JP3382480B2 - 画像加熱定着装置及び画像形成装置 - Google Patents
画像加熱定着装置及び画像形成装置Info
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Description
電記録装置等の画像形成装置に用いられ、電磁誘導を利
用して渦電流を発生させて加熱し、被記録材上に形成さ
れた未定着トナー画像を定着する画像加熱定着装置に関
するものである。
ローラ方式、フィルム加熱方式等の接触加熱方式が広く
用いられている。その中でも、最大4層のトナー層を有
するカラーの画像加熱定着装置では、ハロゲンヒータを
発熱させ、定着ローラの芯金、ゴム弾性層を介してトナ
ー画像の加熱定着を行っている。
技術では、磁束により定着ローラに渦電流を発生させ、
ジュール熱によって発熱させることが提案されている。
このように渦電流の発生を利用することで発熱位置を出
来るだけトナーに接近させることが出来、ハロゲンラン
プを用いた熱ローラよりも消費エネルギーの効率アップ
が達成できる。
定着方法では、定着ローラという比較的熱容量の大きな
ものを加熱する必要があるため、比較的効率の良いもの
でもクイックスタートが出来なかった。また、特公平5-
9027号公報に開示された技術では、円筒体に渦電流を発
生させてジュール熱を発生させると、励磁コイル、励磁
鉄芯が昇温して磁束の量が減ってしまい発熱が不安定と
なっていた。また、ローラ内部への放熱により熱効率も
十分ではなかった。
電気エネルギーを、一旦、光エネルギーに変換して用い
るため、エネルギーの変換効率が悪いという問題もあっ
た。
層が最大4層まで重ねられることがあり、この場合、被
記録材とトナー層との界面まで十分に加熱しないと定着
不良が発生する虞がある。
は、加圧ローラ側にもハロゲンヒータを入れているが、
それでもクイックスタートを実現できないという欠点が
あり、このような構成では、加圧ローラの熱容量が大き
いため、消費電力が大きくなるという欠点があった。
利用して、電磁誘導加熱によりフィルムの導電層を発熱
させる方式があるが、励磁コイルの銅損による自己発熱
によりコイル自身が昇温してしまうという問題があっ
た。
は、密閉された空間では無視することができず、例えば
単に四角柱状の高透磁率コアをT字形状に組み合わせて
配置した構成を取った場合、励磁コイルの温度上昇を招
いてしまう。このため耐熱線のコストが数倍程度高くな
り、またフィルムガイドの材料の選択肢の減少、加工性
低下、強度不足を招くという問題がある。また、加圧ロ
ーラの長手方向では、中央部と比較して端部では放熱面
積が大きくなるため、端部の方が放熱量が大きくなって
しまう。このため、定着ニップ部において均一な温度分
布が得られず、端部で温度が低下してしまい、端部にお
いて被記録材と該被記録材上のトナーに十分な熱エネル
ギーを供給することが出来ず、トナーがオフセット(剥
離)してしまうという問題があった。
その目的とするところは、励磁コイルの昇温を低減させ
ると共に、定着ニップ部内の長手方向における温度分布
を均一にして被記録材及び該被記録材上に形成されたト
ナーに均一な熱エネルギーを供給してトナーの良好な定
着性を得ることが出来る画像加熱定着装置及びこれを備
えた画像形成装置を提供せんとするものである。
の本発明に係る画像加熱定着装置の代表的な構成は、発
熱層を有する回転体と、回転体とニップ部を形成する加
圧部材と、回転体の内部に配置されており回転体の発熱
層に渦電流を発生させるための交番磁場を発生する励磁
コイルと、回転体の内部に配置されており励磁コイルに
より発生する交番磁場を回転体の発熱層に導くコア材
と、を有し、回転体と加圧部材とのニップ部で被記録材
を挟持搬送させることで、被記録材上に形成された未定
着トナーに回転体から熱エネルギーを付与して定着する
画像加熱定着装置において、前記コア材は前記回転体の
回転軸と直交する方向で切った時の断面がコア材の長手
方向に亘ってT字形状になっており、前記励磁コイルは
コア材のT字の垂直部分の長手方向周りに巻かれてお
り、コア材のT字の水平部分の断面積が回転体の回転軸
方向両端部側より中央部のほうが小さいことを特徴とす
る。
