前記複数個の苗植
付機構13のそれぞれは、前記植付け伝動ケース12が
回動自在に支持するロータリケース13bと、このロー
タリケース13bの両端部に回動自在に取り付けた前記
苗植え付け具13aとによって構成してある。すなわ
ち、前記回転軸6によってフィードケース11に入力さ
れた回動力が植付け伝動ケース12の内部に位置する伝
動機構によってロータリケース13bの回転支軸に伝達
されてロータリケース13bが駆動される。すると、こ
れに伴って2つの苗植え付け具13aがロータリケース
13bの内部に設けてある植え付け駆動機構によってロ
ータリケース13bに対して回動操作され、2個の苗植
え付け具13aそれぞれに備えてある苗植え付け爪13
cの先端が図2に示す運動軌跡Tを描いて上下に回動移
動するように苗植え運動を行う。
【0041】前記苗載せ台14は、苗載せ台14の前端
側を摺動自在に支持するように構成して前記機体フレー
ムに立設してある苗載せ台支柱16と、苗載せ台14の
後端部を摺動自在に支持するように構成するとともに複
数個の苗植付機構13に各別に対応する複数個の苗取り
出し口17aを形成する切欠き部を備えさせて前記機体
フレームに固定してあるガイドレール17とにわたって
取り付けることにより、前記苗取り出し口17aに至る
ほど低レベルに位置する後下がりの傾斜姿勢で前記ガイ
ドレール17に沿って機体横方向に摺動するようにして
機体フレームに支持させてある。ガイドレール17の前
記複数個の苗取り出し口17aのぞれぞれは、これに対
応する苗植付機構13の一方の苗植え付け具13aの苗
植え付け爪13cと、他方の苗植え付け具13aの苗植
え付け爪13cとが交互に苗取り出し口17aを上方か
ら下方に通過していき、苗取り出し口17aを通過する
際に苗載せ台14上のマット状苗Bの下端部から一株分
のブロック苗を切断して取り出していくように配置して
ある。
【0042】前記フィードケース11を摺動自在に貫通
するとともに両端側が苗載せ台14に連結していて、機
体フレームに対して苗載せ台14と共に摺動する苗載せ
台横送り軸18と、この苗載せ台横送り軸18を摺動操
作するようにフィードケース11の内部に設けた送り軸
駆動機構とにより、苗横送り機構19を構成してある。
前記送り軸駆動機構は、各苗植付機構13の駆動に連動
させて苗載せ台横送り軸18を左右に往復摺動するよう
に操作することにより、苗横送り機構19は、各苗植付
機構13が苗植え運動を行うと、これに伴って苗載せ台
横送り軸18を摺動操作することによって苗載せ台14
を前記ガイドレール17に沿わせて機体横方向に往復移
動させる。
【0043】図3に示すように、苗載せ台14の前記複
数列の苗載置部14aそれぞれに、苗載せ台14の横方
向に並ぶ一対の無端回動形式の苗縦送りベルト20を設
けてあるとともに、各苗縦送りベルト20は、所定の回
動方向に駆動されることにより、苗載置部14aに載置
されているマット状苗Bを前記苗取り出し口17aに向
けて縦送りするように構成してある。図4に示すよう
に、苗載せ台14に設けてある全ての前記苗縦送りベル
ト20それぞれの下端側が巻回しているベルト駆動輪2
1に一体回動自在に連結して全てのベルト駆動輪21を
駆動自在に支持している1本のベルト駆動軸22の2箇
所に一回転方向クラッチを介して連動させた操作レバー
23と、前記フィードケース11の両横側に常に回動駆
動されるように設けた駆動アーム24とにより、苗縦送
り機構25を構成してある。苗載せ台14が左右に往復
移送されて左側のストロークエンドに到達すると、前記
左右一対の操作レバー23,23のうちの一方の操作レ
バー23の遊端側が前記左右一対の駆動アーム24,2
4のうちの一方の駆動アーム24の回動経路に入り込
み、苗載せ台14が右側のストロークエンドに到達する
と、前記左右一対の操作レバー23,23のうちの他方
の操作アーム23の遊端側が前記左右一対の駆動アーム
24,24のうちの他方の駆動アーム24の回動経路に
入り込み、いずれの場合にも、駆動アーム24が回動す
るに伴い、その遊端部に備えてある操作用ローラ24a
が操作アーム24に当接してこの操作アーム24を所定
の回転方向に所定の回転角度だけベルト駆動軸22の軸
芯まわりで揺動操作し、前記クラッチを介してベルト駆
動軸22を回動操作する。これにより、苗載せ台14が
左右の横移動ストロークエンドに到達すると、その都
度、苗縦送り機構25が全ての苗縦送りベルト20を苗
縦送り方向に所定のストロークだけ回動させる。
【0044】これにより、苗植付機構13が苗植え運動
を行うと、これに伴い、苗載せ台14は苗横送り機構1
9による移動操作のために機体横方向に往復移動して各
苗載置部14aに載置されているマット状苗Bをその苗
載置部14aに対応する苗取り出し口17aに対して機
体横方向に往復移動させることにより、複数個の苗植付
機構13それぞれが二つの苗植え付け爪13cによって
その苗植付機構13に対応する一つの苗載置部14aに
載置されたマット状苗Bの下端部の横一端側から他端側
に向かって順次に一株分のブロック苗を切断して取り出
していくように、複数個の苗植付機構13に複数列の苗
載置部14aによって各別に苗供給する。そして、苗載
せ台14が左右の横移動スロトークエンドに到達する
と、その都度、複数列の苗載置部14aそれぞれの苗縦
送りベルト20が前記苗縦送り機構25によって苗縦送
り方向に所定ストークだけ回動駆動され、苗載置部14
aの載置マット状苗Bを前記苗取り出し口17aに向け
て、苗植付機構13が取り出す一株分のブロック苗の苗
載せ台縦方向での長さに相当する長さだけ縦送りする。
【0045】したがって、複数個の苗植付機構13それ
ぞれは、一方の苗植え付け具13aの苗植え付け爪13
cと、他方の苗植え付け具13aの苗植え付け爪13c
とによって交互に、苗取り出し口17aで苗載せ台14
の載置マット状苗Bの下端部から一株分のブロック苗を
切断するとともに取り出して圃場の泥土面に下降して植
え付けていく。
【0046】前記苗横送り機構19が備える前記送り軸
駆動機構に苗取り変速部を設けてある。すなわち、この
苗取り変速部を変速操作することにより、苗植付機構1
3の駆動速度が変化しないで送り軸駆動機構による苗載
せ台横送り軸18の送り速度が変化し、苗植付機構13
が苗載せ台14から取り出すブロック苗の苗載せ台横幅
方向での大きさが変化する。
【0047】図2〜図5などに示すように、苗植付装置
Aの苗載せ台14の両横端部に立つ支柱26によって支
持されて苗載せ台14の上方に苗載せ台横方向に沿って
位置しているとともに苗植付装置Aの機体フレームに対
して苗載せ台14と共に横移送される溝形チャンネル材
で成るガイドレール27の上面側に取付け板部31aが
摺動自在に当接している天板フレーム31と、この天板
フレーム31の下面側に上端部が連結している縦フレー
ム32とによって、供給装置30のフレーム部を構成し
てある。供給装置30は、前記フレーム部と、前記天板
フレーム31の上面側に取付けたタンク33と、前記天
板手フレーム31の下面側に上端側が連結している樹脂
製の排出筒34aを有する排出部34とによって構成し
てあるととともに、前記排出筒34aから後方側に突出
している繰り出し駆動軸35と、この繰り出し駆動軸3
5の前記縦フレーム32から後方に突出している端部に
一体回動自在に連結しているチェーンスプロケット36
と、前記排出筒34aの下端側に連結しているブラケッ
ト部32aに回動自在に支持されていて、ガイドレール
27の下辺部の端面に当接して転動する左右一対のガイ
ドローラ37と、前記縦フレーム32の後面側に連結し
ている操作体38とを備えている。
【0048】前記タンク33は、前記天板フレーム31
に底部が連結しているタンク本体と、このタンク本体の
上端側に揺動操作自在に連結していてタンク本体の投入
口を開閉する蓋体33aとで成り、前記薬剤を前記投入
口から入れて貯溜する。
【0049】図5、図7などに示すように、前記排出部
34は、前記タンク33の内部に天板フレーム31の貫
通孔31bを介して上端側が連通している前記排出筒3
4aと、この排出筒34aの内部に回動自在に位置する
繰り出し回転体39と、排出筒34aの内面側に固定し
てある左右一対の落下ガイド板34bとによって構成し
てあるとともに、前記各落下ガイド板34bの下端部と
排出筒34aの下端部とが形成する機体上下方向視で矩
形の排出口34cと、前記繰り出し回転体39の両横側
に配置して排出筒34aに固定してある摺り切りブラシ
34dとを備えている。