の垂直部分及び水平部分で囲まれる領域にこもった熱
を、コア材のT字の水平部分の断面積が小さいことから
放熱することができ、発熱効率の低下を防止することが
できる。
発熱層を有する回転体と、該回転体とニップ部を形成す
る加圧部材とを有し、前記発熱層に磁場を入れることで
渦電流を発生させるための交番磁場を発生させる励磁コ
イルを少なくとも1つ配置し、前記回転体と前記加圧部
材とのニップ部で被記録材を挟持搬送させることで、該
被記録材上に形成された未定着トナーに熱エネルギーを
付与して定着する画像加熱定着装置において、前記回転
体の回転軸と直交する方向で、前記加圧部材と対向して
いない部分の前記励磁コイルのコア材と、前記発熱層と
の間の離間距離を、少なくとも一部が中央部よりも外側
に向かって小さくなるように変化させて構成したことを
特徴とする画像加熱定着装置である。
る方向で、コア材と発熱層との離間距離は中央部の方が
端部側よりも大きくなっているため、中央部の磁束の吸
収効率が、端部側のそれよりも低下し、中央部での昇温
を抑えて定着ニップ部内の温度分布を均一にすることが
出来る。
着装置及びこれを備えた画像形成装置の一例として電子
写真カラープリンタに適用した場合の一実施形態を具体
的に説明する。図1は本発明に係る画像加熱定着装置を
備えた画像形成装置の記録部及び定着部の構成を示す模
式断面説明図、図2は本発明に係る画像加熱定着装置の
構成を示す断面図、図3は回転体内部の励磁コイルとコ
ア材の配置を示す斜視図、図4は回転体の層構造を示す
図、図5は発熱層深さと電磁波強度の関係を示す図、図
6は回転体の他の層構造を示す図、図7は励磁コイルの
温度に対する抵抗値の変化を示す図、図8は励磁コイル
の周波数に対する抵抗値の変化を示す図、図9は本発明
に係る画像加熱定着装置の第1実施形態と比較するため
の一例の構成を示す平面図、図10(a),(b),
(c)は夫々図9のA−A,B−B,C−C断面図、図
11は本発明に係る画像加熱定着装置の第1実施形態の構
成を示す平面図、図12(a),(b),(c)は夫々図
11のA−A,B−B,C−C断面図、図13は第1実施形
態の構成を示す正面図、図14は第1実施形態の他の構成
を示す断面図である。
ァスシリコン感光体等で構成される画像形成手段となる
電子写真感光体ドラムであり、2は該感光体ドラム1に
一様な帯電を行うための帯電ローラである。
号をレーザ光のオン/オフに変換し、感光体ドラム1の
表面に静電潜像を形成するレーザ光学箱である。4はレ
ーザ光であって、5はレーザ光学箱3から出射されたレ
ーザ光4を反射させて感光体ドラム1に導くためのミラ
ーである。
ってトナーを選択的に付着させることで顕像化される。
現像器6はイエローY,マゼンダM,シアンCのカラー
現像器と、ブラックBkの現像器から構成され、一色ず
つ感光体ドラム1上の潜像を現像し、このトナー画像を
中間転写体ドラム7上に順次重ねてカラー画像を得るよ
うになっている。
抗の弾性層と、高抵抗の表層を有するもので、該金属ド
ラムにバイアス電位を与えて感光体ドラム1との電位差
でトナー画像の転写を行うものである。
ーラによって送り出された被記録材Pは、感光体ドラム
1の静電潜像と同期するように搬送手段でもある転写ロ
ーラ8と中間転写体ドラム7との間のニップ部に送り込
まれる。そして、転写ローラ8は被記録材Pの背面から
トナーと逆極性の電荷を供給することで、中間転写体ド
ラム7上のトナー画像を被記録材P上に転写する。
着のトナー画像は、画像加熱定着装置9で加熱及び加圧
されて被記録材P上に永久固着された後、図示しない排
出トレイへと排出される。
残ったトナーや紙粉等は、夫々クリーナ10,11によって
除去され、感光体ドラム1は前述の帯電以降の工程を繰
り返す。
9の構成を詳細に説明する。図において、画像加熱定着
装置9は、被記録材Pの搬送路の下部に配置された加圧
部材となる加圧ローラ12と、該加圧ローラ12に対向して
被記録材Pの搬送路の上部に配置された回転体となる円
筒状の定着フィルム13とを有しており、該定着フィルム
13の内部には二分割された半円筒状のフィルムガイド14
a,14bが配置されている。
図4に示すように、円筒状の導電層でもある発熱層13a