【0050】前記繰り出し回転体39は、排出筒34a
の内部に位置する前記繰り出し駆動軸35の端部に一体
回動自在に支持されており、繰り出し駆動軸35が駆動
されることにより、この駆動力によって繰り出し駆動軸
35の機体前後向きの軸芯まわりで繰り出し駆動軸35
の回転方向と同じ回転方向に回動操作される。そして、
繰り出し回転体39は、正回転と逆回転のいずれの方向
に回転操作されても、排出筒内部の繰り出し回転体39
と摺り切りブラシ34dとによって仕切られている上側
部分にタンク33から落下して溜まっている薬剤を、繰
り出し回転体39の周面に繰り出し回転体39の回転方
向に並べて設けてある繰り出し凹部39aによって排出
筒内部の前記上側部分から下側部分に繰り出して落下さ
せる。すると、前記一対の落下ガイド板34bがこれの
下端側の傾斜案内面によって繰り出し回転体39からの
薬剤を前記排出口34cに下降案内して、この排出口3
4cから落下させる。
【0051】これにより、供給装置30はフレーム部で
ガイドレール27に摺動自在に支持されていて、前記操
作体38によってガイドレール27に沿わせて摺動操作
されることにより、苗載せ台14に対してこれの横方向
に相対移動する。このとき、前記チェーンスプロケット
36が正回転や逆回転方向に駆動されると、繰り出し駆
動軸35が同回転方向に駆動されて繰り出し回転体39
を駆動し、排出部34が繰り出し回転体39によって薬
剤をタンク33から取り出して排出口34cから落下さ
せていくことにより、供給装置30は、タンク33から
苗載せ台14に薬剤を繰り出し回転体39の繰り出し凹
部39aの容量で決まる供給量で落下させていく。
【0052】図5、図6などに示すように、前記ガイド
レール27の一端側の溝内に回動自在に取り付けたチェ
ーンスプロケット41と、他端側の溝内に回動自在に取
り付けたチェーンスプロケット42とにわたって巻回し
てあることによって、ガイドレール27の溝内に回動自
在に支持されている無端回動チェーン43と、ガイドレ
ール27の一端側にモータ本体を取付けてある正逆転駆
動自在な電動モータ44とにより、供給装置30を苗載
せ台14に対してその左向き方向にも右向き方向にも相
対移動させる横送り駆動機構40を構成してある。
【0053】すなわち、前記電動モータ44の出力軸
が、前記一対のチェーンスプロケット41,42の一方
41をこれと一体回転する状態で支持する回転支軸41
aに連動している。図6に示すように、供給装置30の
前記操作体38の先端部に設けてある複数本の引っ掛け
爪38aが、前記繰り出し駆動軸35の上方で前記無端
回動チェーン43のローラ間に入り込んで無端回動チェ
ーン43に一体移動するように係合している。したがっ
て、電動モータ44が回転支軸41aを介してチェーン
スプロケット41を駆動することによって無端回動チェ
ーン43を正回転方向や逆回転方向に駆動し、無端回動
チェーン43が操作体38をガイドレール27に沿わせ
て左向きや右向きに移動操作する。これにより、横送り
駆動機構40は、電動モータ44が正回転や逆回転方向
に駆動されると、このモータ44によって駆動される無
端回動チェーン43によって供給装置30をガイドレー
ル27に沿わせて移動させて苗載せ台14に対して苗植
付装置Aの左向きや右向き方向に相対移動させる。
【0054】図5に示すように、供給装置30の前記チ
ェーンスプロケット36が前記無端回動チェーン43の
環状内に入り込んで前記繰り出し駆動軸35の下方で無
端回動チェーン43に噛合っている。これにより、前記
横送り駆動機構40は、供給装置30を移動操作する
際、電動モータ44によって駆動される無端回動チェー
ン43によってチェーンスプロケット36を駆動する。
すなわち、供給装置30を移動させながら、供給装置3
0の移動操作を行う無端回動チェーン43によって繰り
出し回転体39を駆動して、供給装置30に薬剤排出を
行わせる。
【0055】図11に示すように、前記電動モータ44
の駆動回路45に連係させた供給制御手段46に、始動
装置50の一対の始動スイッチ51,52と、一対の位
置検出スイッチ61,62とを連係させてある。
【0056】図9、図10に示すように、始動装置50
は、苗載せ台14の一方の横端部に固定した支持ブラケ