の外表面に弾性層13bを設け、更に該弾性層13bの外表
面に離型層13cを設けてエンドレスフィルムとして成形
される。
14a,14bの外径よりも所定寸法だけ大きく構成されて
おり、定着フィルム13は画像加熱定着装置9本体に対し
て固定されたフィルムガイド14a,14bに対して嵌合す
ると共に、摺動回転可能に構成されている。従って、図
2の矢印a方向に回転駆動される加圧ローラ12に圧接さ
れた定着フィルム13は、固定されたフィルムガイド14
a,14bに対して図2の矢印b方向に加圧ローラ12と一
体的に摺動回転する。
は、該フィルムガイド14aの内部に交番磁場を発生させ
るための耐熱電線で構成される励磁コイル15と、該励磁
コイル15のコア材である高透磁率コア16を所定位置に配
置して支持しており、該励磁コイル15は1列或いは2列
以上巻回されている。
て該定着フィルム13とニップ部Nを形成すると同時に、
図2の矢印a方向に回転駆動され、定着フィルム13をフ
ィルムガイド14a,14bに対して図2の矢印b方向に回
転させて該定着フィルム13の外表面を図2の矢印b方向
に搬送する。また、定着フィルム13は、該定着フィルム
13のガイドの役目も果たすフィルムガイド14a,14bに
よって加圧ローラ12とのニップ部Nへの搬送安定性と、
加圧ローラ12の定着フィルム13への加圧が図られてい
る。
と、該芯金12aの外周に設けられたシリコーンゴム、フ
ッ素ゴム、フッ素樹脂等を被覆した弾性部材12bを有し
て構成される。この加圧ローラ12は図示しない駆動機構
により図2の矢印a方向に回転駆動される。17は加圧ロ
ーラ12の表面温度を測定するためのサーミスタである。
また、必要に応じて加圧ローラ12側から被記録材Pに熱
エネルギーを供給するために加圧ローラ12に発熱手段を
設けても良い。
16はフェライトやパーマロイ等のトランスのコアに用い
られる材料が好ましく。より好ましくは、100[kHz]
以上でも損失の少ないフェライトを用いるのがよい。
接続されており、この励磁回路18は20[kHz] から50
0[kHz] の高周波をスイッチング電源で発生できるよう
になっている。そして、加圧ローラ12と定着フィルム13
で形成されたニップ部Nに未定着トナーt1 を載せた被
記録材Pを通すことで加熱定着を行う。
18によって励磁コイル15に印加される電流で発生する磁
束が高透磁率コア16に導かれて定着フィルム13の発熱部
となる発熱層13aに磁場を入れることで渦電流を発生さ
せる。この渦電流と発熱層13aの固有抵抗によって熱エ
ネルギーであるジュール熱が発生する。
13cを介してニップ部Nを搬送される被記録材Pと該被
記録材P上の未定着トナーt1 を加熱する。ニップ部N
内では未定着トナーt1 を溶融させ、ニップ部Nを通過
後に定着トナーt2 を冷却して永久固着像とする。
た磁界を定着フィルム13の発熱層13aに効率よく吸収さ
せるためには、励磁コイル15及び高透磁率コア16と、定
着フィルム13の発熱層13aとの離隔距離は出来るだけ近
いほうがよい。即ち、高透磁率コア16及び励磁コイル15
と、発熱層13aとの間の距離を出来るだけ近づけたほう
が磁束の吸収効率が高いからである。
フィルム13の発熱層13aとの摺動摩擦にも十分耐え得る
材料が使用される。また、定着フィルム13の内側には潤
滑用のグリスが塗布してあり、円滑な回転を行えるよう
になっている。
13aは金属フィルムからなる発熱層であり、非磁性の金
属でも良いが、より好ましくは磁束の吸収の良いニッケ
ル、鉄、強磁性ステンレス、ニッケル−コバルト合金等
といった強磁性体の金属を用いると良い。また、その厚
みは以下に示す数式で表される表皮深さσより厚く、且
つ200[μm]以下にすることが好ましい。
周波数f[Hz]と、透磁率μと、固有抵抗ρ[Ωm]
を用いて、以下の計算式で表される。
の深さを示しており、これより深いところでは、図5に
示すように、電磁波の強度Eは、表面の{1/e(eは
自然対数の底)}以下になっており、逆に言うと、殆ど
のエネルギーはこの深さまで吸収されている。
の厚さは、1〜100[μm]が良い。発熱層13aの厚
さが1[μm]よりも小さい場合、殆どの電磁エネルギ
ーが吸収しきれないため、効率が悪くなる。また、発熱