ット53に苗載せ台14の横方向に並べて固定した前記
一対の始動スイッチ51,52と、前記ベルト駆動軸2
2の端部に一体回動自在に取り付けたスイッチ操作体5
4とによって構成してある。このスイッチ操作体54の
周部に、苗載せ台14の横方向に互いに位置ずれしてい
る一対のスイッチ操作部54a,54bを備えてある。
この一対のスイッチ操作部54a,54bは、図10に
明示する如くスイッチ操作体54の回転方向に互いに位
置ずれしている。すなわち、ベルト駆動軸22が360
度にわたって回動操作される毎に、一対のスイッチ操作
部54a,54bのうちの第1スイッチ操作部54aが
一対の始動スイッチ51,52のうちの左行き始動スイ
ッチ51の操作片51aに当接してこの左行き始動スイ
ッチ51を入り操作し、他方の第2スイッチ操作部54
bが他方の右行き始動スイッチ52の操作片52aに当
接してこの右行き始動スイッチ52を入り操作するよう
に、かつ、一方のスイッチ操作部54a,54bが始動
スイッチ51,52を入り操作してからベルト駆動軸2
2が180度にわたる回転をした後に他方のスイッチ操
作部54b,54aが始動スイッチ52,51を入り操
作するように、さらに、一方のスイッチ操作部54a,
54bが始動スイッチ51,52を入り操作してから他
方のスイッチ操作部54b,54aが始動スイッチ5
2,51を入り操作するまでの間に少なくとも1度のベ
ルト駆動軸22の駆動が行われるように位置ずれしてい
る。
【0057】一方のスイッチ操作部54a,54bが始
動スイッチ51,52を入り操作してから他方のスイッ
チ操作部54b,54aが始動スイッチ52,51を入
り操作するまでの間に苗の縦送りが行われる回数として
は、供給装置30が苗載せ台14の横一端側から他端側
に移動して複数列の苗載置部14aそれぞれの載置マッ
ト状苗Bに薬剤を供給する供給範囲の苗載せ台縦方向で
の長さから見て、供給装置30が一度横移動して薬剤供
給してから次に横移動して薬剤供給するまでの間に、苗
の縦送りが行われても、先の供給範囲と次の供給範囲と
が若干苗載せ台縦方向に重なって載置マット状苗Bに供
給漏れの部分が出ないことになる回数を設定する。
【0058】一対の始動スイッチ51,52は、入り操
作されると、供給制御手段46に供給装置30の移動操
作を行わせるべき指令を出力する。
【0059】これにより、始動装置50は、供給装置3
0が横移動してから苗の縦送りが何回行われたかを検出
し、その検出回数が設定回数に到達すると、その都度、
供給装置30を移動させるように始動指令を供給制御手
段46に出力する。
【0060】一対の位置検出スイッチ61,62は、ガ
イドレール27の左側の端部と右側の端部とに振り分け
て固定してある。左側の位置検出スイッチ61は、供給
装置30の排出部34が苗載せ台14における左端の苗
載置部14の左端部の上方に到達すると、供給装置30
の前記ブラケット部32aが位置検出スイッチ61の操
作片に当たって入り側に切り換わることにより、供給装
置30が左側のストロークエンドに到達したと検出し、
この検出結果を供給制御手段46に出力する。右側の位
置検出スイッチ62は、供給装置30の排出部34が苗
載せ台14における右端の苗載置部14の右端部の上方
に到達すると、供給装置30の前記ブラケット部32a
が位置検出スイッチ62の操作片に当たって入り側に切
り換わることにより、供給装置30が右側のストローク
エンドに到達したと検出し、この検出結果を供給制御手
段46に出力する。
【0061】供給制御手段46は、マイクロコンピュー
タで成り、前記始動装置50の一対の始動スイッチ5
1,52からの情報と、一対の位置検出スイッチ61,
62からの情報とに基づいて、駆動回路45に所定のモ
ータ操作信号を出力して横送り駆動機構40を自動的に
操作することにより、供給装置30を苗載せ台14の複
数列の苗載置部14aの全てに対して苗載せ台14の左
右方向に往復移動するように移動操作する。
【0062】つまり、苗植え付けを行うに当たり、供給
制御手段46を電源入りの状態にしておくことにより、
供給装置30が自動的に作動して各苗載置部14aのマ
ット状苗Bに薬剤を供給する。
【0063】すなわち、マット状苗Bの縦送りが設定回
行われて左行きの始動スイッチ51が入りに切り換わる