層13aの厚さが100[μm]を超えると剛性が高くな
りすぎて屈曲性が悪くなり、回転体として使用するには
現実的でないからである。
ム、フルオロシリコーンゴム等で耐熱性が良く、熱伝導
率が良い材質で構成される。弾性層13bの厚さは、10
〜500[μm]が好ましい。これは定着画像品質を確
保するために必要な厚さである。
等では被記録材P上で比較的大きな面積に亘ってベタ画
像が形成される。この場合、被記録材Pの凹凸或いはト
ナー層の凹凸に加熱面である離型層13cが追従できない
と加熱ムラが発生し、伝熱量が多い部分と少ない部分で
画像に光沢ムラが発生する。即ち、伝熱量が多い部分は
光沢度が高く、伝熱量が少ない部分では光沢度が低くな
る。
[μm]以下では被記録材P或いはトナー層の凹凸に追
従しきれず、画像光沢ムラが発生してしまう。また、弾
性層13bの厚さが1000[μm]以上の場合には、弾
性層13bの熱抵抗が大きくなりクイックスタートを実現
するのが難しくなる。従って、より好ましくは弾性層13
bの厚さは50〜500[μm]が良い。
記録材P或いはトナー層の凹凸に追従しきれず、画像光
沢ムラが発生してしまう。そこで、弾性層13bの硬度と
しては、60°(JIS −A)以下であることが好まし
く、より好ましくは、45°(JIS −A)以下であるこ
とが好ましい。
2×10-3[cal /cm・sec ・deg] が良い。熱伝導率
λが6×10-4[cal /cm・sec ・deg ] よりも小さい
場合には、熱抵抗が大きく、定着フィルム13の表層にお
ける温度上昇が遅くなる。また、熱伝導率λが2×10
-3[cal /cm・sec ・deg ] よりも大きい場合には、硬
度が高くなり過ぎたり、圧縮永久歪みが悪化する。より
好ましくは、熱伝導率λは、8×10-4〜1.5×10
-3[cal /cm・sec ・deg ] が良い。
脂、フルオロシリコーンゴム、フッ素ゴム、シリコーン
ゴム、PFA(テトラフルオロエチレン−パーフルオロ
アルキルビニルエーテル共重合体)、PTFE(ポリテ
トラフルオロエチレン)、FEP(テトラフルオロエチ
レン−ヘキサフルオロプロピレン)等の離型性かつ耐熱
性の良い材料を選択する。
が好ましい。離型層13cの厚さが1[μm]よりも小さ
いと、塗膜の塗りムラで離型性の悪い部分ができたり、
耐久性が不足するといった問題が発生する。また、離型
層13cの厚さが100[μm]を超えると、熱伝導が悪
化するという問題が発生し、特に樹脂系の離型層の場合
は、硬度が高くなり過ぎ、弾性層13bの効果がなくなっ
てしまう。
図6に示すように、定着フィルム13の補強のために、発
熱層13aの内部に断熱層13dを設けても良い。この断熱
層13dの材質としては、フッ素樹脂、ポリイミド樹脂、
ポリアミド樹脂、ポリアミドイミド樹脂、PEEK樹脂
(ポリエーテルエーテルケトン)、PES樹脂(ポリエ
ーテルサルホン)、PPS樹脂(ポリフェニレンサルフ
ァイド)、PFA樹脂、PTFE樹脂、FEP樹脂等の
耐熱樹脂が良い。
1000[μm]が好ましい。断熱層13dの厚さが10
[μm]よりも小さい場合には断熱効果が得られず、ま
た、耐久性も不足する。一方、断熱層13dの厚さが10
00[μm]を超えると、励磁コイル15及び高透磁率コ
ア16から発熱層13aまでの離間距離が大きくなり、磁束
が十分に発熱層13aに吸収されなくなる。
生したジュール熱が定着フィルム13の内側に向かわない
ように断熱できるので、断熱層13dがない場合と比較し
て被記録材P側への熱供給効率が良くなる。これによっ
て、消費電力を抑えることが出来る。
透磁率コア16と定着フィルム13との位置関係を図2及び
図7〜図14を用いて説明する。励磁コイル15及び高透磁
率コア16により発生した磁界によって定着フィルム13の
発熱層13aに発生するジュール熱は、励磁コイル15及び
高透磁率コア16と発熱層13aとの離間距離によって変化
し、該離間距離が近ければ近いほど発熱量が増加する。
出来るだけ近づけた方が磁束の吸収効率が高いのである
が、この距離が10[mm]を超えると、磁束の吸収率が
低下するため、10[mm]以内にするのが良い。また、
発熱層13aと励磁コイル15との間の距離は最小で略0.
5[mm]になるように設定している。これは、フィルム
ガイド14a,14bを成形する時、0.5[mm]未満では
安定した形状が得られないからである。
列に配置した場合について示したが、2列以上で巻線を
巻いても良い。
己発熱する。例えば、励磁コイル15として線径φ=2
[mm](断面積S)、長さL=8[m]の導線(標準軟
銅)を使用した場合、20[℃]における標準軟銅の体
積抵抗率をρ20とすると、以下に示す計算式により、励
磁コイル15の抵抗R20が求められる。
0[A]を流すと、励磁コイル15で発生する自己発熱W
は、以下に示す計算式で求められる。
加が、1[℃]につき6.8×10 -11 [Ωm]とする
と、励磁コイル15がT[℃]における体積抵抗率ρ
T は、以下の計算式で求められる。
熱WT は、以下の計算式で求められる。
抗RT との関係を示す。これを用いて、例えば、180
[℃]における自己発熱W180 は、図7を参照して以下
に示す値になる。
と、表皮効果により電流が流れる有効断面積が減少する
ため、実際の抵抗値は、上記の計算による抵抗値よりも
大きくなる。そこで、周波数に対する抵抗Rの実測値を
図8に示す。一例として、90[kHz]において電流I=
10[A]を流すと、抵抗R90KHz 及び自己発熱W90KH
z は、図8を参照して以下に示す値となる。
閉された空間では無視することが出来ず、例えば、図9
及び図10(a),(b),(c)に示すように、単に、
四角柱状の高透磁率コア16a,16b,16cをT字形状に
組み合わせて配置した構成を取った場合、励磁コイル15
の温度は240[℃]を超えてしまう。
する耐熱線は、220[℃]までの線と比較すると、コ
ストが数倍程度高くなるため、励磁コイル15が高価とな
ってコストアップの要因となる。また、フィルムガイド
14a,14bでは耐熱温度240[℃]以上の材料を選択
するには、種類が少ないばかりか、加工性が劣ったり、
強度が不足したりする。そこで、昇温自体を220
[℃]よりも低く抑える必要がある。
(a),(b),(c)に示すように、加圧ローラ12と
対向し、ニップ部Nを形成する位置で垂直に起立させた
高透磁率コア16aを四角柱形状で構成し、前記高透磁率
コア16aに対して直交すると共に、発熱層13aと閉磁路
を形成する水平に配置した高透磁率コア16b,16cを、
回転体である定着フィルム13の回転軸と直交する方向
(図11の左右方向)に切った時の断面積を中央部よりも
外側に向かって大きくなるように、四角柱の一辺を弓状
に切り欠いて形成して、これ等の高透磁率コア16a,16
b,16cをT字形状に組み合わせて配置して構成したも
のである。
透磁率コア16b,16cとの合わせ部間に形成された切り
欠き19を介して励磁コイル15で発生した熱を放熱できる
ようになっており、励磁コイル15の自己発熱において端
部よりも中央部の方が発熱量が多いため、外側端部に対
して中央部の切り欠き量を大きくしたことで、端部と中
央部の放熱量を均一にして励磁コイル15の昇温を215
[℃]程度に抑えることが出来る。
方向の長さLF と、加圧ローラ12の長尺方向の長さLR
は、定着フィルム13のフィルムエッジで加圧ローラ12に
傷を付けてしまうことを防止するために、{LF >
LR }としている。
ィルム端部を規制して保持するフィルム端部保持部材20
a,20bが取り付けてあり、該フィルム端部保持部材20
a,20bを定着フィルム13に従動回転するように構成し
ても良い。
り、図2の矢印a方向に回転駆動される加圧ローラ12に
よって、該加圧ローラ12に圧接する定着フィルム13を図
2の矢印b方向に回転駆動するように構成しているが、
他の構成として、図14に示すように、定着フィルム13を
駆動ローラ21とテンションローラ22とによって張架され
る回転ベルト状のエンドレスフィルムで構成し、該定着
フィルム13の内部に前述の励磁コイル15及び高透磁率コ
ア16を配置して、定着フィルム13にテンションローラ22
によりテンションをかけて駆動ローラ21によって定着フ
ィルム13を回転駆動することでも良い。
ずに、高画像品質を維持したままクイックスタートが可
能な画像加熱定着装置9を提供することが出来る。
を含有させたトナーを使用したため、画像加熱定着装置
9にオフセット防止のためのオイル塗布機構を設けてい
ないが、低軟化物質を含有させていないトナーを使用し
た場合には、オイル塗布機構を設けても良い。また、定