と、供給制御手段46は、供給装置30が繰り出し回転
体39を回動させながら左向きに移動するように横送り
駆動機構40を駆動操作する。供給装置30が前記左ス
トロークエンドに到達して左側の位置検出スイッチ61
が入りに切り換わると、供給制御手段46は横送り駆動
機構40の駆動を停止させる。この後、右行きの始動ス
イッチ52が入りに切り換わると、供給制御手段46
は、供給装置30が繰り出し回転体39を回動させなが
ら右向きに移動するように横送り駆動機構40を駆動操
作する。供給装置30が前記右ストロークエンドに到達
して右側の位置検出スイッチ62が入りに切り換わる
と、供給制御手段46は横送り駆動機構40の駆動を停
止させる。これにより、供給装置30は、苗載せ台14
の全ての苗載置部14aに載置されているマット状苗B
に対してその左右方向に往復移動する。そして、左右の
ストロークエンドに到達すると、マット状苗Bの縦送り
が行われることにより、マット状苗Bに対して上端側に
相対移動する状態になり、全ての苗載置部14aのマッ
ト状苗Bに薬剤を落下させて供給する。
【0064】図6などに示すように、ガイドレール27
の一端側の下面側に固定しているレール側連結部材28
を、一方の支柱26の上端部にブラケットを付設して備
えてあるレール支持部26aに連結ピン29によって回
動自在に連結してある。ガイドレール27の他端側を、
図8に示す如く連結具70を備える連結構造によって他
方の支柱26の上端部に分離自在に連結してある。すな
わち、連結具70は、ガイドレール27と、支柱26の
レール支持部26bとにわたってねじ部が挿通するねじ
部材によって構成してある。連結具70を操作部70a
によって回動操作し、ねじ部をガイドレール27のネジ
孔に螺合させることによって、ガイドレール27がレー
ル支持部26bに連結し、ねじ部をガイドレール27の
ネジ孔から抜き外すことによって、ガイドレール27の
レール支持部26bへの連結が解除される。
【0065】つまり、ガイドレール27の連結具70に
よる支柱26への連結を解除すると、このガイドレール
27を連結ピン29の機体前後向きの軸芯29aまわり
で揺動操作して、ガイドレール27の苗載せ台14に対
する取付け姿勢を変更できるようにしてある。すなわ
ち、植え付け作業を行う際、図3に示す如く遊端側が下
降する側に揺動操作して遊端部を前記レール支持部26
bに載置した倒伏状態にする。すると、ガイドレール2
7は、機体前後方向視で苗載せ台14に平行またはそれ
に近い姿勢で左右の支柱26, 26によって支持される
ガイド姿勢になる。これにより、供給装置30のタンク
33が薬剤を排出部34に流下させるように立ち姿勢に
なり、供給装置30をガイドレール27に案内されて薬
剤を排出しながら苗載せ台14に対して左右に往復移動
させられるようになる。
【0066】苗載せ台14にマット状苗Bを装着した
り、苗載せ台14からマット状苗Bを取り出すとか、供
給装置30から薬剤を取り出す際、図4に示す如く遊端
側が上昇する側に揺動操作して連結状態にある支柱26
から上向きに延出する起立状態にする。すると、ガイド
レール27は、ガイド姿勢の場合よりも苗載せ台14か
ら横側に離れた開き姿勢になる。これにより、苗載せ台
14の上方が開放されてマット状苗Bを出し入れしやす
くなる。また、供給装置30のタンク33が横倒れ姿勢
になり、タンク33の投入口から薬剤を取り出しやすく
なる。
【0067】〔別実施形態〕図12は、別の実施形態を
備える供給装置30を示す。この供給装置30にあって
は、ガイドレール27の上面側に取り付け板部31aを
介して摺動自在に支持される天板フレーム31を、前記
取り付け板部31a、前記排出部34、前記貫通孔31
bを備えているレール側天板フレーム31cと、このレ
ール側天板フレーム31bの後端側に蝶番73によって
一端側が連結しているとともに前記タンク33、貫通孔
31bを備えているタンク側天板フレーム31dとによ
って構成してある。
【0068】レール側天板フレーム31cが備える固定
部72aと、タンク側天板フレーム31dが備える連結
部72bと、この両方72a,72bにわたって取り付
ける着脱自在な連結具72cとにより、天板フレーム3
1を、タンク側天板フレーム31dがレール側天板フレ
ーム31cの上面側に載置した閉じ状態にロックする固
定機構72を構成してある。
【0069】天板フレーム31の前記固定機構72によ
る閉じロックを解除すると、タンク33を蝶番73の機
体横向きの軸芯まわりで揺動操作して姿勢変更できるよ
うにしてある。すなわち、植え付け作業を行う際、図1
2に二点鎖線で示すように、タンク33を機体前方側に
揺動操作して天板フレーム31を閉じた状態にする。す
ると、タンク33が立ち姿勢になり、タンク33から排
出部34に薬剤を流下させて供給できる。供給装置30
から薬剤を取り出す際、図12に実線で示す如くタンク
33を機体後方側に揺動操作して天板フレーム31をタ
ンク側天板フレーム31dがレール側天板フレーム31
cから離れた開き状態にする。すると、タンク33は倒
れ姿勢になり、タンク33の蓋体33aを備える投入口
から薬剤を取り出しやすくなる。このとき、タンク33
の前記貫通孔31bに臨む排出口をシャッター33bで
閉じておく。
【0070】図13は、別の実施形態を備える供給装置
付き苗植付装置Aを示す。この苗植付装置Aにあって
は、ガイドレール27が、これを苗載せ台横方向に分割
した一対の分割レール部分27a,27bで成ってい
る。
【0071】一方の分割レール部分27bは、苗載せ台
14の横方向での3 個所に立つ支柱26のうちの横一端
側と、中間部とに位置する支柱26の上端部どうしにわ
たって連結して苗載せ台14に固定してある。他方の分
割レール部分27aの一端側は、前記固定側の分割レー
ル部分27bの苗載せ台内側の端部にリンク式の連結具
74によって連結し、他端側は、図8に示す連結構造と
同様の連結構造により、残りの横端の支柱26に分離自
在に連結してある。
【0072】つまり、分割レール部分27aの連結具7
0による支柱26への連結を解除すると、このレール部
分27aを連結具74のレール部分27aや27bに連
結している連結ピン74aの機体前後向きの軸芯まわり
で揺動操作することにより、分割レール部分27aの姿
勢を変更できるようにしてある。すなわち、植え付け作
業を行う際、図13に示す如く可動側レール部分27a
を苗載せ台14の固定側レール部分27bが位置する側
とは反対側に揺動操作して、固定側レール部分27bに
連結している側の端部が固定側レール部分27bが備え
る支持部材75に載り、遊端部が前記レール支持部26
bに載った状態にする。すると、可動側レール部分27
aが固定側レール部分27bに対して一直線状に並ぶガ
イド姿勢になり、ガイドレール27の全体が苗載せ台1
4の全幅にわたる使用状態になる。これにより、供給装
置30をガイドレール27に案内されて薬剤を排出しな
がら苗載せ台14に対して左右に往復移動させられるよ
うになる。
【0073】田植機を運搬するとか移動走行させるなど
の際、図14に示す如く可動側レール部分27aを固定
側レール部分27bの方に揺動操作し、固定側レール部
分27bの上方に位置して連結具74を介して固定側レ
ール部分27bによって支持される状態にする。する
と、可動側レール部分27aは、ガイド姿勢のときより
も固定側レール部分27bの方に寄った折りたたみ姿勢
になり、ガイドレール27の全体が使用時よりも苗載せ
台横方向での長さが短いものになる。これにより、苗載
せ台14の横端に位置するものと、これに隣接するもの
との2列の苗載置部14aを形成する苗載せ台部分14
fを、その他の苗載せ台部分14gの横端に連結する使
用状態から、苗載せ台部分14gの横一端側の表面側に
重なる格納状態に切り換えて苗載せ台14全体の横幅を
使用時よりも狭くすることにより、苗植付装置A全体の
横幅を作業時よりも狭くできる。
【0074】図15は、さらに別の実施形態を備える供
給装置付き苗植付装置Aを示す。この苗植付装置Aにあ
っては、ガイドレール27が、これを苗載せ台横方向に
分割した3本の分割レール部分27a,27bで成って
いる。
【0075】3本の分割レール部分27a,27bのう
ち、ガイドレール27の中央部を形成する分割レール部
分27bは、苗載せ台14の横方向での4個所に立つ支
柱26のうちの苗載せ台内側に位置する2本の支柱26
の上端部どうしにわたって連結して苗載せ台14に固定
してある。ガイドレール27の両端部を形成する分割レ