着ニップ後に冷却部を設けて、冷却分離を行っても良
い。また、低軟化物質を含有させたトナーを使用した場
合にもオイル塗布や冷却分離を行っても良い。
について説明したが、モノクロ或いは1パスマルチカラ
ー画像形成装置に適用しても良い。この場合は、図4に
示した定着フィルム13において、弾性層13bを省略し
て、発熱層13aと離型層13cのみで構成しても良い。ま
た、更に他の構成として、図6に示した定着フィルム13
において、弾性層13bを省略して、断熱層13dと発熱層
13aと離型層13cのみで構成しても良い。
定着装置の第2実施形態について説明する。図15は第2
実施形態のコア材の構成を示す平面図である。尚、前記
第1実施形態と同様に構成されるものは同一の符号を付
して説明を省略する。
第1実施形態の高透磁率コア16b,16cを、分割された
複数のコアを並べて構成した場合の一例を示す。本実施
形態では、コア30a,30b,30c,30dの4種類の大き
さの角柱状コアを図15のように組み合わせて一体化して
配置し、コア30a,30b,30c,30dの被記録材P搬送
方向(図15の左右方向)の幅寸法は、{30a>30b>30
c>30d}の如く構成される。
体である定着フィルム13の回転軸と直交する方向(図15
の左右方向)に切った時の断面積を中央部よりも外側に
向かって段階的に大きくなるように、組み合わせて配置
して構成したものである。
透磁率コア16b,16cとの合わせ部間に形成された切り
欠き31を介して励磁コイル15で発生した熱を放熱できる
ようになっており、前述したと同様に、励磁コイル15の
自己発熱において端部よりも中央部の方が発熱量が多い
ため、外側端部に対して中央部の切り欠き量を大きくし
たことで、端部と中央部の放熱量を均一にして励磁コイ
ル15の昇温を215[℃]程度に抑えることが出来る。
30dの製造時に該コア30a,30b,30c,30dの大きさ
が小さい方が、一つ一つに対して寸法精度を向上させる
ことが出来、また、良品率を向上させることが出来るた
め、コストの低減を図ることが出来る。
を適宜組み合わせて構成しても良く、前記実施形態に限
定されるものではない。
像加熱定着装置の第3実施形態について説明する。図16
は本発明に係る画像加熱定着装置の第3実施形態の構成
を示す平面図、図17(a),(b),(c)は夫々図16
のA−A,B−B,C−C断面図、図18は定着ニップ部
Nの温度分布と、定着フィルムの発熱層の発熱温度分布
と、加圧ローラの放熱温度分布を示す図、図19(a),
(b)及び図20(a),(b)はコア材の他の構成を示
す図である。尚、前記第1実施形態と同様に構成される
ものは同一の符号を付して説明を省略する。
た磁界によって定着フィルム13の発熱層13aに発生する
ジュール熱は、高透磁率コア16b,16cと発熱層13aと
の離間距離によって変化し、その離間距離が小さければ
小さいほど発熱量が増加する。
は、端部に向かって大きくなる。これは、加圧ローラ12
の端部では、中央部と比較して放熱面積が大きくなるた
めである。そこで、定着ニップ部Nにおいて、均一な温
度分布を得るために、定着フィルム13の発熱層13aにお
いて、端部の発熱量を増加させなければならない。
記第1実施形態の高透磁率コア16b,16cの向きを図11
の左右方向に反転させて、回転体となる定着フィルム13
の回転軸と直交する方向で、高透磁率コア16b,16c
と、定着フィルム13の発熱層13aとの間の離間距離d
を、中央部よりも外側に向かって小さくなるように配置
して構成したものである。
と、発熱層13aとの間の離間距離をd A ,dC とし、中
央部での離間距離をdB とすると、{dA =dC <
dB }の関係になるように設定している(図16、図17参
照)。
13aの発熱温度分布と、加圧ローラ12の放熱温度分布
と、定着ニップ部Nの温度分布とを実測した場合の模式
図を図18に示す。図18に示すように、本実施形態の構成
では、定着ニップ部Nにおいて、均一な温度分布を得る
ことが出来る。
16cの両端部(位置A,C)で{d A =dC }とした
が、加圧ローラ12の両端部の形状の違いによる放熱量の
違いに対応させて、{dA >dC }または{dA <
dC }となっても良い。
は、出来るだけ近づけた方が磁束の吸収効率が高いので
あるが、この距離が10[mm] を超えると、磁束の吸収
率が低下するため、10[mm] 以下にするのが良い。
とフィルムガイド14a,14bとの間に形成された切り欠
き32を介して励磁コイル15で発生した熱を放熱できるよ
うになっており、励磁コイル15の自己発熱において端部
よりも中央部の方が発熱量が多いため、外側端部に対し
て中央部の切り欠き量を大きくしたことで、端部と中央
部の放熱量を均一にして励磁コイル15の昇温を215
[℃]程度に抑えることが出来、励磁コイル15の昇温防
止と共に、長手方向の温度分布の均一化を図ることが出
来る。
のように、複数の種類のコアを組み合わせて高透磁率コ
ア16b,16cを構成することも出来る。
内の温度分布を均一にするために、励磁コイル15及び高
透磁率コア16と定着フィルム13の発熱層13aとの距離を
変えたが、定着ニップ部N内の温度分布を積極的に変化
させるために前記各実施形態の構成を利用することも出
来る。
(b)を用いて、高透磁率コア16の他の構成について説
明する。図19(a)は、図16及び図17(a),(b),
(c)に示す高透磁率コア16a,16b,16cを一体で構
成した場合を示す。このように構成した場合でも、前記
実施形態と同様な効果を得ることが出来る。
16b,16cの夫々を分割された複数の種類のコアで構成
すると共に、高透磁率コア16b,16cを異なる形状で構
成し、高透磁率コア16aと、高透磁率コア16b,16cと
の合わせ部間に形成された切り欠き33、34を介して励磁
コイル15で発生した熱を放熱できるようになっており、
更には、回転体となる定着フィルム13の回転軸と直交す
る方向で、高透磁率コア16b,16cと、定着フィルム13
の発熱層13aとの間の離間距離dを、中央部よりも外側
に向かって小さくなるように配置して構成したものであ
る。
ィルム13の回転軸と直交する方向で、高透磁率コア16
b,16cと、定着フィルム13の発熱層13aとの間の離間
距離dを、中央部の一部分16b1,16c1を該中央部よりも
外側に向かって小さくなるように配置して構成したもの
である。
ィルム13の回転軸と直交する方向で、高透磁率コア16
b,16cと、定着フィルム13の発熱層13aとの間の離間
距離dを、中央部よりも外側に向かって小さくなるよう
に配置すると共に、該高透磁率コア16b,16cの外側端
部の角部にカット面16b2,16c2を形成することにより該
角部の一部をカットして構成したものである。この場
合、本実施形態では図20(b)の紙面上下でコアの幅寸
法が等しくなるように構成しているが、これに限定され
るものではなく、必要に応じて、図20(b)の紙面上下
でコアの幅寸法が異なるように構成しても良い。即ち、
例えば、コアの図20(b)の紙面上端部の幅寸法w1 が
下端部の幅寸法w2 よりも小さくなるように構成しても
良い。
紙)領域と該被記録材Pの通過しない領域(非通紙領
域)との間における昇温のバランスをとることができ
る。
紙域では被記録材Pにより定着フィルム13及び加圧ロー
ラ12の熱量が奪われるが、非通紙領域では被記録材Pに
より熱量が奪われないために、非通紙領域では通紙領域
よりも温度が上昇してしまう。
外側からカット部を設けることにより、非通紙領域での
発熱量を減少させ、通紙領域と非通紙領域との昇温のバ
ランスをとることが出来、非通紙領域の昇温を抑制する
ことが出来る。
ム13及び加圧ローラ12のゴム層の熱劣化を防止すること
が出来、耐久寿命の向上を図ることが出来る。
定着装置の第4実施形態について説明する。図21は本発
明に係る画像加熱定着装置の第4実施形態の構成を示す
正面図である。尚、前記第1〜第3実施形態と同様に構
成されるものは同一の符号を付して説明を省略する。
体である定着フィルム13内部で、且つ高透磁率コア16の
上部の空間を定着フィルム13の回転軸方向に風路として
利用し、図示しないファンによりフィルムガイド14a,
14b内の空気を図21の左側から右側方向に吸引するよう
に構成したものである。
することにより、励磁コイル15で発生した熱によって温
められた空気をより効果的に排気することが出来る。こ
のため、励磁コイル15の昇温を更に低く抑えることが出
来、これによって、より大きな電流を励磁コイル15に流
すことが出来、定着フィルム13の発熱層13aにおいて、
より大きな発熱量を得ることが出来る。これは、大きな
熱供給を必要とする高速機において有効な手段となる。
a,14b内の空気を吸引する代わりに、該フィルムガイ
ド14a,14b内に空気を送風することにより励磁コイル
15の昇温を低く抑えるようにすることも出来る。