ール部分27aそれぞれの一端側は、前記固定側の分割
レール部分27bの端部にリンク式の連結具74によっ
て連結し、他端側は、図8に示す連結構造と同様の連結
構造により、苗載せ台横端部に位置する支柱26に分離
自在に連結してある。
【0076】つまり、ガイドレール27の一端部を形成
する分割レール部分27aにおいても、他端部を形成す
る分割レール部分27aにおいても、レール部分27a
の連結具70による支柱26への連結を解除すると、こ
のレール部分27aを連結具74のレール部分27aや
27bに連結している連結ピン74aの機体前後向きの
軸芯まわりで揺動操作することにより、この分割レール
部分27aの姿勢を変更できるようにしてある。すなわ
ち、植え付け作業を行う際、図15に示す如く両可動側
レール部分27aを苗載せ台14の端側に揺動操作し
て、固定側レール部分27bに連結している側の端部が
固定側レール部分27bが備える支持部材75に載り、
遊端部が支柱26の前記レール支持部26bに載った状
態にする。すると、両可動側レール部分27aが固定側
レール部分27bに対して一直線状に並ぶガイド姿勢に
なり、ガイドレール27の全体が苗載せ台14の全幅に
わたる使用状態になる。これにより、供給装置30をガ
イドレール27に案内されて薬剤を排出しながら苗載せ
台14に対して左右に往復移動させられるようになる。
【0077】田植機を運搬するとか移動走行させるなど
の際、図16に示す如く両可動側レール部分27aを固
定側レール部分27bの方に揺動操作し、固定側レール
部分27bの上方に位置して連結具74を介して固定側
レール部分27bによって支持される状態にする。する
と、各可動側レール部分27aは、ガイド姿勢のときよ
りも固定側レール部分27bの方に寄った折りたたみ姿
勢になり、ガイドレール27の全体が使用時よりも苗載
せ台横方向での長さが短いものになる。これにより、苗
載せ台14の一方の横端に位置するものと、これに隣接
するものとの2列の苗載置部14aを形成する苗載せ台
部分14fと、苗載せ台14の他方の横端に位置するも
のと、これに隣接するものとの2列の苗載置部14aを
形成する苗載せ台部分14fとを、その他の苗載せ台部
分14gの横端に連結する使用状態から、この苗載せ台
部分14gの横一端側の表面側に重なる格納状態に切り
換えて苗載せ台14全体の横幅を使用時よりも狭くする
ことにより、苗植付装置A全体の横幅を作業時よりも狭
くできる。
【0078】薬剤の他、肥料などを苗載せ台14の載置
苗に供給するよう構成する場合にも本発明は適用でき
る。したがって、これら薬剤、肥料などを総称して、苗
に供給するべき流動物と呼称する。
【図面の簡単な説明】
【図1】供給装置付き乗用型田植機全体の側面図
【図2】苗植付装置の側面図
【図3】ガイドレールのガイド姿勢の説明図
【図4】ガイドレールの開き姿勢の説明図
【図5】供給装置の断面図
【図6】横送り駆動機構の説明図
【図7】供給装置の排出部の断面図
【図8】支柱のレール支持部の断面図
【図9】始動装置の後面図
【図10】始動装置の側面図
【図11】供給装置移動制御のブロック図
【図12】別の実施形態を備える供給装置の側面図
【図13】別の実施形態を備えるガイドレールの使用状
態の説明図
【図14】ガイドレールの折りたたみ状態の説明図
【図15】別の実施形態を備えるガイドレールの使用状
態の説明図
【図16】ガイドレールの折りたたみ状態の説明図
【符号の説明】
13 苗植付機構 14 苗載せ台 14a 苗載置部 27 ガイドレール 29a 軸芯 30 供給装置 33 タンク 40 横送り駆動機構
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) A01C 11/02 A01C 11/00 302 A01C 15/00 A01M 9/00

Claims (6)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 機体横方向に並ぶ複数個の苗植付機構
    と、前記複数個の苗植付機構に各別に苗供給する複数列
    の苗載置部を備える苗載せ台と、苗に供給するべき流動
    物を前記苗載せ台に上方から落下させる供給装置とを備
    えている供給装置付き苗植付装置であって、 前記供給装置を前記苗載せ台に対して苗載せ台横方向に
    相対移動する状態にガイドレールに沿わせて移動させる
    横送り駆動機構を備え、 前記ガイドレールを、苗載せ台の上方に苗載せ台横方向
    に沿って位置するガイド姿勢と、このガイド姿勢よりも
    苗載せ台の苗載置部から離れる開き姿勢とに切り換え自
    在に取付けてある供給装置付き苗植付装置。
  2. 【請求項2】 機体横方向に並ぶ複数個の苗植付機構
    と、前記複数個の苗植付機構に各別に苗供給する複数列
    の苗載置部を備える苗載せ台と、苗に供給するべき流動
    物を前記苗載せ台に上方から落下させる供給装置とを備
    えている供給装置付き苗植付装置であって、 前記供給装置を前記苗載せ台に対して苗載せ台横方向に
    相対移動する状態にガイドレールに沿わせて移動させる
    横送り駆動機構を備え、 前記ガイドレールを、供給装置の流動物貯溜用のタンク
    が立ち姿勢になるガイド姿勢と、前記タンクが倒れ姿勢
    になる開き姿勢とに切り換え自在に取付けてある供給装
    置付き苗植付装置。
  3. 【請求項3】 前記ガイドレールを、機体前後向きの軸
    芯まわりで揺動して前記ガイド姿勢と前記開き姿勢とに
    切り換わるように構成してある請求項1 又は2 記載の供
    給装置付き苗植付装置。
  4. 【請求項4】 機体横方向に並ぶ複数個の苗植付機構
    と、前記複数個の苗植付機構に各別に苗供給する複数列
    の苗載置部を備える苗載せ台と、苗に供給するべき流動
    物を前記苗載せ台に上方から落下させる供給装置とを備
    えている供給装置付き苗植付装置であって、 前記供給装置を前記苗載せ台に対して苗載せ台横方向に
    相対移動する状態にガイドレールに沿わせて移動させる
    横送り駆動機構を備え、 前記供給装置に、流動物貯溜用のタンクを立ち姿勢と倒
    れ姿勢とに切り換え操作自在に取付けてある供給装置付
    き苗植付装置。
  5. 【請求項5】 機体横方向に並ぶ複数個の苗植付機構
    と、前記複数個の苗植付機構に各別に苗供給する複数列
    の苗載置部を備える苗載せ台と、苗に供給するべき流動
    物を前記苗載せ台に上方から落下させる供給装置とを備
    えている供給装置付き苗植付装置であって、 前記供給装置を前記苗載せ台に対して苗載せ台横方向に
    相対移動する状態にガイドレールに沿わせて移動させる
    横送り駆動機構を備え、 前記ガイドレールが、これを苗載せ台横方向に分割した
    一対の分割レール部分で成るとともに、一対の分割レー
    ル部分における一方の分割レール部分を苗載せ台に固定
    し、他方の分割レール部分を前記固定側の分割レール部
    分に対して一直線状に並ぶガイド姿勢と、このガイド姿
    勢よりも固定側のレール部分の方に寄った折りたたみ姿
    勢とに切り換え自在に固定側の分割レール部分に連結し
    てある供給装置付き苗植付装置。
  6. 【請求項6】 機体横方向に並ぶ複数個の苗植付機構
    と、前記複数個の苗植付機構に各別に苗供給する複数列
    の苗載置部を備える苗載せ台と、苗に供給するべき流動
    物を前記苗載せ台に上方から落下させる供給装置とを備
    えている供給装置付き苗植付装置であって、 前記供給装置を前記苗載せ台に対して苗載せ台横方向に
    相対移動する状態にガイドレールに沿わせて移動させる
    横送り駆動機構を備え、 前記ガイドレールが、これを苗載せ台横方向に分割した
    3 本の分割レール部分で成るとともに、3 本の分割レー
    ル部分におけるガイドレール中央部を形成する分割レー
    ル部分を苗載せ台に固定し、ガイドレール両端部を形成
    する各分割レール部分を前記固定側の分割レール部分に
    対して一直線状に並ぶガイド姿勢と、このガイド姿勢よ
    りも固定側のレール部分の方に寄った折りたたみ姿勢と
    に切り換え自在に固定側の分割レール部分に連結してあ
    る供給装置付き苗植付装置。
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