するので、励磁コイルの昇温を低減させることが出来
る。また、励磁コイルのコア材と回転体(定着フィル
ム)の発熱層との距離を変化させることにより、定着ニ
ップ部内の長手方向に対する温度分布を均一にすること
が出来、被記録材及び該被記録材上に形成された未定着
トナーに均一な熱エネルギーを供給できるので、トナー
のオフセット(剥離)のない良好な定着性を得ることが
出来る。
成装置の記録部及び定着部の構成を示す模式断面説明図
である。
面図である。
斜視図である。
る。
図である。
す図である。
と比較するための一例の構成を示す平面図である。
B−B,C−C断面図である。
の構成を示す平面図である。
B−B,C−C断面図である。
る。
の構成を示す平面図である。
B−B,C−C断面図である。
熱層の発熱温度分布と、加圧ローラの放熱温度分布を示
す図である。
ある。
ある。
の構成を示す正面図である。
箱、4…レーザ光、5…ミラー、6…現像器、7…中間
転写体ドラム、8…転写ローラ、9…画像加熱定着装
置、10,11…クリーナ、12…加圧ローラ、12a…芯金、
12b…弾性部材、13…定着フィルム、13a…発熱層、13
b…弾性層、13c…離型層、13d…断熱層、14a,14b
…フィルムガイド、15…励磁コイル、16,16a,16b,
16c…高透磁率コア、16b1,16c1…一部分、16b2,16c2
…カット面、17…サーミスタ、18…励磁回路、19…切り
欠き、20a,20b…フィルム端部保持部材、21…駆動ロ
ーラ、22…テンションローラ、30a,30b,30c,30d
…コア、31,32,33,34…切り欠き、N…ニップ部、P
…被記録材、t1 ,t2 …トナー
Claims (4)
- 【請求項1】 発熱層を有する回転体と、回転体とニッ
プ部を形成する加圧部材と、回転体の内部に配置されて
おり回転体の発熱層に渦電流を発生させるための交番磁
場を発生する励磁コイルと、回転体の内部に配置されて
おり励磁コイルにより発生する交番磁場を回転体の発熱
層に導くコア材と、を有し、回転体と加圧部材とのニッ
プ部で被記録材を挟持搬送させることで、被記録材上に
形成された未定着トナーに回転体から熱エネルギーを付
与して定着する画像加熱定着装置において、前記コア材は前記回転体の回転軸と直交する方向で切っ
た時の断面がコア材の長手方向に亘ってT字形状になっ
ており、前記励磁コイルはコア材のT字の垂直部分の長
手方向周りに巻かれており、コア材のT字の水平部分の
断面積が回転体の回転軸方向両端部側より中央部のほう
が小さい ことを特徴とする画像加熱定着装置。 - 【請求項2】 前記コア材の外側端部の角部を一部カッ
トして構成したことを特徴とする請求項1に記載の画像
加熱定着装置。 - 【請求項3】 前記コア材は、分割された複数のコアか
らなることを特徴とする請求項1に記載の画像加熱定着
装置。 - 【請求項4】 前記回転体内部の回転軸方向に風路を設
けたことを特徴とする請求項1に記載の画像加熱定着装
置。
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---|---|---|---|
JP33060996A JP3382480B2 (ja) | 1996-12-11 | 1996-12-11 | 画像加熱定着装置及び画像形成装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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JP33060996A JP3382480B2 (ja) | 1996-12-11 | 1996-12-11 | 画像加熱定着装置及び画像形成装置 |
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JPH10171279A JPH10171279A (ja) | 1998-06-26 |
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Family
ID=18234581
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Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
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